JP3589520B2 - 異収縮複合糸の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は,ポリエステル高配向未延伸糸を用いて,糸条の長手方向に複屈折Δnが変化するように延伸処理と弛緩熱処理を施した糸条Xと,捲縮加工した糸条Yとを混繊交絡加工する異収縮複合糸の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
衣料分野において素材の多様化が切望されている今日,従来の糸条の外観,風合だけでは満足されず,より好ましい外観や触感効果を有する新規な差別化素材の出現が望まれている。
これらの要望に対応する素材として,例えば,捲縮糸と非捲縮糸の複合化あるいは物性の異なる非捲縮糸同士の複合化等で得られる糸条は,各単独の糸条では得られない特性を有することがよく知られており,その複合化手段も,合撚,仮撚加工,流体処理等,様々な方法が採用されている。
【0003】
これらのうち主流を占めているのは,糸条段階で芯鞘構造の形態としたもの(特開昭60−110941号公報参照)や,構成糸条間の熱収縮差を利用して後加工の熱処理によって布帛の段階で芯鞘構造を発現させる複合糸条(特公昭61−13009号公報参照)等である。
【0004】
しかしながら,前者の糸条段階で芯鞘構造とする場合,パッケージからの解舒張力の変動や製織時の綜絖の開口不良等の問題が発生しやすいので,糸条の嵩高性やスパンライク性を制限せざるを得ないという欠点がある。
【0005】
また,後者の熱収縮差を利用して布帛の段階で糸長差を与え,芯鞘構造を発現させる糸条は,織物の組織点や編物のループ結合点の束縛により収縮作用が制約されるので, 十分な糸長差が発現せずに目的とする嵩高性やスパンライク性の織編物が得られず,しかも構成糸条が熱収縮するため,得られる織編物は粗硬感を有する等の欠点を有している。
【0006】
さらに,特開平6−25932号公報には,太細斑を有する 160℃の乾熱収縮率が0%以下である特殊ポリエステル系マルチフイラメント糸と高収縮性のポリエステルマルチフイラメント糸との混繊糸が開示されている。
この混繊糸からの布帛には,染色仕上げ後に,太細斑による杢調や霜降調外観が付与されると同時に,糸長差が発現するのでソフト感やバルキー感が付与される。
しかしながら,この混繊糸は,高収縮性のポリエステルマルチフイラメント糸としてなま糸を使用しているため,前記公報にも記載されているように交絡度が 100個/mを超えると,モアレ斑と称する好ましくない外観欠点が生じるため汎用性に欠け,さらに無地調の布帛が得られない等,用途展開に制約が多いという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は,上記した従来の欠点を解消し,製編織すれば,含気性に富んだ膨らみと有毛感に富んだ布帛となる異収縮複合糸の製造方法を提供することを技術的な課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは,上記の課題を解決するために鋭意検討した結果,ポリエステル高配向未延伸糸を複屈折Δnが特定の分布を示すように延伸し,次いで,平均複屈折が特定の範囲で変化するように弛緩熱処理した糸条と,捲縮糸条とを混繊交絡加工すれば,得られる糸条は工程通過性が良好であり,また,製編織して布帛の段階で熱処理すれば,膨らみと産毛様の風合を付与できることを知見して本発明に到達した。
【0009】
すなわち,本発明は,複屈折Δnが0.02〜0.08のポリエステル未延伸糸を延伸処理するに際して,糸条の長手方向に複屈折Δnが0.08以下の低配向部分Aの長さの比率a(%)と複屈折Δnが0.09以上の高配向部分Bの長さの比率b(%)が各々下記の範囲を満足するように延伸し,次いで,糸条の平均複屈折Δnが0.038〜0.056で, かつ長手方向に複屈折Δnがランダムに変化するように弛緩熱処理した糸条Xと,糸条Xより高収縮性の捲縮糸条Yとを混繊交絡加工することを特徴とする異収縮複合糸の製造方法を要旨とするものである。
58≦a≦72
28≦b≦42
【0010】
【発明の実施の形態】
以下,本発明について詳細に説明する。
【0011】
