JP3426598B2 - 音響出力装置 - Google Patents
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R1/00—Details of transducers, loudspeakers or microphones
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- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/28—Transducer mountings or enclosures modified by provision of mechanical or acoustic impedances, e.g. resonator, damping means
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-
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ステレオオーディオ出力システムに組み込
むことのできる音響出力装置又はスピーカユニットに関
し、ことに高い忠実度又はこれに近い忠実度で音響を再
生しかつ比較的広い分野のステレオ音響を生ずるように
向けられたシステムに組み込むものである。
むことのできる音響出力装置又はスピーカユニットに関
し、ことに高い忠実度又はこれに近い忠実度で音響を再
生しかつ比較的広い分野のステレオ音響を生ずるように
向けられたシステムに組み込むものである。
本発明者等による特許GB−B−2188811号には1対の
第1及び第2のスピーカアセンブリを持つステレオスピ
ーカシステムについて記載してある。各スピーカアセン
ブリは、上下方向に音波を放出するダイヤフラムと、こ
のダイヤフラムの上方に配置されこのダイヤフラムから
の音波を水平面内に反射する音響反射体とを備えてい
る。各スピーカアセンブリのダイヤフラムに向きあう音
響反射体の表面はダイヤフラムに極めて近い円すい頂部
を持つ円すい形である。この音響反射体の円すい面の中
心軸線は、所定の聴取方向に音響強さが優先的に分布し
かつステレオ像の得られる区域を大きくし又は増すよう
に、ダイヤフラムの中心軸からずれている。
第1及び第2のスピーカアセンブリを持つステレオスピ
ーカシステムについて記載してある。各スピーカアセン
ブリは、上下方向に音波を放出するダイヤフラムと、こ
のダイヤフラムの上方に配置されこのダイヤフラムから
の音波を水平面内に反射する音響反射体とを備えてい
る。各スピーカアセンブリのダイヤフラムに向きあう音
響反射体の表面はダイヤフラムに極めて近い円すい頂部
を持つ円すい形である。この音響反射体の円すい面の中
心軸線は、所定の聴取方向に音響強さが優先的に分布し
かつステレオ像の得られる区域を大きくし又は増すよう
に、ダイヤフラムの中心軸からずれている。
一般に円すい形のオーディオミラーを使う別の態様の
音響出力システムはEP−A−0320270号及びEP−A−040
9360号の各明細書に記載してある。
音響出力システムはEP−A−0320270号及びEP−A−040
9360号の各明細書に記載してある。
本発明の一態様では、オーディオミラーと、このオー
ディオミラーの反射面に音響が指向するように配置した
単一の駆動ユニットとを具備して音響が所定方向に向き
を変えるようにし、この駆動ユニットに低い方及び高い
方の周波数について同心の第1及び第2のダイヤフラム
を設けたラウドスピーカユニットを提供するものであ
る。低い方及び高い方の周波数について同心の第1及び
第2のダイヤフラムを持つこのような単一の駆動ユニッ
トは、中間の及び高い可聴周波数(たとえば5KHz以上の
周波数)で比較的集中したすなわち細い音響ビームがオ
ーディオミラーに指向するようにできることがわかっ
た。中間及び高い周波数の音響のこのような比較的集中
したビームはオーディオミラーに指向されると一層再生
しやすい音響分布を生ずるのに使えることがわかった。
この音響分布はオーディオミラーの回折面又は反射面の
形状により制御される。駆動ユニットは、スピーカユニ
ットが使用時に位置する正常な状態に関して、オーディ
オミラー又は音響反射体に音響が下向きに指向するよう
に配置するのがよい。
ディオミラーの反射面に音響が指向するように配置した
単一の駆動ユニットとを具備して音響が所定方向に向き
を変えるようにし、この駆動ユニットに低い方及び高い
方の周波数について同心の第1及び第2のダイヤフラム
を設けたラウドスピーカユニットを提供するものであ
る。低い方及び高い方の周波数について同心の第1及び
第2のダイヤフラムを持つこのような単一の駆動ユニッ
トは、中間の及び高い可聴周波数(たとえば5KHz以上の
周波数)で比較的集中したすなわち細い音響ビームがオ
ーディオミラーに指向するようにできることがわかっ
た。中間及び高い周波数の音響のこのような比較的集中
したビームはオーディオミラーに指向されると一層再生
しやすい音響分布を生ずるのに使えることがわかった。
この音響分布はオーディオミラーの回折面又は反射面の
形状により制御される。駆動ユニットは、スピーカユニ
ットが使用時に位置する正常な状態に関して、オーディ
オミラー又は音響反射体に音響が下向きに指向するよう
に配置するのがよい。
オーディオミラー又は音響反射体は、周波数に依存す
る反射又は回折により第1の方向における又適宜には第
2の直交方向における広くした音響分布を分散させ又は
生ずるように配置する。このミラー又は反射体は、駆動
ユニットに極めて近い位置に円すい頂部を持ち駆動ユニ
ットの方に向く概ね円すい形の表面を持つのがよい。駆
動ユニットの中心は、駆動ユニットから出る音響の方向
を画定するように円すい形の表面の軸からずれていてよ
い。オーディオミラーの反射面に向く同心のダイヤフラ
ムを持つ単一の駆動ユニットに対する前記の要求は、別
のスピーカたとえば音響がオーディオミラーに指向しな
い低音スピーカでよい可能性を除外するものではない。
る反射又は回折により第1の方向における又適宜には第
2の直交方向における広くした音響分布を分散させ又は
生ずるように配置する。このミラー又は反射体は、駆動
ユニットに極めて近い位置に円すい頂部を持ち駆動ユニ
ットの方に向く概ね円すい形の表面を持つのがよい。駆
動ユニットの中心は、駆動ユニットから出る音響の方向
を画定するように円すい形の表面の軸からずれていてよ
い。オーディオミラーの反射面に向く同心のダイヤフラ
ムを持つ単一の駆動ユニットに対する前記の要求は、別
のスピーカたとえば音響がオーディオミラーに指向しな
い低音スピーカでよい可能性を除外するものではない。
駆動ユニットの一形態では、第2のダイヤフラムは第
1ダイヤフラム内に収まるが、この第1ダイヤフラムに
は取付けられていなく、第1及び第2のダイヤフラムは
個別の音声コイルにより互いに無関係に駆動される。し
かし、第2ダイヤフラムは第1ダイヤフラム内に収まり
これに取付け単一の駆動ユニットにより両ダイヤフラム
を振動させるのがより好ましく、第2ダイヤフラムがい
わゆる「非励振(parasitic)ツイータ」として作用す
るようにする。第2ダイヤフラムは前記の5KHzの周波数
で動作するように適宜に配置する。第2ダイヤフラム
は、比較的細いホーン状にするのがよく、オーディオミ
ラーに指向する高周波音響の比較的集中したビームの方
向で役立つ。
1ダイヤフラム内に収まるが、この第1ダイヤフラムに
は取付けられていなく、第1及び第2のダイヤフラムは
個別の音声コイルにより互いに無関係に駆動される。し
かし、第2ダイヤフラムは第1ダイヤフラム内に収まり
これに取付け単一の駆動ユニットにより両ダイヤフラム
を振動させるのがより好ましく、第2ダイヤフラムがい
わゆる「非励振(parasitic)ツイータ」として作用す
るようにする。第2ダイヤフラムは前記の5KHzの周波数
で動作するように適宜に配置する。第2ダイヤフラム
は、比較的細いホーン状にするのがよく、オーディオミ
ラーに指向する高周波音響の比較的集中したビームの方
向で役立つ。
一形態では、第2ダイヤフラムはその内端部及び外端
