JP4153420B2 - 現場組立光コネクタ - Google Patents

現場組立光コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP4153420B2
JP4153420B2 JP2003432026A JP2003432026A JP4153420B2 JP 4153420 B2 JP4153420 B2 JP 4153420B2 JP 2003432026 A JP2003432026 A JP 2003432026A JP 2003432026 A JP2003432026 A JP 2003432026A JP 4153420 B2 JP4153420 B2 JP 4153420B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bush
hole
fiber
chuck
ferrule
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003432026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005189589A (ja
Inventor
卓爾 石井
貴司 佐藤
幹夫 北條
英和 尾之内
Original Assignee
三和電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三和電気工業株式会社 filed Critical 三和電気工業株式会社
Priority to JP2003432026A priority Critical patent/JP4153420B2/ja
Publication of JP2005189589A publication Critical patent/JP2005189589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4153420B2 publication Critical patent/JP4153420B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光ファイバの接続において、2本の裸ファイバの先端面を突き合わせ、その突き合わせ接合部分の近傍を裸ファイバの側面から押圧して固定するためのメカニカルスプライス方式を採用した現場組立光コネクタに関する。
従来のメカニカルスプライス方式においては、スプライス部材に光ファイバ心線を後方から導入し、第1光ファイバと光ファイバ心線の先端から剥き出した第2光ファイバとを突き合わせ、前記スプライス部材をクランプして光ファイバ心線に固定するものにおいて、第1光ファイバの後端面と第2光ファイバの前端面とを突き合わせる領域に第1屈折率整合材を注入し、前記スプライス部材に設けられた第2光導入部に第2屈折率整合材を注入する構成とすると共に、ベース部材およびカバー部材から成るスプライス部材の一側面に、楔挿入スリットが形成されているものとした技術が提供されている。
特開平11−160563号公報
しかしながら、従来による光ファイバの接続では、屈折率整合材が2箇所に分散された状態で内蔵され、この状態のスプライス部材の楔挿入スリットに楔を挿入して固定するものであるため、接続作業が面倒となるばかりでなく、クランプ部材の押圧力に抗してスプライス部材を押し開く必要があるため、このとき押し開くための専用の外部工具を必要としていた。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み創出されたもので、組立用の外部工具を使わずに、両光ファイバ同士の調心とファイバ保持とを同時に行えるようにすることで、簡単で短時間で組立を行うことが可能な現場組立光コネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明にあっては、両端部が開口されたファイバ孔が軸方向に形成され、挿入される光ファイバの突き当て接続部の位置する側にファイバ孔まで達する凹部を設けて成るフェルールと、突き当て接続部を下面側で押さえ付けるよう凹部に被せられ、上面側に前部から後部に向かってテーパ面を有するチャックと、チャックのテーパ面に外側から密着するよう一部にテーパ内面を有する嵌合孔が前端部に形成され、フェルールのファイバ孔と同軸で連通する案内用ファイバ孔が形成され、前端部の外面側に係止部が形成されたブッシュと、ブッシュに外側から嵌合する嵌合孔が前端部に形成され、ブッシュの案内用ファイバ孔と同軸で