JP2008072382A - アンテナ装置及び無線装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 無線装置に内蔵されたアンテナ装置のビームダイバーシチを、通信用周波数より低い周波数帯にも適用可能に、かつ、回路構成又は制御を複雑にしないで実現する。
【解決手段】 無線装置に内蔵するアンテナ装置2は、スライド式の2筐体にそれぞれ内蔵された第1基板11及び第2基板21、第1基板11の上辺近傍の第1給電点12から給電される第1アンテナ素子13及び第2基板21の左辺近傍の第2給電点22から給電される第2アンテナ素子23を備える。上記の2筐体をスライドさせて、第1基板11及び第2基板21のそれぞれ略半分の領域を重ねた状態をとることができ、第2給電点22はそのとき第1基板11の上辺及び第2基板21の下辺の略中央に位置する。第1基板11の接地パターンと第2基板21の接地パターンどうしを、接続線3により電気的に接続する。
【選択図】 図3

Description

本発明はアンテナ装置及び無線装置に係り、特に携帯可能な無線装置とこれに使用されるアンテナ装置に関する。
携帯電話機に代表される無線装置の普及と共に、その応用範囲も拡大してきた。例えば、地上波デジタルテレビジョン(TV)放送を受信することができる無線装置が開発されている。また、無線装置に使用されるアンテナ装置は、デザインや使い勝手に優れた筐体内蔵型に移行しつつあり、地上波デジタルTV放送受信用のアンテナ装置も例外ではない。
携帯電話機向けの地上波デジタルTV放送は、通信用の周波数よりも低いUHF帯の周波数を使用するから、その波長は通常の携帯電話機のサイズに比べて大きい。したがって、地上波デジタルTV放送受信用のアンテナ装置においては、筐体内蔵型のアンテナ素子だけでは放射素子として十分ではなく、基板を主な放射素子として利用する必要がある。しかしそのようなアンテナ装置では、アンテナ電流が基板上で一方向を向いて分布する傾向があるため、その電流の向きに放射パターンのヌル点を生じやすい。
このような問題に対応するため、放射パターンのヌル点の方向が互いに異なる2以上のアンテナを用いてビームダイバーシチを行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、補助的なアンテナ素子又はインピーダンス整合素子を併用して放射パターンの形状を可変にする技術が知られている(例えば、特許文献2又は特許文献3参照。)。
上記の特許文献1には、基板上の隣接する2の角部にそれぞれチップアンテナを設け、各チップアンテナから基板上に励振される対角線方向の共振電流を互いに略直交させることにより、各共振電流により生成される放射パターンを相互に補完させて無指向性の放射パターンを形成するという技術が記載されている。
上記の特許文献2には、チップアンテナに半波長の補正アンテナを対置し、上記の補正アンテナの一端を切り換えて開放又は接地することにより、チップアンテナと補正アンテナとで形成する放射パターンの形状を可変とする技術が記載されている。
上記の特許文献3には、可変インピーダンス素子を途中に装荷したアンテナ素子の先端を基板上で接地し、上記のインピーダンスを変化させることにより、上記のアンテナ素子により形成される放射パターンの形状を可変とする技術が記載されている。
特開2004−96209号公報(第2、5、6ページ、図1) 特開2005−277865号公報(第2、4乃至6ページ、図2) 特開2005−217623号公報(第2、5、6ページ、図1)
上述した特許文献1に開示された技術によれば、チップアンテナが角部に設けられる基板の対角方向の長さを少なくとも4分の1波長相当だけ確保する必要があるため、例えば携帯電話機のような小型の無線装置において通信用よりも低い周波数帯の送信又は受信への適用は制約されるという問題があった。
上述した特許文献2に開示された技術は、実施形態に記載の通り、専ら2.4GHz帯又はそれ以上の周波数帯への適用を目的とするものであって、例えば携帯電話機のような小型の無線装置において通信用よりも低い周波数帯の送信又は受信への適用は制約されるという問題があった。上述した特許文献3に開示された技術は、可変リアクティブ素子及びその制御回路を必要とするため、回路構成又は制御が複雑化する可能性の問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、例えば携帯電話機における通信用よりも低い周波数帯の送受信等にも適用可能であって、複雑な回路構成又は制御を必要とせずにビームダイバーシチを行うことのできるアンテナ装置及び無線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、第1の筐体及び第2の筐体が相互に重なりスライドすることにより開閉可能に連結されて構成された無線装置に内蔵されるアンテナ装置において、前記第1の筐体に内蔵された第1の基板と、前記第1の基板の端辺のうち前記第1の筐体及び前記第2の筐体が開く向きにスライドしたとき前記第2の筐体から遠ざかる側の第1の端辺の近傍に位置する第1の給電点に接続された、不平衡型の第1のアンテナ素子と、前記第2の筐体に内蔵され、前記第1の基板と電気的に接続された第2の基板と、前記第2の基板の端辺のうち前記第1の端辺に略直交する向きの第2の端辺の近傍に位置する第2の給電点に接続された、不平衡型の第2のアンテナ素子とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯電話機のような小型の無線装置の構造上の特徴を生かしてアンテナ装置を構成し、通信用周波数より低い周波数帯の送受信等にも複雑な制御を要することなく適用することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、図1乃至図9を参照して、本発明の実施例1を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る無線装置の構成を表す図である。実施例1に係る無線装置1は、第1筐体10と第2筐体20が相互に重なってスライドすることにより、開閉可能に連結されて構成される。図1(a)は、第1筐体10と第2筐体20が相互に閉じられた状態(閉状態という。)を表す。図1(b)は、第1筐体10と第2筐体20が相互に半開にされた状態(半開状態という。)を表す。図1(c)は、第1筐体10と第2筐体20が相互に開かれた状態(開状態という。)を表す。図1(a)乃至(c)の両向きの矢印は、第1筐体10及び第2筐体20が相互にスライドする向きを表す。
第1筐体10又は第2筐体20の各面には、表示装置、キー入力装置、送話器、受話器又はカメラ等を取り付けることができるが、図1(a)乃至(c)においてはそれらの図示を省略する。
図2は、第1筐体10及び第2筐体20がそれぞれ内蔵する基板の構成を表す図である。第1筐体10は、破線で表された第1基板11を内蔵している。第2筐体20は、破線で表された第2基板21を内蔵している。図2に表された第1筐体10と第2筐体20の位置関係は、図1(b)に表された半開状態のものと同じである。
図3は、無線装置1に内蔵されるアンテナ装置2の構成を表す図である。アンテナ装置2は、第1基板11と、第1基板11に設けられた第1給電点12に接続された第1アンテナ素子13と、第2基板21と、第2基板21に設けられた第2給電点22に接続された第2アンテナ素子23とを有してなる。図3に表した第1基板11と第2基板21の位置関係は、図2に表された半開状態のものと同じである。第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23は、それぞれ第1筐体10又は第2筐体20に内蔵されている(なお図2においては、煩雑を避けるために、第1給電点12、第1アンテナ素子13、第2給電点22及び第2アンテナ素子23の図示を省略したものである。)。
第1給電点12は、第1基板11の端辺のうち、第1筐体10及び第2筐体20が開く向きにスライドしたとき第2筐体20から遠ざかる側の端辺(説明の便宜上、第1基板11の上辺という。)の近傍に設けられる。第2給電点22は、第2基板21の端辺のうち、第1基板11の上辺に略直交すると共に第1筐体10及び第2筐体20が相互にスライドする向きに略平行な1の端辺(説明の便宜上、第2基板21の左辺という。)の近傍に設けられる。
第1アンテナ素子13及び第2アンテナ素子23は、不平衡型のアンテナ素子である。第1基板11は図示しない接地パターンを有し、第1アンテナ素子13が励振されると当該接地パターンに電流が流れる。第2基板21は図示しない接地パターンを有し、第1アンテナ素子23が励振されると当該接地パターンに電流が流れる。第1基板11の接地パターンと、第2基板21の接地パターンとは、接続線3によって電気的に接続されている。第1基板11及び第2基板12の各接地パターンは空間的に近接すると共に電気的に接続されているから、第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23の何れに対しても、合わせて1個の地板として作用する。
図4は、アンテナ装置2を含むダイバーシチ回路の接続の一例を表す図である。図4に表したスイッチ4、受信部5、ビット誤り率(BER)測定部6は、第1基板11又は第2基板21に設けられたものとする。受信部5は、スイッチ4により第1給電点12又は第2給電点22の何れか一方に切り換え可能に接続される。
図4においては、第1アンテナ素子13に到来した無線波が第1給電点12を経て受信部5によって受信される。BER測定部6は受信部5の出力信号のBERを測定し、一定のしきい値を下回る場合にスイッチ4を切り換えるための制御信号を出力する(図中の矢印付き破線で表す。)。スイッチ4の切り換え後には、第2アンテナ素子23が第2給電点22及びスイッチ4を経て受信部5に接続され、BER測定部6により同様の制御動作が行われる。
なおダイバーシチ回路は、図4に表したものに限らない。例えば、スイッチ4の切り換えを自動ではなく手動操作により行ってもよい。例えば、第1アンテナ13及び第2アンテナ23各々への到来波をスイッチ4の切り換えにより選択するのではなく、合成してもよい。例えば、受信部5だけでなく図示しない送信部に接続されて、送信波のダイバーシチが行えるものであってもよい。
図5及び図6を参照して、第1アンテナ素子13が励振されたとき形成される放射パターンについて説明する。図5は、第1筐体10及び第2筐体20の半開状態において、第1アンテナ素子13が励振されたときの第1基板11及び第2基板21の接地パターン上の電流分布をシミュレーションにより求めた一例を表す図である。第1基板11及び第2基板21は、少なくとも一層の全面を接地パターンにより覆うものと仮定する。図中の各符号を付した構成は、図3に同じ符号を付して表したものと同じである。
図5において、第1基板11又は第2基板21の面に垂直な座標軸をX軸とする。第1基板11の面内にあって、第1給電点12が近傍に設けられた端辺に平行な座標軸をY軸とする。第1基板11の面内にあって、第1筐体10及び第2筐体20が相互にスライドする向きに平行な座標軸をZ軸とする。
上記の各座標軸は、矢印の向きを正方向、その逆の向きを負方向とする。前述した第1基板11の上辺は、Z軸の負方向側の端辺である。第1基板11のその他の端辺についても同様に、Z軸の正方向側、Y軸の正方向側、Y軸の負方向側の各端辺をそれぞれ、下辺、左辺、右辺とする。前述した第2基板21の左辺は、Y軸の正方向側の端辺である。第2基板21のその他の端辺についても同様に、Z軸の負方向側、Z軸の正方向側、Y軸の負方向側の各端辺をそれぞれ、上辺、下辺、右辺とする。
図5において、第1基板11及び第2基板12の各接地パターンは、上述したように第1アンテナ素子13に対し、合わせて1の地板として作用する。第1基板11又は第2基板21の面上に分布した黒色の矢印は、それぞれの位置における電流の向きを表す。第1基板11又は第2基板21の面上に分布した電流は、白抜きのブロック矢印で表すように、全体として上辺から下辺へ、すなわちZ軸の正方向を向くように分布することがわかる。
図6は、図5に表した電流分布により形成される放射パターンを三次元的に表す図である。図中のX軸、Y軸及びZ軸は、それぞれ図5に表したX軸、Y軸及びZ軸に一致する。図5に表した電流分布は、電流の向きにヌル点を有するドーナツ状の放射パターンを形成するダイポールアンテナの電流分布に近い。そのため、図6に表すように、電流の向きであるZ軸の方向にヌル点を有するドーナツ状の放射パターンが形成される。なお、図6以降の放射パターンを三次元的に表す各図においては、グラデーションで表されたアンテナ利得の値は図ごとに異なるから、複数の図を対比してアンテナ利得の大小を比較することはできない。
図7及び図8を参照して、第2アンテナ素子23が励振されたとき形成される放射パターンについて説明する。図7は、第1筐体10及び第2筐体20の半開状態において、第2アンテナ素子23が励振されたときの第1基板11及び第2基板21の接地パターン上の電流分布をシミュレーションにより求めた一例を表す図である。第1基板11及び第2基板21は、少なくとも一層の全面を接地パターンにより覆うものと仮定する。
図中の各符号を付した構成は、図3に同じ符号を付して表したものと同じである。なお、第2基板21に設けられた第2給電点22は、図7のような第1基板11の斜め上方からの視角においては第1基板11の陰に位置するから、点線で表している。図7に表した座標軸は、図5に表した座標軸と同じとする。
図7において、第1基板11及び第2基板12の各接地パターンは、上述したように第2アンテナ素子23に対し、合わせて1の地板として作用する。第1基板11又は第2基板21の面上に分布した黒色の矢印は、それぞれの位置における電流の向きを表す。
第1基板11の接地パターン上の電流は、まず左辺の第2給電点22付近から右辺へ、すなわちY軸の負方向を向くように分布する(Y軸の負方向を向く白抜きのブロック矢印で表す。)。当該電流はその後に向きを変え、上辺の方向すなわちZ軸の負方向を向くように分布する(Z軸の負方向を向く白抜きのブロック矢印で表す。)。
第2基板21の接地パターン上の電流は、第1基板11におけるのと同様に、まず左辺の第2給電点22付近から右辺へ、すなわちY軸の負方向を向くように分布する(Y軸の負方向を向く第1基板11の場合と同じ白抜きのブロック矢印で表す。)。当該電流はその後に向きを変え、下辺の方向すなわちZ軸の正方向を向くように分布する(Z軸の正方向を向く白抜きのブロック矢印で表す。)。
図8は、図7に表した電流分布により形成される放射パターンの特徴を三次元的に表す図である。図中のX軸、Y軸及びZ軸は、それぞれ図7に表したX軸、Y軸及びZ軸に一致する。図7に表した電流分布において、第1基板11の上辺(Z軸の負方向)を向いて分布する電流と、第2基板21の下辺を(Z軸の正方向を)向いて分布する電流は、互いに逆相であって相殺するため放射パターン形成への寄与が低下する。したがって、主に第1基板11及び第2基板21のそれぞれ右辺(Y軸の負方向)を向いて分布する同相の電流により、図8に表すようにY軸の方向にヌル点を有するドーナツ状の放射パターンが形成される。
図6に表した第1アンテナ素子13を励振したときの放射パターンと、図8に表した第2アンテナ素子23を励振したときの放射パターンとは、ヌル点の方向がほぼ直交するから、相互に補完し得る関係にある。したがって、例えば図4に表したように第1アンテナ素子13及び第2アンテナ素子23を含むダイバーシチ回路を構成すれば、第1筐体10及び第2筐体20を半開状態にするという簡単な操作のみでビームダイバーシチを実現することができる。
第1筐体10及び第2筐体20の開状態、半開状態又は閉状態の相違により、第2アンテナ素子23を励振したとき形成される放射パターンは変化する。この変化の一例を、図9を参照して説明する。図9(a)、同(b)及び同(c)は、それぞれ第1筐体10及び第2筐体20を開状態、ほぼ半開状態、又は閉状態におき、それ以外は図8と同様の条件を与えて、第2アンテナ素子23が励振されたときの放射パターンの特徴を三次元的に表す図である。
図9(a)の開状態の放射パターンにおいては、Y軸方向にヌル点が形成されるがZ軸方向の利得も下がる。この放射パターンは、上記の逆相電流が同相電流を上回る電流分布の結果として形成され、第1アンテナ素子13を励振したときの放射パターンとの補完関係は十分でない。図9(b)のほぼ半開状態の放射パターンは図8に表した放射パターンに近い(逆相電流と同相電流の分布が概ね均衡する。)が、図9(c)の閉状態の放射パターンはヌル点の方向がY軸からずれるため第1アンテナ素子13を励振したときの放射パターンとの補完関係は十分でない。したがって、図8に放射パターンを表した半開状態の設定が適切である。
図7においてZ軸の負方向及び正方向をそれぞれ向く逆相電流の対称性が高いほど、お互いに相殺する程度が高まるから、上記の放射パターンの補完関係がより向上する。そのためには、第1基板11及び第2基板21が略等しいサイズに形成されることが望ましい。また、第1筐体10及び第2筐体20を半開状態にして第1基板11の略半分の領域と第2基板21の略半分の領域が重なった状態において、第2給電点22が第1基板11の上辺と第2基板21の下辺の間の略中央に位置することが望ましい。
以上の説明において、無線装置1の第1筐体10及び第2筐体20は相互にスライドするものとしたが、これに限らず、例えば図1(b)の半開状態を常にとるような形で固定された(スライドによる開閉をしない。)ものであってもよい。
本発明の実施例1によれば、2の筐体を相互に重ねてスライドさせることにより開閉可能に構成した無線装置において、開閉状態の設定だけでビームダイバーシチを実現することができる。
以下、図10を参照して、本発明の実施例2を説明する。本発明の実施例2に係る無線装置及びアンテナ装置は、それぞれ実施例1に係る無線装置1及びアンテナ装置2に同じとし、実施例1で参照した各図も参照する。なお、図3、図5又は図7において、第1基板11の上辺と下辺の間隔は10cm、第2基板21の上辺と下辺の間隔は10cmとする。第1基板11と第2基板21の位置関係は図2又は図3に表したものと同じとして、以下の説明を行う。
図10(a)乃至(d)は、周波数を4通りに変化させる以外は図8と同様の条件を与えて、第2アンテナ素子23が励振されたときの放射パターンの特徴を三次元的に表す図である。図10(a)は、周波数が485MHzで4分の1波長が約15cmに相当する場合の放射パターンを表す。図10(b)は、周波数が570MHzで4分の1波長が約13cmに相当する場合の放射パターンを表す。図10(c)は、周波数が650MHzで4分の1波長が約11cmに相当する場合の放射パターンを表す。図10(d)は、周波数が725MHzで4分の1波長が約10cmに相当する場合の放射パターンを表す。
図10(a)乃至(c)においては、図8の場合と同様にY軸の方向にヌル点を有するドーナツ状の放射パターンが形成され、周波数の値による相違は目立たない(なお、アンテナ利得又は放射効率は(a)が最も低く、(c)が最も高い。)。これは、第1基板11又は第2基板21の上辺と下辺の間隔(10cm)が4分の1波長よりも短いために、図7に表したのと近く逆相電流の対称性が高い電流分布が得られるからである。
図10(d)においては、Y軸方向のヌル点がやや不明確になっている。この場合、第1基板11又は第2基板21の上辺と下辺の間隔(10cm)が4分の1波長に等しく、第1基板11又は第2基板21のいずれか一方(例えば第1基板11)だけで第2アンテナ素子23とアンテナを構成することができる。このため、他方の基板(例えば第2基板21)の電流分布が変化して逆相電流の対称性が損なわれ、結果としてヌル点のやや不明確な放射パターンが形成される。
同様の理由から、第1基板11又は第2基板21の左辺と右辺の間隔も、無線装置1の使用周波数の4分の1波長より短いことが望ましい。これら第1基板11又は第2基板21のサイズが小さいほど、第2アンテナ素子23の共振条件から遠ざかるために放射効率が低下する。しかし、例えば第2給電点22へのリアクタンス素子の装荷により、このような共振条件からの乖離又は不整合を周波数ごとに補うことができる。
以上述べたように、アンテナ装置2は第1基板11又は第2基板21の接地パターンに分布する電流を主な放射源とし、その電流分布を変化させてビームダイバーシチ効果を得る。したがって、第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23は、例えばチップアンテナのように、そのサイズが無線装置1の使用周波数の4分の1波長より小さいものであっても差し支えない。
第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23を周波数チューナブル型にすることもできる。スイッチ4により第1アンテナ素子13又は第2アンテナ素子23の何れか一方が選択されたとき、選択されていない方のアンテナ素子の共振周波数を選択された方のアンテナ素子の共振周波数と異ならせることにより、選択されていない方のアンテナ素子による不要な共振を抑制することができる(なお、周波数チューナブルアンテナについては、例えば峯邑、鈴木、大場、「チューナブルアンテナ技術」、東芝レビューVol.61、No.7、2006年7月、pp.33−36参照。)。
本発明の実施例2によれば、基板を小型化して同時にビームダイバーシチの効果を高めることができる。
以下、図11乃至図17を参照して、本発明の実施例3を説明する。図11は、本発明の実施例3に係るアンテナ装置7の構成を表す図である。アンテナ装置7は、図3に表したアンテナ装置3に含む第2アンテナ素子23に誘電体25を装荷したものである。誘電体25以外のアンテナ装置7の構成は、すべて図3に表したアンテナ装置3の構成と同じであるから、それぞれ同じ符号を付して説明を省略する。なお、放射パターンを説明するための座標軸は実施例1又は実施例2と同じとし、実施例1又は実施例2において参照した図も適宜参照する。第1基板11と第2基板21の位置関係は図2又は図3に表したものと同じとして、以下の説明を行う。
実施例1で説明したように、図3に表したアンテナ装置3の構成において第1基板11の略半分の領域と第2基板21の略半分の領域が重なった状態をとるときは、二層に重なった両基板の接地パターンと第2アンテナ素子23とが近接して電界結合を生じて第2アンテナ素子23のインピーダンスが過度に低下することがある。
これに対して、第2アンテナ素子23を挟んで第2基板21と反対の側に、第2アンテナ素子23に接して誘電体25を配設することにより、第2アンテナ素子23から第1基板11及び第2基板21の側に向いていた電界を逆(誘電体25の側)に向けることができる。そうすると第2アンテナ素子23と第1基板11及び第2基板21の間の電界結合が抑制され、第2アンテナ素子23の過度のインピーダンス低下を防ぐことができる。
なお、誘電体を装荷することにより波長短縮の効果が得られるから、アンテナ素子を小型化することが可能になる。すなわち、第1アンテナ素子13に誘電体を装荷して小型化してもよい。
図12乃至図17を参照して、図11に表したアンテナ装置7に類似する実験用のアンテナ装置を構成し、周波数600MHzにおいて放射パターンを測定した結果について説明する。以下の説明では、便宜上、図7の符号を用いる。実験用アンテナ装置の第1基板11のサイズは、上辺及び下辺がそれぞれ50mm長、左辺及び右辺がそれぞれ100mm長である。
実験用アンテナ装置の第2基板21のサイズは、上辺及び下辺がそれぞれ50mm長、サ変及び右辺がそれぞれ100mm長である。第1基板11と第2基板21は、4mmの間隔を置いて配設される。接続線3は、線長55mm、幅10mmのフレキシブル基板である。
実験用アンテナ装置の第1アンテナ素子13は、線状導体が第1基板11の上辺から7mmの距離を隔てて38mm×8mmの矩形をなすように折り曲げられると共に、先端が第1基板11の接地パターンに接続された折り返しモノポール型アンテナである。実験用アンテナ装置の第2アンテナ素子23は、線状導体が第2基板21の左辺から7mmの距離を隔てて38mm×8mmの矩形をなすように折り曲げられると共に、先端が第2基板21の接地パターンに接続された折り返しモノポール型アンテナである。
第2アンテナ素子23に装荷された誘電体25は、上記の第2アンテナ素子の矩形をなす部分に合わせた形状で3mmの厚みを有する略直方体(サイズは38mm×8mm×3mm。)をなし、比誘電率は12である。第1アンテナ素子13は、第1基板11に近い側に図示しない誘電体を装荷される。当該第1アンテナ素子13に装荷された誘電体は、上記の第1アンテナ素子の矩形をなす部分に合わせた形状で2mmの厚みを有する略直方体(サイズは38mm×8mm×2mm。)をなし、比誘電率は12である。
図12は、上記の実験用アンテナ装置から第2アンテナ素子23と誘電体25を取り外し、第1基板11と第2基板21の位置関係が実施例1において説明した第1筐体10と第2筐体20の半開状態に相当する場合に、第1アンテナ素子13を励振することにより得られた放射パターンを表す図である。図の0度から180度の向き又はその逆の向きが、図5又は図7のZ軸に相当する。図の90度から270度の向き又はその逆の向きが、図5又は図7のY軸に相当する。放射パターンを表す曲線のうち、実線は水平偏波、破線は垂直偏波に対応する(座標軸及び偏波の区別については、以下の図13乃至図17も同様である。)。
図13は、上記の実験用アンテナ装置から第1アンテナ素子13及び装荷された図示しない誘電体を取り外し、第1基板11と第2基板21の位置関係が上述した半開状態に相当する場合に、第2アンテナ素子23を励振することにより得られた放射パターンを表す図である。上記の半開状態に相当する場合は、図12の水平偏波の放射パターンがほぼZ軸方向にヌル点を有するのに対して、図13の水平偏波の放射パターンがほぼY軸方向にヌル点を有し、互いに直交する関係にあることがわかる。
図14は、上記の実験用アンテナ装置から第2アンテナ素子23と誘電体25を取り外し、第1基板11と第2基板21の位置関係が実施例1において説明した第1筐体10と第2筐体20の閉状態に相当する場合に、第1アンテナ素子13を励振することにより得られた放射パターンを表す図である。図15は、上記の実験用アンテナ装置から第1アンテナ素子13及び装荷された図示しない誘電体を取り外し、第1基板11と第2基板21の位置関係が上述した閉状態に相当する場合に、第2アンテナ素子23を励振することにより得られた放射パターンを表す図である。
図14の水平偏波の放射パターンがほぼZ軸方向にヌル点を有し、図15の水平偏波の放射パターンもほぼZ軸方向にヌル点を有する。すなわち、上記の閉状態に相当する場合は、第1アンテナ素子13と第2アンテナ素子23を切り換えても、放射パターンの直交関係が得られないことがわかる。
図16は、上記の実験用アンテナ装置において、第1基板11と第2基板21の位置関係が上述した半開状態に相当する場合に、第1アンテナ素子13を励振すると共に第2アンテナ素子23を第2給電点22において終端することにより得られた放射パターンを表す図である。図15は、上記の実験用アンテナ装置において、第1基板11と第2基板21が上述した半開状態に相当する場合に、第2アンテナ素子23を励振すると共に第1アンテナ素子13を第1給電点12において終端することにより得られた放射パターンを表す図である。
図16においては、水平偏波の放射パターンが図12と同様にほぼZ軸方向にヌル点を有する。一方、図17においては、水平偏波の放射パターンのY軸方向のヌル点が図13の場合ほど明確ではないが、Z軸方向に一定の利得が形成されて図16におけるヌル点を補完することがわかる。以上の実験結果は、実施例1乃至実施例3において述べた本発明の効果を裏付けるものである。
本発明の実施例3によれば、基板どうしの重なりによって生じることのあるアンテナ素子の過度のインピーダンス低下を防ぐことができるという付加的な効果が得られる。また、実施例1以降において説明した本発明の効果を実験的に示した。なお、以上の実施例1乃至実施例3において説明した無線装置1又はアンテナ装置2の各構成の形状、配置等は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまな変形が可能である。
(a)は本発明の実施例1に係る無線装置の構成を閉状態において表す図、(b)は同じく半開状態の図、(c)は同じく開状態の図。 実施例1に係る無線装置又はアンテナ装置に含む基板の構成を表す図。 実施例1に係るアンテナ装置の構成を表す図。 実施例1に係るダイバーシチ回路の接続の一例を表す図。 実施例1に係る第1アンテナ素子励振時の基板上の電流分布をシミュレーションにより表す図。 図5に表した電流分布により形成される放射パターンを三次元的に表す図。 実施例1に係る第2アンテナ素子励振時の基板上の電流分布をシミュレーションにより表す図。 図7に表した電流分布により形成される放射パターンを三次元的に表す図。 実施例1に係る第2アンテナ素子励振時の放射パターンを、無線装置の筐体の開状態(a)、半開状態(b)又は閉状態(c)それぞれにおいて三次元的に表す図。 本発明の実施例2に係る第2アンテナ素子励振時の放射パターンを、4通りの周波数((a)乃至(d))のそれぞれにおいて三次元的に表す図。 本発明の実施例3に係るアンテナ装置の構成を表す図。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第1アンテナ素子のみ装備、半開状態の場合。)。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第2アンテナ素子のみ装備、半開状態の場合。)。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第1アンテナ素子のみ装備、閉状態の場合。)。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第2アンテナ素子のみ装備、閉状態の場合。)。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第1及び第2アンテナ素子装備、半開状態、第1アンテナ素子励振の場合。)。 実施例3で説明した実験による放射パターン(第1及び第2アンテナ素子装備、半開状態、第2アンテナ素子励振の場合。)。
符号の説明
1 無線装置
2、7 アンテナ装置
4 スイッチ
5 受信部
6 BER測定部
10 第1筐体
11 第1基板
12 第1給電点
13 第1アンテナ素子
20 第2筐体
21 第2基板
22 第2給電点
23 第2アンテナ素子
25 誘電体

Claims (5)

  1. 第1の筐体及び第2の筐体が相互に重なりスライドすることにより開閉可能に連結されて構成された無線装置に内蔵されるアンテナ装置において、
    前記第1の筐体に内蔵された第1の基板と、
    前記第1の基板の端辺のうち前記第1の筐体及び前記第2の筐体が開く向きにスライドしたとき前記第2の筐体から遠ざかる側の第1の端辺の近傍に位置する第1の給電点に接続された、不平衡型の第1のアンテナ素子と、
    前記第2の筐体に内蔵され、前記第1の基板と電気的に接続された第2の基板と、
    前記第2の基板の端辺のうち前記第1の端辺に略直交する向きの第2の端辺の近傍に位置する第2の給電点に接続された、不平衡型の第2のアンテナ素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1の基板及び前記第2の基板は略等しいサイズに形成され、
    前記第2の給電点は、前記第1の筐体及び前記第2の筐体が相互にスライドすることにより前記第2の基板の略半分の領域が前記第1の基板の略半分の領域に重なった状態において、前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い側の端辺と前記第1の端辺の間の略中央に位置するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 第1の筐体及び第2の筐体がそれぞれの一部を相互に重ねるように連結されて構成された無線装置に内蔵されるアンテナ装置において、
    前記第1の筐体に内蔵された第1の基板と、
    前記第1の基板の端辺のうち前記第2の筐体から遠い側にある第1の端辺の近傍に位置する第1の給電点に接続された、不平衡型の第1のアンテナ素子と、
    前記第1の基板と略等しいサイズに形成されて前記第2の筐体に内蔵されると共に略半分の領域が前記第1の基板の略半分の領域に重なるように配設され、かつ、前記第1の基板と電気的に接続された第2の基板と、
    前記第2の基板の端辺のうち前記第1の端辺に略直交する向きの第2の端辺の近傍にあって、前記第2の基板の前記第1の筐体から遠い側にある端辺と前記第1の端辺の間の略中央に位置するように設けられた第2の給電点に接続された、不平衡型の第2のアンテナ素子とを
    備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 前記第1の基板及び前記第2の基板の前記第1の端辺に直交する向きのサイズ、前記第1のアンテナ素子のサイズ、前記第2のアンテナ素子のサイズの少なくとも一が、前記無線装置の使用周波数の4分の1波長より小さいことを特徴とする請求項1又は請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 第1の筐体と、
    前記第1の筐体と相互に重なりスライドすることにより開閉可能に連結された第2の筐体と、
    前記第1の筐体に内蔵された第1の基板と、
    前記第1の基板の端辺のうち前記第1の筐体及び前記第2の筐体が開く向きにスライドしたとき前記第2の筐体から遠ざかる側の第1の端辺の近傍に位置する第1の給電点に接続された、不平衡形の第1のアンテナ素子と、
    前記第2の筐体に内蔵され、前記第1の基板と電気的に接続された第2の基板と、
    前記第2の基板の端辺のうち前記第1の端辺に略直交する向きの第2の端辺の近傍に位置する第2の給電点に接続された、不平衡形の第2のアンテナ素子と、
    前記第1のアンテナ素子及び前記第2のアンテナ素子に接続されたダイバーシチ回路とを
    備えたことを特徴とする無線装置。
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