JP3588716B2 - 光コネクタ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光コネクタに関し、特に、光コネクタ断面4角筒状ハウジングの光導波路固定溝における光導波路の位置決めを適正に実施する光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来例を図9を参照して説明する。
図9において、4は互に平行な側面42および43を有する光導波路である。この光導波路4は、その延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包している。5は光コネクタの断面4角筒状ハウジングである。断面4角筒状ハウジング5の表面には、ハウジング軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面51、52を有している。53は光導波路4が載置される光導波路固定溝50の底面を示す。59は接続される相手方光コネクタと衝合する衝合面である。この衝合面59にはガイドピン挿通固定孔55が形成されており、相手方光コネクタの衝合面に固定される1対のガイドピンが挿入嵌合される。
【0003】
光導波路固定溝50の底面53および平坦側面52は光導波路4の下面と側面43を規制する基準面とされており、ここに光導波路4を密着位置決めさせることにより、光ファイバ40が平面に配列される光導波路4の端面とガイドピン挿通固定孔55の関係が一定の寸法関係に規定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上の光コネクタにおいては、光ファイバ40を内包した光導波路4は光導波路固定溝50の底面53に接着剤を適用して光導波路固定溝50に密着位置決め固定作業を実施するが、この密着位置決め固定作業を機械的に、常に一定の状態に実施することができなかった。
この発明は、光導波路を光導波路固定溝の基準面である他方の側面に向けて押圧する構成を具備することにより上述の問題を解消した光コネクタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1:断面4角筒状ハウジングに保持された光導波路を有する光コネクタにおいて、断面4角筒状ハウジング5は軸方向に形成される光導波路固定溝50を有し、光導波路固定溝50は全長に亘って屈曲のない平坦側面52と、ハウジング衝合面59側先端近傍においてテーパ係合面511が屈曲形成される屈曲側面51と、底面53より成り、光導波路4の一方の側面の先端近傍にテーパ部41が形成される光コネクタを構成した。
そして、弾性バネ512をテーパ係合面511に形成した光コネクタを構成した。
【0006】
そして、請求項2:請求項1に記載される光コネクタにおいて、弾性バネ512はハウジング5に一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側面51に接合形成したものより成る光コネクタを構成した。
【0007】
そして、請求項3:請求項1又は請求項2に記載される光コネクタにおいて、相互接続される光コネクタのハウジング5の衝合面59に1対のガイドピン6を取り付け、或いは衝合面39にガイドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔35を形成した光コネクタを構成した。
【0008】
また、請求項4:請求項1又は請求項2に記載される光コネクタにおいて、断面4角筒状ハウジング5の一方の側面57と底面56’を位置決めの基準面とし、基準壁を構成す る底壁72およびこれに直交する基準壁を構成する一方の側壁73と、頂壁71と、他方の側壁74より成る4角筒状整列部材7を具備し、断面4角筒状ハウジング5をその位置決めの基準面を4角筒状整列部材7の基準壁に接触せしめて嵌合した光コネクタを構成した。
【0009】
また、請求項5:請求項1ないし請求項4の内の何れかに記載される光コネクタにおいて、光導波路4を光導波路固定溝50の底面53に押し付ける押え板54を具備する光コネクタを構成した。
ここで、請求項:ハウジングに保持された光導波路を有する光コネクタにおいて、ハウジング5は軸方向に形成される光導波路固定溝50を有し、光導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面51’、52と、底面53より成り、一方の平坦側面51’のハウジング5の衝合面59側に弾性バネ512を形成した光コネクタを構成した。
【0010】
