JPH07270646A - 光ファイバコネクタ - Google Patents

光ファイバコネクタ

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JPH07270646A
JPH07270646A JP7088875A JP8887595A JPH07270646A JP H07270646 A JPH07270646 A JP H07270646A JP 7088875 A JP7088875 A JP 7088875A JP 8887595 A JP8887595 A JP 8887595A JP H07270646 A JPH07270646 A JP H07270646A
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JP
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optical fiber
housing
connector
hole
housings
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JP7088875A
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Schleiter Gerd
ゲルト・シュライター
Reichel Steffen
ステファン・ライヘル
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Whitaker LLC
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Whitaker LLC
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハウジングの寸法を高精度にすることなく、
1対の光ファイバの十分な光学的結合が得られる光ファ
イバコネクタの提供。 【構成】 第1ハウジング16の孔38に収容される第
1光ファイバ12の端面22は、孔38から突出して位
置する。第2ハウジング18の孔40に収容される第2
光ファイバ14の端面24は、孔40内に位置する。第
1及び第2ハウジング16、18の嵌合時において、第
1光ファイバ12の端面22は、第2ハウジング18の
孔40内に進入して第2光ファイバ14の端面24と当
接又は極めて近接する。第1及び第2ハウジング16、
18の先端面42、44は相互に当接していない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバコネクタ、
特に互いの端面を極めて近接して配置することにより第
1光ファイバを第2光ファイバに光学的結合するために
用いられる光ファイバコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバコネクタにおいては、
光ファイバを対向配置させる際に高精度の光ファイバフ
ェルールが一般に使用されていた。代表的な光ファイバ
フェルールは、許容差の小さい筒状外表面、許容差の小
さい同軸孔及び横断面を有する。光ファイバは、その端
面が横断面内に位置して研磨されるように、同軸孔内に
配置される。孔が筒状外表面と同軸であるため、外径を
位置決めするとフェルール内の光ファイバの位置決めが
可能になる。互いに結合する光ファイバはフェルールの
端面と面一な光ファイバ端面を有するので、互いに嵌合
する筒状フェルールの整列により光ファイバの端面を同
一平面内に配置できなければならない。光ファイバフェ
ルール及び光ファイバを整列させるために用いられるス
リーブに高い精度が要求されるので、この従来例の構造
は比較的高価である。
【0003】多くの応用例において、高精度の接続及び
研磨工具を必要とすることなく現場で簡単に組み立てら
れるコネクタが望ましい。プラスチック光ファイバを有
する、特に有用なこの種のコネクタは、国際特許出願公
開WO 92/14179号に開示されている。このコ
ネクタは、光ファイバフェルール内に予め研磨された面
を有する予め位置決めされた光ファイバを一体に有す
る。接続されるべき光ファイバは、別の光ファイバの端
面に当接されると共に、予め位置決めされた根本に対し
て光ファイバを付勢するクリップを用いてその位置に保
持される。しかし、このコネクタも上述の如く位置決め
するフェルールを一体に有する。
【0004】米国特許第3,948,582号は、個別
に形成された本体を具備する光ファイバコネクタを開示
する。各本体は、光ファイバが嵌入する軸孔を有すると
共に、拡開したソケット及び円錐状プラグの如き互いに
嵌合する形状の端部を有する。これらの端部が接続され
ると、本体の1つに担持される光ファイバは他方の本体
に担持される光ファイバと当接するか、又は極めて近接
する。図示された一実施例において、光ファイバは、各
