JP2001102840A - 無線通信端末用アンテナ - Google Patents

無線通信端末用アンテナ

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JP2001102840A
JP2001102840A JP27432999A JP27432999A JP2001102840A JP 2001102840 A JP2001102840 A JP 2001102840A JP 27432999 A JP27432999 A JP 27432999A JP 27432999 A JP27432999 A JP 27432999A JP 2001102840 A JP2001102840 A JP 2001102840A
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antenna
communication terminal
wireless communication
helical
whip
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Iwao Matsuura
巌 松浦
Hideki Yakida
秀樹 八木田
Hideo Nagata
秀夫 永田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/32Vertical arrangement of element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
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    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/362Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith for broadside radiating helical antennas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの特性を損なうことなく、制御回路
部で発生する無線通信端末における受信周波数と同一周
波数の高周波成分の雑音がグランド経由で高周波回路に
入力するのを低減しうる無線通信端末用アンテナを提供
する。 【解決手段】 アンテナ伸長時には、1/2λホイップ
アンテナ102の全長がアンテナとして動作して、回路基
板108のグランドに高周波電流はほとんど流れない。一
方、アンテナ収納時には、1/4λへリカルアンテナ10
1と1/4λラジアル109の全長がアンテナとして動作し
て、回路基板108のグランドに高周波電流はほとんど流
れない。アンテナ伸長時には、第2の接触部104は、1
/2λホイップアンテナ102の電気的高周波信号を回路
基板108に伝わらせて、第2の整合部106で、アンテナを
伸長した時に整合が合うように調整する。アンテナ収納
時には、第1の接触部103は、1/4λヘリカルアンテ
ナ101の電気的高周波信号を回路基板108に伝わらせて、
第1の整合部105で、アンテナを収納した時に整合が合
うように調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン・PDA
などの情報処理機器に接続される無線通信端末におい
て、パソコン・PDAなどの情報処理機器の制御回路部
より発生する高周波成分の雑音が無線通信端末の高周波
回路部に入力するのを低減しうるようにした無線通信用
アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波回路部と通信制御回路部と
アンテナ部が一体となった無線通信端末用アンテナとし
て1/4λ〜3/8λのホイップアンテナを使用するこ
とが一般的であつた。
【0003】図5は、従来の1/4λホイップアンテナ
を使用した無線通信端末用アンテナの構成例を示してお
り、回路基板141は高周波回路部139と通信制御回路部14
0で構成されており、高周波回路部139と1/4λのホイ
ップアンテナ135を接続することによってアンテナ部が
一体となった無線通信端末となっている。
【0004】1/4λ〜3/8λのホイップアンテナ
は、アンテナとして動作させるために、良好なグラシド
が必要であり、小型化が要求される無線通信端末におい
ては、一般的に回路基板141のグランドをアンテナのラ
ジアルとして動作させるグランドと共用して使用してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の1/4λ〜3/8λのホイップアンテナにおいて
は、安定したアンテナ特性を得るためにアンテナグラン
ドとして広く安定したグランド面が必要とされる。
【0006】従来、小型化が要求される無線通信端末に
おいては、回路基板のグランド面がアンテナグランドの
役割を兼ねているが、近年の無線通信端末の開発におい
ては、益々小型化が進められており、アンテナグランド
として十分に安定で且つ広いグランド面を設けにくくな