本発明では,まず,複屈折Δnが0.02〜0.08のポリエステル未延伸糸を,前記式を満足する特定の複屈折Δnとするための延伸処理を行う。
供給糸の複屈折Δnが0.02未満の場合や0.08を超えると,延伸を施しても前記式を満足させることができない。
【0012】
通常のポリエステル未延伸糸は,糸条の長手方向にほぼ均一な複屈折Δnの値を有しているが,このような糸条を自然延伸比以下の延伸倍率で延伸加工すれば,糸条の長手方向に配向斑が発生し,複屈折が高くなった部分と,供給糸の複屈折Δnを維持した部分の2極に分布する特性が見られる。
【0013】
本発明では,上記の特性を利用して,糸条の長手方向の50〜90%の部分に複屈折Δnが0.08以下の低配向部分Aを形成し,残りの10〜50%の部分に複屈折Δnが0.09以上の高配向部分Bを形成するように延伸する。低配向部分Aの複屈折Δnが0.08を超えると,高配向部分Bの複屈折Δnとの差が僅差となるため,複屈折Δnの分布状態が一様になり,しかも,後工程で弛緩熱処理しても平均複屈折Δnが0.06以下にならないので,本発明の目的とする糸条が得られない。また,高配向部分Bの複屈折Δnが0.09未満でも,上記と同じような結果になり,本発明の目的が達成できない。
【0014】
糸条の長手方向に上記のような複屈折Δnを分布させることができる延伸倍率は自然延伸比以下の延伸倍率であり,具体的な延伸倍率は供給糸の複屈折Δnによっても異なるが,概ね1.01〜1.35倍程度であり,また,延伸時の加熱温度によっても複屈折Δnを調整することが可能である。
【0015】
本発明では,上記の延伸処理を行った後,連続して弛緩熱処理を施し,糸条の平均複屈折Δnが0.03〜0.06で, かつ長手方向に複屈折Δnがランダムに変化した糸条Xを得る。
弛緩熱処理後の平均複屈折Δnが0.03未満では,配向度が低すぎるので,製編織して得られる布帛の物性が不安定となり,布帛の表面に毛羽が発生したり単糸の脱落等品質面に問題が生じる。また,平均複屈折Δnが0.06を超えると,糸条の剛性が向上し,柔軟な膨らみ感やスパンライクな有毛感等を得ることができない。また,糸条の長手方向における複屈折Δnの変化は,標準偏差が0.010 以上, 好ましくは0.010 〜0.020 になる程度の変化が好ましい。
【0016】
延伸処理を行った糸条に弛緩熱処理を施して,低配向部分Aと高配向部分Bの複屈折Δnを低下させ,平均複屈折Δnが0.03〜0.06で,糸条の長手方向にランダムに変化した糸条Xを得るためには,弛緩熱処理条件として,弛緩率20%以上で融着しない範囲で高温を採用するのが好ましい。
【0017】
本発明では,上記のようにして得られた糸条Xと, 糸条Xより高収縮性の捲縮糸条Y(以下,糸条Yという。)とを混繊交絡加工して異収縮複合糸を得る。糸条X,Yを混繊交絡加工するに際しては,糸条X,Y間に実質的に糸長差を付与しない方が好ましく,交絡数としては5〜 120個/mが好ましい。
【0018】
上記のように,本発明では,糸条Xと糸条Yとを混繊交絡することが必要である。糸条Xと糸条Yを単に引き揃えただけでは,製編織した後の熱処理で糸長差が発現しても,嵩高性はおろか柔軟な膨らみやスパンライク感も具現しない。その上,集束性にも劣るため,工程通過性に問題が生じる。
【0019】
糸条Xと混繊交絡させる糸条Yとしては,仮撚加工,押込加工,賦形加工等の2次加工による捲縮を有する糸条や, 複合紡糸による潜在捲縮糸等があるが, 捲縮性能や製造コスト面から仮撚加工糸が好ましい。
【0020】
また,糸条Yの沸水収縮率は,糸条Xより高収縮性であれば特に限定されるものではないが,染色仕上げ加工時に熱処理を受けても,布帛の収縮を小さくして硬質化を防ぎ,膨らみ感や柔軟な風合を損なうのを防止するには,0〜5%が好ましい。
【0021】
糸条Xと糸条Yとの混繊交絡加工は,糸条Xの製造に引き続き,糸条Yと合流させて混繊交絡加工する方法,同一加工機で糸条Xと糸条Yを同時に加工しながら連続工程で混繊交絡加工する方法,あるいは糸条Xと糸条Yをあらかじめ別々に加工し,その後,両糸条X,Yを混繊交絡加工する方法等を採用することができる。
ここで,混繊交絡加工に用いるノズルは,ループ形成能力を有するタスランノズルや,混繊交絡能力のあるインターレースノズル等が好ましい。
