JP2001305389A - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

Info

Publication number
JP2001305389A
JP2001305389A JP2000116150A JP2000116150A JP2001305389A JP 2001305389 A JP2001305389 A JP 2001305389A JP 2000116150 A JP2000116150 A JP 2000116150A JP 2000116150 A JP2000116150 A JP 2000116150A JP 2001305389 A JP2001305389 A JP 2001305389A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
optical fiber
plugs
plug
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000116150A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3970498B2 (ja
Inventor
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Takehiro Hayashi
武弘 林
Takuji Yoshida
卓史 吉田
Masaru Kobayashi
勝 小林
Yoshiteru Abe
宜輝 阿部
Makoto Sumita
真 住田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyco Electronics AMP KK, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Tyco Electronics AMP KK
Priority to JP2000116150A priority Critical patent/JP3970498B2/ja
Publication of JP2001305389A publication Critical patent/JP2001305389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3970498B2 publication Critical patent/JP3970498B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1対のプラグとアダプタとを固定する固定作業
が簡便、容易であると共に、部品管理が容易に行える光
ファイバを相互に接続するための光ファイバコネクタを
提供する。 【解決手段】光ファイバコネクタ1は、光ファイバAを
固定する1対のプラグ2,2と、プラグ2,2同士を相
対させて嵌合する際に1対のプラグ2,2の外側に配置
されるアダプタ3とを具備している。1対のプラグ2,
2のそれぞれは、それぞれの外面から外側に突出する突
部15bを有している。一方、アダプタ3は、プラグ
2,2を受容する受容部71,71内に突出し、突部1
5bを弾性的に挟持するロックアーム83を有するロッ
ク部材80を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを相互
に接続するための光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度通信網の実現に向けて光波ネ
ットワーク等の検討が進められている。これら光波ネッ
トワーク等のシステムにおいては、より多くの光ファイ
バ接続が必要であり、光ファイバを相互に接続するため
の光ファイバコネクタの開発が盛んになされている。光
ファイバ通信網を拡大するために使用される光ファイバ
コネクタにあっては、良好な光学特性及び高密度性が求
められ、更に小型化及び低コスト化が要求されている。
【0003】これら諸特性を有する光ファイバコネクタ
として、例えば、図21に示す光ファイバコネクタが提
案されされている(特開平9- 159860号公報参
照)。この光ファイバコネクタ400は、光ファイバ
F,Fを固定する1対のプラグ410,410と、これ
らプラグ410,410を相対させて接合させる際に介
在されるアダプタ420とを有している。そして、プラ
グ410,410のそれぞれは、一端に光ファイバF,
Fを片持ち梁として保持する保持部411,411を有
し、他端に光ファイバF,Fの撓みを許容する空洞41
2,412を有している。又、アダプタ420は、両端
に1対のプラグ410,410のそれぞれを受容する受
容凹部421,421を有すると共に、半径方向の中心
部に光ファイバF,Fを整列固定するための整列孔42
3のある整列部材422を有している。この整列部材4
22は、アダプタ420の外筒部425に支持部424
を介して支持されている。
【0004】ここで、光ファイバF,Fの先端は、プラ
グ410,410の先端面からそれぞれ若干突出して
る。このため、プラグ410,410をアダプタ420
の受容凹部421,421内に挿入してプラグ410,
410の先端面を支持部424の両側面に当接させる
と、光ファイバF,Fは整列孔423に挿入されると共
にその先端が整列孔423内で互いに当接する。そし
て、光ファイバF,Fのうちの若干部分がそれぞれプラ
グ410,410の空洞412,412内に押し込ま
れ、光ファイバF,Fは空洞412,412内で座屈す
ることになる。これら光ファイバF,Fの座屈力により
光ファイバF,Fの接続端面が押圧される。このため、
フェルールやばね部材が不要で部品点数が少なく、小型
化及び低コスト化が図られ、また、光ファイバ端面処理
がファイバの切断及び切断縁の面取りのみで足りるの
で、面倒な研磨処理が不要になる。
【0005】そして、プラグ410,410とアダプタ
420とは、図示しないねじ、クランプ機構などにより
嵌合時に固定可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の光ファイバコネクタ400にあっては、以下の問題
点があった。即ち、プラグ410,410とアダプタ4
20とを固定するためには、プラグ410,410をア
ダプタ420の受容凹部421,421内に挿入して互
いに接合する作業の他、プラグ410,410及びアダ
プタ420とは別個に用意したねじ等によってプラグ4
10,410とアダプタ420とを固定する作業が必要
であり、その固定作業が煩雑であった。また、プラグ4
10,410及びアダプタ420とは別個に用意したね
じ等を使用するため、プラグ410,410を接合した
後において、そのねじ等を紛失する虞れがあり、部品管
理が面倒になってしまうという問題点があった。
【0007】従って、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、1対のプラグと
アダプタとを固定する固定作業が簡便、容易であると共
に、部品管理が容易に行える光ファイバを相互に接続す
るための光ファイバコネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係る光ファイバコネクタ
は、光ファイバを固定する1対のプラグと、該プラグ同
士を相対させて嵌合する際に前記1対のプラグの外側に
配置されるアダプタとを具備し、前記1対のプラグのそ
れぞれが、一端で前記光ファイバを片持ち梁として保持
すると共に、他端に前記光ファイバの撓みを許容する空
洞を有し、前記アダプタが、両端に前記1対のプラグの
それぞれを受容する受容部を有すると共に、内部に前記
光ファイバを整列するための整列孔のある整列部材を有
している光ファイバコネクタにおいて、前記1対のプラ
グのそれぞれは、それぞれの外面から外側に突出する突