部で輪郭が円形である。第1ダイヤフラムもその内外端
部で輪郭が円形である。別の形態では、第2ダイヤフラ
ムは少なくともその外端部でだ円形であり、この場合第
1ダイヤフラムも少なくともその外端部がだ円形であ
る。第1ダイヤフラム又は両ダイヤフラムがだ円形であ
るときは、それらの長軸は、駆動ユニットの中心とオー
ディオミラーの軸線とを結合する直線に概ね直角で向け
られるのがよい。この方法を選択する理由は、だ円スピ
ーカではこのスピーカの長軸の方向に沿って放出される
音響の分布が比較的狭く又スピーカの短軸に沿って放出
される音響の分布が比較的広く、従ってスピーカの選定
した位置が広い音場を与えるからである。
部で輪郭が円形である。第1ダイヤフラムもその内外端
部で輪郭が円形である。別の形態では、第2ダイヤフラ
ムは少なくともその外端部でだ円形であり、この場合第
1ダイヤフラムも少なくともその外端部がだ円形であ
る。第1ダイヤフラム又は両ダイヤフラムがだ円形であ
るときは、それらの長軸は、駆動ユニットの中心とオー
ディオミラーの軸線とを結合する直線に概ね直角で向け
られるのがよい。この方法を選択する理由は、だ円スピ
ーカではこのスピーカの長軸の方向に沿って放出される
音響の分布が比較的狭く又スピーカの短軸に沿って放出
される音響の分布が比較的広く、従ってスピーカの選定
した位置が広い音場を与えるからである。
ラウドスピーカユニットの一形態では、音響がオーデ
ィオミラーの反射面に指向する単一の駆動ユニットがあ
り、他のスピーカはない。この形態のラウドスピーカで
は、駆動ユニット又はスピーカは、ヘルムホルツ共鳴器
を形成する開口を除いて閉じたハウジング内に納めるの
が有利である。この開口は、組込みの低音リフトの要素
を形成するように所要の共鳴周波数、適宜には約50ない
し60Hzたとえば約55Hzを生ずるように長さを調整した管
形状を持つ。このスピーカ又は駆動ユニットのダイヤフ
ラムの反対側のハウジング領域は、ハウジング内の平ら
な表面の存在によって生ずる共鳴を最少にするようにド
ーム形にするのが有利である。オーディオミラーの反射
面に向き合わない別個の低音スピーカがある場合、第2
の形態のラウドスピーカユニットでは、駆動ユニット又
はスピーカはなるべく同様なドーム状形状を持ち無限バ
ッフルエンクロージャーとして作用する閉じたハウジン
グ内に納めるのが有利である。
ィオミラーの反射面に指向する単一の駆動ユニットがあ
り、他のスピーカはない。この形態のラウドスピーカで
は、駆動ユニット又はスピーカは、ヘルムホルツ共鳴器
を形成する開口を除いて閉じたハウジング内に納めるの
が有利である。この開口は、組込みの低音リフトの要素
を形成するように所要の共鳴周波数、適宜には約50ない
し60Hzたとえば約55Hzを生ずるように長さを調整した管
形状を持つ。このスピーカ又は駆動ユニットのダイヤフ
ラムの反対側のハウジング領域は、ハウジング内の平ら
な表面の存在によって生ずる共鳴を最少にするようにド
ーム形にするのが有利である。オーディオミラーの反射
面に向き合わない別個の低音スピーカがある場合、第2
の形態のラウドスピーカユニットでは、駆動ユニット又
はスピーカはなるべく同様なドーム状形状を持ち無限バ
ッフルエンクロージャーとして作用する閉じたハウジン
グ内に納めるのが有利である。
別個の低音スピーカを設けた本発明の形態では、オー
ディオミラーに向き合う単一の駆動ユニットは、中間範
囲の及び高い周波数の音響を再生するように構成され、
そして低音周波数用の駆動ユニットをハウジング内に単
一駆動ユニットから音響ミラーの反対側に設けてある。
単一駆動ユニット及び低音駆動ユニットは、適当な分割
周波数たとえば約160ないし170Hzを持つネットワークに
より音源に接続してある。低音スピーカは、オーディオ
ミラーのすぐ下側に収まり、かつヘルムホルツ共鳴器を
画定する開口又は各開口を除き閉じたハウジング内に取
付ければよい。低音スピーカ用のヘルムホルツ共鳴器を
形成する開口又は各開口は使用時のユニットの正常な位
置に関して下方に向けられ、音響がユニットの位置する
床又は台の表面から反射する。このようにして、開口又
は各開口が床又は台に隣接してあると、床の反射が「第
1境界助力(first boundary assitance)」の現象によ
り出力に約3dbを加えることができる。低音スピーカ
は、なるべくは円形又はその他のなめらかに湾曲した側
壁を持つハウジング内に入れてある。
ディオミラーに向き合う単一の駆動ユニットは、中間範
囲の及び高い周波数の音響を再生するように構成され、
そして低音周波数用の駆動ユニットをハウジング内に単
一駆動ユニットから音響ミラーの反対側に設けてある。
単一駆動ユニット及び低音駆動ユニットは、適当な分割
周波数たとえば約160ないし170Hzを持つネットワークに
より音源に接続してある。低音スピーカは、オーディオ
ミラーのすぐ下側に収まり、かつヘルムホルツ共鳴器を
画定する開口又は各開口を除き閉じたハウジング内に取
付ければよい。低音スピーカ用のヘルムホルツ共鳴器を
形成する開口又は各開口は使用時のユニットの正常な位
置に関して下方に向けられ、音響がユニットの位置する
床又は台の表面から反射する。このようにして、開口又
は各開口が床又は台に隣接してあると、床の反射が「第
1境界助力(first boundary assitance)」の現象によ
り出力に約3dbを加えることができる。低音スピーカ
は、なるべくは円形又はその他のなめらかに湾曲した側
壁を持つハウジング内に入れてある。
単一駆動ユニットからの音響がこの駆動ユニットに対
向しこの駆動ユニットに最も近い円すい頂部を持つ概ね
円すい形の反射面を備えたオーディオミラーに指向する
スピーカ単位から放射された音響の極分布を本発明者は
計測した。この場合前記駆動ユニットの中心は、そのユ
ニットから出る音響に対し所定の方向を定めるように円
すい面の軸線からずれている。本発明者は、高い方の範
囲の周波数たとえば15ないし20KHzの周波数で所期の聴
取方向に放出される音響強さに低下のあることが分っ
た。この問題は本発明の別の態様によれば、ツイータと
このツイータからの音響経路内に配置したオーディオミ
ラーとを備え反射音響を所定の聴取方向に放射させるよ
うにしたスピーカアセンブリを設けることにより解決さ
れる。この場合、ツイータとミラーとの間に配置され高
周波音響をツイータからミラーに指向させる手段を設け
てある。
向しこの駆動ユニットに最も近い円すい頂部を持つ概ね
円すい形の反射面を備えたオーディオミラーに指向する
スピーカ単位から放射された音響の極分布を本発明者は
計測した。この場合前記駆動ユニットの中心は、そのユ
ニットから出る音響に対し所定の方向を定めるように円
すい面の軸線からずれている。本発明者は、高い方の範
囲の周波数たとえば15ないし20KHzの周波数で所期の聴
取方向に放出される音響強さに低下のあることが分っ
た。この問題は本発明の別の態様によれば、ツイータと
このツイータからの音響経路内に配置したオーディオミ
ラーとを備え反射音響を所定の聴取方向に放射させるよ
うにしたスピーカアセンブリを設けることにより解決さ
れる。この場合、ツイータとミラーとの間に配置され高
周波音響をツイータからミラーに指向させる手段を設け
てある。
この音響指向手段は、ツイータとミラーとの間に配置
された1つ又は複数の羽根の形態そして形成してよい。
これ等の羽根はミラーの表面の方に向く。所期の聴取方
向における高周波音響の低下の問題は、いわゆる非励振
ツイータのある、すなわち同心の第1及び第2のダイヤ
フラムのあるスピーカアセンブリに関して認められる。
この場合、第2ダイヤフラムは、ホーン状で第1ダイヤ
フラムに取付けられこの第1ダイヤフラムと共に振動す
る。第2ダイヤフラムは比較的集中した音響ビームを音
響ミラーに指向させる作用をする。
された1つ又は複数の羽根の形態そして形成してよい。
これ等の羽根はミラーの表面の方に向く。所期の聴取方
向における高周波音響の低下の問題は、いわゆる非励振
ツイータのある、すなわち同心の第1及び第2のダイヤ
フラムのあるスピーカアセンブリに関して認められる。
この場合、第2ダイヤフラムは、ホーン状で第1ダイヤ
