JPH11141921A - 空気調和装置及び空気調和装置用接続配管並びに空気調和装置の配管接続方法 - Google Patents

空気調和装置及び空気調和装置用接続配管並びに空気調和装置の配管接続方法

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JPH11141921A
JPH11141921A JP9302552A JP30255297A JPH11141921A JP H11141921 A JPH11141921 A JP H11141921A JP 9302552 A JP9302552 A JP 9302552A JP 30255297 A JP30255297 A JP 30255297A JP H11141921 A JPH11141921 A JP H11141921A
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JP
Japan
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connection
pipe
connection pipe
air conditioner
indoor unit
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Application number
JP9302552A
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English (en)
Inventor
Takashi Iwata
孝史 岩田
Nobuo Suzuki
信雄 鈴木
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OK Kizai Inc
Original Assignee
OK Kizai Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置の設置を迅速、簡単かつ確実に
行い、その信頼性を向上する。 【解決手段】 フレア継手本体(31)が接合された接続部
(15)を備える室内機(11)と、フレア継手本体(32)が接合
された接続部(16)を備える室外機(12)とを所定箇所に設
置する。一端(25A) がフレア加工され、他端(25)にくい
込み継手本体(40)が接合された規定長さの第1接続配管
(21)を、室内機(11)の接続部(15)にフレア接続する。一
端(29)がフレア加工され、他端がピンチされた第2接続
配管(22)を、室外機(12)にフレア接続する。室内機(11)
と室外機(12)との間の距離に応じて第2接続配管(22)を
切断する。第1接続配管(21)と第2接続配管(22)とをく
い込み継手(42)により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置及び
空気調和装置用接続配管並びに空気調和装置の配管接続
方法に係り、特に、配管作業の容易化及び迅速化に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、家庭用ルームエアコンのよう
に、予め工場内で室内機と室外機とを製造しておき、こ
れらを据付現場(設置箇所)において配管接続して成る
空気調和装置がある。このような空気調和装置の従来の
配管接続方法として、種類の異なる第1接続方法と第2
接続方法とを以下に説明する。
【0003】−第1接続方法− 図13に示すように、まず、室内機(a) 及び室外機(b)
をそれぞれ室内及び室外の適当な箇所に設置する。な
お、室内機(a) 及び室外機(b) には、それぞれフレア継
手本体(h),(i) が接合された接続部(c),(d) が予め設け
られている。
【0004】次に、据付現場に運搬した冷媒配管(e)
を、室内機(a) と室外機(b) との間の距離に応じた長さ
に切断する。つまり、冷媒配管(e) を据付現場に応じた
適当な長さに切断する。なお、据付現場において上記切
断作業が必要となる理由は、通常、携帯する冷媒配管
(e) は様々な据付現場に対応できるように十分に長いも
の、例えば約20m程度のものが用いられるため、実際
の据付現場に対して長すぎるからである。
【0005】次に、切断した冷媒配管(e) の切断口のバ
リ取りを行う。ここで、切断口にバリが残っていると、
その後のフレア加工を正確に行うことができなくなる。
そのため、上記バリ取りを慎重に行う必要がある。
【0006】バリ取りが終了した後は、冷媒配管の両端
(f),(g) をフレア加工する。
【0007】そして、冷媒配管(e) の一端(f) を室内機
(a) の接続部(c) にフレア接続する。また、同様にし
て、冷媒配管(e) の他端(g) を室外機(b) の接続部(d)
にフレア接続する。
【0008】以上のようにして、室内機(a) と室外機
(b) とが冷媒配管(e) を介して接続される。
【0009】このように、第1接続方法は、長めの冷媒
配管(e) を携帯し、当該冷媒配管(e) を据付現場におい
て適当な長さに切断したうえで接続を行う方法である。
【0010】−第2接続方法− これに対し、第2接続方法は、長さの異なる複数の冷媒
