JP2007292126A - 管継手用継手本体、分離型空気調和機及び分離型空気調和機の製造方法 - Google Patents
管継手用継手本体、分離型空気調和機及び分離型空気調和機の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】製品組み付けのために使用される管継手用継手本体を、他の目的に使用する場合に、配管接続用シール部を傷付けないようにした管継手用継手本体及びこれを用いた空気調和機を提供すること。
【解決手段】本発明に係る管継手用継手本体20は、内部に流体流通路21が形成された筒状部材の外周面に、配管接続用の締結部材を締結するための雄ねじ26が形成されるとともに、筒状部材の先端部に配管接続用シール部が形成されている。そして、この管継手用継手本体20では、前記雄ねじ26を使用してカップリング取付用のコネクタ30を取り付けた場合に管継手用継手本体20とコネクタ30との間をシールする取付用シール部が、前記配管接続用シール部とは異なる場所に形成される。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る管継手用継手本体20は、内部に流体流通路21が形成された筒状部材の外周面に、配管接続用の締結部材を締結するための雄ねじ26が形成されるとともに、筒状部材の先端部に配管接続用シール部が形成されている。そして、この管継手用継手本体20では、前記雄ねじ26を使用してカップリング取付用のコネクタ30を取り付けた場合に管継手用継手本体20とコネクタ30との間をシールする取付用シール部が、前記配管接続用シール部とは異なる場所に形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、管継手用継手本体、これを用いた分離型空気調和機及び分離型空気調和機の製造方法に関し、特に分離型空気調和機等の製品に組み込まれた管継手用継手本体が検査等の別の目的に対して使用されるものに関する。
内部に流体を流す流体管に対し用いられる管継手の中には、製品に組み込まれたものを、製造過程における検査等の他の目的のために製造設備に接続されるものがある。その例として、特許文献1及び特許文献2に示されるようなフレア式管継手がある。図24に示すように、このフレア式管継手100は、本来、分離型空気調和機の据付時に室外ユニット1と室内ユニット2との連絡配管3を接続するために使用されるものである。このために、フレア式管継手100を構成する一方の管継手用継手本体101は室外ユニット1及び室内ユニット2に取り付けられ、フレア式管継手100を構成する他方の締結部材102は連絡配管3の接続時に連絡配管3に外装され、その後に管継手用継手本体101に対し締結される。この場合において、締結部材102は、管継手用継手本体101の外周に設けられた雄ねじ103に螺合されて締結されていた。
ところが、同図に示すように、このフレア式管継手100の管継手用継手本体101は、製造過程における気密検査工程、真空工程、冷媒充填工程、運転検査工程などにおいて、気密検査装置5、真空装置6、冷媒充填装置7、運転検査装置8などの製造設備を配管で接続する際の継手としても使用されている。その使用方法は、非特許文献1に記載されているが、これを分かりやすく図解したものが図25である。
この図に示すように、室外ユニット1及び室内ユニット2に取り付けられている管継手用継手本体101に対して、前述の諸装置5、6、7、8を次々に接続するために、コネクタ110と、クイックカップリング10とが利用されていた。クイックカップリング10は、プラグ11とソケット12間をワンタッチで接続及び切離可能にした配管接続部材であって、接続と切離とを繰り返し行う配管系の一方にプラグ11を予め接続し、配管系の他方にソケット12を予め接続することにより、配管系の接続及び切離を容易に行えるようにするものである。図25においては、配管系の一方は、管継手用継手本体101であり、配管系の他方は諸装置5、6、7、8に付属されている配管13である。コネクタ110は、管継手用継手本体101に対しプラグ11を接続するためのものであって、管継手用継手本体101に対しコネクタ110が接続され、このコネクタ110にプラグ11が接続された構成となる。
そこで、量産の製造ラインにおいては、室外ユニット1及び室内ユニット2に対し、気密検査装置5、真空装置6、冷媒充填装置7、運転検査装置8などの製造設備を次々に接続するために、室外ユニット1及び室内ユニット2用に、クイックカップリング10のプラグ11をコネクタ110の一端に取り付けた物がそれぞれ準備されていた。また、諸装置5、6、7、8の配管13の先端にはアダプタ14を介しクイックカップリング10のソケット12が取り付けられていた。そして、室外ユニット1及び室内ユニット2が前述の検査等の工程に入る前に、室外ユニット1及び室内ユニット2の管継手用継手本体101に対して、一端にプラグ11が予め取り付けられているコネクタ110を取り付けるようにしていた。これにより、クイックカップリング10の接続及び切離機能によりワンタッチで諸装置5、6、7、8を室外ユニット1及び室内ユニット2に対し接続及び切離できるように構成されていた。なお、一端にプラグ11が予め取り付けられているコネクタ110は、前述の検査等の工程がすべて終了した段階で、室外ユニット1及び室内ユニット2の管継手用継手本体101から取り外され、次に生産される室外ユニット1及び室内ユニット2に利用されていた。
特開2003−74768号公報
特開平11−141921号公報(図1、図2)
「カプラ 迅速流体継手総合カタログ NO.C001C−W」、日東工器株式会社 平成6年3月24日 p71−72
しかしながら、管継手用継手本体101に対するコネクタ110の接続は、図26に示すように行われていた。図26は、管継手用継手本体101にコネクタ110が接続された状態図である。この図に示すように、コネクタ110と管継手用継手本体101とは、コネクタ110の内筒部材111の端面に形成された内周側のテーパ面112と、管継手用継手本体101のフレアテーパ面104とが対向するように突き合わされ、この対向面間にシール部が形成されていた。このシール部に用いられるシール部材は、Oリング113であり、コネクタ110の取付時に発生する軸方向の力により押圧されていた。コネクタ110は、内筒部材111の他に、この内筒部材111を管継手用継手本体101に押圧して固定するための外筒部材114を備えている。外筒部材114は、ロックボール115及び止め輪116により内筒部材111に組み付けされていた。また、組み付けされた外筒部材114を管継手用継手本体101の雄ねじ103に螺合することにより、内筒部材111が管継手用継手本体101に押圧されながら固定されていた。