っているのが現状である。
【0007】図5に示す無線通信端末において、高周波
回路部と通信制御回路部が一体となった設計では、アン
テナグランドとしての役割を通信制御回路部のグランド
が受け持った場合に、無線通信端末の通信制御回路部で
発生する高周波成分の雑音が、グランドを伝わって高周
波回路部に入力されてしまうという課題があった。
【0008】また、無線通信端末をパソコン・PDAな
どの情報処理機器に接続した場合も同様に、情報処理機
器の制御回路部で発生する高周波成分の雑音が、無線通
信端末のグランドを伝わって無線通信端末の高周波回路
部に入力されてしまうという課題があった。
【0009】このように制御回路部で発生する高周波成
分の雑音が、無線通信端末における受信周波数と同一周
波数の雑音である場合、同一チャネル抑圧干渉妨害を起
こしてしまうという課題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、アンテナの特性を損なうことなく、制御回路部で発
生する無線通信端末における受信周波数と同一周波数の
高周波成分の雑音がグランド経由で高周波回路に入力す
るのを低減しうる優れた無線通信端末用アンテナを提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、アンテナの収納時と伸長時とで独立した整合
回路を有し、且つ回路基板のグランドとアンテナのラジ
アルとして動作させるグランドとを分離させておき、前
記アンテナを収納しても伸長してもアンテナの全長が1
/2λで動作するようにし、アンテナの高周波電流が回
路基板のグランドを伝わって情報処理機器の内部に流れ
ないようにし、且つアンテナの電気的動作全長を前記情
報処理機器から外に出すように配置して雑音源からアン
テナの電流腹までの距離を遠ざけるようにしたことを特
徴とした無線通信端末用アンテナとしたものである。
【0012】この構成により、アンテナの特性を損なう
ことなく、通信制御回路部で発生する高周波成分の雑音
が回路基板のグランド経由で高周波回路に入力するのを
低減することができる。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の無線通信端末用アンテナにおいて、アンテナエレ
メントに2段以上の段数のロッドを用いたことを特徴と
する無線通信端末用アンテナとしたものである。
【0014】この構成により、アンテナ伸長時には、請
求項1と同様に動作し、アンテナ収納時には、ロッドを
縮めることによりアンテナセットを小型化できる。
【0015】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
記載の無線通信端末用アンテナにおいて、アンテナを収
納しても伸長しても1/4λホイップ+1/4λラジア
ルの構成にしたことを特徴とする無線通信端末用アンテ
ナとしたものである。
【0016】この構成により、アンテナ全長を1/2λ
にすることによって、回路基板上に余分な高周波電流を
流すことなく、通信制御回路部で発生する高調波成分の
雑音の高周波回路に入力するのを低減することができ
る。
【0017】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の無線通信端末用アンテ
ナを備え、収納時の1/4λホイップに相当する電気長
をヘリカルタイプにしたことを特徴とする無線通信端末
用アンテナとしたものである。
【0018】この構成により、1/4λホイップに相当
する電気長をヘリカルタイプにすることにより、収納時
にはアンテナセットを小型化することができる。
【0019】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の無線通信端末用アンテ
ナを備え、1/4λラジアルに相当する電気長をヘリカ
ルタイプにしたことを特徴とする無線通信端末用アンテ
ナとしたものである。
【0020】この構成により、1/4λラジアルに相当
する電気長をヘリカルタイプにすることによりアンテナ
のグランドを小型化することができる。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の無線通信端末用アンテ
ナを備え、収納時の1/4λホイップ、且つ1/4λラ
ジアルに相当する電気長をヘリカルタイプにしたことを
特徴とする無線通信端末用アンテナとしたものである。
【0022】この構成により、収納時の1/4λホイッ
プ、且つ1/4λラジアルに相当する電気長をヘリカル
タイプにすることによりアンテナセット及びアンテナの
グランドを小型化することができる。
【0023】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
記載の無線通信端末用アンテナにおいて、収納時には1
/4λヘリカル+1/4λラジアル、伸長時には1/2
λホイップで動作することを特徴とする無線通信端末用
アンテナとしたものである。
【0024】この構成により、1/2λホイップの最下
端で給電することによってアンテナの電流腹を雑音源か
ら遠ざけることができ、通信制御回路部で発生する高周
