JP5020067B2 - 携帯無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの筐体が互いにスライドして伸縮するスライド式の携帯無線装置に関するものである。
スライド式携帯電話機は、一般的に、伸縮自在な機構を有しており、第1筐体と第2筐体とがレール部で互いに摺動可能となるよう連結されている。このような携帯電話機は、第1筐体に大型の表示画面を備え、第2筐体にキー操作部を備えることにより、伸ばした状態では大きな画面を閲覧しながら、キー操作を行うことが可能であり、縮めた状態ではキー操作部が収納され、誤操作を防止すると共にコンパクトな形状で携帯できるという利点がある。
このようなスライド式携帯無線装置のアンテナとしては、ヘリカルアンテナや、伸縮式ホイップアンテナが知られている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−309631号公報(第5頁、第1図〜第4図)
しかしながら、上記説明した従来のアンテナを有する携帯電話機は、アンテナ部が突起した構造であるため、ポケット等から当該携帯電話機を取り出す際に、アンテナ部がポケット等の一部に引っかかり、取り出しにくいという問題点があった。
また、ホイップアンテナは収納用のスペースを必要とし、小型化を妨げるという課題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、小型・薄型・軽量でありながら、高いアンテナ性能を有する携帯無線装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯無線装置は、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを摺動自在に連結する摺動手段とを備え、前記第1筐体は前記第2筐体から所定の間隔を隔てて配置されるとともに前記第1筐体と前記第2筐体との間で給電する給電手段とを備え、前記第1筐体は前記第2筐体を摺動自在に支持する導電性の金属で形成されたレールを有し、前記第2筐体はグランドパターンを有する回路基板を内部に備え、前記レールと前記回路基板との間で給電する給電手段を備えており、前記レールは前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置され、前記レールと前記グランドパターンとがダイポールアンテナとして動作する構成を有している。
この構成により、筐体から突起したアンテナ部がないため、携帯性を損ねることがない。また、第1筐体および第2筐体をアンテナとすることにより、小型・薄型・軽量でありながら、高いアンテナ性能を確保することができる。
この構成により、筐体から突起したアンテナ部がないため、携帯性を損ねることがない。また、スライド式携帯無線装置において、レールに給電し、レールをアンテナの一部として利用することにより、アンテナ専用の部品を必要としないため、小型・薄型・軽量でありながら、高いアンテナ性能を達成できることとなる。
さらに、本発明の携帯無線装置は、前記摺動手段は、導電性の金属で構成されかつ互いに摺動可能に連結される第1摺動部と第2摺動部とを有し、前記第1筐体にアンテナ素子をさらに備え、前記第1摺動部は、前記第1筐体に設けられて前記アンテナ素子の前記第2筐体と重なる側の端部に電気的に接続され、前記第2摺動部は、前記第2筐体に設けられて前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置されかつ前記回路基板上の無線回路に接続された給電部と電気的に接続されており、前記アンテナ素子及び摺動手段と前記グランドパターンがダイポールアンテナとして動作する構成を有している。
この構成により、アンテナ素子と摺動手段は第1アンテナ素子として動作し、グランドパターンが第2アンテナ素子として動作する。すなわち、第1筐体、第2筐体を伸張した状態において、アンテナ素子と摺動手段と、回路基板4上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作することになり、より大きなアンテナ素子を備えるため、アンテナ効率が高く、広帯域なアンテナを得ることができる。
本発明は、第1筐体と第2筐体とをダイポールアンテナとして作動させることにより、筐体から突起したアンテナ部が無いため、携帯性を損ねることがなく、小型・薄型・軽量でありながら高いアンテナ性能を達成できるという効果を有する携帯無線装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施形態の携帯無線装置について、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図1に示す。図1(a)は携帯無線装置の背面図であり、図1(b)はA−A´間の断面図、図1(c)は正面図、図1(d)はB−B´間の断面図である。
