JP3597344B2 - テレビジョン信号受信チュ−ナおよびパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット - Google Patents
テレビジョン信号受信チュ−ナおよびパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
近年、薄型のテレビジョン信号受信チュ−ナをカ−ド型のプリント基板に搭載してパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット(以下、チュ−ナカ−ドという)とし、これをパ−ソナルコンピュ−タ(以下単にパソコンという)に装着可能としてパソコンのデスプレイにテレビジョンの画像を出力できるようにしたものがある。
本発明は、特に、ノ−ト型パソコンに装着されて使用するのに好適なチュ−ナカ−ドおよびこのチュ−ナカ−ドに使用するチュ−ナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のチュ−ナカ−ドを図7および図8を参照して説明する。矩形状のプリント基板41の一端側にはパソコン(図示せず)との接続用のコネクタ部41aが形成されている。そして、このコネクタ部41aに対向した他端側に沿うようにチュ−ナ42が搭載されている。チュ−ナ42は、金属ケ−ス内に収納されたチュ−ナ基板(図示せず)に回路が組み込まれている。そして金属ケ−スの側面にコネクタ42aが取り付けられており、チュ−ナ42はこのコネクタ42aがプリント基板の他端側に向いた状態でプリント基板41上に搭載されている。そしてこのコネクタ42aに、外部のアンテナ(図示せず)からのテレビジョン信号が供給される。
また、プリント基板41のコネクタ部41aとチュ−ナ42との間の領域41bには、チュ−ナ42から出力された映像信号等をパソコンに入力するためのインタ−フェイスとなるデジタル回路を構成する電子部品(図示せず)が搭載されている。
【0003】
そして、このチュ−ナカ−ドをパソコンに装着する場合は、パソコンの側面に設けられている装着口(図示せず)からこのチュ−ナカ−ドを挿入し、コネクタ部41aをパソコンの内部に設けられているコネクタ(図示せず)に係合するようにしている。この状態では、デジタル回路を構成する電子部品が搭載された領域41bはパソコンの装着口内に挿入されるが、チュ−ナ42はパソコンの側面から外部に突出する。そのため、プリント基板41の領域41bにおける高さはパソコンの装着口の高さに合わせてほぼ5mm程度に押さえられている。
そして、チュ−ナ42の側面に設けられているコネクタ42aに図示しないアンテナを接続してこのチュ−ナ42にテレビジョン信号を入力するようにしている。
【0004】
図8はチュ−ナ42の概略のブロック構成を示す。コネクタ42aに接続される入力端51にはVHF帯のテレビジョン信号及びUHF帯のテレビジョン信号が入力される。これらのテレビジョン信号は分波回路52でVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とが分けられ、それぞれVHFチュ−ナ部53とUHFチュ−ナ部54とに入力されて所望のチャンネルのテレビジョン信号が選択されるとともに中間周波信号に周波数変換される。この中間周波信号は、中間周波回路55で所定の増幅と選択度特性とを与えられた後に復調器56において映像信号Vと音声信号Aとが取り出される。
【0005】
また、チュ−ナ42には、選局したテレビジョン信号が属する受信バンドを選択するためのバンド切り換え電圧発生回路57が備えられており、このバンド切り換え電圧発生回路57にテレビジョンセットあるいはパソコンから選局信号Sが入力される。この受信バンドは、UHF帯、VHF帯のハイバンド、VHF帯のロ−バンドの3バンドに分けられている。そしてUHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、バンド切り換え電圧発生回路57は、その出力端子57aにUHF帯のバンド切り替え電圧UBを出力してUHFチュ−ナ部54に供給する。同様に、VHF帯のハイバンドのテレビジョン信号を受信する場合は、出力端子57bにハイバンドの切り替え電圧HBを出力し、VHF帯のロ−バンドのテレビジョン信号を受信する場合は出力端子57cにロ−バンドのバンド切り替え電圧LBを出力してVHFチュ−ナ部53に供給するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のような従来のチュ−ナを使用してノ−ト型パソコン用のチュ−ナカ−ドを構成した場合は、以下の問題がある。
即ち、ノ−ト型パソコンは元来、携帯性、移動性を有するものであり、使用場所の制限を受けずに使用できることを旨としている。しかし、使用場所にアンテナが用意されている場合や、屋外のアンテナに接続されたアンテナケ−ブルが使用場所まで引き込まれている場合はそのアンテナやアンテナケ−ブルをチュ−ナ42のコネクタ42aに接続できるが、一般には、使用場所にアンテナやアンテナケ−ブルが準備されていないケ−スが多い。そのため、テレビジョン信号をノ−ト型パソコンに取り込んで使用するには、使用場所が制限されることになる。
【0007】
そこで、本発明のチュ−ナカ−ドおよびこのチュ−ナカ−ドに使用するテレビジョン信号受信チュ−ナは、ノ−ト型パソコンに使用する場合でも使用場所の制限を受けずにテレビジョン信号を受信できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナは、アンテナ接続用の入力端子と、前記入力端子に入力されたVHFのテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器の出力側に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを備え、前記VHFチュ−ナ部をハイバンドのテレビジョン信号の受信状態又はロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態に切り換えるように構成し、前記入力端子と前記分波器との間にインダクタを接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えた。