コネクタの円錐状プラグを有する本体の面から延びると
共に、拡開したソケットを有するスリーブの孔内で結合
される。一方のコネクタのプラグがソケット内に収容さ
れる際に、光ファイバの端面同士が互いに極めて近接す
るか又は当接するように端面が配置される。
【0005】しかし、この従来例のコネクタは、上述の
高精度の要求を大幅に低減するものではない。プラグが
ソケットに受容される際に光ファイバの端面を適正に配
置するために、プラグから光ファイバの突出量及び高精
度の貫通孔に沿ったスリーブの長さは、高精度に管理さ
れなければならない。ソケット内の拡開したプラグ及び
ハウジング内のスリーブを適正に配置するために、本体
の端部の形状に対する孔の同軸度も高精度に管理されな
ければならない。最後に、拡開したソケット及びプラグ
の寸法及び形状も、ソケット及びプラグの相互接続の際
に光ファイバが適正に配置されるように高精度に管理さ
れねばならない。
【0006】電磁干渉の影響を受けることなく種々の部
品を相互接続する必要があるシステム、例えば自動車の
ネットワークシステム等に対して要求される多量のコネ
クタを経済的に生産するために、光ファイバを経済的に
相互接続するコネクタが望ましい。このことは、コネク
タ自体の内部の寸法の精度を低減するのみならず、接続
に要する時間を最短にできることも含む。更に、代表的
なプラスチックファイバが使用できるように、コネクタ
は環境温度の差に起因する光ファイバの寸法変化を吸収
可能であるべきである。
【0007】
【解決すべき課題】必要なことは光ファイバコネクタが
最小限の寸法精度を有することでありこのコネクタによ
り使用される特殊な製造技術の量を最小にすることがで
きる。
【0008】従って、本発明は、最小限度の寸法精度を
有する光コネクタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバコネ
クタは、第1光ファイバを挿通する孔を有する第1ハウ
ジングと、第2光ファイバを挿通する孔を有する第2ハ
ウジングとを具え、前記第1及び第2光ファイバの各端
面を光学的に結合する光ファイバコネクタにおいて、前
記第2光ファイバの端面は、前記第2ハウジングの孔内
の凹んだ位置に配され、前記第1光ファイバの端面は、
前記第1ハウジングの孔から突出した位置に配され、前
記第1及び第2光ファイバの光学的結合時に、少なくと
も前記いずれか一方の光ファイバが他方の光ファイバに
向かって付勢されて前記第2ハウジングの孔内で前記第
1光ファイバの端面が前記第2光ファイバの端面と極め
て近接することを特徴とする。ここで、「極めて近接」
とは、文字通り近接する場合の他に当接する場合も含む
ものとする。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適実施
例を説明する。図1は、本発明の光ファイバコネクタの
一実施例の嵌合状態を示す断面図である。
【0011】図1に示される如く、光ファイバコネクタ
10は、第1及び第2ハウジング16、18内でそれぞ
れ終端された第1光ファイバ12及び第2光ファイバ1
4を含む。これらの光ファイバはプラスチック製であ
る。本実施例において、第1及び第2ハウジング16、
18は同一形状である。このため、2つの異形状のもの
を製造する場合と比較すると、同一の部品を2倍製造す
ることにより本発明を低コストで実施することができ
る。低コスト性は本発明の有利な側面ではあるが、第1
及び第2ハウジングを同形状にする必要はない。光電素
子と接続する場合等において、ハウジングを異形状にす
る方が有利である適用例もあるであろう。第1及び第2
の光ファイバ12、14の向きを合わせるために、第1
及び第2ハウジング16、18は結合スリーブ20内に
配置される、結合スリーブ20もプラスチック成形品と
することができる。ハウジングを結合させるために、図
示の結合スリーブ20に代表される個別の部品よりもハ
ウジングの一部である外の手段を用いてもよい。
【0012】第1光ファイバ12及び第2光ファイバ1
4は、それぞれ第1端面22及び第2端面24を有す
る。各光ファイバ12、14は、保護ジャケット26に
より囲まれる。各光ファイバ12、14が各ハウジング
16、18に終端される際には、保護ジャケット26は
光ファイバ12、14から剥ぎ取られる。第1光ファイ
バ12は、第2光ファイバ14の第2被覆剥取部30よ
り長い第1被覆剥取部28を有する。このため第2光フ
ァイバ14の第2端面24が第2ハウジング18の内部
に位置するのに対し、第1光ファイバ12の第1端面2
2が第1ハウジング16から突出する。正しい位置関係
が維持されているか否かを確認するために簡単な測定装
置を設けることができる。後述の如く、光ファイバの一
方に備わるフロート機構により、光ファイバ端面の正し
い位置関係は高精度といわれる程度にまで維持される必
要はない。
【0013】各ハウジング16、18は前方嵌合端3