図1において、本発明の第1実施形態に係る携帯無線装置は、第1筐体1と、第2筐体2と、第1筐体1と第2筐体2とを摺動自在に連結する摺動手段21としてのレール3とを備え、第1筐体1は第2筐体2から所定の間隔を隔てて配置されるとともに第1筐体1と第2筐体2との間で給電する給電手段としての給電ピン7とを備え、第1筐体1と第2筐体2がダイポールアンテナとして動作するものである。
すなわち、第1筐体1は第2筐体2を摺動自在に支持する導電性の金属で形成されたレール3を有し、第2筐体2はグランドパターンを有する回路基板4を内部に備え、レール3と回路基板4との間で給電する給電ピン7を備えており、レール3は回路基板4上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置され、レール3とグランドパターンとがダイポールアンテナとして動作するようになっている。
また、レール3は複数本(ここでは例えば2本)設けられて互いに所定の間隔を隔てて配置されるとともに、回路基板4上の無線部である無線回路5と複数の給電ピン7、15のいずれかとを選択的に電気的に接続又は電磁的に結合する切替手段(高周波スイッチ16、図3参照)が設けられている。
また、レール3は、第1筐体1に設けられたアンテナ素子(金属フレーム20、図5参照)に電気的に接続又は電磁的に結合されている。
以上のように本発明の実施形態に係る携帯無線装置によれば、第1筐体1と第2筐体2とをダイポールアンテナとして作動させることにより、筐体1、2から突起したアンテナ部が無いため、携帯性を損ねることがなく、小型・薄型・軽量でありながら高いアンテナ性能を達成できるという効果を有するものである。
以下、本発明の第1実施形態における携帯無線装置について、前述した図1および図2を参照しながら説明する。なお、図2(a)は伸長状態を示す断面図、図2(b)は収納状態を示す断面図である。
第1筐体1および第2筐体2は、一般に軽量な物質、例えばABS樹脂で構成される。
第1筐体1はレール3と、通話相手からの音声を出力するレシーバを含む受話部9と表示部11と、操作キー部12の一部12aとを備え、受話部9と、表示部11と、操作キー部12の一部は第1筐体1に埋め込まれ、機械的に固定される。
第2筐体2はグランドパターンを有する回路基板4と、使用者の音声を取得するマイクロフォンを含む送話部10と操作キー部12とを備え、回路基板4と、送話部10と操作キー部12は第2筐体2の一部を構成するリブ2aによって挟み込まれ、機械的に固定される。
レール3は、導電性の金属で形成されている。レール3は第1筐体1の表示部11の配置される面1aと反対面1bに装着され、第1筐体1の一部を構成するリブ1cによって第1筐体1と機械的に固定されるとともに、取り付けねじ8で第1筐体1と機械的に固定される。
また、レール3は第2筐体2の一部2bと勘合し、図2(a)および(b)に示すように第1筐体1と第2筐体2とが伸縮自在に摺動することができる構造を形成し、第1筐体1と第2筐体2は伸張状態と収納状態を取り得る。
使用者は、伸張状態では表示部11に表示される画面を閲覧することや、操作キー部12で操作することや、通話が可能であり、収納状態ではキー操作部12が収納され、コンパクトな形状で携帯できる。また、収納状態でも、表示部11は収納されないため、電子メールやウェブの閲覧容易性を損なわない。また、伸ばして通話する状態において、第1筐体1の内部に設けられた受話部9の開口部である音孔は、使用者側に向くよう構成している。
回路基板4は、無線回路5、整合回路6、給電ピン7をはじめ、携帯無線装置の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面にグランドパターンを形成している。また、回路基板4は、第2筐体2の一部を構成するリブ2aによって第2筐体2と機械的に固定される。
無線回路5は、回路基板4上に実装され、携帯無線装置の送信および受信機能を備えている。無線回路5の送受信の信号は、回路基板4上の導体パターンを介して整合回路6に接続される。
整合回路6は、回路基板4上に実装され、回路基板4上の導体パターンを介して無線回路5および給電ピン7と接続されている。
給電ピン7は、回路基板4の無線回路5の実装される面と反対面上に実装され、回路基板4の内層導体パターンを介して整合回路6と接続される。給電ピン7の先端部7aがばね構造になっており、伸縮することでレール3に押し当てられ、給電ピン7とレール3は電気的に接続される。この構造により、給電ピン7とレール3の接触位置は第1筐体と第2筐体が伸縮するに伴い移動するが、電気的な接続を保つことができる。
以上のように構成された携帯無線装置においてレール3は長さL1(例えば、90mm)の第1アンテナ素子として動作する。また、長さがL2(例えば、90mm)である回路基板11上のグランドパターンが第2アンテナ素子として動作する。すなわち、筐体を伸ばした状態において、レール3と、回路基板4上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作する。