【0022】
以上のようにして得られる異収縮複合糸は,糸条Yの捲縮によって伸縮性を備えた糸条であり,パッケージからの解舒性や撚糸工程及び製編織工程の通過性が良好で,工程通過性に問題を生じることがない。
また,上記の異収縮複合糸は,糸条Yが捲縮を有しているため,製編織して得られる布帛に嵩高性や伸縮性を付与できるのは勿論のこと,捲縮によって位相がずれているので,布帛にモアレ調の欠点が生じることもない。さらに,糸条Yの捲縮形状と後述する糸条Xのフィラメント特性との相乗効果により,梳毛調タッチの膨らみ感を付与することができる。
【0023】
すなわち,糸条Xを構成する各単フイラメントは,平均複屈折Δnが0.03〜0.06で,かつ複屈折Δnが長手方向にランダムに変化しているため,後加工での熱処理により各単フイラメントの長手方向に沿った微小な部分で異なる熱挙動を示すことになる。このようなミクロ的に不均一な熱挙動を示す糸条Xは,高温度で熱処理されると,マクロ的には伸長する特性が現れる。この伸長メカニズムは明確に説明できないが,単フイラメントの長手方向に分子配列がランダムに分布した状態の糸条を高温加熱することで,繊維軸方向に分子が束状配列するためと認められる。
【0024】
糸条Xが上記のような受熱による不均一伸長特性を有していることによって,糸条Yと糸長差なしで混繊交絡している糸条Xのフイラメント群は,加熱されることによって異収縮複合糸の長手方向に不均一にたるみが生じると同時に,その一部の単フイラメントが異収縮複合糸の外周部に浮き出ることになる。この伸長現象を染色仕上げ工程の染色機やセッター等で起生させる場合,織物の組織点や編物のループ結合点等の拘束があっても,収縮作用時のような抑制が加わらないため,伸長特性が十分に発現し,布帛に好ましい膨らみ感や有毛感を付与することができる。
したがって,本発明で得られる異収縮複合糸は,糸条を構成するフイラメント特性と糸条形態がもたらす相乗効果により,製編織して布帛にした後,常法で染色仕上げ加工すれば,硬質化することなく,暖かみのある膨らみや梳毛調風合の織編物を得ることができる。
【0025】
本発明において,糸条Xを形成するポリエステルとしては,ポリエチレンテレフタレート(PET)やPETを主成分とする共重合ポリエステルが好ましい。
【0026】
次に,本発明の異収縮複合糸の製造方法を図面を用いて説明する。
図1は,本発明の異収縮複合糸の製造方法の一実施態様を示す概略工程図である。図1において,糸条X用の供給糸であるポリエステル未延伸マルチフィラメント6は,第2フィードローラ7によって熱延伸域に引き出され,第2フィードローラ7と第2デリベリーローラ9との間で非接触ヒータ8により加熱されながら,糸条の長手方向に複屈折Δnが0.08以下の部分の比率が50〜90%,複屈折Δnが0.09以上の部分の比率が10〜50%となるように延伸される。
【0027】
続いて,第2デリベリーローラ9と第3デリベリーローラ11との間で非接触ヒータ10により, 平均複屈折Δnが0.03〜0.06で, かつ複屈折Δnが糸条の長手方向にランダムに変化するように弛緩熱処理され,糸条Xとなる。
【0028】
一方,糸条Y用の供給糸であるポリエステル未延伸マルチフィラメント1は,第1フィードローラ2によって延伸仮撚域へ引き出され,第1フィードローラ2と第1デリベリーローラ5との間で非接触ヒータ3により加熱されながら,施撚体4で仮撚捲縮加工を施され,捲縮を有する糸条Yとなる。
【0029】
次いで,糸条Xと糸条Yとは,同速度でインターレースノズル12に導かれ,混繊交絡処理されながら第4デリベリーローラ13で引き取られ,目的とする異収縮複合糸となってパッケージ14に捲き取られる。
【0030】
また,図2は,本発明で得られる異収縮複合糸を熱水処理した後の状態を示す説明図であり,集束して細くなった部分は交絡部である。
【0031】
【実施例】
次に,本発明を実施例により具体的に説明する。
なお,実施例における複屈折Δn,沸水収縮率,乾熱収縮率及び伸縮伸長率は次の方法で測定した。
(1) 複屈折Δn
偏光顕微鏡コンペンセーターによる干渉縞測定法を用いた。なお,複屈折Δnが0.08以下の低配向部分Aの長さの比率a(%)と複屈折Δnが0.09以上の高配向部分Bの長さの比率b(%)は,ポリエステル未延伸糸を延伸した後,任意の部分から10mm間隔で50個所を測定して求めた。また,上記の糸条を弛緩熱処理した糸条Xの平均複屈折Δnとその標準偏差は,任意の部分から10mm間隔で50個所を測定して求めた。
(2) 沸水収縮率
JIS−L−1090法に基づいて測定した。
(3) 乾熱収縮率
1本の糸に1/10(g/d)の荷重をかけ,30秒後,その糸条の任意の個所に20cm(P)の長さの印をつけた後,この試料を両端が自由状態でオーブン型乾燥機内に入れ,180℃×15分で熱処理する。次いで,乾熱処理後の試料をオーブンより取り出し,室内に放置して冷却する。この放置冷却後の試料に再度1/10 (g/d)の荷重をかけ,30秒後に前記20cmの長さに印をつけた部分の長さ(Q)を測定する。乾熱収縮率は,下記の式により求めた。
乾熱収縮率(%)=〔(P−Q)/P〕×100 乾熱収縮率は,試料の任意の5個所で測定し,その測定値の平均値とした。
(4) 伸縮伸長率
JIS−L−1090の伸縮性A法に基づいて測定した。
【0032】
実施例1〜3
糸条X用の供給糸として複屈折Δn0.052 ,自然延伸比が1.38のPET未延伸糸80d/48f,糸条Y用の供給糸として複屈折Δn0.058 のPET未延伸糸80d/24fを用いて,図1の工程に従い,表1に示す条件で加工して,表2に示す物性を有する糸条Xと糸条Yとで構成された異収縮複合糸を得た。
なお,糸条Xと糸条Yの物性は,それぞれ相手の糸条と混繊させることなく単独で捲き取ったもので測定した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
得られた異収縮複合糸を用いて,常法により製編加工と製織加工を施し,次いで,得られた織編物に染色仕上げ加工を行ったところ,工程通過性に問題はなかった。
【0036】
また,得られた織物と編物は,いずれも剛直性の少ない,膨らみ感と適度な張りを有するとともに,布帛の表面に微妙に単フイラメントが浮き出て,しかも,微細な凹凸感が具現した梳毛調風合を有するものであった。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば,糸条の長手方向に複屈折Δnがランダムに変化した糸条Xと,糸条Xより高収縮性で捲縮を有する糸条Yとが混繊交絡し,工程通過性が良好であり,製編織して布帛の段階で熱処理すると,糸条X,Y間で不均一な糸長差が発現し,暖かみのある風合と表面のフラット性が消された自然な外観を有する梳毛調の布帛となる異収縮複合糸を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異収縮複合糸の製造方法の一実施態様を示す概略工程図である。
【図2】本発明で得られる異収縮複合糸を熱処理した後の一実施態様を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ポリエステル未延伸マルチフィラメント
3 非接触ヒータ
4 施撚体
6 ポリエステル未延伸マルチフィラメント
8 非接触ヒータ
10 非接触ヒータ
12 インターレースノズル
14 パッケージ
Claims (3)
- 複屈折Δnが0.02〜0.08のポリエステル未延伸糸を延伸処理するに際して,糸条の長手方向に複屈折Δnが0.08以下の低配向部分Aの長さの比率a(%)と複屈折Δnが0.09以上の高配向部分Bの長さの比率b(%)が各々下記の範囲を満足するように延伸し,次いで,糸条の平均複屈折Δnが0.038〜0.056で, かつ長手方向に複屈折Δnがランダムに変化するように弛緩熱処理した糸条Xと,糸条Xより高収縮性の捲縮糸条Yとを混繊交絡加工することを特徴とする異収縮複合糸の製造方法。
58≦a≦72
28≦b≦42 - 捲縮糸条Yが仮撚加工糸である請求項1記載の異収縮複合糸の製造方法。
- 糸条Xと捲縮糸条Yとを実質的に糸長差を与えることなく混繊交絡加工する請求項1又は請求項2記載の異収縮複合糸の製造方法。
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