【0009】
また、本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナは、前記インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、前記第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、前記第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では前記第1のスイッチダイオードを導通状態とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第2のスイッチダイオードを導通状態とした。
【0010】
そして、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板を備え、前記プリント基板の一端側には前記パ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、前記プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と前記入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、前記プリント基板上には、前記インダクタに隣接してVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するチュ−ナ部を直接構成すると共に、前記VHFチュ−ナ部をハイバンドのテレビジョン信号の受信状態又はロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態に切り換えるように構成し、前記インダクタの他端を前記分波器に接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えた。
【0011】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板を備え、前記プリント基板の一端側には前記パ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、前記プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と前記入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、前記プリント基板上には、前記インダクタに隣接してVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するテレビジョン信号受信チュ−ナを搭載すると共に、前記VHFチュ−ナ部をハイバンドのテレビジョン信号の受信状態又はロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態に切り換えるように構成し、前記インダクタの他端を前記分波器に接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えた。
【0012】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、前記インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、前記第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、前記第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では前記第1のスイッチダイオードを導通状態とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第2のスイッチダイオードを導通状態とした。
【0013】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、前記プリント基板上には、前記プリント基板の他端に沿って導体パタ−ンで形成されたライン状のアンテナを設け、前記アンテナの一端を前記入力端子に接続した。
【0014】
そして、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、前記アンテナの長さを、前記UHF帯のテレビジョン信号の周波数帯のほぼ中間の周波数に対して1/4波長に設定した。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット(以下、チュ−ナカ−ドという)およびこのチュ−ナカ−ドに使用するテレビジョン信号受信チュ−ナ(以下、チュ−ナという)を図1乃至図3を参照して説明する。先ず、図1において、矩形状のプリント基板1の一端側にはコネクタ部1aが形成され、このコネクタ部1aに対向した他端側に沿ってチュ−ナ2が搭載されている。チュ−ナ2は、金属ケ−ス内に収納されたチュ−ナ基板(図示せず)に回路が組み込まれている。そして金属ケ−スの側面にコネクタ2aが取り付けられており、チュ−ナ2はこのコネクタ2aがプリント基板の他端側に向いた状態でプリント基板1上に搭載されている。そしてこのコネクタ2aに、図示しないアンテナ(以下、外部アンテナという)からのテレビジョン信号が供給される。また、プリント基板1上には、コネクタ部1aとチュ−ナ2との間の領域1bに、チュ−ナ2でテレビジョン信号を復調して得た映像信号等をノ−ト型パソコン(図示せず、以下同じ)に入力するためのインタ−フェイスとなるデジタル回路を構成する電子部品(図示せず)が搭載されチュ−ナカ−ドが構成されている。
