JP3586584B2 - サーマルプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーマルプリンタに関し、特に、印加される印字エネルギーに応じて異なる色を発色する特性を有する二色発色感熱印字媒体(二色発色感熱紙)に対して印字するサーマルプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録データ処理装置は、一取引毎に販売情報を印字してレシートとして発行するためのレシートプリンタ等を備えている。このようなレシートプリンタには、静寂性に優れたライン型のサーマルヘッドを備えたサーマルプリンタを用いたものがある。このサーマルプリンタは、具体的には、ライン型のサーマルヘッドを構成する多数の抵抗発熱体の配列方向に直交する方向に感熱紙からなるロール状のレシート用紙を順次紙送りさせながら、ドット印字を行なう構造とされている。また、この種のサーマルヘッドは、ヘッド自体の温度や前回の印字動作に伴う発熱による保温層の蓄熱(熱履歴)などの温度条件によって抵抗発熱体の発熱状態が変化し、この変化が印字濃度の変化として現れることにより、印字品質が低下する性質を有している。そのため、通常は、サーマルヘッドに関して各種温度毎の適正な通電パルス幅(通電時間)を予め設定しておくとともに、サーマルヘッドの温度を常時検出するサーミスタを設け、印字動作に際してはサーミスタによって検出されたサーマルヘッドの温度情報や抵抗発熱体の抵抗値等に基づきこのサーマルヘッドの抵抗発熱体に対する通電パルス幅を制御するようにしている。
【0003】
ところで、近年、サーマルヘッドを使用するサーマルプリンタに用いられる感熱印字媒体(感熱紙)として、二色(例えば、黒色と青色)に発色する二色発色感熱紙が開発され、利用に供されている。このような二色発色感熱紙としては、黒色発色層と青色発色層との二層で構成される加色型の二色発色感熱紙と、青色発色層と消色層と黒色発色層との三層で構成される消色型の二色発色感熱紙とがある。加色型の二色発色感熱紙と消色型の二色発色感熱紙とを比較した場合、加色型の二色発色感熱紙の方が、消色層を必要としない分だけより高い保存性を備えている点で優れている。
【0004】
加色型の二色発色感熱紙(以下、二色発色感熱紙という。)は、原紙の上に黒色の発色層、さらにその上に例えば青色の発色層を順に積層させた構造とされている。このような二色発色感熱紙を発色させて印字する場合について以下に説明する。ここで、図11は二色発色感熱紙の発色特性を示すグラフであって、縦軸は記録濃度を示し、横軸はサーマルヘッドによって印加される印字エネルギー(mj/dot)を示す。図中破線Aは“青色”の発色特性を示しており、図中実線Bは“黒色”の発色特性を示している。図11に示すように、“青色”は“黒色”に比べて低い印字エネルギーが印加された場合に発色し、“黒色”はその“青色”が発色する印字エネルギーより大きな印字エネルギーが印加された場合に“青色”に重なって発色することになる。このような発色特性を有する二色発色感熱紙を利用して印字するサーマルプリンタにおいては、例えば、“青色”で印字する場合には印字エネルギーE1(約0.20(mj/dot))を印加して発色させ、“黒色”で印字する場合には印字エネルギーE2(約0.40(mj/dot))を印加して発色させるように通電パルス幅を制御するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のサーマルプリンタにおいては、例えば“青色”を印字するために印字エネルギーE1(約0.20(mj/dot))を印加する場合には抵抗発熱体の通電パルス幅を短く制御し、“黒色”を印字するために印字エネルギーE2(約0.40(mj/dot))を印加する場合には抵抗発熱体の通電パルス幅を長く制御していた。このため、印字エネルギーE2に比べてエネルギーの小さな印字エネルギーE1で発色する“青色”でドット印字する場合にはその印字に必要な印字エネルギーE1が急激に印加されてしまっていたので、エネルギーの大きな印字エネルギーE2で発色する“黒色”の影響を受けてしまい“青色”が鮮明に発色しないという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、印加される印字エネルギーに応じて異なる色を発色する特性を有する二色発色感熱印字媒体(二色発色感熱紙)が発色する二色の内、小さな印字エネルギーの印加で発色する第一の色を鮮明に発色させることができるサーマルプリンタを得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