JP2002040298A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2002040298A
JP2002040298A JP2000228465A JP2000228465A JP2002040298A JP 2002040298 A JP2002040298 A JP 2002040298A JP 2000228465 A JP2000228465 A JP 2000228465A JP 2000228465 A JP2000228465 A JP 2000228465A JP 2002040298 A JP2002040298 A JP 2002040298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光コネクタハウジングの光導波路固定溝にお
ける光導波路の位置決めを適正に実施する光コネクタを
提供する。 【解決手段】 断面4角筒状ハウジングに保持された光
導波路を有する光コネクタにおいて、ハウジング5は軸
方向に形成される光導波路固定溝50を有し、光導波路
固定溝50は全長に亘って屈曲のない平坦側面52と、
ハウジング衝合面59側先端近傍においてテーパ係合面
511が屈曲形成される屈曲側面51と、底面53より
成り、光導波路4の一方の側面の先端近傍にテーパ部4
1が形成される光コネクタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光コネクタに関
し、特に、光コネクタ断面4角筒状ハウジングの光導波
路固定溝における光導波路の位置決めを適正に実施する
光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図9を参照して説明する。図9
において、4は互に平行な側面42および43を有する
光導波路である。この光導波路4は、その延伸方向に沿
って延伸する複数本の光ファイバ40を内包している。
5は光コネクタの断面4角筒状ハウジングである。断面
4角筒状ハウジング5の表面には、ハウジング軸方向に
光導波路固定溝50が形成されている。この光導波路固
定溝50は全長に亘って平行な平坦側面51’、52を
有している。53は光導波路4が載置される光導波路固
定溝50の底面を示す。59は接続される相手方光コネ
クタと衝合する衝合面である。この衝合面59にはガイ
ドピン挿通固定孔55が形成されており、相手方光コネ
クタの衝合面に固定される1対のガイドピンが挿入嵌合
される。
【0003】光導波路固定溝50の底面53および平坦
側面52は光導波路4の下面と側面43を規制する基準
面とされており、ここに光導波路4を密着位置決めさせ
ることにより、光ファイバ40が平面に配列される光導
波路4の端面とガイドピン挿通固定孔55の関係が一定
の寸法関係に規定される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上の光コネクタにお
いては、光ファイバ40を内包した光導波路4は光導波
路固定溝50の底面53に接着剤を適用して光導波路固
定溝50に密着位置決め固定作業を実施するが、この密
着位置決め固定作業を機械的に、常に一定の状態に実施
することができなかった。この発明は、光導波路を光導
波路固定溝の基準面である他方の側面に向けて押圧する
構成を具備することにより上述の問題を解消した光コネ
クタを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1:断面4角筒状
ハウジングに保持された光導波路を有する光コネクタに
おいて、断面4角筒状ハウジング5は軸方向に形成され
る光導波路固定溝50を有し、光導波路固定溝50は全
長に亘って屈曲のない平坦側面52と、ハウジング衝合
面59側先端近傍においてテーパ係合面511が屈曲形
成される屈曲側面51と、底面53より成り、光導波路
4の一方の側面の先端近傍にテーパ部41が形成される
光コネクタを構成した。
【0006】そして、請求項2:請求項1に記載される
光コネクタにおいて、相互接続される光コネクタのハウ
ジング5の衝合面59に1対のガイドピン6を取り付
け、或いは衝合面39にガイドピン6が挿通嵌合される
ガイドピン嵌合孔35を形成した光コネクタを構成し
た。また、請求項3:請求項1に記載される光コネクタ
において、断面4角筒状ハウジング5の一方の側面57
と底面56’を位置決めの基準面とし、基準壁を構成す
る底壁72およびこれに直交する基準壁を構成する一方
の側壁73と、頂壁71と、他方の側壁74より成る4
角筒状整列部材7を具備し、断面4角筒状ハウジング5
をその位置決めの基準面を4角筒状整列部材7の基準壁
に接触せしめて嵌合した光コネクタを構成した。
【0007】更に、請求項4:請求項3に記載される光
