JP2984708B2 - フレキシブルダクトを用いた流体移動路ネットワーク、その流体移動路の分岐方法及び分岐用具 - Google Patents

フレキシブルダクトを用いた流体移動路ネットワーク、その流体移動路の分岐方法及び分岐用具

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JP2984708B2
JP2984708B2 JP8181448A JP18144896A JP2984708B2 JP 2984708 B2 JP2984708 B2 JP 2984708B2 JP 8181448 A JP8181448 A JP 8181448A JP 18144896 A JP18144896 A JP 18144896A JP 2984708 B2 JP2984708 B2 JP 2984708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレキシブルダ
クトを使用した流体移動路ネットワーク、そのネットワ
ークにおけるフレキシブルダクトの分岐方法、及び、こ
れに用いられる分岐用具に関する。
【0002】
【発明の背景】建築設備の一つとして冷暖房等のための
空気調和システム或いは換気システムがある。これらの
システムは、近時の高層化したインテリジェントビルあ
るいは地下空間などでの快適な空間を作るうえで必須の
要素となっている。このようなシステムにおける給気、
排気等のための空気移動路ネットワークを構築するには
空調ダクトが用いられる。空調ダクトとしては、空気の
幹線通路となる主ダクトの他に、この主ダクトから分岐
したブランチダクトを用い、個々の建物毎に、その構造
に最も適合した配置の空気移動路を設計、施工するのが
通例である。
【0003】空気調和システムを構築するうえでは、空
調ダクトの配設に関して、優れた施工性、工期の短縮
化、施工を含めたコストパフォーマンスなどが強く求め
られている。空調ダクトの種類として代表的なものに、
鉄板を4枚程度組み合わせて作られた角ダクトや、金属
線材をコイルスプリング状に巻いて作られたスパイラル
ダクトの他に、断熱性フレキシブルダクトがある。断熱
性フレキシブルダクトは、金属線材をコイルスプリング
状に巻いた芯材と、不織布又は有機物(例えば、塩化ポ
リエチレンフィルムなどの有機樹脂)からなる内面材
と、グラスファイバーで強化したアルミ蒸着フィルムな
どで形成された外装材と、断熱および防音のために内面
材と外装材との間に介装されたグラスウールとで構成さ
れ、角ダクトやスパイラルダクトに比べて軽量であるこ
とから、需要が高まってきている。このようなフレキシ
ブルダクトの種類としては、内面材に気密性をもたせた
ものと、外装材に気密性をもたせたものと、内面材およ
び外装材に気密性をもたせたもの(いわゆるダブルシー
ル)とが知られている。
【0004】この種のフレキシブルダクトにあっては、
これまで、主ダクト同士の連結も、主ダクトに対するブ
ランチダクトの連結も、分岐管(コネクタ)を介装する
ことによって行われていた。この点について、従来の施
工方法を示す図1及び図2を参照して説明する。参照符
号A−1ないしA−3は主ダクトであり、これらの主ダ
クトA−1とA−2との間及びA−2とA−3との間
は、例えば分岐管2、によって夫々連結される。分岐
管2、4は、鉄板で作られた本管部6と、この本管部6
の途中から分岐する枝管部8とが一体に形成された銅製
の部材である。第1の分岐管2は、同一径の主ダクトA
−1とA−2とを連結するためのものである。第2の分
岐管4は、互いに異なる径の主ダクトA−2とA−3と
を連結するためのものであり、第2の分岐管4の図中左
側の接続口が小径に作られている。ブランチダクト12
は枝管部8に連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレキシブルダ
クトの連結方法は、次に列挙するように、施工性などの
観点から改善しなければならない数多くの問題を含んで
いる。 (1)従来の一般的な施工方法では、フレキシブルダク
トは予め工場で設計図面で指定された寸法に切断して切
り口の処理などを行った後、必要な個数の分岐管や固定
具等と共に現場に搬入する方法がとられていた。その主
たる理由は、特に分岐管の装着部におけるフレキシブル
ダクトの切り口の加工処理を施工現場で行うのが困難だ
と思われていたことにある。そこで、工場では、正確な
寸法のダクトを準備するために、高精度の図面を作成
し、この図面に基づいて必要とされるダクトの長さを一
本一本実測しながら切断作業を行わなければならない。 (2)フレキシブルダクトの切断後は、別途用意された
施工用図面と指定寸法に切断した各ダクトに、対応する
識別番号等を付す必要があり、その作業に時間と労力を
要している。
【0006】(3)準備したダクトの寸法等に誤りがあ
ったり、所要寸法のダクトの準備後に設計変更があった
ような場合、例えば、主ダクトA−2の途中部分にブラ
ンチダクト12の連結が必要になったときは、図2に示
すように、主ダクトA−2−1、A−2−2を工場で改
めて準備して、追加の分岐管、ブランチダクト、固定具
等と共に現場に搬入しなければならず、施工の遅れを来
す。又、先に準備したダクトA−2は廃棄処分にしてい
るのが現状であり、無駄が大きい。 (4)フレキシブルダクトのネットワーク全体は、要所
要所で吊り金具によって天井から吊り下げて保持するの
が一般的であるが、分岐管2、4、10は重量物である
ため、分岐管2、4、10毎に専用の吊り金具を必要と
する。従って、分岐管の数が増せばそれだけ吊り金具の
個数も、吊り金具の固定作業も増えることになる。更
に、何らかの理由で分岐位置に変更や「ずれ」があった
場合、天井等に対する吊り金具の位置変更の作業が必要
になる。 (5)分岐管が重量物であるため、分岐部分が増える
と、その重量に十分に耐え得るだけの強度が建物の天井
等の吊り金具固定部分に要求される。 (6)工場から施工現場へ搬入するフレキシブルダクト
は長さがまちまちであるから、その梱包を規格化するこ
とができず、運搬効率が悪い。
【0007】本発明の目的は、従来の施工方法がかかえ
ていた上述の問題を解決することのできるフレキシブル
ダクトによる流体移動路ネットワーク、フレキシブルダ
クトの分岐方法、及び、これに用いられる分岐用具を提
供することにある。また、本発明の他の目的は、フレキ
シブルダクトの規格化を可能にして施工コストを大幅に
削減することのできるフレキシブルダクトによる流体移
動路ネットワーク、フレキシブルダクトの分岐方法、及
び、これに用いられる分岐用具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を達成
すべく、本願の第1の発明による流体移動路ネットワー
クは、コイル状に形成された芯材の周囲に、少なくとも
1つの気密層と断熱層とを有する円筒状積層体を環装し
た複数のフレキシブルダクトを用いて構築される流動体
移動路ネットワークにおいて、少なくとも1本の第1の
フレキシブルダクトの前記円筒状積層体の側面に少なく
とも1つの開口を設け、前記第1のフレキシブルダクト
の内面に沿った形状を有し、且つ、前記開口に対応する
径の透孔を有する支持部材が、透孔と前記開口とが整合
するように第1のフレキシブルダクト内に配置されると
ともに、前記第1のフレキシブルダクトの気密層の外表
面に沿った形状を有するベースプレートと、このベース
プレートから半径方向外側に延出する枝管部とを含み、
枝管部の先端とベースプレートの裏面において外部に連
通する空間部を形成する分岐管部材が、その内部空間が
前記開口と整合するように前記気密層の外表面上に重合
され、前記分岐管部材の前記分枝部に第2のフレキシブ
ルダクトを接続することにより流体移動路が分岐されて
いることを特徴とする。
【0009】本願の第2の発明によるフレキシブルダク
トの分岐方法は、コイル状に形成された芯材の周囲に、
少なくとも1つの気密層と断熱層とを有する円筒状積層
体を環装した複数のフレキシブルダクトを用いて構築さ
れる流動体移動路ネットワークにおいて、少なくとも1
本の第1のフレキシブルダクトの前記円筒状積層体の側
面に少なくとも1つの開口を設け、前記第1のフレキシ
ブルダクトの内面に沿った形状を有し、且つ、前記開口
に対応する径の透孔を有する支持部材を、透孔と前記開
口とが整合するように第1のフレキシブルダクト内に配
置し、前記第1のフレキシブルダクトの気密層の外表面
に沿った形状を有するベースプレートと、このベースプ
レートから半径方向外側に延出する枝管部とを含み、枝
管部の先端とベースプレートの裏面において外部に連通
