JP2966329B2 - 多心コネクタ - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3885—Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
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- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3818—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type
- G02B6/3821—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with axial spring biasing or loading means
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、２本のガイドピン
によって位置決めするフェルールに、ワンタッチ接続型
にするためにハウジングを付けた多心コネクタに関す
る。
によって位置決めするフェルールに、ワンタッチ接続型
にするためにハウジングを付けた多心コネクタに関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ワンタッチ接続型の多心コネクタの概略
について説明すると、図５に示すように、幅方向両側に
ピン孔１ａが形成されたフェルール１の後部に、ガイド
ピン２，２を把持する合成樹脂製の把持ブロック３が配
置される。把持ブロック３は、中央にフェルール１のブ
ーツ１ｂを配置する開口３ａが、開口３ａの両側にはガ
イドピン２の直径よりも僅かに小径の把持穴３ｂ，３ｂ
がそれぞれ形成され、各把持穴３ｂから幅方向外方へ延
びるスリット３ｃを有している。
について説明すると、図５に示すように、幅方向両側に
ピン孔１ａが形成されたフェルール１の後部に、ガイド
ピン２，２を把持する合成樹脂製の把持ブロック３が配
置される。把持ブロック３は、中央にフェルール１のブ
ーツ１ｂを配置する開口３ａが、開口３ａの両側にはガ
イドピン２の直径よりも僅かに小径の把持穴３ｂ，３ｂ
がそれぞれ形成され、各把持穴３ｂから幅方向外方へ延
びるスリット３ｃを有している。
【０００３】この多心コネクタは、予め各ピン孔１ａに
ガイドピン２を挿入したフェルール１とその後部に配置
される図示しないストッパとの間に、押しばねと把持ブ
ロック３とを配置して図示しないハウジング内に収容さ
れ多心コネクタとして組み上げられる。そして、この多
心コネクタは、各ガイドピン２を相手側のフェルール１
の対応するピン孔１ａに差し込んで他の多心コネクタと
相互に突合せ接続される。
ガイドピン２を挿入したフェルール１とその後部に配置
される図示しないストッパとの間に、押しばねと把持ブ
ロック３とを配置して図示しないハウジング内に収容さ
れ多心コネクタとして組み上げられる。そして、この多
心コネクタは、各ガイドピン２を相手側のフェルール１
の対応するピン孔１ａに差し込んで他の多心コネクタと
相互に突合せ接続される。
【０００４】このとき、上記多心コネクタを確実に突合
せ接続するためには、次の２点が重要な要件となる。第
一に、各ガイドピン２が一方のフェルール１の突合せ端
面１ｃから所定長さ突出していること。第二に、ガイド
ピン２が一方のフェルール１に弾性的に把持されて抜け
落ちないこと。このため、前記光コネクタではフェルー
ルの後部に配置した把持ブロック３の把持穴３ｂの深さ
によってガイドピン２の突出長さを決め、把持穴３ｂの
側壁によってガイドピン２を抜け落ちないように弾性的
に把持している。あるいは、ガイドピン２を接着剤で把
持穴３ｂに固着する場合もある。
せ接続するためには、次の２点が重要な要件となる。第
一に、各ガイドピン２が一方のフェルール１の突合せ端
面１ｃから所定長さ突出していること。第二に、ガイド
ピン２が一方のフェルール１に弾性的に把持されて抜け
落ちないこと。このため、前記光コネクタではフェルー
ルの後部に配置した把持ブロック３の把持穴３ｂの深さ
によってガイドピン２の突出長さを決め、把持穴３ｂの
側壁によってガイドピン２を抜け落ちないように弾性的
に把持している。あるいは、ガイドピン２を接着剤で把
持穴３ｂに固着する場合もある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した光
コネクタにおいては、把持ブロック３は合成樹脂の成形
品であることから、把持穴３ｂの直径精度、あるいは２
本のガイドピンピッチの精度が出し難い。このため、把
持穴３ｂの直径が小さいと、図６（ａ）に示すように、
ガイドピン２の先端が把持穴３ｂの底まで到達しないの
で、ガイドピン２の突出長さが長くなり過ぎるうえ、必
要な把持力が得られない。一方、把持穴３ｂの直径が大
きいと、図６（ｂ）に示すように、ガイドピン２と把持
穴３ｂとの間で必要な把持力が得られず、ガイドピン２
がフェルール１から抜け落ちてしまう。
コネクタにおいては、把持ブロック３は合成樹脂の成形
品であることから、把持穴３ｂの直径精度、あるいは２
本のガイドピンピッチの精度が出し難い。このため、把
持穴３ｂの直径が小さいと、図６（ａ）に示すように、
ガイドピン２の先端が把持穴３ｂの底まで到達しないの
で、ガイドピン２の突出長さが長くなり過ぎるうえ、必
要な把持力が得られない。一方、把持穴３ｂの直径が大
きいと、図６（ｂ）に示すように、ガイドピン２と把持
穴３ｂとの間で必要な把持力が得られず、ガイドピン２