配管を据付現場に運搬し、最も据付現場に合った長さの
冷媒配管を選択して、当該冷媒配管を用いて室内機と室
外機とを接続する方法である。本接続方法においては、
据付現場におけるフレア加工の作業を避けるため、運搬
する冷媒配管のそれぞれに予めフレア加工を施してお
く。
【0011】図14に示すように、第2接続方法におい
ても、まず、上記第1接続方法と同様に、室内機(a) 及
び室外機(b) を所定箇所に設置する。
【0012】その後、室内機(a) と室外機(b) との距離
を測り、当該距離よりも長くかつ当該距離に最も近い長
さの冷媒配管(j) を選択する。
【0013】そして、この冷媒配管(j) を室内機(a) 及
び室外機(b) の接続部(c),(d) にそれぞれフレア接続す
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第1接
続方法には、以下のような課題がある。すなわち、第1
接続方法では、据付現場において冷媒配管(e) の両端を
フレア加工しなければならないが、フレア加工が不正確
な場合、接続部において冷媒漏れが発生するおそれがあ
る。そのため、フレア加工に慎重を要するので、据付時
間が長くなるという課題があった。また、フレア加工の
作業に不慣れな人間は、品質維持の観点から配管作業を
行うことができなかった。
【0015】また、近年、地球環境問題に関連して冷媒
の代替化が進められている。代替冷媒は水分やコンタミ
に弱いため、冷媒の代替化に伴い、水分管理やコンタミ
管理を一層厳密に行う必要がある。そのため、配管内に
水分や異物が混入しないよう、据付時の配管作業に一層
の正確さが要求される。また、冷媒の代替化に伴い、冷
媒配管の内径や肉厚が変更される場合もあり、現場にお
けるフレア加工の作業がより困難になることも考えられ
る。従って、上記第1接続方法では、据付時間がより長
時間化するとともに、配管作業のミスが起こりやすくな
る。
【0016】特に、夏期の冷房需要のピーク時には、ル
ームエアコンの据付待ち時間が長期間、例えば10日間
程度にも及ぶことがあり、店頭での購入時から早期に据
付を望むユーザーの期待を裏切っているのが実状であ
る。そのため、据付作業の迅速化は、非常に重要な問題
となっている。
【0017】一方、第2接続方法では、現場におけるフ
レア加工が不要であり、上記のような問題は生じない。
しかし、第2接続方法では、以下のような課題がある。
すなわち、この接続方法では、複数本の所定長さの冷媒
配管(j) を据付現場に運搬していくことになるが、予め
用意しておいた冷媒配管(j) の長さが据付現場に適合す
ることは希であり、ほとんどの場合、冷媒配管(j) が長
めになる。この場合、図14に示すように、据付後に冷
媒配管(j) に遊び部分(k) が生じる。この遊び部分(k)
は、冷媒圧力損失の上昇を招いてルームエアコンの効率
を低下させたり、油の戻りが悪くなって圧縮機に悪影響
を与える原因となっていた。また、据付後の配管の外観
を損ねる要因となっていた。さらに、第2接続方法で
は、据付に際し、長さの異なる複数本の冷媒配管を常に
用意しておく必要があり、それらの運搬が煩わしかっ
た。
【0018】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、空気調和装置の配管
接続を迅速かつ簡単に行い、同時に、その信頼性を向上
させることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、配管の接続に際し、くい込み継手(42,7
9,90)を用いることとした。
【0020】具体的には、請求項1に記載の発明は、室
内機(11)と室外機(12)とを接続して成る空気調和装置に
おいて、上記室内機(11)に接続された第1接続配管(21)
と上記室外機(12)に接続された第2接続配管(22)とがく
い込み継手(42,79,90)によって接続されていることとし
たものである。
【0021】上記発明特定事項により、第1接続配管(2
1)と第2接続配管(22)とがくい込み継手(42,79,90)によ
って接続されるので、第1接続配管(21)と第2接続配管
(22)との接続が迅速かつ確実に行われる。
【0022】請求項2に記載の発明は、空気調和装置(1
0)の室内機(11)と室外機(12)とを接続する空気調和装置
用接続配管であって、室内機(11)に接続される一端はフ
レア加工が施されて機器側接続端(25A) に形成されてい
る一方、他端が配管側接続端(25)となり、該室内機(11)
と該室外機(12)との設置距離に応じた所定長さに形成さ
れた第1接続配管(21)と、室外機(12)に接続される一端
はフレア加工が施されて機器側接続端(29)に形成されて
いる一方、他端が配管側接続端(26)となり、該室内機(1
1)と該室外機(12)との設置距離に応じた所定長さに形成
された第2接続配管(22)と、上記第1接続配管(21)の配
管側接続端(25)と上記第2接続配管(22)の配管側接続端
(26)とを接続するくい込み継手(42,79,90)とを備えてい
ることとしたものである。
【0023】上記発明特定事項により、据付現場におい
て、第1接続配管(21)と室内機(11)、及び第2接続配管