波成分の雑音の高周波回路に入力するのを低減すること
ができる。
【0025】また、請求項8に記載の発明は、請求項1
記載の無線通信端末用アンテナにおいて、収納時には1
/4λヘリカル+1/4λラジアル、伸長時には1/2
λヘリカルで動作することを特徴とする無線通信端末用
アンテナとしたものである。
【0026】この構成により、1/2λヘリカルの最下
端で給電することによってアンテナの電流腹を雑音源か
ら遠ざけることができ、通信制御回路部で発生する高周
波成分の雑音の高周波回路に入力するのを低減すること
ができるとともに、伸長時を1/2λヘリカルにするこ
とによって伸長時のアンテナセットを短くできる。
【0027】また、請求項9に記載の発明は、請求項1
記載の無線通信端末用アンテナにおいて、アンテナを収
納しても伸長しても1/2λホイップで動作することを
特徴とする無線通信端末用アンテナとしたものである。
【0028】この構成により、アンテナを収納しても伸
長しても整合回路を共通に使用するとができる。
【0029】また、請求項10に記載の発明は、請求項
1記載の無線通信端末用アンテナにおいて、アンテナを
収納しても伸長しても1/2λヘリカルで動作すること
を特徴とする無線通信端末用アンテナとしたものであ
る。
【0030】この構成により、アンテナを収納しても伸
長しても整合回路を共通に使用することができると共に
アンテナセットを小型化できる。
【0031】また、請求項11に記載の発明は、請求項
1記載の無線通信端末用アンテナにおいて、収納時と伸
長時の切替えに機械式接点を用いたことを特徴とする無
線通信端末用アンテナとしたものである。
【0032】この構成により、バネ接触でアンテナエレ
メントを結合させておくことができ、消費電流を増加さ
せることなく収納時と伸長時の切替えが容易にできる。
【0033】また、請求項12に記載の発明は、請求項
1記載の無線通信端末用アンテナにおいて、収納時と伸
長時の切替えにマイクロスイッチと高周波スイッチIC
を用いたことを特徴とする無線通信端末用アンテナとし
たものである。
【0034】この構成により、収納時と伸長時で整合回
路をそれぞれ独立して切替えることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図4を用いて説明する。
【0036】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態に係る無線通信端末用アンテナの構成を示
す。図1において無線通信端末用アンテナに関係する構
成は、1/4λのヘリカルアンテナ101と、1/2λの
ホイップアンテナ102と、第1の接触部103と、第2の接
触部104と、第1の整合部105と、第2の整合部106と、
筐体107と、回路基板108と、1/4λのラジアル109と
である。
【0037】以上のように構成された無線通信端末用ア
ンテナについて、その動作を説明する。アンテナ伸長時
には、1/2λホイップアンテナ102の全長がアンテナ
として動作して、回路基板108のグランドに高周波電流
はほとんど流れない。なお、1/2λホイップアンテナ
102を2段以上のロッドで構成しても良い。
【0038】一方、アンテナ収納時には、1/4λへリ
カルアンテナ101と1/4λラジアル109の全長がアンテ
ナとして動作して、回路基板108のグランドに高周波電
流はほとんど流れない。
【0039】アンテナ伸長時には、第2の接触部104
は、1/2λホイップアンテナ102の電気的高周波信号
を回路基板108に伝わらせて、第2の整合部106で、アン
テナを伸長した時に整合が合うように調整する。
【0040】アンテナ収納時には、第1の接触部103
は、1/4λヘリカルアンテナ101の電気的高周波信号
を回路基板108に伝わらせて、第1の整合部105で、アン
テナを収納した時に整合が合うように調整する。
【0041】アンテナを伸長した時も収納した時もアン
テナの全長が1/2λになるので、回路基板108のグラ
ンドに高周波電流がほとんど流れないため、制御部から
の雑音は、回路基板108のグランドを伝わって情報処理
機器の内部に流れないようにしている。
【0042】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施形態に係る無線通信端末用アンテナの構成を示
す。図2において無線通信端末用アンテナに関係する構
成は、1/4λのヘリカルアンテナ110と、1/2λの
ヘリカルアンテナ111と、第1の接触部112と、第2の接
触部113と、第1の整合部114と、第2の整合部115と、
筐体116と、回路基板117と、1/4λのラジアル118と
である。
【0043】以上のように構成された無線通信端末用ア
ンテナについて、その動作を説明する。アンテナ伸長時
には、1/2λヘリカルアンテナ111の全長がアンテナ
として動作して、回路基板117のグランドに高周波電流
ははとんど流れない。
【0044】一方、アンテナ収納時には、1/4λヘリ
カルアンテナ110と1/4λラジアル118の全長がアンテ
ナとして動作して、回路基板117のグランドに高周波電