、第一の色を発色させる第一の印字エネルギーと第二の色を発色させる前記第一の印字エネルギーより大きい第二の印字エネルギーとの印加により二色の発色特性を有する二色発色感熱印字媒体に対し、サーマルヘッドの各抵抗発熱体を選択的に駆動して前記第一または第二の印字エネルギーを印加することでドット印字を行うサーマルプリンタにおいて、前記第一の色のドット印字を行う際には、前記サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動することにより前記二色発色感熱印字媒体を発色させない程度に印字エネルギーを一時的に印加するプレヒート処理を実行した後、前記二色発色感熱印字媒体に対して前記第一の印字エネルギーに達するまで上乗せしてエネルギー印加し、前記第二の色のドット印字を行う際には、前記プレヒート処理を実行することなく、前記サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動することにより前記二色発色感熱印字媒体に対して前記第二の印字エネルギーを印加する。
【0008】
したがって、第二の色に比べて小さな印字エネルギーの印加で発色する第一の色のドット印字を行う際には、サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動させることにより二色発色感熱印字媒体を発色させない程度の印字エネルギーを一時的に印加して温めた後、第一の印字エネルギーに達するまで上乗せしてエネルギー印加させることにより、二色発色感熱印字媒体に対して印字エネルギーを徐々に印加させることが可能になるので、第一の色の発色を鮮明にすることが可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図10に基づいて説明する。本実施の形態のサーマルプリンタは、POS端末やECRに内蔵されるレシートプリンタであって、特に図11において説明した特性により青色(第一の色)と黒色(第二の色)の二色で印字が可能な二色発色感熱印字媒体である二色発色感熱紙を使用するサーマルプリンタへの適用例である。
【0010】
ここで、図1はレシートプリンタ1の構造を概略的に示す縦断側面図、図2はその外観斜視図である。レシートプリンタ1は、上面開放の筐体構造のプリンタ本体2とプリンタカバー3とを備えている。プリンタカバー3は、プリンタ本体2に対して支軸4を中心に開閉自在とされている。プリンタ本体2には、ローラ構造のプラテン5と円弧状の用紙収納部6とが設けられ、用紙収納部6にはロール状の二色発色感熱紙であるレシート用紙7が収納保持されている。一方、プリンタカバー3側にはプラテン5に対向接触して印字部8を構成するライン型のサーマルヘッド9が設けられている。これにより、プリンタカバー3が閉じられた場合に、用紙収納部6から印字部8を経て排紙側につながる搬送経路10が形成され、この搬送経路10を介してサーマルヘッド9をプラテン5に所定の加圧力で当接させることができるように構成されている。
【0011】
ここで、サーマルヘッド9は、プラテン5に対向接触する部分に多数の抵抗発熱体をライン方向(レシート用紙7の搬送方向に対して直交する方向)に一列に配列している。詳細については後述するが、このようなサーマルヘッド9においては、それらの抵抗発熱体のヘッド抵抗値の仕様が適用されるPOS端末等の仕様に応じて選択可能とされている。
【0012】
また、搬送経路10の排紙側出口には、カッタ機構11が設けられている。このカッタ機構11は、ともに平板長板状の固定刃12と可動刃13とを組み合わせてなり、固定刃12に対して可動刃13が摺動することにより搬送経路10を搬送されるレシート用紙7を切断する構造のものである。なお、固定刃12はプリンタカバー3側に設けられ、可動刃13はプリンタ本体2側に設けられた分離型構造とされている。
【0013】
次に、レシートプリンタ1に内蔵された各部の電気的接続について図3を参照して説明する。図3に示すように、レシートプリンタ1には、全体の制御を受け持つCPU14が設けられている。このCPU14のI/Oポートには、サーマルヘッド9が接続されている。このサーマルヘッド9は、CPU14からのクロック(CLK)、データ(DATA)及びストローブ(STROBE)の各信号に基づき駆動される。また、サーマルヘッド9のヘッド基板(図示せず)にはサーミスタ15が取り付けられており、このサーミスタ15による検出信号(ヘッド温度情報)はA/D変換器16を介してデジタル値としてCPU14のI/Oポートに取り込まれるように接続されている。
【0014】