1、32、光ファイバ受容端34、36、及びこれらの
間に延びる孔38、40をそれぞれ有する。各ハウジン
グ16、18の前方嵌合端31、32は横断面42、4
4を有する。孔38、40は横断面42、44から延出
する。第2ハウジング18は、横断面44及び孔40の
間に傾斜した導入部46を有する。この導入部46は、
直線的な面で示されているが、円錐形導入部等の他の形
状にすることも可能である。この導入部46の目的は、
光ファイバ12、14が結合される際に第1光ファイバ
12を孔40内に確実に受容することである。各孔3
8、40は、光ファイバ12、14が受容される整列部
48、50を有する。各孔38、40に沿って更に延び
ているのは、後方キャップ56、58により閉塞される
空洞52、54である。本実施例において、後方キャッ
プ56、58は、一体成形された紐60、62によりハ
ウジング16、18に接続されている。後方キャップ5
6、58は空洞52、54内に圧入される。後方キャッ
プ56、58のとげ64、66は、ハウジング16、1
8の対応する溝68、70内に保持される。
【0014】光ファイバ12、14は、対応するハウジ
ング16、18内に挿入されるとクリップ72、74に
よりハウジング16、18内に保持される。これらのク
リップ72、74は2対の互いに隔離した脚部76を有
する。脚部76は、連結部(ウェブ)78により縦横両
方向に離隔する。この結果、対になる脚部76は各光フ
ァイバ12、14を2ヵ所で固定する。クリップ72、
74が開口80内に挿入され押圧されると、脚部76は
光ファイバのジャケット26と係合する。このため、光
ファイバ12、14がハウジング16、18内に捕捉さ
れる。偏倚部材(本実施例ではコイルスプリング)82
は、クリップ72、74及び後方キャップ56、58の
間に配置され、対応する被覆剥取部28、30のジャケ
ット26が、肩部84、86に当接するまで光ファイバ
12、14を前方に付勢する。この構成については、1
992年8月20日に公開された国際特許出願公開WO
92/14179号の詳細に記述されているので参照さ
れたい。ハウジング16、18は更に係止タブ88、9
0を含む。これらの係止タブ88、90は、ハウジング
18、20を適正な接続状態に保持する結合スリーブ2
0と係合可能である。
【0015】結合スリーブ20は、光ファイバ12、1
4間の伝送結合を確実にするために、嵌合するハウジン
グ16、18及びこれらのハウジング16、18内の光
ファイバ12、14の適正位置を維持する構造をとる。
結合スリーブ20は、ハウジング16、18を受容する
室92、94及び室92、94間に延びる整列孔96を
有する。各ハウジング16、18の前方嵌合端31、3
2は整列孔96内に受容される。開口98は係止タブ8
8、90を受容するので、各ハウジング16、18は適
正な位置に保持される。更に、室92、94内に挿入さ
れたハウジング16、18の方向性を適正にするため
に、室92、94にキー機構100を設けてもよい。
【0016】第1及び第2光ファイバ12、14がけが
き及び破断技法等の従来の手法により所望の長さに終端
され、所定量の保護ジャケット26が除去された状態
で、コネクタ10の組立の準備が完了する。この組立に
関しては、第1光ファイバ12及び第1ハウジング16
を代表として参照して説明する。第1光ファイバ12
は、偏倚部材82が設置される後方キャップ56を貫通
して挿入される。後方キャップ56が閉じられ、第1光
ファイバ12の第1端面22が第1ハウジング16の横
断面42から所定量突出する状態では、保護ジャケット
26及び肩部84間の隙間はない。次に、ハウジング1
6内に第1光ファイバ12を捕捉するために、クリップ
72が開口80を介して第1光ファイバ12のジャケッ
ト26に圧入される。第1光ファイバ12は、後方向に
十分な浮動(フロート)量を有する。このため、第1光
ファイバ12が例えば他の光ファイバ14の嵌合面に当
接する際に作用する力は、第1端面22に損傷を与えな
い。しかも、第1光ファイバ12が嵌合面と結合するた
めの配置を保証すると共に、光ファイバケーブルの長さ
方向の寸法変化を吸収する。第2光ファイバ14は、そ
の端面24が第1ハウジング16から突出する第1端面
22の突出量より小さい長さだけ第2ハウジング18の
横断面44から凹陥した状態で、同様に第2ハウジング
18に組み込まれる。これにより、端面同士の当接が構
成される。縦方向のフロートが小さな誤差を吸収するの
で、簡単な工具で十分な正確さが得られる。
【0017】第1及び第2光ファイバ12、14が各ハ
ウジング16、18に組み込まれている状態でコネクタ
10は組み立てられる。ハウジング16、18は、結合
スリーブ20の両端から結合スリーブ20内に挿入され
る。前方嵌合端30、32は整列孔96内に受容され、
第1光ファイバ12が第2ハウジング18の孔40の導
