JPS6035350Y2 - 水平無指向性コ−ン形スピ−カ - Google Patents
水平無指向性コ−ン形スピ−カInfo
- Publication number
- JPS6035350Y2 JPS6035350Y2 JP7708980U JP7708980U JPS6035350Y2 JP S6035350 Y2 JPS6035350 Y2 JP S6035350Y2 JP 7708980 U JP7708980 U JP 7708980U JP 7708980 U JP7708980 U JP 7708980U JP S6035350 Y2 JPS6035350 Y2 JP S6035350Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cone
- speaker
- shaped
- horizontal omnidirectional
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、水平無指向性コーン形スピーカの改良に関す
るものである。
るものである。
従来、コーン形スピーカを適当な大きさを有するキャビ
ネットに伏せて取り付けると、水平無指向性スピーカと
して動作することが知られている。
ネットに伏せて取り付けると、水平無指向性スピーカと
して動作することが知られている。
ところが、上記のようにして得られた水平無指向性スピ
ーカの高音域の再性特性は不足しており、これを補うた
めに、上記キャビネットの周囲に高音用スピーカを複数
個配置したり、別途に水平無指向性の高音用スピーカを
設けることなどが行なわれていた。
ーカの高音域の再性特性は不足しており、これを補うた
めに、上記キャビネットの周囲に高音用スピーカを複数
個配置したり、別途に水平無指向性の高音用スピーカを
設けることなどが行なわれていた。
このようなことは、スピーカシステムの大型化、コスト
の増大を招き、構成要素が多くなることから製造上の負
担も増大することとなり甚だ不都合であった。
の増大を招き、構成要素が多くなることから製造上の負
担も増大することとなり甚だ不都合であった。
本考案は上記従来の水平無指向性コーン形スーカの欠点
を解消すべくなされたもので、外磁型磁気回路の、プレ
ートとポール間に設けた磁気ギャップに、コーン形振動
板に固定されたボイスコイルを配置し、プレートとバッ
クプレート間に設けた磁気ギャップにリボン形振動板を
配置したコーン形スピーカを所定の大きさのキャビネッ
ト上に伏せて配置し、高低音の両帯域に亘って水平無指
向性となるようにしたスピーカを提供するものである。
を解消すべくなされたもので、外磁型磁気回路の、プレ
ートとポール間に設けた磁気ギャップに、コーン形振動
板に固定されたボイスコイルを配置し、プレートとバッ
クプレート間に設けた磁気ギャップにリボン形振動板を
配置したコーン形スピーカを所定の大きさのキャビネッ
ト上に伏せて配置し、高低音の両帯域に亘って水平無指
向性となるようにしたスピーカを提供するものである。
以下付図について本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案にかかる水平無指向性スピーカに使用す
るコーン形スピーカの一実施例を説明する横断面図で、
１はプレート、２はバックプレート、３は該バックプレ
ート２と一体もしくは別体に設けられたポール、４は上
記バックプレート２とプレート１との間に挟持されたマ
グネットである。
るコーン形スピーカの一実施例を説明する横断面図で、
１はプレート、２はバックプレート、３は該バックプレ
ート２と一体もしくは別体に設けられたポール、４は上
記バックプレート２とプレート１との間に挟持されたマ
グネットである。
上記プレート１とポール３との間の磁気ギャップ５には
ボイスコイル６を介してコーン形振動板７が配置され、
該コーン形振動板７はダンパー１０に支持されている。
ボイスコイル６を介してコーン形振動板７が配置され、
該コーン形振動板７はダンパー１０に支持されている。
プレート１とバックプレート２との間の磁気ギャップ８
にはリボン形振動板９が配置され、該振動板９は略円筒
状に構成され、マグネット４の円周に沿ってこれを取り
巻くようになっており、粘性のある磁性流体のコロイド
溶液などによってサスペンションが施されている。
にはリボン形振動板９が配置され、該振動板９は略円筒
状に構成され、マグネット４の円周に沿ってこれを取り
巻くようになっており、粘性のある磁性流体のコロイド
溶液などによってサスペンションが施されている。
なお１１はスピーカフレームである。上記コーン形振動
板７とリボン形振動板９とは適切な周波数特性を持つよ
うにネットワークを用いて給電される。
板７とリボン形振動板９とは適切な周波数特性を持つよ
うにネットワークを用いて給電される。
コーン形振動板７は通常の振動板と略同様に振動して主
として低音域を分担し、軽量なリボン形振動板９はマグ
ネット４のもれ磁束により振動して主として高音域を分
担する。
として低音域を分担し、軽量なリボン形振動板９はマグ
ネット４のもれ磁束により振動して主として高音域を分
担する。
したがって２ウエイスピーカとして働くこととなる。
第２図は上記のコーン形スピーカをキャビネットに取り
付けて本考案にかかる水平無指向性スピーカを構成した
ものを説明する斜視図で、第１図と同一部分を同一符号
で示す。
付けて本考案にかかる水平無指向性スピーカを構成した
ものを説明する斜視図で、第１図と同一部分を同一符号
で示す。
１２はキャビネットで、該キャビネット１２は密閉形も
しくはバスレフ形に構成されている。
しくはバスレフ形に構成されている。
上記構成において、コーン形振動板７が振動すると、近
くの空気は矢印ａ、ａ・・・の方向に動き、水平方向３
６０°に同一の主として中低音を輻射する。
くの空気は矢印ａ、ａ・・・の方向に動き、水平方向３
６０°に同一の主として中低音を輻射する。
一方リボン形振動板９は水平方向（図中矢印す、ｂ・・
・）３６０°に主として高音を輻射する。
・）３６０°に主として高音を輻射する。
なお、上記リボン形振動板９にホーンを取り付けて更に
効果を良くすることもできる。
効果を良くすることもできる。
本考案にかかる水平無指向性コーン形スピーカは上記の
ような構成としたので、外磁型磁気回路のもれ磁束を積
極的に利用して磁気回路の利用効率を高め、非常にコン
パクトかつ広帯域の水平無指向性コーン形スピーカが得
られるようにしたのでその効果は大きい。
ような構成としたので、外磁型磁気回路のもれ磁束を積
極的に利用して磁気回路の利用効率を高め、非常にコン
パクトかつ広帯域の水平無指向性コーン形スピーカが得
られるようにしたのでその効果は大きい。
第１図は、本考案に使用するコーン形スピーカを説明す
る横断面図、第２図は本考案の一実施例の斜視図である
。
る横断面図、第２図は本考案の一実施例の斜視図である
。
Claims (1)
- 外磁型スピーカにおいて、プレートとポール間の磁気ギ
ャップに、コーン形振動板に固設したボイスコイルを配
設し、かつプレートとバックプレート間の磁気ギャップ
に、リボン形振動板を配設するようにしたコーン形スピ
ーカを所定の大きさのキャビネット上に伏せて取り付け
たことを特徴とする水平無脂向性コーン形スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7708980U JPS6035350Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 水平無指向性コ−ン形スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7708980U JPS6035350Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 水平無指向性コ−ン形スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS572782U JPS572782U (ja) | 1982-01-08 |
| JPS6035350Y2 true JPS6035350Y2 (ja) | 1985-10-21 |
Family
ID=29439690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7708980U Expired JPS6035350Y2 (ja) | 1980-06-03 | 1980-06-03 | 水平無指向性コ−ン形スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6035350Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1325306C (en) * | 1987-12-29 | 1993-12-14 | Pui Kwan Wong | Polymeric polyketone derivatives |
| JP4950213B2 (ja) * | 2006-11-17 | 2012-06-13 | パイオニア株式会社 | スピーカ装置 |
| WO2008059587A1 (fr) * | 2006-11-17 | 2008-05-22 | Pioneer Corporation | Haut-parleur |
| JP5064179B2 (ja) * | 2007-11-14 | 2012-10-31 | パイオニア株式会社 | スピーカ装置 |
-
1980
- 1980-06-03 JP JP7708980U patent/JPS6035350Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS572782U (ja) | 1982-01-08 |
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