なお、アンテナのインピーダンスは整合回路6により、無線回路5の入力インピーダンス(一般には50Ω)に整合している。
以上、前述した第1実施形態によれば、給電構造を給電線やフレキシブルプリント基板上の導体パターンを用いないようにすることで、給電系にアンテナ電流が集中し、アンテナ性能が劣化することなく、高いアンテナ性能を得ることができる。
なお、図1(b)において、レール3と回路基板4上のグランドパターンとの間隔L3を極力離すように(例えば2GHzでは2mm以上)構成することが、アンテナ利得を確保するうえで望ましい。
また、図1(b)においてレール3と回路基板4の重なる長さL4は極力小さくするように(例えば2GHzでは10mm以下)、もしくは重なりが無いように構成することが、アンテナ利得を確保するうえで望ましい。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態における携帯無線装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第2実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図3に示す。図3(a)は携帯無線装置の背面図であり、図3(b)はA−A´間の断面図、図3(c)はC−C´間の断面図、図3(d)はB−B´間の断面図、図4は切替手段を切り替えた状態を示す背面図である。
なお、第1実施形態と同様の構成を有する部分については、同一番号を付して重複する説明を省略することとする。
第2レール13はレール3と同様に導電性の金属で形成されている。レール3および第2レール13は第1筐体1の表示部11の配置される面1aと反対面1bに装着され、第1筐体1の一部を構成するリブ1cによって第1筐体1と機械的に固定されるとともに、取り付けねじ8で第1筐体1と機械的に固定される。
また、レール3および第2レール13は第2筐体2の一部2bと勘合し、図2に示すように第1筐体1と第2筐体2とが伸縮自在に摺動することができる構造を形成し、第1筐体1と第2筐体2は伸張状態と収納状態を取り得る。
第2整合回路14は、回路基板4上に実装され、回路基板4上の導体パターンおよび第2給電ピン15を介して第2レール13と接続されている。切替手段である高周波スイッチ16は、回路基板4上に実装される高周波スイッチICである。
制御部19は、回路基板4上に実装されており、CPUやメモリを有し、携帯無線装置全体を制御する機能をもつ回路である。制御部19は受信電界強度や、ビット誤り率(BER; Bit Error Rate)に応じて、高周波スイッチへ制御信号を送出する。
高周波スイッチ16は、制御部19からの制御信号によって、図3に示すように、無線部5と整合回路6とを電気的に接続し、かつ第2リアクタンス回路18と第2整合回路14とを電気的に接続する状態と、図4に示すように無線部5と第2整合回路14とを電気的に接続し、かつリアクタンス回路17と、整合回路6とを電気的に接続する状態する状態とを切り替える。
このように切り替えることで、レール3に給電した場合には、第2レール13を第2リアクタンス回路17で終端し、第2レール13に給電した場合にはレール3を第2リアクタンス回路17で終端する。
以上のように構成することで、2本のレール3、13を状況に応じて給電することにより、空間ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、前述した第1実施形態と相違する点はレール3、13を2本備える点と、切替手段である高周波スイッチ16を備えて、2本のうちいずれかのレール3、13に給電し、給電しないレール3、13には第2リアクタンス回路17を接続する点である。
(第3実施形態)
以下、本発明の第3実施形態における携帯無線装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第3実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図5に示す。図5(a)は携帯無線装置の背面図であり、図5(b)はA−A´間の断面図、図5(c)はC-C´間の断面図、図5(d)はB−B´間の断面図である。
なお、第1実施形態ないし第2実施形態と同様の構成を有する部分については、同一番号を付して重複する説明を省略することとする。
金属フレーム20は、第1筐体1の一部を構成する。第1筐体1は樹脂ケースと金属フレーム20を勘合することにより構成されている。また、金属フレーム20とレール3は極めて近接しているため(例えば0.2mm以下)、電気的又は電磁的に結合されているといえる。