連通するテーパ状ファイバ孔が後端部に形成され、後端部にケーブルクランプユニットを装着可能とした保持部材と、ブッシュ前端の係止部と保持部材前端との間にブッシュを前方へ付勢するように介在配置された弾性部材と、ロック部材挿入孔が貫通して設けられた保持部材を嵌合するフレームとをそれぞれ備え、該フレームのロック部材挿入孔に脚部を挿着することで弾性部材の付勢力に抗してブッシュを保持部材側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互の密着を解除させる一方、脚部を抜去することで弾性部材の付勢力によってブッシュを相手側フェルール側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を密着させるロック部材を備えてなることを特徴とする。
ロック部材は、ロックプレートの両側に、フレームの挿入孔に挿入可能な二股脚部を備えてなることを特徴とする。
フェルールは、ファイバ孔近傍の深さまで溝部を設け、溝部の底からファイバ孔に挿着された光ファイバの切断位置下方までフィルタ装着用のスリット部が形成されると共に、溝部はホルダによって被覆されていることを特徴とする。
以上のように構成された本発明に係る現場組立光コネクタにあって、ロック部材は、フレーム、ブッシュ相互間に挿入することで、ブッシュを保持部材側へ移動させ、チャックへの締め付け力を解除させる。そして、光ファイバを挿入突き当て後に、ロック部材を抜脱することで、弾性部材の拡圧弾性力に任せてブッシュをフェルール側へ向けて付勢移動させ、チャックに締め付け力を付与して、チャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を密着させて突き当て接続部をチャックの下面側で押さえ付けるものとなって、ファイバ調心とファイバ保持とが同時に行われるものとなる。
すなわち、ブッシュの内側は、片面がフェルールに、他の片面がチャックのテーパ面に接触して弾性部材の弾性力をファイバ締め付け方向に変換させる。このときフェルール押圧力用と、ファイバ調心およびファイバ固定用とを単一の前記弾性部材によって行わせるため、フェルールバックによる光ファイバの移動を後部の空間で吸収可能となっている。
本発明は、以上のように構成されているために、組立用の外部工具を使わずに、両光ファイバ同士の調心とファイバ保持とを同時に行えるようにすることで、簡単で短時間で組立を行うことができる。
すなわち、これは、本発明が、挿着することによりブッシュを保持部材側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互の密着を解除させる一方、抜去することによりブッシュをフェルール側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を密着させるロック部材を備えて成るからであり、これにより、両光ファイバの心線同士の調心が容易に行われると同時に、ファイバ孔に挿入される心線の太さのバラツキに関係なく、常に一定の押圧力で心線を保持することができる。
また、前記ロック部材は、フレーム、ブッシュ相互間に介挿されて前記弾性部材の拡圧弾性力に対抗してブッシュを保持部材側へ向けて押圧させ、チャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を離反させる一方、フレーム、ブッシュ相互間から抜脱されて前記弾性部材の拡圧弾性力に任せてブッシュをフェルール側へ向けて付勢移動させ、チャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を密着させて突き当て接続部をチャックの下面側で押さえ付けるものとしたので、ブッシュ、チャック、保持部材それぞれに加工を施すことなく、低減な材料費で安価にコネクタを製造することができる。
フェルールは、いったんファイバ孔近傍の深さまで溝部を設け、溝部の底からファイバ孔内の光ファイバ切断位置までフィルタ装着用のスリット部が形成されると共に、溝部はホルダによって被覆されているので、スリット部の形成が容易、確実に行うことができると共に、フィルタの装着も簡単に行うことができ、しかも装着後のフィルタの保護もホルダによって確実に行える。
以下、本発明を実施する最良の形態を図面を参照して説明すると、図に示される符号1は、相手側フェルール(図示していない)に突き合わせられることにより、フェルール2内に挿入された光ファイバPとの接続を行うための略矩形状を呈する現場組立式の光コネクタである。光コネクタ1は、図2および図4に示すように、フェルール2の先端部分が挿入されるブッシュ3と、ブッシュ3が前後方向で僅かに移動可能となるように挿入された保持部材4と、保持部材4に嵌合するフレーム5と、フレーム5の外側を被覆する摘み部6とから概ね構成されている。