コネクタにおいて、断面4角筒状整列部材7の頂壁71
と断面4角筒状ハウジング5の頂面56との間に頂壁弾
性部材75を介在させると共に他方の側壁74と断面4
角筒状ハウジング5の他方の側面58の間に側壁弾性部
材76を介在させた光コネクタを構成した。そして、請
求項5:請求項4に記載される光コネクタにおいて頂壁
弾性部材75、側壁弾性部材76は断面4角筒状整列部
材7の壁に一体形成したものである光コネクタを構成し
た。
【0008】また、請求項6:請求項1ないし請求項5
の内の何れかに記載される光コネクタにおいて、光導波
路4を光導波路固定溝50の底面53に押し付ける押え
板54を具備する光コネクタを構成した。ここで、請求
項7:請求項1ないし請求項6の内の何れかに記載され
る光コネクタにおいて、弾性バネ512をテーパ係合面
511に形成した光コネクタを構成した。
【0009】そして、請求項8:請求項7に記載される
光コネクタにおいて、弾性バネ512はハウジング5に
一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成樹
脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側面
51に接合形成したものより成る光コネクタを構成し
た。ここで、請求項9:ハウジングに保持された光導波
路を有する光コネクタにおいて、ハウジング5は軸方向
に形成される光導波路固定溝50を有し、光導波路固定
溝50は全長に亘って平行な平坦側面51’、52と、
底面53より成り、一方の平坦側面51’のハウジング
5の衝合面59側に弾性バネ512を形成した光コネク
タを構成した。
【0010】そして、請求項10:請求項9に記載され
る光コネクタにおいて、弾性バネ512はハウジング5
に一体成型し、或いは、バネ性を有する金属板或は合成
樹脂材料より成る板バネを別体に製造してこれを屈曲側
面51に接合形成したものより成る光コネクタを構成し
た。また、請求項11:請求項10に記載される光コネ
クタにおいて、相互接続される光コネクタのハウジング
5の一方の衝合面59に1対のガイドピン6を取り付
け、他方の衝合面39にガイドピン6が挿通嵌合される
ガイドピン嵌合孔35を形成した光コネクタを構成し
た。
【0011】更に、請求項12:請求項10に記載され
る光コネクタにおいて、断面4角筒状ハウジング5の一
方の側面57と底面56’を位置決めの基準面とし、基
準壁を構成する底壁72およびこれに直交する基準壁を
構成する一方の側壁73と、頂壁71と、他方の側壁7
4より成る4角筒状整列部材7を具備し、断面4角筒状
ハウジング5をその位置決めの基準面を4角筒状整列部
材7の基準壁に接触せしめて嵌合した光コネクタを構成
した。
【0012】そして、請求項13:請求項12に記載さ
れる光コネクタにおいて、断面4角筒状整列部材7の頂
壁71と断面4角筒状ハウジング5の頂面56との間に
頂壁弾性部材75を介在させると共に他方の側壁74と
断面4角筒状ハウジング5の他方の側面58の間に側壁
弾性部材76を介在させた光コネクタを構成した。ま
た、請求項14:請求項13に記載される光コネクタに
おいて、頂壁弾性部材75、側壁弾性部材76は断面4
角筒状整列部材7の壁に一体形成したものである光コネ
クタを構成した。
【0013】更に、請求項15:請求項9ないし請求項
14の内の何れかに記載される光コネクタにおいて、光
導波路4を光導波路固定溝50の底面53に押し付ける
押え板54を具備する光コネクタを構成した。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2の実施例を参照して説明する。図1は光コネクタ
と光導波路を組み立てた状態を示す図である。図2は光
コネクタおよび光導波路の分解斜視図である。4は互い
に平行な側面42および43を有する光導波路であり、
光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本の光ファイバ
40を内包している。光導波路4の先端近傍の一方の側
面には光導波路軸方向と15゜の角度をなすテーパ部4
1が形成されている。5は光コネクタプラグのハウジン
グである。このハウジング5の表面には、ハウジング軸
方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光導
波路固定溝50は全長に亘って屈曲のない平坦側面52
と、ハウジング衝合面59側先端近傍において屈曲せし
め光導波路のテーパ部41と衝合するテーパ係合面51
1が形成される屈曲側面51を有している。テーパ係合
面511の屈曲は光導波路4のテーパ部41に対応し
て、屈曲側面51の本体に関して15゜の角度である。
53は光導波路固定溝50の底面を示す。54は押え板
であり、その先端近傍の一方の側面は、光導波路4のテ