フラムに取付けられこの第1ダイヤフラムと共に振動す
る。第2ダイヤフラムは比較的集中した音響ビームを音
響ミラーに指向させる作用をする。
美観の見地からも音質の見地からも、所定の聴取方向
に突出した支柱のないほうが望ましい。このために音響
ミラーとスピーカ又は駆動ユニットが取付けられたハウ
ジングとの間に延びる各支柱は音響ミラーの軸線に対し
駆動ユニットの反対側にある。従って、ハウジングは音
響ミラーの上方に又はその反対に片持ちはり状に支えら
れるが、逆に、このような片持ちはり支持構造で比較的
大きくなければならない支柱が音質に干渉することをい
かに防止するかの問題が生ずる。
に突出した支柱のないほうが望ましい。このために音響
ミラーとスピーカ又は駆動ユニットが取付けられたハウ
ジングとの間に延びる各支柱は音響ミラーの軸線に対し
駆動ユニットの反対側にある。従って、ハウジングは音
響ミラーの上方に又はその反対に片持ちはり状に支えら
れるが、逆に、このような片持ちはり支持構造で比較的
大きくなければならない支柱が音質に干渉することをい
かに防止するかの問題が生ずる。
この問題は、本発明の別の好適とする特徴によれば、
幅より長さが大きくそれぞれ長手方向でスピーカ又は駆
動ユニットの軸線の方に向き又はこの軸線に面する支柱
を設けることにより解決される。各支柱は駆動ユニット
の軸線の方に向いた湾曲端部に通ずるまっすぐな側部を
持ち、この支柱の各側部が駆動ユニットの軸線の方向に
半径方向に収束するのが有利である。各支柱の互いに対
向する側部又はその他の末端は、駆動ユニットの軸線で
5ないし10゜たとえば約75゜の角度に対するのがよい。
単一の支柱でもよいが2つの支柱を設けるのがよい。2
つ以上の支柱を設けることはあまり好ましくない。2つ
の支柱が存在する場合には中間線又は中心線の間隔で測
った角度間隔は40ないし60゜の範囲たとえば50゜にする
のがよい。スピーカ又は駆動ユニットがヘルムホルツ共
鳴器用開口を持つ場合には、この開口は各支柱間に位置
させスピーカの使用時に認められないようにするのがよ
い。
幅より長さが大きくそれぞれ長手方向でスピーカ又は駆
動ユニットの軸線の方に向き又はこの軸線に面する支柱
を設けることにより解決される。各支柱は駆動ユニット
の軸線の方に向いた湾曲端部に通ずるまっすぐな側部を
持ち、この支柱の各側部が駆動ユニットの軸線の方向に
半径方向に収束するのが有利である。各支柱の互いに対
向する側部又はその他の末端は、駆動ユニットの軸線で
5ないし10゜たとえば約75゜の角度に対するのがよい。
単一の支柱でもよいが2つの支柱を設けるのがよい。2
つ以上の支柱を設けることはあまり好ましくない。2つ
の支柱が存在する場合には中間線又は中心線の間隔で測
った角度間隔は40ないし60゜の範囲たとえば50゜にする
のがよい。スピーカ又は駆動ユニットがヘルムホルツ共
鳴器用開口を持つ場合には、この開口は各支柱間に位置
させスピーカの使用時に認められないようにするのがよ
い。
本発明の種々の実施例を以下添付図面により詳細に説
明する。
明する。
第1図は本発明スピーカの第1の実施例の展開斜視図
である。
である。
第2図は第1図のスピーカの上下方向断面図である。
第3図は音響ミラー、スピーカユニット及び支柱の相
対位置を示す、スピーカを図解する平面図である。
対位置を示す、スピーカを図解する平面図である。
第4図はスピーカ又は駆動ユニットの部分断面図であ
る。
る。
第5図はスピーカの特性に関連する入信号を調整する
イコライザの回路図である。
イコライザの回路図である。
第6図及び第7図は本発明のスピーカユニットの第2
の実施例のそれぞれ正面図及び平面図である。
の実施例のそれぞれ正面図及び平面図である。
第8図は本発明のスピーカユニットの第3の実施例の
上下方向断面図である。
上下方向断面図である。
第9図は第8図のスピーカに使う分割ネットワークの
配線図である。
配線図である。
第10図は本発明のスピーカアセンブリの第4の実施例
の一部を断面にして示す側面図である。
の一部を断面にして示す側面図である。
第11a図〜第11f図は、高周波音響を音響ミラーに差向
けるのにツイータと音響ミラーとの間に設ける手段によ
らないで種々の周波数で音響ミラーにより概ね水平面の
レベルで測った放射音響強さの極分布の線図である。
けるのにツイータと音響ミラーとの間に設ける手段によ
らないで種々の周波数で音響ミラーにより概ね水平面の
レベルで測った放射音響強さの極分布の線図である。
第12図は高周波音を音響ミラーに達することができな
くする機構を示すスピーカ及び音響ミラーの一部の線図
である。
くする機構を示すスピーカ及び音響ミラーの一部の線図
である。
第13図はツイータ及びその下側で支えられた音響向き
変え部材の下面図である。
変え部材の下面図である。
第14図は本発明のスピーカアセンブリの音響ミラーか
ら放出する高周波音の角度による強度分布を示す線図で
ある。
ら放出する高周波音の角度による強度分布を示す線図で
ある。
各図面ではステレオ音響再生システムの一部として家
庭の居間又は類似の環境で本棚で又は台で使うようにし
たラウドスピーカは、約300mmの全高さと約255mmの直径
とを持ち平面図で見ると円形である。このスピーカは、
音響ミラー14の一部を形成しミラー14から立上がる支柱
16により音響ミラー14の上方に片持ちはり状に支えたス
ピーカハウジング10を備えている。ハウジング10は駆動
ユニット18を収容し、この駆動ユニット18の音響は軸線
方向に音響ミラー14へ指向し、この音はミラー14から聴
取者に向かい高周波の反射及び低周波の回折により指向
する。中間範囲の周波数も音響はこれ等の2つの機構の
組合せにより聴取者に指向する。駆動ユニット18からの
音響はこの実施例では上下方向下方に音響ミラー14に進
む。この方向は音響ミラーの位置する底板50から垂下す
る脚により定まる。
庭の居間又は類似の環境で本棚で又は台で使うようにし
たラウドスピーカは、約300mmの全高さと約255mmの直径
とを持ち平面図で見ると円形である。このスピーカは、
音響ミラー14の一部を形成しミラー14から立上がる支柱
16により音響ミラー14の上方に片持ちはり状に支えたス
ピーカハウジング10を備えている。ハウジング10は駆動
ユニット18を収容し、この駆動ユニット18の音響は軸線
方向に音響ミラー14へ指向し、この音はミラー14から聴
取者に向かい高周波の反射及び低周波の回折により指向
する。中間範囲の周波数も音響はこれ等の2つの機構の
組合せにより聴取者に指向する。駆動ユニット18からの
音響はこの実施例では上下方向下方に音響ミラー14に進
む。この方向は音響ミラーの位置する底板50から垂下す
る脚により定まる。
ハウジング10は、Oリングシール24により相互に密封
されたドーム形頂部カバー20及び開口のある下部板22を
備えている。ドーム形カバー20はABS又はその他のプラ
スチック材の成形品であり、板22は亜鉛合金から成る。
Oリングシール24の機能は、これ等の2種の材料間の膨
脹特性の差に適応し又ドーム形カバー20の下方に形成さ
れた内部空洞26に対する空気シールを形成することであ
る。スピーカの外観の向上を別とすれば、半円形ドーム
形頂部カバー20の使用は、ハウジング10内で望ましくな
い音響反射を生ずる扁平な表面の存在を最少にする。板
22には聴取者の向く方向に28に開口が形成され、ねじ又
はその他の適当な手段により取付ける駆動ユニット18を
受入れ、そして板22には開口28に対し半径方向の反対の
位置に第2の開口30を形成してある。口管32が開口30に
はまり空洞26内に延びている。ドーム形カバー20及び下
部板22は帯状片34により相互に保持されている。駆動ユ
ニット18の後方で空洞26内の吸収体36の占める空間は、
口管32に隣接する自由空間38に通ずる。管32の長さは、
駆動ユニット18及びハウジング10の特性に関して調整さ
れ正確な音響負荷を生じ55Hzの共鳴周波数を持つ音響フ
ィルタを形成する。ヘルムホルツ共鳴器として作用する
共鳴空洞の作用はラウドスピーカの効率を低周波数で増
すことである。駆動ユニット18の後面からの低周波音響