フェルール2は、図3に示すように、両端部が矩形状に開口されたファイバ孔2Aが軸方向に形成されており、挿入される光ファイバPの突き当て接続部Cの位置する後部側には、ファイバ孔2Aまで達する矩形状の凹部8を設けてある。ファイバ孔2Aにおいて、光ファイバPの突き当て接続部Cまでの前部側にはあらかじめ光ファイバP’が挿着されると共に、フェルール2の前端は研磨加工されている。
そして、上面側に前部から後部に向かって前傾するテーパ面7Aを有する板状のチャック7が凹部8に合致するように被せられることで、光ファイバPの心線の突き当て接続部Cを下面側で押さえ付けて、あらかじめファイバ孔2Aに挿着されている光ファイバP’と、挿入される光ファイバPの調心保持が行えるようにしてある。なお、フェルール2とチャック7の後端にはファイバ孔2Aよりも拡径された末広がりの案内用ファイバ孔2Bが形成されている。
また、フェルール2のファイバ孔2Aよりも拡径され、しかも後端部側では開口端に向けて末広がりとなる案内用ファイバ孔3Aが形成されたブッシュ3を備え、このブッシュ3には、チャック7のテーパ面7Aに外側から密着するよう一部にテーパ内面9Aを有する矩形状の嵌合孔9が前端部に形成されており、組付後にはフェルール2のファイバ孔2Aと同軸で連通するようにしてある。
さらに、ファイバ孔2Aよりも拡径され、しかも後端部側では開口端に向けて末広がりとなるテーパ状ファイバ孔4Aが後端部に形成された矩形状の保持部材4を備え、この保持部材4には、ブッシュ3に外側から嵌合する矩形状の嵌合孔4Cが前端部に形成されており、組付後にはブッシュ3の案内用ファイバ孔3Aと同軸で連通するようにしてある。そして、保持部材4の後端部には、後述するケーブルクランプユニット21を装着可能としてある。
保持部材4の前端部、ブッシュ3前端部の外面側に形成されたフランジ状の係止部3Bそれぞれの間に形成されている矩形環状の空間部S1には、弾性部材10としての例えばコイルスプリングがブッシュ3を巻装させるようにした状態で介在配置させてある。
フレーム5は、矩形状の保持部材4を挿入するよう矩形筒状に形成されており、当該保持部材4の外面側にはフランジ状の係止突起4Bを形成し、この係止突起4Bに係架保持されるようフレーム5の筒内方側に向けて若干傾斜させた舌片状の係合爪片5Aを設けてある。また、このフレーム5の中央部やや前方側には、上下に貫通する2個一対のロック部材挿入孔5Cが左右両側に所定の間隔を置いて設けてある。
さらに、挿着することによりブッシュ3を保持部材4側へ移動させてチャック7のテーパ面7A、ブッシュ3の嵌合孔9のテーパ内面9A相互の密着を解除させる一方、抜去することによりブッシュ3を相手側フェルール2側へ移動させてチャック7のテーパ面7A、ブッシュ3の嵌合孔9のテーパ内面9A相互を密着させるためのロック部材11を備えている。
このロック部材11は、ロックプレート12と、該ロックプレート12の両側に所定の間隔、すなわち前記フェルール2の両側を通過しつつフレーム5の挿入孔5Cへ挿入可能な間隔を置いて立設された二股脚部13を備えている。各二股脚部13は、基部側が太幅に、先端側がテーパ部13aを介して細幅に形成されている。
而して、このロック部材11の二股脚部13をフレーム5の一方の挿入孔5Cから挿入すると、フレーム5の筒内壁面に突設した内方突起5Bと、ブッシュ3外側面側に形成された前記フランジ状の係止部3B間に形成された空間部S2のフェルール2両側を通って他方の挿入孔5Cへ挿入され、細幅の先端がフレームの外方に突出、保持される。
このようにしてロック部材11の二股脚部13をフレーム5の挿入孔5Cへ挿入すると、前記弾性部材10であるコイルスプリングの拡圧弾性力に抗してブッシュ3を保持部材4側へ向けて押し退けるようにして押圧させ、チャック7のテーパ面7A、ブッシュ3の嵌合孔9のテーパ内面9A相互の密着を解除させる。なお、この挿入途中でブッシュ3は、その係止部3Bが二股脚部13のテーパ部13aから太幅の基部側へ擢動することによって徐々に保持部材4側へ向けて押圧、移動する。
一方、ロック部材11の二股脚部13がフレーム5の挿入孔5Cから抜脱されることで、前記弾性部材10であるコイルスプリングの拡圧弾性力に任せてブッシュ3をフェルール2側へ向けて付勢移動させ、チャック7のテーパ面7A、ブッシュ3の嵌合孔9のテーパ内面9A相互を密着させることにより突き当て接続部Cをチャック7の下面側で押さえ付ける。