このように、従来の室外ユニット1及び室内ユニット2の連絡配管接続用の管継手用継手本体101は、製品組み付けに必要とする管継手部材であるが、製造過程における検査工程等にも使用されていた。そして、その場合に、製品組み付け時に使用されるシール面であるフレアテーパ面104がシール面として利用されていた。このため、このフレアテーパ面104が製品組み付け(分離型空気調和機では現場据付)時に使用される前に、製造過程において傷付けられやすいという問題があった。例えば、Oリング113が変形し、フレアテーパ面104に内筒部材111が接触するような過大なトルクで外筒部材114を締結した場合やOリング113の損傷や脱落によってフレアテーパ面104と内筒部材111が容易に接触する場合、あるいは、鉄粉等の異物が混入しOリング113とフレアテーパ面104に挟まれた状態で締結された場合には、フレアテーパ面104に傷が付く可能性がある。フレアテーパ面104が傷付けられると、本来の使用の場合にシール機能が劣化するという問題がある。また、外筒部材114の締結トルクが大きいと、Oリング113の損耗が激しく、Oリング113の寿命が短くなったり、Oリング113が烈断するという問題もあった。また、このような問題を回避するために、Oリング113の点検や、外筒部材114の締付トルクの管理を厳重にしなければならないという煩わしさがあった。
なお、上記特許文献1には、食い込み式継手が室外ユニット1及び室内ユニット2の配管接続部に使用される例が記載されている。食い込み式継手は、高圧に耐え得るとともに、作業者の熟練度による品質のばらつきが回避されるという利点がある。一方、最近の空気調和機では、HC系冷媒、二酸化炭素など代替フロンの普及により高圧側圧力が従来に比し格段に高くなっている。したがって、食い込み式管継手は、空気調和機の高圧側圧力の高圧化に対応する機器として注目を浴びている。しかしながら、現実の使用はフレア式管継手100のみであって、食い込み式管継手が室内外ユニット間の連絡配管3の接続用には未だ使用されていない。このため、空気調和機業界においても、食い込み式継手を製品組み付け以外の目的に使用する場合の具体的態様について、検討された例がない。
本発明は、従来技術に存在するこのような問題点に着目してなされたものである。すなわち、本発明は、製品組み付けのために使用される管継手用継手本体を、他の目的に使用する場合に、本来の使用に必要とされる配管接続用シール面を傷付けないようにした管継手用継手本体を提供することにある。また、本発明はこの管継手用継手本体を用いた分離型空気調和機及び分離型空気調和機の製造方法を提供することにある。
本発明に係る管継手用継手本体は、内部に流体流通路が形成された筒状部材の外周面に、配管接続用の締結部材を締結するための雄ねじが形成されるとともに、筒状部材の先端部に配管接続用シール部が形成されている。そして、この管継手用継手本体では、前記雄ねじを使用してカップリング取付用のコネクタを取り付けた場合に管継手用継手本体とコネクタとの間をシールする取付用シール部が、前記配管接続用シール部とは異なる場所に形成される。
上述の如く構成された管継手用継手本体によれば、配管接続用シール部とは別異の場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタを利用して本来の用途以外の用途において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。例えば、この製品に組み込まれている管継手用継手本体が、製造過程の検査等の目的のために製造設備を接続する場合などに使用されても、配管接続用シール部が利用されることがないので、配管接続用シール部が傷つけられることを避け得る。
本発明に係る管継手用継手本体において、前記筒状部材は、流体流通路の先端側が、接続すべき配管の先端部を挿入する配管挿入口として形成されるとともに、前記配管接続用シール部が、配管挿入口に連接するように筒状部材の先端部に形成された食い込み式スリーブ当接用のガイド用テーパ面であるものでもよい。すなわち、このような構造を有する管継手用継手本体は、所謂食い込み式管継手であり、前述のように冷凍空調装置の高圧化が進むにつれ実用価値が増大する。
また、本発明に係る管継手用継手本体において、前記配管接続用シール部は、配管のフレア部を当接するように筒状部材の先端部の外周面に形成されたフレアテーパ面であるものでもよい。すなわち、このような構造を有する管継手用継手本体は、所謂フレア式管継手であり、現在普及している冷凍装置や空気調和機などに広く応用することができる。
また、本発明に係る管継手用継手本体において、前記取付用シール部は、筒状部材の外周面における前記雄ねじの先端側の平坦な外周面に形成することができる。このような位置にシール部を設けると、シール部材は外筒部材の締め付けにより発生する軸方向の圧力を受けないので、従来のものより損傷を受けることが少なくなる。なお、前述の従来のフレア式管継手の管継手用継手本体では、図26に示すように、締結部材締結用の雄ねじの先端側には、このような平坦な外周面が殆どなく、上記のようなシール部を構成することはできなかった。また、取付用シール部については、コネクタの締付力による性能への影響がないので安定したシール性能が得られる。また、シール部材に過大な押圧力が働かないのでシール部材の消耗を低減することができる。
また、取付用シール部については、食い込み式管継手用の管継手用継手本体の場合には、配管挿入口の内周面に形成することができる。この場合にも、シール部材は、外筒部材の締め付けにより発生する軸方向の圧力を受けないので、従来のものより損傷を受けることが少なくなる。しかし、この場合には、接続すべき配管径と略同等内径の内筒部材にシール部材保持機構と流体流通路とが形成されるため、配管径が小さい場合には流体流通路の内径が小さくなり流体流量が著しく低下する。したがって、配管径の大きい場合にはこの食い込み式管継手用の管継手用継手本体を実用化できるが、家庭用などの中型から小型エアコンなどに使用される径の小さい配管の場合には、前述の筒状部材の外周面にシール部材を設けたものの方が適している。
また、取付用シール部については、食い込み式管継手用の管継手用継手本体の場合には、筒状部材の先端端面に形成することもできる。
また、上記シール部は、Oリング当接用シール面とすることが好ましい。このように構成することにより、コネクタ側にOリング溝を形成することにより一般的なOリングをシール部材として適用することができる。
また、上記シール部は、Oリング当接用シール面とすることが好ましい。このように構成することにより、コネクタ側にOリング溝を形成することにより一般的なOリングをシール部材として適用することができる。
また、本発明に係る分離型空気調和機は、室外ユニットと室内ユニットとの連絡配管接続用継手として上記管継手用継手本体を取り付けものである。このように構成することにより、分離型空気調和機における連絡配管接続用継手の信頼性を向上させることができる。
また、本発明に係る分離型空気調和機の製造方法は、上記分離型空気調和機に取り付けられている管継手用継手本体に対し、管継手用継手本体の雄ねじを使用してカップリング取付用のコネクタを結合し、このコネクタにカップリングを結合する。そして、このカップリングを利用して製造過程における複数の検査装置等の製造設備を交互に接続し、それぞれの製造設備による製造工程を実行するものである。このような製造方法によれば、分離型空気調和機に取り付けられている管継手用継手本体のシール面を各種検査装置の接続に利用することが回避されるので、管継手用継手本体の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る管継手用継手本体によれば、配管接続用シール部とは別異の場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタを利用して本来の用途以外の用途において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。
以下本発明に係る実施の形態を図面に基づき詳細に説明するが、従来例と同一の個所には同一の符号を付す。なお、従来例の説明図におけるものと同一の部品であって、各実施の形態に係る図面に記載しなかった部品については従来例に記載の符号を用いて説明するものとする。
(実施の形態1)
以下、この発明の実施の形態1に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図1〜図4に基づき説明する。ここで、管継手用結合部材とは、管継手用継手本体にコネクタを取り付けた組付品をいう。図1は本発明の実施の形態1に係る管継手用結合部材の断面図である。図2は同管継手用結合部材の分解図である。図3は同管継手用結合部材に用いるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図4は同組立工程完了図である。
以下、この発明の実施の形態1に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図1〜図4に基づき説明する。ここで、管継手用結合部材とは、管継手用継手本体にコネクタを取り付けた組付品をいう。図1は本発明の実施の形態1に係る管継手用結合部材の断面図である。図2は同管継手用結合部材の分解図である。図3は同管継手用結合部材に用いるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図4は同組立工程完了図である。
実施の形態1に係る管継手用結合部材は、図1及び図2に示すように、管継手用継手本体20とコネクタ30とを有する。管継手用継手本体20は、中心部に流体流通路21が形成された筒状部材からなる食い込み式管継手用の継手本体であって、図1において、左からソケット部22、ナット部23、管接続部24として形成され、中心部に流体流通路21が形成されている。この流体流通路21の両端は、配管挿入口21a、21bとして形成されている。この流体流通路21の後端側(すなわち、室外ユニット1側もしくは室内ユニット2側)に位置する配管挿入口21aには、室外ユニット1もしくは室内ユニット2側内の配管が挿入され、ロー付けされる。他方、先端側(この場合、管接続部24側)に位置する配管挿入口21bには、室内外ユニット間の連絡配管3(本発明における接続すべき接続管)の先端部が挿入される。さらに、管接続部24の先端には、配管挿入口21bに連続して食い込み式スリーブ(図示せず)を連絡配管3に食い込ませるようにガイドするガイド用テーパ面25が形成されている。
なお、本明細書において、管継手用結合部材について方向をいうときは、「後」は室外ユニット1もしくは室内ユニット2側に接続される側の方向を指し、「先」はその反対方向(連絡配管3側)を指すものとする。例えば、管継手用継手本体20において、後端部は室外ユニット1もしくは室内ユニット2側に接続される側の端部であり、先端部は管接続部24の端部であるが、これはコネクタ30に接続される側の端部と称することもできる。また、製造設備に接続される配管13について方向をいうときは、「先」は管継手用結合部材に接続される側の方向をいうものとする。また、室外ユニットの中には、室外ユニット1と室内ユニット2との連絡配管3の接続部に、閉鎖弁が使用されている場合があるが、この場合は、ソケット部22が閉鎖弁として一体的に構成されたものを本発明における管継手用継手本体20とする。
また、管継手用継手本体20の管接続部24の外周面(すなわち、管継手用継手本体20を構成する筒状部材の外周面)には締結部材を締結するための雄ねじ26が形成されている。締結部材は、図示しないが、図24の従来例に示した締結部材102に対応するものである。また、管接続部24の外周面における雄ねじ26の先端側は、コネクタ30とのシール部を形成するために、平坦な外周面27に仕上げられている。このシール部にはOリング28がシール部材として用いられている。このため、平坦な外周面27では、少なくともシール部を形成する表面部分に、Oリング28を当接させるのに適正な表面仕上げが施されている。因みに、特許文献1などで知られる従来の食い込み式管継手においては、このようにOリング28を取り付けることができる程度の長さの平坦な外周面は形成されていなかった。
管継手用継手本体20は、本来的な用途は、連絡配管3を接続するものであって、特許文献1などに説明されているように、挿入された連絡配管3の先端部とガイド用テーパ面25との間に食い込み式スリーブ(図示省略)を介在させる。そして、ガイド用テーパ面25を前述の締結部材の締結により、食い込み式スリーブを押圧して、食い込み式スリーブの端部を連絡配管3に食い込ませることにより、連絡配管3を管継手用継手本体20に接続するものである。本管継手用継手本体20においては、ガイド用テーパ面25が本発明における配管接続用シール部を構成し、平坦な外周面27に形成されるシール面が本発明における取付用シール部を構成する。このように、本管継手用継手本体20においては、取付用シール部が配管接続用シール部とは異なる場所に形成されている。
コネクタ30は、管継手用継手本体20の流体流通路21に連通させる流体流通路31が中心部に形成された内筒部材32と、内筒部材32を管継手用継手本体20に固定する外筒部材33とからなる。内筒部材32は、後端(図1における左端)が管継手用継手本体20に連結され、先端(図1における右端)がカップリング(クイックカップリング10)を接続するように構成されている。内筒部材32の後端(管継手用継手本体20側の端部)は、内径を拡大した内径拡大部34に形成され、この内径拡大部34が管継手用継手本体20の管接続部24の平坦な外周面27に被せられるように形成されている。そして、この内径拡大部34の内周面35と平坦な外周面27との間に前述の取付用シール部が形成される。内径拡大部34の内周面35における取付用シール部を形成するシール面には、Oリング28を取り付けるためのOリング溝36が形成されている。一方、内径拡大部34の外周面には、ロックボール37を保持する環状の保持溝38が形成されている。また、内径拡大部34の外周面における保持溝38の先端側(クイックカップリング10側)には、外筒部材33の位置を規制する止め輪39を取り付けるための止め輪溝40が形成されている。保持溝38は、ロックボール37が挿入された後に軸方向に若干移動可能とするために、軸方向に少し長い溝に形成されている。内筒部材32の先端側(クイックカップリング10側)は、内径拡大部34より小径に形成され、その外周面には、取付時に把持するための平坦面41(図2参照)と、クイックカップリング10取付用のねじ部42(この場合テーパねじ)が形成されている。
外筒部材33は、管継手用継手本体20と内筒部材32に跨って両者に被せられる形状に形成されている。外筒部材33の後側(管継手用継手本体20側)は小径に形成され、内周面には、管継手用継手本体20の外周に形成された前記締結部材締結用の雄ねじ26に螺合される雌ねじ43が形成されている。外筒部材33の先端側(クイックカップリング10側)は、内部に内筒部材32の内径拡大部34を嵌入させるように大径部44に形成され、前記保持溝38の後端部(図における左端部)に対応する軸方向の位置にロックボール挿入孔45が1個形成されている。ロックボール挿入孔45の中心側には、保持溝38にロックボール37を案内するとともに、保持溝38にロックボール37を挿入した後に外筒部材33を内径拡大部34の周面上で回動自在とするように保持溝38に連通する環状溝46が形成されている。環状溝46の先端面は、組立後にロックボール37を先端側から押圧する壁面を形成している。
このような構成のコネクタ30は、管継手用継手本体20に取り付けられる前に内筒部材32と外筒部材33が組み付けられる。まず、内筒部材32のOリング溝36にOリング28を挿入する。次いで、図3に示すように、外筒部材33の大径部44の内部に内筒部材32の内径拡大部34を嵌入する。内径拡大部34が大径部44の内部の径方向の壁面に当接した位置で、ロックボール挿入孔45と保持溝38の後端部とが軸方向上で一致するように構成されている。このように外筒部材33と内筒部材32とを組み合わせた状態で、ロックボール挿入孔45から所定個数のロックボール37を保持溝38に挿入する。そして、保持溝38が所定個数のロックボール37で満たされた後に、外筒部材33を後端側に移動させる。このように移動させると、ロックボール37の後端が保持溝38の後端に当接し、外筒部材33の環状溝46の先端側がロックボール37の先端に当接する状態となり、それ以上は外筒部材33を後側に移動させることができなくなる。この状態で止め輪溝40に止め輪39を挿入すると、外筒部材33は、内筒部材32に対し軸方向が固定されるとともに、内筒部材32の外周面上で回動自在の状態となり、外筒部材33と内筒部材32との組み付けが終了する。また、この状態において、ロックボール37は、ロックボール挿入孔45の位置まで移動することはできず、ロックボール挿入孔45から外部に流出することはない。
次に、本実施の形態に係る管継手用結合部材の組立について説明する。
上記のように組み付けられたコネクタ30にクイックカップリング10のプラグ11を組み付け、これを管継手用継手本体20に取り付ける。この取り付けに際しては、内筒部材32の内径拡大部34の内部に管接続部24を挿入するようにコネクタ30を管継手用継手本体20に差し込む。差し込む途中で、雌ねじ43と雄ねじ26とが当るので、当った後は外筒部材33を回すことにより、外筒部材33が締め付けられる。この締め付けが行われることにより、内筒部材32を回転させずに所定位置に移動させることができる。締め付けることにより、外筒部材33の先端部が管継手用継手本体20のナット部23の側壁に当接するので、この位置で締付を終了させる。以上により図1のような管継手用結合部材の組立が完了する。この組立によりOリング28が、管継手用継手本体20の取付シール部に移動され、内筒部材32と管継手用継手本体20との間のシールが行われる。
上記のように組み付けられたコネクタ30にクイックカップリング10のプラグ11を組み付け、これを管継手用継手本体20に取り付ける。この取り付けに際しては、内筒部材32の内径拡大部34の内部に管接続部24を挿入するようにコネクタ30を管継手用継手本体20に差し込む。差し込む途中で、雌ねじ43と雄ねじ26とが当るので、当った後は外筒部材33を回すことにより、外筒部材33が締め付けられる。この締め付けが行われることにより、内筒部材32を回転させずに所定位置に移動させることができる。締め付けることにより、外筒部材33の先端部が管継手用継手本体20のナット部23の側壁に当接するので、この位置で締付を終了させる。以上により図1のような管継手用結合部材の組立が完了する。この組立によりOリング28が、管継手用継手本体20の取付シール部に移動され、内筒部材32と管継手用継手本体20との間のシールが行われる。
次に、分離型空気調和機の製造方法における上記管継手用継手本体20の使用について説明する。
上記管継手用継手本体20が連絡配管3の接続部として取り付けられた分離型空気調和機の室外ユニット1及び室内ユニット2にあっては、その製造過程における気密検査、真空、冷媒充填、運転検査などの製造工程において、上記のようにコネクタ30を介して管継手用継手本体20にクイックカップリング10のプラグ11が取り付けられた状態とされる。これにより、先端にアダプタ14及びクイックカップリング10のソケット12が取り付けられた製造設備用の配管13を簡単に接続したり、取り外したりすることができるようになる。製造設備としては、図24に示すような気密検査装置5、真空装置6、冷媒充填装置7、運転検査装置8などがある。したがって、これら製造設備が上記管継手用結合部材に対し交互に接続されて気密検査、真空、冷媒充填、運転検査などの工程が行われる。管継手用継手本体20に取り付けられたコネクタ30は最終検査終了後に取り外されるが、その間、製品据付の際に使用される配管接続用シール部は使用されることがない。
上記管継手用継手本体20が連絡配管3の接続部として取り付けられた分離型空気調和機の室外ユニット1及び室内ユニット2にあっては、その製造過程における気密検査、真空、冷媒充填、運転検査などの製造工程において、上記のようにコネクタ30を介して管継手用継手本体20にクイックカップリング10のプラグ11が取り付けられた状態とされる。これにより、先端にアダプタ14及びクイックカップリング10のソケット12が取り付けられた製造設備用の配管13を簡単に接続したり、取り外したりすることができるようになる。製造設備としては、図24に示すような気密検査装置5、真空装置6、冷媒充填装置7、運転検査装置8などがある。したがって、これら製造設備が上記管継手用結合部材に対し交互に接続されて気密検査、真空、冷媒充填、運転検査などの工程が行われる。管継手用継手本体20に取り付けられたコネクタ30は最終検査終了後に取り外されるが、その間、製品据付の際に使用される配管接続用シール部は使用されることがない。
本実施の形態に係る管継手用継手本体20は、以上のような構成を備えているので、次のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施の形態に係る管継手用継手本体20によれば、配管接続用シール部とは異なる場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタ30を利用して本来の用途以外の用途、例えば、各種検査等の製造工程において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。
(1)本実施の形態に係る管継手用継手本体20によれば、配管接続用シール部とは異なる場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタ30を利用して本来の用途以外の用途、例えば、各種検査等の製造工程において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。
(2)管継手用継手本体20における取付用シール部は、Oリング当接用シール面とされているので、コネクタ30側にOリング溝36を形成することにより、シール部材として一般的なOリング28を用いることができる。一般的なOリング28を使用することで入手性及び経済性が向上する。
(3)また、取付用シール部は、管継手用継手本体20を構成する筒状部材の外周面における雄ねじ26の先端側に平坦な外周面27が形成されている。したがって、取付用シール部は、平坦な外周面27と内径拡大部34の内周面35との間に形成されることになる。この結果、このシール部に装着される取付シール部材は外筒部材33の締め付けにより発生する過大な軸方向の押圧力を受けることがない。この結果、取付用シール部については、コネクタの締付力による性能への影響がないので安定したシール性能が得られる。また、シール部材(この場合Oリング28)に押圧力が働かないので、シール部材の消耗を低減することができる。