がフェルール１から抜け落ちてしまう。
【０００６】しかも、把持ブロック３を合成樹脂で成形
すると、把持穴３ｂ，３ｂ間の間隔精度が出し難く、把
持穴３ｂの直径が適切であっても、光コネクタ相互の突
合せ接続に伴う先端をテーパ状に成形したガイドピン３
の把持穴３ｂへの着脱が繰り返されると、把持穴３ｂが
磨耗して直径が大きくなり、把持力が低下してガイドピ
ン２が抜け落ちてしまうという問題もあった。
すると、把持穴３ｂ，３ｂ間の間隔精度が出し難く、把
持穴３ｂの直径が適切であっても、光コネクタ相互の突
合せ接続に伴う先端をテーパ状に成形したガイドピン３
の把持穴３ｂへの着脱が繰り返されると、把持穴３ｂが
磨耗して直径が大きくなり、把持力が低下してガイドピ
ン２が抜け落ちてしまうという問題もあった。
【０００７】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、ガイドピンの突合せ端面からの突出長さを予め設定
した所定長さに維持でき、突合せ接続を繰り返してもガ
イドピンが抜け落ちることを抑制可能な多心コネクタを
提供することを目的とする。
で、ガイドピンの突合せ端面からの突出長さを予め設定
した所定長さに維持でき、突合せ接続を繰り返してもガ
イドピンが抜け落ちることを抑制可能な多心コネクタを
提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
を達成するため、所定間隔をおいて形成された１対のピ
ン孔のそれぞれに、ガイドピンが突き合わせ方向に所定
長さ突出させて取り付けられるフェルールと、該フェル
ールの後部に配置され、前記ガイドピンの突出長さを規
制する規制部材を配置してハウジング内に収容される多
心コネクタにおいて、前記フェルールと規制部材との間
に、中央に開口が、前記１対のピン孔の少なくとも一方
のピン孔と対応する位置には、前記開口の両側に前記１
対のピン孔の中心を結ぶ外方に沿って延び、前記ガイド
ピンの直径ｄよりも小さい幅のスリットが、該スリット
が一方のピン孔にのみ対応して設けられているときに
は、前記他方のピン孔と対応する位置には前記ガイドピ
ンの直径ｄよりも小さい直径Ｄを有する把持孔が、それ
ぞれ形成された弾性を有するピン把持部材が配置されて
いる構成としたのである。
を達成するため、所定間隔をおいて形成された１対のピ
ン孔のそれぞれに、ガイドピンが突き合わせ方向に所定
長さ突出させて取り付けられるフェルールと、該フェル
ールの後部に配置され、前記ガイドピンの突出長さを規
制する規制部材を配置してハウジング内に収容される多
心コネクタにおいて、前記フェルールと規制部材との間
に、中央に開口が、前記１対のピン孔の少なくとも一方
のピン孔と対応する位置には、前記開口の両側に前記１
対のピン孔の中心を結ぶ外方に沿って延び、前記ガイド
ピンの直径ｄよりも小さい幅のスリットが、該スリット
が一方のピン孔にのみ対応して設けられているときに
は、前記他方のピン孔と対応する位置には前記ガイドピ
ンの直径ｄよりも小さい直径Ｄを有する把持孔が、それ
ぞれ形成された弾性を有するピン把持部材が配置されて
いる構成としたのである。
【０００９】好ましくは、前記ピン把持部材を金属板と
する。ピン把持部材は、少なくとも一方のスリットと把
持孔とでガイドピンを把持する。ガイドピンのフェルー
ルの突合せ端面からの突出長さは、規制部材によって決
められる。このとき、ピン把持部材を金属板とすると、
ガイドピンの抜き差しによるスリットや把持孔の磨耗が
抑制される。
する。ピン把持部材は、少なくとも一方のスリットと把
持孔とでガイドピンを把持する。ガイドピンのフェルー
ルの突合せ端面からの突出長さは、規制部材によって決
められる。このとき、ピン把持部材を金属板とすると、
ガイドピンの抜き差しによるスリットや把持孔の磨耗が
抑制される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の多心コネクタに係
る一実施例を図１乃至図４に基づいて詳細に説明する。
多心コネクタ１０は、図１に示すように、フェルール１
１、ガイドピン１２，１２、ピン把持板１３、把持ブロ
ック１４及び押しばね１５を有しており、図中点線部分
はハウジングである。
る一実施例を図１乃至図４に基づいて詳細に説明する。
多心コネクタ１０は、図１に示すように、フェルール１
１、ガイドピン１２，１２、ピン把持板１３、把持ブロ
ック１４及び押しばね１５を有しており、図中点線部分
はハウジングである。
【００１１】フェルール１１は、幅方向両側に突き合わ
せ方向に貫通するピン孔１１ａが形成され、後部にはブ
ーツ１１ｂが取り付けられている。ガイドピン１２は、
両端がテーパ状に形成されたピンで、一端側が各ピン孔
１１ａに挿入される。ピン把持板１３は、ガイドピン１
２がフェルール１１から抜け落ちないように弾性的に把
持する部材で、フェルール１１と把持ブロック１４との
間に配置され、ベリリウム銅，リン青銅，ステンレス鋼
等からなる弾性を有する金属板である。ピン把持板１３
は、図２に示すように、中央にフェルール１１のブーツ
１１ｂを挿通する開口１３ａが形成され、ピン孔１１
ａ，１１ａに対応する位置の開口１３ａを挟む一方には
スリット１３ｂが、他方には把持孔１３ｃが、それぞれ
形成されている。スリット１３ｂは、開口１３ａからピ
ン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って延び、ガ
イドピン１２の直径ｄ（図１参照）に対し、使用する材
料の弾性力や期待する把持力によっても異なるが、概ね
0.８ｄ＜Ｗ＜ｄの幅Ｗを有している。一方、把持孔１３