フェルール2には、フレーム5の内方突起5Bと、ブッシュ3外面側のフランジ状の係止部3Bとの間に形成された空間部S2に対向してファイバ孔2A近傍の深さまで矩形状の溝部14を設けてある。また、この溝部14には、その底部からファイバ孔2A内の光ファイバP’を切断した後フェルール2に到達する位置まで、フィルタを装着するためのスリット部15が形成されている。そして、溝部14は、フランジ付きの金属製筒状のホルダ16によって被覆されている。このときフィルタ装着用のスリット部15は、ホルダ16の略中間部の真下に位置するように配置される。
一方、前記ケーブルクランプユニット21は、図7に示すように、光ファイバPを貫通させる中央の光ファイバ貫通孔22と、光ファイバPに対して左右に二股状に引き裂かれた外被Qをそれぞれ挿入して保持可能にした左右二股に分岐した外被挿入溝23とを備えて成る。すなわち、光ファイバPの撓みをケーブルクランプユニット21で吸収すべく二芯の外被Qを股裂きして抑える構造とし、二股に分かれた外被Qは、例えば櫛歯24A状の一対の保持金具24によってしっかりと保持されるものとしてある。
また、ケーブルクランプユニット21は、光ファイバ貫通孔22、外被挿入溝23それぞれを備えた身部25と、透明部材によって形成されている蓋部26とによる2個の成型部品で形成されている。このように蓋部26を透明部材によって形成することで、透明部材を通して空間部の様子や中の光ファイバPや外被Qの状態を見ることができ、接続作業やメンテナンス等を容易なものとすることができる。そして、ケーブルクランプユニット21の外周にはブーツ27が嵌装されるものとしてある。
尚、蓋部26のみならず身部25も透明部材によって形成してもよく、また、身部5、蓋部26ともに不透明部材によって形成し、所定部位に内部視認用の窓孔を設けてもよい。
ところで、以上の実施形態で示されたフェルール2にあらかじめ挿着される光ファイバP’は、汎用の光ファイバ専用な構造となっているが、本光コネクタ1はそれ以外の光ファイバにも適用できるものである。例えば、ファイバーグレーティング用のファイバやドープファイバー(光減裏器用のファイバ)等も使用でき、組み込む光ファイバの種類は問わない。
次に、以上のように構成された最良の形態についての使用、組立の一例を説明するに、先ず、ケーブルクランプユニット21に光ファイバPを取り付ける。すなわち、図8に示すように、ケーブルクランプユニット21の中央の光ファイバ貫通孔22に光ファイバPの心線を貫通させると同時に、左右二股に分岐した外被挿入溝23に対し、光ファイバPに対して左右に二股状に引き裂かれた外被Qをそれぞれ挿入した後、一対の保持金具24を介して外被Qを挟持固定する。このように二股に裂いた外被Qを左右の外被挿入溝23で固定させるため、中央の光ファイバ貫通孔22から出た光ファイバPに撓みを持たせるための長い自由度が付与されるのである。
次に、ケーブルクランプユニット21を光コネクタ1に接続する。すなわち、図9に示すように、あらかじめロック部材11の二股脚部13をフレーム5の挿入孔5Cにそれぞれ挿入しておく。このときフレーム5、ブッシュ3相互間の空間部S2に二股脚部13が挿入することで、ブッシュ3を保持部材4側へ移動させ、チャック7への締め付け力を解除させる状態となる。
そして、ケーブルクランプユニット21を光コネクタ1に接続した後の光ファイバPの挿入された心線の接続部Cにおける突き当て後に、ロック部材11の二股脚部13をフレーム5の挿入孔5Cから抜脱することで、弾性部材10の拡圧弾性力に任せてブッシュ3を相手側フェルール2側へ向けて付勢移動させ、チャック7に締め付け力を付与して、チャック7のテーパ面7A、ブッシュ3の嵌合孔9のテーパ内面9A相互を密着させて突き当て接続部Cおよびその近傍をチャック7の下面側で押さえ付けるものとなる。
こうして光ファイバPの心線の調心と保持とが同時に行われるものとなる。すなわち、ブッシュ3の内側は、片面がフェルール2に、他の片面がチャック7のテーパ面7Aに接触して弾性部材10の弾性力をファイバ締め付け方向に変換させるのである。その後、ケーブルクランプユニット21の外周にはブーツ27が嵌装される。光コネクタ1のフレーム5の外側には摘み部6が嵌装されて完成状態となる。
