JP3412291B2 - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JP3412291B2
JP3412291B2 JP26523994A JP26523994A JP3412291B2 JP 3412291 B2 JP3412291 B2 JP 3412291B2 JP 26523994 A JP26523994 A JP 26523994A JP 26523994 A JP26523994 A JP 26523994A JP 3412291 B2 JP3412291 B2 JP 3412291B2
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JP
Japan
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speaker
magnetic circuit
coupled
dustproof cushion
dustproof
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清 山岸
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HiFi用や車載用等
の他多くの分野で用いられるスピーカに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、用途や使用条件の多様化に対応す
るため、薄型で高音質な複合型のスピーカや逆界磁部型
のスピーカが開発されている。これらのスピーカには、
磁気ギャップに異物が入らないよう、低音用スピーカと
高音用スピーカとの間、または磁気回路と振動板との間
でサポータを囲む空間に、軟質高分子発泡体の防塵クッ
ションを用いるものがある。
【0003】図4に従来例における防塵クッションを用
いた複合型のスピーカの構成を断面図で示す。図4で2
1は下部プレート、22はマグネット、23は上部プレ
ート、24はフレーム、25はボイスコイル、26はサ
スペンション、27は振動板、28は高音用スピーカ、
29は高音用スピーカ28を支持するためのサポータ、
30は防塵クッションであり、従来、このようなスピー
カにおいて防塵クッション30は自然な膨らみを持って
固定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、防塵クッション30の材質や寸法、固定状
態などによっては防塵クッション30の摩擦や振動によ
り異常音を起こす場合があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、材質や寸法、固定状態など様々な使用条件において
も防塵クッションが異常音を発生せず、最適な防塵効果
と高音質を両立させたスピーカを提供することを目的と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明によるスピーカは、防塵クッションの一部にく
びれ部を設け、このくびれ部に制動剤を塗布した構成と
するものである。
【0007】
【作用】この構成により、防塵クッションの変形がくび
れ部分に集中して不規則な変形を防ぐと共に、このくび
れ部分に塗布された制動剤が摩擦や振動による異常音を
吸収するものである。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0009】図1は同実施例によるスピーカの構成を示
した正面断面図であり、低音用スピーカと高音用スピー
カを複合した複合型のスピーカを示したものである。
【0010】図1で1は低音用スピーカの磁気回路、2
はこの磁気回路1の上面に結合されたフレーム、3は上
記磁気回路1の磁気ギャップにはまり込むボイスコイ
ル、4はこのボイスコイル3を支持するサスペンショ
ン、5は上記ボイスコイル3を中心に結合すると共に外
周部を上記フレーム2の周縁に結合した振動板、6は高
音用スピーカであり、この高音用スピーカ6は上記磁気
回路1の上面中央部に結合されたサポータ7の上面に結
合されている。8は振動板5の中央部上面と高音用スピ
ーカ6の底面周縁に各端部をそれぞれ結合した筒状の防
塵クッション、9はこの防塵クッション8の一部に円環
状に設けたくびれ部、10はこのくびれ部9に塗布した
制動剤である。
【0011】このように構成された本実施例のスピーカ
は、図1で明らかなように、スピーカ(振動板5)が前
方に振幅した場合、くびれ部9と他の外周への膨らみは
減少し、また後方へ振幅した場合は各々が増加し、この
ようにくびれ部9に防塵クッション8の変形が集中する
ことで不規則な変形を防ぎ、くびれ部9に塗布した制動
剤10により防塵クッション8の摩擦や振動を抑えて異
常音を吸収することができる。
【0012】また、防塵クッション8に上記のようなく
びれ部9を持たせるには、あらかじめ防塵クッション8
に適当なクセを持たせた方が良く、さらに制動剤10は
防塵クッション8の装着前に塗布すると組立てが容易で
ある。
【0013】また、本実施例において、防塵クッション
8の材質は防塵効果と振幅追従性の点から軟質高分子発
泡体(スポンジ状のもの)を用いており、制動剤10は
制動効果や安定性、信頼性の点でシリコン系グリスを用
いている。但し、防塵クッション8を化学的に劣化させ
ず、制動効果や信頼性の得られる制動剤であれば限定は
されない。
【0014】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を用いて説明する。
【0015】図2は同実施例によるスピーカの構成を示
す正面断面図であり、振動板の前面側に磁気回路を配置
した逆界磁部型のスピーカを示したものである。
【0016】図2において上記図1に示した部品と同一
の部品については同一番号を付して説明を省略する。こ
こで、11は磁気回路14を支持するサポータ、12は
センターポール一体型のヨーク、13はラジアル方向に
着磁をしたリング状の磁石、14は磁気回路である。
【0017】このように構成される本実施例のスピーカ
は、上記図1の第1の実施例による複合型のスピーカに
代えて逆界磁部型のスピーカに防塵クッション8を採用
したものであり、この防塵クッション8の構造と作用は
上記第1の実施例によるものと同じである。
【0018】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について図面を用いて説明する。
【0019】図3は同実施例によるスピーカの構成を示
す正面断面図であり、上記図1の複合型のスピーカと図
2の逆界磁部型のスピーカを合成したものである。ま
た、図3に示すスピーカは図1または図2に示すものと
同一部品によって構成されるため、同一部品には同一番
号を付して説明を省略する。
【0020】このように構成される本実施例のスピーカ
は、逆界磁部型のスピーカに高音用スピーカを結合した
複合型のスピーカに防塵クッション8を採用したもので
あり、この防塵クッション8の構造と作用は上記第1の
実施例によるものと同じである。
【0021】
【発明の効果】以上のように構成される本発明のスピー
カは、 (1)使用する防塵クッションの材質や寸法、固定状態
など様々な使用条件においても防塵クッションによる異
常音が発生せず、最適な防塵効果と高音質を両立させた
複合型のスピーカを提供できる。 (2)使用する防塵クッションの材質や寸法、固定状態
など様々な使用条件においても防塵クッションによる異
常音が発生せず、最適な防塵効果と高音質を両立させた
逆界磁部型のスピーカを提供できる。 (3)使用する防塵クッションの材質や寸法、固定状態
など様々な使用条件においても防塵クッションによる異
常音が発生せず、最適な防塵効果と高音質を両立させた
逆界磁部型の複合型スピーカを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるスピーカの構成を
示す正面断面図
【図2】本発明の第2の実施例によるスピーカの構成を
示す正面断面図
【図3】本発明の第3の実施例によるスピーカの構成を
示す正面断面図
【図4】従来の複合型のスピーカの構成を示す正面断面
【符号の説明】
1 磁気回路 2 フレーム 3 ボイスコイル 4 サスペンション 5 振動板 6 高音用スピーカ 7 サポータ 8 防塵クッション 9 くびれ部 10 制動剤 11 サポータ 12 ヨーク 13 磁石 14 磁気回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/06 H04R 1/00 311 H04R 1/24 H04R 9/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低音用スピーカと、この低音用スピーカ
    の磁気回路の上面中央部に結合されたサポータを介して
    結合された高音用スピーカからなり、上記低音用スピー
    カの振動板の中央部上面と高音用スピーカの底面周縁に
    軟質高分子発泡体からなる筒状の防塵クッションの各端
    部をそれぞれ結合すると共に、この防塵クッションの一
    部に円環状のくびれ部を設け、このくびれ部に制動剤を
    塗布したスピーカ。
  2. 【請求項2】 フレームの背面側に結合した逆T字型の
    サポータを介して振動板の前面側に磁気回路を結合した
    スピーカにおいて、上記制動板の中央部上面と磁気回路
    の周縁に軟質高分子発泡体からなる筒状の防塵クッショ
    ンの各端部をそれぞれ結合すると共に、この防塵クッシ
    ョンの一部に円環状のくびれ部を設け、このくびれ部に
    制動剤を塗布したスピーカ。
  3. 【請求項3】 磁気回路の裏面に高音用スピーカを結合
    した請求項2記載のスピーカ。
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