JP2002130573A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP2002130573A JP2000322936A JP2000322936A JP2002130573A JP 2002130573 A JP2002130573 A JP 2002130573A JP 2000322936 A JP2000322936 A JP 2000322936A JP 2000322936 A JP2000322936 A JP 2000322936A JP 2002130573 A JP2002130573 A JP 2002130573A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L37/00Couplings of the quick-acting type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L29/00Joints with fluid cut-off means
    • F16L29/02Joints with fluid cut-off means with a cut-off device in one of the two pipe ends, the cut-off device being automatically opened when the coupling is applied

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】管継手の結合部を外部からの衝撃力から保護す
るとともに、管継手の小型軽量化を図る。 【解決手段】第1の管継手部材12と、該第1の管継手
部材12に結合される第2の管継手部材14と、前記第
1及び第2の管継手部材12、14の結合部分に取り付
けられ、これら第1及び第2の管継手部材12、14の
結合、解除を行わしめるスリーブ16と、前記スリーブ
16を第1及び第2の管継手部材12、14が互いに結
合される方向に付勢する弾発部材と、前記スリーブ16
を保護する保護部材とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管継手に関し、特
に管継手の結合部分を外力から保護する機能を備えた管
継手に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、管継手は、例えば図6に示すよ
うに、管状の第1の管継手部材300と、該第1の管継
手部材300に結合される管状の第2の管継手部材30
2と、第1及び第2の管継手部材300及び302の結
合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手部
材300及び302の結合、解除を行わしめるスリーブ
304と、該スリーブ304を第1及び第2の管継手部
材300及び302が互いに結合される方向に付勢する
圧縮コイルばね306と、第1及び第2の管継手部材3
00及び302とを互いに係合させる複数の球体308
を有して構成されている。
【0003】第1の管継手部材300は、その前部がス
リーブ304内に挿入され、かつ、後部に雌ねじ310
が切られた筒状部材312と、該筒状部材312の前記
雌ねじ310にねじ込まれる円筒状の結合部材314と
を有して構成され、該結合部材314の前部には、弁体
316を収容するための収容空間318が形成されてい
る。また、筒状部材312と結合部材314との間に
は、弁体316の一部を挿通させるためのスリット32
2が設けられた閉塞板324が装着され、前記収容空間
318には、弁体316を常時閉塞板324の方向に付
勢して、前記スリット322を弁体316のフランジ部
326で閉塞するための圧縮コイルばね328が挿入さ
れている。
【0004】スリーブ304は、その端面304aが第
1の管継手部材300における筒状部材312の端面3
12aと面一になるように装着されている。このスリー
ブ304は、圧縮コイルばね306により、第1の管継
手部材300から第2の管継手部材302に向かって離
間する方向に常時弾発付勢されているが、筒状部材31
2の端面312aの近傍に設置されたリング状のストッ
パ部材330により、第1の管継手部材300からの離
脱が抑止されている。
【0005】第1の管継手部材300の筒状部材312
は、その前端部(第2の管継手部材302と重なる部
分)に複数の孔部332が、該筒状部材312の円周方
向に沿って等間隔の位置に形成されている。これら孔部
332は、筒状部材312の中心軸に向かって縮径とさ
れ、それぞれ球体308が挿入されるようになってい
る。球体308は、筒状部材312の中空部に第2の管
継手部材302を挿入したとき、その一部が第2の管継
手部材302の表面に形成された環状溝334に挿入、
係合されるようになっている。なお、図6は、前記孔部