本発明を実施するための最良の形態における光コネクタを示すもので、(a)は平面図、(b)は背面図、(c)は正面図、(d)は側面図である。 同じく光コネクタを示すもので、(a)は平面側から見た断面図、(b)は側面側から見た一部切欠断面図である。 同じくチャック周辺を示すもので、(a)は挿着されたロック部材によりブッシュを保持部材側へ向けて押圧させた状態の断面図、(b)は抜脱されたロック部材によりブッシュをフェルール側へ向けて移動させた状態の断面図である。 光コネクタ全体の分解斜視図である。 ロック部材の斜視図である。 ロック部材挿着時の拡大断面図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるケーブルクランプユニットを示すもので、(a)は側面図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は(a)のY−Y断面図である。 同じくケーブルクランプユニットに光ファイバPを組付る状態を示すもので、(a)は心線挿入状態の平面図、(b)は外被挿入状態の平面図、(c)は光ファイバP装着後の状態の平面図である。 同じく光コネクタにケーブルクランプユニットを組付る状態を示すもので、(a)は心線挿入状態の平面図、(b)は一部断面にした平面図、(c)は装着後の状態の平面図である。
符号の説明
P 光ファイバ
S1、S2 空間部
1 光コネクタ
2 フェルール
2A ファイバ孔
3 ブッシュ
3A 案内用ファイバ孔
4 保持部材
4A テーパ状ファイバ孔
4B 係止突起
5 フレーム
5B 内方突起
5C ロック部材挿入孔
6 摘み部
7 チャック
7A テーパ面
8 凹部
9 嵌合孔
9A テーパ内面
10 弾性部材
11 ロック部材
12 ロックプレート
13 二股脚部
14 溝部
15 スリット部
16 ホルダ
21 ケーブルクランプユニット
22 光ファイバ貫通孔
23 外被挿入溝
24 保持金具
25 身部
26 蓋部
27 ブーツ
Q 外被

Claims (3)

  1. 両端部が開口されたファイバ孔が軸方向に形成され、挿入される光ファイバの突き当て接続部の位置する側にファイバ孔まで達する凹部を設けて成るフェルールと、突き当て接続部を下面側で押さえ付けるよう凹部に被せられ、上面側に前部から後部に向かってテーパ面を有するチャックと、チャックのテーパ面に外側から密着するよう一部にテーパ内面を有する嵌合孔が前端部に形成され、フェルールのファイバ孔と同軸で連通する案内用ファイバ孔が形成され、前端部の外面側に係止部が形成されたブッシュと、ブッシュに外側から嵌合する嵌合孔が前端部に形成され、ブッシュの案内用ファイバ孔と同軸で連通するテーパ状ファイバ孔が後端部に形成され、後端部にケーブルクランプユニットを装着可能とした保持部材と、ブッシュ前端の係止部と保持部材前端との間にブッシュを前方へ付勢するように介在配置された弾性部材と、ロック部材挿入孔が貫通して設けられた保持部材を嵌合するフレームとをそれぞれ備え、該フレームのロック部材挿入孔に脚部を挿着することで弾性部材の付勢力に抗してブッシュを保持部材側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互の密着を解除させる一方、脚部を抜去することで弾性部材の付勢力によってブッシュを相手側フェルール側へ移動させてチャックのテーパ面、ブッシュの嵌合孔のテーパ内面相互を密着させるロック部材を備えてなることを特徴とする現場組立光コネクタ。
  2. ロック部材は、ロックプレートの両側に、フレームの挿入孔に挿入可能な二股脚部を備えてなることを特徴とする請求項1記載の現場組立光コネクタ。
  3. フェルールは、ファイバ孔近傍の深さまで溝部を設け、溝部の底からファイバ孔に挿着された光ファイバの切断位置下方までフィルタ装着用のスリット部が形成されると共に、溝部はホルダによって被覆されていることを特徴とする請求項1または2記載の現場組立光コネクタ。
JP2003432026A 2003-12-26 2003-12-26 現場組立光コネクタ Expired - Fee Related JP4153420B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432026A JP4153420B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 現場組立光コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003432026A JP4153420B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 現場組立光コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005189589A JP2005189589A (ja) 2005-07-14