そして、請求項:請求項に記載される光コネクタにおいて、弾性バネ512はハウジング5に一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側面51に接合形成したものより成る光コネクタを構成した。
【0011】
また、請求項8:請求項7に記載される光コネクタにおいて、相互接続される光コネクタのハウジング5の一方の衝合面59に1対のガイドピン6を取り付け、他方の衝合面39にガイドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔35を形成した光コネクタを構成した。
【0012】
更に、請求項9:請求項7に記載される光コネクタにおいて、断面4角筒状ハウジング5の一方の側面57と底面56’を位置決めの基準面とし、基準壁を構成する底壁72およびこれに直交する基準壁を構成する一方の側壁73と、頂壁71と、他方の側壁74より成る4角筒状整列部材7を具備し、断面4角筒状ハウジング5をその位置決めの基準面を4角筒状整列部材7の基準壁に接触せしめて嵌合した光コネクタを構成した。
【0013】
【発明の実施の形態】
この技術の提案された形態を図1および図2の提案例を参照して説明する。図1は光コネクタと光導波路を組み立てた状態を示す図である。図2は光コネクタおよび光導波路の分解斜視図である。
【0014】
は互いに平行な側面42および43を有する光導波路であり、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包している。光導波路4の先端近傍の一方の側面には光導波路軸方向と15゜の角度をなすテーパ部41が形成されている。5は光コネクタプラグのハウジングである。このハウジング5の表面には、ハウジング軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光導波路固定溝50は全長に亘って屈曲のない平坦側面52と、ハウジング衝合面59側先端近傍において屈曲せしめ光導波路のテーパ部41と衝合するテーパ係合面511が形成される屈曲側面51を有している。テーパ係合面511の屈曲は光導波路4のテーパ部41に対応して、屈曲側面51の本体に関して15゜の角度である。53は光導波路固定溝50の底面を示す。54は押え板であり、その先端近傍の一方の側面は、光導波路4のテーパ部41に対応して、長さ方向と15゜の角度をなすテーパ部541が形成されている。6は光コネクタの衝合面であるハウジング衝合面59に対してハウジングの長さ方向に平行に取り付けられた1対のガイドピンである。55はガイドピン挿通固定孔である。
【0015】
光導波路4に対応する同等の光導波路2には、同様に、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバを内包し、テーパ部が側面43側先端部に形成されている。
ハウジング3の表面にも、ハウジング5と同様に、ハウジング軸方向に光導波路固定溝30が形成されている。この光導波路固定溝30は全長に亘って屈曲のない平坦側面32と、ハウジング衝合面39先端近傍において屈曲せしめてテーパ係合面311が形成される屈曲側面31と、底面33を有している。テーパ係合面311の屈曲は、光導波路2のテーパ部に対応して、屈曲側面31の本体に関して15゜の角度である。34は押え板である。35はハウジング衝合面39に形成されたガイドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔である。
【0016】
互に平行な1対のガイドピン6をハウジング3に形成される1対のガイドピン嵌合孔35にそれぞれ挿通してハウジング同志の位置合わせを行ない、押し込み嵌合してハウジング3、5を相互結合する。この光コネクタにおいて、光導波路4のテーパ部41と、光導波路固定溝50のテーパ係合面511と、押え板54のテーパ部541の組は、ハウジング3、5が結合衝合した状態において、光導波路2のテーパ部と、光導波路固定溝30のテーパ係合面311と、押え板34のテーパ部341の組と対向する位置関係に構成される。
【0017】
ここで、プラグのハウジング5に光導波路を接合固定するには、光導波路固定溝50の側壁および底面に接着剤を塗布しておき、光導波路4をそのテーパ部41を屈曲側面51のテーパ係合面511に係合させ底面53に載置する。これにより、光導波路4は屈曲側面51のテーパ係合面511から反作用を受けて基準面である平坦側面52に押し付けられて、確実に係合位置決めされる。次いで、押え板54をそのテーパ部541を光導波路固定溝50のテーパ係合面511に係合させた状態で光導波路固定溝50に圧入し、光導波路4を下向きに圧しつける。光導波路4のテーパ部41を光導波路固定溝50のテーパ係合面511に係合させることにより、ハウジング5に対する光導波路4の取り付け位置精度を確保することができる。ハウジング3に対する光導波路2の取り付け位置精度も以上と同様にして確保することができる。