332及び球体308をそれぞれ2個だけ図示した例を
示している。
【0006】前記球体308は、通常はスリーブ304
により筒状部材312の中心軸に向かって押圧されてい
るが、スリーブ304に対して外力を加え、該スリーブ
304を第1の管継手部材300の軸方向に沿って結合
部材314側へ移動させたときスリーブ304の押圧か
ら解放されることとなる。このとき、弁体316におい
ては、圧縮コイルばね328の付勢によってそのフラン
ジ部326が閉塞板324に当接してスリット322を
閉塞し、弁体316は閉状態となる。
【0007】この段階から、第2の管継手部材302を
第1の管継手部材300における前記筒状部材312の
中空部内に挿入すれば、該第2の管継手部材302の端
面によって弁体316が圧縮コイルばね328の付勢に
抗して後方に移動され、弁体316は開状態となる。
【0008】そして、スリーブ304に加えた外力を除
けば、該スリーブ304は圧縮コイルばね306の弾性
復帰により弾発付勢され、スリーブ304の端面304
aと筒状部材312の端面312aとが面一になる位置
に復帰する。
【0009】このとき、球体308が再びスリーブ30
4によって筒状部材312の中心軸に向かって押圧さ
れ、その結果、該球体308は第2の管継手部材302
に設けられた環状溝334に係合する。
【0010】球体308の前記係合により、第2の管継
手部材302は第1の管継手部材300から離脱するこ
とができなくなり、これら第1及び第2の管継手部材3
00及び302は強固に結合されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した管
継手の前記スリーブ304に衝撃力が加わった場合、該
スリーブ304が変形してしまうおそれがある。特に、
該スリーブ304が薄肉構造に形成されているほど変形
しやすい。
【0012】このように、スリーブ304が変形してし
まうと、第1の管継手部材300の軸方向に沿って移動
するという前述の動作が不能になってしまい、その結
果、第2の管継手部材302を結合させたり、あるいは
離脱させることができなくなる。
【0013】具体的に説明すると、従来の管継手は軽量
化のためにスリーブ304を薄肉構造にしている場合が
ある。この場合、外部から何らかの衝撃力を受けると前
記スリーブ304が変形してしまうおそれがある。特
に、前記スリーブ304の端面304aの近傍部分とそ
の他端部304bが衝撃力を受ける可能性が高い。
【0014】ここでいう衝撃力とは、通常の扱いでは受
けることがない過大な力であり、前述の前記スリーブ3
04を移動させる外力とは異なる。具体的には、工具な
どにより打撃されたときや落下の際の衝撃力が想定され
る。
【0015】前記スリーブ304が衝撃力を受けて変形
してしまうと、第1の管継手部材300の軸方向に沿っ
て移動するという前述の動作が不能になり、それに従い
前記球体308も前記溝部334に係合できなくなり、
又は挿入できなくなる。また、前記スリーブ304のみ
ならず前記球体308や前記圧縮コイルばね306も変
形してしまうおそれもある。
【0016】その結果、第1の管継手部材300と第2
の管継手部材302を正しく結合し、又は離脱させるこ
とができなくなる。
【0017】係る不具合を防ぐためには、スリーブ30
4を厚肉構造にすればよいが、この場合には管継手全体
として重量増になってしまい好ましくない。
【0018】本発明は、上記した種々の問題を解決する
ためになされたもので、例えば、落下の際の衝撃力など
を受けても破損および変形することのない、かつ、軽量
な管継手を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管継手は第
1の管継手部材と、前記第1の管継手部材に結合される
第2の管継手部材と、前記第1及び第2の管継手部材の
結合部分に取り付けられ、これら第1及び第2の管継手
部材の結合、解除を行わしめるスリーブ部材と、前記ス
リーブ部材を第1及び第2の管継手部材が互いに結合さ
れる方向に付勢する弾発部材と、少なくとも前記スリー
ブ部材を保護する保護部材とを有することを特徴とす
る。
【0020】本発明によれば、例えば管継手部材を落下
させたときなどに受ける衝撃力に対して前記スリーブ部
材を保護することができる。
【0021】また、前記保護部材は、前記スリーブ部材
における前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向の
先端部で、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられて
いるとよい。
【0022】前記保護部材は、前記スリーブ部材におけ
る前記第1及び第2の管継手部材の結合部方向に対向す
る後端部で、少なくとも軸方向の移動代部分に設けられ
ていてもよい。
【0023】さらに、前記スリーブ部材における前記第
1及び第2の管継手部材の結合部方向の先端部と、前記