部を有し、前記アダプタは、前記受容部内に突出し、前
記突部を弾性的に挟持するロックアームを有するロック
部材を有することを特徴としている。
【0009】この光ファイバコネクタによれば、1対の
プラグ同士を相対させてアダプタの受容部内に挿入し光
ファイバの先端を整列部材の整列孔内に挿入すると、ロ
ック部材のロックアームがそれぞれのプラグに形成され
た突部を弾性的に挟持する。これにより、1対のプラグ
はアダプタに固定される。また、本発明のうち請求項2
に係る光ファイバコネクタは、請求項1記載の発明にお
いて、前記突部のうち前記ロックアームが挟持する部分
が、外側から内側に向けて前記プラグの相対方向に対し
て傾斜する傾斜面で構成されていることを特徴としてい
る。
【0010】この光ファイバコネクタによれば、アダプ
タの受容部に挿入された1対のプラグがそれらプラグの
相対方向においてアダプタに対して位置ずれしたとして
も、ロックアームは突部の傾斜面で突部を適切に弾性的
に挟持する。更に、本発明のうち請求項3に係る光ファ
イバコネクタは、請求項1又は2記載の発明において、
前記突部を弾性的に挟持した前記ロックアームの一部分
を挟持固定する1対のスライダを、前記1対のプラグの
それぞれの外周に摺動可能に配置したことを特徴として
いる。
【0011】この光ファイバコネクタによれば、ロック
部材のロックアームが突部を弾性的に挟持した後、1対
のプラグの外周に配置された1対のスライダを摺動させ
て、それらスライダによって前記ロックアームの一部分
を挟持固定すると、1対のプラグはアダプタに一層強固
に固定される。更に、本発明のうち請求項4に係る光フ
ァイバコネクタは、請求項1又は2記載の発明におい
て、前記突部を弾性的に挟持する前記ロックアームの一
部分を挟持固定する1対のスライダを、前記アダプタの
外周に摺動可能に配置したことを特徴としている。
【0012】この光ファイバコネクタによれば、アダプ
タの外周に摺動可能に配置されたスライダを摺動操作す
ることにより、突部を弾性的に挟持するロック部材のロ
ックアームの一部分を挟持固定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は、本発明に係る光ファイバコネ
クタの第1実施形態の断面を示し、(a)は縦断面図、
(b)は(a)の1b- 1b線に沿った断面図である。
図2は、図1に示す光ファイバコネクタによって相互接
続される光ファイバの概略説明図である。
【0014】図1において、光ファイバコネクタ1は、
複数対の光ファイバAを固定する1対のプラグ2,2
と、1対のプラグ2,2同士を相対させて嵌合する際に
それらプラグ2,2の外側に配置されるアダプタ3とを
具備している。各光ファイバAは、図2に示すように、
コア(図示せず)及びクラッド(図示せず)を有するガ
ラスファイバ部A1 、ガラスファイバ部A1 の周囲に設
けられた除去可能な保護層部A2 、及び保護層部A2
周囲に設けられたポリ塩化ビニル等のプラスチック材か
らなる被覆部A3 からなっている。
【0015】次に、各プラグ2の構成及び形状について
図3乃至図12を参照して説明する。図3はプラグを構
成するプラグコアを示し、(a)はその平面図、(b)
は正面図、(c)は左側面図、(d)は(a)の3d-
3d線に沿った断面図である。図4は調心部材を構成す
る板ばねを示し、(a)はその左側面図、(b)は正面
図、(c)は右側面図、(d)は底面図である。図5
は、プラグを構成する第1ファイバ押え部材を示し、
(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は底面
図である。図6は、プラグを構成する第2ファイバ押え
部材を示し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、
(c)は底面図である。図7は、プラグを構成する第3
ファイバ押え部材を示し、(a)はその正面図、(b)
は右側面図、(c)は底面図である。図8は、プラグを
構成するプラグハウジングを示し、(a)はその平面
図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は
(a)の8d- 8d線に沿った断面図である。図9は、
プラグを構成する第1くさび部材を示し、(a)はその
正面図、(b)は右側面図である。図10は、プラグを
構成する第2くさび部材を示し、(a)はその正面図、
(b)は右側面図である。図11は、プラグを構成する
第3くさび部材を示し、(a)はその正面図、(b)は
右側面図である。図12はプラグを構成するスライダを
示し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)
は平面図、(d)は(b)の12d- 12d線に沿った
断面図である。
【0016】各プラグ2は、図1及び図3乃至図12に
示すように、プラグコア10と、プラグコア10に固定
される調心部材50と、プラグコア10の平板部11上
に配置される第1乃至第3ファイバ押え部材21,2
2,23と、プラグコア10及び第1乃至第3ファイバ
押え部材21,22,23を収容するプラグハウジング
30と、第1乃至第3くさび部材41,42,43と、
スライダ60と、ブーツ65とからなっている。
【0017】ここで、プラグコア10は、図3に示すよ
うに、光ファイバAを受容する複数のファイバ受容溝1
2を上面に有する平板部11と、平板部11の前端(図
3(a)における右端)から前方に延びる前端が二股形
状の筒状部15とを具備し、樹脂を成形することによっ
て形成される。各ファイバ受容溝12は、光ファイバA
のガラスファイバ部A1 を受容するガラスファイバ受容
溝12a、光ファイバAの保護層部A2 を受容する保護
層受容溝12b、及び光ファイバAの被覆部A 3 を受容
する被覆受容溝12cを有している。また、平板部11
の上面には、ガラスファイバ受容溝12aの両側に位置
する複数のポスト受容凹部13a、保護層受容溝12b
の両側に位置する複数のポスト受容凹部13b、及び被
覆受容溝12cの両側に位置する複数のポスト受容凹部
13cが形成されている。そして、平板部11の両側面
には、プラグハウジング30のコア収容孔32aに収容
される際に、コア収容部32の係止孔34に係止される
1対の突起14が突出形成されている。一方、筒状部1
5は、ガラスファイバ受容溝12aから突出するガラス
ファイバ部A1 の撓みを許容する空洞15aを内部に有
している。また、筒状部15の二股状部の両側面には、
外側に突出する1対の突部15bが形成されている。そ
れぞれの突部15bの前面は、内側から外側に向けてプ
ラグ2の接合方向(図1における左右方向)に対して傾
斜する傾斜面15fで構成され、突部15b後面は、外
側から内側に向けてプラグ2の接合方向に対して傾斜す
る傾斜面15gで構成されている。更に、筒状部15の
二股状部の上下部分には、それら二股状部間を連結する
1対の連結部15cが設けられ、これら連結部15cの
後側には空洞15aに貫通する調心部材用貫通孔15e
が形成されている。また、空洞15aを形成する外壁部
分、即ち、調心部材用貫通孔15eの後方に位置する筒
状部15の後方部分の上下部分には、空洞15aに貫通
する調心部材用圧入孔15dが形成されている。
【0018】また、調心部材50は、図1(a)に示す
ように、プラグコア10の調心部材用圧入孔15dに圧
入固定される1対の板ばね51,51で構成されてい
る。各板ばね51は、図4に示すように、ばね性を有す
る略矩形状の金属板を断面略S字形状に折り曲げ形成さ
れている。そして、板ばね51は、調心部材用圧入孔1
5dに圧入される圧入板部52と、圧入板部52の一端
から圧入板部52に対して直交する方向に延びる第1延
出部53と、第1延出部53の先端から斜め下方に延び
る第2延出部54と、第2延出部54の先端から第1延