JP4153420B2 true JP4153420B2 (ja) 2008-09-24

Family

ID=34789852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003432026A Expired - Fee Related JP4153420B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 現場組立光コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4153420B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7452138B2 (en) 2006-09-27 2008-11-18 Fujikura Ltd. Optical connector
KR100821298B1 (ko) * 2006-10-18 2008-04-11 네트워크케이블 주식회사 광섬유 고정수단이 개선된 현장조립형 광커넥터
JP5917171B2 (ja) * 2012-01-31 2016-05-11 日本航空電子工業株式会社 光ファイバコネクタ
CN116755196B (zh) * 2023-08-21 2023-10-13 中天宽带技术有限公司 一种多芯预制光缆连接器组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005189589A (ja) 2005-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4359245B2 (ja) 現場組立光コネクタの光ファイバ固定機構
JP4474279B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP5034650B2 (ja) 光ファイバ接続器及び光ケーブル
JP3540096B2 (ja) 光ファイバ接続器
US8118495B2 (en) Method of assembling an optical connector and an optical connector
KR100698594B1 (ko) 광섬유 접속공구 및 광섬유 접속방법
JP2005292429A (ja) 光ファイバ接続用開放部材、光ファイバ接続工具、光コネクタ、光ファイバ接続器および光ファイバの突き合わせ接続の確認方法
JP2006323067A (ja) メカニカル接続型光コネクタ及び光コネクタ組立工具。
JP4153420B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP3705883B2 (ja) 光コネクタ
JP4302005B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP2008292708A (ja) 光コネクタ及びその組立方法
JP4295608B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP4372803B2 (ja) 光ファイバ接続方法
JP4119800B2 (ja) 現場組立光コネクタ
JP5114176B2 (ja) 光ファイバ接続方法および光ファイバ接続工具
JP2004252159A (ja) 現場組立光コネクタ及びその組立方法
JP2005257788A (ja) 光コネクタ
JP2012088437A (ja) 光ファイバ接続器
JP2011112852A (ja) 光ファイバ接続器、光コネクタ及び光ファイバ接続器の組立方法
JP3970498B2 (ja) 光ファイバコネクタ
JP2008262245A (ja) 光コネクタ組立工具
JP3939689B2 (ja) 光ファイバ保持機構を有する光コネクタ
JP3781846B2 (ja) 光コネクタ
JP2004334097A (ja) 光コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080701

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130711

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees