JPS6314560Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6314560Y2 JPS6314560Y2 JP83082U JP83082U JPS6314560Y2 JP S6314560 Y2 JPS6314560 Y2 JP S6314560Y2 JP 83082 U JP83082 U JP 83082U JP 83082 U JP83082 U JP 83082U JP S6314560 Y2 JPS6314560 Y2 JP S6314560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- speaker
- voice coil
- magnetic circuit
- sound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 8
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は密閉ボツクスに組込むだけでバスレフ
形のスピーカシステムを構成できるスピーカに関
するものである。
形のスピーカシステムを構成できるスピーカに関
するものである。
従来のバスレフ形スピーカシステムとしては、
第1図、第2図に示すようにスピーカ1を組込ん
だボツクス2に円筒状のバスレフポート3を設け
て構成されていた。すなわち、スピーカ1の前面
より放射される音はそのまゝ放射し、背面より出
た音のうち低音域の特定の周波数の音をバスレフ
ポート3より周波数の位相を180゜反転させた状態
で放射し、スピーカ1の前面より出た音と合成し
低音域の優れた再生を可能にしようとするもので
あつた。
第1図、第2図に示すようにスピーカ1を組込ん
だボツクス2に円筒状のバスレフポート3を設け
て構成されていた。すなわち、スピーカ1の前面
より放射される音はそのまゝ放射し、背面より出
た音のうち低音域の特定の周波数の音をバスレフ
ポート3より周波数の位相を180゜反転させた状態
で放射し、スピーカ1の前面より出た音と合成し
低音域の優れた再生を可能にしようとするもので
あつた。
上記スピーカ1としては磁気回路に窓孔を有す
るフレームを結合し、このフレームに振動板を組
込み、この振動板に磁気回路の磁気ギヤツプには
まりこむボイスコイルを結合して構成されたごく
一般的なものであつた。
るフレームを結合し、このフレームに振動板を組
込み、この振動板に磁気回路の磁気ギヤツプには
まりこむボイスコイルを結合して構成されたごく
一般的なものであつた。
しかしながら、上記構成ではバスレフポート3
を必要とするため、スピーカ1を取付ける面にバ
スレフポート3を取付ける工程が必要でそのスペ
ースも必要となり、超小形のスピーカシステムを
実現することができないものとなつていた。
を必要とするため、スピーカ1を取付ける面にバ
スレフポート3を取付ける工程が必要でそのスペ
ースも必要となり、超小形のスピーカシステムを
実現することができないものとなつていた。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するも
のであり、小さな密閉形のボツクスに組込むだけ
でバスレフ形のスピーカシステムとなるスピーカ
を提供することを目的とするものである。
のであり、小さな密閉形のボツクスに組込むだけ
でバスレフ形のスピーカシステムとなるスピーカ
を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本考案は、振動板の
前面あるいは背面に振動板とほゞ同じ大きさのサ
ブコーンを一定の間隔をもつて配置し、振動板に
振動板背面の音を前面に放射する透孔を設けた構
成としたものである。
前面あるいは背面に振動板とほゞ同じ大きさのサ
ブコーンを一定の間隔をもつて配置し、振動板に
振動板背面の音を前面に放射する透孔を設けた構
成としたものである。
以下、本考案の実施例を図面第3図、第4図に
より説明する。
より説明する。
まず、第3図において、4は磁気回路であり、
この磁気回路4はセンターポール5を有するプレ
ート6、リング状のマグネツト7、同じくリング
状の上部プレート8によつて構成されており、こ
の磁気回路4にはフレーム9が結合されており、
このフレーム9の周縁部にはガスケツト10とと
もにコーン状の振動板11の周縁部に結合したエ
ツジ12を貼付け、この振動板11の中央部には
ボイスコイル13を結合し、このボイスコイル1
3の中間部をダンパー14で支持し、ボイスコイ
ル13の下部を上記磁気回路4の磁気ギヤツプ1
5に偏心することなくはめこみ、さらにボイスコ
イル13の上部に振動板11の前面に一定の間隔
をもつて平行に位置するサブコーン16を結合
し、このサブコーン16の中央上面にダストキヤ
ツプ17を貼付け、さらに振動板11の一部には
透孔18が形成されて構成されている。
この磁気回路4はセンターポール5を有するプレ
ート6、リング状のマグネツト7、同じくリング
状の上部プレート8によつて構成されており、こ
の磁気回路4にはフレーム9が結合されており、
このフレーム9の周縁部にはガスケツト10とと
もにコーン状の振動板11の周縁部に結合したエ
ツジ12を貼付け、この振動板11の中央部には
ボイスコイル13を結合し、このボイスコイル1
3の中間部をダンパー14で支持し、ボイスコイ
ル13の下部を上記磁気回路4の磁気ギヤツプ1
5に偏心することなくはめこみ、さらにボイスコ
イル13の上部に振動板11の前面に一定の間隔
をもつて平行に位置するサブコーン16を結合
し、このサブコーン16の中央上面にダストキヤ
ツプ17を貼付け、さらに振動板11の一部には
透孔18が形成されて構成されている。
この構成でボイスコイル13に入力信号が印加
されると、振動板11、サブコーン16が振動
し、サブコーン16の前面より音が放出され、同
時に振動板11の裏面からこの音と180゜位相のず
れた音が放音される。この180゜位相のずれた音は
振動板11及びサブコーン16間を経て放音部分
までの距離の間に位相が反転し、サブコーン16
の表面から放音される音と同相の音が放音され
る。そして、振動板11及びサブコーン間の空間
は等価的にコイルに相当するので高域はカツトア
ウトされ、反転される音は低音域のみとなる。
されると、振動板11、サブコーン16が振動
し、サブコーン16の前面より音が放出され、同
時に振動板11の裏面からこの音と180゜位相のず
れた音が放音される。この180゜位相のずれた音は
振動板11及びサブコーン16間を経て放音部分
までの距離の間に位相が反転し、サブコーン16
の表面から放音される音と同相の音が放音され
る。そして、振動板11及びサブコーン間の空間
は等価的にコイルに相当するので高域はカツトア
ウトされ、反転される音は低音域のみとなる。
また、第4図に示すものはサブコーン16を振
動板11の背面側に位置するようにボイスコイル
13に結合したものであり、この場合ダストキヤ
ツプ17は振動板11の中央上面に貼付けられて
いる。
動板11の背面側に位置するようにボイスコイル
13に結合したものであり、この場合ダストキヤ
ツプ17は振動板11の中央上面に貼付けられて
いる。
以上のように本考案のスピーカは構成されるた
め、密閉ボツクスに組込むだけでバスレス形スピ
ーカシステムを構成することができて、小形化を
計る上で著しく有利となり、構成的にもサブコー
ンを付加するだけのため、コスト面でも大きな負
担にならず、バスレフ形スピーカシステムとして
見た場合には著しく有利になるなどの利点をも
ち、実用的価値の大なるものである。
め、密閉ボツクスに組込むだけでバスレス形スピ
ーカシステムを構成することができて、小形化を
計る上で著しく有利となり、構成的にもサブコー
ンを付加するだけのため、コスト面でも大きな負
担にならず、バスレフ形スピーカシステムとして
見た場合には著しく有利になるなどの利点をも
ち、実用的価値の大なるものである。
第1図は従来のバスレフ形スピーカシステムを
示す斜視図、第2図は同断面図、第3図は本考案
のスピーカの一実施例を示す半断面図、第4図は
他の実施例の半断面図である。 4……磁気回路、9……フレーム、11……振
動板、12……エツジ、13……ボイスコイル、
14……ダンパー、15……磁気ギヤツプ、16
……サブコーン、18……透孔。
示す斜視図、第2図は同断面図、第3図は本考案
のスピーカの一実施例を示す半断面図、第4図は
他の実施例の半断面図である。 4……磁気回路、9……フレーム、11……振
動板、12……エツジ、13……ボイスコイル、
14……ダンパー、15……磁気ギヤツプ、16
……サブコーン、18……透孔。
Claims (1)
- 磁気回路に結合したフレームの周縁部に上記磁
気回路の磁気ギヤツプにはまりこむボイスコイル
を結合した振動板の周縁部を結合し、この振動板
の一部に透孔を設けるとともに、この振動板の前
面または背面に一定の間隔をもつて配置されるサ
ブコーンをボイスコイルに結合してなるスピー
カ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP83082U JPS58104092U (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP83082U JPS58104092U (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | スピ−カ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58104092U JPS58104092U (ja) | 1983-07-15 |
JPS6314560Y2 true JPS6314560Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=30013883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83082U Granted JPS58104092U (ja) | 1982-01-06 | 1982-01-06 | スピ−カ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58104092U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432871Y2 (ja) * | 1985-06-27 | 1992-08-06 |
-
1982
- 1982-01-06 JP JP83082U patent/JPS58104092U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58104092U (ja) | 1983-07-15 |
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