JP2009284169A - ヘッドホン - Google Patents

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【課題】低い周波数の外来ノイズに対しても大きな遮断効果を得ることができる密閉型のヘッドホンを得る。
【解決手段】ヘッドホンユニットと5、ヘッドホンユニット5の背面側を覆うハウジング2と、ヘッドホンユニット5の背面側とハウジング2で囲まれた後部気室10と、後部気室10と外部を連通する第1の音響質量部21を備えたヘッドホンであって、ヘッドホンユニット5の内部気室と後部気室10を連通する筒状の第2の音響質量部8が後部気室10に向かい突出して設けられるとともに、ヘッドホンユニット5の内部気室と後部気室10を連通する音響抵抗6が設けられ、第2の音響質量部8と音響抵抗6からなる音響インピーダンスは、後部気室10の音響インピーダンスより高い。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドホンユニットの後ろ側がハウジングなどで覆われた密閉型のヘッドホンに関するもので、後部気室を形成する部材の構成を工夫することにより、低音領域の外来音を有効に遮断することができるとともに、低音領域の音圧レベルを増強することができるようにしたものである。
密閉型ヘッドホンは、外来音が入らない状態で楽音などの目的音を聴取する用途に好適である。したがって、遮音性が高いことが望ましい。しかしながら、完全に密閉されていると、再生される音波の周波数応答と音質に難がある。そこで、再生される音波の周波数応答と音質を改善するために、後部気室と外部とを音響抵抗および音響質量を介して音響的に接続したものがある。
図3は、後部気室と外部とを音響抵抗および音響質量を介して音響的に接続した従来の密閉型ヘッドホンの例を示す。図3において、符号1はバッフル板を示している。バッフル板1は中央部に円形の孔を有していて、この中央部の孔にヘッドホンユニット5が嵌め込まれて固定されている。ヘッドホンユニット5は、ユニットベース51と、ヨーク52と、マグネット53と、ポールピース54と、振動板55と、ボイスコイル56を有してなる。ユニットベース51は中央部に筒状の孔が形成されていて、この孔に扁平な皿状のヨーク52の外周面が嵌合されて固定されている。ヨーク52の内底部にはマグネット53が固定され、マグネット53の前面にはポールピース54が固定されている。ヨーク52の開放端側内周面とポールピース54の外周面との間には円形のギャップが形成されていて、このギャップには、マグネット53から出た磁束からなる磁界が形成されている。
振動板55は、薄膜状の素材からなっていて、センタードーム部とこのセンタードーム部の外周を囲みかつセンタードーム部の外周に続くサブドーム部からなり、サブドーム部の外周縁部がユニットベース51に固着されている。上記センタードーム部とサブドーム部の境界に沿ってボイスコイル56の一端が固着され、ボイスコイル56は上記磁気ギャップに配置されている。ボイスコイル56に楽音信号が入力されると、ボイスコイル56に流れる電流と磁気ギャップ内の磁束とによる電磁力によって、ボイスコイル56がその中心軸線方向に、楽音信号に従って平行移動しながら振動する。ボイスコイル56とともに振動板55が振動し、楽音信号に従った音波を発する。
バッフル板1の前面側すなわちヘッドホンユニット5によって音波が放射される側には、バッフル板1の外周縁部に沿って弾力性および柔軟性を備えたリング状のパッド3が固着されている。ヘッドホンを使用者の側頭部20に装着したとき、パッド3が使用者の耳を囲んで側頭部20に密着するようになっている。バッフル板1の背面側すなわちヘッドホンユニット5の後ろ側には、ハウジング2が固着されている。ハウジング2はカップ形の部材で、外周部に平坦な面からなるフランジ部を有していて、このフランジ部がバッフル板1の背面側外周縁部に固着されている。ハウジング2は、ヘッドホンユニット5を覆い、また、ヘッドホンユニット5との間に適宜の間隔が生ずる深さになっていて、ヘッドホンユニット5の背面側に適宜の容積の後部気室10を形成している。
図3に示す従来例は、再生される音波の周波数応答と音質を改善するために、前述のように、後部気室10と外部とを音響抵抗4および音響質量部を介して音響的に接続している。より具体的には、カップ形ハウジング2の底部に相当する部分には、孔からなる音響端子22が形成され、この音響端子22はハウジング2の内面側に固着された音響抵抗4で塞がれている。外来音は音響抵抗4を通って後部気室10に入ることができる。また、ハウジング2の底部に相当する部分には、後部気室10と外部を連通させる筒型の音響質量部21が形成されている。外来音は音響質量部21を経て後部気室10に入ることもできる。
前記ユニットベース51には、複数の孔が形成されている。ヘッドホンユニット5は、ヨーク52、マグネット53などを含む磁気回路構成部材と、振動板55と、ユニットベース51で囲まれた内部空間を有している。上記ユニットベース51の複数の孔は、ヘッドホンユニット5の上記内部の空気室と後部気室10を連通している。ユニットベース51の上記複数の孔のいくつかは音響抵抗6によって塞がれ、他の孔には音響質量部材7が固定されている。
以上説明したように、ハウジング2に音響質量部21と音響抵抗4を設けて後部気室10と外部とを音響的に接続し、再生音の周波数応答と音質の改善を図っている。ところが、音響質量部21と音響抵抗4を設けたことにより、これら音響質量部21と音響抵抗4を経て外部からの雑音が後部気室10に入り込む。従来の密閉型ヘッドホンは、ヘッドホンユニット5の後部に設けられる音響抵抗4の値と音響質量部7の音響質量が小さいこと、そしてヘッドホンユニット5内部の前記空気室、換言すれば振動板55より内側(背面側)の空気室の容積が例えば2cc程度というように小さいことから、ローパスフィルタとしての効果すなわち低域の音波を逃がす効果がない。そのため、外部から後部気室10に入り込んだ雑音は、ヘッドホンユニット5の振動板55を介して振動板55の前側の前部気室に伝わり、使用者の耳に到達する。特に、上記のように低域の音波を逃がす効果がないため、低い周波数の雑音が耳に到達しやすい。
以上の問題点を、図4、図5に示す等価回路を併せて参照しながら説明する。図3ないし図5において、各回路要素を以下のように定義する。
Pn:外来ノイズ
Ze:耳のインピーダンス
sf:前部(使用者の側頭部で画されるユニット前面側)空間のスティフネス
mo:振動板55の音響質量
so:振動板55のスティフネス
su:ユニット内部気室のスティフネス
mu:ユニット内部気室と後部気室10を連通する音響質量部の音響質量
ru:ユニット内部気室と後部気室10との間に介在する音響抵抗の値
sb:後部気室10のスティフネス
mc:後部気室10と外部をつなぐ音響質量部21の音響質量
rc:後部気室10と外部に介在する音響抵抗4の値
図3に示すように、ユニット内部気室と後部気室10を連通する音響質量部7は、板状のものに小孔を形成した程度のものであってその音響質量muは小さい。したがって、この音響質量muのインピーダンスは低くなる。このインピーダンスが低いと、ユニット内部気室のスティフネスsuがこの等価回路全体に及ぼす効果がなくなり、図5に示すように、上記suは無いものに等しい。よって、後部気室10内に入ってくる外来ノイズPnの音圧が、後部気室10のスティフネスsbから振動板55のインピーダンスmo,soを介して使用者の耳に到達することになる。高い周波数の音であれば、上記音響質量muのインピーダンスが高くなるため、ユニット内部気室のスティフネスsuの効果を得ることができるが、低い周波数の音に対しては、上記のように上記suは無いものに等しい。換言すれば、従来の密閉型ヘッドホンの等価回路によれば、高い周波数でしかフィルタの効果がなく、高い周波数の外来ノイズにつきある程度の遮断効果があるに過ぎない。