出部53と平行に延びる挟持部55と、挟持部55の先
端から斜め上方に延びる案内部56とを具備している。
ここで、各板ばね51は、図1(a)に示すように、圧
入板部52を調心部材用圧入孔15dに圧入するに先立
って、案内部56、挟持部55、及び第2延出部54を
調心部材用貫通孔15eを通して空洞15a内に突出す
るようにプラグ2に組み付けられる。そして、各挟持部
55は、相手挟持部55と協働して挟持部55間に挿入
される光ファイバAのガラスファイバ部A1 を弾性的に
挟持する。この結果、光ファイバAのガラスファイバ部
1 を、プラグコア10の筒状部15の上下方向(図1
(a)における上下方向)の中心部に位置決めする。
【0019】次に、第1ファイバ押え部材21は、図5
に示すように、略矩形平板の下面に下側に突出する複数
の押圧凸状部21aを形成し、樹脂を成形することによ
って形成される。押圧凸状部21aは、平板の幅方向に
おいて複数のガラスファイバ受容溝12aに対応する位
置に配置され、平板の長手方向においてガラスファイバ
受容溝12aと略同一の長さを有する。また、これら押
圧凸状部21aの両側には、プラグコア10のポスト受
容凹部13aに受容される複数のポスト21bが突出形
成されている。更に、これら押圧凸状部21aの長手方
向の左端部には、光ファイバAのガラスファイバ部A1
が挿入される際に、ガラスファイバ部A 1 の挿入を容易
にするための傾斜面21cが形成されている。また、押
圧凸状部21aの長手方向の右端部には、ガラスファイ
バ部A1 の導出を容易にするための傾斜面21dが形成
されている。
【0020】また、第2ファイバ押え部材22は、図6
に示すように、略矩形平板の突出部22eの下面に複数
の保護層押圧凹部22aを形成し、樹脂を成形すること
によって形成される。保護層押圧凹部22aは、平板の
幅方向において複数の保護層受容溝12bに対応する位
置に配置され、平板の長手方向において保護層受容溝1
2bと略同一の長さを有する。また、これら保護層押圧
凹部22aの両側には、プラグコア10のポスト受容凹
部13bに受容される複数のポスト22bが突出形成さ
れている。更に、保護層押圧凹部22aの長手方向の左
端部には、光ファイバAのガラスファイバ部A1 及び保
護層部A2 が挿入される際に、それらの挿入を容易にす
るための傾斜面22cが形成されている。また、保護層
押圧凹部22aの長手方向の右端部には、ガラスファイ
バ部A1 の導出を容易にするための傾斜面22dが形成
されている。
【0021】更に、第3ファイバ押え部材23は、図7
に示すように、略矩形平板の下面に1つの被覆押圧凹部
23aを形成し、樹脂を成形することによって形成され
る。被覆押圧凹部23aは、平板の幅方向において複数
の被覆受容溝12cを覆う幅を有し、平板の長手方向に
おいて被覆受容溝12cと略同一の長さを有する。ま
た、これら被覆押圧凹部23aの両側には、プラグコア
10のポスト受容凹部13cに受容される複数のポスト
23bが突出形成されている。更に、被覆押圧凹部23
aの長手方向の左端部には、光ファイバAのガラスファ
イバ部A1 、保護層部A2 、及び被覆部A3 が挿入され
る際に、それらの挿入を容易にするための傾斜面23c
が形成されている。また、被覆押圧凹部23aの長手方
向の右端部には、ガラスファイバ部A1 及び保護層部A
2 の導出を容易にするための傾斜面23dが形成されて
いる。
【0022】そして、プラグハウジング30は、図8に
示すように、ケーブル収容部31と、ケーブル収容部3
1から前方(図8(a)における右方)に延びるコア収
容部32とを具備している。ケーブル収容部31は、後
端から前方に延びる、複数本の光ファイバAの被覆部A
3 を収容するためのケーブル収容孔31aを有してい
る。一方、コア収容部32は、ケーブル収容孔31aに
連通し前端に開口する、プラグコア10及び第1乃至第
3ファイバ押え部材21,22,23を収容するための
コア収容孔32aを有している。コア収容孔32aの径
は、ケーブル収容孔31aの径よりも大きく、コア収容
孔32aとケーブル収容孔31aとが連通する部分に
は、停止面32bが形成される。このプラグハウジング
30は、樹脂を成形することによって形成される。そし
て、コア収容部32の両側面には、第1乃至第3くさび
部材41,42,43のそれぞれを挿入可能とするため
の第1乃至第3くさび孔33a,33b,33cが形成
されている。第1乃至第3くさび孔33a,33b,3
3cの上下方向の位置は、図8(d)に示すように、そ
れらの上縁面がコア収容部32の上壁32cの下面32
dと一致する位置である。また、コア収容部32の両側
面には、コア部材10の両側面に突出形成された突起1
4が仮係止される係止孔34が形成されている。係止孔
34の上下方向の位置は、それらの下縁面がコア収容部
32の下壁32eの上面32fと一致する位置である。
一方、コア収容部32の上下面には、後述するスライダ
60の弾性仮係止舌片63が入り込む凹部33gが形成
されている。
【0023】次に、コア収容部32の第1くさび孔33
aからプラグハウジング30内に挿入される第1くさび
部材41は、図9に示すように、第1くさび孔33aよ
りもやや小さい幅laを有する略平板形状で構成され
る。この第1くさび部材41は、樹脂を成形することに
よって形成される。第1くさび部材41の上面には、2
つの突起部41aが突出形成され、下面には、3つの突
起部41bが突出形成されている。突起部41aの上端
と突起部41bの下端とがなす高さhaは、第1くさび
孔33aの高さ方向の幅よりもやや小さく、コア収容部
32の上壁32cの下面32dと、コア収容部32内に
挿入された第1ファイバ押え部材21の上面との間の間
隔よりもやや大きくなっている。また、これら突起部4
1a及び41bの個数及び配列ピッチは、幅laに応じ
て調整される。第1くさび部材41の先端(図9(b)
における右端)には、第1くさび部材41を第1くさび
孔33aから挿入する際に、その挿入を容易にするため
の傾斜面41cが形成されている。
【0024】また、コア収容部32の第2くさび孔33
bからハウジング30内に挿入される第2くさび部材4
2は、図10に示すように、第2くさび孔33bよりも
やや小さい幅lbを有する略平板形状で構成される。こ
の第2くさび部材42は、樹脂を成形することによって
形成される。第2くさび部材42の上面には、1つの突
起部42aが突出形成され、下面には、2つの突起部4
2bが突出形成されている。これら突起部42a,42
bの数は、第2くさび部材42の幅lbが第1くさび部
材41の幅laよりも短いため、第1くさび部材41の
突起部41a,41bの数よりも少ない。そして、突起
部42aの上端と突起部42bの下端とがなす高さhb
は、第2くさび孔33bの高さ方向の幅よりもやや小さ
く、コア収容部32の上壁32cの下面32dと、コア
収容部32内に挿入された第2ファイバ押え部材22の
上面との間の間隔よりもやや大きくなっている。第2く
さび部材42の先端には、第1くさび部材41と同様
に、第2くさび部材42の挿入を容易にするための傾斜
面42cが形成されている。
【0025】更に、コア収容部32の第3くさび孔33
cからハウジング30内に挿入される第3くさび部材4
3は、図11に示すように、第3くさび孔33cよりも
やや小さい幅lcを有する略平板形状で構成される。こ
の第3くさび部材43は、樹脂を成形することによって
形成される。第3くさび部材43の上面には、第2くさ
び部材42と同様に、1つの突起部43aが突出形成さ
れ、下面には、2つの突起部43bが突出形成されてい
る。そして、突起部43aの上端と突起部43bの下端
とがなす高さhcは、第3くさび孔33cの高さ方向の
幅よりもやや小さく、コア収容部32の上壁32cの下
面32dと、コア収容部32内に挿入された第3ファイ
バ押え部材23の上面との間の間隔よりもやや大きくな
