JPH0311445Y2 - - Google Patents

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JPH0311445Y2
JPH0311445Y2 JP10804487U JP10804487U JPH0311445Y2 JP H0311445 Y2 JPH0311445 Y2 JP H0311445Y2 JP 10804487 U JP10804487 U JP 10804487U JP 10804487 U JP10804487 U JP 10804487U JP H0311445 Y2 JPH0311445 Y2 JP H0311445Y2
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slide
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筒状部材の内部に挿着部材を嵌着す
るための着脱継手構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に、筒状部材の内部に挿着部材を嵌め込ん
で取付ける場合、例えばロボツトアームにロボツ
トハンドを取付ける場合には、その挿着操作が確
実にかつ容易に行なわれることが望まれている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記挿着操作の確実性と容易性
とは相反する面を持つており、通常、操作性を向
上させようとすると、確実性が損なわれる傾向に
ある。そして、確実に挿着されていない状態でロ
ボツトアーム(筒状部材)を動作させると、ロボ
ツトハンド(挿着部材)が脱落したり、正常な機
能を発揮しない等の問題が生じるおそれがある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、筒状部材の内部に挿着
部材を確実にかつ容易に嵌着することができる着
脱継手構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、筒状部
材に、その中心線に沿つて所定距離離間して第
1、第2挿通孔をそれぞれ形成し、第1、第2挿
通孔に、第1、第2ボールをそれぞれ出没自在に
嵌め込み、かつ上記筒状部材の外周に、スライド
筒を該筒状部材の中心線に沿つて摺動自在に装着
すると共に、上記スライド筒に、上記第2挿通孔
に嵌入して該スライド筒を停止させる係止具を筒
状部材の中心線に直交する面内において半径方向
に移動自在に設ける一方、該係止具を筒状部材側
に付勢する第1弾発部材を上記スライド筒に設
け、また上記筒状部材の内部に嵌め込まれる挿着
部材が上記第2ボールを介して上記係止具を第2
挿通孔から押し出した際に、上記スライド筒を挿
着部材側に移動させる第2弾発部材を上記筒状部
材とスライド筒との間に設け、さらに上記筒状部
材に、上記スライド筒の挿着部材側への移動を規
制するストツパを設け、さらにまた上記スライド
筒の移動に伴い該スライド筒に押圧された上記第
1ボールを嵌入させるロツク用凹部を上記挿着部
材の外周に形成したものである。
〔作用〕
本考案の着脱継手構造において、筒状部材の内
部に挿着部材を嵌め込むと、まず、挿着部材が筒
状部材の第2挿通孔内の第2ボールを押圧するこ
とにより、第2ボールが第1弾発部材の付勢力に
抗して係止具を第2挿通孔内から押し出す。これ
により、係止具によるスライド筒と筒状部材との
係合状態が解除されて、スライド筒が第2弾発部
材によつて挿着部材側にストツパで規制される位
置まで移動される。この結果、該スライド筒に押
圧された第1ボールが筒状部材の第1挿通孔から
内方に突出して挿着部材のロツク用凹部に嵌入
し、筒状部材内に挿着部材が確実に保持固定され
る。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図に基づいて本考案の
一実施例を説明する。
第1図ないし第3図において符号1は筒状部
材、符号2はこの筒状部材1の内部に嵌め込まれ
る挿着部材である。
上記筒状部材1には、その中心線lに沿つて所
定距離離間して第1、第2挿通孔3,4がそれぞ
れ形成されており、これらの挿通孔3,4には、
第1、第2ボール5,6がそれぞれ出没自在に嵌
め込まれている。また、上記各挿通孔3,4は、
それぞれ、上記筒状部材1の中心線lに直交する
面内において筒状部材1の円周方向に等間隔に複
数個(例えば180゜間隔で2個、あるいは90゜間隔
で4個)ずつ穿設されていると共に、上記各ボー
ル5,6が筒状部材1の内部に脱落しないよう
に、該筒状部材1の中心線lに向かつて縮径して
形成されている。さらに、上記第1ボール5は筒
状部材1の厚みより若干大きいものが、かつ第2
ボール6は該厚みと略等しいものがそれぞれ選定
されている。
上記筒状部材1の外周には、スライド筒7が該
筒状部材1の中心線lに沿つて摺動自在に装着さ
れている。また、上記スライド筒7には、複数個
の貫通孔8が、それぞれ上記各第2挿通孔4に対
向して形成されており、これらの貫通孔8に連通
する空間Sを備えた有底円筒状の中空部材9が上
記スライド筒7の外周に設けられている。そし
て、上記スライド筒7の貫通孔8と中空部材9の
空間Sとには、上記筒状部材1の第2挿通孔4に
嵌入してスライド筒7を停止させる係止具10が
該筒状部材1の中心線lに直交する面内において
半径方向に移動自に内装されると共に、該係止具
10を筒状部材1側に押圧付勢する第1弾発部材
(スプリング)11が内装されている。
さらに、上記筒状部材1に設けられた突条部1
2とスライド筒7の基端との間には、該スライド
筒7を付勢する第2弾発部材(スプリング)13
が配設されており、筒状部材1の先端には、上記
スライド筒7の移動を規制するストツパ14が設
けられている。また、スライド筒7の先端部の内
径は基端側より大きく設定されており、第2図に
示すように、上記係止具10が筒状部材1の第2
挿通孔4に嵌入している際に、上記第1ボール5
が筒状部材1の内部から第1挿通孔3内に退避可
能に設けられている。
上記挿着部材2の外周には、上記各第1ボール
5を嵌入させる半球状のロツク用凹部15が形成
されており、このロツク用凹部15と挿着部材2
の先端面との距離L1は上記第1、第2挿通孔3,
4間の距離L2より若干(例えば2mm)長く設定
されている。
上記のように構成された着脱継手構造におい
て、第2図に示すように、係止具10が第2挿通
孔4に嵌入してスライド筒7が筒状部材1の所定
位置に停止している状馳で、筒状部材1の内部に
挿着部材2が嵌入されると、まず、挿着部材2の
先端が、筒状部材1の第2挿通孔4から内方に突
出している第2ボール6に接触して、この第2ボ
ール6を第2挿通孔4内に押し込む、この結果、