する空間部を形成する分岐管部材を、その内部空間が前
記開口と整合するように前記気密層の外周面に重合する
と共に前記支持部材に固定し、前記分岐管部材の前記分
枝部に第2のフレキシブルダクトの端部を接続すること
により流体移動路の分岐を行うことを特徴とする。
【0010】本願の第3の発明によるフレキシブルダク
トの分岐用具は、フレキシブルダクトの内周面に沿った
外周面を有し、且つ、その内外周面を貫通する透孔を有
する支持部材と、前記支持部材の周面よりも大きい曲率
の内周面を有するベースプレート部と、このベースプレ
ート部から半径方向外側に延出する枝管部とを含み、枝
管部の先端とベースプレート部の内周面において外部と
連通する内部空間を形成する分岐管部材と、から成るこ
とを特徴とする。
【0011】
【作用】支持部材はその全体がフレキシブルダクト内に
挿入され、フレキシブルダクトの分岐予定位置における
周面の切開部分に配置され、その外周に重合された分岐
管部材を所定位置に支持する。分岐管部材は、枝管部に
接続されたブランチダクトを支持する。従って、フレキ
シブルダクトは分岐位置で切断する必要がなく、単に所
望箇所の側面の一部を切開、切除するだけでよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、添付した図面に基づいて
本発明の実施例を説明する。図3は、本実施例に用いる
断熱性フレキシブルダクトの断面構造を示す。このフレ
キシブルダクト20は、軸線方向に螺旋状にの延びる鋼
線からなる芯材22の周囲に、塩化ポリエチレンからな
る気密性の内面材24と、その外周側の断熱材としての
グラスウール26と、その外周を被覆するアルミ蒸着ポ
リエチレンテレフタレートフィルムからなる外装材28
とから成る円筒状積層体を環装したものである。即ち、
フレキシブルダクト20は、円筒状積層体の内面を気密
層とした構造のものである。
【0013】図4の(A)ないし(C)は分岐用具を示
す。分岐用具は、基本的に、主ダクト内に挿入される支
持部材と、主ダクトの気密層の外周面に重合される分岐
管部材とからなる。これらの部材は、後に詳しく説明す
るように、ブランチダクトの連結箇所に応じて図5又は
図6に示す組み合わせで用いられる。図4の(A)に示
す分岐用具は分岐管部材30であり、分岐管部材30
は、ブランチダクトが環装される枝管部32を備え、こ
の枝管部32の基端は、円弧状断面を有し、軸方向に長
い矩形のベースプレート部34の中央の透孔に挿入され
て、溶接により結合されている。図4の(B)に示す分
岐用具は円筒状支持部材36であり、主フレキシブルダ
クトの内径と実質的に同一の外径を有する円筒体であ
る。この円筒状支持部材36には、上記枝管部32の内
径にほぼ等しい径の円形の透孔38が形成されている。
図4の(C)に示す分岐用具は分割プレート型支持部材
であり、1対の半割支持プレート40から成る。各半割
支持プレート40は、上述した円筒状支持部材36の透
孔38を含む約半分を軸線に沿って切りとって、それを
更に軸線に沿って半分に分割した形状及び大きさを有す
る。従って、2枚の半割支持プレート40をその切欠き
42が向き合うように合わせたとき、円筒状支持部材3
6の周壁の約半分に相当する周壁と透孔38に対応する
透孔が形成される。
【0014】このような分岐用具を用いたフレキシブル
ダクトの分岐方法について以下に説明する。図7は一本
の主フレキシブルダクト50を示す。この主フレキシブ
ルダクト50は、従来と同様に、端同士が他の主フレキ
シブルダクト(図示せず)と相互に連結されて、空気調
和システム或いは換気システムにおける空気の基本的な
移動路を形成する。
【0015】主フレキシブルダクト50から図外のブラ
ンチダクトを分岐するには、施工現場で、先ず、ブラン
チダクトを連結すべき位置の主フレキシブルダクト50
の表面に印を付ける。図7に示す主フレキシブルダクト
50には、3つの印52、54、56が付されている。
第1の印52は主ダクト50の一端50aに近接した位
置に、第2の印54は主ダクト50の一端50aからさ
ほど遠くない位置、即ち、主ダクト50の開口50aか
ら腕を差し入れて届く位置に、第3の印56は主ダクト
50の中央部で主ダクト50の開口50aから腕を差し
入れても届かない位置に、夫々、付されている。
【0016】第1の印52および第2の印54が付され
た位置からブランチダクトを分岐させる場合には、分岐
用具として図5に示す組み合わせ、即ち、分岐管部材3
0と円筒状支持部材36とを使用する。第3の印56が
付された位置からブランチダクトを分岐させる場合に
は、分岐用具として図6に示す組み合わせ、即ち、分岐
管部材30と分割プレート型支持部材40とを使用す
る。
【0017】図8ないし図11は、第1の印52又は第
2の印54の位置からブランチダクトを分岐させる場合
の施工方法を示す。先ず、図7に示すように、主ダクト
50の開口50aから円筒状支持部材36を挿入して、
印52又は54の付された位置まで押し込む。次に、図
8に示すように、印52又は印54の位置で主ダクト5
0の側面を切り込みを入れ、外装材28及びグラスウー
ル26を十文字に切開する。次いで外層材28及びグラ
スウール26を切開創に沿って折り返し、内面材24を
露出させる。続いて、円筒状支持部材36の透孔38に
対応する部分の内面材24を、芯材22を切断しないよ
うに注意しながら円形に切り抜き、穴58を開ける。
【0018】次いで、内面材24の穴58の周囲の外周
面にシール剤を塗布する。続いて、分岐管部材30のベ
ースプレート部34を、その透孔を内面材24の穴58
及び円筒状支持部材36の透孔38に一致させた状態
で、シール材を塗布した内面材24の外周面に当てがっ
て接着した後、例えばビス59を用いて、ベースプレー
ト部34を内面材24を介して円筒状支持部材36に固
定する。次に、図10に示すように、ブランチダクト6
0の一端を分岐管部材30の枝管部32に差込んだ後、
折り返したあった外装材28およびグラスウール26を
元に戻し、切開部分をテープ62で補修する(図11参
照)。この一連の作業で、ブランチダクト60の連結、
即ち、フレキシブルダクトの分岐が完了する。
【0019】尚、主ダクト50の一端50aに近接した
第1の印52の位置にブランチダクト60を連結した場
合、主ダクト50の一端50aに主ダクト50よりも小
径のダクトを軸方向に連結する必要があるときは、円筒
状支持部材36には、図5に示すような従来と同様の小
径ダクト接続用具62を嵌合できるようにするとよい。
【0020】又、以上の例では支持部材として円筒状支
持部材36を使用しているが、支持部材は必ずしも円筒
状である必要はなく、図示省略するが、円筒状支持部材
36の透孔38を含む約半分を軸線方向に沿って切り取
った形状の支持部材を使用することもできる。
【0021】次に、図12乃至図14を参照して、主ダ
クト50の中央部の第3の印56が付された位置にブラ
ンチダクトを連結する場合の施工方法を説明する。第3
の印56の位置で、前例と同様の手順で内面材24を露
出させ、内面材24に穴64を開ける。この場合は、前
例における円筒状支持部材36に代えて、分割プレート
型支持部材を使用する。即ち、一組の半割支持プレート
40、40を1枚ずつ、穴64を介して、露出された芯
材のコイル22、22の隙間から主ダクト50の内部に
挿入する(図13参照)。挿入された半割支持プレート
40、40は、切欠き42、42が内面材24の穴64
に整合する透孔となるように位置決めされる。一方、前
例と同様に、内面材24の穴64の周囲の外周面には、
半割支持プレート40、40の挿入前又は後に、シール
剤を塗布する。その後、分岐管部材30を正しい位置に
接着した後、例えばビスを用いてベースプレート部分3
4を内面材を介して半割支持プレート40、40に固定
する。尚、図14では線図の錯綜を避けるため、主ダク
ト50の図示は省略している。
【0022】その後は、前述した施工方法と同様に、ブ
ランチダクトの接続口を枝管部分32に差込み、その後
外装材28およびグラスウール26の切開部分を元に戻
してテープで補修する。この一連の作業で、主ダクト5
0の中央部分でのブランチダクトの連結が完了する。
【0023】尚、半割支持プレート40、40を使用す
る施工方法において、半割支持プレート40、40の位
置決め及び分岐管部材30との固定は、例えば、以下の
ようにして行える。一方の手を分岐管部材30の枝管部
32の先端から差し入れてその裏面に突きだし、突きだ
した手を内面材24の穴64から主ダクト50の内側に
差し入れて、半割支持プレート40、40を主ダクト5
0内の正しい位置に保持する。そして、他方の手で分岐