っている。第3くさび部材43の先端には、第1くさび
部材41と同様に、第3くさび部材43の挿入を容易に
するための傾斜面43cが形成されている。
【0026】また、スライダ60は、図1に示すよう
に、プラグハウジング30のコア収容部32の外周に摺
動可能に配置されている。スライダ60は、図12に示
すように、コア収容部32の外形に対応する断面略長方
形状の底無筒状体61を有し、樹脂を成形することによ
って形成される。筒状体61の左右両側壁には、後述す
るロックアーム83の第2挟持部86を挟持する挟持用
開口62aを有する1対の弾性舌片62が設けられてい
る。一方、筒状体61の上下壁には、スライダ60をコ
ア収容部32に対して仮係止するための1対の弾性仮係
止舌片63が互いに内側に向けて突出形成されている。
そして、弾性舌片62及び弾性仮係止舌片63の後方
(図12(a)における左方)側の筒状体61の表面に
は、把持用セレーション64が形成されている。
【0027】また、ブーツ65は、予め光ファイバA上
に配置されて、図1に示すように、プラグハウジング3
0のケーブル収容部31の周囲に取付けられる。このブ
ーツ65は、光ファイバAに対するストレインリリーフ
として機能する。次に、1対のプラグ2,2の外周に配
置されるアダプタ3の構成を図1及び図13乃至図15
を参照して説明する。図13はアダプタを構成するアダ
プタハウジングを示し、(a)はその正面図、(b)は
右側面図、(c)は(b)の13c- 13c線に沿った
断面図、(d)は(b)の13d- 13d線に沿った断
面図である。図14はアダプタを構成するロック部材を
示し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)
は左側面図、(d)は底面図、(e)は(c)の14e
- 14e線に沿った断面図、(f)は(c)の14f-
14f線に沿った断面図である。図15はアダプタを構
成する整列部材を示し、(a)はその正面図、(b)は
右側面図、(c)は(b)の15a- 15a線に沿った
断面図である。
【0028】アダプタ3は、図1及び図13乃至図15
に示すように、1対のアダプタハウジング70,70
と、それらアダプタハウジング70,70間に挟持固定
される1対のロック部材80,80と、ロック部材8
0,80間に挟持固定される整列部材90とを具備して
いる。各アダプタハウジング70は、図13に示すよう
に、後端(図13(c)における左端)から前端に向け
て貫通する、プラグ2を受容するための受容部71を有
している。アダプタハウジング70の前端面の上下両側
(図13(b)における上下両側)、即ち1対のアダプ
タハウジング31の当接面の上下両側には、ロック部材
80の環状平板部81を受容するための1対の凹部72
が形成されている。そして、1対の凹部72の左右方向
中央部からはロック部材80の取付部87を受容するた
めの1対の取付凹部73が後方に向けて延びている。ま
た、凹部72の取付凹部73を挟んだ左右部分からは2
対の隔壁74が後方に向けて延びている。これら2対の
隔壁74は、ロック部材80をアダプタハウジング70
に取付けた際に、ロック部材80の1対のロックアーム
83の上下外側に位置する。更に、アダプタハウジング
70の前端面の上側には、1対の位置決めポスト75が
突出形成され、反対の下側には、相手アダプタハウジン
グ70の位置決めポスト75が挿入される1対の位置決
め孔76が形成されている。なお、アダプタハウジング
70は、樹脂を成形することによって形成される。
【0029】また、ロック部材80は、図1及び図14
に示すように、中央に整列部材90の整列孔部91及び
プラグコア10の前端部を挿入可能とした貫通孔82を
有する略八角形状の環状平板部81を有している。環状
平板部81の後面(図13(a)における左面)の左右
部分には、後方に延びてアダプタハウジング70の受容
部71内に突出する1対のロックアーム83,83が形
成されている。各ロックアーム83は、環状平板部81
の後面から延びる片持ち梁部84と、片持ち梁部84の
先端から一方向に突出する、プラグコア10に形成され
た1対の突部15b,15bを弾性的に挟持する第1挟
持部85とを具備している。また、ロックアーム83の
片持ち梁部84の先端には、第1挟持部85と反対方向
に突出する第2挟持部86が設けられている。また、環
状平板部81の後面の上下部分には、ロック部材80を
アダプタハウジング70に取付けるための1対の取付部
87が突出形成されている。そして、これら取付部87
のそれぞれには、図14(f)に示すように、貫通孔8
2および環状平板部81の前面に開口する1対の整列部
材受容凹部88が形成されている。一方、環状平板部8
1の前面の上下部分には、1対の位置決め突起89aが
突出形成され、整列部材取付凹部88を挟んだ反対側に
は、相手ロック部材80の位置決め突起89aを受容す
るための1対の位置決め孔89bが形成されている。
【0030】更に、整列部材90は、図1及び図15に
示すように、1対のアダプタハウジング70,70の上
下方向(図1(a)における上下方向)及び左右方向
(図1(b)における上下方向)の中心に位置する整列
孔部91と、整列孔部91から上下両方向に向けて突出
する連結部93を介して配置された1対の取付部92と
を具備している。整列孔部91には、光ファイバAを整
列するための複数又は1個の整列孔94が形成されてい
る。また、1対の取付部92は、1対のロック部材80
のそれぞれに形成された整列部材受容凹部88に受容さ
れる。整列部材90は、樹脂を成形することによって形
成される。
【0031】次に、光ファイバコネクタ1を組み立てる
と共に、複数対の光ファイバAを相互に接続する方法に
ついて、図1及び図16乃至図18を参照して説明す
る。図16は、プラグの組立方法を示し、(a)はプラ
グコアに調心部材及び第1乃至第3ファイバ押え部材を
配置した状態の正面図、(b)は調心部材及び第1乃至
第3ファイバ押え部材を配置した図1のプラグコアをプ
ラグハウジング内に収容した状態の正面図、(c)はプ
ラグコアと第1乃至第3ファイバ押え部材との間に光フ
ァイバを挿入した状態の正面図、(d)はプラグハウジ
ングと第1乃至第3ファイバ押え部材との間に第1乃至
第3くさび部材を挿入した状態の正面図、(e)はプラ
グハウジングの外周にスライダを配置した状態の正面
図、(f)はプラグハウジングにブーツを取付けた状態
の正面図である。図17は、アダプタの組立方法を示
し、(a)はアダプタの分解正面図、(b)はアダプタ
の縦断面図である。図18は、一方側のプラグを挿入し
たアダプタに他方側のプラグを挿入する状態の縦断面図
である。
【0032】光ファイバコネクタ1を組み立てると共に
複数対の光ファイバAを相互に接続するには、1対のプ
ラグ2を組み立ててからアダプタ3を組み立て、このア
ダプタ3の両側から1対のプラグ2を挿入することによ
り行う。ここで、プラグ2を組み立てるには、先ず、図
1及び図16(a)に示すように、調心部材50を構成
する1対の板ばね51の案内部56、挟持部55、及び
第2延出部54を調心部材用貫通孔15eを通して空洞
15a内に突出させると共に圧入板部52を調心部材用
圧入孔15dに圧入する。これにより、調心部材50を
プラグコア10の筒状部15に圧入固定する。そして、
図16(a)に示すように、プラグコア10のポスト受
容凹部13a、ポスト受容凹部13b、及びポスト受容
凹部13cのそれぞれに、第1ファイバ押え部材21の
ポスト21b、第2ファイバ押え部材22のポスト22
b、及び第3ファイバ押え部材23のポスト23bのそ
れぞれを挿入してプラグコア10の平板部11上に第1
乃至第3ファイバ押え部材21,22,23を配置す
る。
【0033】次いで、図16(b)に示すように、第1
乃至第3ファイバ押え部材21,22,23を平板部1
1上に配置したプラグコア10を、プラグコア10の平
板部11の先端がプラグハウジング30の停止面32b
に当接するまで、プラグハウジング30の前方側からコ
ア収容部32のコア収容孔32a内に挿入する。このと
き、プラグコア10に形成された突起14がプラグハウ
ジング30に形成された係止穴34に入り込んでプラグ
コア10がプラグハウジング30に仮係止される。ま
た、プラグコア10の筒状部15は、プラグハウジング
30の前端から突出する。
【0034】次いで、図16(c)に示すように、ガラ
スファイバ部A1 、保護層部A2 、及び被覆部A3 を露
出した複数本の光ファイバAを、ガラスファイバ部A1
がガラスファイバ受容溝12aに、保護層部A2 が保護
層受容溝12bに、被覆部A 3 が被覆受容溝12cに位
置するように、プラグハウジング30の後方側からプア
グコア10と第1乃至第3ファイバ押え部材21,2
2,23との間に挿入する。このとき、ガラスファイバ
部A1 の前方部分が、コア部材10の空洞15a内かつ
調心部材50を構成する1対の板ばね51の挟持部55
間に位置する。各挟持部55は、相手挟持部55と協働
して挟持部55間に挿入される光ファイバAのガラスフ
ァイバ部A1 を弾性的に挟持する。この結果、光ファイ
バAのガラスファイバ部A1 は、プラグコア10の筒状
部15の上下方向(図1(a)における上下方向)の中
心部に位置決めされる(図18参照)。なお、光ファイ
バAのガラスファイバ部A1 の先端は、調心部材50を
構成する1対の板ばね51,51の互いに広がる案内部
56間に位置する。このため、光ファイバAのガラスフ
ァイバ部A1 の先端を、布等によって簡単に清掃するこ
とができる。この清掃に使用される布としては、例え
ば、日本電信電話株式会社製の商品名「CRETOP」
が好適である。
【0035】そして、図16(d)に示すように、第1
乃至第3くさび部材41,42,43のそれぞれを、光
ファイバAの光軸方向と直交する方向に沿ってプラグハ
ウジング30の側方から第1乃至第3くさび孔33a,
33b,33cを介してハウジング30の上壁32cと
第1乃至第3ファイバ押え部材41,42,43の上面
との間に挿入する。ここで、第1乃至第3ファイバ押え
部材41,42,43の突起部41a,42a,43a
の上端と突起部41b,42b,43bの下端とがなす
高さha,hb,hcは、コア収容部32の上壁32c
の下面32dと、コア収容部32内に挿入された第1乃
至第3ファイバ押え部材21,22,23の上面との間
の間隔よりもやや大きくなっている。このため、第1乃
至第3くさび部材41,42,43を挿入すると、第1
乃至第3くさび部材41,42,43のそれぞれの上面
に形成された突起部41a,42a,43aがプラグハ
ウジング30の上壁32cを押圧し、下面に形成された
突起部41b,42b,43bが第1乃至第3ファイバ
押え部材21,22,23の上面を押圧する。これによ
り、プラグコア10及び第1乃至第3ファイバ押え部材
21,22,23は、プラグハウジング30に固定され
る。また、光ファイバAのガラスファイバ部A1 が、第
1ファイバ押え部材21の押圧凸状部21aの押圧力に
よってコア部材10の平板部11に形成されたガラスフ
ァイバ受容溝12aとの間で挟持されて固定される。ま
た、光ファイバAの保護層部A2 が、第2ファイバ押え
部材22の保護層押圧受容凹部22aの押圧力によって
コア部材10の平板部11に形成された保護層受容溝1
2bとの間で挟持されて固定される。更に、光ファイバ
Aの被覆部A3 が、第3ファイバ押え部材23の被覆押
圧凹部23aの押圧力によってコア部材10の平板部1
1に形成された被覆受容溝12cとの間で挟持されて固
定される。
【0036】次いで、図16(e)に示すように、光フ
ァイバAを固定した部材をスライダ60の後方側(図1
6(e)における左方側)から挿入する。この挿入によ
り、スライダ60の弾性仮係止舌片63がプラグハウジ
ング30の上下面に形成された凹部33gに入り込み、
スライダ60がプラグハウジング30の長手方向におい
て仮係止される(図18参照)。
【0037】その後、図16(f)に示すように、予め
光ファイバA上に配置されたブーツ65を、プラグハウ
ジング30のケーブル収容部31の周囲に取付ける。こ
れにより、プラグ2の組み立ては完了する。次に、アダ
プタ3を組み立てるには、先ず、図17(a)におい
て、整列部材90の取付部92を1対のロック部材80
のそれぞれに形成された整列部材受容凹部88に受容し
つつ、一方のロック部材80の位置決め突起89aを相
手ロック部材80の位置決め孔89bに挿入し、超音波
溶着又は接着を行う。これによって第1段階として1対
のロック部材80,80と整列部材90との副組立体を
組み立てる。
【0038】次いで、図17(b)に示すように、1対
のロック部材80,80の取付部87を1対のアダプタ
ハウジング70,70の取付凹部73に受容させつつ、
一方のアダプタハウジング70の位置決めポスト75を
相手アダプタハウジング70の位置決め孔76に挿入
し、超音波溶着又は接着を行う。これにより、アダプタ
30は完成する。この際、1対のロック部材80,80
の環状平板部81はそれぞれアダプタハウジング70,
70の凹部72内に位置すると共に、2対のロックアー
ム83はアダプタハウジング70,70の受容部71内
に突出している。また、整列部材90の整列孔部91
は、1対のアダプタハウジング70,70の上下方向
(図1(a)における上下方向)及び左右方向(図1
(a)における上下方向)の中心に位置する。
【0039】次に、複数対の光ファイバAを相互に接続
するには、図18及び図1に示すように、1対のプラグ
2,2を、それぞれ、スライダ60,60の把持用セレ
ーション64,64を把持してアダプタハウジング7
0,70の受容部71,71内に挿入する。この挿入の
際には、光ファイバAのガラスファイバ部A1 は、調心
部材50によって整列部材90の整列孔94に対して上
下方向及び左右方向に調心されている。この調心は、調
心部材50がガラスファイバ部A1 を弾性的に挟持する
ことによってなされるので、ガラスファイバ部A1 を傷
つけることなくガラスファイバ部A1 の調心を確実に行
うことができる。1対のプラグ2,2を受容部71,7
1内に挿入すると、光ファイバAのガラスファイバ部A
1 が整列部材90の整列孔94内に挿入されてガラスフ
ァイバ部A1 の先端同士が互いに当接する。ガラスファ
イバ部A1 が整列部材90の整列孔94内に挿入される
際に、調心部材50を構成する1対の板ばね51の案内
部56は整列部材90の整列孔部91の角縁に接触し、
1対の板ばね51は圧入部52を略中心として互いに整
列孔部91によって押し広げられ、挟持部55はガラス
ファイバ部A1 から離隔する。このため、ガラスファイ
バ部A1 の整列孔94への挿入が調心部材によって邪魔
されず、ガラスファイバ部A1 の先端同士が確実に当接
する。そして、1対のプラグ2,2をそれぞれのプラグ
2,2の連結部15cが整列部材90の取付部92に当
接するまで押し込む。この当接過程において、1対のプ
ラグ2,2に形成された突部15b,15b、15b,
15bの前面の傾斜面15f,15f、15f,15f
は、ロックアーム83,83、83,83の第1挟持部
85,85、85,85に接触しつつ前進する。この前
進の際には、ロックアーム83,83、83,83は、
突部15b,15b、15b,15bの傾斜面15f,
15f、15f,15fにならって固定端を中心として
外側へ変位する。そして、ロックアーム83,83、8
3,83の第1挟持部85,85、85,85が突部1
5b,15b、15b,15bの頂点を乗り越えて後面
の傾斜面15g,15g、15g,15gに接触する。
このとき、ロックアーム83,83、83,83は、突
部15b,15b、15b,15bの傾斜面15g,1