ーパ部41に対応して、長さ方向と15゜の角度をなす
テーパ部541が形成されている。6は光コネクタの衝
合面であるハウジング衝合面59に対してハウジングの
長さ方向に平行に取り付けられた1対のガイドピンであ
る。55はガイドピン挿通固定孔である。
【0015】光導波路4に対応する同等の光導波路2に
は、同様に、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本
の光ファイバを内包し、テーパ部が側面43側先端部に
形成されている。ハウジング3の表面にも、ハウジング
5と同様に、ハウジング軸方向に光導波路固定溝30が
形成されている。この光導波路固定溝30は全長に亘っ
て屈曲のない平坦側面32と、ハウジング衝合面39先
端近傍において屈曲せしめてテーパ係合面311が形成
される屈曲側面31と、底面33を有している。テーパ
係合面311の屈曲は、光導波路2のテーパ部に対応し
て、屈曲側面31の本体に関して15゜の角度である。
34は押え板である。35はハウジング衝合面39に形
成されたガイドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合
孔である。
【0016】互に平行な1対のガイドピン6をハウジン
グ3に形成される1対のガイドピン嵌合孔35にそれぞ
れ挿通してハウジング同志の位置合わせを行ない、押し
込み嵌合してハウジング3、5を相互結合する。この光
コネクタにおいて、光導波路4のテーパ部41と、光導
波路固定溝50のテーパ係合面511と、押え板54の
テーパ部541の組は、ハウジング3、5が結合衝合し
た状態において、光導波路2のテーパ部と、光導波路固
定溝30のテーパ係合面311と、押え板34のテーパ
部341の組と対向する位置関係に構成される。
【0017】ここで、プラグのハウジング5に光導波路
を接合固定するには、光導波路固定溝50の側壁および
底面に接着剤を塗布しておき、光導波路4をそのテーパ
部41を屈曲側面51のテーパ係合面511に係合させ
底面53に載置する。これにより、光導波路4は屈曲側
面51のテーパ係合面511から反作用を受けて基準面
である平坦側面52に押し付けられて、確実に係合位置
決めされる。次いで、押え板54をそのテーパ部541
を光導波路固定溝50のテーパ係合面511に係合させ
た状態で光導波路固定溝50に圧入し、光導波路4を下
向きに圧しつける。光導波路4のテーパ部41を光導波
路固定溝50のテーパ係合面511に係合させることに
より、ハウジング5に対する光導波路4の取り付け位置
精度を確保することができる。ハウジング3に対する光
導波路2の取り付け位置精度も以上と同様にして確保す
ることができる。
【0018】ところが、以上の実施例は、ハウジング5
の光導波路固定溝50の一方の側面51にテーパ係合面
511を形成し、これに光導波路4のテーパ部41を係
合させることにより光導波路4を他方の平坦側面52押
し付け位置決めするものである。即ち、光導波路4側に
も一方の側面42の先端部にテーパ係合面511に対応
するテーパ部41を形成する必要がある。しかし、光導
波路固定溝50にテーパ係合面511を切り出し加工す
ることはそれ程容易ではない。そして、光導波路4の一
方の側面42の先端部にテーパ部41を形成することに
より、本来内包されるべき光ファイバ40の本数を減少
している。図2(b)についてみると、テーパ部41の
ところに1本の光ファイバ40を内包させ、これと対称
の位置に1本の光ファイバ40を内包させる余地が本来
はあることになる。次の第2の実施例は、光導波路を光
導波路固定溝の一方の側面から他方の側面に確実に押し
付け位置決めする光コネクタを提供すると共に、光導波
路4に効率よく光ファイバを内包する光コネクタを提供
するものである。
【0019】図3および図4を参照して第2の実施例を
説明する。図3は第2の実施例の斜視図である。図4は
第2の実施例の分解斜視図である。光導波路4は互いに
平行な側面42および43を有し、光導波路延伸方向に
沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包してい
る。光コネクタのハウジング5の表面には、ハウジング
軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この光
導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面5
1’、52と、底面53より成る。54は押え板であ
る。この実施例は、光導波路固定溝50の一方の平坦側
面51’のハウジング衝合面59側には、弾性バネ51
2を形成している。この実施例においては、弾性バネと
してハウジング5を成型するに際して、板バネ512を
一体成型している。或いは、弾性バネとして、バネ性を