ｃは、ガイドピン１２の直径ｄに対して前記と同様の理
由から概ね0.８ｄ＜Ｄ＜ｄの直径Ｄを有している。スリ
ット１３ｂの幅Ｗ及び把持孔１３ｃの直径Ｄを上記のよ
うに設定したのは、挿通するガイドピン１２に対して弾
性変形可能な範囲を考慮したものである。ピン把持板１
３は、金属板素材を使用したのでスリット１３ｂ及び把
持孔１３ｃを上記のように設定することが可能で、スリ
ット１３ｂや把持孔１３ｃによってガイドピン１２を弾
性的に把持することができる。しかも、ピン把持板１３
は、把持孔１３ｃに挿通された一方のガイドピン１２に
対して他方のガイドピン１２のピッチが僅かにずれてい
ても、このずれをスリット１３ｂで吸収することができ
る利点がある。
せ方向に貫通するピン孔１１ａが形成され、後部にはブ
ーツ１１ｂが取り付けられている。ガイドピン１２は、
両端がテーパ状に形成されたピンで、一端側が各ピン孔
１１ａに挿入される。ピン把持板１３は、ガイドピン１
２がフェルール１１から抜け落ちないように弾性的に把
持する部材で、フェルール１１と把持ブロック１４との
間に配置され、ベリリウム銅，リン青銅，ステンレス鋼
等からなる弾性を有する金属板である。ピン把持板１３
は、図２に示すように、中央にフェルール１１のブーツ
１１ｂを挿通する開口１３ａが形成され、ピン孔１１
ａ，１１ａに対応する位置の開口１３ａを挟む一方には
スリット１３ｂが、他方には把持孔１３ｃが、それぞれ
形成されている。スリット１３ｂは、開口１３ａからピ
ン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って延び、ガ
イドピン１２の直径ｄ（図１参照）に対し、使用する材
料の弾性力や期待する把持力によっても異なるが、概ね
0.８ｄ＜Ｗ＜ｄの幅Ｗを有している。一方、把持孔１３
ｃは、ガイドピン１２の直径ｄに対して前記と同様の理
由から概ね0.８ｄ＜Ｄ＜ｄの直径Ｄを有している。スリ
ット１３ｂの幅Ｗ及び把持孔１３ｃの直径Ｄを上記のよ
うに設定したのは、挿通するガイドピン１２に対して弾
性変形可能な範囲を考慮したものである。ピン把持板１
３は、金属板素材を使用したのでスリット１３ｂ及び把
持孔１３ｃを上記のように設定することが可能で、スリ
ット１３ｂや把持孔１３ｃによってガイドピン１２を弾
性的に把持することができる。しかも、ピン把持板１３
は、把持孔１３ｃに挿通された一方のガイドピン１２に
対して他方のガイドピン１２のピッチが僅かにずれてい
ても、このずれをスリット１３ｂで吸収することができ
る利点がある。
【００１２】規制ブロック１４は、各ガイドピン１２が
フェルール１１の突合せ端面１１ｃから所定長さ突出す
るように突出長さを規制する部材で、中央にフェルール
１１のブーツ１１ｂを配置する開口１４ａが、開口１４
ａの両側にはガイドピン１２の直径よりも大きい直径の
規制穴１４ｂ，１４ｂがそれぞれ形成されている。規制
ブロック１４は、規制穴１４ｂの底にフェルール１１の
後部からピン把持板１３のスリット１３ｂや把持孔１３
ｃを通して延出した各ガイドピン１２の先端を当接させ
てガイドピン１２の突合せ端面１１ｃからの突出長さを
決めている。従って、規制ブロック１４は、規制穴１４
ｂでガイドピン１２を把持するのではなく、規制穴１４
ｂの深さによってガイドピン１２の突合せ端面１１ｃか
らの突出長さを一定に規制する。このため、規制ブロッ
ク１４は、規制穴１４ｂの直径精度や規制穴１４ｂ，１
４ｂ間の間隔精度は従来の規制ブロックに比べて格段に
ラフでよい。
フェルール１１の突合せ端面１１ｃから所定長さ突出す
るように突出長さを規制する部材で、中央にフェルール
１１のブーツ１１ｂを配置する開口１４ａが、開口１４
ａの両側にはガイドピン１２の直径よりも大きい直径の
規制穴１４ｂ，１４ｂがそれぞれ形成されている。規制
ブロック１４は、規制穴１４ｂの底にフェルール１１の
後部からピン把持板１３のスリット１３ｂや把持孔１３
ｃを通して延出した各ガイドピン１２の先端を当接させ
てガイドピン１２の突合せ端面１１ｃからの突出長さを
決めている。従って、規制ブロック１４は、規制穴１４
ｂでガイドピン１２を把持するのではなく、規制穴１４
ｂの深さによってガイドピン１２の突合せ端面１１ｃか
らの突出長さを一定に規制する。このため、規制ブロッ
ク１４は、規制穴１４ｂの直径精度や規制穴１４ｂ，１
４ｂ間の間隔精度は従来の規制ブロックに比べて格段に
ラフでよい。
【００１３】押しばね１５は、丸い線材を螺旋状に成形
したばねで、規制ブロック１４の後部に設けられ、点線
で示されるハウジング３０内に収容されて多心コネクタ
として組み上げられる。本発明の多心コネクタ１０は、
以上のように構成されているので、予め各ピン孔１１ａ
にガイドピン１２を挿入したフェルール１１の後部に、
図１に示すように、ピン把持板１３、規制ブロック１４
及び押しばね１５を配置して組み上げるときに、ピン把
持板１３及び規制ブロック１４を配置したことにより、
従来の多心コネクタと異なり以下のような機能が発揮さ
れる。
したばねで、規制ブロック１４の後部に設けられ、点線
で示されるハウジング３０内に収容されて多心コネクタ
として組み上げられる。本発明の多心コネクタ１０は、
以上のように構成されているので、予め各ピン孔１１ａ
にガイドピン１２を挿入したフェルール１１の後部に、
図１に示すように、ピン把持板１３、規制ブロック１４
及び押しばね１５を配置して組み上げるときに、ピン把
持板１３及び規制ブロック１４を配置したことにより、
従来の多心コネクタと異なり以下のような機能が発揮さ
れる。
【００１４】即ち、多心コネクタ１０への組み上げに際