(4)また、管継手用継手本体20は、食い込み式管継手用の継手本体であるので、使用する流体圧力の高い装置の利用に適している。例えば、最近の空気調和機は高圧化が進んでいるので、この業界に好適な管継手用継手本体を提供することができる。
(5)また、上記管継手用継手本体20を適用した空気調和機によれば、製造過程において、管継手用継手本体20の配管接続用シール部が取付用シール部として利用されることがないので、室外ユニット1及び室内ユニット2における連絡配管接続用継手の信頼性を向上させることができる。
(6)また、上記管継手用継手本体20を適用した分離型空気調和機の室外ユニット1及び室内ユニット2の製造方法によれば、一端にクイックカップリング10のプラグ11を取り付けたコネクタ30が、室外ユニット1及び室内ユニット2に取り付けられている管継手用継手本体20に対し、管継手用継手本体20の雄ねじ26を使用して取り付けられる。そして、このクイックカップリング10を利用して製造設備が交互に接続され、それぞれの製造設備による製造工程が実行される。したがって、分離型空気調和機の室外ユニット1及び室内ユニット2に取り付けられている管継手用継手本体20の配管接続用シール面を各種製造設備の接続に利用することが回避されるので、管継手用継手本体20の信頼性を向上させることができる。
(参考例)
ここで、参考例に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について図5〜図8に基づいて説明する。
ここで、参考例に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について図5〜図8に基づいて説明する。
この参考例は、上記実施の形態の場合と同様に食い込み式管継手用の継手本体を用いたものであるが、従来のものと同様に、配管接続用シール部において取付用シール部を形成する例である。これは、従来公知でないが、本発明との対比のための例として説明する。図5は参考例に係る管継手用結合部材の断面図である。図6は同管継手用結合部材の分解図である。図7は同管継手用結合部材に用いられるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図8は同組立工程完了図である。なお、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
参考例に係る管継手用結合部材において、管継手用継手本体は、実施の形態1に係るものと同一の形状であるが、配管接続用シール部であるガイド用テーパ面25に取付用シール部が形成されている。
このために、コネクタ30の内径拡大部34の内周面35にはOリング溝が設けられていない。それに代わって、内径拡大部34の中心部において径方向の壁面から突出する突出部201を形成しその先端にガイド用テーパ面25に対向するテーパ面202を形成し、このテーパ面202に、Oリング203を取り付けるOリング溝204を形成している。そして、テーパ面202とガイド用テーパ面25との間に取付用シール部を形成している。上記構成の場合、外筒部材33は、実施の形態1と同一でよい。また、コネクタ30の組み立て方は、図7及び図8に示されるように、Oリングの取付位置が相違する程度で実施の形態1同様に組み付けすることができる。
以上のように構成された参考例によれば、従来のフレア式管継手100用の管継手用継手本体101に対するコネクタ110接続の場合と同様の問題が生ずる。すなわち、本来の用途に使用される配管接続用シール部を形成するガイド用テーパ面25が、この管継手用継手本体20を用いた製品の製造工程等において他の目的に使用されている。この場合シール部材としてOリング203が用いられているが、外筒部材33の締め付けによりOリング203に軸方向の締付力を作用させてシールする構造となっている。このため、締付力が過度に強い場合には、Oリング203を押し潰し、ガイド用テーパ面25に傷を付ける可能性がある。また、このように締結力が過度の場合があると、Oリング203の寿命が短くなる。また、締付力が弱い場合には流体漏れが生じ、検査等に支障をきたすことがある。このような問題を避けるにはやはり厳重な締め付けトルク管理が必要となる。
(実施の形態2)
次に、この発明の実施の形態2に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図9に基づき説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係る管継手用結合部材の断面図である。なお、この図面において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態2に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図9に基づき説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係る管継手用結合部材の断面図である。なお、この図面において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態2に係る管継手用結合部材は、実施の形態1における食い込み式管継手の管継手用継手本体20に代わり、フレア式管継手用の管継手用継手本体20を用いたものである。管継手用継手本体20は、実施の形態1では食い込み式スリーブをガイドするガイド用テーパ面25が形成されていたのに対し、この実施の形態では管継手用継手本体20の先端部にフレアテーパ面51が形成されている点、及び、先端側の配管挿入口21bが形成されていない点で実施の形態1における管継手用継手本体20と異なる。内筒部材32は、実施の形態1のものと比較して、内径拡大部34の軸方向の寸法が少し異なる程度の相違でほぼ実施の形態1のものと同一である。また、外筒部材33も実施の形態1と同一である。なお、図26に図示した従来のフレア式管継手100の管継手用継手本体101と比較すると、管接続部24を軸方向に長くし、管接続部24の雄ねじ26の先端側に平坦な外周面27を設け、この平坦な外周面に取付用シール面を設けている点で相違する。取付用シール面をこのように設けるのは実施の形態1と同様である。
この管継手用継手本体20を分離型空気調和機の室外ユニット1及び室内ユニット2に用いられるときは、室内外ユニット間の連絡配管3の先端部にフレア加工を施し、このフレア部をフレアテーパ面51に押し当てることにより、このフレアテーパ面51を配管接続用シール部としている。また、室外ユニット1及び室内ユニット2の製造過程において各検査装置等を接続する配管13を接続するための取付用シール部は、管接続部24の外周面における平坦な外周面27に形成されている。この点は実施の形態1と同一である。