本願発明に関連のある技術を開示した特許文献として以下のものがある。特許文献1には、ヘッドホンユニットを取り付けたバッフル板の前面側にクッションを有し、背面側にハウジングに相当するシェル部を有してなり、このシェル部は、いわゆる後部気室と外部を音響的につなぐ音響質量からなる開口部および音響抵抗開口部を備えてなる密閉型ヘッドホンが記載されている。したがって、特許文献1記載の発明は、図3に示す従来例に類似する構成が記載されているものといえる。
特許文献2には、低音領域の音圧を向上させることができるヘッドホンユニットとして、バッフル板と、これより小さいハウジングと、これらの内部に設けられたスピーカユニットを備え、ハウジングの側面とつば部との間に、側面孔とこの側面孔に連通し背面方向がオープンエアで開放されたダクト部が形成されてなるヘッドホンユニットが記載されている。上記ダクトは一種の音響質量部ということができ、よって、特許文献2にも、図3に示す従来例に類似する構成が記載されているものといえる。
特開2006−333483号公報 特開2001−309477号公報
これまで述べてきたように、従来の密閉型ヘッドホンによれば、高い周波数の外来ノイズに対してはある程度の遮断効果があるものの、低い周波数の外来ノイズに対しては遮断効果を期待することができない。
そこで本発明は、低い周波数の外来ノイズに対しても大きな遮断効果を得ることができる密閉型のヘッドホンを提供することを目的とする。
本発明は、ヘッドホンユニットと、このヘッドホンユニットの背面側を覆うハウジングと、ヘッドホンユニットの背面側とハウジングで囲まれた後部気室と、この後部気室と外部を連通する第1の音響質量部を備えたヘッドホンであって、ヘッドホンユニットの内部気室と上記後部気室を連通する筒状の第2の音響質量部が後部気室に向かい突出して設けられるとともに、上記ヘッドホンユニットの内部気室と上記後部気室を連通する音響抵抗が設けられ、上記第2の音響質量部と音響抵抗からなる音響インピーダンスは、上記後部気室の音響インピーダンスより高いことを最も主要な特徴とする。
ヘッドホンユニットの内部気室と上記後部気室を連通する第2の音響質量部と音響抵抗からなる音響インピーダンスが、後部気室の音響インピーダンスより高いことにより、上記第2の音響質量部と音響抵抗からなる音響インピーダンスとユニットの内部気室のスティフネスがローパスフィルタを構成する。したがって、このローパスフィルタと併せて、後部気室のスティフネスでさらにローパスフィルタを構成し、フィルタの段数が増えることになる。第1の音響質量部からなる音響インピーダンスを経て後部空気室に侵入した外部騒音は、上記のようにローパスフィルタの段数が増えることによって、ヘッドホンユニットの振動板に到達しにくくなる。ヘッドホンユニット後部の音響質量と後部気室のスティフネスが共振する周波数を低くなるように設計することは容易であり、これによって低域の周波数応答を改善することができる。
以下、本発明にかかるヘッドホンの実施例を、図1、図2を参照しながら説明する。なお、図1、図2に示す実施例において、前記従来例の構成と同じ構成部分には共通の符号を付した。
図1において、符号1はバッフル板を示している。バッフル板1は中央部に円形の孔を有していて、この中央部の孔にヘッドホンユニット5が嵌め込まれて固定されている。ヘッドホンユニット5は、ユニットベース51と、ヨーク52と、マグネット53と、ポールピース54と、振動板55と、ボイスコイル56を有してなる。ユニットベース51は中央部に筒状の孔が形成されていて、この孔に円形の扁平な皿状のヨーク52の外周面が嵌合されて固定されている。ヨーク52の内底部には円板状のマグネット53が固定され、マグネット53の前面には円板状のポールピース54が固定されている。ヨーク52の開放端側内周面とポールピース54の外周面との間には円筒形のギャップが形成されていて、このギャップを、マグネット53から出た磁束が横切っている。したがって、上記ギャップは磁気ギャップとなっており、ヨーク52、マグネット53、ポールピース54はそれぞれが磁気回路構成部材となっている。このように、ヘッドホンユニット5は、磁気回路構成部材および振動板を保持するユニットベース51を基台として組み立てられていて、ユニットベース51に音響質量部8および音響抵抗6が設けられている。