し、フェルール１１は突合せ端面１１ｃ側にガイドピン
１２の押込治具（図示せず）を配置し、ガイドピン１２
をピン孔１１ａ内に押し込む。これにより、ガイドピン
１２は、ピン把持板１３のスリット１３ｂや把持孔１３
ｃを通して延出した先端が規制穴１４ｂの底に当接し、
突合せ端面１１ｃからの突出長さが規制穴１４ｂの深さ
に相当する所定長さに決まる。このとき、ピン把持板１
３は、スリット１３ｂや把持孔１３ｃが弾性変形してガ
イドピン１２を把持するので、多心コネクタ１０に組み
上げたときにガイドピン１２が抜け落ちることはない。
また、ピン把持板１３は、金属製であることから、合成
樹脂の成形品でに比べて磨耗にも強く、応力緩和もなく
ガイドピン１２を繰り返して抜き差しすることも可能で
ある。
し、フェルール１１は突合せ端面１１ｃ側にガイドピン
１２の押込治具（図示せず）を配置し、ガイドピン１２
をピン孔１１ａ内に押し込む。これにより、ガイドピン
１２は、ピン把持板１３のスリット１３ｂや把持孔１３
ｃを通して延出した先端が規制穴１４ｂの底に当接し、
突合せ端面１１ｃからの突出長さが規制穴１４ｂの深さ
に相当する所定長さに決まる。このとき、ピン把持板１
３は、スリット１３ｂや把持孔１３ｃが弾性変形してガ
イドピン１２を把持するので、多心コネクタ１０に組み
上げたときにガイドピン１２が抜け落ちることはない。
また、ピン把持板１３は、金属製であることから、合成
樹脂の成形品でに比べて磨耗にも強く、応力緩和もなく
ガイドピン１２を繰り返して抜き差しすることも可能で
ある。
【００１５】一方、ガイドピン１２の突合せ端面１１ｃ
からの突出長さをその都度調節したいときには、規制穴
１４ｂの深さを所望の突出長さよりも深く形成してお
き、前記押込治具によってガイドピン１２の先端が規制
穴１４ｂの底に当接する手前で押し込みを止めれば、所
望の突出長さに調節できる。ここで、上記実施例では、
ピン把持板１３は、フェルール１１のピン孔１１ａ，１
１ａに対応する一方にスリット１３ｂを、他方に把持孔
１３ｃを形成したが、ガイドピン１２を弾性的に把持で
きれば上記のものに限定されないことは言うまでもな
い。
からの突出長さをその都度調節したいときには、規制穴
１４ｂの深さを所望の突出長さよりも深く形成してお
き、前記押込治具によってガイドピン１２の先端が規制
穴１４ｂの底に当接する手前で押し込みを止めれば、所
望の突出長さに調節できる。ここで、上記実施例では、
ピン把持板１３は、フェルール１１のピン孔１１ａ，１
１ａに対応する一方にスリット１３ｂを、他方に把持孔
１３ｃを形成したが、ガイドピン１２を弾性的に把持で
きれば上記のものに限定されないことは言うまでもな
い。
【００１６】例えば、図３（ａ）に示すピン把持板１６
のように、弾性金属板の中央に形成した開口１６ａの両
側に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って
延びる第１スリット１６ｂと第２スリット１６ｃを形成
してもよい。ここで、第１スリット１６ｂは、幅Ｗ1 を
ガイドピン１２の直径ｄに対し、使用する材料の弾性力
や期待する把持力によっても異なるが、概ね0.８ｄ＜Ｗ
1 ＜ｄの範囲に設定し、第２スリット１６ｃの幅Ｗ2 は
これよりも狭く形成する（Ｗ2＜Ｗ1）。これにより、第
１スリット１６ｂは、ガイドピン１２の把持力が強くな
る。
のように、弾性金属板の中央に形成した開口１６ａの両
側に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って
延びる第１スリット１６ｂと第２スリット１６ｃを形成
してもよい。ここで、第１スリット１６ｂは、幅Ｗ1 を
ガイドピン１２の直径ｄに対し、使用する材料の弾性力
や期待する把持力によっても異なるが、概ね0.８ｄ＜Ｗ
1 ＜ｄの範囲に設定し、第２スリット１６ｃの幅Ｗ2 は
これよりも狭く形成する（Ｗ2＜Ｗ1）。これにより、第
１スリット１６ｂは、ガイドピン１２の把持力が強くな
る。
【００１７】また、図３（ｂ）に示すピン把持板１７の
ように、弾性金属板の中央に形成した開口１７ａの両側
に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って延
びる幅Ｗ1の第１スリット１７ｂ、幅Ｗ2の第２スリット
１７ｃ及び幅Ｗ3 の第３スリット１７ｄを形成し、各ス
リットの幅をＷ1 ＝Ｗ3＜Ｗ2、上記のように概ね0.８ｄ
＜Ｗ2 ＜ｄに設定すると、ガイドピン１２を把持する第
２スリット１７ｃが一層弾性変形し易くなる。
ように、弾性金属板の中央に形成した開口１７ａの両側
に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿って延
びる幅Ｗ1の第１スリット１７ｂ、幅Ｗ2の第２スリット
１７ｃ及び幅Ｗ3 の第３スリット１７ｄを形成し、各ス
リットの幅をＷ1 ＝Ｗ3＜Ｗ2、上記のように概ね0.８ｄ
＜Ｗ2 ＜ｄに設定すると、ガイドピン１２を把持する第
２スリット１７ｃが一層弾性変形し易くなる。
【００１８】更に、図３（ｃ）に示すピン把持板１８の
ように、弾性金属板の中央に形成した開口１８ａを挟む
両端側に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿
って延びる幅Ｗのスリット１８ｂ，１８ｂを形成しても
よい。スリット１８ｂをこのように形成すると、スリッ
トが開口に繋がっている図２のピン把持板１３や図３
（ａ），（ｂ）のピン把持板１６，１７に比べると、開
口１８ａに挿通した光ファイバ心線がスリットと干渉す
ることがなく、光ファイバ心線を傷付ける危険が少なく
てよい。