【0018】
ところが、以上の提案例は、ハウジング5の光導波路固定溝50の一方の側面51にテーパ係合面511を形成し、これに光導波路4のテーパ部41を係合させることにより光導波路4を他方の平坦側面52押し付け位置決めするものである。即ち、光導波路4側にも一方の側面42の先端部にテーパ係合面511に対応するテーパ部41を形成する必要がある。しかし、光導波路固定溝50にテーパ係合面511を切り出し加工することはそれ程容易ではない。そして、光導波路4の一方の側面42の先端部にテーパ部41を形成することにより、本来内包されるべき光ファイバ40の本数を減少している。図2(b)についてみると、テーパ部41のところに1本の光ファイバ40を内包させ、これと対称の位置に1本の光ファイバ40を内包させる余地が本来はあることになる。次の第2の実施例は、光導波路を光導波路固定溝の一方の側面から他方の側面に確実に押し付け位置決めする光コネクタを提供すると共に、光導波路4に効率よく光ファイバを内包する光コネクタを提供するものである。
【0019】
図3および図4を参照して第2の提案例を説明する。図3は第2の提案例の斜視図である。図4は第2の提案例の分解斜視図である。
光導波路4は互いに平行な側面42および43を有し、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包している。光コネクタのハウジング5の表面には、ハウジング軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面51’、52と、底面53より成る。54は押え板である。この提案例は、光導波路固定溝50の一方の平坦側面51’のハウジング衝合面59側には、弾性バネ512を形成している。この提案例においては、弾性バネとしてハウジング5を成型するに際して、板バネ512を一体成型している。或いは、弾性バネとして、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造して、これを一方の平坦側面51’に接合して形成する。
【0020】
ここで、ハウジング5に光導波路を固定するには、光導波路固定溝50の底面53に接着剤を塗布しておき、弾性バネ512を一方の平坦側面51’側に変形押し戻しながら光導波路4を底面53に載置する。これにより、光導波路4は弾性部材512の弾性を受けて他方の平坦側面52に確実に押し付けられる。次いで、押え板54を光導波路固定溝50に嵌合し、下向きに押圧して光導波路4を底面53に押し付ける。以上の通りにして、光導波路4は弾性部材512の弾性を受けて他方の平坦側面52に位置決めされると共に底面53に位置決めされ、ハウジング5に対する光導波路4の取り付け位置精度を確保することができる。即ち、矩形に切り出した光導波路4を光導波路固定溝50の底面53に載置しさえすれば、光導波路固定溝50の他方の平坦側面52に光導波路4が弾性バネ512により機械的に押し付けられるので、光導波路4を単に矩形に切り出すことのみで特別な形状に加工する必要なしに精度よく光コネクタのハウジング5に対して搭載位置決めすることができる。
【0021】
この提案例は断面4角筒状整列部材7を使用している。ここで、光導波路4の側面は、断面4角筒状ハウジング5の基準側面である一方の側面57から一定距離のところに位置決めされていることを前提にしている。断面4角筒状ハウジング5、5’を4角筒状整列部材7に嵌合すると、断面4角筒状ハウジング5の一方の側面57と底面56’を基準面として位置決めされる。これら基準面は、4角筒状整列部材7の基準壁を構成する底壁72とこれに直交する一方の側壁73に接触せしめられる。この場合、両光コネクタの断面4角筒状ハウジング5および5’の位置合わせ調整する部材として、断面4角筒状整列部材7の頂壁71と断面4角筒状ハウジング5、5’の頂面56との間に頂壁弾性部材75を介在させると共に他方の側壁74と断面4角筒状ハウジング5、5’の他方の側面58の間に側壁弾性部材76を介在させる。頂壁弾性部材75および側壁弾性部材76は図示される通り、両開口に対称に形成されている。これにより断面4角筒状ハウジング5および5’を下向きにバイアスすると共に左向きにバイアスして断面4角筒状ハウジング5、5’の基準面である底面56’と一方の側面57とを4角筒状整列部材7の基準壁である底壁72および一方の側壁73に圧し付け、この状態で両光コネクタを断面4角筒状整列部材7に押し込むことにより断面4角筒状ハウジング5、5’の衝合面59の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位置合わせすることができる。