有する金属板或は合成樹脂材料より成る板バネを別体に
製造して、これを一方の平坦側面51’に接合して形成
する。
【0020】ここで、ハウジング5に光導波路を固定す
るには、光導波路固定溝50の底面53に接着剤を塗布
しておき、弾性バネ512を一方の平坦側面51’側に
変形押し戻しながら光導波路4を底面53に載置する。
これにより、光導波路4は弾性部材512の弾性を受け
て他方の平坦側面52に確実に押し付けられる。次い
で、押え板54を光導波路固定溝50に嵌合し、下向き
に押圧して光導波路4を底面53に押し付ける。以上の
通りにして、光導波路4は弾性部材512の弾性を受け
て他方の平坦側面52に位置決めされると共に底面53
に位置決めされ、ハウジング5に対する光導波路4の取
り付け位置精度を確保することができる。即ち、矩形に
切り出した光導波路4を光導波路固定溝50の底面53
に載置しさえすれば、光導波路固定溝50の他方の平坦
側面52に光導波路4が弾性バネ512により機械的に
押し付けられるので、光導波路4を単に矩形に切り出す
ことのみで特別な形状に加工する必要なしに精度よく光
コネクタのハウジング5に対して搭載位置決めすること
ができる。
【0021】この実施例は断面4角筒状整列部材7を使
用している。ここで、光導波路4の側面は、断面4角筒
状ハウジング5の基準側面である一方の側面57から一
定距離のところに位置決めされていることを前提にして
いる。断面4角筒状ハウジング5、5’を4角筒状整列
部材7に嵌合すると、断面4角筒状ハウジング5の一方
の側面57と底面56’を基準面として位置決めされ
る。これら基準面は、4角筒状整列部材7の基準壁を構
成する底壁72とこれに直交する一方の側壁73に接触
せしめられる。この場合、両光コネクタの断面4角筒状
ハウジング5および5’の位置合わせ調整する部材とし
て、断面4角筒状整列部材7の頂壁71と断面4角筒状
ハウジング5、5’の頂面56との間に頂壁弾性部材7
5を介在させると共に他方の側壁74と断面4角筒状ハ
ウジング5、5’の他方の側面58の間に側壁弾性部材
76を介在させる。頂壁弾性部材75および側壁弾性部
材76は図示される通り、両開口に対称に形成されてい
る。これにより断面4角筒状ハウジング5および5’を
下向きにバイアスすると共に左向きにバイアスして断面
4角筒状ハウジング5、5’の基準面である底面56’
と一方の側面57とを4角筒状整列部材7の基準壁であ
る底壁72および一方の側壁73に圧し付け、この状態
で両光コネクタを断面4角筒状整列部材7に押し込むこ
とにより断面4角筒状ハウジング5、5’の衝合面59
の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位置合わせ
することができる。
【0022】図5および図6を参照して第3の実施例を
説明する。図5は第3の実施例の斜視図である。図6は
第3の実施例の分解斜視図である。光導波路4は互いに
平行な側面42および43を有し、光導波路延伸方向に
沿って延伸する複数本の光ファイバ40を内包してい
る。光コネクタのハウジング5の表面には、ハウジング
J軸方向に光導波路固定溝50が形成されている。この
光導波路固定溝50は全長に亘って平行な平坦側面5
1’、52と、底面53より成る。54は押え板であ
る。光導波路固定溝50の一方の平坦側面51’のハウ
ジング衝合面59側には、弾性バネ512を形成してい
る。この実施例においては、弾性バネとしてハウジング
5を成型するに際して、板バネ512を一体成型してい
る。或いは、弾性バネとして、バネ性を有する金属板或
は合成樹脂材料より成る板バネを別体に製造し、これを
一方の平坦側面51’に接合して形成する。ハウジング
5の衝合面59には、ハウジングの長さ方向に平行に1
対のガイドピン6が取り付けられている。
【0023】光導波路4に対応する同等の光導波路2に
は、同様に、光導波路延伸方向に沿って延伸する複数本
の光ファイバを内包している。ハウジング3の表面に
も、ハウジング5と同様にハウジング軸方向に光導波路
固定溝30が形成されている。この光導波路固定溝30
は全長に亘って平坦側面31、32、と底面33より成
る。34は押え板である。ハウジング衝合面39にはガ
イドピン6が挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔35が形
成されている。光導波路固定溝30の一方の平坦側面3
1のハウジング衝合面39側に、弾性バネ312を形成
している。
【0024】この実施例の場合も、光導波路4は弾性バ
ネ512の弾性を受けて他方の平坦側面52に位置決め
されると共に、底面53に位置決めされ、ハウジング5
に対する光導波路4の取り付け位置精度を確保すること
ができる。ハウジング3に対する光導波路2の取り付け
