JP2766862B2 - ラウドスピーカー - Google Patents

ラウドスピーカー

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JP2766862B2
JP2766862B2 JP1505153A JP50515389A JP2766862B2 JP 2766862 B2 JP2766862 B2 JP 2766862B2 JP 1505153 A JP1505153 A JP 1505153A JP 50515389 A JP50515389 A JP 50515389A JP 2766862 B2 JP2766862 B2 JP 2766862B2
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    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
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  • Liquid Crystal (AREA)
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ラウドスピーカーに関し、かつ特定的に
は、低いおよび高い可聴周波数の再生のために別個のダ
イアフラムが設けられる、複合ラウドスピーカー駆動装
置に関するものである。
いくつかの公知のラウドスピーカーシステムにおいて
は、可聴周波数の帯域の再生のために別個のラウドスピ
ーカー駆動装置が設けられ、たとえば低い周波数帯域に
おける音の再生のためのウーハ装置および高い周波数帯
域における音の再生のためのツィータ装置である。ラウ
ドスピーカー駆動装置のボイスコイルは、適当な帯域に
おける音を表わす電気信号だけが個々のラウドスピーカ
ーのボイスコイルに与えられることを確実にする、適当
なクロスオーバフィルタネットワークを介して、電力増
幅器または他の源の出力に接続される。クロスオーバフ
ィルタの特徴は、低いおよび高い周波数帯域の中間の中
間周波数クロスオーバ帯域においては2つのラウドスピ
ーカー駆動装置の出力は次第に小さくなり、低い周波数
のラウドスピーカー駆動装置の出力は周波数の増加によ
り減少し、また高い周波数のラウドスピーカー駆動装置
の出力は周波数における減少により減少するように整え
られる。いわゆるクロスオーバ周波数においては、低い
および高い周波数のラウドスピーカー、駆動装置は出力
を有し、その出力は等しいが、それらのそれぞれの周波
数帯域内のそれらの出力と比較すれば減少されている。
それぞれのボイスコイルの電気的付勢は、ラウドスピー
カー駆動装置の音の出力は、相対的に整合され、かつ一
緒に2つのラウドスピーカー駆動装置の組合わせの全体
の周波数範囲にわたって実質的に一様の出力を与えるよ
うに調整される。駆動装置の各々から放射される音は、
その装置の見かけの音源または音響中心から発散される
といってもよく、音響中心の位置は、特定の装置の設計
の関数であり、かつ音響測定により決定されてもよい。
別個のラウドスピーカー駆動装置が設けられるときに
は、見かけの音源は、互いから物理的にオフセットされ
る。ラウドスピーカー駆動装置は、通常はそれらが共通
の平面に横たわり、かつバフルの平面において垂直方向
にオフセットされるように、共通のバフルの上に装着さ
れる。ラウドスピーカ駆動装置の軸とほぼ一直線に、か
つ双方の駆動装置の音響中心からほぼ等距離に位置され
た聴取者のためには、2つの駆動装置からの出力の所望
の平衡を獲得することができる。しかしながら、もし聴
取者の位置が等距離の位置から移動されれば、聴取者お
よび2つのラウドスピーカー駆動装置の音響中心の間の
距離は異なっており、かつこのゆえに双方のラウドスピ
ーカーにより生じられた中間周波数帯域における音は、
時間における差異により、2つの駆動装置から聴取者に
より受取られるであろう。この2つの駆動装置から受取