第3図に示すように、第2ボール6が第1弾発部
材11の付勢力に抗して係止具10を第2挿通孔
4内からスライド筒7の貫通孔8側に押し出す。
これにより、係止具10によるスライド筒7と筒
状部材1との係合状態が解除され、スライド筒7
が第2弾発部材13によつて筒状部材1の先端側
に移動し、筒状部材1の先端のストツパ14に接
触して停止する。そして、このスライド筒7の内
周面が上記筒状部材1の第1挿通孔3の外方の開
口部を閉塞することにより、該第1挿通孔3から
内方に突出して挿着部材2のロツク用凹部15に
嵌入している第1ボール5が固定され(第1図の
状態)、挿着部材2が筒状部材1内に確実に保持
固定される。
また、上記筒状部材1と挿着部材2との固定状
態を解除する場合には、第2弾発部材13の押圧
力に抗してスライド筒7を第3図の状態にスライ
ドさせて、挿着部材2の筒状部材1から引き出せ
ばよい。
なお、上記実施例においては、第2図に示すよ
うに、挿着部材2の先端面とロツク用凹部15と
の距離L1は筒状部材1の第1、第2挿通孔3,
4間の距離L2より若干長く設定することにより、
第1ボール5が上記ロツク用凹部15に嵌入する
のとほぼ同時に、第2ボール6が係止具10を第
2挿通孔4から押ち出す構成で説明したが、上記
距離L1≫距離L2に設定してもよい。この場合、
まず、第2ボール6が係止具10を第2挿通孔4
から押し出した後に、上記第1ボール5がロツク
用凹部15に嵌入することになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、筒状部材の内
部に嵌入された挿着部材によつて、筒状部材の第
2挿通孔内の第2ボールを押圧して、該第2ボー
ルによつて第1弾発部材の付勢力に抗して係止具
を第2挿通孔から押し出し、これによりスライド
筒と筒状部材との係合状態を解除して、第2弾発
部材によつてスライド筒を挿着部材側にストツパ
で規制される位置まで移動させ、該スライド筒に
よつて第1ボールを筒状部材の第1挿通孔から内
方に突出させて挿着部材のロツク用凹部に嵌入さ
せるものであるから、筒状部材の内部に挿着部材
を嵌入するという簡単な操作により確実にかつ容
易に挿着部材を筒状部材内に保持固定でき、挿着
部材の脱落等の不具合を完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は筒状部材の内部に挿着部材が嵌
め込まれて固定された状態の一部を断面視した正
面図、第2図は筒状部材の内部に挿着部材を嵌め
込む途中の状態を説明する部分断面図、第3図は
挿着部材が筒状部材の内部に固定される直前の状
態を説明する部分断面図である。 1……筒状部材、2……挿着部材、3……第1
挿通孔、4……第2挿通孔、5……第1ボール、
6……第2ボール、7……スライド筒、10……
係止具、11……第1弾発部材(スプリング)、
13……第2弾発部材(スプリング)、14……
ストツパ、15……ロツク用凹部、l……中心
線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状部材1の内部に挿着部材2が嵌着される着
    脱継手構造において、上記筒状部材1に、その中
    心線lに沿つて所定距離離間して第1、第2挿通
    孔3,4がそれぞれ形成され、該第1、第2挿通
    孔3,4に、第1、第2ボール5,6がそれぞれ
    出没自在に嵌め込まれ、かつ上記筒状部材1の外
    周に、スライド筒7が該筒状部材1の中心線lに
    沿つて摺動自在に装着されると共に、上記スライ
    ド筒7に、上記第2挿通孔4に嵌入して該スライ
    ド筒7を停止させる係止具10が上記筒状部材1
    の中心線lに直交する面内において半径方向に移
    動自在に設けられる一方、該係止具10を筒状部
    材1側に付勢する第1弾発部材11が上記スライ
    ド筒7に設けられ、また上記挿着部材2が上記第
    2ボール6を介して上記係止具10を第2挿通孔
    4から押し出した際に、上記スライド筒7を挿着
    部材2側に移動させる第2弾発部材13が上記筒
    状部材1とスライド筒7との間に設けられ、さら
    に上記筒状部材1に、上記スライド筒7の挿着部
    材2側への移動を規制するストツパ14が設けら
    れ、さらにまた上記スライド筒7の移動に伴い該
    スライド筒7に押圧された上記第1ボール5を嵌
    入させるロツク用凹部15が上記挿着部材2の外
    周に形成されたことを特徴とする着脱継手構造。
JP10804487U 1987-07-14 1987-07-14 Expired JPH0311445Y2 (ja)

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JP10804487U JPH0311445Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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JP10804487U JPH0311445Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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JPS6415812U JPS6415812U (ja) 1989-01-26
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JP10804487U Expired JPH0311445Y2 (ja) 1987-07-14 1987-07-14

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Families Citing this family (2)

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JP2000135684A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Honda Motor Co Ltd 締付具用アタッチメント
JP5027940B2 (ja) * 2004-06-30 2012-09-19 株式会社ハイレックスコーポレーション 電動式のケーブル駆動装置および電動ブレーキ装置

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JPS6415812U (ja) 1989-01-26

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