振動板55は、薄膜状の素材からなっていて、ドーム状のセンタードーム部とこのセンタードーム部の外周を囲みかつセンタードーム部の外周に続く横断面円弧状のサブドーム部からなり、サブドーム部の外周縁部がユニットベース51に固着されている。上記センタードーム部とサブドーム部の境界に沿ってボイスコイル56の一端が固着され、ボイスコイル56は上記磁気ギャップに配置されている。ボイスコイル56に楽音信号が入力されると、ボイスコイル56に流れる電流と磁気ギャップ内の磁束とによる電磁力によって、ボイスコイル56がその中心軸線方向に、楽音信号に従って平行移動しながら振動する。ボイスコイル56とともに振動板55が振動し、楽音信号に従った音波を発する。
バッフル板1の前面側すなわちヘッドホンユニット5によって音波が放射される側(図1において左側)には、バッフル板1の外周縁部に沿って弾力性および柔軟性を備えたリング状のパッド3が固着されている。ヘッドホンを使用者の側頭部20に装着したとき、パッド3が使用者の耳を囲んで側頭部20に密着するようになっている。バッフル板1の背面側すなわちヘッドホンユニット5の後ろ側には、ハウジング2が固着されている。ハウジング2はカップ形の部材で、外周部に平坦な面からなるフランジ部を有していて、このフランジ部がバッフル板1の背面側外周縁部に固着されている。ハウジング2は、ヘッドホンユニット5を覆い、また、ヘッドホンユニット5との間に適宜の間隔が生ずる深さになっていて、ヘッドホンユニット5の背面側に適宜の容積の後部気室10を形成している。
再生される音波の周波数応答と音質を改善するために、後部気室10と外部とを音響抵抗4および音響質量を介して音響的に接続している。より具体的には、カップ形ハウジング2の底部に相当する部分には、孔からなる音響端子22が形成され、この音響端子22はハウジング2の内面側に固着された音響抵抗4で塞がれている。外来音は音響抵抗4を通って後部気室10に入ることができる。また、ハウジング2の底部に相当する部分には、後部気室10と外部を連通させる筒型の音響質量部21が形成されている。外来音は音響質量部21を経て後部気室10に入ることもできる。
前記ユニットベース51には、複数の孔が形成されている。ヘッドホンユニット5は、ヨーク52、マグネット53などを含む磁気回路構成部材と、振動板55と、ユニットベース51で囲まれた内部気室を有している。上記ユニットベース51の複数の孔は、ヘッドホンユニット5の上記内部気室と後部気室10を連通している。ユニットベース51の上記複数の孔のいくつかは音響抵抗6によって塞がれ、他の孔には音響質量部8が設けられている。音響質量部8は所定の長さを有する筒形の部材からなり、この筒形の部材はユニットベース51の背面から後部気室10に向かい突出して設けられている。本明細書では、説明の便宜のために、ハウジング2に設けられている音響質量部21を第1の音響質量部、音響質量部8を第2の音響質量部とする。第1の音響質量部21と第2の音響質量部8は互いに対向することのないように、位置をずらして配置されている。
第1の音響質量部21、第2の音響質量部8はそれぞれ適宜の長さの筒状の部材からなるため、それぞれある程度の音響質量mc,muを持っている。第2の音響質量部8と音響抵抗6からなる音響インピーダンスは、後部気室10の音響インピーダンスより高くなるように設定されている。
図2は、上記実施例の音響的な構成の等価回路を示す。各回路要素は、図4に示した従来例における回路要素と同じであり、また、外観上の回路構成も従来例と変わりがない。しかし、第2の音響質量部8の音響質量muと音響抵抗6の音響抵抗値ruからなる音響インピーダンスは、後部気室10のスティフネスsbからなる音響インピーダンスより高くなるように設定されているため、ユニット内部気室のスティフネスsuが音響インピーダンスとして実質的に作用する。したがって、後部気室10のスティフネスsbとユニット内部気室のスティフネスsuがそれぞれ実質的にローパスフィルタを構成することになり、ローパスフィルタが2段階にわたって構成されているのと実質的に同じとなる。このようにローパスフィルタの段数が増えることにより、外来ノイズはヘッドホンユニット5の振動板55までは到達しにくくなり、ノイズ低減効果が高まる。換言すれば、ヘッドホンユニット5の後部の音響質量すなわち第2の音響質量と後部気室10のスティフネスが共振する周波数を低く設定することができ、これによって低域の周波数応答を改善することができる。さらに換言すれば、低域の周波数の再生音レベルを十分に高く維持しながら、中・高域の外来ノイズを鋭く低減することができる。
第1の音響質量部21は図1に示すように、ハウジング2と一体成形しても良いし、ハウジング2とは別体の部品としてこれをハウジング2に固着しても良い。また、第2の音響質量部8も、図示の例のように別体の部品としてこれをユニットベース51に固着しても良いし、ユニットベース51と一体成形してもよい。
図示の実施例では、ヘッドホンユニット5の内部気室から外部に至るまでに、ローパスフィルタを2段にわたって形成し、これによって上記のような効果を得ているが、ローパスフィルタの段数をさらに増やすことによってより大きな効果を得るようにしても良い。
そのほか、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的範囲を逸脱しない範囲で任意に設計変更可能である。
本発明にかかるヘッドホンの実施例を示す縦断面図である。 上記実施例の音響的な構成要素の等価回路図である。 従来のヘッドホンの例を示す縦断面図である。 上記従来例の音響的な構成要素の等価回路図である。 上記従来例の音響的な構成要素の実質的な等価回路図である。
符号の説明
1 バッフル板
2 ハウジング
3 パッド
4 音響抵抗
5 ヘッドホンユニット
6 音響抵抗
8 第2の音響質量部
10 後部気室
21 第1の音響質量部
22 音響端子
51 ユニットベース
52 ヨーク
53 マグネット
54 ポールピース
55 振動板
56 ボイスコイル

Claims (5)

  1. ヘッドホンユニットと、このヘッドホンユニットの背面側を覆うハウジングと、ヘッドホンユニットの背面側とハウジングで囲まれた後部気室と、この後部気室と外部を連通する第1の音響質量部を備えたヘッドホンであって、
    ヘッドホンユニットの内部気室と上記後部気室を連通する筒状の第2の音響質量部が後部気室に向かい突出して設けられるとともに、上記ヘッドホンユニットの内部気室と上記後部気室を連通する音響抵抗が設けられ、
    上記第2の音響質量部と音響抵抗からなる音響インピーダンスは、上記後部気室の音響インピーダンスより高いことを特徴とするヘッドホン。
  2. ヘッドホンユニットはバッフル板に嵌合されていて、このバッフル板にハウジングが固着されている請求項1記載のヘッドホン。
  3. ヘッドホンユニットは、磁気回路構成部材および振動板を保持するユニットベースを基台として組み立てられていて、上記ユニットベースに第2の音響質量部および音響抵抗が設けられている請求項1記載のヘッドホン。
  4. 第2の音響質量部は、第1の音響質量部との対向位置からずれた位置においてユニットベースに設けられている請求項3記載のヘッドホン。
  5. バッフル板の前面側にはパッドが取り付けられ、パッドは使用者の耳を囲むことができ、使用者の側頭部に接して前部空間を形成する請求項2記載のヘッドホン。
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