【0022】
図5および図6を参照して第3の提案例を説明する。図5は第3の提案例の斜視図である。図6は第3の提案例の分解斜視図である。
光導波路4は互いに平行な側面42および43を有し、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包している。光コネクタのハウジング5の表面には、ハウジングJ軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面51’、52と、底面53より成る。54は押え板である。光導波路固定溝50の一方の平坦側面51’のハウジング衝合面59側には、弾性バネ512を形成している。この提案例においては、弾性バネとしてハウジング5を成型するに際して、板バネ512を一体成型している。或いは、弾性バネとして、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造し、これを一方の平坦側面51’に接合して形成する。ハウジング5の衝合面59には、ハウジングの長さ方向に平行に1対のガイドピン6が取り付けられている。
【0023】
光導波路4に対応する同等の光導波路2には、同様に、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバを内包している。ハウジング3の表面にも、ハウジング5と同様にハウジング軸方向に光導波路固定溝30が形成されている。この光導波路固定溝30は全長に亘って平坦側面31、32、と底面33より成る。34は押え板である。ハウジング衝合面39にはガイドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔35が形成されている。光導波路固定溝30の一方の平坦側面31のハウジング衝合面39側に、弾性バネ312を形成している。
【0024】
この提案例の場合も、光導波路4は弾性バネ512の弾性を受けて他方の平坦側面52に位置決めされると共に、底面53に位置決めされ、ハウジング5に対する光導波路4の取り付け位置精度を確保することができる。ハウジング3に対する光導波路2の取り付け位置精度も同様に確保することができる。従って、ハウジング3の衝合面39に形成されるガイドピン嵌合孔35にハウジング5の衝合面59に取り付けられるガイドピン6を挿通嵌合すると、光導波路固定溝30の平坦側面32と光導波路固定溝50の平坦側面52が整列した状態で衝合面同志が衝合し、結局、ハウジング5の衝合面59の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位置合わせすることができる。
【0025】
図7および図8を参照してこの発明の実施例を説明する。図7は実施例の斜視図である。図8は実施例の分解斜視図である。
弾性バネ512は光導波路固定溝50の一方の側面51’に光導波路4のテーパ部41と衝合するテーパ係合面511を形成した第1の提案例にも適用することができる。この実施例において、弾性バネ512はテーパ係合面511に形成する。弾性バネ512により光導波路4を他方の他方の側面52に向けて押圧して、ハウジング5の衝合面59の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位置合わせすることができる。
【0026】
【発明の効果】
以上の通りであって、この発明によれば、光導波路を光導波路固定溝の一方の側面から他方の側面に機械的に確実に押し付け位置決めする光コネクタを提供することができる。即ち、光導波路固定溝は全長に亘って屈曲のない平坦側面と、ハウジングの衝合面側先端近傍においてテーパ係合面が屈曲形成される屈曲側面を形成し、光導波路の一方の側面の先端近傍にテーパ部を形成してテーパ係合面にテーパ部を係合せしめることにより光導波路を光導波路固定溝の一方の側面から他方の側面に機械的に確実に押し付け位置決めすることができる。そして、基準壁を構成する底壁およびこれに直交する基準壁を構成する一方の側壁と、頂壁と、他方の側壁より成る4角筒状整列部材を光コネクタハウジングに組み合わせることにより、一種類の形状構造の光コネクタを準備するだけで作り分けの必要なしに光導波路の接続をすることができる。また、光コネクタのハウジングの光導波路固定溝の一方の側壁に弾性バネを付与することにより、光導波路固定溝にテーパ係合面を形成する加工を施し、光導波路側にも一方の側面の先端部にテーパ係合面に対応するテーパ部を形成するという特別な加工は必要とせず光導波路を精度よく位置決めすることができる。更に、光導波路にテーパ部を形成することにより、本来内包されるべき光ファイバの本数を減少していた訳であるが、テーパ部を省略したことによりこのテーパ部形成領域にも光ファイバを内包させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】提案例を説明する図。