先端部に対向する後端部の両方で、それぞれの少なくと
も軸方向の移動代部分に設けられていてもよい。
【0024】前記スリーブ部材の前記先端部に、前記保
護部材が係合される被係合部を有するとよい。そして、
前記被係合部は凹部であると、前記保護部材を係合しや
すく、好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る管継手の実施
の形態例について図1〜図5を参照しながら説明する。
【0026】本実施の形態に係る管継手10は、図1に
示すように、金属製の筒状の第1の管継手部材12と、
該第1の管継手部材12に結合される金属製の筒状の第
2の管継手部材14と、第1及び第2の管継手部材12
及び14の結合部分に取り付けられ、これら第1及び第
2の管継手部材12及び14の結合、解除を行わしめる
金属製のスリーブ16と、該スリーブ16を第1及び第
2の管継手部材12及び14が互いに結合される方向に
付勢する圧縮コイルばね18と、第1及び第2の管継手
部材12及び14を互いに係合させるチャック20と、
スリーブ16の先端部に取り付けられる第1の保護部材
160と、第1の管継手部材12の前方部に圧入される
第2の保護部材170と、第1の管継手部材12の前方
部で第2の保護部材170の内側部に装着されるホルダ
190(後述する)と、第1の管継手部材12の内壁面
に当接して配置される環状体180とを具備して構成さ
れる。
【0027】以下の説明では、方向を特定するために、
第1の管継手部材12において、第2の管継手部材14
が挿入される部分を前部、また、第1の管継手部材12
からみて第2の管継手部材14側の方向を前方とし、第
2の管継手部材14において、第1の管継手部材12に
挿入される部分を後部、また、第2の管継手部材14か
らみて第1の管継手部材12側の方向を後方として記
す。
【0028】第1の管継手部材12は、その中央部30
が六角柱状に形成され、その後部32に雄ねじが切られ
て、中空部34を有するボルト部材としての構造を有
し、この雄ねじ部分32に図示しない管が接続されるよ
うになっている。また、この第1の管継手部材12の前
部36は、外径の大きい根元部分38と、該根元部分3
8よりも前方の外径の小さい部分42からなる。
【0029】また、この第1の管継手部材12は、図2
に示すように、軸方向に沿って貫通する前記中空部34
が形成されている。この中空部34のうち、その前端部
の開口から雄ねじ部分32の始端に対応する部分にかけ
て形成された空間が、少なくとも後述する弁体48と第
2の管継手部材14の後部50の一部が挿入される収容
空間34aとして形成され、雄ねじ部分32の始端から
中空部34の後部の開口52にかけて形成された空間が
貫通孔34bとして形成されている。
【0030】前記収容空間34aの径は、貫通孔34b
の径よりも大に設定されており、特に、収容空間34a
と貫通孔34bとの間は該貫通孔34bに向かって縮径
するテーパ面46として形成されている。
【0031】弁体48は、図1に示すように、筒状の台
座部60と、該台座部60の中空部62から後方に延在
する断面十字状の支持体64と、該支持体64の後端部
に丸みを帯びた突出部66とが一体に形成された弁本体
68と、該弁本体68に圧縮コイルばね70を介して装
着された可動部材72とを備え、これらは共に合成樹脂
で構成されている。弁本体68の突出部66の根元部分
に設けられた環状溝74にはOリング76が装着され、
可動部材72に設けられた環状溝78にはOリング80
が装着される。
【0032】従って、この弁体48は、自然状態では、
図3に示すように、圧縮コイルばね70の弾発付勢によ
って弁本体68における突出部66の根元部分と可動部
材72の後端部内壁とが前記Oリング76を介して互い
に当接して押圧し合い、該Oリング76により弁本体6
8と可動部材72との間のシール性が確保されるように
なっている。即ち、弁体48は閉状態となる。
【0033】そして、図2に示すように、圧縮コイルば
ね70の付勢に抗して台座部60を可動部材72に対し
て相対的に接近する方向に移動させると、前記突出部6
6の根元部分と可動部材72の後端部内壁とが離間する
ことになるため、突出部66側の空間と台座部60側の
空間とが支持体64を通じて連通することになり、弁体
48は開状態となる。
【0034】このようにして構成された弁体48は、第
1の管継手部材12の収容空間34a内に圧入され、弁
本体68が前後方向に移動自在とされた状態で該収容空
間34a内に嵌合される。なお、弁体48の可動部材7
2は、収容空間34aの内壁に設けられた環状突起82
によってそれ以上の圧入(貫通孔34bの方向への圧
入)が阻止されている。
【0035】前記収容空間34aには、その前端内壁に
沿って円筒状のカラー部材84が取り付けられるように
なっている。このカラー部材84は、その外周面に環状
突起86が形成され、この環状突起86は、カラー部材
84が第1の管継手部材12に圧入される際のストッパ
として機能する。
【0036】このカラー部材84の後端面には軸方向の
長さが短い環状体180が当接して設けられている。環
状体180は、その外径が、第1の管継手部材12の前
記前部36における内径とほぼ等しく設定されている。
また、内径は、第2の管継手部材14の外径とほぼ等し
く設定されている。この環状体180は第1の管継手部
材12と第2の管継手部材14が結合されている状態
で、管継手10全体に外力として曲げモーメントが作用
した際にカラー部材84および環状体180の後部端面
と前記台座部60との間に介在するOリング88を保護
する機能をもつ。
【0037】すなわち、曲げモーメントによりこの部分
に加わる圧縮力を受け止め、カラー部材84及びOリン
グ88の変形を阻止する。環状体180の材質は強度の
大きい金属が望ましく、より具体的にはステンレス鋼な
どが好適である。
【0038】また、Oリング88により、環状体180
と台座部60との間のシール性が確保される。
【0039】カラー部材84は、その外径が、第1の管
継手部材12の前部36における内径とほぼ等しく設定
されている。従って、カラー部材84を第1の管継手部
材12の前部36の開口内に圧入することにより、該カ
ラー部材84を第1の管継手部材12に嵌合することが
できる。
【0040】そして、図3に示すように、第1の管継手
部材12に第2の管継手部材14が挿入されていない状
態では、弁本体68の台座部60とカラー部材84及び
その間に介在するOリング88及び環状体180が弁体
48の圧縮コイルばね70の付勢によって前方に変位さ
れ、カラー部材84の前端部によって後述するチャック
20の板ばね部132を互いに外方に展開する方向に押
圧することとなる。このとき、弁体48の突出部66に
設けられたOリング76が可動部材72の内壁に当接
し、弁体48は閉状態となる。
【0041】図1に示すように、第2の管継手部材14
は、その内部に前端開口から後端開口まで貫通する中空
部100が形成されている。また、この第2の管継手部
材14は、その中央部102が六角柱状に形成され、そ
の前部104に雄ねじが切られて、中空部100を有す
るボルト部材としての構造を有し、前記前部(雄ねじ部
分)104に図示しない管が接続されるようになってい
る。また、この第2の管継手部材14は、その後部50
のうち、外径の大きい根元部分106に、円周方向に沿
って環状溝108が形成されている。
【0042】また、この第2の管継手部材14の前記後
部50における外径の小さい部分110は、その外径が
カラー部材84の内径とほぼ同じに設定され、その軸方
向に沿った長さは、弁本体68の台座部60の端面60
aからカラー部材84の前端面84aまでの距離から環
状体180の長さを差し引いた距離とほぼ同じに設定さ
れている。
【0043】そして、チャック20は、図4及び図5に
示すように、例えば金属により構成され、前記第1の管
継手部材12が挿通される円環部120と、該円環部1
20から該円環部120の中心軸m(図5参照)に沿っ
て延出し、第1の管継手部材12に係合する第1の係合
部122と、前記円環部120から該円環部120の中
心軸mに沿って延出し、第2の管継手部材14に弾性的
に係合する第2の係合部124とを有して構成されてい
る。
【0044】具体的には、円環部120は、その内径が
第1の管継手部材12の前部36における外径の小さい
部分42の外径とほぼ同じとされ、該外径の小さい部分
42の根元部分に装着されるようになっている。
【0045】第1の係合部122は、前記円環部120
に設けられた複数の板片130を有して構成され、第2
の係合部124は、前記円環部120に設けられ、か
つ、第1の係合部122の板片130よりも長尺に形成
された複数の板ばね部132を有して構成されている。
【0046】第1の係合部122を構成する板片130
は前記円環部120に等間隔に設けられ、第2の係合部
124を構成する板ばね部132は前記板片130と異
なる位置で、かつ、円環部120に等間隔に設けられて
いる。図4は、円環部120に、8つの板片130が等
間隔に、円環部120の中心に対して点対称の位置に設
けられ、8本の板ばね部132が等間隔に、円環部12
0の中心に対して点対称の位置に設けられた例を示す。
【0047】各板ばね部132は、円環部120の中心
軸mの方向へ指向して傾斜した傾斜部134を有し、そ
の先端部はロール状に形成されたロール部136とされ
ている。このロール部136は、板ばね部132を外方
に例えば2ターンほど巻回することにより形成されたも
のである。
【0048】そして、図2に示すように、このチャック
20を第1の管継手部材12の前記前部36の外径の小
さい部分42に装着した状態で、第2の管継手部材14
を第1の管継手部材12に挿入した際に、前記ロール部
136が板ばね部132の弾性によって第2の管継手部