5g、15g,15gにならって固定端を中心として内
側へ変位する。そして、それぞれのプラグ2,2の連結
部15cが整列部材90の取付部92に当接すると、ロ
ックアーム83,83、83,83は、突部15b,1
5b、15b,15bの傾斜面15g,15g、15
g,15g上で止まる。このため、ロックアーム83,
83、83,83は、プラグ2,2に形成された合計2
対の突部15b,15b、15b,15bの後面の傾斜
面15g,15g、15g,15gを弾性的に挟持す
る。これにより、1対のプラグ2,2はアダプタ3に固
定される。従って、1対のプラグ2,2とアダプタ3と
を固定するためには、プラグ2,2をアダプタ3の受容
部71,71内に相対させて挿入する作業のみでよく、
それらの固定作業を簡便なものとすることができる。ま
た、プラグ2,2及びアダプタ3とは別個に用意したね
じ等の固定手段を使用する必要がないので、それら別個
の固定手段を紛失する虞れもなく、部品管理を容易に行
うことができる。
【0040】なお、プラグ2,2に形成された突部15
b,15b、15b,15bの後面は傾斜面15g,1
5g、15g,15gで構成されているので、アダプタ
3の受容部71に挿入された1対のプラグ2,2がそれ
らプラグ2,2の相対方向においてアダプタ3に対して
位置ずれしても、ロックアーム83,83、83,83
は突部の傾斜面15g,15g、15g,15gを適切
に弾性的に挟持することができる。
【0041】一方、それぞれのプラグ2,2の連結部1
5cが整列部材90の取付部92に当接すると、ガラス
ファイバ部A1 のうちの若干部分がそれぞれプラグ2,
2の空洞15a,15a内に押し込まれる。これによ
り、光ファイバAのガラスファイバ部A1 は一方の空洞
15a内で座屈することになる。これらガラスファイバ
部A1 の座屈力によりガラスファイバ部の接続端面が押
圧され、この押圧状態で光ファイバAのガラスファイバ
部A1 は光学的に接続される。
【0042】そして、1対のスライダ60,60を更に
押し込むと、スライダ60,60に形成された弾性仮係
止舌片63,63、63,63が拡開されてプラグハウ
ジング30,30の外周面上を摺動し、スライダ60,
60の弾性舌片62,62、62,62に形成された挟
持用開口62a,62a、62a,62aにロックアー
ム83,83、83,83の第2挟持部86,86、8
6,86が入り込む。これにより、2対のロックアーム
83,83、83,83は1対のスライダ60,60に
よって挟持される。このため、プラグ2,2をアダプタ
3に対してより一層強固に固定することができる。
【0043】一方、光ファイバAのガラスファイバ部A
1 を光学的接続状態から解除するには、1対のスライダ
60,60を互いに反対方向に向けて摺動させてロック
アーム83,83、83,83に対する挟持状態を解除
し、その後、1対のプラグ2,2を互いに反対方向に向
けて引っ張り、ロックアーム83の突部15bに対する
挟持状態を解除すればよい。
【0044】次に、本発明の第2実施形態を図19を参
照して説明する。図19は、本発明に係る光ファイバコ
ネクタの第2実施形態の概略縦断面図である。図19に
示す光ファイバコネクタ100は、図1に示す光ファイ
バコネクタ1と基本構成は同様であり、複数対の光ファ
イバAを固定する1対のプラグ102,102と、これ
らプラグ102,102同士を相対させて嵌合する際に
1対のプラグ102,102の外側に配置されるアダプ
タ103とを具備している。そして、1対のプラグ10
2,102のそれぞれの基本構成は、図1に示す光ファ
イバコネクタ1と同様に、プラグコア10と、プラグコ
ア10に固定される調心部材(図示せず)と、プラグコ
ア10の平板部11上に配置される第1乃至第3ファイ
バ押え部材21,22,23と、プラグコア10及び第
1乃至第3ファイバ押え部材21,22,23を収容す
るプラグハウジング30と、第1乃至第3くさび部材
(図示せず)と、スライダ160と、ブーツ(図示せ
ず)とからなっている。また、プラグ3の構成及び形状
は、図1に示す光ファイバコネクタ1と同様で、1対の
アダプタハウジング70,70と、それらアダプタハウ
ジング70,70間に挟持固定される1対のロック部材
80,80と、ロック部材80,80間に挟持固定され
る整列部材90とを具備している。
【0045】しかし、光ファイバコネクタ100が図1
に示す光ファイバコネクタ1と異なる点は、プラグ2,
2を構成するスライダ160の形状である。即ち、スラ
イダ160の先端内側には、プラグコア10に形成され
た1対の突部15bを弾性的に挟持したロックアーム8
3の第2挟持部86を挟持固定する複数の挟持用第1凹
部161と挟持用第2凹部162とが形成されている。
挟持用第1凹部161及び挟持用第2凹部162は、ス
ライダ160の摺動方向に沿って所定間隔を置いて形成
されている。これにより、アダプタ103のロックアー
ム83が突部15bを弾性的に挟持した際に、アダプタ
103の受容部71,71に挿入された1対のプラグ
2,2がそれらプラグ2,2の相対方向においてアダプ
タ103に対して位置ずれしたことによって1対のプラ
グ2,2のそれぞれに形成された突部15bがアダプタ
103に対して位置ずれし、ロックアーム83のそれぞ
れがロック部材80の中心面に対して非対称になってい
たとしても、1対のスライダ160によってロックアー
ム83の第2挟持部86を挟持固定することができる。
【0046】更に、本発明の第3実施形態を図20を参
照して説明する。図20は、本発明に係る光ファイバコ
ネクタの第3実施形態の概略縦断面図である。図20に
示す光ファイバコネクタ300は、図1に示す光ファイ
バコネクタ1と同様に、光ファイバ(図示せず)を固定
する1対のプラグ302,302と、これらプラグ30
2,302同士を相対させて接合する際に1対のプラグ
302,302の外側に配置されるアダプタ303とを
具備している。
【0047】そして、1対のプラグ302,302のそ
れぞれは、プラグコア310と、プラグコア310に固
定される調心部材(図示せず)と、プラグコア310の
平板部上に配置される第1乃至第3ファイバ押え部材
(図示せず)と、プラグコア310及び第1乃至第3フ
ァイバ押え部材を収容するプラグハウジング330と、
第1乃至第3くさび部材(図示せず)と、スライダ36
0と、ブーツ(図示せず)とからなっている。1対のプ
ラグ302,302のそれぞれは、プラグコア310の
一端で光ファイバを片持ち梁として保持すると共に、プ
ラグコア310の他端に光ファイバの撓みを許容する空
洞311を有している。そして、プラグコア310,3
10の両側面には1対の突部、合計2対の突部312,
312、312,312が突出形成されている。
【0048】また、アダプタ303は、両端に1対のプ
ラグ302,302のそれぞれを受容する受容部37
1,371を有するアダプタハウジング370と、アダ
プタハウジング370の内部に配置され、光ファイバを
整列固定するための整列孔391のある整列部材390
とを具備している。そして、アダプタハウジング370
の上下壁には、1対のロック部材380,380が固定
されている。各ロック部材380は、受容部371,3
71内に突出する1対のロックアーム381,381を
有し、上下のロック部材380,380の総合では2対
のロックアーム381,381、381,381が設け
られている。各ロックアーム381は、プラグ302の
プラグハウジング330内を通ってプラグハウジング3
30に形成された貫通穴331から外側に突出してい
る。各ロックアーム381の先端には、プラグコア31
0に形成された突部312を弾性的に挟持する挟持部3
82が突出形成されている。
【0049】一方、アダプタハウジング370の外周に
は、1対のスライダ360,360が摺動可能に配置さ