管部材30のベースプレート部34の位置を決めて内面
材24上に接着した後、ビス等で半割支持プレート40
と分岐管部材30との固定を行う。
【0024】図16、図17は、半割支持プレート40
と分岐管部材30との位置決め、固定をより容易に行う
ための変形例を示す。図16に示す分岐管部材74は、
そのベースプレート部78に、位置決め手段として、複
数の係合孔80を有する。一方、図17に示す半割支持
プレート82は、位置決め手段として、前記係合孔80
に対応する位置に複数の爪84を有する。この変形例を
利用すれば、主ダクト50内に挿入した半割支持プレー
ト82を正しい位置で手前に強く押圧すると、爪84が
主ダクト50の内面材24を貫通して外側に突出する。
これにより、半割支持プレート82は、内面材24に仮
止めされるので、分岐管部材にビス等で固定するまで手
で押さえ続ける必要がない。分岐管部材74は、内面材
24上に突出している半割支持プレート82の爪84を
係合孔80に挿通させながら内面材24上に重ねれば、
自動的に位置決めされる。その後、内面材24上にシー
ル剤で分岐管部材74を接着した後、半割支持プレート
82の爪84を十分に外側に引き出して折り曲げれば、
分岐管部材74が半割支持プレート82に対して安定的
に固定される。
【0025】尚、係合孔80、係合爪84は、図16、
図17に示すように、分岐管部材74のベースプレート
部78の四隅及び半割支持プレート82の対応する端部
に設けるのが位置決めのために都合がよい。又、係合爪
84は、図示例では矩形に形成しているが、例えば山形
に尖った形状にすれば、内面材24を突き通すのに都合
がよい。
【0026】図15は、円筒状支持部材36の変形例を
示す。ここに示す円筒状支持部材64は、周回り方向に
並んで設けられ、互いに径の異なる3つの透孔66、6
8、70を有する。この円筒状支持部材64は、連結す
るブランチダクトの径に応じて3つの透孔の内の何れか
を選択して使用できるため、一種類の分岐管部材64で
種々の径のブランチダクトに対応することができる。
【0027】分岐管部材のうち、図16に示す分岐管部
材74は、枝管部76とベースプレート部78は別体に
形成されたうえで、枝管部76の基端の2箇所でベース
プレート部78に結合されている。より詳しくは、枝管
部76は、その基端の直径方向に対向する部分が、ベー
スプレート部78の湾曲方向中間点に溶接されている。
これにより、ベースプレート部78の湾曲率が主ダクト
50の気密層である内面材4の外周面の曲率と異なる場
合にも、内面材24に沿ってベースプレート部78の湾
曲度を強制的に変えることができるため、種々の直径の
主ダクト50に対して1種類の分岐管部材74で対応す
ることができる。
【0028】更に、図4の(C)に示した一組の半割支
持プレート部品40を一体に作って、これを図4の
(A)の円筒管部品36の代わりにフレキシブルダクト
20の端部の分岐に利用してもよい。勿論、円筒管部品
36にも半割支持プレート部分82と同様に位置決め爪
を設けてもよい。
【0029】以上、主ダクト内に挿入される支持部材と
主ダクトの気密層の外周面に重合される分岐管部材とを
使用して、内面材24が気密層を形成するフレキシブル
ダクトの分岐方法を説明したが気密層が最外層に設けら
れているフレキシブルダクトの場合にも、同じ支持部材
及び分岐管部材を使用して分岐することができる。この
分岐方法の図示は省略するが、以下に簡単に説明する。
【0030】気密層が最外層であるフレキシブルダクト
の場合は、図示例と異なり、芯材の周囲の全ての層を支
持部材の透孔と同径の円形にくり抜き、支持部材は、前
例と同様に主ダクトの一端或いはくり抜いた穴から主ダ
クト内に挿入する。そして、シール材の塗布及び分岐管
部材の重合は、最外層である気密層の外周面に対して行
う。
【0031】
【発明の効果】以上述べたところから解るように、本発
明には、従来の分岐方法及び分岐用部品に対し、次に列
挙する利点があり、従来の問題点を改善して施工コスト
を大幅に削減することができる。 (1)主フレキシブルダクトの任意の箇所にブランチダ
クトを連結することができるため、従来のように、工場
において主フレキシブルダクトを予定の分岐箇所毎に分
断して準備する必要がなくなり、ダクトの準備作業を大
幅に軽減することができる。即ち、従来の分岐方法で
