JPS646629Y2 - - Google Patents

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JPS646629Y2
JPS646629Y2 JP1983056161U JP5616183U JPS646629Y2 JP S646629 Y2 JPS646629 Y2 JP S646629Y2 JP 1983056161 U JP1983056161 U JP 1983056161U JP 5616183 U JP5616183 U JP 5616183U JP S646629 Y2 JPS646629 Y2 JP S646629Y2
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JP
Japan
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speaker
cabinet
elastic pieces
support part
mounting mechanism
Prior art date
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JP1983056161U
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JPS59164388U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、スピーカをキヤビネツトに簡単に
取付けて固定することのできるスピーカ取付機構
に関する。
〔考案の技術的背景〕
周知のように、例えばラジオ付カセツトテープ
レコーダのような携帯用小型音響機器等にあつて
は、そのキヤビネツト内にスピーカを簡易な構成
で容易に取り付けられるようにすることが望まれ
ている。
第1図は、このような従来のスピーカ取付機構
を示すものである。すなわち、11はスピーカ
で、略円錐形状のフレーム111内にはコーン紙
112が設けられている。このフレーム111の
前面部外周は、略直角に前面方向へ曲折されて環
状枠部111aを形成している。一方、上記フレ
ーム111の裏側にはマグネツト113がヨーク
114によつて支持されている。このヨーク11
4は略円柱形状で、その底面が平坦となつている
ものである。
このようなスピーカ11は、フロントキヤビネ
ツト12及びバツクキヤビネツト13を合体させ
てなる略箱状のキヤビネツト本体14内に収納さ
れる。すなわち、フロントキヤビネツト12には
この前面板121の内側に、上記スピーカ11の
環状枠部111aより略小径の支持枠122が突
設されており、この支持枠122と上記環状枠部
111aとが嵌合されるようになされている。ま
た、上記フロントキヤビネツト12の前面板12
1のうちスピーカ11のコーン紙112と対向す
る部分には、複数の透音孔121a,121b,
…が形成されている。
一方、上記フロントキヤビネツト12と合体さ
れるバツクキヤビネツト13には、その背面板1
31の内側にフロントキヤビネツト12に設置さ
れたスピーカ11のヨーク114の底面中央部に
対向させて、該ヨーク114の底面より小径の略
円筒状の突出部132が形成されている。この突
出部132の先端部には、弾性部材、例えばクツ
シヨンゴム15が圧入されており、このクツシヨ
ンゴム15が上記ヨーク114の底面に圧接され
るようになつている。尚、上記クツシヨンゴム1
5の中央部には空気孔151が設けられている。
このため、上記バツクキヤビネツト13とフロ
ントキヤビネツト12とを合体させることによつ
て、上記クツシヨンゴム15がスピーカ11を前
面方向へ押圧するようになるので、フロントキヤ
ビネツト12とバツクキヤビネツト13とを合体
させるだけでスピーカ11を取り付けることがで
きるものである。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上記のような従来のスピーカ取
付機構では、クツシヨンゴム15のような弾性部
材が必要であり、その部品点数が多く構成が複雑
化し組立工程数が多くなると共に経済的にも不利
になるという問題がある。
〔考案の目的〕
この考案は上記のような問題点を考慮してなさ
れたもので、部品点数を減らし簡易な構成で且つ
確実にスピーカを取付けられる極めて良好なスピ
ーカ取付機構を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
すなわち、この考案によるスピーカ取付機構
は、フロントキヤビネツトとバツクキヤビネツト
とを合体させてなるキヤビネツト本体内にスピー
カを取付けるスピーカ取付機構において、前記フ
ロントキヤビネツトの内側に一体的に形成され前
記キヤビネツトの合体時に前記スピーカの前面周
縁部と係合することにより該スピーカを前面側か
ら位置決めして支持する第1の支持部と、前記バ
ツクキヤビネツトの内側に一体的に形成され前記
キヤビネツトの合体前に前記スピーカの底部を包
含するようにして位置決めして支持する第2の支
持部と、この第2の支持部の内側に一体的に形成
され前記キヤビネツトの合体時に前記スピーカの
底面と対向しかつ先端部が前記スピーカの底面に
弾接する形状を有する複数の弾性片と、前記第2
の支持部の内側に一体的に形成され前記キヤビネ
ツトの合体時に前記複数の弾性片が前記スピーカ
の高さのばらつきによつて破損しないように前記
複数の弾性片の許容変形量を規定するスピーカ受
け用の突出部とを具備し、前記キヤビネツトの合
体時に前記第1及び第2の支持部が前記スピーカ
を保持し前記複数の弾性片が前記スピーカをフロ
ントキヤビネツト方向へ押圧するようにしてなる
ことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、第2図及び第3図を参照してこの考案の
一実施例を詳細に説明する。但し第2図におい
て、第1図と同一部分には同一符号を付して示
し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
すなわち、バツクキヤビネツト16には、その
背面板161に前記スピーカ11のヨーク114
底面の外径と略同等の内径を有する略円筒状の支
持台162がキヤビネツト内部に延びるように形
成されている。この支持台162は、その高さ
が、前記フロントキヤビネツト12とバツクキヤ
ビネツト16とを合体した状態で上記スピーカ1
1でマグネツト113に衝突しない程度に設定さ
れている。また、この支持台162には上記スピ
ーカ11のヨーク114底面の近傍に対向するよ
うにして受け板163が一体的に形成されてい
る。この受け板163には、第3図に取り出して
示すように、複数(図示の場合は4つ)に同形状
の弾性片164a〜164dが中心に向かつて延
びるように形成されている。すなわち、この弾性
片164a〜164dは、上記受け板163をE
字形に切欠して舌状に形成したもので、その先端
部が、フロントキヤビネツト12側に向かつて突
出ている。また、上記受け板163の中央部に
は、他の部分よりも肉厚が厚く、スピーカ受け用
の突出部となる受け台165が形成されており、
その高さは上記弾性片164a〜164dの先端
突出部より低く設定され、またその中心部には空
気孔166が形成されている。
以上のように構成されたスピーカ取付機構で
は、まずフロントキヤビネツト12に設けた支持
枠122に対してスピーカ11の環状枠部111
aを嵌合させる。そして、このようなフロントキ
ヤビネツト12にバツクキヤビネツト16を合体
させると、上記支持台162の先端部がスピーカ
11のヨーク114の周縁部に嵌合され、上記支
持枠122と共にスピーカ12を支持するように
なる。このとき、スピーカ11の底面が上記受け
板163に設けられた複数の弾性片164a〜1
64dの先端部に接触するので、該弾性片164
a〜164dは折曲されて上記スピーカ11を一
定の圧力でフロントキヤビネツト12側へ押圧す
るようになる。
ここで、実際のスピーカ11の厚さにはばらつ
きがある。このため、スピーカ11の厚さが上記
弾性片164a〜164dの許容変形量より大き
いと、キヤビネツト合体時に弾性片164a〜1
64dが折れてしまうおそれがある。そこで、上
記受け板163には弾性片164a〜164dの
許容変形量を規定する受け台165が形成されて
いる。すなわち、上記受け台165の高さを弾性
片164a〜164dの許容変形量に相当する高
さに設定しておけば、基準厚より厚いスピーカ1
1を収納した場合、スピーカ11の底面が受け台
165に当接し、弾性片164a〜164dを許
容変形量以上に折曲させないので、弾性片164
a〜164dを破損から十分保護することができ
る。
したがつて、スピーカ11は単にフロントキヤ
ビネツト12とバツクキヤビネツト16を合体す
るだけで、支持枠122及び支持台163によつ
て保持され且つ弾性片164a〜164dによつ
てフロントキヤビネツト12方向へ押圧されるの
で、安定した状態で簡単に固定されるようにな
り、しかも弾性片164a〜164dを受け台1
65によつて許容変形量以上に折曲しないように
規定しているので、スピーカの厚さのばらつきに
十分対処することができる。
尚、この考案は上記実施例に限定されるもので
なく、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形しても実施可能である。
〔考案の効果〕
以上のべたようにこの考案によれば、従来用い
られていた弾性部材を設ける必要がないので部品
点数を減らすことができ、またフロントキヤビネ
ツトとバツクキヤビネツトを合体させるだけで簡
単に且つ確実にスピーカを取付けることができる
極めて良好なスピーカ取付機構を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスピーカ取付機構を示す構成
図、第2図はこの考案に係るスピーカ取付機構の
一実施例を示す構成図、第3図は同実施例の要部
を示す平面図である。 11……スピーカ、111……フレーム、11
1a……環状枠部、113……マグネツト、11
4……ヨーク、12……フロントキヤビネツト、
121……前面板、122……支持枠、13,1
6……バツクキヤビネツト、14……キヤビネツ
ト本体、15……クツシヨンゴム、161……背
面板、162……支持台、163……受け板、1
64a〜164d……弾性片、165……受け
台、166……空気孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントキヤビネツトとバツクキヤビネツトと
    を合体させてなるキヤビネツト本体内にスピーカ
    を取付けるスピーカ取付機構において、前記フロ
    ントキヤビネツトの内側に一体的に形成され前記
    キヤビネツトの合体時に前記スピーカの前面周縁
    部と係合することにより該スピーカを前面側から
    位置決めして支持する第1の支持部と、前記バツ
    クキヤビネツトの内側に一体的に形成され前記キ
    ヤビネツトの合体時に前記スピーカの底部を包含
    するようにして位置決めして支持する第2の支持
    部と、この第2の支持部の内側に一体的に形成さ
    れ前記キヤビネツトの合体時に前記スピーカの底
    面と対向しかつ先端部が前記スピーカの底面に弾
    接する形状を有する複数の弾性片と、前記第2の
    支持部の内側に一体的に形成され前記キヤビネツ
    トの合体時に前記複数の弾性片が前記スピーカの
    高さのばらつきによつて破損しないように前記複
    数の弾性片の許容変形量を規定するスピーカ受け
    用の突出部とを具備し、前記キヤビネツトの合体
    時に前記第1及び第2の支持部が前記スピーカを
    保持し前記複数の弾性片が前記スピーカをフロン
    トキヤビネツト方向へ押圧するようにしてなるこ
    とを特徴とするスピーカ取付機構。
JP5616183U 1983-04-15 1983-04-15 スピ−カ取付機構 Granted JPS59164388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5616183U JPS59164388U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 スピ−カ取付機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5616183U JPS59164388U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 スピ−カ取付機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59164388U JPS59164388U (ja) 1984-11-05
JPS646629Y2 true JPS646629Y2 (ja) 1989-02-21

Family

ID=30186482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5616183U Granted JPS59164388U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 スピ−カ取付機構

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JP (1) JPS59164388U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4987336U (ja) * 1972-11-16 1974-07-29
JPS5472530U (ja) * 1977-11-01 1979-05-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59164388U (ja) 1984-11-05

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