れている。アダプタハウジング370の上下壁の左右両
側には、所定長さの貫通孔372が形成されている。ス
ライダ360,360のそれぞれには、アダプタハウジ
ング370の貫通孔372内に位置する連結部362を
介してアダプタハウジング370内に突出する1対の挟
持部362,362が設けられている。挟持部362,
362は、スライダ360を摺動させることにより、プ
ラグ302に形成された突部312,312を弾性的に
挟持するロックアーム381,381を挟持するように
なっている。従って、図20に示す光ファイバコネクタ
300においては、図1に示す光ファイバコネクタ1と
異なり、アダプタ370の外周に摺動可能に配置された
スライダ360,360を摺動操作することにより、ロ
ック部材380,380のロックアーム381,38
1、381,381を挟持することができる。
【0050】以上、本発明の実施形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されず、種々の変更をする
ことができる。例えば、プラグコア10の筒状部15に
形成される突部15bは1対でなくてもよく、例えば、
筒状部15の周囲に無端状に連続して設けてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に係る光ファイバコネクタによれば、1対のプラグ
のそれぞれが、それぞれの外面から外側に突出する突部
を有し、アダプタが、1対のプラグを受容する受容部内
に突出し、前記突部を弾性的に挟持するロックアームを
有するロック部材を有するので、1対のプラグとアダプ
タとを固定するためには、1対のプラグをアダプタの受
容部内に相対させて挿入する作業のみでよく、それらの
固定作業を簡便なものとすることができる。また、1対
のプラグ及びアダプタとは別個に用意したねじ等の固定
手段を使用する必要がないので、それら別個の固定手段
を紛失する虞れもなく、部品管理を容易に行うことがで
きる。
【0052】また、本発明のうち請求項2に係る光ファ
イバコネクタによれば、請求項1記載の発明において、
前記突部のうち前記ロックアームが挟持する部分が、外
側から内側に向けて前記プラグの相対方向に対して傾斜
する傾斜面で構成されているので、アダプタの受容部に
挿入された1対のプラグがそれらプラグの相対方向にお
いてアダプタに対して位置ずれしたとしても、ロックア
ームは突部の傾斜面で突部を適切に弾性的に挟持するこ
とができる。
【0053】更に、本発明のうち請求項3に係る光ファ
イバコネクタによれば、請求項1又は2記載の発明にお
いて、前記突部を弾性的に挟持した前記ロックアームの
一部分を挟持固定する1対のスライダを、前記1対のプ
ラグのそれぞれの外周に摺動可能に配置したので、それ
らスライダによって1対のプラグをアダプタに一層強固
に固定することができる。
【0054】本発明のうち請求項4に係る光ファイバコ
ネクタによれば、請求項1又は2記載の発明において、
前記突部を弾性的に挟持する前記ロックアームの一部分
を挟持固定する1対のスライダを、前記アダプタの外周
に摺動可能に配置したので、アダプタの外周に摺動可能
に配置されたスライダを摺動操作することにより、突部
を弾性的に挟持するロック部材のロックアームの一部分
を挟持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光ファイバコネクタの第1実施形
態の断面を示し、(a)は縦断面図、(b)は(a)の
1b- 1b線に沿った断面図である。
【図2】図1に示す光ファイバコネクタによって相互接
続される光ファイバの概略説明図である。
【図3】図3はプラグを構成するプラグコアを示し、
(a)はその平面図、(b)は正面図、(c)は左側面
図、(d)は(a)の3d- 3d線に沿った断面図であ
る。
【図4】調心部材を構成する板ばねを示し、(a)はそ
の左側面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、
(d)は底面図である。
【図5】プラグを構成する第1ファイバ押え部材を示
し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は
底面図である。
【図6】プラグを構成する第2ファイバ押え部材を示
し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は
底面図である。
【図7】プラグを構成する第3ファイバ押え部材を示
し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は
底面図である。
【図8】プラグを構成するプラグハウジングを示し、
(a)はその平面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は(a)の8d- 8d線に沿った断面図であ
る。
【図9】プラグを構成する第1くさび部材を示し、
(a)はその正面図、(b)は右側面図である。
【図10】プラグを構成する第2くさび部材を示し、
(a)はその正面図、(b)は右側面図である。
【図11】プラグを構成する第3くさび部材を示し、
(a)はその正面図、(b)は右側面図である。
【図12】プラグを構成するスライダを示し、(a)は
その正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、
(d)は(b)の12d- 12d線に沿った断面図であ
る。
【図13】アダプタを構成するアダプタハウジングを示
し、(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は
(b)の13c- 13c線に沿った断面図、(d)は
(b)の13d- 13d線に沿った断面図である。
【図14】アダプタを構成するロック部材を示し、
(a)はその正面図、(b)は右側面図、(c)は左側
面図、(d)は底面図、(e)は(c)の14e- 14
e線に沿った断面図、(f)は(c)の14f- 14f
線に沿った断面図である。
【図15】アダプタを構成する整列部材を示し、(a)
はその正面図、(b)は右側面図、(c)は(b)の1
5a- 15a線に沿った断面図である。
【図16】プラグの組立方法を示し、(a)はプラグコ
アに調心部材及び第1乃至第3ファイバ押え部材を配置
した状態の正面図、(b)は調心部材及び第1乃至第3
ファイバ押え部材を配置した図1のプラグコアをプラグ
ハウジング内に収容した状態の正面図、(c)はプラグ
コアと第1乃至第3ファイバ押え部材との間に光ファイ
バを挿入した状態の正面図、(d)はプラグハウジング
と第1乃至第3ファイバ押え部材との間に第1乃至第3
くさび部材を挿入した状態の正面図、(e)はプラグハ
ウジングの外周にスライダを配置した状態の正面図、
(f)はプラグハウジングにブーツを取付けた状態の正
面図である。
【図17】アダプタの組立方法を示し、(a)はアダプ
タの分解正面図、(b)はアダプタの縦断面図である。
【図18】一方側のプラグを挿入したアダプタに他方側
のプラグを挿入する状態の縦断面図である。
【図19】本発明に係る光ファイバコネクタの第2実施
形態の概略縦断面図である。
【図20】本発明に係る光ファイバコネクタの第3実施
形態の概略縦断面図である。
【図21】従来例の光ファイバコネクタの断面斜視図で
ある。
【符号の説明】