は、複数の主ダクト同士の連結箇所にブランチダクトを
合流させるという考えであったため、用意された主ダク
トの長さによってブランチダクトの合流位置が左右され
ることになっていたが、本発明によれば、ブランチダク
トの連結箇所は、主ダクト同士の連結箇所とは基本的に
無関係に選択できるので、現場への搬入前に正確な寸法
のダクトを準備するための高精度の図面は不要である。
又、各ダクト及び図面に識別番号等を付す必要もない。 (2)フレキシブルダクトを一定規格の長さのまま、現
場に搬入すればよいので、梱包及び搬送が効率化され
る。 (3)施工時にダクトと図面の識別番号の照合を行う必
要がないので、作業効率がよい。又、ブランチダクトの
連結箇所を施工現場で任意に設定することができるた
め、設計変更にも迅速に対応できる。 (4)主ダクトの中に配設される支持部材は分岐管部材
を取り付けるための座を構成するものであり、一方、分
岐管部材はブランチダクトを装着するための枝管部を提
供するためのものであって、何れも、主ダクト同士を連
結するためのものではない。そのため、小型且つ軽量に
作ることができる。このことから、ブランチダクトの連
結箇所を軽量にすることができ、天井に吊り下げるため
の吊り金具の個数を低減できる。又、天井側に特別な強
度が要求されることもない。 (5)ダクトの搬入前の準備作業の大幅な低減、梱包及
び運搬の効率化、現場での作業効率の増大、分岐用具の
軽量化による吊り金具の減少、及び分岐用具の価格の低
減等により、ダクト設置に関する全体的なコストの低減
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の一般的なフレキシブルダクトの分岐方法
を説明するための図。
【図2】現場で設計変更があった場合の従来の対応方法
を説明するための図。
【図3】フレキシブルダクトの構造を示す部分断面図。
【図4】本発明の分岐用具である各部材を示す斜視図で
あり、(A)は主ダクトの端部での分岐に使用される円
筒状支持部材を示し、(B)はブランチダクトを接続す
るための分岐管部材を示し、(C)は主ダクトの端部か
ら遠い部分での分岐に用いるための分割プレート型支持
部材を示す。
【図5】主ダクトの端部での分岐に用いる分岐用具の組
み合わせを説明するための分解斜視図。
【図6】主ダクトの端部から遠い部分での分岐に用いる
分岐用具の組み合わせを説明するための分解斜視図。
【図7】主ダクトの分岐位置に応じた分岐方法を説明す
るために主ダクトの分岐位置を例示した主ダクトの斜視
図。
【図8】主ダクトの端部近傍にブランチダクトを連結す
るための作業のうちフレキシブルダクトの切開工程を示
す作業工程図。
【図9】図8に示す切開位置に分岐管部材を重合、固定
した状態を示す作業工程図。
【図10】主ダクトに固定された分岐管部材にブランチ
ダクトを装着した状態を示す作業工程図。
【図11】ブランチダクトの連結が完了した後の状態を
示す主ダクト及びブランチダクトを示す斜視図。
【図12】主ダクトの端部から遠い位置にブランチダク
トを連結するための作業のうち最初の工程である切開の
工程を示す作業工程図。
【図13】主ダクトに開けた穴を通して一対の分割プレ
ート型支持部材を挿入する工程を示す作業工程図。
【図14】分割プレート型支持部材と分岐管部材との対
応関係を示す説明図。
【図15】主ダクトの中に挿入される円筒状支持部材の
変形例を示す斜視図。
【図16】分岐管部材の変形例を示す斜視図。
【図17】分割プレート型支持部材の変形例を示す斜視
図。
【符号の説明】
20 断熱性フレキシブルダクト 22 芯材 24 内面材 26 グラスウール 28 外装材 30 分岐管部材 32 枝管部 34 ベースプレート部 36 円筒状支持部材 38 透孔 40 半割支持プレート(分割プレート型支持部材) 42 半円状切欠き 50 主フレキシブルダクト 60 ブランチダクト 64 内面材に開けた穴
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 13/02

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル状に形成された芯材の周囲に、少
    なくとも1つの気密層と断熱層とを有する円筒状積層体
    を環装した複数のフレキシブルダクトを用いて構築され