以上のように構成することで筐体1、2を伸ばした状態において、金属フレーム20とレール3を第1アンテナ素子とし、回路基板4上のグランドパターンを第2アンテナ素子としたダイポールアンテナとして動作することができる。すなわち、金属フレーム20のように第1筐体1の表示部側の面を覆うような大きなアンテナ素子を備えると、アンテナ効率が高く、広帯域なアンテナを得ることができる。
なお、前述した第1実施形態と相違する点はアンテナ素子である金属フレーム20を備える点である。
(第4実施形態)
以下、本発明の第4実施形態における携帯無線装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第4実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図6に示す。図6(a)は携帯無線装置の背面図であり、図6(b)はA−A´間の断面図、図6(c)はC−C´間の断面図、図6(d)はB−B´間の断面図である。
なお、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の構成を有する部分については、同一番号を付して重複する説明を省略することとする。
図6のように、2本のレール3、13と、金属フレーム20を備えた場合、高周波スイッチ16により給電点を切り替えることにより、アンテナの放射パターン、主偏波を切り替えることができ、ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、前述した第2実施形態と相違する点は、アンテナ素子である金属フレーム20を備える点である。
(第5実施形態)
以下、本発明の第5実施形態における携帯無線装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第5実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図7に示す。図7(a)は携帯無線装置の背面図であり、図7(b)はA−A´間の断面図、図7(c)はC−C´間の断面図、図7(d)はB−B´間の断面図である。
なお、第1実施形態ないし第4実施形態と同様の構成を有する部分については、同一番号を付して重複する説明を省略することとする。
アンテナ素子は、第1筐体1の一部を構成する金属フレーム20である。第1筐体1は樹脂ケース1dと金属フレーム20を勘合することにより構成されている。
本実施例ではレールは金属フレーム20と同一材料で一体形成されている。また、第2給電ピン15は、高周波スイッチ16(図3参照)と第2整合回路14(図3参照)を介さずに第2リアクタンス回路18に接続されている。
以上のように構成することで、より大きなアンテナ素子を備えるため、アンテナ効率が高く、広帯域なアンテナを得ることができる。
第1実施形態と相違する点はレールを2本備える点、アンテナ素子を備える点、リアクタンス回路を備える点である。
(第6実施形態)
以下、本発明の第6実施形態における携帯無線装置について、図面を参照しながら説明する。
本発明の第6実施形態に係る携帯無線装置の概略構成図を図8に示す。図8(a)は携帯無線装置の背面図であり、図8(b)はA−A´間の断面図、図8(c)はA−A´間の断面図で収納状態、図8(d)はB−B´間の断面図である。
なお、第1実施形態ないし第5実施形態と同様の構成を有する部分については、同一番号を付して重複する説明を省略することとする。
図8に示される携帯無線装置は、摺動手段21を介して摺動自在に連結された第1筐体1および第2筐体2と、この第1筐体1に設けたアンテナ素子を構成する金属フレーム20と、第2筐体2内部に設けた、グランドパターンを有する回路基板4と、この回路基板4上の無線部5に接続された給電部としての給電金具24とを備えている。
摺動手段21は、導電性の金属で構成されかつ互いに摺動可能に連結される第1摺動部22と第2摺動部23とを有している。第1摺動部22は、第1筐体1に設けられて前記アンテナ素子である金属フレーム20の前記第2筐体2と重なる側の端部に電気的に接続されている。また、第2摺動部23は、第2筐体2に設けられて回路基板4上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置されかつ回路基板4上の無線回路5に接続された給電部である給電金属24と電気的に接続されている。これにより、金属フレーム20及び摺動手段21とグランドパターンがダイポールアンテナとして動作することになる。
第1摺動部22および第2摺動部23は、それぞれ摺動可能な状態で電気的に接続又は電磁的に結合している。第1筐体1と第1摺動部22は取付ねじ8で機械的に固定されており、第2筐体2と第2摺動部23は機械的に固定されている。金属フレーム20と第1摺動部22は電気的に接続又は電磁的に結合している。