られる音の間の時間差異は、2つの駆動装置から聴取位
置において受取られる音の位相関係における変化を結果
として生ずる。2つの駆動装置からの音は、もはやクロ
スオーバ帯域において意図されるように一緒に付加され
ない。結果として、その生ずる受取られた音のレベル
は、周波数により変化し、かつラウドスピーカーの組合
わせの全体の音の出力は、聴取者に一様でないように思
われるであろう。音の出力における結果として生ずる不
完全さは音に影響を与え、かつステレオ音システムによ
り、音響段階における機器の見かけの位置における明快
さの損失がある。これは、そこにおいて駆動装置の互い
に関するオフセットが音の波長と比較できる、上方の中
間範囲における、たとえば3kHzの領域における音周波数
に関して特に明らかである。3kHzの周波数においては、
波長は、ほぼ4インチまたは100cmである。
2つのラウドスピーカー駆動装置から等距離でない位
置において受取られた音への不所望の影響を克服するた
めの企図において、低いおよび高い周波数のラウドスピ
ーカー駆動装置を1個の複合同軸構成において組合わせ
ることは知られている。複合同軸ラウドスピーカー駆動
装置は、ボイスコイルを介して延在する中央の極を有す
る磁気構成と相互作用するボイスコイルにより駆動され
る、一般的には円錐の低周波数のダイアフラムからな
る。高周波数ダイアフラムは、構成の後部に位置され、
かつこのダイアフラムからの音の出力が、低周波数ダイ
アフラムと相互作用する磁気構成の中央の極を介して同
軸に延在するホーン構成によって、ラウドスピーカー駆
動装置の前部に向けられる。したがって、低い周波数お
よび高い周波数の音の双方は、複合ラウドスピーカー駆
動装置から一般的に前方の方向に向けられる。このラウ
ドスピーカー構成の同軸の形状においては、低いおよび
高い周波数のための見かけの音源の垂直のまたは水平の
オフセットはない。しかしながら、低周波数ダイアフラ
ムはラウドスピーカー装置の前部に位置され、また高周
波数ダイアフラムはラウドスピーカー装置の後部に位置
され、かつこれは、駆動装置の軸の方向における見かけ
の音源の相対的な変位と、高いおよび低い周波数のダイ
アフラムからの音の聴取者への到着における不所望の時
間差異を結果として生ずる。
請求項1に係るラウドスピーカーは、円錐状の低周波
ダイアフラムと、低周波ボイスコイルと、ドーム状の高
周波ダイアフラムと、高周波ボイスコイルと、磁気手段
とを備える。低周波ダイアフラムは、ネックから外側へ
かつ前方へ拡開し、低周波領域の音を発生する。低周波
ボイスコイルは、ボイスコイル巻型上に巻回され、低周
波ダイアフラムのネックに配置される。高周波ダイアフ
ラムは、低周波ダイアフラムのネックに位置付けられ、
高周波領域の音を発生する。高周波ボイスコイルは、高
周波ダイアフラムの周縁に配置される。磁気手段は、低
周波ボイスコイルおよび高周波ボイスコイルがそれぞれ
延在する第1および第2の空隙を有し、第1の空隙に低
周波ボイスコイルに作用する第2の磁束と第2の空隙に
高周波ボイスコイルに作用する第2の磁束とを発生す
る。磁気手段は、第1の磁気構成と、第1の永久磁石と
を含む。第1の永久磁石は、第1の磁気構成中の第1の
磁束経路と第1の空隙とに第1の磁束を発生する。低周
波ダイアフラムおよび高周波ダイアフラムは、クロスオ
ーバー領域でオーバーラップする低周波領域の音および
高周波領域の音を発生するようにされる。磁気手段はさ
らに、第1の磁気構成と分離可能な第2の磁気構成と、
第2の永久磁石とを含む。第2の永久磁石は、第2の磁
気構成中の第2の磁束経路と第2の空隙とに第2の磁束
を発生する。第2の永久磁石はネオジウム鉄ホウ素化合
物からなる。第2の磁気構成はボイスコイル巻型の中に
収容される。低周波ダイアフラムおよび高周波ダイアフ
ラムは音響中心を有する。低周波ダイアフラムおよび高
周波ダイアフラムの音響中心が一致しかつ低周波ダイア
フラムおよび高周波ダイアフラムの指向性がクロスオー
バー領域で一致するように、高周波ダイアフラムが低周
波ダイアフラムに対して位置付けられる。
請求項2に係るラウドスピーカーにおいては、請求項
1の構成に加えて、低周波ダイアフラムがネックから前
方の周縁に向かってフレア角を徐々に増大させながら外
側へ拡開する。
請求項3に係るラウドスピーカーにおいては、請求項
1または2の構成に加えて、低周波ボイスコイルが低周
波ダイアフラムのネックから後方へ離隔される。第2の
磁気構成が低周波ダイアフラムのネックと低周波ボイス
コイルとの中間であってボイスコイル巻型の中に配置さ
れる。
請求項4に係るラウドスピーカーにおいては、請求項
1から3の構成に加えて、第1の磁気構成および低周波
ダイアフラムか第1の製造ユニットを形成する。第2の
磁気構成および高周波ダイアフラムが第1の製造ユニッ
トと分離可能な第2の製造ユニットを形成する。第1の
磁気構成は、中央極片と、非磁性材料からなるロッドと
を含む。中央極片は、軸方向に延在する中央ボアを有す
る。ロッドは、第2の磁気構成を第1の磁気構成に固定
するために中央ボアを通って後方へ延在する。
請求項5に係るラウドスピーカーにおいては、請求項
4の構成に加えて、第2の磁気構成が第1の製造ユニッ
トの中央極片の前方の端面に配置される。
請求項6に係るラウドスピーカーにおいては、請求項
4または5の構成に加えて、高周波ボイスコイルに接続
される導体は中央ボアを通って中央ボアの壁とロッドと
の間に延在する。
この発明の実施例は、可動コイル複合ラウドスピーカ
ー駆動装置の軸を介した断面を示す図面の参照により、
例によって次に述べられるであろう。
図面を参照すると、同軸の低いおよび高い周波数のボ
イスコイルを有する低周波数および高周波数トランスデ
ューサを有する複合ラウドスピーカー駆動装置は、円錐
のバスケットの形状のシャーシ10を含み、それは前部環
状リム11が後部環状部材12に多数のリブ13によって接続
される。後部環状部材12は、環状フランジ14および環状
シート15を有する。フランジ14には、低周波数ラウドス
ピーカー駆動装置のための第1の磁気構成16が固定され
る。磁気構成16は、たとえば亜鉄酸バリウムから形成さ
れてもよい磁気リング17と、外側の極を形成する前部環
状プレート18と、バックプレートおよび内部極20を形成
する部材19とを含む。プレート18、磁気リング17および
部材19は、外部極18および内部極20の間の非磁性空隙に
より中断された磁気通路を与えるように、一緒に保持さ
れる。極は円状であり、かつその間に環状の空隙を形成
する。低周波数トランスデューサまたはラウドスピーカ
ー駆動装置は、一般的に円錐台状のダイアフラム21を含
み、それは、シャーシ10の前部リム11に固定されたたわ
み性囲い22によりそれの前部外側端縁に沿って支持され
る。管状コイル巻型23は、ダイアフラム21の後部端縁に
固定され、かつ磁気構成16における空隙の同軸に延在す
るように配置される。コイル巻型は、コイルが空隙を介
して延在するように巻型の上に位置されたボイスコイル
24を保持する。コイルは、ボイスコイルの通常の行程の
ために、極が常にボイスコイルの長さ内に横たわること
を確実にするように十分な軸の長さのものである。たわ
み性脚部により相互接続された内部および外部リングか
らなる、または環状波形を有るする波形シートからなる
スパイダの形状におけるサスペンション部材25は、コイ
ル巻型23およびシャーシ10の環状シート15の間に固定さ
れ、それは、コイル巻型およびそれによって保持された
ボイスコイルが、ダイアフラム21の音を生ずる行程の間
に磁気構成の極と同中心にかつ極との物理的接続から外
れて維持されることを確実にするためである。バックプ
レートおよび内部極部材19は、高周波数駆動装置27を装
着する目的のためにそれの同軸上に延在するボア26を有
する。
高周波数トランスデューサまたは駆動装置27は、第2
の磁気構成を含み、それはポット28と、円板状の磁石29
と、円板状の内部極30とからなる。ポット28は、コイル
巻型23の内部内に、それと物理的接触を生ずることなし
にはめ合うように寸法決めされた円筒の外部表面を有す
る。ポットには、磁石29を受取るための円状の凹み31お
よび外部極を形成するための環状のリップ32が形成され
る。磁石29の一方の円状の極表面は、凹み31の底部壁と
係合して保持され、かつ円板状の内部極30は磁石の他方
の円状の極表面と係合して保持され、そのため内部極30
の円状の外部周囲は、外部極を形成するリップ32と同軸
にかつそのリップ32内に横たわる。非磁性空隙は、内部
および外部極の間に延在する。スペーサリング33は、ポ
ット28の前部面に固定される。好ましくは、磁石29は、
ネオジム鉄ホウ素から形成され、それは、極の間の空隙
に達成されるべき他の利用可能の磁性材料と比べると非
常に実質的に高められた磁界の強さを許容する。結果と
して、高周波数磁気構成の全体の大きさは、空隙におけ
る必要とされる束のためには、従来より小さくでき、そ
れによって高周波数駆動装置が、低周波数ダイアフラム
21の頂点に直接に隣接した低周波数駆動装置のコイル巻
型内に位置決めされることを許容する。しかしながら、
磁石29は、実質的にネオジム鉄ホウ素のそれと類似した
またはそれより優れた磁気特性を有する他の材料から形
成されてもよいことは、理解されるであろう。高周波数
のドーム形のダイアフラム34は、環状の波型形状の環状
ささえ35を有し、このささえは、その外部周辺において
スペーサリング33に固定される。ドーム形のダイアフラ
ム34には、高周波数ボイスコイル36を保持する円筒のコ
イル巻型が固定され、そのためボイスコイルが磁気構成
の極30および32の間の空隙を介して延在する。
高周波数装置を低周波数装置に関して中央に置くため
に、かつ特定的には高周波数装置が低周波数ボイスコイ
ルの運動と同軸でかつその運動を妨げないことを確実に
するために、好ましくは非磁性材料のロッド37は、ポッ
ト28の後部面に中央に固定され、かつ低周波数磁気構成
のボア26を介して延在する。高周波数駆動装置は、その
間の磁気引力により磁気構成16の極20と係合して保持さ
れがちであるが、バックプレート19の後部に位置決めさ
れたプレート39および端部38の上に螺入されたナット40
における穴を介して延在するロッド37のねじ切りされた
端部38により、構成16に固定される。
低周波数ボイスコイル24への接続は、ボイスコイル24
から外部コネクタ42へ延在するたわみ性導出導体41によ
って与えられる。高周波数ボイスコイル36への接続は、
たわみ性導体43により与えられ、その導体は、ポット30
の外部壁における凹みに沿って、ポット30および内部極
20の間を、かつそこから外部コネクタ(示されない)へ
のボア26を介して延在する。導体がボア26を介して延在
することを許容するために、ロッド37は、それを介して
導体43が延在する環状の空間を残すように、ボア26のそ
れより小さい直径を有する。ロッドがボア26と同軸に横
たわることを確実にするために、示されない手段が磁極
片20およびポット28の間に与えられる。この手段は、磁
極片20に固定され、かつ滑りはめ合い的にロッド37を受
取るための直径の中央の穴を有する、円板でもよい。こ
の円板には、磁極片20およびポット28の間に導体43を通
すための溝を形成してもよい。ロッド37は、円状、六角
形または他の断面のものでもよく、円板の中央にはその
形状に合った孔が形成される。
ボア26のそれより小さい直径のロッド37を利用する代
わりに、もしロッドが六角形の断面のものであれば、そ
の直径は、ロッドが、高周波数駆動装置を低周波数駆動
装置の磁極片20と同軸に位置させるために、ボア26にお
いて滑りははめ合いであるような大きさであってもよ
い。六角形の断面のロッドおよびボア26の壁の面の間の
空間は、導体43のための通路を与える。高周波数駆動装
置を固定するためにプレート39を使用する代わりに、モ
ールディングを使用してもよい。モールディングは、ボ
ア26に入るモールディングの上のボスによって位置され
るであろう。モールディングは、クロスオーバフィルタ
の電子構成要素および複合ラウドスピーカー駆動装置の
ための電気的駆動信号のための端子のような、他の構成
要素のために装着を与えるように形成されてもよい。ロ
ッド37の端部38が外部に螺入されることの代わりに、ロ
ッドの端部は、ねじを受取るためにボアを開けられ、か
つ内部に螺入される。
上に述べられた構成は、高周波数駆動装置が磁極片20
の上のそれの最終静止位置に達するより前に、高周波数
駆動装置が低周波数駆動装置に関して中央に置かれると
いうことにおいて、複合ラウドスピーカー駆動装置の製
造において特に都合がよい。結果として、高周波数装置
は、複合ラウドスピーカー駆動装置の組立の間に低周波
数ボイスコイルを係合することを妨げられる。さらに、
磁気アセンブリのどちらかを減磁することの必要性なし
に装置の任意のサービスが必要とされるとすれば、およ
びそれが必要とされるときには、この構成は、低周波数
駆動装置からの高周波数駆動装置の分解を容易にする。
もし望まれれば、円錐台状の前部表面を有する環状バ
フル44は、ドーム形の高周波数ダイアフラムの方へ低周
波数ダイアフラム21の表面の連続を与えるために、高周
波数駆動装置の前部に固定される。
上に述べられた複合ラウドスピーカー駆動装置の構成
におけるように、高周波数駆動装置が低周波数駆動装置
のダイアフラムのネックにまたはそのネックに隣接して
位置決めされた状態で、高周波数駆動装置の見かけの音
源または音響中心は、低周波数駆動装置の見かけの音源
または音響中心と実質的に一致することは、理解される
であろう。低周波数駆動装置の放射パターンまたは指向
性は、特に低周波数ダイアフラムの形状により決定され
る。高周波数駆動装置が低周波数ダイアフラムのネック
に隣接して位置決めされているため、低周波数駆動装置
の指向性は低周波数ダイアフラムの形状により高周波数
駆動装置の放射パターンまたは指向性を決定する。結果
として、双方の駆動装置が重要な音の出力に寄与する周
波数において、双方の駆動装置は、放射または指向性の
実質的に類似のパターンを有する。結果として、聴取者
により知覚される2つの駆動装置からの相対的な音の寄
与は、聴取者がオフの軸の位置に位置されることによ
り、実質的に影響を及ぼされない。
図面において、低周波数円錐ダイアフラムは、ダイア
フラムのネックからダイアフラムの外部周辺の方へ増加
する拡開角度を有する円錐形状であるとして示される。
しかしながら、ダイアフラムは一様の拡開角度を有する
円錐形状のものでもよいことは、理解されるであろう。
また、低周波数円錐ダイアフラムは、環状の、楕円のま
たは他の所望の断面のものでもよい。
図面において、高周波数ダイアフラムは、ドーム形の
形状のものであるとして示される。そのようなダイアフ
ラムは適当である、なぜならばその音響中心は低周波数
ダイアフラムのそれと密接に一致して容易に位置させる
ことができるからであり、かつそこでは双方の駆動装置
が重要な音の出力を与える周波数範囲においては、それ
の波長に関して小さい大きさは、それ自体により、それ
に本質的に無指向性の音の放射を与え、低周波数ダイア
フラムにより有効な指向性が決定されることを許容する
からである。高周波数ダイアフラムは、代替的にはこれ
らの特徴を与える任意の他の形状のものであってもよい
ことは、理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−128787(JP,U) 実開 昭63−10696(JP,U) 実開 昭60−150893(JP,U) 実開 昭62−156589(JP,U) 実開 昭57−26186(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネックから外側へかつ前方へ拡開し、低周
    波領域の音を発生する円錐状の低周波ダイアフラム(2
    1)と、 ボイスコイル巻型(23)上に巻回され、前記低周波ダイ
    アフラムの前記ネックに配置された低周波ボイスコイル