入部46に進入する。室92、94及び結合スリーブ2
0の整列孔96は、各ハウジング16、18を受容し、
それらを結合スリーブ20内に概ね位置決めする寸法に
設定される。従って、第2ハウジング18上の導入部4
6は、第1光ファイバ12及び第2ハウジング18の孔
40がずれてもそのずれを吸収する寸法に設定される。
この結果、第1光ファイバ12は、孔40の整列部50
内に滑動して締り嵌めするので、光ファイバ12、14
を確実に整列させる。容易に理解されるように、他の光
ファイバコネクタに対してハウジング16、18を高精
度に配置することなく、孔40の形状及び精度により光
ファイバ12、14の適正な整列が得られる。
【0018】係止タブ88、90が開口98に受容され
るまでハウジング16、18を結合スリーブ20に挿入
することにより、ハウジング16、18を結合スリーブ
20内に保持する。光ファイバ12、14が前方に付勢
されても、ハウジング16、18の横断面42、44は
必ずしも互いに接触する必要がない。偏倚部材82は光
ファイバ12、14の端面22、24を互いに当接又は
極めて近接させる。更に、光ファイバ12、14を当接
させる際には、端面22、24に作用する力の量を制御
する。端面22、24が互いに当接する必要がなく、各
ハウジング16、18の前方嵌合端31、32が結合ス
リーブ20の整列孔96内に締り嵌めされて受容される
必要がない場合には、ハウジング16、18及び結合ス
リーブ20の精度を大幅に低下させることができる。ば
ね部材(偏倚手段)82が光ファイバ12、14を縦方
向の適切な間隙を保って付勢する間、光ファイバ12、
14間の適正な整列を保証するのは、光ファイバ12の
孔40への摺動嵌めである。従って、精密寸法部品が最
少の光ファイバコネクタが得られる。
【0019】結合スリーブ20内でのハウジング16、
18の方向性を適正にするために、結合スリーブ20に
キー機構100を設けてもよい。更に、ここに記載され
る部品の形状は略筒状であるが、組立の際に正しい方向
性を保証するため及びその後の回転を防止するために、
選択された形状のハウジング16(18)又は結合スリ
ーブ20内にキー機構が設けられる部品を含むのであれ
ば、他の形状が望ましい。また、光ファイバ12、14
の端面22、24間の信号結合を十分にするために、屈
折率整合材102を介在させて端面22、24の研磨を
不要にしてもよい。
【0020】本発明の光ファイバコネクタの利点は以下
の通りである。即ち、共通の孔40内に両光ファイバ1
2、14を受容することにより、光ファイバ12、14
を効果的に結合するために光ファイバコネクタに必要な
精密部品の数を最少にする。この結果、光ファイバ1
2、14は軸方向に整列すると共に弾性偏倚されるので
端面22、24が適正に整列する。このコネクタにおい
て、精度が必要とされる第1の部分は、光ファイバ1
2、14を受容する孔40である。光ファイバ12、1
4を収容するハウジング16、18は、光ファイバ1
2、14を概ね位置決めするためにのみ使用される。こ
れに対して、従来のコネクタは、ハウジングを互いに正
確に配置することにより光ファイバ端面を位置決めして
いた。このため、従来のコネクタは、光ファイバを収容
する孔に対し垂直且つ同心状で寸法的に高精度の付加部
材を必要とした。
【0021】図2乃至図5は本発明の他の実施例を示
す。図2は、本発明の光ファイバコネクタの他の実施例
の嵌合前における断面図である。図3は、図2の光ファ
イバコネクタのうち一方のコネクタシェルの平面図であ
る。図4は、図3のコネクタシェルの側面図である。図
5は、図2の光ファイバコネクタの嵌合状態を示す断面
図である。最初に図2を参照すると、本発明の光ファイ
バコネクタが総括して参照番号200で示される。光フ
ァイバ相互接続構造は、第1コネクタ半体202及び第
2コネクタ半体204を具える。本実施例では、各コネ
クタ半体202、204は、それぞれ内部ハウジング2
08、210を収容する同一形状の外部シェル206を
含む。結合する光ファイバ212、214は、各ハウジ
ング208、210内で終端される。光ファイバ21
2、214は、確実に各ハウジング208、210内に
維持されるようにU字状クリップ215により各ハウジ
ング208、210内に保持される。弾性部材(本実施
例ではコイルばね216)は、外部シェル206及び内
部ハウジング208、210の間で作用する。
【0022】各外部シェル206は、光ファイバが通過
する光ファイバ入口220を有する光ファイバ受容端2
18を含む。この受容端218より内方には、コイルば
ね216が配置された基本的には筒状の着座部222が
設けられる。着座部222は、各内部ハウジング20
8、210を受容する、4側面を有するハウジング受容
室224に開口する。本実施例における利点は、内部ハ
ウジング208、210が、ハウジング受容室224の
断面と相補形状の断面を有する各本体部226、228