は、口管32から全方向的に存在し駆動ユニット18の前面
から来る音響に加わる。口管32の位置は、臨界的ではな
くて、この場合、板22の中心に関して開口28の正反対に
対の支柱18、18間に位置させるのが有利である。
されたドーム形頂部カバー20及び開口のある下部板22を
備えている。ドーム形カバー20はABS又はその他のプラ
スチック材の成形品であり、板22は亜鉛合金から成る。
Oリングシール24の機能は、これ等の2種の材料間の膨
脹特性の差に適応し又ドーム形カバー20の下方に形成さ
れた内部空洞26に対する空気シールを形成することであ
る。スピーカの外観の向上を別とすれば、半円形ドーム
形頂部カバー20の使用は、ハウジング10内で望ましくな
い音響反射を生ずる扁平な表面の存在を最少にする。板
22には聴取者の向く方向に28に開口が形成され、ねじ又
はその他の適当な手段により取付ける駆動ユニット18を
受入れ、そして板22には開口28に対し半径方向の反対の
位置に第2の開口30を形成してある。口管32が開口30に
はまり空洞26内に延びている。ドーム形カバー20及び下
部板22は帯状片34により相互に保持されている。駆動ユ
ニット18の後方で空洞26内の吸収体36の占める空間は、
口管32に隣接する自由空間38に通ずる。管32の長さは、
駆動ユニット18及びハウジング10の特性に関して調整さ
れ正確な音響負荷を生じ55Hzの共鳴周波数を持つ音響フ
ィルタを形成する。ヘルムホルツ共鳴器として作用する
共鳴空洞の作用はラウドスピーカの効率を低周波数で増
すことである。駆動ユニット18の後面からの低周波音響
は、口管32から全方向的に存在し駆動ユニット18の前面
から来る音響に加わる。口管32の位置は、臨界的ではな
くて、この場合、板22の中心に関して開口28の正反対に
対の支柱18、18間に位置させるのが有利である。
駆動ユニット18は、第4図に詳細に示されモータユニ
ット44及び二重ダイヤフラム構造を持つ。この二重ダイ
ヤフラム構造では、低周波及び中間周波で有効な主ダイ
ヤフラム46と、このダイヤフラム46に取付けられダイヤ
フラム46内に収まるホーン状の非励振ツイータ48とがあ
る。主ダイヤフラム46及び非励振ツイータ48は、互いに
同心で普通の構造である。非励振ツイータ48は約5KHzで
有効になる。主ダイヤフラム46の外径は90mmであり、非
励振ツイータ48の外径は48mmである。
ット44及び二重ダイヤフラム構造を持つ。この二重ダイ
ヤフラム構造では、低周波及び中間周波で有効な主ダイ
ヤフラム46と、このダイヤフラム46に取付けられダイヤ
フラム46内に収まるホーン状の非励振ツイータ48とがあ
る。主ダイヤフラム46及び非励振ツイータ48は、互いに
同心で普通の構造である。非励振ツイータ48は約5KHzで
有効になる。主ダイヤフラム46の外径は90mmであり、非
励振ツイータ48の外径は48mmである。
音響ミラー14は、本スピーカに対する台を形成し、直
径が約250mm、全高さが約100mmである。音響ミラー14
は、中空で内部空間を仕切る。この内部空間は、再生し
ようとする信号を受ける端子フイッティング52とイコラ
イザネットワーク54とを受入れる底板50により閉じてあ
る。音響ミラー14の頂部56は、平面図で見ると図示のよ
うに駆動ユニット18の線部にほぼ位置し音響が音響ミラ
ーの一方の側に優先的に指向するようにする。
径が約250mm、全高さが約100mmである。音響ミラー14
は、中空で内部空間を仕切る。この内部空間は、再生し
ようとする信号を受ける端子フイッティング52とイコラ
イザネットワーク54とを受入れる底板50により閉じてあ
る。音響ミラー14の頂部56は、平面図で見ると図示のよ
うに駆動ユニット18の線部にほぼ位置し音響が音響ミラ
ーの一方の側に優先的に指向するようにする。
音響ミラーは、頂部56に隣接する直線領域と390〜410
mmの公称半径を持つ凹状下部領域とを持つ片持ちはり形
の回転体であり音響を拡散して少なくとも高周波で音響
ミラー14の軸線に平行な方向に+25ないし−5゜の角度
で広がる音響ビームを生ずる。この音響ビームは又音響
ミラー14の軸線に直交する平面で約110゜の角度分布を
持つ。得られる音響強さは可聴周波数の範囲内で半径方
向及び軸線方向又は水平方向及び上下方向のこの分布を
通じて満足の得られる聴取及び有用なステレオ効果を与
えるのに十分なだけ安定している。可聴範囲にわたる周
波数は分布音響内に存在する。上述の有利な音響分布は
単一の駆動ユニットの組み合わせから生じ、この駆動ユ
ニットは、少なくとも高周波において比較的狭いビーム
で音響を音響ミラーに対し、音響が優先的な聴取方向へ
分布させられる音響ミラーと駆動ユニットとの間がずれ
た関係で、指向させる。
mmの公称半径を持つ凹状下部領域とを持つ片持ちはり形
の回転体であり音響を拡散して少なくとも高周波で音響
ミラー14の軸線に平行な方向に+25ないし−5゜の角度
で広がる音響ビームを生ずる。この音響ビームは又音響
ミラー14の軸線に直交する平面で約110゜の角度分布を
持つ。得られる音響強さは可聴周波数の範囲内で半径方
向及び軸線方向又は水平方向及び上下方向のこの分布を
通じて満足の得られる聴取及び有用なステレオ効果を与
えるのに十分なだけ安定している。可聴範囲にわたる周
波数は分布音響内に存在する。上述の有利な音響分布は
単一の駆動ユニットの組み合わせから生じ、この駆動ユ
ニットは、少なくとも高周波において比較的狭いビーム
で音響を音響ミラーに対し、音響が優先的な聴取方向へ
分布させられる音響ミラーと駆動ユニットとの間がずれ
た関係で、指向させる。
駆動ユニット又はラウドスピーカ18は、低周波、中間
範囲及び高周波の音響を音響ミラー14へ指向させる。最
低の周波数すなわち200Hz以下の周波数の音響は全方向
に放出する。音響ミラー14の唯一の効果はほぼホーンと
して作用することである。200Hz〜1KHzの周波数ではミ
ラー14は音響を変性させるが、これは散乱によると考え
られる。音圧レベルに得られる調整により、スピーカユ
ニットによって生ずる音響パターンを調整して音の調子
を弱め好適な極指向性が得られる。ステレオ像の知覚の
見地から重要であると考えられる1〜5KHzの周波数の転
移範囲では、ミラー14からの音響の方向は、周波数の増
加に伴い次第に指向性を持つようになる。5KHz以上の周
波数では駆動ユニット18からの音響は、一般に幾何学的
音響学により予知されるように音響ミラー14から反射す
る。ミラー14の曲がりは、音響の所望の広がりが得られ
るように水平及び上下の両方向に凸にすることができ、
又は図示のようにこの曲がりは水平方向では凸であり上
下方向の輪郭では凹であるのがよい。非励振ツイータ48
が動作し始める高い方の周波数範囲すなわち5KHz以上で
は駆動ユニット18は、音響ミラー14の反射面に、向ける
比較的細い音響ビームを生ずる。細いビームを生ずる傾
向の聴覚の上限に近づくに伴い次第に著しくなる。この
細いビームは、周波数の増加に伴い駆動ユニット18から
ミラー14へのビームの方向が、次第に正確になることを
考慮して、音響ミラー14により極めて有効に広がること
が実際上分った。ラウドスピーカからの音響分布の予知
性は、音響がミラー14、ツイータ及び同心の主ダイヤフ
ラムに放射される単一の有効信号源だけしかないから増
大する。
範囲及び高周波の音響を音響ミラー14へ指向させる。最
低の周波数すなわち200Hz以下の周波数の音響は全方向
に放出する。音響ミラー14の唯一の効果はほぼホーンと
して作用することである。200Hz〜1KHzの周波数ではミ
ラー14は音響を変性させるが、これは散乱によると考え
られる。音圧レベルに得られる調整により、スピーカユ
ニットによって生ずる音響パターンを調整して音の調子
を弱め好適な極指向性が得られる。ステレオ像の知覚の
見地から重要であると考えられる1〜5KHzの周波数の転
移範囲では、ミラー14からの音響の方向は、周波数の増
加に伴い次第に指向性を持つようになる。5KHz以上の周
波数では駆動ユニット18からの音響は、一般に幾何学的
音響学により予知されるように音響ミラー14から反射す
る。ミラー14の曲がりは、音響の所望の広がりが得られ
るように水平及び上下の両方向に凸にすることができ、
又は図示のようにこの曲がりは水平方向では凸であり上
下方向の輪郭では凹であるのがよい。非励振ツイータ48
が動作し始める高い方の周波数範囲すなわち5KHz以上で
は駆動ユニット18は、音響ミラー14の反射面に、向ける
比較的細い音響ビームを生ずる。細いビームを生ずる傾
向の聴覚の上限に近づくに伴い次第に著しくなる。この
細いビームは、周波数の増加に伴い駆動ユニット18から
ミラー14へのビームの方向が、次第に正確になることを
考慮して、音響ミラー14により極めて有効に広がること
が実際上分った。ラウドスピーカからの音響分布の予知
性は、音響がミラー14、ツイータ及び同心の主ダイヤフ
ラムに放射される単一の有効信号源だけしかないから増
大する。
音響ミラー14の上方にハウジング10を片持ちはり状に
その前部が妨げられないように支持する際には問題が生
ずる。その理由は、ドーム形カバー20を支える支柱16を
機械的に十分強くすると、これ等の支柱はミラー14から
の音響パターンを乱しやすいからである。この問題を除
くように、ハウジング10は、駆動ユニット18の中心の方
に向き前記したように5〜10゜、典型的には約7゜に、
わたる比較的実質的な支柱16により支えてある。各支柱
間の角度間隔は40〜60゜とくに50゜である。
その前部が妨げられないように支持する際には問題が生
ずる。その理由は、ドーム形カバー20を支える支柱16を
機械的に十分強くすると、これ等の支柱はミラー14から
の音響パターンを乱しやすいからである。この問題を除
くように、ハウジング10は、駆動ユニット18の中心の方
に向き前記したように5〜10゜、典型的には約7゜に、
わたる比較的実質的な支柱16により支えてある。各支柱
間の角度間隔は40〜60゜とくに50゜である。
第5図は、ミラー14の下方にはまり入信号をラウドス
ピーカの特性に従って変えるイコライザネットワークを
線図的に示す。フィルタは約800Hz及び約5KHzの周波数
をこの特定のスピーカユニットの特性に適するように選
択的に減らす。この特定の装置では、音響ミラー14と駆
動ユニット18との間の空間的関係によって約800Hzにお
ける減少が必要であり、又この例では選定した特定の駆
動ユニットの特性によって5KHzにおける減少が必要であ
る。
ピーカの特性に従って変えるイコライザネットワークを
線図的に示す。フィルタは約800Hz及び約5KHzの周波数
をこの特定のスピーカユニットの特性に適するように選
択的に減らす。この特定の装置では、音響ミラー14と駆
動ユニット18との間の空間的関係によって約800Hzにお
ける減少が必要であり、又この例では選定した特定の駆
動ユニットの特性によって5KHzにおける減少が必要であ
る。
スピーカユニットの第2の実施例は、第6図及び第7
図に示してあり、外部ダイヤフラム63及び内部のホーン
状非励振ツイータ64の両方の外端部の輪郭がだ円形であ
る駆動ユニット60を協働させてある。このような構造で
は前記した理由で、長軸61は、ラウドスピーカ60の中心
は音響ミラー14の中心に接合する直線65に直角を挟む向
きになり、スピーカ60の短軸は直線65に精密に又は若干
の角度偏差をおいて整合する。
図に示してあり、外部ダイヤフラム63及び内部のホーン
状非励振ツイータ64の両方の外端部の輪郭がだ円形であ
る駆動ユニット60を協働させてある。このような構造で
は前記した理由で、長軸61は、ラウドスピーカ60の中心
は音響ミラー14の中心に接合する直線65に直角を挟む向
きになり、スピーカ60の短軸は直線65に精密に又は若干
の角度偏差をおいて整合する。
スピーカユニットの第3の実施例は、第8図及び第9
図に示され、前記実施例の場合のように駆動ユニット18
を収め、音響ミラー14の上方に片持ちはり状に支えた同
じ構造のハウジング10を持つ。しかし、駆動ユニット18
は中間範囲及び高い周波数だけを送られそして板22aは
第1図の第2の開口30のような第2の開口を含まず、駆
動ユニット18を受入れる開口をあけた場所を除いて中実
にしてある。頂部カバー20の下方の空洞には吸音材を濡
たし駆動ユニット18が無限バッフルエンクロージャー内
にあるようにしてある。第2の駆動ユニット70は、音響
反射面の下方に設けられ、概ね円筒形のハウジング71内
に収めてある。ハウジング71は、音響ミラーの下側に取
付けた上部ドラム73と下部板77を取付けた下部ドラム75
とにより形成してある。駆動ユニット70はハウジング71
の内部仕切79に支えてある。このようにしてハウジング
71の内部空間は、減音材を満たした上部室81と、空であ
り直立管85を設けた下部室83とに分割してある。直立管
85は、室83の内部を外部空気に通じさせ低音範囲の共鳴
周波数を持つ下向きのヘルムホルツ共鳴器を形成する作
用をする。各駆動ユニット18、70は、分割周波数160な
いし170Hzを持つクロスオーバネットワーク90(第9
図)を経て音響を送給される。
図に示され、前記実施例の場合のように駆動ユニット18
を収め、音響ミラー14の上方に片持ちはり状に支えた同
じ構造のハウジング10を持つ。しかし、駆動ユニット18
は中間範囲及び高い周波数だけを送られそして板22aは
第1図の第2の開口30のような第2の開口を含まず、駆
動ユニット18を受入れる開口をあけた場所を除いて中実
にしてある。頂部カバー20の下方の空洞には吸音材を濡
たし駆動ユニット18が無限バッフルエンクロージャー内
にあるようにしてある。第2の駆動ユニット70は、音響
反射面の下方に設けられ、概ね円筒形のハウジング71内
に収めてある。ハウジング71は、音響ミラーの下側に取
付けた上部ドラム73と下部板77を取付けた下部ドラム75
とにより形成してある。駆動ユニット70はハウジング71
の内部仕切79に支えてある。このようにしてハウジング
71の内部空間は、減音材を満たした上部室81と、空であ
り直立管85を設けた下部室83とに分割してある。直立管
85は、室83の内部を外部空気に通じさせ低音範囲の共鳴
周波数を持つ下向きのヘルムホルツ共鳴器を形成する作
用をする。各駆動ユニット18、70は、分割周波数160な
いし170Hzを持つクロスオーバネットワーク90(第9
図)を経て音響を送給される。
ハウジング71は支持環91で地面の上方に支えてある。
支持環91は適宜には、スピーカの位置する床又は台上の
スピーカにより加えることのできる許容荷重に従ってス
バイク脚92又はゴムパッド93を設けてある。音響ミラー
14及び仕切り79は、支持板91から仕切り79を貫いて音響
ミラー14に延びるねじ棒95によって支持環91に固定して
連結してある。ねじ棒又は連結棒95は、鋼又はその他の
金属から構成するのが有利であり、直径が半インチで、
これ等の棒は音響ミラー14を支持環91従って地面に固定
連結する。駆動ユニット18は、底板22a及び支柱16を介
して音響ミラー14に堅く連結される。そして、駆動ユニ
ット18及び/又は70が作動しこれ等の駆動ユニットがス
ピーカの位置する地面又は剛性の台に有効に連結された
ときに前部の重要な荷重伝達部品は、実質的に動かぬよ
うに、金属でできている。各ハウジングドラムは、各駆
動ユニット及び地面の間の荷重経路内になくて比較的軽
い材料で作ることができる。この構造では、各駆動ユニ
ットを納めた箱の運動から生ずる音質の劣化が減る。
支持環91は適宜には、スピーカの位置する床又は台上の
スピーカにより加えることのできる許容荷重に従ってス
バイク脚92又はゴムパッド93を設けてある。音響ミラー
14及び仕切り79は、支持板91から仕切り79を貫いて音響
ミラー14に延びるねじ棒95によって支持環91に固定して
連結してある。ねじ棒又は連結棒95は、鋼又はその他の
金属から構成するのが有利であり、直径が半インチで、
これ等の棒は音響ミラー14を支持環91従って地面に固定
連結する。駆動ユニット18は、底板22a及び支柱16を介
して音響ミラー14に堅く連結される。そして、駆動ユニ
ット18及び/又は70が作動しこれ等の駆動ユニットがス
ピーカの位置する地面又は剛性の台に有効に連結された
ときに前部の重要な荷重伝達部品は、実質的に動かぬよ
うに、金属でできている。各ハウジングドラムは、各駆
動ユニット及び地面の間の荷重経路内になくて比較的軽
い材料で作ることができる。この構造では、各駆動ユニ
ットを納めた箱の運動から生ずる音質の劣化が減る。
管85は、支持環91及び下部板77の間に仕切られた空洞
に開口し、又第2の管97がこの空洞から地面に向かい垂
下する。この構造では駆動ユニット70からの音響は床で
反射し、低音周波数は、この場合約3dbの強さをスピー
カから放射される低音に加えるいわゆる第1の境界助力
現象によって増大する。
に開口し、又第2の管97がこの空洞から地面に向かい垂
下する。この構造では駆動ユニット70からの音響は床で
反射し、低音周波数は、この場合約3dbの強さをスピー
カから放射される低音に加えるいわゆる第1の境界助力
現象によって増大する。
第10図には、中間及び高い周波のラウドスピーカ112
をその軸線又は音響放出方向を図示のように上下方向下
向きにして納める容器110を備えたスピーカ単位を示し
てある。軸線のまわりに対称でなめらかに上向きに湾曲
する凹状輪郭を持つ反射壁16を備えた音響ミラー14は、
垂下柱18により容器10から支えてある。音響ミラー14の
軸線120はラウドスピーカ12の軸線又は中心線122からず
れている。所期の聴取方向は、音響ミラー114と大体同
じ高さで各軸線120、122を通る平面内又はこれに隣接す
る水平方向である。音響ミラーの反射壁116の上部方向
の曲がりは、反射音響を上下方向に先広がりにする作用
をする。
をその軸線又は音響放出方向を図示のように上下方向下
向きにして納める容器110を備えたスピーカ単位を示し
てある。軸線のまわりに対称でなめらかに上向きに湾曲
する凹状輪郭を持つ反射壁16を備えた音響ミラー14は、
垂下柱18により容器10から支えてある。音響ミラー14の
軸線120はラウドスピーカ12の軸線又は中心線122からず
れている。所期の聴取方向は、音響ミラー114と大体同
じ高さで各軸線120、122を通る平面内又はこれに隣接す
る水平方向である。音響ミラーの反射壁116の上部方向
の曲がりは、反射音響を上下方向に先広がりにする作用
をする。
スピーカユニットは、全深さが24mmで直径約26mmの中
央区域又はドーム形区域を持つダイヤフラム124を備え
ている。ダイヤフラム124は、その直径約90mmの口に向
かいなめらかに外方に湾曲する。第2のホーン状ダイヤ
フラム126はダイヤフラム24内で中央部に位置しダイヤ
フラム24の後端部と同じ線から立上がっている。ダイヤ
フラム126は図示のように全部外方に広がりその口端部
の約55mmの最大直径に達する。ダイヤフラム124及びホ
ーン状ダイヤフラム126は、線図的に例示した共通の駆
動ユニットにより一緒に移動する。
央区域又はドーム形区域を持つダイヤフラム124を備え
ている。ダイヤフラム124は、その直径約90mmの口に向
かいなめらかに外方に湾曲する。第2のホーン状ダイヤ
フラム126はダイヤフラム24内で中央部に位置しダイヤ
フラム24の後端部と同じ線から立上がっている。ダイヤ
フラム126は図示のように全部外方に広がりその口端部
の約55mmの最大直径に達する。ダイヤフラム124及びホ
ーン状ダイヤフラム126は、線図的に例示した共通の駆
動ユニットにより一緒に移動する。
第10図に示したスピーカにより生ずる音響分布は或る
周波数範囲に対し音響ミラー114の平面内で測定した。
その結果は第11a図ないしだい11f図に示してある。検出
音響が460Hzであった第11a図ではなめらかに変化する音
響分布がスピーカアセンブリの全周に生じ、音響強さは
聴取方向で突出していた。第11b図は、5KHzにおける計
測を示し、聴取方向に高い強さを示し、この聴取方向の
各側に約30゜の角度まで比較的わずかに低下するが、後
方に反射する音響は比較的わずかである。第11c図は、1
25KHzで行った計測を示し、又聴取方向で最高の音響強
さを示すが、この音響は聴取方向からはずれると最低値
まで低下し、実質的な強さは聴取方向に対し直角を挟む
方向で現れる。15KHzにおける計測を示す第11d図では、
パターンは同様であるが、聴取方向における音響は側方
の音響に強さか同様である。175KHz(第11e図)では最
高強さは、一般に聴取方向の各側に現われるロープ内に
あり、又同じパターンの音響分布が20KHzの分布を示す
第11図になお一層顕著に現われる。
周波数範囲に対し音響ミラー114の平面内で測定した。
その結果は第11a図ないしだい11f図に示してある。検出
音響が460Hzであった第11a図ではなめらかに変化する音
響分布がスピーカアセンブリの全周に生じ、音響強さは
聴取方向で突出していた。第11b図は、5KHzにおける計
測を示し、聴取方向に高い強さを示し、この聴取方向の
各側に約30゜の角度まで比較的わずかに低下するが、後
方に反射する音響は比較的わずかである。第11c図は、1
25KHzで行った計測を示し、又聴取方向で最高の音響強
さを示すが、この音響は聴取方向からはずれると最低値
まで低下し、実質的な強さは聴取方向に対し直角を挟む
方向で現れる。15KHzにおける計測を示す第11d図では、
パターンは同様であるが、聴取方向における音響は側方
の音響に強さか同様である。175KHz(第11e図)では最
高強さは、一般に聴取方向の各側に現われるロープ内に
あり、又同じパターンの音響分布が20KHzの分布を示す
第11図になお一層顕著に現われる。
従って第11aないし第11f図から明らかなように、第1
図に示したスピーカは中間周波数範囲で聴取方向に満足
できる音響強さを生ずるが、15KHz以上の周波数では聴
取方向で強さの低下があり又聴取方向に直角を挟む向き
では望ましくない強さを生ずる。
図に示したスピーカは中間周波数範囲で聴取方向に満足
できる音響強さを生ずるが、15KHz以上の周波数では聴
取方向で強さの低下があり又聴取方向に直角を挟む向き
では望ましくない強さを生ずる。
本発明はその動作がこの理論の正確か又は正確でない
かには存在しないが、15KHz以上の周波数では非励振ツ
イータ126が導波管として作用できその結果音響が非励
振ツイータの表面に追従し所期の伝搬方向に追従しない
ものと考えられる。たとえば175KHzの周波数の音は、こ
の場合調整器又は導波管として作用する非励振ツイータ
の高さに合致するちょうど20mm以下の波長を持つ。15KH
z以下の周波数では主音響強さは第12図の矢印140により
示すように軸線方向で生ずる。しかしたとえば約175KHz
又はそれ以上では主音響強さは、矢印142により示すよ
うにホーン126のリムに接し軸線122に或る角度を挟む向
きになる。高周波の音響は従って音響鏡の反射面116に
達しなくて、この現象は、聴取方向における高周波の反
射音響の強さ低下、又は他の方向における望ましくない
強さ、或はこれ等の両方に、対し少なくとも部分的には
原因になると考えられる。スピーカ112の軸線122が音響
反射体114の軸線120からずれているから、側方に進む音
の方が音響鏡に当たりやすいが、これは第11e図及び第1
1f図の側部ロープの現われる理由であると考えられる。
かには存在しないが、15KHz以上の周波数では非励振ツ
イータ126が導波管として作用できその結果音響が非励
振ツイータの表面に追従し所期の伝搬方向に追従しない
ものと考えられる。たとえば175KHzの周波数の音は、こ
の場合調整器又は導波管として作用する非励振ツイータ
の高さに合致するちょうど20mm以下の波長を持つ。15KH
z以下の周波数では主音響強さは第12図の矢印140により
示すように軸線方向で生ずる。しかしたとえば約175KHz
又はそれ以上では主音響強さは、矢印142により示すよ
うにホーン126のリムに接し軸線122に或る角度を挟む向
きになる。高周波の音響は従って音響鏡の反射面116に
達しなくて、この現象は、聴取方向における高周波の反
射音響の強さ低下、又は他の方向における望ましくない
強さ、或はこれ等の両方に、対し少なくとも部分的には
原因になると考えられる。スピーカ112の軸線122が音響
反射体114の軸線120からずれているから、側方に進む音