位置精度も同様にを確保することができる。従って、ハ
ウジング3の衝合面39に形成されるガイドピン嵌合孔
35にハウジング5の衝合面59に取り付けられるガイ
ドピン6を挿通嵌合すると、光導波路固定溝30の平坦
側面32と光導波路固定溝50の平坦側面52が整列し
た状態で衝合面同志が衝合し、結局、ハウジング5の衝
合面59の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位
置合わせすることができる。
【0025】図7および図8を参照して第4の実施例を
説明する。図7は第4の実施例の斜視図である。図8は
第4の実施例の分解斜視図である。弾性バネ512は光
導波路固定溝50の一方の側面51’に光導波路4のテ
ーパ部41と衝合するテーパ係合面511を形成した第
1の実施例にも適用することができる。この第4の実施
例において、弾性バネ512はテーパ係合面511に形
成する。弾性バネ512により光導波路4を他方の他方
の側面52に向けて押圧して、ハウジング5の衝合面5
9の光導波路端面露出孔591同志を精度良く位置合わ
せすることができる。
【0026】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、光導波路を光導波路固定溝の一方の側面から他方の
側面に機械的に確実に押し付け位置決めする光コネクタ
を提供することができる。即ち、光導波路固定溝は全長
に亘って屈曲のない平坦側面と、ハウジングの衝合面側
先端近傍においてテーパ係合面が屈曲形成される屈曲側
面を形成し、光導波路の一方の側面の先端近傍にテーパ
部を形成してテーパ係合面にテーパ部を係合せしめるこ
とにより光導波路を光導波路固定溝の一方の側面から他
方の側面に機械的に確実に押し付け位置決めすることが
できる。そして、基準壁を構成する底壁およびこれに直
交する基準壁を構成する一方の側壁と、頂壁と、他方の
側壁より成る4角筒状整列部材を光コネクタハウジング
に組み合わせることにより、一種類の形状構造の光コネ
クタを準備するだけで作り分けの必要なしに光導波路の
接続をすることができる。また、光コネクタのハウジン
グの光導波路固定溝の一方の側壁に弾性バネを付与する
ことにより、光導波路固定溝にテーパ係合面を形成する
加工を施し、光導波路側にも一方の側面の先端部にテー
パ係合面に対応するテーパ部を形成するという特別な加
工は必要とせず光導波路を精度よく位置決めすることが
できる。更に、光導波路にテーパ部を形成することによ
り、本来内包されるべき光ファイバの本数を減少してい
た訳であるが、テーパ部を省略したことによりこのテー
パ部形成領域にも光ファイバを内包させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】図1の続き。
【図3】第2の実施例説明する図。
【図4】図3の続き。
【図5】第3の実施例説明する図。
【図6】図5の続き。
【図7】第4の実施例説明する図。
【図8】図7の続き。
【図9】従来例を説明する図。
【符号の説明】
35 ガイドピン嵌合孔 4 光導波路 41 テーパ部 5 ハウジング 50 光導波路固定溝 51 屈曲側面 51’一方の平坦側面 511 テーパ係合面 512 弾性バネ 52 平坦側面 53 底面 54 押え板 56 頂面 56’底面 57 一方の側面 58 他方の側面 59 ハウジング衝合面 6 ガイドピン 7 4角筒状整列部材 71 頂壁 72 底壁 73 一方の側壁 74 他方の側壁 75 頂壁弾性部材 76 側壁弾性部材

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面4角筒状ハウジングに保持された光
    導波路を有する光コネクタにおいて、 断面4角筒状ハウジングは軸方向に形成される光導波路
    固定溝を有し、 光導波路固定溝は全長に亘って屈曲のない平坦側面と、
    ハウジング衝合面側先端近傍においてテーパ係合面が屈
    曲形成される屈曲側面と、底面より成り、 光導波路の一方の側面の先端近傍にテーパ部が形成され
    ることを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載される光コネクタにおい
    て、 相互接続される光コネクタのハウジングの衝合面に1対
    のガイドピンを取り付け、或いは衝合面にガイドピンが
    挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔を形成したことを特徴
    とする光コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載される光コネクタにおい
    て、 断面4角筒状ハウジングの一方の側面と底面を位置決め