    (24)と、 前記低周波ダイアフラム(21)の前記ネックに位置付け
    られ、高周波領域の音を発生するドーム状の高周波ダイ
    アフラム(34)と、 前記高周波ダイアフラムの周縁に配置された高周波ボイ
    スコイル(36)と、 前記低周波ボイスコイルおよび前記高周波ボイスコイル
    がそれぞれ延在する第1および第2の空隙を有し、前記
    第1の空隙に前記低周波ボイスコイルに作用する第1の
    磁束と前記第2の空隙に前記高周波ボイスコイルに作用
    する第2の磁束とを発生する磁気手段(17,18,19,20,2
    8,29,30,32)とを備え、 前記磁気手段は、 第1の磁気構成(18,19,20)と、 前記第1の磁気構成中の第1の磁束経路と前記第1の空
    隙とに前記第1の磁束を発生する第1の永久磁石(17)
    とを含み、 前記低周波ダイアフラム(21)および前記高周波ダイア
    フラム(34)は、クロスオーバー領域でオーバーラップ
    する前記低周波領域の音および前記高周波領域の音を発
    生するようにされ、 前記磁気手段はさらに、 前記第1の磁気構成と分離可能な第2の磁気構成(28,3
    0,32)と、 前記第2の磁気構成中の第2の磁束経路と前記第2の空
    隙とに前記第2の磁束を発生する第2の永久磁石(29)
    とを含み、 前記第2の永久磁石(29)はネオジウム鉄ホウ素化合物
    からなり、 前記第2の磁気構成は前記ボイスコイル巻型(23)の中
    に収容され、 前記低周波ダイアフラムおよび前記高周波ダイアフラム
    は音響中心を有し、 前記低周波ダイアフラムおよび前記高周波ダイアフラム
    の音響中心が一致しかつ前記低周波ダイアフラムおよび
    前記高周波ダイアフラムの指向性が前記クロスオーバー
    領域で一致するように、前記高周波ダイアフラムが前記
    低周波ダイアフラムに対して位置付けられる、ラウドス
    ピーカー。
  2. 【請求項2】前記低周波ダイアフラム(21)は前記ネッ
    クから前方の周縁に向かってフレア角を徐々に増大させ
    ながら外側へ拡開する、請求項1に記載のラウドスピー
    カー。
  3. 【請求項3】前記低周波ボイスコイル(24)は前記低周
    波ダイアフラム(21)の前記ネックから後方へ離隔さ
    れ、 前記第2の磁気構成(28,30,32)は前記低周波ダイアフ
    ラム(21)の前記ネックと前記低周波ボイスコイル(2
    4)との中間であって前記ボイスコイル巻型(23)の中
    に配置される、請求項1または2に記載のラウドスピー
    カー。
  4. 【請求項4】前記第1の磁気構成(18,19,20)および前
    記低周波ダイアフラム(21)は第1の製造ユニットを形
    成し、 前記第2の磁気構成(28,30,32)および前記高周波ダイ
    アフラム(34)は前記第1の製造ユニットと分離可能な
    第2の製造ユニットを形成し、 前記第1の磁気構成は、 軸方向に延在する中央ボア(26)を有する中央極片(2
    0)と、 前記第2の磁気構成を前記第1の磁気構成に固定するた
    めに前記中央ボア(26)を通って後方へ延在する非磁性
    材料からなるロッド(37)とを含む、請求項1から3の
    いずれかに記載のラウドスピーカー。
  5. 【請求項5】前記第2の磁気構成(28,30,32)は前記第
    1の製造ユニットの前記中央極片の前方の端面に配置さ
    れる、請求項4に記載のラウドスピーカー。
  6. 【請求項6】前記高周波ボイスコイル(36)に接続され
    る導体(43)は前記中央ボア(26)を通って前記中央ボ
    ア(26)の壁と前記ロッド(37)との間に延在する、請
    求項4または5に記載のラウドスピーカー。
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