【0016】
そして、このチュ−ナカ−ドをパソコンに装着する場合は、パソコン本体の側面に設けられている装着口(図示せず)からこのチュ−ナカ−ドを挿入し、コネクタ部1aをパソコン本体の内部に設けられているコネクタ(図示せず)に係合するようにしている。この状態では、デジタル回路が構成されているプリント基板1の領域1bはパソコン本体の装 着口内に挿入されるが、チュ−ナ2はパソコン本体の側面から外部に突出している。そのため、プリント基板1の厚さを含めた領域1bの全体の高さはパソコン本体の装着口の高さに合わせてほぼ5mm程度に押さえられている。
【0017】
そして、チュ−ナ2の側面に設けられているコネクタ2aに外部アンテナを接続してこのチュ−ナ2にテレビジョン信号を入力するようにしている。このコネクタ2aに接続する外部アンテナは、例えば、UHF帯のテレビジョン信号の周波数帯のほぼ中心周波数600MHzに対応する波長の1/4となる、長さが12CM(センチメ−トル)程度の棒状のアンテナが好適であり、チュ−ナカ−ドの近傍、例えば、パソコン本体の側面に適宜の手段で固定される。
【0018】
図2はチュ−ナ2の概略のブロック構成を示す。入力端21はコネクタ2aに接続され、この入力端21にVHF帯のテレビジョン信号及びUHF帯のテレビジョン信号が入力される。これらのテレビジョン信号は分波回路22でVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とが分けられ、それぞれVHFチュ−ナ部23とUHFチュ−ナ部24とに入力されて所望のチャンネルのテレビジョン信号が選択されるとともに中間周波信号に周波数変換される。この中間周波信号は、中間周波回路25で所定の増幅と選択度特性とを与えられた後に復調器26において映像信号Vと音声信号Aとが取り出される。
【0019】
VHFチュ−ナ部23は、VHF帯のテレビジョン信号のうち高域の周波数帯であるハイバンドのテレビジョン信号の受信状態と、低域の周波数帯であるロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態との二つの受信状態に切り換えて受信するようになっている。そのために、チュ−ナ2には、テレビジョンセットあるいはパソコンからの選局信号Sに基づいてバンド切り換え電圧を発生するバンド切り換え電圧発生回路27が備えられている。即ち、バンド切り換え電圧発生回路27は、バンド切り換え電圧を出力する三つの出力端子27a、27b、27cを有し、UHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、出力端子27aにUHF帯のバンド切り換え電圧UBを出力してUHFチュ−ナ部24に供給する。これによってUHFチュ−ナ部24が動作状態となる。
【0020】
また、VHF帯のハイバンドのテレビジョン信号を受信する場合は、出力端子27bにハイバンドのバンド切り換え電圧HBを出力してVHFチュ−ナ部23に供給する。これによってVHFチュ−ナ部23はハイバンドの受信状態となる。さらに、VHF帯のロ−バンドのテレビジョン信号を受信する場合は、出力端子27cにロ−バンドのバンド切り換え電圧LBを出力してVHFチュ−ナ部23に供給する。これによってVHFチュ−ナ部23はロ−バンドの受信状態となる。
【0021】
一方、入力端21と分波回路22との間は、互いに直列接続された第一のインダクタ28と第二のインダクタ29との直列体によって接続されている。このため、入力端21に接続される外部アンテナと第一のインダクタ28と第二のインダクタとが実質的なアンテナとして機能する。また、この直列体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ド30と第二のインダクタ29に並列接続された第二のスイッチダイオ−ド31とが設けられている。そして第一のスイッチダイオ−ド30のアノ−ドにはUHF帯のテレビジョン信号を受信するためのUHF帯のバンド切り換え電圧UBが供給され、また、第二のスイッチダイオ−ド31のアノ−ドにはVHF帯のテレビジョン信号のうちハイバンドのテレビジョン信号を受信するためのハイバンドのバンド切り換え電圧HBが供給されるようになっている。そして、第一のスイッチダイオ−ド30のカソ−ドと第二のスイッチダイオ−ド31のカソ−ドとは抵抗32を介してグランドに接続されている。これらの第一のインダクタ28、第二のインダクタ29、第一のスイッチダイオ−ド30第二のスイッチダイオ−ド31は、入力端21に接続される外部アンテナの長さを補正する補正回路33を構成し ている。
【0022】
そして、チュ−ナ2がUHF帯のテレビジョン信号を受信する場合は、UHF帯のバンド切り換え電圧UBが第一のスイッチダイオ−ド30のアノ−ドに供給されることによってこの第一のスイッチダイオ−ド30が導通状態となり、第一のインダクタ28と第二のインダクタ29との直列体の両端が短絡される。これによって、入力端21は高周波的に直接分波回路22に接続されることになる。従って、図示しない外部アンテナで受けたUHF帯のテレビジョン信号が直接分波器22に入力されることになる。これによってUHF帯のテレビジョン信号はUHFの周波数帯の低域と高域では若干感度が低下するものの、UHFの全周波数帯に渡って受信可能となる。
【0023】