流ははとんど流れない。
【0045】アンテナ伸長時には、第2の接触部113
は、1/2λヘリカルアンテナ111の電気的高周波信号
を回路基板117に伝わらせて、第2の整合部115で、アン
テナを伸長した時に整合が合うように調整する。
【0046】アンテナ収納時には、第1の接触部112
は、1/4λヘリカルアンテナ110の電気的高周波信号
を回路基板117に伝わらせて、第1の整合部114で、アン
テナを収納した時に整合が合うように調整する。
【0047】第1の実施の形態と同様に、アンテナを伸
長した時も収納した時もアンテナの全長が1/2λにな
るので、制御部からの雑音は、回路基板117のグランド
を伝わって情報処理機器の内部に流れないようにすると
共に、1/2λヘリカルアンテナ111を用いることによ
って、アンテナ伸長時の小型化を実現できる。
【0048】(第3の実施の形態)図3は、本発明の第
3の実施形態に係るアンテナ収納時と伸長時の整合切替
えの構成を示したものである。図3においてアンテナ収
納時と伸長時の整合切替えに関係する構成は、1/4λ
ヘリカルアンテナ119と、1/2λホイップアンテナ120
と、第1の接触部121と、第2の接触部122と、第1の整
合部123と、第2の整合部124と、高周波スイッチIC12
5と、筐体126と、回路基板127と、1/4λのラジアル1
28と、マイクロスイッチ129とである。
【0049】アンテナ伸長時には、1/2λホイップア
ンテナ120の給電点は、第2の接触部122で回路基板127
の接点部分に接続され第2の整合部124で50Ωに整合し
ている。マイクロスイッチ129はオフの状態で高周波ス
イッチIC125は、第2の整合部124側に接続される。
【0050】一方、アンテナ収納時には、1/4λヘリ
カルアンテナ119の給電点は、第1の接触部121で回路基
板127の接点部分に接続され第1の整合部123で50Ωに整
合している。
【0051】1/2λホイップアンテナ120が収納され
た状態では、1/2λホイップアンテナ120は電気的に
開放になり、その下端部がマイクロスイッチ129をオン
にする。
【0052】マイクロスイッチ129をオンにすることに
より、高周波スイッチIC125は、第1の整合部123側に
接続される。この時のアンテナ動作は、1/4λヘリカ
ルアンテナ119と1/4λラジアル128で受け持つことに
なる。
【0053】このように収納時と伸長時のアンテナの組
合せで整合がとりにくい場合も、それぞれ独立した整合
回路を持つことで、それを収納時と伸長時とで切替える
ことにより、容易に整合をとることができる。
【0054】(第4の実施の形態)図4は、本発明の第
4の実施形態に係る無線通信端末用アンテナを備えた無
線通信端末の構成を示し、図4において、無線通信端末
用アンテナに関係する構成は、1/4λのヘリカルアン
テナ130と、1/2λのホイップアンテナ131と、筐体13
2と、LCD133と、ノートパソコン134とである。
【0055】以上のように構成された無線通信端末用ア
ンテナにおいて、アンテナ伸長時には、1/2λのホイ
ップアンテナ131全体がアンテナとして動作し、回路基
板のグランドに高周波電流はほとんど流れない。
【0056】従って、ノートパソコン134で発生した高
周波成分の雑音が、回路基板のグランドを伝わって無線
通信端末の高周波回路部に入力するのを低減することが
できる。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明は、アンテナの収納
時と伸長時とで独立した整合回路を有し、且つ回路基板
のグランドとアンテナのラジアルとして動作させるグラ
ンドとを分離させておき、前記アンテナを収納しても伸
長してもアンテナの全長が1/2λで動作するように
し、アンテナの高周波電流が回路基板のグランドを伝わ
って情報処理機器の内部に流れないようにし、且つアン
テナの電気的動作全長を前記情報処理機器から外に出す
ように配置して雑音源からアンテナの電流腹までの距離
を遠ざけるようにしたことを特徴とした無線通信端末用
アンテナとしたものである。
【0058】この構成により、アンテナの特性を損なう
ことなく、通信制御回路部で発生する高周波成分の雑音
が回路基板のグランド経由で高周波回路に入力するのを
低減しうる優れた無線通信端末用アンテナを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における無線通信端末
用アンテナの構成を示す図、
【図2】本発明の第2の実施形態における無線通信端末
用アンテナの構成を示す図、
【図3】本発明の第3の実施形態に係るアンテナ収納時
と伸長時の整合切替えの構成を示す図、
【図4】本発明の第4の実施形態に係る無線通信端末用
アンテナを備えた無線通信端末の構成を示す図、
【図5】従来の1/4λホイップアンテナを使用した構
成を示す図である。
【符号の説明】