    る流動体移動路ネットワークにおいて、 少なくとも1本の第1のフレキシブルダクトの前記円筒
    状積層体の側面に少なくとも1つの開口を設け、前記第
    1のフレキシブルダクトの内面に沿った形状を有し、且
    つ、前記開口に対応する径の透孔を有する支持部材が、
    透孔と前記開口とが整合するように第1のフレキシブル
    ダクト内に配置されるとともに、前記第1のフレキシブ
    ルダクトの気密層の外表面に沿った形状を有するベース
    プレートと、このベースプレートから半径方向外側に延
    出する枝管部とを含み、枝管部の先端とベースプレート
    の裏面において外部に連通する空間部を形成する分岐管
    部材が、その内部空間が前記開口と整合するように前記
    気密層の外表面上に重合され、前記分岐管部材の前記分
    枝部に第2のフレキシブルダクトを接続することにより
    流体移動路が分岐されていることを特徴とする流体移動
    路ネットワーク。
  2. 【請求項2】 コイル状に形成された芯材の周囲に、少
    なくとも1つの気密層と断熱層とを有する円筒状積層体
    を環装した複数のフレキシブルダクトを用いて構築され
    る流動体移動路ネットワークにおいて、 少なくとも1本の第1のフレキシブルダクトの前記円筒
    状積層体の側面に少なくとも1つの開口を設け、前記第
    1のフレキシブルダクトの内面に沿った形状を有し、且
    つ、前記開口に対応する径の透孔を有する支持部材を、
    透孔と前記開口とが整合するように第1のフレキシブル
    ダクト内に配置し、前記第1のフレキシブルダクトの気
    密層の外表面に沿った形状を有するベースプレートと、
    このベースプレートから半径方向外側に延出する枝管部
    とを含み、枝管部の先端とベースプレートの裏面におい
    て外部に連通する空間部を形成する分岐管部材を、その
    内部空間が前記開口と整合するように前記気密層の外周
    面に重合すると共に前記支持部材に固定し、前記分岐管
    部材の前記分枝部に第2のフレキシブルダクトの端部を
    接続することにより流体移動路の分岐を行うことを特徴
    とするフレキシブルダクトの分岐方法。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が、前記第1のフレキシブ
    ルダクトの内周面に対応する外周面を有する円筒状支持
    部材であり、第1のフレキシブルダクトの一端から内部
    に挿入されることを特徴とする請求項に記載のフレキ
    シブルダクトの分岐方法。
  4. 【請求項4】 前記円筒状支持部材が、周方向に互いに
    離れて形成されて互いに異なる径を有する複数個の前記
    透孔を有し、前記第1のフレキシブルダクトの前記円筒
    状積層体の開口の径に適合する透孔が選択使用されるこ
    とを特徴とする請求項に記載のフレキシブルダクトの
    分岐方法。
  5. 【請求項5】 前記支持部材が、前記第1のフレキシブ
    ルダクトの内周面に対応する円弧状断面を有するプレー
    ト状に形成されたプレート型支持部材であり、第1のフ
    レキシブルダクトの一端から内部に挿入されることを特
    徴とする請求項に記載のフレキシブルダクトの分岐方
    法。
  6. 【請求項6】 前記支持部材が、前記第1のフレキシブ
    ルダクトの内周面に対応する円弧状断面を有するプレー
    ト状に形成されて、軸方向に延びる一方の辺に臨んで半
    円形の切欠きを有する1対の半割支持プレートから成
    り、両板材の前記一方の辺同士を突き合わせたときに前
    記半円形の切欠き同士が合わさって円形の前記透孔を構
    成するようにされた分割プレート型支持部材であり、こ
    の分割プレート型支持部材は、前記板材を前記第1のフ
    レキシブルダクトの前記円筒状積層体の開口を介して、
    その内側の前記芯材のコイル巻線の隙間から1枚ずつ挿
    入することによって、第1のフレキシブルダクト内に配
    置することを特徴とする請求項に記載のフレキシブル
    ダクトの分岐方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のフレキシブルダクトの前記円