材14の後部50に形成された環状溝108に係合する
ようになっている。
【0049】また、このとき、第1の係合部122を構
成する板片130が、第1の管継手部材12の前部36
における環状溝44に係合し、これによって、チャック
20が第1の管継手部材12に固定されることになる。
【0050】また、円環部120の端部から板ばね部1
32に向かって切込み138が形成されている。この切
込み138は、その先端が板ばね部132の2/3の高
さまで達している。この切込み138の形成によって、
板ばね部132の可撓性が向上し、板ばね部132の弾
性変形がより容易になる。
【0051】また、円環部120にはその端部にフラン
ジ部140を有する。このフランジ部140は、円環部
120の端部を外側に屈曲変形することにより形成さ
れ、図2に示すように、圧縮コイルばね18の一端が当
接するようになっている。この圧縮コイルばね18の当
接によって、前記チャック20は更に強固に第1の管継
手部材12に固定されることになる。
【0052】そして、このスリーブ16は、その前端開
口から後端開口にかけて貫通する中空部150を有し、
該中空部150は、第1の管継手部材12と第2の管継
手部材14との結合部分を挿通できる程度の径を有す
る。
【0053】そして、このスリーブ16の前端近傍に
は、内方に突出し、かつ、第1の管継手部材12に装着
されたチャック20のロール部136を第2の管継手部
材14の軸方向に向かって押圧するための屈曲部16c
が一体に形成され、該スリーブ16の後端近傍には、内
方に一部屈曲し、かつ、ホルダ190と係合する係合片
204が一体に形成されている。
【0054】このスリーブ16の前端部16dは、内方
に丸みを帯びるように折り曲げて形成されている。これ
は、取り扱いの利便性を考慮し、更に、第2の管継手部
材14をスリーブ16の中空部150(正確には第1の
管継手部材12の中空部34)内にスムーズに挿入でき
るようにし、また、スリーブ16の強度を大きくとれる
ようにしたものである。前記屈曲部16cの後面は、圧
縮コイルばね18の他端が当接されるようになってい
る。
【0055】従って、第1の管継手部材12に第2の管
継手部材14を挿入した際において、前記スリーブ16
は、自然状態では、前記圧縮コイルばね18によって、
第1の管継手部材12から第2の管継手部材14に向か
って離間する方向に常時弾発付勢され、このとき、前記
係合片204が後述するホルダ190のガイド部192
の後方側面壁に当接され、中空部150の前端近傍の前
記屈曲部16cによってチャック20のロール部136
が第2の管継手部材14の内方に押圧されることとな
る。
【0056】また、このとき、第2の管継手部材14の
後端部が弁本体68の台座部60を後方に押圧すること
から、弁体48は開状態となる。
【0057】前記スリーブ16の前端部、例えば、スリ
ーブ16における第1及び第2の管継手部材12、14
の結合部方向の先端部で、少なくとも軸方向の移動代T
1の部分を覆うように第1の保護部材160が設けられ
ている。この第1の保護部材160は略円筒状であり、
その内壁部分のうち前方部162の内径はスリーブ16
における前方部16aの外径とほぼ同じとなるように設
定されている。また、第1の保護部材160の内壁部分
のうち後方部164の内径はスリーブ16における中央
部16bの外径とほぼ同じになるように設定されてい
る。そして、第1の保護部材160の内壁のうち前方部
162と後方部164の中間部分には環状突起部166
が設けられている。この環状突起部166の断面形状
は、前記スリーブ16の屈曲部16cの凹部断面形状と
ほぼ同じ形状に形成されている。
【0058】第1の保護部材160は、スリーブ16の
前記前端部16dから前記屈曲部16cにかけてスリー
ブ16を覆うように挿入される。また、挿入された状態
では環状突起部166と屈曲部16cとが互いに係合す
るので、不用意に離脱してしまうことはない。そして、
第1の保護部材160の前端部はスリーブ16の前端部
16dより前方に所定の長さtだけ突出する長さに形成
されている。所定の長さtは管継手10のサイズと第2
の管継手部材14とが干渉しない寸法に設定される。
【0059】第1の保護部材160の材質は比較的柔ら
かい弾発部材で形成する。より具体的にはウレタンゴム
やフッ素ゴムなどが好適である。
【0060】前記環状突起部166は環状ではなく、例
えば、複数に分割された山型の突起であってもよい。ま
た、前記長さtの前方の突出部は、単に前方に突出する
だけでなく、内方に折り曲げるように形成されていても
よい。
【0061】環状突起部166と屈曲部16cとが互い
に係合することで、第1の保護部材160は比較的堅固
に係合されており、通常の使用状態では不用意に離脱し
てしまうことはない。しかも、第1の保護部材160は
ウレタンゴムなどの柔らかい材料で形成されているた
め、特別な工具を用いることなく取り外すことも可能で
ある。
【0062】また、第1の保護部材160がスリーブ1
6に挿入されているときは、スリーブ16の前方部を覆
う形状になっているため、外部からの衝撃力に対してス
リーブ16を保護する機能をもつ。従って、スリーブ1
6は薄肉構造であっても破損したり変形するおそれがな
い。
【0063】スリーブ16の前端部16dは、第1の保
護部材160で覆われていないが、前記所定の長さtだ
け奥まった位置にあるため衝撃力から保護される。
【0064】また、スリーブ16における後端部、例え
ば、スリーブ16における前記第1及び第2の管継手部
材12、14の結合部方向に対向する後端部で、少なく
とも軸方向の移動代T2の部分を覆うように第2の保護
部材170が設けられている。第2の保護部材170は
中空の略円筒構造であり、その後端部には内方に突出し
た突出部174を有する。突出部174の内径は第1の
管継手部材12の根本部分38の外径よりやや小さい径
となるよう形成されている。この突出部174部分より
前方の内壁部172はその内径がスリーブ16の後端部
分の外径よりやや大きい径となるように形成されてい
る。
【0065】第2の保護部材170の突出部174は、
第1の管継手部材12の根本部分38のうち、根本部分
38aに挿入される。突出部174の内径はこの根本部
分38aの外径よりやや小さいので、専用の装置によっ
て圧入挿入される。圧入挿入されると、前記内壁部17
2はスリーブ16の後端部を覆うように設けられること
となる。
【0066】第2の保護部材170の材質は耐衝撃性の
高い弾発部材が望ましい。より具体的にはポリブチレン
テレフタレート樹脂(以下、PBTと略す。)のうち耐
衝撃性の高いものを選定するとよい。
【0067】また、ここで耐衝撃性の評価としては、ア
イゾット衝撃強さ(JIS K 7110)又はシャル
ピー衝撃強さ(JIS K 7111)の値などを目安
にするとよい。
【0068】第2の保護部材170の外径は、管継手1
0のサイズと要求される耐衝撃性などを考慮して十分な
肉厚が確保されるように設定することが好ましい。
【0069】このように、第2の保護部材170が形成
されているので、主に管継手10の軸方向に直角の半径
方向からの衝撃力に対して管継手10を保護することが
できる。
【0070】具体的には、衝撃力を半径方向から第2の
保護部材170に対して受けると、その衝撃力は第2の
保護部材170自身の耐衝撃性により緩和され、そして
第1の管継手部材12の根本部分38aに伝えられる。
第1の管継手部材12の材質は適当な肉厚のある金属材
料であり、十分な強度があるため破損したり変形したり
することはない。従って、スリーブ16の後端部分には
衝撃力が伝わることがなく、薄肉構造であっても安全で
ある。
【0071】また、第2の保護部材170は、第1の管
継手部材12の前記根本部分38aに圧入されているの
で第1の管継手部材12に対して回転してしまうことが
ない。従って、第2の保護部材170の外周部を掴んで
作業しても不便がない。さらに、軸方向に動いてしまう
こともないので、ホルダ190およびスリーブ16に対
して圧縮力を加えてしまうことがない。
【0072】なお、第2の保護部材170と第1の管継
手部材12とを堅固に結合するためには圧入によらなく
ともよく、例えば、接着剤を使用してもよいし、ビス止
めにしてもよい。
【0073】スリーブ16の後端部の外径は第2の保護
部材170の前記内壁部172の内径よりやや小さく設
定されているので、スリーブ16は内壁部172に接触
することなく円滑に軸方向に摺動することが可能であ
る。
【0074】円筒状のホルダ190は、第1の管継手部
材12のの前部36のうち外径の大きい根元部分38に
被せられて設けられている。
【0075】ホルダ190は、その前端部に圧縮コイル
ばね18の他端がはまり込む環状の溝194が形成され
ている。
【0076】また、ホルダ190の前端部は、その外径
がスリーブ16における後部の内径とほぼ同じとなるよ
うに外方に膨出され、かつ、スリーブ16の内壁に接触
するガイド部192を有する。このガイド部192は、
スリーブ16の内壁に沿って前方に延在され、これによ
り、スリーブ16の前後方向への摺動が円滑に、かつ、
安定にできるようになっている。
【0077】ホルダ190のうちガイド部192以外の
後方部196の内径は、第1の管継手部材12の根本部
分38のうち、前記根本部分38aよりも前方の部分3
8bにおける外径とほぼ同じとなるように設定されてい
る。また、前記後方部196の長さは、ホルダ190を
第1の管継手部材12の前方の部分38bに挿入した状
態において、ホルダ190と前記第2の保護部材170
の突出部174との間に隙間部を有するように設定され
ている。
【0078】ホルダ190の材質は、第2の保護部材1
70と同様に耐衝撃性のある弾発部材が望ましく、具体
的にはPBTなどから選定するとよい。このようにする
と、ホルダ190のうちガイド部192でスリーブ16