101、110、119、130 1/4λヘリカルアンテナ 102、120、131 1/2λホイップアンテナ 103、112、121 第1の接触部 104、113、122 第2の接触部 105、114、123 第1の整合部 106、115、124 第2の整合部 107、116、126、132、137 筐体 108、117、127、141 回路基板 109、118、128 1/4λラジアル 111 1/2λヘリカルアンテナ 125 高周波スイッチIC 129 マイクロスイッチ 133、136 LCD 134、142 ノートパソコン 135 1/4λホイップアンテナ 138 電池 139 高周波回路部 140 通信制御回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 秀夫 静岡県浜松市元城町216−18 株式会社松 下通信静岡研究所内 Fターム(参考) 5J046 AA02 AA03 AA07 AB06 AB07 AB12 JA05 JA10 JA13 TA01 TA03 5J047 AA02 AA03 AA07 AB06 AB07 AB12 FA09 FA12 FD01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの収納時と伸長時とで独立した
    整合回路を有し、且つ回路基板のグランドとアンテナの
    ラジアルとして動作させるグランドとを分離させてお
    き、前記アンテナを収納しても伸長してもアンテナの全
    長が1/2λで動作するようにし、前記アンテナの高周
    波電流が回路基板のグランドを伝わって情報処理機器の
    内部に流れないようにし、且つアンテナの電気的動作全
    長を前記情報処理機器から外に出すように配置して雑音
    源からアンテナの電流腹までの距離を遠ざけるようにし
    たことを特徴とした無線通信端末用アンテナ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線通信端末用アンテナ
    において、アンテナエレメントに2段以上の段数のロッ
    ドを用いたことを特徴とする無線通信端末用アンテナ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線通信端末用アンテナ
    において、アンテナを収納しても伸長しても1/4λホ
    イップ+1/4λラジアルの構成にしたことを特徴とす
    る無線通信端末用アンテナ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の無線通信端末用アンテナを備え、収納時の1/4λホ
    イップに相当する電気長をヘリカルタイプにしたことを
    特徴とする無線通信端末用アンテナ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の無線通信端末用アンテナを備え、1/4λラジアルに
    相当する電気長をヘリカルタイプにしたことを特徴とす
    る無線通信端末用アンテナ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の無線通信端末用アンテナを備え、収納時の1/4λホ
    イップ、且つ1/4λラジアルに相当する電気長をヘリ
    カルタイプにしたことを特徴とする無線通信端末用アン
    テナ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の無線通信端末用アンテナ
    において、収納時には1/4λヘリカル+1/4λラジ
    アル、伸長時には1/2λホイップで動作することを特
    徴とする無線通信端末用アンテナ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の無線通信端末用アンテナ
    において、収納時には1/4λヘリカル+1/4λラジ
    アル、伸長時には1/2λヘリカルで動作することを特
    徴とする無線通信端末用アンテナ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の無線通信端末用アンテナ
    において、アンテナを収納しても伸長しても1/2λホ
    イップで動作することを特徴とする無線通信端末用アン
    テナ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の無線通信端末用アンテ
    ナにおいて、アンテナを収納しても伸長しても1/2λ
    ヘリカルで動作することを特徴とする無線通信端末用ア
    ンテナ。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の無線通信端末用アンテ
    ナにおいて、収納時と伸長時の切替えに機械式接点を用
    いたことを特徴とする無線通信端末用アンテナ。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の無線通信端末用アンテ
    ナにおいて、収納時と伸長時の切替えにマイクロスイッ
    チと高周波スイッチICを用いたことを特徴とする無線
    通信端末用アンテナ。
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