を含むことである。本実施例では断面は基本的には矩形
である。しかし、他の断面形状でもよい。断面が円形で
ないことの利点は、内部ハウジング208、210が外
部シェル206に対して平行移動以外の移動をしないこ
とである。
【0023】内部ハウジング208、210は、各ハウ
ジング受容室224内を平行移動して摺動し、コイルば
ね216により前方に付勢される。ハウジング受容室2
24に沿ってラッチ230が設けられている。このラッ
チ230は、各内部ハウジング208、210がコイル
ばね216により外部シェル206から押し出されない
ように各内部ハウジング208、210と干渉する。
【0024】第1及び第2の内部ハウジング208、2
10の本体部226、228は、それぞれコイルばね2
16が作用する後面232を含む。光ファイバ212、
214は、コイルばね216を貫通して延びると共に各
ハウジング208、210に形成された光ファイバ通路
234を介して各ハウジング208、210内に延び
る。横方向の開口236は、光ファイバ212、214
と係合するクリップ215を受容する。次に、クリップ
215は、各ハウジング208、210に対して光ファ
イバ212、214を固定する。横方向の開口236の
前方には光ファイバ240、242自体が配置される小
径整列部(孔)238、238’がある。本実施例で
は、内部ハウジング208の整列部238は単なる筒状
であるのに対し、内部ハウジング210の整列部23
8’は3つに分裂した構造を形成する3本の案内リブ2
39を含む。これらの案内リブ239の3つに分裂した
構造は、その凹面が3つの分離した面に沿って光ファイ
バ242の外表面と対応する整列部238’を画定する
よう協働するので、光ファイバ242と相補的な形状を
有する。
【0025】第1内部ハウジング208のシュラウド2
44は本体部226から外方に延びる。このシュラウド
244は、本体部226の延長部である外形246を有
する。更に、シュラウド244は、周りに周囲壁250
が形成された内部空洞248を画定する。シュラウド2
44は前方の面252に向かって延びる。内部空洞24
8は底壁256を含む。この底壁256からは、光ファ
イバ240の自由端254が内部空洞248内に延び
る。
【0026】第2内部ハウジング210は類似形状の本
体部228を含む。この本体部228は、ここから延び
る突出部258を有する。光ファイバ受容室の整列部2
38’は、突出部258を介して開口した嵌合面260
に延びる。嵌合面260の内方には光ファイバ242の
端面262が整列部238’内に配置される。突出部2
58の断面は、第1内部ハウジング208のシュラウド
244の内部空洞248と相補形状であり、この内部空
洞248と摺動嵌合する寸法に設定されている。
【0027】図3及び図4も合わせて参照して外部シェ
ル206の外形を詳細に説明する。単一の光ファイバハ
ウジング用のコネクタに関する本実施例において、外部
シェル206は、上述の内部空洞が形成された略矩形の
断面を有する本体部264を含む。本体部264は、光
ファイバ受容端218とその反対側の光ファイバ結合端
面(嵌合面)266とを含む。本体部264の対向する
側壁に沿って1対の案内腕(案内レール)268が延び
ている。本体部264の別の1側壁には内部肩272を
有する略U字状の係止腕270が配置される。係止腕2
70と対向する位置には錠止突起274が設けられる。
案内腕268及び係止腕270が嵌合端266から前方
に延びているので、相手コネクタ嵌合領域276が画定
される。
【0028】再び図2を参照すると、案内レール268
は外部シェル206の中心軸を横切っていない。このた
め、各外部シェル206の係止腕270が相手の外部シ
ェル206の錠止突起274に対応するように2つの外
部シェル206を配置することにより、各コネクタ半体
202、204に対して同一形状の外部シェル206を
用いることが可能である。各案内腕268は互いに沿っ
て進入すると共に相手本体部264に沿って進入するの
で、嵌合面266は図5に示される如く互いに極めて近
接する。
【0029】更に図5を参照すると、互いに嵌合するコ
ネクタ半体202、204の相互接続が示されている。
この場合、各外部シェル206の錠止腕270は、相手
シェル206の対応する錠止突起274と係止すると共
に当接面275との干渉により錠止突起274に保持さ
れる。この位置において、上述の如く各外部シェル20
6の嵌合面266は互いに極めて近接する。相互接続状
態では、第1内部ハウジング208のシュラウド244
は、第2コネクタ半体204の外部シェル206のハウ
ジング受容室224内に受容される。第2内部ハウジン
グ210の突出部258は、シュラウド244により画
定される空洞248内に受容される。空洞248内に突
出する光ファイバ240の先端部分は、その前端254