実施の形態2に係る管継手用継手本体20は、上記のように実施の形態1の場合と同様、上記のように実施の形態1の場合と同様、次のような効果を奏することができる。配管接続用シール部とは異なる場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタ30を利用して本来の用途以外の用途、例えば、製造過程における各種検査において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。また、シール部材として一般的なOリング28を用いることができる。また、シール部材は外筒部材33の締め付けにより発生する軸方向の押圧力を受けることがなくなる。この結果、取付用シール部については、コネクタ30の過大な締付力による性能への影響がないので安定したシール性能が得られる。また、シール部材(この場合Oリング28)に過大な押圧力及び回転力が働かないので、シール部材の消耗を低減することができる。
また、上記管継手用継手本体20を適用した分離型空気調和機、あるいは、分離型空気調和機の製造方法によれば、製造過程において、管継手用継手本体20の配管接続用シール部が取付用シール部として利用されないので、分離型空気調和機における連絡配管接続用継手の信頼性を向上させることができる。
(実施の形態3)
次に、この発明の実施の形態3に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図10〜図13に基づき説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係る管継手用結合部材の断面図である。図11は同管継手用結合部材の分解図である。図12は同管継手用結合部材に用いるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図13は同組立工程完了図である。なお、これら図面において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態3に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図10〜図13に基づき説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係る管継手用結合部材の断面図である。図11は同管継手用結合部材の分解図である。図12は同管継手用結合部材に用いるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図13は同組立工程完了図である。なお、これら図面において、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態3は、実施の形態1において、取付用シール部を配管挿入口21bの内周面に変更したものである。したがって、実施の形態3における管継手用継手本体20においては、配管挿入口21bの内周面を配管接続用シール部とするために適切な表面仕上げを施している。また、この変更に伴い、内筒部材32では、実施の形態1におけるように内径拡大部34の内周面35にOリング溝36を設けていない。この構成に代わり、内径拡大部34を形成する段部の径方向壁面から配管挿入口21bの内部に差し込まれる突状軸部61を形成している。そして、突状軸部61の外周面と配管挿入口21bの内周面との間に取付用シール部を形成するように、突状軸部61の外周面にOリング62を取り付けるためのOリング溝63が形成されている。また、突状軸部61の中心部には細い流体連通路64が形成されている。このように流体連通路64が細くなるのは、突状軸部61の径が細くなるためである。外筒部材33は実施の形態1の場合と同様である。
このように構成されるコネクタ30は、管継手用結合部材の組立の際にまず組み立てられる。この組立工程は図12及び図13に示される。実施の形態1の場合と異なるのは、Oリングが異なるとともに、その取付位置が突状軸部61の外周面という点である。実施の形態1の場合と同様に、Oリング62を取り付けた内筒部材32の内径拡大部34に対し、外筒部材33を被せ、ロックボール37を挿入して図13のように両者を固定してコネクタ30の組立が完了する。そして、このように組み立てられたコネクタ30は、突状軸部61が配管挿入口21bの内部に差し込まれるように、管継手用継手本体20に組み合わされ、外筒部材33を雄ねじ26に締結することにより、本実施の形態3に係る管継手用結合部材の組立が完了する。
また、このように構成された管継手用結合部材を用いた分離型空気調和機における使用については、実施の形態1の場合と同様である。すなわち、配管接続用シール部は、ガイド用テーパ面25であって、連絡配管3接続のときは、このガイド用テーパ面25に食い込み式スリーブが押し付けられて、連絡配管3が接続される。また、分離型空気調和機の製造の際には、この配管接続用シール部を使用せずに、配管挿入口21bの内周面と突状軸部61の外周面との間に形成された取付用シール部を使用してコネクタ30が接続される。
以上のように構成された管継手用継手本体20によれば、実施の形態1の場合と同様の効果を奏することができる。また、これを用いた分離型空気調和機及びその製造法においても実施の形態1の場合と同様の効果を奏することができる。しかしながら、次のような点で相違する。
すなわち、実施の形態1の場合は、取付用シール部の径が連絡配管3の径よりも大きく、Oリング溝36や連絡配管3の内径と同等の流体流通路21などの加工が容易であるが、実施の形態3の場合の突状軸部61の径は連絡配管3の外径と略同等となり、径が小さくなるにしたがって加工が困難となる。また、径が小さくなるとともに流体流通路21が過度に小さくなり、製造設備による製造工程において必要な流体流量が確保できないという問題点がある。このため、Oリング溝63を形成できるのは大きな配管径の場合である。したがって、連絡配管3の径が小さい小型の分離型空気調和機においては用途が少ないと思われる。
(実施の形態4)
次に、この発明の実施の形態4に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図14及び図15に基づき説明する。図14は、本発明の実施の形態4に係る管継手用結合部材の断面図である。図15は同管継手用結合部材の分解図である。なお、これら図面において、実施の形態1及び実施の形態3と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態4に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図14及び図15に基づき説明する。図14は、本発明の実施の形態4に係る管継手用結合部材の断面図である。図15は同管継手用結合部材の分解図である。なお、これら図面において、実施の形態1及び実施の形態3と同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態4は、実施の形態3において、内筒部材32と外筒部材33の連結機構を変更したものであって、取付用シール部の構造については実施の形態3の場合と同様である。このため、コネクタ30の構成部品が、筒状体の内筒部材32、筒状体の外筒部材33、筒状体のスリーブ65から構成されている。
内筒部材32は前記内径拡大部34に代わりフランジ部66が形成されている。フランジ部66は、内筒部材32において後端に偏った位置に形成され、その後方側に前述の突状軸部61が形成され、前方に軸状のクイックカップリング接続部67が形成された形状になっている。
外筒部材33は、外径が先端から後端に至るまで同一に形成され、内部の孔径が先端側が段部68により大きく形成されている。外筒部材33の後端側には前述のものと同様の管接続部24の雄ねじ26に螺合する雌ねじ43が形成されている。また、段部68により内径の拡大された先端側の孔部の内周面には、雌ねじ69が形成されている。この雌ねじ69は、スリーブ65を螺合し固定するためのものである。