一方、チュ−ナ2がVHF帯のテレビジョン信号のうちハイバンドのテレビジョン信号を受信する場合は、ハイバンドのバンド切り換え電圧HBが第二のスイッチダイオ−ド31のアノ−ドに供給されることによって第二のスイッチダイオ−ド31が導通状態となる。このため、直列接続された第一のインダクタ28および第二のインダクタ29のうち第二のインダクタ28の両端が短絡され、入力端21が第一のインダクタ28を介して分波器22に接続されることになる。従って第一のインダクタ28が外部アンテナに直列に接続されることになり、これによって、アンテナの長さが見かけ上長くなり、第一のインダクタ28のインダクタンスを適宜に設定することによって、この見かけ上の長さがVHF帯のハイバンドの中心周波数であるほぼ195MHzの受信に最適となるようにすることができる。そして、図示しない外部アンテナで受けたVHF帯のテレビジョン信号が第一のインダクタ28を介して分波回路22に入力されることになる。この場合も、VHF帯におけるハイバンドのテレビジョン信号はハイバンドの低域と高域では若干感度が低下するものの、ハイバンドの全周波数帯に渡って受信可能となる。
【0024】
さらに、チュ−ナ2がVHF帯のテレビジョン信号のうちロ−バンドのテレビジョン信号を受信する場合は、第一のスイッチダイオ−ド27および第二のスイッチダイオ−ド28にはロ−バンドのバンド切り換え電圧LBは供給されない。これによって、第一のインダクタ28と第二のインダクタ29とは、その両端が短絡されることはなく、入力端21が第一のインダクタ28と第二のインダクタ29との直列体を介して分波回路22に接続されることになる。従って外部アンテナに第一のインダクタ28と第二のインダクタ29とが直列に接続されたことになって、アンテナの長さが見かけ上さらに長くなる。この場合も、第二のインダクタ29のインダクタンスを適宜に設定することによって、この実効的な長さがVHF帯のロ−バンドの中心周波数であるほぼ100MHzの受信に最適となるようにすることができる。そして、図示しない外部アンテナで受けたVHF帯のテレビジョン信号が第一のインダクタ28および第二のインダクタ29を介して分波回路22に入力されることになる。この場合も、VHF帯におけるロ−バンドのテレビジョン信号はその低域と高域では若干感度が低下するものの、ロ−バンドの全周波数帯に渡って受信可能となる。
【0025】
このように、本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナは、外部アンテナの長さを補正する補正回路33を入力端21と分波回路22との間に設けたテレビジョン信号受信チュ−ナ2を搭載したので、入力端21に簡単な棒状のアンテナを接続するだけでUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を受信することができる。
また、本発明のチュ−ナカ−ド、即ち、パ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、パソコン本体の装着口に挿入されるプリント基板1に、アンテナの補正する補正回路33が設けられたテレビジョン信号受信チュ−ナ2を搭載したので、屋外のアンテナに接続されたアンテナケ−ブルがパソコンの使用場所の近くまで引き込まれていなくても、例えば、パソコン本体の外側面に簡単な棒状のアンテナを備えておいてこの棒状のアンテナをチュ−ナ2のコネクタ2aに接続するだけでパソコンの使用場所の制限を受 けることなくUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を受信することができる。
【0026】
そして、チュ−ナ2においては、UHFチュ−ナ部24に供給するUHF帯のバンド切り換え電圧UBで第一のスイッチダイオ−ド30を導通させ、またVHFチュ−ナ部23に供給するハイバンドのバンド切り換え電圧HBで第二のスイッチダイオ−ド31を導通させるようにしているので、チュ−ナ2のバンド切り換えに連動して補正回路33における第一のインダクタ28、第二のインダクタ29からなる直列体のインダクタンス値を容易に変えることができる。
【0027】
なお、図3に示すように、チュ−ナ2の入力端21に接続する外部アンテナ34を、プリント基板1の他端側に沿って導体パタ−ンで形成し、その一端34aチュ−ナ2の入力端21に接続しておけば別体のアンテナを備える必要がない。この際、チュ−ナ2には図1に示すようなコネクタ2aを設ける必要がなく、代わりに、チュ−ナ2には入力端21に接続されたアンテナ端子(図示せず)を図3の下側に突出させ、このアンテナ端子をプリント基板1に挿通してアンテナ34の一端34aとプリント基板1の下面で導体パタ−ン(図示せず)等の適宜手段で接続すればよい。また、アンテナ34をプリント基板1の他端側だけに形成したのでは長さが不足する場合には、図3のようにプリント基板1の側端に沿ってさらに延在させて所定の長さとすることができる。
このようにアンテナ34をプリント基板1の他端側に沿って形成すれば、プリント基板1をパソコンの装着口に挿入してもチュ−ナ2とともにアンテナ34もパソコン本体の装着口には挿入されないので、このアンテナ34によってテレビジョン信号を受けることができる。
【0028】
次に、本発明のチュ−ナカ−ドの第二の実施の形態を図4を用いて説明する。ここで、図1乃至図3に示す構成と同じ機能の構成については同一符号を付す。プリント基板1の一端側にはコネクタ部1aが形成され、この一端側に対向する他端側に沿って導体パタ−ンで形成されたアンテナ34が設けられている。そして、プリント基板1上には、アンテナ34の近傍の領域1c、1dにチュ−ナ2を構成する図2の各回路ブロックが構成されている。即ち、プリント基板1上の領域1dには図2の補正回路33を構成する第一のインダクタ28、第二のインダクタ29となる、例えばコイルが取り付けられ、さらに、第一のスイッチダイオ−ド30、第二のスイッチダイオ−ド31、抵抗32が取り付けられている。そして、補正回路33の入力端21がアンテナ34の一端34aに接続される。