    の基準面とし、 基準壁を構成する底壁およびこれに直交する基準壁を構
    成する一方の側壁と、頂壁と、他方の側壁より成る4角
    筒状整列部材を具備し、 断面4角筒状ハウジングをその位置決めの基準面を4角
    筒状整列部材の基準壁に接触せしめて嵌合したことを特
    徴とする光コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載される光コネクタにおい
    て、 断面4角筒状整列部材の頂壁と断面4角筒状ハウジング
    の頂面との間に弾性部材を介在させると共に他方の側壁
    と断面4角筒状ハウジングの他方の側面の間に弾性部材
    を介在させたことを特徴とする光コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載される光コネクタにおい
    て、 弾性部材は断面4角筒状整列部材の壁に一体形成したも
    のであることを特徴とする光コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5の内の何れかに
    記載される光コネクタにおいて、 光導波路を光導波路固定溝の底面に押し付ける押え板を
    具備することを特徴とする光コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6の内の何れかに
    記載される光コネクタにおいて、 弾性バネをテーパ係合面に形成したことを特徴とする光
    コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載される光コネクタにおい
    て、 弾性バネは断面4角筒状ハウジングに一体成型し、或い
    は、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板
    バネを別体に製造してこれを屈曲側面に接合形成したも
    のより成ることを特徴とする光コネクタ。
  9. 【請求項9】 断面4角筒状ハウジングに保持された光
    導波路を有する光コネクタにおいて、 断面4角筒状ハウジングは軸方向に形成される光導波路
    固定溝を有し、 光導波路固定溝は全長に亘って平行な平坦側面と、底面
    より成り、 一方の平坦側面のハウジングの衝合面側に弾性バネを形
    成したことを特徴とする光コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載される光コネクタにお
    いて、 弾性バネは断面4角筒状ハウジングに一体成型し、或い
    は、バネ性を有する金属板或は合成樹脂材料より成る板
    バネを別体に製造してこれを屈曲側面に接合形成したも
    のより成ることを特徴とする光コネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載される光コネクタに
    おいて、 相互接続される光コネクタのハウジングの一方の衝合面
    に1対のガイドピンを取り付け、他方の衝合面にガイド
    ピンが挿通嵌合されるガイドピン嵌合孔を形成したこと
    を特徴とする光コネクタ。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載される光コネクタに
    おいて、 断面4角筒状ハウジングの一方の側面と底面を位置決め
    の基準面とし、 基準壁を構成する底壁およびこれに直交する基準壁を構
    成する一方の側壁と、頂壁と、他方の側壁より成る4角
    筒状整列部材を具備し、 断面4角筒状ハウジングをその位置決めの基準面を4角
    筒状整列部材の基準壁に接触せしめて嵌合したことを特
    徴とする光コネクタ。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載される光コネクタに
    おいて、 断面4角筒状整列部材の頂壁と断面4角筒状ハウジング
    の頂面との間に弾性部材を介在させると共に他方の側壁
    と断面4角筒状ハウジングの他方の側面の間に弾性部材
    を介在させたことを特徴とする光コネクタ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載される光コネクタに
    おいて、 弾性部材は断面4角筒状整列部材の壁に一体形成したも
    のであることを特徴とする光コネクタ。
  15. 【請求項15】 請求項9ないし請求項14の内の何れ
    かに記載される光コネクタにおいて、 光導波路を光導波路固定溝の底面に押し付ける押え板5
    4を具備することを特徴とする光コネクタ。
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