ように、弾性金属板の中央に形成した開口１８ａを挟む
両端側に、ピン孔１１ａ，１１ａの中心を結ぶ外方に沿
って延びる幅Ｗのスリット１８ｂ，１８ｂを形成しても
よい。スリット１８ｂをこのように形成すると、スリッ
トが開口に繋がっている図２のピン把持板１３や図３
（ａ），（ｂ）のピン把持板１６，１７に比べると、開
口１８ａに挿通した光ファイバ心線がスリットと干渉す
ることがなく、光ファイバ心線を傷付ける危険が少なく
てよい。
【００１９】一方、ピン把持部材及び規制部材は、図４
に示すピン把持部材２０及び規制ブロック２１としても
よい。即ち、ピン把持部材２０は、弾性金属板の中央に
形成した開口２０ａの両側に、ピン孔１１ａ，１１ａの
中心を結ぶ外方に沿って延びる幅Ｗがガイドピン１２の
直径ｄに対し、使用する材料の弾性力や期待する把持力
によっても異なるが、概ね0.８ｄ＜Ｗ＜ｄのスリット２
０ｂを形成する。そして、規制ブロック２１は、中央に
フェルール１１のブーツ１１ｂを配置する開口２１ａ
を、開口２１ａの両側の各ピン孔１１ａに対応する位置
にはガイドピン１２の直径よりも僅かに溝幅の広い規制
溝２１ｂ，２１ｂをそれぞれ形成する。これにより、ピ
ン把持部材２０によってガイドピン１２を把持し、規制
ブロック２１によってガイドピン１２の突出長さを予め
設定した所定長さに維持できる。
に示すピン把持部材２０及び規制ブロック２１としても
よい。即ち、ピン把持部材２０は、弾性金属板の中央に
形成した開口２０ａの両側に、ピン孔１１ａ，１１ａの
中心を結ぶ外方に沿って延びる幅Ｗがガイドピン１２の
直径ｄに対し、使用する材料の弾性力や期待する把持力
によっても異なるが、概ね0.８ｄ＜Ｗ＜ｄのスリット２
０ｂを形成する。そして、規制ブロック２１は、中央に
フェルール１１のブーツ１１ｂを配置する開口２１ａ
を、開口２１ａの両側の各ピン孔１１ａに対応する位置
にはガイドピン１２の直径よりも僅かに溝幅の広い規制
溝２１ｂ，２１ｂをそれぞれ形成する。これにより、ピ
ン把持部材２０によってガイドピン１２を把持し、規制
ブロック２１によってガイドピン１２の突出長さを予め
設定した所定長さに維持できる。
【００２０】尚、前記実施例では規制ブロックの後部に
押しばねを配置せしめているが、規制ブロックをフェル
ールの後端部にハウジングのみで押し付けることができ
る場合には、押しばねを設ける必要はない。
押しばねを配置せしめているが、規制ブロックをフェル
ールの後端部にハウジングのみで押し付けることができ
る場合には、押しばねを設ける必要はない。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、ガイドピンの突合せ端面からの突出長さを予め
設定した所定長さに維持でき、突合せ接続を繰り返して
もガイドピンが抜け落ちることを抑制可能な多心コネク
タを提供することができる。このとき、ピン把持部材を
金属板とするので、ガイドピンを弾性的に把持するスリ
ットや把持孔におけるガイドピンの抜き差しによる磨耗
を抑制して多心コネクタの長期使用が可能となる。
よれば、ガイドピンの突合せ端面からの突出長さを予め
設定した所定長さに維持でき、突合せ接続を繰り返して
もガイドピンが抜け落ちることを抑制可能な多心コネク
タを提供することができる。このとき、ピン把持部材を
金属板とするので、ガイドピンを弾性的に把持するスリ
ットや把持孔におけるガイドピンの抜き差しによる磨耗
を抑制して多心コネクタの長期使用が可能となる。
【００２２】しかも、多心コネクタは、ガイドピンの着
脱を繰り返しても、ピン把持部材のスリットが弾性変形
しているので、ガイドピンの把持力の低下はほとんどな
く、ガイドピンを誤って曲げてしまっても、新品のガイ
ドピンと簡単に交換して再度正常な接続を実現できる。
脱を繰り返しても、ピン把持部材のスリットが弾性変形
しているので、ガイドピンの把持力の低下はほとんどな
く、ガイドピンを誤って曲げてしまっても、新品のガイ
ドピンと簡単に交換して再度正常な接続を実現できる。
【図１】本発明の多心コネクタの主要部分を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の多心コネクタで使用するピン把持部材の
平面図である。
平面図である。
【図３】本発明の多心コネクタのピン把持部材の変形例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図４】ピン把持部材及び規制部材の変形例を示す斜視
図である。
図である。
【図５】従来の多心コネクタの主要部分を示す分解斜視
図である。
図である。
【図６】従来の多心コネクタにおけるガイドピンとガイ
ドピンを把持する把持ブロックに形成された把持穴との
関係を示す断面図である。
ドピンを把持する把持ブロックに形成された把持穴との
関係を示す断面図である。
１０ 多心コネクタ １１ フェルール １１ａ ピン孔 １２ ガイドピン １３ ピン把持板 １３ａ 開口 １３ｂ スリット １３ｃ 把持孔 １４ 規制ブロック １４ｂ 規制穴 １５ 押しばね １６ ピン把持板 １６ａ 開口 １６ｂ 第１スリット １６ｃ 第２スリット １７ ピン把持板 １７ａ 開口 １７ｂ 第１スリット １７ｃ 第２スリット １７ｄ 第３スリット １８ ピン把持板 １８ａ 開口 １８ｂ スリット ２０ ピン把持板 ２０ａ 開口 ２０ｂ スリット ２１ 規制ブロック ２１ｂ 規制溝 ３０ ハウジング ｄ 直径（ガイドピンの） Ｄ 直径（把持孔の） Ｗ スリットの幅
Claims (2)
- 【請求項１】 所定間隔をおいて形成された１対のピン
孔のそれぞれに、ガイドピンが突き合わせ方向に所定長
さ突出させて取り付けられるフェルールと、該フェルー
ルの後部に配置され、前記ガイドピンの突出長さを規制
する規制部材を配置してハウジング内に収容される多心
コネクタにおいて、 前記フェルールと規制部材との間に、中央に開口が、前
記１対のピン孔の少なくとも一方のピン孔と対応する位
置には、前記開口の両側に前記１対のピン孔の中心を結
ぶ外方に沿って延び、前記ガイドピンの直径ｄよりも小
さい幅のスリットが、該スリットが一方のピン孔にのみ
対応して設けられているときには、前記他方のピン孔と
対応する位置には前記ガイドピンの直径ｄよりも小さい
直径Ｄを有する把持孔が、それぞれ形成された弾性を有
するピン把持部材が配置されていることを特徴とする多
心コネクタ。 - 【請求項２】 前記ピン把持部材が金属板である、請求
項１の多心コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262767A JP2966329B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 多心コネクタ |
| US08/720,669 US5692079A (en) | 1995-10-11 | 1996-10-02 | Multifiber connector |
| EP96116101A EP0768546A1 (en) | 1995-10-11 | 1996-10-08 | Multifiber connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7262767A JP2966329B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 多心コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09105837A JPH09105837A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2966329B2 true JP2966329B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=17380312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7262767A Expired - Lifetime JP2966329B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 多心コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5692079A (ja) |
| EP (1) | EP0768546A1 (ja) |
| JP (1) | JP2966329B2 (ja) |
Families Citing this family (33)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6095695A (en) * | 1996-10-28 | 2000-08-01 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connector, and using method and tool thereof |
| DE29721776U1 (de) * | 1997-11-28 | 1999-04-01 | Siemens Ag | Verbinderkörper |
| US6731853B2 (en) * | 2001-03-16 | 2004-05-04 | Corning Incorporarted | Multiple fiber chip clamp |
| US7831151B2 (en) | 2001-06-29 | 2010-11-09 | John Trezza | Redundant optical device array |
| WO2003085433A1 (en) * | 2001-06-29 | 2003-10-16 | Xanoptix, Inc. | Oxidized light guiding component and manufacturing technique |
| US8452148B2 (en) | 2008-08-29 | 2013-05-28 | Corning Cable Systems Llc | Independently translatable modules and fiber optic equipment trays in fiber optic equipment |
| US11294135B2 (en) | 2008-08-29 | 2022-04-05 | Corning Optical Communications LLC | High density and bandwidth fiber optic apparatuses and related equipment and methods |
| WO2010068890A1 (en) * | 2008-12-11 | 2010-06-17 | Afl Telecommunications Llc | A "secured" fiber optic connecting system and method using offset fiber position in a single-fiber connector |