【0029】
一方この領域1dに隣接した領域1cには、分波回路22、VHFチュ−ナ部23、UHFチュ−ナ部24、中間周波回路25、復調回路26、バンド切り換え電圧発生回路27等の各回路ブロックを構成する電子部品(図示せず)が直接プリント基板1に搭載されている。そして、領域1c、1dに搭載された電子部品を覆うように図示しない金属カバ−がプリント基板1に取り付けられる。
このように、チュ−ナ2の各回路ブロックを直接プリント基板1上に構成することによって、チュ−ナ2には金属ケ−スおよびこの金属ケ−ス内に収納するチュ−ナ基板が不要となり、また、そのことによってチュ−ナカ−ドを薄型に構成できる。この場合においても、領域1cに構成されたVHFチュ−ナ部23、UHFチュ−ナ部24に供給されるハイバンドのバンド切り換え電圧HB、UHF帯のバンド切り替え電圧UBは、領域1dに構成された補正回路33の第二のスイッチダイオ−ド31のアノ−ド、第一のスイッチダイオ−ド30のアノ−ドにもそれぞれ供給されるようになっている。
そして、この第二の実施の形態においても、チュ−ナ2のバンド切り換えに対応して補正回路33の第一のインダクタ28と第二のインダクタ39との直列体のインダクタンスを変えることによって、簡単にアンテナ34の長を補正することができる。
【0030】
次に、本発明のチュ−ナカ−ドの第三の実施の形態を図5を用いて説明する。ここで、 図1乃至図4に示す構成と同じ機能の構成については同一符号を付す。プリント基板1の一端側にはコネクタ部1aが形成され、この一端側に対向する他端側に沿って導体パタ−ンで形成されたアンテナ34が設けられている。そして、プリント基板1上には、アンテナ34の一端34aの近傍の領域1dに、図2の補正回路33を構成する第一のインダクタ28、第二のインダクタ29となる、例えばコイルが取り付けられ、さらに、第一のスイッチダイオ−ド30、第二のスイッチダイオ−ド31、抵抗32が取り付けられている。そして、補正回路33の入力端21がアンテナ34の一端34aに接続される。
【0031】
一方補正回路33が構成された領域1dに隣接した領域1cには、図6に示す分波回路22、VHFチュ−ナ部23、UHFチュ−ナ部24、中間周波回路25、復調回路26、バンド切り換え電圧発生回路27等の各回路ブロックを有するチュ−ナ35が搭載される。チュ−ナ35は、金属ケ−ス内に収納されたチュ−ナ基板(いずれも図示せず)に上記の各回路ブロックが構成されている。そして、このチュ−ナ35の分波回路22が領域1dに構成された補正回路33に適宜の手段で接続され、アンテナ34で受信したテレビジョン信号が補正回路33を介してチュ−ナ35に入力されるようになっている。チュ−ナ35の構成は、図2に示すチュ−ナ2の構成における補正回路33が省略されており、バンド切り換え電圧発生回路27からのUHF帯のバンド切り換え電圧UBがUHFチュ−ナ部24に供給され、また、ハイバンドのバンド切り換え電圧HB、ロ−バンドのバンド切り替え電圧LBがVHFチュ−ナ部23に供給されている。
【0032】
さらに、UHF帯のバンド切り換え電圧UB、ハイバンドのバンド切り替え電圧HBが端子36、37からチュ−ナ35の外部に取り出されるようになっている。端子36、37は、チュ−ナ35がプリント基板1上に搭載された状態でプリント基板1を挿通するようになっており、この端子36と領域1dに構成された補正回路33の第一のスイッチダイオ−ド30のアノ−ドとが適宜手段で接続され、また、端子37と第二のスイッチダイオ−ド31のアノ−ドとが適宜手段で接続され、第一のスイッチダイオ−ド30と第二のスイッチダイオ−ド31とにそれぞれUHF帯のバンド切り替え電圧UB、ハイバンドのバンド切り替え電圧HBが供給されるようになっている。
【0033】
このチュ−ナ35は、図7および図8に示す従来のチュ−ナ42と比較するとUHF帯のバンド切り換え電圧UB、ハイバンドのバンド切り替え電圧HBを外部に導出するための端子36、37が設けられている点が異なっている。従って、従来のチュ−ナ42に端子36、37を設けることによって本発明のチュ−ナカ−ドにおける第三の実施の形態に使用するチュ−ナ35が簡単に構成できる。
【0034】
【発明の効果】
以上のように、本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナは、入力端子と分波器との間にインダクタを接続し、インダクタのインダクタンス値を、UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では最小値と最大値との間の値とするように切り換えたので、入力端子にUHF帯のテレビジョン信号を受信するのに必要な長さのアンテナを接続するだけでUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を効率良く受信することができる。
【0035】
また、本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナは、インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では第1のスイッチダイオードを導通状態とし、ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では第2のス イッチダイオードを導通状態としたので、スイッチダイオードをオン/オフするだけで、UHF帯、ハイバンド、ローバンドに対応してインダクタのインダクタンス値を切り替えられる。
【0036】
そして、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、
パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板の一端側にはパ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、プリント基板上には、分波器とVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するチュ−ナ部を直接構成し、インダクタの他端を分波器に接続し、インダクタのインダクタンス値を、UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では最小値と最大値との間の値とするように切り換えたので、チュ−ナ部を構成するチュ−ナ基板やこのチュ−ナ基板を収納する専用の金属ケ−スが不要となり、パ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットを薄型に構成できる。また、入力端子にUHF帯のテレビジョン信号を受信するのに必要な長さのアンテナを接続するだけでUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を受信できるユニットを薄型に構成できる。
【0037】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、
パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板の一端側には前記パ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、プリント基板上にはインダクタに隣接して、分波器とVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するテレビジョン信号受信チュ−ナを搭載し、インダクタの他端を分波器に接続し、インダクタのインダクタンス値を、UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えたので、プリント基板に搭載するテレビジョン信号受信チュ−ナは従来のチュ−ナを用いることができる。したがって、プリント基板上には入力端子とインダクタのみを構成すれば簡単にパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットが構成でき、しかも、入力端子にUHF帯のテレビジョン信号を受信するのに必要な長さのアンテナを接続するだけでUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を受信できる。
【0038】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では第1のスイッチダイオードを導通状態とし、ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では第2のスイッチダイオードを導通状態としたので、スイッチダイオードをオン/オフするだけで、UHF帯、ハイバンド、ローバンドに対応してインダクタのインダクタンス値を切り替えられる。
【0039】
また、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、プリント基板上には、プリント基板の他端に沿って導体パタ−ンで形成されたライン状のアンテナを設け、アンテナの一端を入力端子に接続したので、このパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットをパ−ソナルコンピュ−タ本体に装着しても外部に別体のアンテナを設けることなく、テレビジョン信号を受信できる。
【0040】
そして、本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットは、前記ア ンテナの長さを、前記UHF帯のテレビジョン信号の周波数帯のほぼ中間の周波数に対して1/4波長に設定したので、アンテナの長さを最短にしたままでUHF帯からVHF帯までのテレビジョン信号を受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第一の実施の形態の斜視図である。
【図2】本発明のテレビジョン信号受信チュ−ナのブロック構成図である。
【図3】本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第一の実施の形態の変形例の斜視図である。
【図4】本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第二の実施の形態の平面図である。
【図5】本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第三の実施の形態の平面図である。
【図6】本発明のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第三の実施の形態に用いるテレビジョン信号受信チュ−ナのブロック構成図である。
【図7】従来のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットにおける第一の実施の形態の斜視図である。
【図8】従来のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニットに使用するテレビジョン信号受信チュ−ナのブロック構成図である。
【符号の説明】
1 プリント基板
1a コネクタ部
2 テレビジョン信号受信チュ−ナ
2a コネクタ
21 入力端子
22 分波器
23 VHFチュ−ナ部
24 UHFチュ−ナ部
25 中間周波回路
26 復調回路
27 バンド切り替え電圧発生回路
27a、27b、27c 出力端子
28 第一のインダクタ
29 第二のインダクタ
30 第一のスイッチダイオ−ド
31 第二のスイッチダイオ−ド
32 抵抗
33 補正回路
34 アンテナ