【図2】図1の続き。
【図3】第2の提案説明する図。
【図4】図3の続き。
【図5】第3の提案説明する図。
【図6】図5の続き。
【図7】この発明の実施例説明する図。
【図8】図7の続き。
【図9】従来例を説明する図。
【符号の説明】
35 ガイドピン嵌合孔
4 光導波路
41 テーパ部
5 ハウジング
50 光導波路固定溝
51 屈曲側面
51’一方の平坦側面
511 テーパ係合面
512 弾性バネ
52 平坦側面
53 底面
54 押え板
56 頂面
56’底面
57 一方の側面
58 他方の側面
59 ハウジング衝合面
6 ガイドピン
7 4角筒状整列部材

Claims (9)

  1. 断面4角筒状ハウジングに保持された光導波路を有する光コネクタにおいて、
    断面4角筒状ハウジングは軸方向に形成される光導波路固定溝を有し、
    光導波路固定溝は全長に亘って屈曲のない平坦側面と、ハウジング衝合面側先端近傍においてテーパ係合面が屈曲形成される屈曲側面と、底面より成り、
    光導波路の一方の側面の先端近傍にテーパ部が形成され、
    弾性バネを上記テーパ係合面に形成したことを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載される光コネクタにおいて、
    弾性バネは断面4角筒状ハウジングに一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側面に接合形成したものより成ることを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載される光コネクタにおいて、
    相互接続される光コネクタのハウジングの衝合面に1対のガイドピンを取り付け、或いは衝合面にガイドピンが挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔を形成したことを特徴とする光コネクタ。
  4. 請求項1又は請求項2に記載される光コネクタにおいて、
    断面4角筒状ハウジングの一方の側面と底面を位置決めの基準面とし、
    基準壁を構成する底壁およびこれに直交する基準壁を構成する一方の側壁と、頂壁と、他方の側壁より成る4角筒状整列部材に、
    断面4角筒状ハウジングをその位置決めの基準面を4角筒状整列部材の基準壁に接触せしめて嵌合することを特徴とする光コネクタ。
  5. 請求項1ないし請求項4の内の何れかに記載される光コネクタにおいて、
    光導波路を光導波路固定溝の底面に押し付ける押え板を具備することを特徴とする光コネクタ。
  6. 断面4角筒状ハウジングに保持された光導波路を有する光コネクタにおいて、
    断面4角筒状ハウジングは軸方向に形成される光導波路固定溝を有し、
    光導波路固定溝は全長に亘って平行な平坦側面と、底面より成り、
    光導波路の一方の側面を光導波路の他方の側面に押しつける板状の屈曲弾性バネを、ハウジングの衝合面側が自由端になるようにハウジングの一方の平坦側面に固定形成し、 光導波路を光導波路固定溝の底面に押し付ける押え板を有することを特徴とする光コネクタ。
  7. 請求項6に記載される光コネクタにおいて、
    弾性バネは断面4角筒状ハウジングに一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側面に接合形成したものより成ることを特徴とする光コネクタ。
  8. 請求項7に記載される光コネクタにおいて、
    相互接続される光コネクタのハウジングの一方の衝合面に1対のガイドピンを取り付け、他方の衝合面にガイドピンが挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔を形成したことを特徴とする光コネクタ。
  9. 請求項7に記載される光コネクタにおいて、
    断面4角筒状ハウジングの一方の側面と底面を位置決めの基準面とし、
    基準壁を構成する底壁およびこれに直交する基準壁を構成する一方の側壁と、頂壁と、他方の側壁より成る4角筒状整列部材に、
    断面4角筒状ハウジングをその位置決めの基準面を4角筒状整列部材の基準壁に接触せしめて嵌合したことを特徴とする光コネクタ。
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