の方が音響鏡に当たりやすいが、これは第11e図及び第1
1f図の側部ロープの現われる理由であると考えられる。
この現象が生ずる場合に、これは本発明の一態様によ
れば高周波の音響の向きを変えるようにラウドスピーカ
12の前部に調整器を取付け主要強さを持つ音が音響鏡11
6に当たり続けるようにすることにより改良できる。こ
のために平面図で見ると円形又はその他の適宜の形状を
持つ一連の同心の羽根145aないし145dをハウジング110
にラウドスピーカ112の下方に取付ける。これ等の羽根
は断面で見たときに適宜長方形としそれぞれ長い側壁を
軸線方向に平行に向けそれぞれ深さを約10mmにすればよ
い。これ等の羽根は任意普通の材料たとえば金属、すな
わちエラストマー質材料でサンドイッチ状に挟んだいわ
ゆる「緩衝金属」から作ればよい。又は羽根は剛性のプ
ラスチック材から作ってもよい。第13図に明らかなよう
に羽根145Cの直径はホーン126の口直径よりわずかに大
きく、下図面で見ると第4図の場合のようにこれ等の間
の間隔は約6mmである。ホーン126のリムと羽根26の内端
部を含む平面との間の間隔は10mmである。
れば高周波の音響の向きを変えるようにラウドスピーカ
12の前部に調整器を取付け主要強さを持つ音が音響鏡11
6に当たり続けるようにすることにより改良できる。こ
のために平面図で見ると円形又はその他の適宜の形状を
持つ一連の同心の羽根145aないし145dをハウジング110
にラウドスピーカ112の下方に取付ける。これ等の羽根
は断面で見たときに適宜長方形としそれぞれ長い側壁を
軸線方向に平行に向けそれぞれ深さを約10mmにすればよ
い。これ等の羽根は任意普通の材料たとえば金属、すな
わちエラストマー質材料でサンドイッチ状に挟んだいわ
ゆる「緩衝金属」から作ればよい。又は羽根は剛性のプ
ラスチック材から作ってもよい。第13図に明らかなよう
に羽根145Cの直径はホーン126の口直径よりわずかに大
きく、下図面で見ると第4図の場合のようにこれ等の間
の間隔は約6mmである。ホーン126のリムと羽根26の内端
部を含む平面との間の間隔は10mmである。
第14図は音響強さの計測した極分布であり、羽根145A
ないし145Dを含む音響向き変え部材を平面図で示す。反
射音響の分布が大体一層一様であることが明らかであ
る。反射音響の強さは所期の聴取方向自体にも又この所
期の聴取方向に或る角度を挟んで近接する方向でも増大
する。
ないし145Dを含む音響向き変え部材を平面図で示す。反
射音響の分布が大体一層一様であることが明らかであ
る。反射音響の強さは所期の聴取方向自体にも又この所
期の聴取方向に或る角度を挟んで近接する方向でも増大
する。
以上本発明を詳細に説明したが本発明はなおその精神
を逸脱しないで変化変形を行なうことができる。駆動ユ
ニットは下向きでなく上向きにしてもよい。この場合音
響鏡114は逆向きにする。音響向き変え部材は、平面回
で円形の羽根を備えなくてもよい。たとえばこの向き変
え部材は格子を形成する互いに交差する羽根は備えても
よい。音響反射体は他の形状たとえば凹状形でなくて単
一の円すい形にしてもよい。円すい124は円すい面形が
好適であるが、他の輪郭たとえばだ円形輪郭にしてもよ
い。
を逸脱しないで変化変形を行なうことができる。駆動ユ
ニットは下向きでなく上向きにしてもよい。この場合音
響鏡114は逆向きにする。音響向き変え部材は、平面回
で円形の羽根を備えなくてもよい。たとえばこの向き変
え部材は格子を形成する互いに交差する羽根は備えても
よい。音響反射体は他の形状たとえば凹状形でなくて単
一の円すい形にしてもよい。円すい124は円すい面形が
好適であるが、他の輪郭たとえばだ円形輪郭にしてもよ
い。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ネギシ,ヒロ
イギリス.ジーユー2 5ワイディー
サーレイ,ギルドフォード,ユニヴァー
シティ オヴ サーレイ,サーレイ リ
サーチ パーク,フレデリック セイン
ジャー ロード 17 − 19,キャノン
リサーチ センター ヨーロッパ リ
ミテッド内
(72)発明者 ジュウィット,マイケル デヴィッド
グレアム
イギリス.ジーユー2 5ワイディー
サーレイ,ギルドフォード,ユニヴァー
シティ オヴ サーレイ,サーレイ リ
サーチ パーク,フレデリック セイン
ジャー ロード 17 − 19,キャノン
リサーチ センター ヨーロッバ リ
ミテッド内
(56)参考文献 特開 平2−241196(JP,A)
実開 昭62−158993(JP,U)
実開 昭55−79188(JP,U)
実開 昭60−184392(JP,U)
実公 昭53−52440(JP,Y1)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04R 1/34 310
H04R 1/24
Claims (33)
- 【請求項1】通常の使用時におけるユニットの姿勢に関
して定義され且つ音響ミラーを規定する下方部と、スピ
ーカの駆動ユニットのためのハウジングを規定する上方
部と、前記駆動ユニットの上方に隔置されて前記ハウジ
ングを支持する一つ或いはそれ以上の支柱とを有するス
ピーカユニットに於いて、 前記音響ミラーは、円錐頂部が前記駆動ユニットに最も
近くなるような、前記駆動ユニットに面した略円錐状の
表面を有し、これにより音響を略水平方向に向け偏向
し、 前記駆動ユニットの中央は、意図した聴取方向を規定す
る方向に於いて、前記音響ミラーの軸に対してずれてお
り、 音響が聴取方向である前記音響ミラーの側方に優先的に
指向するように、意図した聴取方向に沿って測定された
前記駆動ユニットの寸法は前記音響ミラーの半径と同じ
かそれ以下であり、且つ平面図で見た場合に前記音響ミ
ラーの頂部は前記駆動ユニットのほぼ端部に位置し、 前記駆動ユニットは、前記駆動ユニットから発せられる
高周波数音響を前記音響ミラー上に指向させる手段を有
し、 一つ或いは各々の支柱は前記円錐状の表面の軸線に関し
て駆動ユニットに対向する側に配置され、これにより、
前記一つの或いは複数の支柱は、意図する聴取方向に前
記支柱を存在させることなく、前記ハウジングを前記音
響ミラーの上方に片持ちはり状に支持することを特徴と
するスピーカユニット。 - 【請求項2】前記ハウジングは、低音周波数に於いて作
動するヘルムホルツ共鳴体を規定する空間に接続する開
口を除いて閉鎖されており、前記開口は、前記円錐状表
面の軸線に関して前記駆動ユニットに対向する側に配置
されていることを特徴とする請求項1記載のスピーカユ
ニット。 - 【請求項3】前記ハウジングは、前記駆動ユニットのた
めの取付部を提供するプレートによりその下部を閉鎖さ
れるドームの形状を有することを特徴とする請求項1又
は2記載のスピーカユニット。 - 【請求項4】前記駆動ユニットは、低周波数音響及び高
周波数音響のための同心の第1及び第2のダイヤフラム
を有していることを特徴とする請求項1乃至3記載のス
ピーカユニット。 - 【請求項5】前記第2のダイヤフラムは前記第1のダイ
ヤフラム内に収まるが、前記第1のダイヤフラムには取
り付けられず、前記第1及び第2のダイヤフラムは互い
に独立して駆動されることを特徴とする請求項4記載の
スピーカユニット。 - 【請求項6】前記第2のダイヤフラムは前記第1のダイ
ヤフラムに収まると共に前記第1のダイヤフラムに取り
付けられ、前記第1及び第2のダイヤフラムは単一の駆
動装置により振動させられることを特徴とする請求項4
記載のスピーカ。 - 【請求項7】前記第2のダイヤフラムは、ホーン形状で
あり、且つ高周波数で音響が相対的に集中したビームに
より前記音響ミラーに指向するように構成されたことを
特徴とする請求項6記載のスピーカユニット。 - 【請求項8】前記第2のダイヤフラムは、5KHz以上の周
波数で動作するように構成されたことを特徴とする請求
項4乃至7記載のスピーカユニット。 - 【請求項9】前記第2のダイヤフラムは、その内側及び
外側の各端部の輪郭が円形であることを特徴とする請求
項4乃至8記載のスピーカユニット。 - 【請求項10】前記第1のダイヤフラムは、その内側及
び外側の端部の輪郭が円形である請求項4乃至9記載の
スピーカユニット。 - 【請求項11】前記第2のダイヤフラムは、その外側端
部の輪郭が楕円形であることを特徴とする請求項4乃至
8記載のスピーカユニット。 - 【請求項12】前記第1のダイヤフラムは、その外側端
部の輪郭が楕円形であることを特徴とする請求項4乃至
8或いは11記載のスピーカユニット。 - 【請求項13】前記第2のダイヤフラムから発せられる
高周波音響を音響ミラー上に指向させる手段は、前記駆
動ユニットと前記音響ミラーとの間に配置されているこ
とを特徴とする請求項4乃至12記載のスピーカユニッ
ト。 - 【請求項14】前記音響を指向させるための手段は、前
記第2のダイヤフラムのリムと前記音響ミラーとの間に
挿入された、一つまたはそれ以上の面からなる調整器を
有することを特徴とする請求項12記載のスピーカユニッ
ト。 - 【請求項15】前記調整器は、前記第2のダイヤフラム
のリムに適合し且つ当該リムより僅かに大きい面から構
成されると共に、前記第2のダイヤフラムのリムに対し
て隣接して定置されることを特徴とする請求項14記載の
スピーカユニット。 - 【請求項16】前記第2のダイヤフラムのリムと前記音
響指向手段の表面との間を正面から見た場合の間隔は、
5乃至15mmであり、前記音響指向手段は前記第2のダイ
ヤフラムの表面の前方7乃至15mmにあることを特徴とす
る請求項15記載のスピーカユニット。 - 【請求項17】前記ヘルムホルツ共鳴器の周波数は、50
Hzであることを特徴とする請求項2記載の、或いは請求
項2に付随する請求項3乃至16に記載のスピーカユニッ
ト。 - 【請求項18】前記駆動ユニットは、閉鎖されたハウジ
ング内にはめ込まれることを特徴とする請求項1記載
の、或いは請求項2以外に付随する請求項3乃至16に記
載のスピーカユニット。 - 【請求項19】単一の駆動ユニットは、中間範囲及び高
周波数の音響を再生するように構成され、低周波数用の
駆動ユニットは、ハウジング内に於いて前記単一の駆動
ユニットに対して前記音響ミラーの反対側に設けられて
いることを特徴とする請求項18記載のスピーカユニッ
ト。 - 【請求項20】前記単一の駆動ユニット及び低周波数用
駆動ユニットは、約160乃至170Hz分割周波数を有するネ
ットワークによって音響源に接続されていることを特徴
とする請求項19に記載のスピーカユニット。 - 【請求項21】低音スピーカは、ヘルムホルツ共鳴器を
規定する一つの或いは複数の開口部を除いて閉鎖された
ハウジング内に取り付けられていることを特徴とする請
求項20に記載のスピーカユニット。 - 【請求項22】前記ヘルムホルツ共鳴器を規定する一つ
或いは複数の開口は、使用時に於いて前記スピーカの正
常な姿勢に関して下方に向けられていることを特徴とす
る請求項18乃至20に記載のスピーカユニット。 - 【請求項23】前記低音スピーカは、滑らかに湾曲した
側壁を有するハウジングに収められたことを特徴とする
請求項19乃至22記載のスピーカユニット。 - 【請求項24】前記一つ或いは各々の支柱は、その幅よ
りも大きい長さを有し、前記駆動ユニットの中心方向に
向かうことを特徴とする請求項1乃至23記載のスピーカ
ユニット。 - 【請求項25】前記一つ或いは各々の支柱は、前記駆動
ユニットの中心から見た場合に5乃至10度の角度に輪郭
を為すことを特徴とする請求項24記載のスピーカユニッ
ト。 - 【請求項26】二つの支柱が設けられていることを特徴
とする請求項24或いは25に記載のスピーカユニット。 - 【請求項27】前記スピーカの中心から見た場合に於い
て、前記支柱間の角度間隔は40乃至60度であることを特
徴とする請求項26記載のスピーカユニット。 - 【請求項28】前記ヘルムホルツ共鳴器を規定する一つ
或いは複数の開口は、前記二つの支柱の間に存在するこ
とを特徴とする、請求項2或いは請求項2に付随の請求
項3乃至16に対して付随する、請求項26或いは27記載の
スピーカユニット。 - 【請求項29】第一の方向に音響を放出する駆動ユニッ
トすなわちスピーカと、 前記スピーカから間隔をあけて配置され、前記スピーカ
からの音響を前記第一の方向とは異なる第二の方向に反
射させる音響反射体とを有し、 前記音響反射体は、前記スピーカから離れる音響を好ま
しい方向に規定するために、前記スピーカに面し、略円
錐状或いはその他の湾曲した表面を有すると共に、前記
スピーカの中心は前記略円錐状の表面の軸線よりずれて
いるスピーカユニットであって、 前記スピーカは、反射表面に面すると共に、前記スピー
カから発せられる高周波音響を前記音響反射体に指向さ
せるための手段を有することを特徴とするスピーカユニ
ット。 - 【請求項30】ツイータと、前記ツイータからの音響の
経路内に配置されて反射音響を所定の方向に放射させる
音響ミラーとを有するスピーカアセンブリであって、 前記ツイータと前記音響ミラーとの間に、前記ツイータ
から前記音響ミラー上に高周波音響を指向させる手段が
配置されることを特徴とするスピーカアセンブリ。 - 【請求項31】第1のダイヤフラムと、前記第一のダイ
ヤフラム内に同心に設けられた第2のホーン状ダイヤフ
ラムとを有するラウドスピーカを更に有し、前記各ダイ
ヤフラムは一緒に動作し、前記第2のダイヤフラムはス
ピーカアセンブリのツイータとして作用し且つ前記スピ
ーカに送られる高周波信号に応じて非励振ツイータとし
て作用することを特徴とする請求項30に記載のスピーカ
アセンブリ。 - 【請求項32】前記音響を指向させる手段は、前記第2
のダイヤフラムのリムと前記音響ミラーとの間に位置す
る、一つ又は複数の面からなる調整器を有することを特
徴とする請求項31記載のスピーカアセンブリ。 - 【請求項33】前記音響を指向させる手段は、前記第2
のダイヤフラムに適合し且つ前記第2のダイヤフラムよ
り僅かに大きい面から構成されると共に、前記第2のダ
イヤフラムのリムに隣接して配置される調整器を有する
ことを特徴とする請求項32記載のスピーカアセンブリ。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9022553.3 | 1990-10-17 | ||
GB9022553A GB2248996A (en) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | Speaker assembly |
GB9111775.4 | 1991-05-31 | ||
GB9111775A GB2248997B (en) | 1990-10-17 | 1991-05-31 | Sound output device |
PCT/GB1991/001806 WO1992007449A1 (en) | 1990-10-17 | 1991-10-16 | Sound output device |
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---|---|
JPH06502048A JPH06502048A (ja) | 1994-03-03 |
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ID=26297812
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51650291A Expired - Fee Related JP3426598B2 (ja) | 1990-10-17 | 1991-10-16 | 音響出力装置 |
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---|---|
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EP (1) | EP0577601A1 (ja) |
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AU (1) | AU8723991A (ja) |
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