(22)と室外機(12)がそれぞれフレア継手によって簡単か
つ迅速に接続される。そして、第1接続配管(21)及び第
2接続配管(22)の配管側接続端(25),(26)同士が、くい
込み継手(42,79,90)によって簡単かつ迅速に接続され
る。そのため、据付現場においてフレア加工が不要とな
り、簡単、迅速かつ確実に室内機(11)と室外機(12)とが
接続されることになる。
【0024】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の空気調和装置用接続配管において、第1接続配管(21)
または第2接続配管(22)のいずれか一方の配管側接続端
(25,26) には、くい込み継手本体(40,70) が接合されて
いることとしたものである。
【0025】上記発明特定事項により、第1接続配管(2
1)または第2接続配管(22)のいずれか一方とくい込み継
手との据付現場における接続作業が不要となり、配管接
続がより簡単化、迅速化されることになる。
【0026】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の空気調和装置用接続配管において、配管接続前の第1
接続配管(21)及び第2接続配管(22)は、それぞれ機器側
接続端(25A,29)及び配管側接続端(25,26) が封止されて
内部に不活性ガスが封入されていることとしたものであ
る。
【0027】上記発明特定事項により、各接続配管(2
1),(22) の内部結露や異物混入が防止され、それらの品
質が向上する。そのため、設置後の空気調和装置の信頼
性が向上する。
【0028】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の空気調和装置用接続配管において、不活性ガスは常圧
のガスである一方、配管接続前の第1接続配管(21)また
は第2接続配管(22)の配管側接続端(25,26) には、開口
を覆うシート状のシール部材(45)が密着されていること
としたものである。
【0029】上記発明特定事項により、シール部材(45)
が配管側接続端(25,26) の開口を覆うので、配管内に不
活性ガスが封入される。シール部材(45)は密着されてい
るだけなので、容易に剥がすことができる。そのため、
配管側接続端(25,26) を接続する際にシール部材(45)を
迅速に除去することができ、配管接続作業が迅速化され
る。
【0030】請求項6に記載の発明は、室内機(11)と室
外機(12)とを接続する空気調和装置用接続配管を用いた
空気調和装置の配管接続方法であって、室内機(11)に接
続される一端(25A) にフレア加工が施された第1接続配
管(21)の該一端(25A) と、第1フレア継手本体(31)が設
けられた室内機(11)の接続部(15)とをフレア接続する工
程と、室外機(12)に接続される一端(29)にフレア加工が
施された第2接続配管(22)の該一端(29)と、第2フレア
継手本体(32)が設けられた室外機(12)の接続部(16)とを
フレア接続する工程と、上記第1接続配管(21)及び第2
接続配管(22)とが接続されて成る接続配管(20)が設置場
所に応じた長さになるように上記第1接続配管(21)また
は第2接続配管(22)の少なくとも一方の他端(25,26) 側
を切断する切断工程と、上記切断工程の後、上記両接続
配管(21,22) の配管側接続端(25,26) をくい込み継手(4
2,79,90)により接続する接続工程とを包含していること
としたものである。
【0031】上記発明特定事項により、第1接続配管(2
1)と室内機(11)、及び第2接続配管(22)と室外機(12)が
それぞれフレア接続されるので、迅速、簡単かつ確実に
接続が行われる。また、第1接続配管(21)と第2接続配
管(22)とがくい込み継手(42,79,90)により接続されるの
で、それら接続配管(21),(22) 同士が迅速、簡単かつ確
実に接続される。従って、配管作業が容易かつ確実にな
されることになる。また、第1接続配管(21)または第2
接続配管(22)が切断されることにより、設置後の接続配
管(20)の長さが設置場所に対応した長さになる。従っ
て、設置後の配管の外観が良好になる。また、配管の接
続状態に起因する冷媒圧力損失の上昇や圧縮機への油戻
し特性の悪化が防止される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0033】<実施形態1> −空気調和装置(10)の構成− 始めに、据付後の空気調和装置(10)の構成について説明
する。図1に示すように、空気調和装置(10)はいわゆる
ルームエアコンであり、室内機(11)と室外機(12)とが接
続配管(20)を介して接続されて構成されている。
【0034】室内機(11)は、ケーシング内に図示しない
室内熱交換器や室内ファン等が収納されて成り、ケーシ
ング背面からは、接続配管(20)への接続部(15)が延びて
いる。接続部(15)は、室内熱交換器から延びる冷媒配管
(17)の周りに断熱材(18)が被覆されて構成されている。
冷媒配管(17)の先端部は断熱材(18)に覆われておらず、
外部に露出している。この先端部には、予め工場におけ
る厳格な品質管理のもとで、第1フレア継手本体(31)が
ロー付けによって接合されている。
【0035】第1接続配管(21)は、所定の規定長さに形
成された接続配管であり、冷媒配管(23)の周りに断熱材
(24)が被覆されて構成されている。この第1接続配管(2
1)は、室内と室外とを仕切る壁(13)に設けられた貫通穴
(14)に挿通されている。室内機(11)の接続部(15)と接続
される一端(25A) 、つまり第1接続配管(21)の機器側接
続端(25A) には、フレア加工が施されている。そして、
室内機(11)の接続部(15)に設けられたフレア継手本体(3
1)に、第1接続配管(21)の第1フレアナット(33)が螺合
されている。つまり、室内機(11)の接続部(15)と第1接
続配管(21)とは、第1フレアナット(33)及び第1フレア
継手本体(31)から成る第1フレア継手(34)によって気密
に接続されている。
【0036】一方、冷媒配管(23)の他端、つまり第1接
続配管(21)の配管側接続端(25)には、厳格な品質管理の
もと、くい込み継手本体(40)がロー付け接合されてい
る。後述するように、くい込み継手本体(40)は、第2接
続配管(22)が挿入されたくい込み継手用ナット(41)に螺
合されている。つまり、第1接続配管(21)と第2接続配
管(22)とは、くい込み継手本体(40)及びくい込み継手用
ナット(41)から成るくい込み継手(42)によって気密に接
続されている。
【0037】第2接続配管(22)は、第1接続配管(21)と
同様、冷媒配管(27)の周りに断熱材(28)が被覆されて成
り、その機器側接続端(29)にはフレア加工が施されてい
る。機器側接続端(29)に設けられた第2フレアナット(3
5)は、室外機(12)の接続部(16)にロー付け接合された第
2フレア継手本体(32)に螺合されている。つまり、第2
接続配管(22)と室外機(12)とは、第2フレア継手本体(3
2)及び第2フレアナット(35)から成る第2フレア継手(3
6)によって気密に接続されている。
【0038】室外機(12)は、ケーシング内に図示しない
圧縮機、室外熱交換器及び室外ファン等が収納されて成
り、ケーシングの側面から上記接続部(16)が延びてい
る。上述したように、接続部(16)の先端部には第2フレ
ア継手本体(32)が接合されている。
【0039】以上のように、本空気調和装置(10)の接続
配管(20)は、第1接続配管(21)と第2接続配管(22)とが
くい込み継手(42)によって接続されて構成されている。
そして、室内機(11)と室外機(12)とは、当該接続配管(2
0)及びフレア継手(34),(36)を介して、互いに冷媒循環
自在に接続されている。
【0040】接続配管(20)は、室内機(11)と室外機(12)
との間の距離に応じた長さに形成され、貫通穴(14)の外
側における壁(13)に沿って設けられている。つまり、接
続配管(20)は良好な外観を呈するように配設されてい
る。
【0041】−空気調和装置(10)の据付方法− 次に、接続配管(20)を用いた空気調和装置(10)の据付方
法を説明する。
【0042】据付に際し、作業者は、室内機(11)、室外
機(12)、第1接続配管(21)、第2接続配管(22)、及びく
い込み継手用ナット(41)を据付現場に運搬し、予め用意
しておく。
【0043】図2及び図3に示すように、据付前の状態
における第1接続配管(21) は、内部に冷媒が流通する
冷媒配管としての円管(23)と、円管(23)の周囲を被覆す
る断熱材(24)とから構成されている。上述したように、
第1接続配管(21)は、予め所定の規定長さに形成されて
いる。具体的には、本実施形態では、1mの長さに形成
されている。
【0044】図2に示すように、第1接続配管(21)の機
器側接続端となる円管(23)の一端(25A) は、フレア加工
が施され、封止部材(65)によって封止されている。つま
り、円管(23)に貫入された第1フレアナット(33)が封止
部材(65)に螺合されることにより、円管(23)のフレア部
分(61)が封止部材(65)と第1フレアナット(33)との間に
挟まれ、気密性が保持されている。円管(23)の内部に
は、埃等の異物の混入や昼夜の温度差により発生する内
部結露を防止するために、常圧の不活性ガス、例えば大
気圧程度の圧力の窒素ガスが封入されている。
【0045】一方、図3に示すように、第1接続配管(2
1)の配管側接続端となる円管(23)の他端(25)には、くい
込み継手本体(40)がロー付け接合されている。くい込み
継手本体(40)にはくい込み継手用ナット(41)が螺合さ
れ、くい込み継手本体(40)と継手用ナット(41)との間に
は、フロントフェルール(43)及びバックフェルール(44)
が挟まれている。くい込み継手用ナット(41)の配管挿入
側の開口(47)は、円管(23)内に封入した窒素ガスが漏れ
ないように、アルミ製の薄いシール部材(45)によって覆
われている。
【0046】図4(a)に示すように、シール部材(45)
は、上記開口(47)の円形枠部(49)よりも大きな直径を有
する円形状のシール本体(48)と、シール本体(48)の一部
から外径方向に延びる耳部(46)とから構成されている。
耳部(46)は、シール部材(45)をくい込み継手用ナット(4
1)から剥がす際に指でめくるあげる部分であり、シール
部材(45)を容易に剥がすことができるように設けられて
いる。図4(b)に示すように、シール部材(45)によっ
てくい込み継手用ナット(41)の開口(47)を封止した状態
では、シール本体(48)は開口(47)の枠部(49)を覆うよう
にして当該枠部(49)に密着する一方、耳部(46)はくい込
み継手用ナット(41)の側面に密着している。なお、シー
ル部材(45)はくい込み継手用ナット(41)に密着させるこ
とができるものであればよく、アルミ製のものには限定
されない。
【0047】一方、据付前の状態における第2接続配管
(22)は、内部に冷媒が流通する冷媒配管としての円管(2
7)と、円管(27)の周囲を被覆する断熱材(28)とから構成
されている。第2接続配管(22)は、当該第2接続配管(2
2)を切断することにより接続配管(20)を据付場所に合っ
た長さに調節可能とするため、長めに形成されている。
【0048】第2接続配管(22)の機器側接続端(29)とな
る一端は、第1接続配管(21)の機器側接続端(25A) と同
様、フレア加工が施され、封止部材によって封止されて
いる。一方、図5に示すように、円管(27)の他端(55)
は、封入した窒素ガスが漏れないようにピンチされてい
る。すなわち、円管(27)の他端(55)は、はさみつぶされ
ている。第2接続配管(22)の円管(27)の内部には、不活
性ガスとしての常圧の窒素ガスが封入されている。
【0049】そして、まず、図6に示すように、室内機
(11)を室内の適当な場所に設置する。また、室外機(12)
を室外の適当な場所に設置する。なお、室内機(11)及び
室外機(12)の接続部(15),(16) には、予めフレア継手本
体(31),(32) が接合されており、それらフレア継手本体
(31),(32) には、閉塞部材(52),(53) を挟んでフレアナ
ット(51),(54) が螺合されている。
【0050】次に、第1接続配管(21)を貫通穴(14)に挿
通し、封止部材(65)が取り付けられた機器側接続端(25
A) を、室内機(11)の接続部(15)のフレア継手本体(31)
と対向する位置に移動させる。
【0051】そして、室内機(11)のフレア継手本体(31)
に螺合されたフレアナット(51)及び閉塞部材(52)を取り
外すとともに、第1接続配管(21)に接続されている封止
部材(65)を取り外す。具体的には、スパナ等を用いて、
フレアナット(51)をフレア継手本体(31)に対し反時計回
りに回転させ、フレアナット(51)及び閉塞部材(52)を取
り外す。また、第1フレアナット(33)を封止部材(65)に
対し反時計回りに回転させ、封止部材(65)を第1フレア
ナット(33)から取り外す。
【0052】次に、第1接続配管(21)の第1フレアナッ
ト(33)を室内機(11)のフレア継手本体(31)に螺合させる
ことにより、第1接続配管(21)と室内機(11)とを気密に
接続する。そして、第1接続配管(21)を貫通穴(14)の室
外側で湾曲させ、壁(13)の外面に沿わせる。
【0053】次に、上記と同様にして、第2接続配管(2
2)を室外機(12)の接続部(16)に接続する。つまり、第2
接続配管(22)の封止部材を取り外し、第2フレアナット
(35)を室外機(12)の接続部(16)に設けられたフレア継手
本体(32)に接続する。そして、第2接続配管(22)を壁(1
3)の外面に沿わせて配設する。
【0054】第2接続配管(22)は長めに形成されている
ので、図7に示すように、各接続配管(21),(22) の他端
は重なった状態になる。そこで、次に、第2接続配管(2
2)の端部(55)側を切断し、それらの位置を揃える。具体
的には、第2接続配管(22)の端部(55)側をパイプカッタ
ー等により直管状(切断面が円環状となる状態)に切断
する。そして、管内に埃が混入しないように注意しなが
ら、切断部の開口のバリを取る。その後、第1接続配管
(21)のくい込み継手用ナット(41)に付着したシール部材
(45)を剥ぎ取り、くい込み継手用ナット(41)の開口(47)
と第2接続配管(22)の開口とが対向するように両開口の
位置を調整する。
【0055】そして、両接続配管(21),(22) を、くい込
み継手(42)で接続する。具体的には、まず、図8に示す
ように、第2接続配管(22)の円管(27)の開口端がくい込
み継手本体(40)の内側凸部(80)の側面に当接するまで、
円管(27)をくい込み継手用ナット(41)及び継手本体(40)
に挿入する。
【0056】次に、くい込み継手用ナット(41)をくい込
み継手本体(40)に螺合させる。詳しくは、スパナ等を用
い、くい込み継手本体(40)を固定した状態でくい込み継
手用ナット(41)を時計回りに所定回数回転させる。ここ
で、所定回数とは、くい込み継手本体(40)とくい込み継
手用ナット(41)との接続が良好になる回数であり、配管
作業に不慣れな作業員でも容易に接続ができるように、
くい込み継手(42)の種類に応じて予め試験等から定めら
れた回数である。本実施形態では、1.25回転に設定
されている。
【0057】この際、図9に示すように、くい込み継手
本体(40)のナット(41)側の先端に形成された傾斜部(81)
がフロントフェルール(43)を円管(27)の内径方向中心に
向かって押圧するので、フロントフェルール(43)の先端
側が当該円管(27)にくい込んで固定される。また、バッ
クフェルール(44)がフロントフェルール(43)とくい込み
継手用ナット(41)とに挟まれ、その先端側が円管(27)の
内径方向中心に向かって押圧される。その結果、バック
フェルール(44)も円管(27)にくい込んで固定される。
【0058】このように、くい込み継手本体(40)の傾斜
部(81)とフロントフェルール(43)とが当接することによ
り、くい込み継手本体(40)と円管(27)との気密性が保た
れる。一方、バックフェルール(44)が円管(27)にくい込
んで固定されることにより、円管(27)の引き抜きの荷重
に対する抵抗力が増大する。つまり、円管(27)の抜けが
防止される。
【0059】以上のようにして、第1接続配管(21)と第
2接続配管(22)とがくい込み継手(42)によって接続され
る。その結果、室内機(11)と室外機(12)とが、第1接続
配管(21)、第2接続配管(22)及びくい込み継手(42)から
成る接続配管(20)によって接続されることになる。
【0060】その後は、真空引き、漏れテスト、冷媒の
充填、及び冷媒配管の断熱作業を行い、据付作業が終了
する。
【0061】−接続配管(20)及び上記配管接続方法の効
果− 従って、本実施形態によれば、予めフレア加工が施され
た第1接続配管(21)及び第2接続配管(22)をそれぞれ室
内機(11)及び室外機(12)にフレア接続したうえで、それ
ら接続配管(21),(22) 同士をくい込み継手(42)によって
接続することとしているので、据付現場におけるフレア
加工が不要となる。くい込み継手(42)による接続は迅
速、簡単かつ確実に行われるので、たとえフレア加工に
不慣れな作業員であっても、迅速かつ確実に配管作業を
実行することが可能となる。
【0062】特に、冷媒の代替化に伴い、冷媒配管の肉
厚の変更が考えられる。しかし、本実施形態の据付方法
によれば、フレア加工が不要なので、冷媒配管の肉厚が
変更されたとしても、配管作業の困難性はほとんど変わ
らない。従って、代替冷媒の普及に伴い、本接続配管(2
0)及び本配管接続方法の有効性が一層高まる。
【0063】また、配管作業を確実に行うことができる
ので、配管内に結露が生じたり、水分や異物が混入する
可能性がほとんどない。従って、水分やコンタミに弱い
代替冷媒に対して、特に効果的である。
【0064】また、設置時間を短縮することができるの
で、作業員が1日当たりに据え付けることができる台数
が増加する。そのため、店頭での購入時から早期に据え
付けが可能となり、据付待ち時間を短縮することが可能
となる。その結果、顧客ニーズを十分に満足させること
ができる。
【0065】また、据付作業が簡単になるので、据付作
業に多少不慣れな作業員であっても確実な据付が可能に
なり、作業可能な作業員を増加させることができる。従
って、多くの人員によって据付を行うことができるの
で、据付待ち期間をより短縮することが可能となる。
【0066】据付現場に応じて、第2接続配管(22)を切
断するので、容易に接続配管(20)を現場に応じた適切な
長さにすることができる。従って、配管の遊び部分が生
じず、外観を損なうことがない。つまり、仕上がりが良
好で、顧客の満足度を向上させることができる。
【0067】また、接続配管(20)が適切な長さになるの
で、接続配管(20)内の冷媒の圧力損失が小さく、空気調
和装置(10)の効率が良好になる。また、圧縮機への油戻
りが良好になり、空気調和装置(10)の信頼性が向上す
る。
【0068】<実施形態2>実施形態2に係る接続配管
は、くい込み継手として、実施形態1のくい込み継手(4
2)と異なる種類のくい込み継手(79)を用いたものであ
る。くい込み継手(79)以外の部分は実施形態1と同様で
あるので、ここでは、くい込み継手(79)及びそれを用い
た配管接続方法のみを説明する。
【0069】図10(a)に示すように、まず、第2接
続配管(22)の円管(27)にナット(73)及び平坦なリング状
スリーブ(71)をはめ、円管(27)をその開口端(68)がくい
込み継手(79)の継手本体(70)の凸部(72)側面に当接する
まで継手本体(70)に挿入する。
【0070】次に、ナット(73)を継手本体(70)に螺合さ
せる。詳しくは、スパナ等を用い、継手本体(70)を固定
した状態でナット(73)を時計回りに所定回数回転させ
る。
【0071】この際、図10(b)に示すように、ナッ
ト(73)の内面の傾斜部(74)がリング状スリーブ(71)を継
手本体(70)の中央方向に向かって押圧するので、リング
状スリーブ(71)の一端部(75)が傾斜部(74)と円管(27)と
の間に挟まれ、当該円管(27)にくい込んで固定される。
また、リング状スリーブ(71)の他端部(76)も、継手本体
(70)の傾斜部(77)と円管(27)との間に挟まれ、当該円管
(27)にくい込んで固定される。
【0072】このようにして、リング状スリーブ(71)の
他端部(76)が継手本体(70)の傾斜部(77)と円管(27)との
間に挟まれることにより、当該円管(27)と継手本体(70)
とが気密に接続される。一方、リング状スリーブ(71)の
一端部(75)がナット(73)の傾斜部(74)と円管(27)との間
に挟まれることにより、当該円管(27)が継手本体(70)に
対し圧接され、円管(27)の振動、曲げまたは引き抜きの
荷重に対する抵抗力が増大する。
【0073】従って、実施形態2においても、くい込み
継手(79)を用いて第1接続配管(21)と第2接続配管(22)
とを接続するので、実施形態1と同様の効果を得ること
ができる。
【0074】<実施形態3>実施形態3に係る接続配管
(20A) は、開口端が直管状に切断された第1接続配管(2
1)と第2接続配管(22)とをくい込み継手(90)によって接
続することにより構成したものである。
【0075】すなわち、まず、機器側接続端となる一端
にフレア加工が施され、他端がピンチされた第1接続配
管(21)及び第2接続配管(22)を用意する。そして、第1
接続配管(21)の機器側接続端(25A) を室内機(11)の接続
部(15)にフレア接続し、第2接続配管(22)の機器側接続
端(29)を室外機(12)の接続部(16)にフレア接続する。
【0076】次に、第1接続配管(21)及び第2接続配管
(22)がそれぞれの配設場所に応じた長さになるように、
それぞれの配管側端部を直管状に切断し、開口した配管
側接続端(25),(26) を形成する。そして、図11に示す
ように、第1接続配管(21)及び第2接続配管(22)の配管
側接続端(25),(26) を、それぞれの開口が向き合うよう
に位置づける。次に、図12に示すように、両配管側接
続端(25),(26) をくい込み継手(90)に挿入し、両ナット
(91),(92) を締め付ける。その結果、第1接続配管(21)
と第2接続配管(22)とがくい込み継手(90)によって気密
に接続される。
【0077】本実施形態によれば、第1接続配管(21)及
び第2接続配管(22)の双方とも据付現場において長さが
調節される。従って、個々の据付現場により柔軟に対応
した据付が可能になる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2または6に
記載の発明によれば、設置現場におけるフレア加工が不
要となる。そのため、室内機と室外機との接続を迅速、
簡単かつ確実に行うことができる。
【0079】空気調和装置の据付が迅速化されることに
より、作業員が1日あたりに据付可能な空気調和装置の
台数が増加する。そのため、据付待ち時間が減少する。
【0080】室内機と室外機との接続が確実に行われる
ので、冷房漏れ、水分混入または異物混入を確実に防止
することができる。そのため、水分やコンタミに弱い代
替冷媒に対して、より顕著な効果を得ることができる。
【0081】空気調和装置の据付が簡単になるので、不
慣れな作業員であっても、据付作業を行うことができる
ようになる。
【0082】据付現場において第1接続配管または第2
接続配管を切断することにより、接続配管を設置場所に
応じた長さに調節することができるので、据付後の外観
を良好にすることができる。
【0083】さらに、据付後の配管が適切な長さに調節
されるので、配管に起因する冷媒圧力損失の増加や油戻
し特性の悪化を確実に防止することができる。
【0084】請求項3に記載の発明によれば、第1接続
配管または第2接続配管のいずれか一方の配管側接続端
にくい込み継手本体が予め接合されているので、据付現
場における当該配管側接続端とくい込み継手との接続が
不要となる。従って、配管接続をより迅速かつ簡単に行
うことができる。
【0085】請求項4に記載の発明によれば、各接続配
管の内部結露や異物混入を確実に防止することができ、
その品質を向上させることができる。従って、据付後の
空気調和装置の信頼性を向上させることができる。
【0086】請求項5に記載の発明によれば、シール部
材を密着させることにより配管側接続端を封止すること
としたので、くい込み継手により配管側接続端を接続す
る際には、シール部材を容易に取り除くことができる。
従って、配管接続作業をより迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和装置の構成図である。
【図2】接続前における第1接続配管の機器側接続端の
拡大断面図である。
【図3】接続前における第1接続配管の配管側接続端の
拡大断面図である。
【図4】(a)はシール部材の正面図であり、(b)は
シール部材を密着した状態のくい込み継手の正面図であ
る。
【図5】接続前における第2接続配管のピンチされた一
端の斜視図である。
【図6】室内機及び室外機を取り付けた状態を示す図で
ある。
【図7】第1接続配管及び第2接続配管をそれぞれ室内
機及び室外機に接続した状態を示す図である。
【図8】接続前の状態における円管及びくい込み継手の
断面図である。
【図9】接続後の状態における円管及びくい込み継手の
断面図である。
【図10】(a)は接続前の状態における円管及びくい
込み継手の断面図であり、(b)は接続後の状態におけ
る円管及びくい込み継手の断面図である。