1は光ファイバコネクタ 2はプラグ 3はアダプタ 15aは空洞 15bは突部 15gは傾斜面 60はスライダ 71は受容部 80はロック部材 83はロックアーム 90は整列部材 94は整列孔 Aは光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 武弘 神奈川県川崎市高津区久本3丁目5番8号 タイコ エレクトロニクス アンプ株式 会社内 (72)発明者 吉田 卓史 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小林 勝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 阿部 宜輝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 住田 真 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H036 JA02 MA05 NA01 QA47 QA57

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを固定する1対のプラグと、該
    プラグ同士を相対させて嵌合する際に前記1対のプラグ
    の外側に配置されるアダプタとを具備し、前記1対のプ
    ラグのそれぞれが、一端で前記光ファイバを片持ち梁と
    して保持すると共に、他端に前記光ファイバの撓みを許
    容する空洞を有し、前記アダプタが、両端に前記1対の
    プラグのそれぞれを受容する受容部を有すると共に、内
    部に前記光ファイバを整列するための整列孔のある整列
    部材を有している光ファイバコネクタにおいて、 前記1対のプラグのそれぞれは、それぞれの外面から外
    側に突出する突部を有し、前記アダプタは、前記受容部
    内に突出し、前記突部を弾性的に挟持するロックアーム
    を有するロック部材を有することを特徴とする光ファイ
    バコネクタ。
  2. 【請求項2】前記突部のうち前記ロックアームが挟持す
    る部分は、外側から内側に向けて前記プラグの相対方向
    に対して傾斜する傾斜面で構成されていることを特徴と
    する請求項1記載の光ファイバコネクタ。
  3. 【請求項3】前記突部を弾性的に挟持した前記ロックア
    ームの一部分を挟持固定する1対のスライダを、前記1
    対のプラグのそれぞれの外周に摺動可能に配置したこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の光ファイバコネク
    タ。
  4. 【請求項4】前記突部を弾性的に挟持する前記ロックア
    ームの一部分を挟持固定する1対のスライダを、前記ア
    ダプタの外周に摺動可能に配置したことを特徴とする請
    求項1又は2記載の光ファイバコネクタ。
JP2000116150A 2000-04-18 2000-04-18 光ファイバコネクタ Expired - Fee Related JP3970498B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116150A JP3970498B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 光ファイバコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116150A JP3970498B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 光ファイバコネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001305389A true JP2001305389A (ja) 2001-10-31
JP3970498B2 JP3970498B2 (ja) 2007-09-05

Family

ID=18627649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116150A Expired - Fee Related JP3970498B2 (ja) 2000-04-18 2000-04-18 光ファイバコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3970498B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202199A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104181651A (zh) * 2014-08-28 2014-12-03 成都美美通信技术有限公司 抗拉型光纤连接器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202199A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Fujikura Ltd 光ファイバ接続工具
JP4558333B2 (ja) * 2004-01-16 2010-10-06 株式会社フジクラ 光ファイバ接続工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3970498B2 (ja) 2007-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0969298B1 (en) Optical fiber connector in which an optical fiber is protected even when connection is not made
US4330172A (en) Optical fiber connector having transversely mateable plug portions
EP2646864A2 (en) Field-installable fiber optic connectors and related cable assemblies
JP3830102B2 (ja) 光コネクタ
JP2001296454A (ja) 光学ファイバーコネクタのサブアッセンブリー
JP3312192B2 (ja) 光ファイバの保持構造、及び光コネクタ
JP2001305389A (ja) 光ファイバコネクタ
JP3964097B2 (ja) 光ファイバコネクタ
JP3588716B2 (ja) 光コネクタ
JPH07270646A (ja) 光ファイバコネクタ
CA1121631A (en) Optical fiber connector
US6287019B1 (en) Optical connector
JP5310508B2 (ja) 光ファイバ接続器、光コネクタ及び光ファイバ接続器の組立方法
JP4153420B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP4295608B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP4302005B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JPH1138278A (ja) 多心光コネクタ
JP3236995B2 (ja) 光ファイバ接続装置
JP3765895B2 (ja) 光コネクタ
JP3928766B2 (ja) 光ファイバ保持装置及び光ファイバの保持方法
JP4566451B2 (ja) 光コネクタ用アダプタ
JP2002040296A (ja) 光コネクタ及び光コネクタ用アダプタ
JP2979989B2 (ja) ジョイントコネクタ
US20170139139A1 (en) Field-installable fiber optic connectors and related cable assemblies
JPS63259605A (ja) 光フアイバの接続具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060721

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees