JPH0617431Y2 - 車載用スピ−カ - Google Patents
車載用スピ−カInfo
- Publication number
- JPH0617431Y2 JPH0617431Y2 JP8338086U JP8338086U JPH0617431Y2 JP H0617431 Y2 JPH0617431 Y2 JP H0617431Y2 JP 8338086 U JP8338086 U JP 8338086U JP 8338086 U JP8338086 U JP 8338086U JP H0617431 Y2 JPH0617431 Y2 JP H0617431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speaker
- housing
- high range
- unit
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
この考案は車載用スピーカに関し、さらに詳しくは、少
なくとも、２ウェイ以上の複合型車載用スピーカに関す
る。
なくとも、２ウェイ以上の複合型車載用スピーカに関す
る。
従来知られている複合型の車載用スピーカは、最近の車
載用オーディオ装置高級化の潮流に乗り、ウーファユニ
ットと、中高域再生スピーカを搭載した３ウェイ、４ウ
ェイ型のスピーカが好まれるようになっている。 この形式の車載用スピーカはウーファユニットを収容し
たハウジング中に、中高音再生スピーカを収容してある
ハウジングを取付け、ウーファユニットの音軸と、中高
音再生スピーカとの音軸とが側面視交差するようになっ
ている。
載用オーディオ装置高級化の潮流に乗り、ウーファユニ
ットと、中高域再生スピーカを搭載した３ウェイ、４ウ
ェイ型のスピーカが好まれるようになっている。 この形式の車載用スピーカはウーファユニットを収容し
たハウジング中に、中高音再生スピーカを収容してある
ハウジングを取付け、ウーファユニットの音軸と、中高
音再生スピーカとの音軸とが側面視交差するようになっ
ている。
上述のような車載用スピーカは指向性の強いスピーカユ
ニットのみを自動車内の取付位置との関係から音軸の向
きを可変できて便利であるが、ウーファユニットと、中
高域再生スピーカとが独立しているので、音像が一つに
纏まりにくく、また、第２図に示す周波数特比較線図の
ように2000〜3000Hz付近で大きなピークが生じる問題が
あった。
ニットのみを自動車内の取付位置との関係から音軸の向
きを可変できて便利であるが、ウーファユニットと、中
高域再生スピーカとが独立しているので、音像が一つに
纏まりにくく、また、第２図に示す周波数特比較線図の
ように2000〜3000Hz付近で大きなピークが生じる問題が
あった。
そこで、この考案は音像を１つに纏めると共に、周波数
特線図においてピークが発生せず、フラットな曲線を描
く車載用スピーカユニットを提供しようとするもので、
そのために、ウーファユニットの音軸と交差する中高域
再生スピーカユニットのハウジングの対向面に、その内
部空間に通じる開口部を穿けて構成したことを特徴とす
るものである。
特線図においてピークが発生せず、フラットな曲線を描
く車載用スピーカユニットを提供しようとするもので、
そのために、ウーファユニットの音軸と交差する中高域
再生スピーカユニットのハウジングの対向面に、その内
部空間に通じる開口部を穿けて構成したことを特徴とす
るものである。
以下、この考案の実施例を添付した図面に沿って説明す
る。図において符号10はウーファユニットを示し、スピ
ーカフレーム11には磁気回路12が取付けられており、磁
気回路12のエアギャップにはボビン13に巻かれたボイス
コイル14が位置し、ボビン13はダンパ15によってスピー
カフレーム11に支持されている。さらに、ボビン13の端
部にはコーン型の振動板支持部材16の一端部が固定され
ており、その他端部は平面振動板17を支持している。こ
の平面振動板17の周囲はエッジ18を介してスピーカフレ
ーム11に固定されている。 そして、このウーファユニット10はハウジング20に取付
けられており、このハウジング20はプラスチックス製の
横置き三角柱に似た形状であって、前面から頂面、後面
はメシュ材21により開口部が被われている。 このハウジング20中に中高域再生スピーカ30例えば、ス
コーカ、ツィータ、スーパーツィータなどを収容した中
高域用ハウジング40が取付けられ、その両側面がハウジ
ング20の側面に対して若干の範囲で回転できるようにな
っている。 そして、この中高域用ハウジング40の下面41、言換える
と、ウーファユニット10との対向面には開口部42が形成
され、開口部42にはメッシュ材42Ａが張設されており、
ウーファユニット10において放射される低域音は、下面
41で反射されることなく中高域再生スピーカ30のキャビ
ネットを構成するハウジング40中に伝播するようになっ
ている。 このような構成の車載用スピーカはその周波数特曲線に
おいて従来品と比較すると、第２図に示すようにピーク
が消え、フラットな周波数特曲線を描いていることが確
認される。 即ち、中高域用ハウジング40の内部キャビティを利用し
て位相補正を行い、中域特性が改善されている。 なお、以上の実施例では開口部42を孔状としたものを示
したが、多数のスリットを設けることでも所期の効果を
期待することができる。
る。図において符号10はウーファユニットを示し、スピ
ーカフレーム11には磁気回路12が取付けられており、磁
気回路12のエアギャップにはボビン13に巻かれたボイス
コイル14が位置し、ボビン13はダンパ15によってスピー
カフレーム11に支持されている。さらに、ボビン13の端
部にはコーン型の振動板支持部材16の一端部が固定され
ており、その他端部は平面振動板17を支持している。こ
の平面振動板17の周囲はエッジ18を介してスピーカフレ
ーム11に固定されている。 そして、このウーファユニット10はハウジング20に取付
けられており、このハウジング20はプラスチックス製の
横置き三角柱に似た形状であって、前面から頂面、後面
はメシュ材21により開口部が被われている。 このハウジング20中に中高域再生スピーカ30例えば、ス
コーカ、ツィータ、スーパーツィータなどを収容した中
高域用ハウジング40が取付けられ、その両側面がハウジ
ング20の側面に対して若干の範囲で回転できるようにな
っている。 そして、この中高域用ハウジング40の下面41、言換える
と、ウーファユニット10との対向面には開口部42が形成
され、開口部42にはメッシュ材42Ａが張設されており、
ウーファユニット10において放射される低域音は、下面
41で反射されることなく中高域再生スピーカ30のキャビ
ネットを構成するハウジング40中に伝播するようになっ
ている。 このような構成の車載用スピーカはその周波数特曲線に
おいて従来品と比較すると、第２図に示すようにピーク
が消え、フラットな周波数特曲線を描いていることが確
認される。 即ち、中高域用ハウジング40の内部キャビティを利用し
て位相補正を行い、中域特性が改善されている。 なお、以上の実施例では開口部42を孔状としたものを示
したが、多数のスリットを設けることでも所期の効果を
期待することができる。
以上の説明から明らかなように、この考案の車載用スピ
ーカは次のような効果を期待することができる。 (A)中高域用ハウジングの開口部によって位相補正を行
い得、中域における周波数特性をフラットにできる。 (B)低域と、中高域との音像が一致できる。
ーカは次のような効果を期待することができる。 (A)中高域用ハウジングの開口部によって位相補正を行
い得、中域における周波数特性をフラットにできる。 (B)低域と、中高域との音像が一致できる。
添付図面はこの考案の実施例を示し、第１図は縦断側面
図、第２図は従来品の特性を併せ示す周波数特性線図で
ある。 10…ウーファユニット 11…スピーカフレーム、12…磁気回路、13…ボビン、14
…ボイスコイル、15…ダンパ、16…振動板支持部材、17
…平面振動板、18…エッジ 20…中高域用ハウジング 21…メッシュ材 30…中高域再生スピーカ 40…中高域用ハウジング 41…下面、42…開口部、42A…メッシュ材。
図、第２図は従来品の特性を併せ示す周波数特性線図で
ある。 10…ウーファユニット 11…スピーカフレーム、12…磁気回路、13…ボビン、14
…ボイスコイル、15…ダンパ、16…振動板支持部材、17
…平面振動板、18…エッジ 20…中高域用ハウジング 21…メッシュ材 30…中高域再生スピーカ 40…中高域用ハウジング 41…下面、42…開口部、42A…メッシュ材。
Claims (1)
- 【請求項１】ウーファユニットと、このウーファユニッ
トの音軸と交差する音軸をもつ中高域再生スピーカユニ
ットとを備える車載用スピーカにおいて、ウーファユニ
ットが取付けられているハウジングと、中高域再生スピ
ーカユニットが収容されていて、前記ウーファユニット
が取付けられている中高域用ハウジングとを備え、前記
中高域用ハウジングのウーファユニットとの対向面には
内部空間と連通する開口部が形成されていることを特徴
とする車載用スピーカ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338086U JPH0617431Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 車載用スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8338086U JPH0617431Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 車載用スピ−カ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62196483U JPS62196483U (ja) | 1987-12-14 |
| JPH0617431Y2 true JPH0617431Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=30936913
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8338086U Expired - Lifetime JPH0617431Y2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 車載用スピ−カ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617431Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP8338086U patent/JPH0617431Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62196483U (ja) | 1987-12-14 |
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