| US8419292B2 (en) * | 2008-12-11 | 2013-04-16 | Afl Telecommunications Llc | “Secured” fiber optic connecting system and method using different fiber positions of a multi-fiber connector |
| US9075216B2 (en) | 2009-05-21 | 2015-07-07 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic housings configured to accommodate fiber optic modules/cassettes and fiber optic panels, and related components and methods |
| AU2010263057A1 (en) | 2009-06-19 | 2012-02-02 | Corning Cable Systems Llc | High density and bandwidth fiber optic apparatuses and related equipment and methods |
| US20110129186A1 (en) * | 2009-11-30 | 2011-06-02 | Lewallen C Paul | Fiber Optic Module Assembly and Associated Methods |
| JP5223013B2 (ja) | 2010-01-14 | 2013-06-26 | 株式会社フジクラ | 光コネクタ、光コネクタの組立方法、融着接続部の補強方法、光コネクタの組立工具および光コネクタ組立セット |
| US9411101B2 (en) | 2010-01-14 | 2016-08-09 | Fujikura Ltd. | Optical fiber connector, optical fiber connector assembling method, optical fiber connector assembling tool, and optical fiber connector assembling set |
| US8593828B2 (en) | 2010-02-04 | 2013-11-26 | Corning Cable Systems Llc | Communications equipment housings, assemblies, and related alignment features and methods |
| US8913866B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-12-16 | Corning Cable Systems Llc | Movable adapter panel |
| WO2011159387A1 (en) | 2010-04-16 | 2011-12-22 | Ccs Technology, Inc. | Sealing and strain relief device for data cables |
| US8879881B2 (en) | 2010-04-30 | 2014-11-04 | Corning Cable Systems Llc | Rotatable routing guide and assembly |
| US9075217B2 (en) | 2010-04-30 | 2015-07-07 | Corning Cable Systems Llc | Apparatuses and related components and methods for expanding capacity of fiber optic housings |
| US9519118B2 (en) | 2010-04-30 | 2016-12-13 | Corning Optical Communications LLC | Removable fiber management sections for fiber optic housings, and related components and methods |
| US9279951B2 (en) | 2010-10-27 | 2016-03-08 | Corning Cable Systems Llc | Fiber optic module for limited space applications having a partially sealed module sub-assembly |
| US9116324B2 (en) | 2010-10-29 | 2015-08-25 | Corning Cable Systems Llc | Stacked fiber optic modules and fiber optic equipment configured to support stacked fiber optic modules |
| EP2646867B1 (en) | 2010-11-30 | 2018-02-21 | Corning Optical Communications LLC | Fiber device holder and strain relief device |
| CN103415797B (zh) | 2011-02-02 | 2016-01-27 | 康宁光缆系统有限责任公司 | 适用于为设备机架中的光学底板建立光学连接的稠密光纤连接器总成及相关的连接器与缆线 |