を支持しているので、この部分を内壁部分から保護する
ことができる。
【0079】すなわち、スリーブ16の前端部は第1の
保護部材160で保護され、後端部は第2の保護部材1
70で保護されているが、その中間部分は露出されてい
る。この部分をホルダ190のガイド部192で内壁か
ら支持することで、衝撃力が加わっても、その衝撃力は
ホルダ190自身の耐衝撃性により緩和され、そして第
1の管継手部材12の前方の部分38bに伝えられる。
第1の管継手部材12は前述のとおり変形のおそれがな
い。
【0080】このように、スリーブ16の中間部分は内
壁からホルダ190により支持されているので、内径方
向へ窪んでしまうことがない。また、圧縮コイルばね1
8及びチャック20も衝撃力を受けることなく保護され
る。
【0081】そして、図3に示すように、第1の管継手
部材12に第2の管継手部材14が挿入されていない状
態であって、かつ、スリーブ16を後方に変位させた状
態においては、ホルダ190におけるガイド部192の
後端面とスリーブ16における係合片204の前端面と
の間に、第1の管継手部材12とスリーブ16との相対
移動距離分の隙間が形成されている。従って、図2に示
すように、第1の管継手部材12に第2の管継手部材1
4を挿入したとき、第1の管継手部材12がスリーブ1
6に対して相対的に後方に移動し、ホルダ190におけ
るガイド部192の後端面に、スリーブ16における係
合片204の前端面とが当接することになる。
【0082】また、チャック20は、円環部120を基
部として、第1の管継手部材12に係合する第1の係合
部122と、第2の管継手部材14に弾性的に係合する
第2の係合部124を有し、これらの部位が一体構成と
なっている。
【0083】次に、この実施の形態に係る管継手10の
使用方法を簡単に説明する。まず、図3に示すように、
第1の管継手部材12に第2の管継手部材14が挿入さ
れていない状態で、スリーブ16に外力を加え、該スリ
ーブ16を第1の管継手部材12の後方に向けて変位さ
せる。これにより、チャック20のロール部136がス
リーブ16の押圧から解放される。
【0084】この状態で、図2に示すように、第2の管
継手部材14をその後端面が弁本体68の台座部60
(図1又は図3参照)に当接するまで挿入し、更に、第
2の管継手部材14を第1の管継手部材12に向かって
押圧すれば、カラー部材84と弁本体68が第1の管継
手部材12の後方に向かって変位する。このとき、チャ
ック20のロール部136は、第2の管継手部材14に
形成された環状溝108に達し、板ばね部132の弾性
によって該環状溝108に係合する。
【0085】また、このとき、弁本体68の台座部60
が第1の管継手部材12の後方に向かって押圧され、弁
本体68の突出部66に設けられたOリング76が可動
部材72から離間して第1の管継手部材12における中
央部30(六角柱状の部分)のほぼ中央に位置した状態
となる。これによって、弁体48は開状態となる。
【0086】次いで、スリーブ16から外力を除けば、
該スリーブ16が圧縮コイルばね18の弾発付勢によっ
て、該スリーブ16における係合片204の前端がロッ
ク機構200におけるホルダ190のガイド部192の
後端に当接するまで前方に変位し、該スリーブ16の屈
曲部16cによってチャック20のロール部136が第
2の管継手部材14の軸方向に押圧されるようになる。
この押圧によりロール部136が環状溝108内に堅牢
に係合され、ロール部136が第2の管継手部材14を
把持するに至る。これによって、第2の管継手部材14
が第1の管継手部材12に強固に結合されることとな
る。
【0087】反対に、第2の管継手部材14を第1の管
継手部材12から離脱させるには、スリーブ16に外力
を加え、該スリーブ16を第1の管継手部材12の後方
に向けて変位させることによって、チャック20のロー
ル部136をスリーブ16の押圧から解放する。この際
に、カラー部材84及び弁本体68が圧縮コイルばね7
0により弾発付勢され、弁本体68の突出部66に設け
られたOリング76が可動部材72に再び当接する。こ
れにより、弁本体68と可動部材72との間がシールさ
れ、弁体48は閉状態となる。
【0088】本実施の形態に係る管継手10において
は、第1の保護部材160により外部からの衝撃力に対
してスリーブ16の先端部分を保護することができる。
しかも、第1の保護部材160はウレタンゴムなどの柔
らかい弾発部材で形成されているため、特別な工具を用
いることなく取り外すことも可能である。
【0089】また、耐衝撃性のある弾発部材で形成され
た第2の保護部材170により、管継手10の軸方向に
直角の半径方向からの衝撃力に対して、管継手10を保
護することができる。第2の保護部材170は、第1の
管継手部材12の根本部分38aに圧入されているので
第1の管継手部材12に対して回転してしまったり、軸
