JP3595766B2 - 管継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、管継手に関し、特に管継手の結合部分を外力から保護する機能を備えた管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、管継手は、例えば図6に示すように、管状の第1の管継手部材300と、該第1の管継手部材300に結合される管状の第2の管継手部材302と、第1及び第2の管継手部材300及び302の結合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手部材300及び302の結合、解除を行わしめるスリーブ304と、該スリーブ304を第1及び第2の管継手部材300及び302が互いに結合される方向に付勢する圧縮コイルばね306と、第1及び第2の管継手部材300及び302とを互いに係合させる複数の球体308を有して構成されている。
【0003】
第1の管継手部材300は、その前部がスリーブ304内に挿入され、かつ、後部に雌ねじ310が切られた筒状部材312と、該筒状部材312の前記雌ねじ310にねじ込まれる円筒状の結合部材314とを有して構成され、該結合部材314の前部には、弁体316を収容するための収容空間318が形成されている。また、筒状部材312と結合部材314との間には、弁体316の一部を挿通させるためのスリット322が設けられた閉塞板324が装着され、前記収容空間318には、弁体316を常時閉塞板324の方向に付勢して、前記スリット322を弁体316のフランジ部326で閉塞するための圧縮コイルばね328が挿入されている。
【0004】
スリーブ304は、その端面304aが第1の管継手部材300における筒状部材312の端面312aと面一になるように装着されている。このスリーブ304は、圧縮コイルばね306により、第1の管継手部材300から第2の管継手部材302に向かって離間する方向に常時弾発付勢されているが、筒状部材312の端面312aの近傍に設置されたリング状のストッパ部材330により、第1の管継手部材300からの離脱が抑止されている。
【0005】
第1の管継手部材300の筒状部材312は、その前端部(第2の管継手部材302と重なる部分)に複数の孔部332が、該筒状部材312の円周方向に沿って等間隔の位置に形成されている。これら孔部332は、筒状部材312の中心軸に向かって縮径とされ、それぞれ球体308が挿入されるようになっている。球体308は、筒状部材312の中空部に第2の管継手部材302を挿入したとき、その一部が第2の管継手部材302の表面に形成された環状溝334に挿入、係合されるようになっている。なお、図6は、前記孔部332及び球体308をそれぞれ2個だけ図示した例を示している。
【0006】
前記球体308は、通常はスリーブ304により筒状部材312の中心軸に向かって押圧されているが、スリーブ304に対して外力を加え、該スリーブ304を第1の管継手部材300の軸方向に沿って結合部材314側へ移動させたときスリーブ304の押圧から解放されることとなる。このとき、弁体316においては、圧縮コイルばね328の付勢によってそのフランジ部326が閉塞板324に当接してスリット322を閉塞し、弁体316は閉状態となる。
【0007】
この段階から、第2の管継手部材302を第1の管継手部材300における前記筒状部材312の中空部内に挿入すれば、該第2の管継手部材302の端面によって弁体316が圧縮コイルばね328の付勢に抗して後方に移動され、弁体316は開状態となる。
【0008】
そして、スリーブ304に加えた外力を除けば、該スリーブ304は圧縮コイルばね306の弾性復帰により弾発付勢され、スリーブ304の端面304aと筒状部材312の端面312aとが面一になる位置に復帰する。
【0009】
このとき、球体308が再びスリーブ304によって筒状部材312の中心軸に向かって押圧され、その結果、該球体308は第2の管継手部材302に設けられた環状溝334に係合する。
【0010】
球体308の前記係合により、第2の管継手部材302は第1の管継手部材300から離脱することができなくなり、これら第1及び第2の管継手部材300及び302は強固に結合されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した管継手の前記スリーブ304に衝撃力が加わった場合、該スリーブ304が変形してしまうおそれがある。特に、該スリーブ304が薄肉構造に形成されているほど変形しやすい。
【0012】
このように、スリーブ304が変形してしまうと、第1の管継手部材300の軸方向に沿って移動するという前述の動作が不能になってしまい、その結果、第2の管継手部材302を結合させたり、あるいは離脱させることができなくなる。
【0013】
具体的に説明すると、従来の管継手は軽量化のためにスリーブ304を薄肉構造にしている場合がある。この場合、外部から何らかの衝撃力を受けると前記スリーブ304が変形してしまうおそれがある。特に、前記スリーブ304の端面304aの近傍部分とその他端部304bが衝撃力を受ける可能性が高い。
【0014】
ここでいう衝撃力とは、通常の扱いでは受けることがない過大な力であり、前述の前記スリーブ304を移動させる外力とは異なる。具体的には、工具などにより打撃されたときや落下の際の衝撃力が想定される。
【0015】
前記スリーブ304が衝撃力を受けて変形してしまうと、第1の管継手部材300の軸方向に沿って移動するという前述の動作が不能になり、それに従い前記球体308も前記環状溝334に係合できなくなり、又は挿入できなくなる。また、前記スリーブ304のみならず前記球体308や前記圧縮コイルばね306も変形してしまうおそれもある。
【0016】
その結果、第1の管継手部材300と第2の管継手部材302を正しく結合し、又は離脱させることができなくなる。
【0017】
係る不具合を防ぐためには、スリーブ304を厚肉構造にすればよいが、この場合には管継手全体として重量増になってしまい好ましくない。
【0018】
本発明は、上記した種々の問題を解決するためになされたもので、例えば、落下の際の衝撃力などを受けても破損および変形することのない、かつ、軽量な管継手を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る管継手は第1の管継手部材と、
前記第1の管継手部材に結合される第2の管継手部材と、
前記第1及び第2の管継手部材の結合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手部材の結合、解除を行わしめるスリーブ部材と、
前記スリーブ部材を第1及び第2の管継手部材が互いに結合される方向に付勢する弾発部材と、
少なくとも前記スリーブ部材を保護する合成樹脂製の保護部材とを備え、
前記保護部材は、前記スリーブ部材における前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向の先端部で、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられ、
前記保護部材は、前記スリーブ部材の先端部の外周部を覆い、かつ、先端部より突出するように形成されていることを特徴とする。
【0020】
本発明によれば、例えば管継手部材を落下させたときなどに受ける衝撃力に対して前記スリーブ部材を保護することができる。
【0023】
前記スリーブ部材における前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向に対向する後端部には、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられた他の保護部材を有するとよい。
【0024】
前記スリーブ部材の前記先端部に、前記保護部材が係合される被係合部を有するとよい。そして、前記被係合部は凹部であると、前記保護部材を係合しやすく、好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る管継手の実施の形態例について図1〜図5を参照しながら説明する。
【0026】
本実施の形態に係る管継手10は、図1に示すように、金属製の筒状の第1の管継手部材12と、該第1の管継手部材12に結合される金属製の筒状の第2の管継手部材14と、第1及び第2の管継手部材12及び14の結合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手部材12及び14の結合、解除を行わしめる金属製のスリーブ16と、該スリーブ16を第1及び第2の管継手部材12及び14が互いに結合される方向に付勢する圧縮コイルばね18と、第1及び第2の管継手部材12及び14を互いに係合させるチャック20と、スリーブ16の先端部に取り付けられる第1の保護部材160と、第1の管継手部材12の前方部に圧入される第2の保護部材170と、第1の管継手部材12の前方部で第2の保護部材170の内側部に装着されるホルダ190(後述する)と、第1の管継手部材12の内壁面に当接して配置される環状体180とを具備して構成される。
【0027】
以下の説明では、方向を特定するために、第1の管継手部材12において、第2の管継手部材14が挿入される部分を前部、また、第1の管継手部材12からみて第2の管継手部材14側の方向を前方とし、第2の管継手部材14において、第1の管継手部材12に挿入される部分を後部、また、第2の管継手部材14からみて第1の管継手部材12側の方向を後方として記す。
【0028】
第1の管継手部材12は、その中央部30が六角柱状に形成され、その後部32に雄ねじが切られて、中空部34を有するボルト部材としての構造を有し、この雄ねじ部分32に図示しない管が接続されるようになっている。また、この第1の管継手部材12の前部36は、外径の大きい根元部分38と、該根元部分38よりも前方の外径の小さい部分42からなる。
【0029】
また、この第1の管継手部材12は、図2に示すように、軸方向に沿って貫通する前記中空部34が形成されている。この中空部34のうち、その前端部の開口から雄ねじ部分32の始端に対応する部分にかけて形成された空間が、少なくとも後述する弁体48と第2の管継手部材14の後部50の一部が挿入される収容空間34aとして形成され、雄ねじ部分32の始端から中空部34の後部の開口52にかけて形成された空間が貫通孔34bとして形成されている。
【0030】
前記収容空間34aの径は、貫通孔34bの径よりも大に設定されており、特に、収容空間34aと貫通孔34bとの間は該貫通孔34bに向かって縮径するテーパ面46として形成されている。
【0031】
弁体48は、図1に示すように、筒状の台座部60と、該台座部60の中空部62から後方に延在する断面十字状の支持体64と、該支持体64の後端部に丸みを帯びた突出部66とが一体に形成された弁本体68と、該弁本体68に圧縮コイルばね70を介して装着された可動部材72とを備え、これらは共に合成樹脂で構成されている。弁本体68の突出部66の根元部分に設けられた環状溝74にはOリング76が装着され、可動部材72に設けられた環状溝78にはOリング80が装着される。
【0032】
従って、この弁体48は、自然状態では、図3に示すように、圧縮コイルばね70の弾発付勢によって弁本体68における突出部66の根元部分と可動部材72の後端部内壁とが前記Oリング76を介して互いに当接して押圧し合い、該Oリング76により弁本体68と可動部材72との間のシール性が確保されるようになっている。即ち、弁体48は閉状態となる。
【0033】
そして、図2に示すように、圧縮コイルばね70の付勢に抗して台座部60を可動部材72に対して相対的に接近する方向に移動させると、前記突出部66の根元部分と可動部材72の後端部内壁とが離間することになるため、突出部66側の空間と台座部60側の空間とが支持体64を通じて連通することになり、弁体48は開状態となる。
【0034】
このようにして構成された弁体48は、第1の管継手部材12の収容空間34a内に圧入され、弁本体68が前後方向に移動自在とされた状態で該収容空間34a内に嵌合される。なお、弁体48の可動部材72は、収容空間34aの内壁に設けられた環状突起82によってそれ以上の圧入(貫通孔34bの方向への圧入)が阻止されている。
【0035】
前記収容空間34aには、その前端内壁に沿って円筒状のカラー部材84が取り付けられるようになっている。このカラー部材84は、その外周面に環状突起86が形成され、この環状突起86は、カラー部材84が第1の管継手部材12に圧入される際のストッパとして機能する。
【0036】
このカラー部材84の後端面には軸方向の長さが短い環状体180が当接して設けられている。環状体180は、その外径が、第1の管継手部材12の前記前部36における内径とほぼ等しく設定されている。また、内径は、第2の管継手部材14の外径とほぼ等しく設定されている。この環状体180は第1の管継手部材12と第2の管継手部材14が結合されている状態で、管継手10全体に外力として曲げモーメントが作用した際にカラー部材84および環状体180の後部端面と前記台座部60との間に介在するOリング88を保護する機能をもつ。
【0037】
すなわち、曲げモーメントによりこの部分に加わる圧縮力を受け止め、カラー部材84及びOリング88の変形を阻止する。環状体180の材質は強度の大きい金属が望ましく、より具体的にはステンレス鋼などが好適である。
【0038】
また、Oリング88により、環状体180と台座部60との間のシール性が確保される。
【0039】
カラー部材84は、その外径が、第1の管継手部材12の前部36における内径とほぼ等しく設定されている。従って、カラー部材84を第1の管継手部材12の前部36の開口内に圧入することにより、該カラー部材84を第1の管継手部材12に嵌合することができる。
【0040】
そして、図3に示すように、第1の管継手部材12に第2の管継手部材14が挿入されていない状態では、弁本体68の台座部60とカラー部材84及びその間に介在するOリング88及び環状体180が弁体48の圧縮コイルばね70の付勢によって前方に変位され、カラー部材84の前端部によって後述するチャック20の板ばね部132を互いに外方に展開する方向に押圧することとなる。このとき、弁体48の突出部66に設けられたOリング76が可動部材72の内壁に当接し、弁体48は閉状態となる。
【0041】
図1に示すように、第2の管継手部材14は、その内部に前端開口から後端開口まで貫通する中空部100が形成されている。また、この第2の管継手部材14は、その中央部102が六角柱状に形成され、その前部104に雄ねじが切られて、中空部100を有するボルト部材としての構造を有し、前記前部(雄ねじ部分)104に図示しない管が接続されるようになっている。また、この第2の管継手部材14は、その後部50のうち、外径の大きい根元部分106に、円周方向に沿って環状溝108が形成されている。
【0042】
また、この第2の管継手部材14の前記後部50における外径の小さい部分110は、その外径がカラー部材84の内径とほぼ同じに設定され、その軸方向に沿った長さは、弁本体68の台座部60の端面60aからカラー部材84の前端面84aまでの距離から環状体180の長さを差し引いた距離とほぼ同じに設定されている。
【0043】
そして、チャック20は、図4及び図5に示すように、例えば金属により構成され、前記第1の管継手部材12が挿通される円環部120と、該円環部120から該円環部120の中心軸m(図5参照)に沿って延出し、第1の管継手部材12に係合する第1の係合部122と、前記円環部120から該円環部120の中心軸mに沿って延出し、第2の管継手部材14に弾性的に係合する第2の係合部124とを有して構成されている。
【0044】
具体的には、円環部120は、その内径が第1の管継手部材12の前部36における外径の小さい部分42の外径とほぼ同じとされ、該外径の小さい部分42の根元部分に装着されるようになっている。
【0045】
第1の係合部122は、前記円環部120に設けられた複数の板片130を有して構成され、第2の係合部124は、前記円環部120に設けられ、かつ、第1の係合部122の板片130よりも長尺に形成された複数の板ばね部132を有して構成されている。
【0046】
第1の係合部122を構成する板片130は前記円環部120に等間隔に設けられ、第2の係合部124を構成する板ばね部132は前記板片130と異なる位置で、かつ、円環部120に等間隔に設けられている。図4は、円環部120に、8つの板片130が等間隔に、円環部120の中心に対して点対称の位置に設けられ、8本の板ばね部132が等間隔に、円環部120の中心に対して点対称の位置に設けられた例を示す。
【0047】
各板ばね部132は、円環部120の中心軸mの方向へ指向して傾斜した傾斜部134を有し、その先端部はロール状に形成されたロール部136とされている。このロール部136は、板ばね部132を外方に例えば2ターンほど巻回することにより形成されたものである。
【0048】
そして、図2に示すように、このチャック20を第1の管継手部材12の前記前部36の外径の小さい部分42に装着した状態で、第2の管継手部材14を第1の管継手部材12に挿入した際に、前記ロール部136が板ばね部132の弾性によって第2の管継手部材14の後部50に形成された環状溝108に係合するようになっている。
【0049】
また、このとき、第1の係合部122を構成する板片130が、第1の管継手部材12の前部36における環状溝44に係合し、これによって、チャック20が第1の管継手部材12に固定されることになる。
【0050】
また、円環部120の端部から板ばね部132に向かって切込み138が形成されている。この切込み138は、その先端が板ばね部132の2/3の高さまで達している。この切込み138の形成によって、板ばね部132の可撓性が向上し、板ばね部132の弾性変形がより容易になる。
【0051】
また、円環部120にはその端部にフランジ部140を有する。このフランジ部140は、円環部120の端部を外側に屈曲変形することにより形成され、図2に示すように、圧縮コイルばね18の一端が当接するようになっている。この圧縮コイルばね18の当接によって、前記チャック20は更に強固に第1の管継手部材12に固定されることになる。
【0052】
そして、このスリーブ16は、その前端開口から後端開口にかけて貫通する中空部150を有し、該中空部150は、第1の管継手部材12と第2の管継手部材14との結合部分を挿通できる程度の径を有する。
【0053】
そして、このスリーブ16の前端近傍には、内方に突出し、かつ、第1の管継手部材12に装着されたチャック20のロール部136を第2の管継手部材14の軸方向に向かって押圧するための屈曲部16cが一体に形成され、該スリーブ16の後端近傍には、内方に一部屈曲し、かつ、ホルダ190と係合する係合片204が一体に形成されている。
【0054】
このスリーブ16の前端部16dは、内方に丸みを帯びるように折り曲げて形成されている。これは、取り扱いの利便性を考慮し、更に、第2の管継手部材14をスリーブ16の中空部150(正確には第1の管継手部材12の中空部34)内にスムーズに挿入できるようにし、また、スリーブ16の強度を大きくとれるようにしたものである。前記屈曲部16cの後面は、圧縮コイルばね18の他端が当接されるようになっている。
【0055】
従って、第1の管継手部材12に第2の管継手部材14を挿入した際において、前記スリーブ16は、自然状態では、前記圧縮コイルばね18によって、第1の管継手部材12から第2の管継手部材14に向かって離間する方向に常時弾発付勢され、このとき、前記係合片204が後述するホルダ190のガイド部192の後方側面壁に当接され、中空部150の前端近傍の前記屈曲部16cによってチャック20のロール部136が第2の管継手部材14の内方に押圧されることとなる。
【0056】
また、このとき、第2の管継手部材14の後端部が弁本体68の台座部60を後方に押圧することから、弁体48は開状態となる。
【0057】
前記スリーブ16の前端部、例えば、スリーブ16における第1及び第2の管継手部材12、14の結合部方向の先端部で、少なくとも軸方向の移動代T1の部分を覆うように第1の保護部材160が設けられている。この第1の保護部材160は略円筒状であり、その内壁部分のうち前方部162の内径はスリーブ16における前方部16aの外径とほぼ同じとなるように設定されている。また、第1の保護部材160の内壁部分のうち後方部164の内径はスリーブ16における中央部16bの外径とほぼ同じになるように設定されている。そして、第1の保護部材160の内壁のうち前方部162と後方部164の中間部分には環状突起部166が設けられている。この環状突起部166の断面形状は、前記スリーブ16の屈曲部16cの凹部断面形状とほぼ同じ形状に形成されている。
【0058】
第1の保護部材160は、スリーブ16の前記前端部16dから前記屈曲部16cにかけてスリーブ16を覆うように挿入される。また、挿入された状態では環状突起部166と屈曲部16cとが互いに係合するので、不用意に離脱してしまうことはない。そして、第1の保護部材160の前端部はスリーブ16の前端部16dより前方に所定の長さtだけ突出する長さに形成されている。所定の長さtは管継手10のサイズと第2の管継手部材14とが干渉しない寸法に設定される。
【0059】
第1の保護部材160の材質は比較的柔らかい弾発部材で形成する。より具体的にはウレタンゴムやフッ素ゴムなどが好適である。
【0060】
前記環状突起部166は環状ではなく、例えば、複数に分割された山型の突起であってもよい。また、前記長さtの前方の突出部は、単に前方に突出するだけでなく、内方に折り曲げるように形成されていてもよい。
【0061】
環状突起部166と屈曲部16cとが互いに係合することで、第1の保護部材160は比較的堅固に係合されており、通常の使用状態では不用意に離脱してしまうことはない。しかも、第1の保護部材160はウレタンゴムなどの柔らかい材料で形成されているため、特別な工具を用いることなく取り外すことも可能である。
【0062】
また、第1の保護部材160がスリーブ16に挿入されているときは、スリーブ16の前方部を覆う形状になっているため、外部からの衝撃力に対してスリーブ16を保護する機能をもつ。従って、スリーブ16は薄肉構造であっても破損したり変形するおそれがない。
【0063】
スリーブ16の前端部16dは、第1の保護部材160で覆われていないが、前記所定の長さtだけ奥まった位置にあるため衝撃力から保護される。
【0064】
また、スリーブ16における後端部、例えば、スリーブ16における前記第1及び第2の管継手部材12、14の結合部方向に対向する後端部で、少なくとも軸方向の移動代T2の部分を覆うように第2の保護部材170が設けられている。第2の保護部材170は中空の略円筒構造であり、その後端部には内方に突出した突出部174を有する。突出部174の内径は第1の管継手部材12の根本部分38の外径よりやや小さい径となるよう形成されている。この突出部174部分より前方の内壁部172はその内径がスリーブ16の後端部分の外径よりやや大きい径となるように形成されている。
【0065】
第2の保護部材170の突出部174は、第1の管継手部材12の根本部分38のうち、根本部分38aに挿入される。突出部174の内径はこの根本部分38aの外径よりやや小さいので、専用の装置によって圧入挿入される。圧入挿入されると、前記内壁部172はスリーブ16の後端部を覆うように設けられることとなる。
【0066】
第2の保護部材170の材質は耐衝撃性の高い弾発部材が望ましい。より具体的にはポリブチレンテレフタレート樹脂(以下、PBTと略す。)のうち耐衝撃性の高いものを選定するとよい。
【0067】
また、ここで耐衝撃性の評価としては、アイゾット衝撃強さ(JIS K 7110)又はシャルピー衝撃強さ(JIS K 7111)の値などを目安にするとよい。
【0068】
第2の保護部材170の外径は、管継手10のサイズと要求される耐衝撃性などを考慮して十分な肉厚が確保されるように設定することが好ましい。
【0069】
このように、第2の保護部材170が形成されているので、主に管継手10の軸方向に直角の半径方向からの衝撃力に対して管継手10を保護することができる。
【0070】
具体的には、衝撃力を半径方向から第2の保護部材170に対して受けると、その衝撃力は第2の保護部材170自身の耐衝撃性により緩和され、そして第1の管継手部材12の根本部分38aに伝えられる。第1の管継手部材12の材質は適当な肉厚のある金属材料であり、十分な強度があるため破損したり変形したりすることはない。従って、スリーブ16の後端部分には衝撃力が伝わることがなく、薄肉構造であっても安全である。
【0071】
また、第2の保護部材170は、第1の管継手部材12の前記根本部分38aに圧入されているので第1の管継手部材12に対して回転してしまうことがない。従って、第2の保護部材170の外周部を掴んで作業しても不便がない。さらに、軸方向に動いてしまうこともないので、ホルダ190およびスリーブ16に対して圧縮力を加えてしまうことがない。
【0072】
なお、第2の保護部材170と第1の管継手部材12とを堅固に結合するためには圧入によらなくともよく、例えば、接着剤を使用してもよいし、ビス止めにしてもよい。
【0073】
スリーブ16の後端部の外径は第2の保護部材170の前記内壁部172の内径よりやや小さく設定されているので、スリーブ16は内壁部172に接触することなく円滑に軸方向に摺動することが可能である。
【0074】
円筒状のホルダ190は、第1の管継手部材12のの前部36のうち外径の大きい根元部分38に被せられて設けられている。
【0075】
ホルダ190は、その前端部に圧縮コイルばね18の他端がはまり込む環状の溝194が形成されている。
【0076】
また、ホルダ190の前端部は、その外径がスリーブ16における後部の内径とほぼ同じとなるように外方に膨出され、かつ、スリーブ16の内壁に接触するガイド部192を有する。このガイド部192は、スリーブ16の内壁に沿って前方に延在され、これにより、スリーブ16の前後方向への摺動が円滑に、かつ、安定にできるようになっている。
【0077】
ホルダ190のうちガイド部192以外の後方部196の内径は、第1の管継手部材12の根本部分38のうち、前記根本部分38aよりも前方の部分38bにおける外径とほぼ同じとなるように設定されている。また、前記後方部196の長さは、ホルダ190を第1の管継手部材12の前方の部分38bに挿入した状態において、ホルダ190と前記第2の保護部材170の突出部174との間に隙間部を有するように設定されている。
【0078】
ホルダ190の材質は、第2の保護部材170と同様に耐衝撃性のある弾発部材が望ましく、具体的にはPBTなどから選定するとよい。このようにすると、ホルダ190のうちガイド部192でスリーブ16を支持しているので、この部分を内壁部分から保護することができる。
【0079】
すなわち、スリーブ16の前端部は第1の保護部材160で保護され、後端部は第2の保護部材170で保護されているが、その中間部分は露出されている。この部分をホルダ190のガイド部192で内壁から支持することで、衝撃力が加わっても、その衝撃力はホルダ190自身の耐衝撃性により緩和され、そして第1の管継手部材12の前方の部分38bに伝えられる。第1の管継手部材12は前述のとおり変形のおそれがない。
【0080】
このように、スリーブ16の中間部分は内壁からホルダ190により支持されているので、内径方向へ窪んでしまうことがない。また、圧縮コイルばね18及びチャック20も衝撃力を受けることなく保護される。
【0081】
そして、図3に示すように、第1の管継手部材12に第2の管継手部材14が挿入されていない状態であって、かつ、スリーブ16を後方に変位させた状態においては、ホルダ190におけるガイド部192の後端面とスリーブ16における係合片204の前端面との間に、第1の管継手部材12とスリーブ16との相対移動距離分の隙間が形成されている。従って、図2に示すように、第1の管継手部材12に第2の管継手部材14を挿入したとき、第1の管継手部材12がスリーブ16に対して相対的に後方に移動し、ホルダ190におけるガイド部192の後端面に、スリーブ16における係合片204の前端面とが当接することになる。
【0082】
また、チャック20は、円環部120を基部として、第1の管継手部材12に係合する第1の係合部122と、第2の管継手部材14に弾性的に係合する第2の係合部124を有し、これらの部位が一体構成となっている。
【0083】
次に、この実施の形態に係る管継手10の使用方法を簡単に説明する。まず、図3に示すように、第1の管継手部材12に第2の管継手部材14が挿入されていない状態で、スリーブ16に外力を加え、該スリーブ16を第1の管継手部材12の後方に向けて変位させる。これにより、チャック20のロール部136がスリーブ16の押圧から解放される。
【0084】
この状態で、図2に示すように、第2の管継手部材14をその後端面が弁本体68の台座部60(図1又は図3参照)に当接するまで挿入し、更に、第2の管継手部材14を第1の管継手部材12に向かって押圧すれば、カラー部材84と弁本体68が第1の管継手部材12の後方に向かって変位する。このとき、チャック20のロール部136は、第2の管継手部材14に形成された環状溝108に達し、板ばね部132の弾性によって該環状溝108に係合する。
【0085】
また、このとき、弁本体68の台座部60が第1の管継手部材12の後方に向かって押圧され、弁本体68の突出部66に設けられたOリング76が可動部材72から離間して第1の管継手部材12における中央部30(六角柱状の部分)のほぼ中央に位置した状態となる。これによって、弁体48は開状態となる。
【0086】
次いで、スリーブ16から外力を除けば、該スリーブ16が圧縮コイルばね18の弾発付勢によって、該スリーブ16における係合片204の前端がロック機構200におけるホルダ190のガイド部192の後端に当接するまで前方に変位し、該スリーブ16の屈曲部16cによってチャック20のロール部136が第2の管継手部材14の軸方向に押圧されるようになる。この押圧によりロール部136が環状溝108内に堅牢に係合され、ロール部136が第2の管継手部材14を把持するに至る。これによって、第2の管継手部材14が第1の管継手部材12に強固に結合されることとなる。
【0087】
反対に、第2の管継手部材14を第1の管継手部材12から離脱させるには、スリーブ16に外力を加え、該スリーブ16を第1の管継手部材12の後方に向けて変位させることによって、チャック20のロール部136をスリーブ16の押圧から解放する。この際に、カラー部材84及び弁本体68が圧縮コイルばね70により弾発付勢され、弁本体68の突出部66に設けられたOリング76が可動部材72に再び当接する。これにより、弁本体68と可動部材72との間がシールされ、弁体48は閉状態となる。
【0088】
本実施の形態に係る管継手10においては、第1の保護部材160により外部からの衝撃力に対してスリーブ16の先端部分を保護することができる。しかも、第1の保護部材160はウレタンゴムなどの柔らかい弾発部材で形成されているため、特別な工具を用いることなく取り外すことも可能である。
【0089】
また、耐衝撃性のある弾発部材で形成された第2の保護部材170により、管継手10の軸方向に直角の半径方向からの衝撃力に対して、管継手10を保護することができる。第2の保護部材170は、第1の管継手部材12の根本部分38aに圧入されているので第1の管継手部材12に対して回転してしまったり、軸方向に動いてしまうことがない。従って、第2の保護部材170の外周部を掴んで作業しても不便がなく、また、ホルダ190およびスリーブ16に対して圧縮力を加えてしまうことがない。
【0090】
また、スリーブ16の中間部分は内壁から、耐衝撃性のある弾発部材で形成されたホルダ190により支持されているので、内径方向へ窪んでしまうことがない。圧縮コイルばね18及びチャック20も衝撃力を受けることなく保護される。
【0091】
上述の実施の形態においては、第1の管継手部材12と第2の管継手部材14を結合した状態では、スリーブ16を不注意に動かしてしまうことにより、第2の管継手部材14を離脱させてしまうおそれがある。そこで、第1の管継手部材12と第2の管継手部材14とを結合した後に、スリーブ16の後方への不測の変位を防止するように適当なロック機構を設けるようにしてもよい。
【0092】
なお、この発明に係る管継手は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る管継手によれば、第1と第2の保護部材及びホルダにより、管継手の結合部分を衝撃力から保護することができ、スリーブ部材およびコイルばねなどの管継手の部品が破損や変形することがない。
【0094】
また、保護部材を採用することで、スリーブ部材を薄肉に設定することが可能であり、管継手の小型軽量化を達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る管継手の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本実施の形態に係る管継手の構成、特に、第1の管継手部材に第2の管継手部材を挿入した状態の構成を示す縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係る管継手の構成、特に、第1の管継手部材に第2の管継手部材を挿入していない状態の構成を示す縦断面図である。
【図4】本実施の形態に係るチャックの構成を示す斜視図である。
【図5】本実施の形態に係るチャックの構成を示す縦断面図である。
【図6】従来例に係る管継手の構成を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10…管継手 12…第1の管継手部材
14…第2の管継手部材 16…スリーブ
16a…スリーブにおける前方部 16c…スリーブの屈曲部
16d…スリーブの前端部 18…圧縮コイルばね
20…チャック 48…弁体
60…弁体の筒状の台座部 64…弁本体の断面十字状の支持体
84…カラー部材 88…Oリング
136…ロール部 160…第1の保護部材
162…第1の保護部材の内壁部分のうち前方部
164…第1の保護部材の内壁部分のうち後方部
166…第1の保護部材の内壁の環状突起部
170…第2の保護部材 180…環状体
T1、T2…軸方向の移動代
Claims (5)
- 第1の管継手部材と、
前記第1の管継手部材に結合される第2の管継手部材と、
前記第1及び第2の管継手部材の結合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手部材の結合、解除を行わしめるスリーブ部材と、
前記スリーブ部材を第1及び第2の管継手部材が互いに結合される方向に付勢する弾発部材と、
少なくとも前記スリーブ部材を保護する合成樹脂製の保護部材とを備え、
前記保護部材は、前記スリーブ部材における前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向の先端部で、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられ、
前記保護部材は、前記スリーブ部材の先端部の外周部を覆い、かつ、先端部より突出するように形成されていることを特徴とする管継手。 - 請求項1記載の管継手において、
前記スリーブ部材における前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向に対向する後端部には、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられた他の保護部材を有することを特徴とする管継手。 - 請求項1記載の管継手において、
前記スリーブ部材の前記先端部に、前記保護部材が係合される被係合部を有することを特徴とする管継手。 - 請求項3記載の管継手において、
前記被係合部は凹部であることを特徴とする管継手。 - 請求項1記載の管継手において、
前記スリーブ部材を内壁から支持して保護するホルダが設けられることを特徴とする管継手。
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