が第2コネクタ半体204に収容される光ファイバ21
4の前端262に当接する整列部238’内に受容され
る。第2内部ハウジング210の突出部258は第1内
部ハウジング208の底壁256に当接していない。ま
た、第1内部ハウジング208の前端面252は第2内
部ハウジング210の本体部228に当接していない。
当接は光ファイバの端面254、262間にのみ生ず
る。この端面間の当接はコイルばね216の付勢により
維持される。本実施例では、内部ハウジングに対して光
ファイバを固定するためそして内部ハウジング全体を前
方に付勢するためにコイルばね216が選択される。ま
た、光ファイバ自体を前方に付勢することが望ましい。
結局、シュラウド244の空洞248内に突出部258
が進入するのに先立って相手外部シェル206の受容室
224内にシュラウド244が受容されることを保証す
ることにより、寸法設定が簡単になる。突出部258の
進入は第2内部ハウジング210の整列部238’内に
光ファイバ240を受容する前に生じる。これにより、
コネクタ半体202、204の結合が円滑に行われる。
他の嵌合手順も可能であり、容易で効果的かもしれな
い。
【0030】以上、本発明の好適実施例を説明したが、
本発明は上述の実施例に限定することなく、本発明の精
神の範囲内で種々の変形、変更を加えてもよい。例え
ば、本実施例は単一の光ファイバ間の相互接続について
説明したが、多数の光ファイバの相互接続を含んでもよ
い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、第1ハウジングの孔か
ら突出した第1光ファイバの端面が第2ハウジングの孔
内で第2光ファイバの端面と極めて近接すると共に、少
なくとも一方の光ファイバが他方の光ファイバに向かっ
て付勢される構成であるため、第1及び第2ハウジング
等の光ファイバ以外の部材を当接させる必要がなく、当
接させるために必須であった高精度の寸法に設定する必
要がない。従って、最小限の寸法精度を有する部材から
光ファイバコネクタが得られるので、大量生産に好適で
しかも十分な光学的結合特性が得られる光ファイバコネ
クタを低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバコネクタの一実施例の嵌合
状態を示す断面図である。
【図2】本発明の光ファイバコネクタの他の実施例の嵌
合前における断面図である。
【図3】図2の光ファイバコネクタのうち一方のコネク
タシェルの平面図である。
【図4】図3のコネクタシェルの側面図である。
【図5】図2の光ファイバコネクタの嵌合状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
10、200 光ファイバコネクタ 12、240 第1光ファイバ 14、242 第2光ファイバ 16、208 第1ハウジング 18、210 第2ハウジング 22、254 第1光ファイバの端面 24、262 第2光ファイバの端面 38、238 第1ハウジングの孔 40、238’ 第2ハウジングの孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1光ファイバを挿通する孔を有する第
    1ハウジングと、第2光ファイバを挿通する孔を有する
    第2ハウジングとを具え、前記第1及び第2光ファイバ
    の各端面を光学的に結合する光ファイバコネクタにおい
    て、 前記第2光ファイバの端面は、前記第2ハウジングの孔
    内の凹んだ位置に配され、 前記第1光ファイバの端面は、前記第1ハウジングの孔
    から突出した位置に配され、 前記第1及び第2光ファイバの光学的結合時に、少なく
    とも前記いずれか一方の光ファイバが他方の光ファイバ
    に向かって付勢されて前記第2ハウジングの孔内で前記
    第1光ファイバの端面が前記第2光ファイバの端面と極
    めて近接することを特徴とする光ファイバコネクタ。
JP7088875A 1994-03-22 1995-03-22 光ファイバコネクタ Pending JPH07270646A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

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GB9405576A GB9405576D0 (en) 1994-03-22 1994-03-22 Fibre optic connector
GB9500407.3 1995-01-10
GB9405576.1 1995-01-10
GBGB9500407.3A GB9500407D0 (en) 1995-01-10 1995-01-10 Fibre optic connector

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