35 テレビジョン信号受信チュ−ナ
UB UHF帯のバンド切り替え電圧
HB ハイバンドのバンド切り替え電圧
Claims (7)
- アンテナ接続用の入力端子と、前記入力端子に入力されたVHFのテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器の出力側に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを備え、前記VHFチュ−ナ部をハイバンドのテレビジョン信号の受信状態又はロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態に切り換えるように構成し、前記入力端子と前記分波器との間にインダクタを接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えたことを特徴とするテレビジョン信号受信チュ−ナ。
- 前記インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、前記第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、前記第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では前記第1のスイッチダイオードを導通状態とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第2のスイッチダイオードを導通状態としたことを特徴とする請求項1記載のテレビジョン信号受信チュ−ナ。
- パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板を備え、前記プリント基板の一端側には前記パ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、前記プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と前記入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、前記プリント基板上には、前記インダクタに隣接してVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するチュ−ナ部を直接構成すると共に、前記VHFチュ−ナ部をハイバンド又はロ−バンドの受信状態に切り換えるように構成し、前記インダクタの他端を前記分波器に接続し、前記インダクタの他端を前記分波器に接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えたことを特徴とするパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット。
- パ−ソナルコンピュ−タ本体の装着口に挿入される矩形状のプリント基板を備え、前記プリント基板の一端側には前記パ−ソナルコンピュ−タ本体内のコネクタに係合可能なコネクタ部を形成し、前記プリント基板上の他端側にはアンテナ接続用の入力端子と前記入力端子に一端が接続されたインダクタとを設け、前記プリント基板上には、前記インダクタに隣接してVHF帯のテレビジョン信号とUHF帯のテレビジョン信号とを分波する分波器と、前記分波器に接続されたVHFチュ−ナ部及びUHFチュ−ナ部とを有するテレビジョン信号受信チュ−ナを搭載すると共に、前記VHFチュ−ナ部をハイバンドのテレビジョン信号の受信状態又はロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態に切り換えるように構成し、前記インダクタの他端を前記分波器に接続し、前記インダクタのインダクタンス値を、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では最小値とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では最大値とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記最小値と前記最大値との間の値とするように切り換えたことを特徴とするパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット。
- 前記インダクタは互いに直列接続された第一及び第二のインダクタと、前記第一及び第二のインダクタの直列接続体に並列接続された第一のスイッチダイオ−ドと、前記第二のインダクタに並列接続された第二のスイッチダイオ−ドとを有し、前記UHF帯のテレビジョン信号の受信状態では前記第1のスイッチダイオードを導通状態とし、前記ロ−バンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第1及び第2のスイッチダイオードを共に非導通状態とし、前記ハイバンドのテレビジョン信号の受信状態では前記第 2のスイッチダイオードを導通状態としたことを特徴とする請求項3又は4記載のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット。
- 前記プリント基板上には、前記プリント基板の他端に沿って導体パタ−ンで形成されたライン状のアンテナを設け、前記アンテナの一端を前記入力端子に接続したことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット。
- 前記アンテナの長さを、前記UHF帯のテレビジョン信号の周波数帯のほぼ中間の周波数に対して1/4波長に設定したことを特徴とする請求項6記載のパ−ソナルコンピュ−タ用テレビジョン信号受信ユニット。
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