スリーブ65は、椀状をしているが底部に貫通孔70が形成されている。この貫通孔70に、内筒部材32のクイックカップリング接続部67が挿入され、スリーブ65の内部にフランジ部66が嵌入される。また、スリーブ65の外周には外筒部材33の内周面に形成された雌ねじ69に螺合する雄ねじ71が形成されている。なお、スリーブ65を螺合する場合において、スリーブ65の底壁とフランジ部66の側面との接触摩擦が大きくならないように所定数の鋼球72を環状に介在させている。このために、スリーブ65の底壁内面には所定数の鋼球72を保持する環状の保持溝73が形成されている。
コネクタ30が以上のように形成されたこの実施の形態のものは、次のように組み立てられる。まず、突状軸部61のOリング溝63にOリング62が取り付けられる。次いで、スリーブ65の底壁の保持溝73に所定数の鋼球72が嵌め込まれて満たされる。そして、Oリング62を取り付けた状態の内筒部材32のクイックカップリング接続部67がスリーブ65の底壁の貫通孔70に挿入され、フランジ部66の外周面がスリーブ65の貫通孔70に嵌入される。この組み付け状態の内筒部材32とスリーブ65とは、スリーブ65の雄ねじ71が外筒部材33の雌ねじ69に螺合されることにより、内筒部材32、スリーブ65及び外筒部材33からなるコネクタ30の組み付けが完了する。なお、このコネクタ30は、内筒部材32にクイックカップリング10のプラグ11を取り付けた状態で管継手用継手本体20に取り付けられる。
実施の形態4は、以上のように構成されているので、前述のロックボール37を使用しない構造でコネクタ30を管継手用継手本体20に対し取り付けることができる。なお、シール部に関する作用効果は実施の形態3の場合と同様である。
(実施の形態5)
次に、この発明の実施の形態5に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図16〜図19に基づき説明する。図16は実施の形態5に係る管継手用結合部材の断面図である。図17は同管継手用結合部材の分解図である。図18は同管継手用結合部材に用いられるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図19は同組立工程完了図である。なお、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態5に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図16〜図19に基づき説明する。図16は実施の形態5に係る管継手用結合部材の断面図である。図17は同管継手用結合部材の分解図である。図18は同管継手用結合部材に用いられるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図19は同組立工程完了図である。なお、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
実施の形態5は、実施の形態1において、取付用シール部を管継手用継手本体20の先端端面の位置に変更し、シール部材をOリング28から板状のパッキンに変更したものである。したがって、実施の形態5における管継手用継手本体20においては、先端端面(すなわち、管継手用継手本体20を構成する筒状部材の先端端面)20aを配管接続用シール部とするために適切な表面仕上げを施している。また、この変更に伴い、内筒部材32では、実施の形態1におけるように内径拡大部34の内周面35にOリング溝36を設けていない。この構成に代わり内径拡大部34を形成する段部の径方向壁面からは流体流通路31が内部に形成された軸部75を突出させ、この軸部75の外側の環状の径方向壁面34aにコネクタ接続用シール面を形成している。このコネクタ接続用シール面は、環状の板状シール部材76を取り付けるのに適正な表面仕上げに形成されている。
以上の点以外は実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、このように構成された管継手用結合部材の組立に際しては、実施の形態1の場合と同様にコネクタ30がまず組み立てられる。この組立工程は図18及び図19に示されるように、実施の形態1との相違は、Oリング28に代わり環状の板状シール部材76を内径拡大部34の環状の径方向壁面34aに形成されたコネクタ接続用シール面に取り付ける点であり、他は実施の形態1と同様である。
したがって、このように構成された管継手用結合部材の組立に際しては、実施の形態1の場合と同様にコネクタ30がまず組み立てられる。この組立工程は図18及び図19に示されるように、実施の形態1との相違は、Oリング28に代わり環状の板状シール部材76を内径拡大部34の環状の径方向壁面34aに形成されたコネクタ接続用シール面に取り付ける点であり、他は実施の形態1と同様である。
また、このように構成された管継手用継手本体20の使用については、実施の形態1の場合と同様である。すなわち、配管接続用シール部は、ガイド用テーパ面25であって、連絡配管3接続のときは、このガイド用テーパ面25に食い込み式スリーブが押し付けられて、連絡配管3が接続される。また、分離型空気調和機の製造工程においては、この配管接続用シール部を使用せずに、管継手用継手本体20の先端端面20aと内筒部材32の内径拡大部34における環状の径方向壁面34a間に形成された取付用シール部を使用してコネクタ30が接続される。
実施の形態5に係る管継手用継手本体20は、実施の形態1の場合と同様、配管接続用シール部とは異なる場所に取付用シール部が形成されている。したがって、コネクタ30を利用して本来の用途以外の用途、例えば、製造過程における各種検査において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。
また、上記管継手用継手本体20を適用した分離型空気調和機によれば、あるいは、分離型空気調和機の製造方法によれば、製造過程において、管継手用継手本体20の配管接続用シール部が取付用シール部として利用されることがないので、分離型空気調和機における連絡配管接続用継手の信頼性を向上させることができる。
しかしながら、実施の形態5に係る管継手用継手本体20は、実施の形態1の場合と比較すると、シール部材がコネクタ30の締結による軸方向の押圧力を受けて、管継手用継手本体20の先端端面20aと内径拡大部34の径方向壁面34aとの間に挟持されるため、締結力のバラツキによりシール性能が影響されやすく安定した品質が得にくい、シール部材が損傷されやすいなどの欠点がある。
(実施の形態6)
次に、実施の形態6に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図20〜図23に基づいて説明する。
次に、実施の形態6に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材について、図20〜図23に基づいて説明する。