| US9008485B2 (en) | 2011-05-09 | 2015-04-14 | Corning Cable Systems Llc | Attachment mechanisms employed to attach a rear housing section to a fiber optic housing, and related assemblies and methods |
| AU2012275598A1 (en) | 2011-06-30 | 2014-01-16 | Corning Optical Communications LLC | Fiber optic equipment assemblies employing non-U-width-sized housings and related methods |
| US8953924B2 (en) | 2011-09-02 | 2015-02-10 | Corning Cable Systems Llc | Removable strain relief brackets for securing fiber optic cables and/or optical fibers to fiber optic equipment, and related assemblies and methods |
| US9038832B2 (en) | 2011-11-30 | 2015-05-26 | Corning Cable Systems Llc | Adapter panel support assembly |
| US9250409B2 (en) | 2012-07-02 | 2016-02-02 | Corning Cable Systems Llc | Fiber-optic-module trays and drawers for fiber-optic equipment |
| US9042702B2 (en) | 2012-09-18 | 2015-05-26 | Corning Cable Systems Llc | Platforms and systems for fiber optic cable attachment |
| EP2725397B1 (en) | 2012-10-26 | 2015-07-29 | CCS Technology, Inc. | Fiber optic management unit and fiber optic distribution device |
| US8985862B2 (en) | 2013-02-28 | 2015-03-24 | Corning Cable Systems Llc | High-density multi-fiber adapter housings |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CA1302758C (en) * | 1986-11-15 | 1992-06-09 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Optical connector and process for producing the same |
| CA1318533C (en) * | 1988-01-07 | 1993-06-01 | Hisaharu Yanagawa | Optical switch system |
| US5124730A (en) * | 1990-04-17 | 1992-06-23 | Armstrong World Industries, Inc. | Printing system |
| US5117557A (en) * | 1990-04-23 | 1992-06-02 | Wayne Hartley | Cutting device |
| US5028112A (en) * | 1990-06-27 | 1991-07-02 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Precision multi-channel fiber optic interface and method |
| US5220407A (en) * | 1990-11-26 | 1993-06-15 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Method for measuring the dimensions of an optical connector |
-
1995
- 1995-10-11 JP JP7262767A patent/JP2966329B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-10-02 US US08/720,669 patent/US5692079A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-10-08 EP EP96116101A patent/EP0768546A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0768546A1 (en) | 1997-04-16 |
| JPH09105837A (ja) | 1997-04-22 |
| US5692079A (en) | 1997-11-25 |
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