JP3823376B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は各種音響機器、映像機器に使用される細長型のスピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のスピーカについて図4により説明する。図4は従来のトラック型のスピーカの短径方向の断面を示したものである。
【0003】
同図によると、マグネット1を上部プレート2および下部プレート3によりはさみ込んで構成された磁気回路4の上記上部プレート2にトラック型のフレーム6を結合し、このフレーム6の周縁部にコーン7をエッジ8によりクランプした構成の振動板9を接着し、この振動板9を駆動させるためのボイスコイル10の中間部をダンパー11にて中心保持し磁気ギャップ5にはまり込むように振動板9の中央部に結合し、ボイスコイル10の上面にダストキャップ12を接着して構成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のトラック型、楕円型のスピーカは、音圧レベルを向上させる目的からそのコーン7の形状が薄くてしかも軽量化されており、形状剛性が小さく一般的に材厚の薄いコーンになっているため振動板が振幅した時、このコーン7に不要の共振が発生し周波数特性を乱したり、ひどい場合にはコーン面鳴きによる異常音等の品質不良を発生する。これらの現象は特にコーン7の長径方向の側面部にてよく発生する。
【0005】
本発明はこのような従来の問題点を解消し、周波数特性や音圧特性に非常に優れたスピーカを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のスピーカは、磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路に結合されたトラック型もしくは楕円型などの細長型のフレームと、このフレームの周縁に結合されると共に中心部に上記磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイルを結合したトラック型の振動板と、上記ボイスコイルのボビンの先端と上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向側面部とに結合されるサブコーンとを備え、上記サブコーンの上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向の側面部と結合する幅寸法が、上記ボイスコイルのボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成したものである。
【0007】
上記構成により、振動板のコーン部の不要共振や面鳴きの発生しやすい部分をサブコーンで補強し、振動を制限してこの不要共振や面鳴きを防止した周波数特性の優れたスピーカを提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路に結合されたトラック型もしくは楕円型などの細長型のフレームと、このフレームの周縁に結合されると共に中心部に上記磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイルを結合したトラック型の細長型の振動板と、上記ボイスコイルのボビンの先端と上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向側面部とに結合されるサブコーンとを備え、上記サブコーンの上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向の側面部と結合する幅寸法が、上記ボイスコイルのボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成したため、振動板のコーン部の不要共振や面鳴きの発生しやすい部分をサブコーンで補強し、振動を制限してこの不要共振や面鳴きを防止した周波数特性の優れたスピーカを提供できるものである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、サブコーンの端面部を振動板の形状に沿った曲面状としたものであり、組立てやすく、振動板を変形させることがなく安定した特性にできるという作用を有する。
【0010】
以下本発明の一実施の形態について図1〜図3により説明する。
図1は本発明のスピーカの一実施の形態であるトラック型スピーカの短径方向の断面図であり、図2(a)は同要部であるサブコーンの上面図であり、図2(b)は同断面図である。
【0011】
同図によると、マグネット21を上部プレート22および下部プレート23によりはさみ込んで構成された磁気回路24の上部プレート22にトラック型フレーム26を結合し、このフレーム26の周縁部にコーン27をエッジ28によりクランプしたトラック型の振動板29を接着し、このトラック型の振動板29を駆動させるためのボイスコイル30の中間部をダンパー31にて中心保持して磁気ギャップ25にはまり込むようにトラック型の振動板29の中央部に結合し、前記ボイスコイル30のボビンの先端と前記トラック型の振動板29のコーン27の不要共振や面鳴きの発生しやすい長径方向側面部とを、上記ボイスコイル30のボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成したサブコーン32で結合したものである。
【0012】
即ち、このサブコーン32はその中心部32Aをボイスコイル30のボビンの先端に結合し、その反対側の端面部32Cを前記トラック型の振動板29のコーン27の不要の共振や面鳴きの発生しやすい長径方向側面部に、上記ボイスコイル30のボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成したサブコーン32で結合する構成としたものであり、サブコーン32のコーン部32Bはボイスコイル30のボビンの先端とトラック型の振動板29のコーン27の長径方向側面部を結合し、その形状剛性によりコーン27の不要の共振や面鳴きの発生を抑制する構成としている。
【0013】
なお、このサブコーン32はダストキャップを兼ねたものとなっている。
なお、図3(a)は本実施形態のサブコーンの展開例の上面図であり、図3(b)は同断面図である。
【0014】
本展開例は楕円型形状を、その振動板の一部に有するトラック型のスピーカのサブコーンを示し、サブコーン32aの端面部32Caは、その振動板の一部の楕円形状に合せて円弧状としているものである。
【0015】
なお、32Baはコーン部であり、32Aaは中心部であり、スピーカとしての構成は図2と同様であるので説明は省略する。この構成によりサブコーン32aの組立てが容易となり、コーン27を組立時に変形させて特性劣化を招くといったことが防止できる。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明は、サブコーンによりボイスコイルのボビンの先端とトラック型の振動板のコーン長径方向の不要の共振や面鳴きの発生しやすい側面部を、上記ボイスコイルのボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成したサブコーンで結合することでその形状剛性によりコーンの不要共振や面鳴きの発生を抑制していることから、不要共振や面鳴きから生じる異常音の発生を防止し、さらに周波数特性を非常に安定したものとすることができるものである。
【0017】
また、振動板の軽量化による音圧レベルの向上、さらにこの応用として周波数特性や音圧特性を自由にコントロールすることができる優れたスピーカを提供することが可能となり、その工業的価値は非常に大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のスピーカを示す断面図
【図2】 (a)同要部であるサブコーンの上面図
(b)同断面図
【図3】 (a)同要部であるサブコーンの展開例の上面図
(b)同断面図
【図4】 従来例のスピーカの断面図
【符号の説明】
21 マグネット
22 上部プレート
23 下部プレート
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 コーン
28 エッジ
29 トラック型の振動板
30 ボイスコイル
31 ダンパー
32,32a サブコーン
32A,32Aa 中心部
32B,32Ba コーン部
32C,32Ca 端面部

Claims (2)

  1. 磁気ギャップを有する磁気回路と、この磁気回路に結合されたトラック型もしくは楕円型などの細長型のフレームと、このフレームの周縁に結合されると共に中心部に上記磁気ギャップにはめ込まれるボイスコイルを結合したトラック型の細長型の振動板と、上記ボイスコイルのボビンの先端と上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向の側面部とに結合されるサブコーンとを備え、上記サブコーンの上記トラック型の振動板の不要共振の発生しやすい長径方向の側面部と結合する幅寸法が、上記ボイスコイルのボビンの先端と結合する幅寸法よりも長くなるように構成されるスピーカ。
  2. サブコーンとして振動板に結合する部分を振動板の形状に合せた曲面状の端面部をもったものとした請求項1記載のスピーカ。
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