実施の形態は、実施の形態1の場合と同様に食い込み式管継手用の継手本体を用いたものであって、取付用シール部を配管接続用シール部とは別のところで行うようにしたものである。しかし、この実施の形態6では、コネクタ30内にもシール部を必要とするものである。図20は実施の形態6に係る管継手用結合部材の断面図である。図21は同管継手用結合部材の分解図である。図22は同管継手用結合部材に用いられるコネクタ単独の組立工程中間図であり、図23は同組立工程完了図である。なお、実施の形態1と同一の要素には同一の符号を付しその説明を省略する。
すなわち、この実施の形態6では、管継手用継手本体20とコネクタ30との間のシール部、すなわち取付用シール部を、図20に示すように、外筒部材33の後端面33aとナット部23の前端面23aとの間に設けている。このために、外筒部材33の後端面33aにはOリング溝206を設け、シール部材としてOリング207を使っている。この結果、コネクタ30の外筒部材33と内筒部材32との間が流体流通路21、31に連通することになってしまうので、内筒部材32の内径拡大部34の外周面と外筒部材33の内周面との間をOリング208でシールしたものである。なお、Oリング溝209は、内径拡大部34の外周面に設けられている。
このように構成された実施の形態6に係る管継手用継手本体20も、実施の形態1の場合と同様に、配管接続用シール部とは異なる場所に取付用シール部が形成されているので、コネクタ30を利用して本来の用途以外の用途、例えば、製造過程における各種検査において配管接続が行われるようなことがあっても、その際に、配管接続用シール部が損傷されるというようなことがない。また、シール部材として一般的なOリング207、208を用いることができる。
しかしながら、実施の形態6に係る管継手用継手本体20は、実施の形態1と比較すると次の問題点がある。すなわち、外筒部材33の後端面33aとナット部23の前端面23aとの間に装着されるOリング207は、外筒部材の軸方向の押圧力を受けてシールされる構造となっているので、外筒部材33の締結力が弱い場合にはシール性能が影響されやすく、締結トルクの厳重な管理が必要になる。さらに、前述の実施の形態においては不要であった外筒部材33と内筒部材32との間のシールが必要になるので、メンテナンス個所が増え、コストも高くなるという問題がある。
(変型例)
上記各実施の形態において次のように変形することができる。
(1)各実施の形態に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材において、他の実施の形態又は参考例のシール部を併用し、2段以上の構えでシールすることもできる。例えば、実施の形態1において、参考例2や実施の形態5のシール部を組み合わせることもできる。
上記各実施の形態において次のように変形することができる。
(1)各実施の形態に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材において、他の実施の形態又は参考例のシール部を併用し、2段以上の構えでシールすることもできる。例えば、実施の形態1において、参考例2や実施の形態5のシール部を組み合わせることもできる。
(2)実施の形態2〜5に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材において、管継手用継手本体20の外周面における雄ねじ26の先端側に平坦な外周面27を設けられているが、これらの実施の形態では、この外周面27にコネクタ接続用シール面を設けられない。したがって、これら各実施の形態においては、この平坦な外周面27の軸方向の長さを短くしてもよい。
(3)各実施の形態に係る管継手用継手本体を用いた管継手用結合部材において、シール部材は一例を示したものであって、これらシール部材に限定されるものではない。例えば、Oリング28、62、207に代え、環状であって断面形状が円形でないようなものを用いることもできる。
1…室外ユニット、2…室内ユニット、10…カップリング(クイックカップリング)、13…配管、20…管継手用継手本体、20a…先端端面、21…流体流通路、21b…配管挿入口、25…ガイド用テーパ面、26…雄ねじ、27…外周面、30…コネクタ、35…内周面、51…フレアテーパ面。
Claims (9)
- 内部に流体流通路が形成された筒状部材の外周面に、配管接続用の締結部材を締結するための雄ねじが形成されるとともに、筒状部材の先端部に配管接続用シール部が形成された管継手用継手本体であって、
前記雄ねじを使用してカップリング取付用のコネクタを取り付けた場合に管継手用継手本体とコネクタとの間をシールする取付用シール部が、前記配管接続用シール部とは異なる場所に形成されていることを特徴とする管継手用継手本体。 - 前記筒状部材は、流体流通路の先端側が、接続すべき配管の先端部を挿入する配管挿入口として形成され、
前記配管接続用シール部は、配管挿入口に連接するように筒状部材の先端部に形成された食い込み式スリーブ当接用のガイド用テーパ面であることを特徴とする請求項1記載の管継手用継手本体。 - 前記配管接続用シール部は、配管のフレア部を当接するように筒状部材の先端部の外周面に形成されたフレアテーパ面であることを特徴とする請求項1記載の管継手用継手本体。
- 前記取付用シール部は、筒状部材の外周面における前記雄ねじの先端側の平坦な外周面に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の管継手用継手本体。
- 前記取付用シール部は、前記筒状部材の配管挿入口の内周面に形成されていることを特徴とする請求項2記載の管継手用継手本体。
- 前記取付用シール部は、前記筒状部材の先端端面に形成されていることを特徴とする請求項2記載の管継手用継手本体。
- 前記取付用シール部は、Oリング当接用シール面であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の管継手用継手本体。
- 請求項1〜7の何れか1項に記載された管継手用継手本体が室外ユニットと室内ユニットとの連絡配管接続用継手として取り付けられていることを特徴とする分離型空気調和機。
- 請求項8記載の分離型空気調和機において、前記管継手用継手本体の雄ねじを使用して管継手用継手本体にカップリング取付用のコネクタとカップリングとを結合し、さらに、このカップリングを利用して製造過程における複数の製造設備を交互に接続し、それぞれの設備による製造工程を実行することを特徴とする分離型空気調和機の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2006118107A JP2007292126A (ja) | 2006-04-21 | 2006-04-21 | 管継手用継手本体、分離型空気調和機及び分離型空気調和機の製造方法 |
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JPH11141921A (ja) * | 1997-11-05 | 1999-05-28 | Ok Kizai Kk | 空気調和装置及び空気調和装置用接続配管並びに空気調和装置の配管接続方法 |
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JP2002130573A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-09 | Smc Corp | 管継手 |
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