なお、第2摺動部23と回路基板4上のグランドパターンとの間隔L5(図8参照)は極力離す(例えば2GHzでは2mm以上)ことが、アンテナ利得を確保するうえで望ましい。
第2摺動部23には、取付ねじ8によって給電金具24が取り付けられており、第2摺動部23に接触することにより電気的に接続される。摺動手段21を以上のように構成することにより、第1筐体1は摺動可能に支持され、金属フレーム20と給電金具8は、摺動手段21を介して電気的に接続又は電磁的に結合される。
給電金具8は、第2筐体2の内部に配置された回路基板4上の整合回路6及び無線回路5と、例えばバネ接触や半田付けで接続する。
以上のように構成された本実施形態によれば、金属フレーム20と第1摺動手段22と第2摺動手段23は、長さL2(例えば、100mm)の第1アンテナ素子として動作する。また、長さがL2(例えば、90mm)である回路基板4上のグランドパターンが第2アンテナ素子として動作する。
すなわち、第1筐体1、第2筐体2を伸張した状態において、金属フレーム20と第1摺動手段22と第2摺動手段23と、回路基板4上のグランドパターンが、ダイポールアンテナとして動作することになり、より大きなアンテナ素子を備えるため、アンテナ効率が高く、広帯域なアンテナを得ることができる。
なお、第1実施形態と相違する点は、第1筐体1に設けられた第1摺動部22と第2筐体2に設けられた第2摺動部23から構成される摺動手段21に回路基板4から給電する点である。
以上のように、本発明にかかる携帯無線装置は、第1筐体と第2筐体とをダイポールアンテナとして作動させることにより、筐体から突起したアンテナ部が無いため、携帯性を損ねることがなく、小型・薄型・軽量でありながら高いアンテナ性能を達成できるという効果を有し、2つの筐体が互いにスライドして伸縮するスライド式の携帯無線装置等として有用である。
(a)は本発明の第1実施形態における携帯無線装置の背面図、(b)はA−A´間の断面図、(c)は正面図、(d)はB−B´間の断面図である。 (a)は伸長状態を示す断面図(b)は収納状態を示す断面図である。 (a)本発明の第2実施形態における携帯無線装置の背面図、(b)A−A´間の断面図、(c)はC−C´間の断面図、(d)はB−B´間の断面図である。 本発明の第2実施形態における切替手段を切り替えた状態はA−A´間の断面図である。 (a)は本発明の第3実施形態における携帯無線装置の背面図、(b)はA−A´間の断面図、(c)はC-C´間の断面図、(d)はB−B´間の断面図である。 (a)は本発明の第4実施形態における携帯無線装置の背面図、(b)はA−A´間の断面図、(c)はC−C´間の断面図、(d)はB−B´間の断面図である。 (a)は本発明の第5実施形態における携帯無線装置の背面図、(b)はA−A´間の断面図、(c)はC−C´間の断面図、(d)はB−B´間の断面図である。 (a)は携帯無線装置の背面図、(b)はA−A´間の断面図、(c)はA−A´間の断面図で収納状態、(d)はB−B´間の断面図である。
符号の説明
1 第1筐体
2 第2筐体
3 レール
4 回路基板
5 無線回路(無線部)
7 給電ピン(給電手段)
20 アンテナ素子(金属フレーム)
21 摺動手段

Claims (2)

  1. 第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体と前記第2筐体とを摺動自在に連結する摺動手段とを備え、
    前記第1筐体は前記第2筐体から所定の間隔を隔てて配置されるとともに前記第1筐体と前記第2筐体との間で給電する給電手段とを備え、
    前記第1筐体は前記第2筐体を摺動自在に支持する導電性の金属で形成されたレールを有し、前記第2筐体はグランドパターンを有する回路基板を内部に備え、前記レールと前記回路基板との間で給電する給電手段を備えており、
    前記レールは前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置され、前記レールと前記グランドパターンとがダイポールアンテナとして動作する携帯無線装置。
  2. 前記摺動手段は、導電性の金属で構成されかつ互いに摺動可能に連結される第1摺動部と第2摺動部とを有し、
    前記第1筐体にアンテナ素子をさらに備え、
    前記第1摺動部は、前記第1筐体に設けられて前記アンテナ素子の前記第2筐体と重なる側の端部に電気的に接続され、
    前記第2摺動部は、前記第2筐体に設けられて前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置されかつ前記回路基板上の無線回路に接続された給電部と電気的に接続されており、
    前記アンテナ素子及び前記摺動手段と前記グランドパターンがダイポールアンテナとして動作する請求項1に記載の携帯無線装置。
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