方向に動いてしまうことがない。従って、第2の保護部
材170の外周部を掴んで作業しても不便がなく、ま
た、ホルダ190およびスリーブ16に対して圧縮力を
加えてしまうことがない。
【0090】また、スリーブ16の中間部分は内壁か
ら、耐衝撃性のある弾発部材で形成されたホルダ190
により支持されているので、内径方向へ窪んでしまうこ
とがない。圧縮コイルばね18及びチャック20も衝撃
力を受けることなく保護される。
【0091】上述の実施の形態においては、第1の管継
手部材12と第2の管継手部材14を結合した状態で
は、スリーブ16を不注意に動かしてしまうことによ
り、第2の管継手部材14を離脱させてしまうおそれが
ある。そこで、第1の管継手部材12と第2の管継手部
材14とを結合した後に、スリーブ16の後方への不測
の変位を防止するように適当なロック機構を設けるよう
にしてもよい。
【0092】なお、この発明に係る管継手は、上述の実
施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することな
く、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る管継
手によれば、第1と第2の保護部材及びホルダにより、
管継手の結合部分を衝撃力から保護することができ、ス
リーブ部材およびコイルばねなどの管継手の部品が破損
や変形することがない。
【0094】また、保護部材を採用することで、スリー
ブ部材を薄肉に設定することが可能であり、管継手の小
型軽量化を達成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る管継手の構成を示す分解斜
視図である。
【図2】本実施の形態に係る管継手の構成、特に、第1
の管継手部材に第2の管継手部材を挿入した状態の構成
を示す縦断面図である。
【図3】本実施の形態に係る管継手の構成、特に、第1
の管継手部材に第2の管継手部材を挿入していない状態
の構成を示す縦断面図である。
【図4】本実施の形態に係るチャックの構成を示す斜視
図である。
【図5】本実施の形態に係るチャックの構成を示す縦断
面図である。
【図6】従来例に係る管継手の構成を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10…管継手 12…第1の管継
手部材 14…第2の管継手部材 16…スリーブ 16a…スリーブにおける前方部 16c…スリーブ
の屈曲部 16d…スリーブの前端部 18…圧縮コイル
ばね 20…チャック 48…弁体 60…弁体の筒状の台座部 64…弁本体の断
面十字状の支持体 84…カラー部材 88…Oリング 136…ロール部 160…第1の保
護部材 162…第1の保護部材の内壁部分のうち前方部 164…第1の保護部材の内壁部分のうち後方部 166…第1の保護部材の内壁の環状突起部 170…第2の保護部材 180…環状体 T1、T2…軸方向の移動代

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の管継手部材と、 前記第1の管継手部材に結合される第2の管継手部材
    と、 前記第1及び第2の管継手部材の結合部分に取り付けら
    れ、これら第1及び第2の管継手部材の結合、解除を行
    わしめるスリーブ部材と、 前記スリーブ部材を第1及び第2の管継手部材が互いに
    結合される方向に付勢する弾発部材と、 少なくとも前記スリーブ部材を保護する保護部材とを有
    することを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】請求項1記載の管継手において、 前記保護部材は、前記スリーブ部材における前記第1及
    び第2の管継手部材の結合部方向の先端部で、少なくと
    も軸方向の移動代部分に設けられていることを特徴とす
    る管継手。
  3. 【請求項3】請求項1記載の管継手において、 前記保護部材は、前記スリーブ部材における前記第1及
    び第2の管継手部材の結合部方向に対向する後端部で、
    少なくとも軸方向の移動代部分に設けられていることを
    特徴とする管継手。
  4. 【請求項4】請求項1記載の管継手において、 前記保護部材は、前記スリーブ部材における前記第1及
    び第2の管継手部材の結合部方向の先端部と、前記先端
    部に対向する後端部の両方で、それぞれの少なくとも軸
    方向の移動代部分に設けられていることを特徴とする管
    継手。
  5. 【請求項5】請求項2又は4に記載の管継手において、 前記スリーブ部材の前記先端部に、前記保護部材が係合
    される被係合部を有することを特徴とする管継手。
  6. 【請求項6】請求項5記載の管継手において、 前記被係合部は凹部であることを特徴とする管継手。
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