    筒状積層体が、気密材から成る内層と、断熱材から成る
    中間層と、外層とを含み、この円筒状積層体の前記開口
    が、外層と中間層を十文字に切開して内層を露出させる
    ように折り返し、露出された内層を略円形にくり抜いた
    ものであり、前記分岐管部材を内層である気密材の外周
    面に重合して固定し、前記第2のフレキシブルダクトを
    前記分岐管部材の枝管部に装着した後に、折り返してあ
    る前記外層と中間層を元に戻して切開部分を修復するこ
    とを特徴とする請求項乃至6のいずれかに記載のフレ
    キシブルダクトの分岐方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のフレキシブルダクトの前記円
    筒状積層体が、内層と、断熱材から成る中間層と、気密
    材から成る外層とを含み、この円筒状積層体の前記開口
    が、全ての層を略円形にくり抜いたものであり、前記分
    岐管部材を外層である気密材の外表面に重合して固定す
    ることを特徴とする請求項乃至6のいずれかに記載の
    フレキシブルダクトの分岐方法。
  9. 【請求項9】 前記気密層の外周面と前記分岐管部材と
    の重合面にシール材を塗布することを特徴とする請求項
    7乃至8のいずれかに記載のフレキシブルダクトの分岐
    方法。
  10. 【請求項10】 前記断熱材が、グラスウールであるこ
    とを特徴とする請求項に記載のフレキシブルダクトの
    分岐方法。
  11. 【請求項11】 フレキシブルダクトの内周面に沿った
    外周面を有し、且つ、その内外周面を貫通する透孔を有
    する支持部材と、 前記支持部材の周面よりも大きい曲率の内周面を有する
    ベースプレート部と、このベースプレート部から半径方
    向外側に延出する枝管部とを含み、枝管部の先端とベー
    スプレート部の内周面において外部と連通する内部空間
    を形成する分岐管部材と、 から成ることを特徴とするフレキシブルダクトの分岐用
    具。
  12. 【請求項12】 前記支持部材が、フレキシブルダクト
    の内周面に対応する外周面を有する円筒状支持部材であ
    ることを特徴とする請求項11に記載のフレキシブルダ
    クトの分岐用具。
  13. 【請求項13】 前記円筒状支持部材が、周方向に互い
    に離れて形成されて互いに異なる径を有する複数個の前
    記透孔を有することを特徴とする請求項12に記載のフ
    レキシブルダクトの分岐用具。
  14. 【請求項14】 前記支持部材が、フレキシブルダクト
    の内周面に対応する円弧状断面を有するプレート状支持
    部材であることを特徴とする請求項11に記載のフレキ
    シブルダクトの分岐用具。
  15. 【請求項15】 前記支持部材が、前記第1のフレキシ
    ブルダクトの内周面に対応する円弧状断面を有するプレ
    ート状に形成されて、軸方向に延びる一方の辺に臨んで
    半円形の切欠きを有する1対の半割支持プレートから成
    り、両半割支持プレートの前記一方の辺同士を突き合わ
    せたときに前記半円形の切欠き同士が合わさって円形の
    前記透孔を構成するようにされた分割プレート型支持部
    材であることを特徴とする請求項11に記載のフレキシ
    ブルダクトの分岐用具。
  16. 【請求項16】 前記支持部材と前記分岐管部材のベー
    スプレート部に、互いの位置決め手段が形成されている
    ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載
    のフレキシブルダクトの分岐用具。
  17. 【請求項17】 前記分岐管部材が、別体に形成された
    ベースプレート部と枝管部とを、ベースプレート部の湾
    曲方向における中央位置でのみ接合したものであり、ベ
    ースプレート部の湾曲曲率が可変であることを特徴とす
    る請求項11乃至16いずれかに記載のフレキシブルダ
    クトの分岐用具。
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