【図11】第1接続配管及び第2接続配管をそれぞれ室
内機及び室外機に接続した状態を示す図である。
【図12】室内機と室外機とを接続した後の空気調和装
置の構成図である。
【図13】従来の配管接続方法(第1接続方法)によっ
て設置した空気調和装置の構成図である。
【図14】従来の配管接続方法(第2接続方法)によっ
て設置した空気調和装置の構成図である。
【符号の説明】
(10) 空気調和装置 (11) 室内機 (12) 室外機 (13) 壁 (15),(16) 接続部 (18) 断熱材 (20) 接続配管 (21) 第1接続配管 (22) 第2接続配管 (25),(26) 配管側接続端 (25A),(29) 機器側接続端 (34) 第1フレア継手 (36) 第2フレア継手 (40) くい込み継手本体 (41) くい込み継手用ナット (42) くい込み継手

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機(11)と室外機(12)とを接続して成
    る空気調和装置において、 上記室内機(11)に接続された第1接続配管(21)と上記室
    外機(12)に接続された第2接続配管(22)とがくい込み継
    手(42,79,90)によって接続されていることを特徴とする
    空気調和装置。
  2. 【請求項2】 空気調和装置(10)の室内機(11)と室外機
    (12)とを接続する空気調和装置用接続配管であって、 室内機(11)に接続される一端はフレア加工が施されて機
    器側接続端(25A) に形成されている一方、他端が配管側
    接続端(25)となり、該室内機(11)と該室外機(12)との設
    置距離に応じた所定長さに形成された第1接続配管(21)
    と、 室外機(12)に接続される一端はフレア加工が施されて機
    器側接続端(29)に形成されている一方、他端が配管側接
    続端(26)となり、該室内機(11)と該室外機(12)との設置
    距離に応じた所定長さに形成された第2接続配管(22)
    と、 上記第1接続配管(21)の配管側接続端(25)と上記第2接
    続配管(22)の配管側接続端(26)とを接続するくい込み継
    手(42,79,90)とを備えていることを特徴とする空気調和
    装置用接続配管。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の空気調和装置用接続配
    管において、 第1接続配管(21)または第2接続配管(22)のいずれか一
    方の配管側接続端(25,26) には、くい込み継手本体(40,
    70) が接合されていることを特徴とする空気調和装置用
    接続配管。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の空気調和装置用接続配
    管において、 配管接続前の第1接続配管(21)及び第2接続配管(22)
    は、それぞれ機器側接続端(25A,29)及び配管側接続端(2
    5,26) が封止されて内部に不活性ガスが封入されている
    ことを特徴とする空気調和装置用接続配管。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の空気調和装置用接続配
    管において、 不活性ガスは常圧のガスである一方、 配管接続前の第1接続配管(21)または第2接続配管(22)
    の配管側接続端(25,26) には、開口を覆うシート状のシ
    ール部材(45)が密着されていることを特徴とする空気調
    和装置用接続配管。
  6. 【請求項6】 室内機(11)と室外機(12)とを接続する空
    気調和装置用接続配管を用いた空気調和装置の配管接続
    方法であって、 室内機(11)に接続される一端(25A) にフレア加工が施さ
    れた第1接続配管(21)の該一端(25A) と、第1フレア継
    手本体(31)が設けられた室内機(11)の接続部(15)とをフ
    レア接続する工程と、 室外機(12)に接続される一端(29)にフレア加工が施され
    た第2接続配管(22)の該一端(29)と、第2フレア継手本
    体(32)が設けられた室外機(12)の接続部(16)とをフレア
    接続する工程と、 上記第1接続配管(21)及び第2接続配管(22)とが接続さ
    れて成る接続配管(20)が設置場所に応じた長さになるよ
    うに上記第1接続配管(21)または第2接続配管(22)の少
    なくとも一方の他端(25,26) 側を切断する切断工程と、 上記切断工程の後、上記両接続配管(21,22) の配管側接
    続端(25,26) をくい込み継手(42,79,90)により接続する
    接続工程とを包含していることを特徴とする空気調和装
    置の配管接続方法。
JP9302552A 1997-11-05 1997-11-05 空気調和装置及び空気調和装置用接続配管並びに空気調和装置の配管接続方法 Withdrawn JPH11141921A (ja)

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