また、CPU14には、データバス、アドレスバス等のバスラインを介してROM17,RAM18及びキャラクタジェネレータ用ROM19が接続されている。ROM17は固定的なデータを格納したものであり、RAM18は可変的なデータを一時的に書き換え自在に格納したものである。
【0015】
ここで、図4はROM17中の記憶エリアを示す説明図である。図4に示すように、ROM17には、制御プログラムを格納するプログラム記憶エリア17a、サーマルヘッド9のヘッド抵抗値ランクテーブル20(図5参照)等を格納するテーブルその他の記憶エリア17b、サーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cをヘッド抵抗値ランク別に格納するサーミスタ値別ヘッド通電テーブル記憶エリア17dが確保されている。
【0016】
ここで、図5はヘッド抵抗値ランクテーブル20を示す説明図である。図5に示すように、テーブルその他の記憶エリア17bに格納されているヘッド抵抗値ランクテーブル20は、ヘッド抵抗値の範囲を1〜16なる16段階のランクに渡って用意したものである。何れのヘッド抵抗値ランクを使用するかはジャンパ(図示せず)によって予め設定される。
【0017】
また、ROM17のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cは、サーミスタ15により検出された温度情報に対応するサーマルヘッド9の抵抗発熱体への二色分(黒色と青色)の通電パルス幅が予め設定されたものであり、ヘッド抵抗値ランク1〜16の16段階分のテーブルが用意されている。ここに、図4(b)に、例えばランク1のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cの設定内容の一例を模式的に例示する。温度ランク0〜Fに示す各ヘッド温度範囲別に設定される黒色の通電パルス幅及び青色の通電パルス幅の各通電幅データは、ヘッド温度に対して反比例するように設定されている。このように設定することにより、サーマルヘッド9の温度変動によって印字濃度にムラが発生しにくくなっている。
【0018】
次に、RAM18について説明する。ここで、図6はRAM18中の記憶エリアを示す説明図である。図6に示すように、RAM18には、サーマルヘッド9のヘッド抵抗値ランクに対応したサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cを展開するエリア18a、受信した印字データを一時格納する受信バッファ18b、この受信バッファ18bに格納した印字データをドット展開する編集バッファ18c、ポインタエリア18d、フラグエリア18e等が確保されている。なお、例えばホスト装置等から送信されて受信バッファ18bに一時格納される印字データは、図7に示すように、文字コード等からなる1行印字データ21、この1行印字データ21が印字データであることを特定する印字コマンド22、印字データの色情報等を示す文字属性コード23、印字データの終了を示す行終了コード24によって構成されている。
【0019】
さらに、図3に示すように、CPU14には、プラテン5を駆動してレシート用紙7を搬送するためのレシートモータ25がドライバIC26を介して接続され、カッタ機構11の可動刃13を駆動してレシート用紙7を切断するためのカッタモータ27がドライバIC28を介して接続されている。
【0020】
続いて、ROM17に格納された制御プログラムがCPU14に実行させる機能について説明する。ここで、図8は、印字処理の流れを概略的に示すフローチャートである。図8に示すように、電源が投入されると(ステップS1のY)、ジャンパによって設定されたサーマルヘッド9のヘッド抵抗値ランクを読み取ってヘッドランクを判別し(ステップS2)、ROM17のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル記憶エリア17dから該当するヘッドランクのサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cをRAM18のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル展開エリア18aに展開して設定する(ステップS3)。例えば、サーマルヘッド9のヘッド抵抗値ランクがランク1であれば、図4(b)に示したような情報がサーミスタ値別ヘッド通電テーブル展開エリア18aに展開されて設定される。
【0021】
このような状態で例えばホスト装置等からの印字指令の伝送に待機し(ステップS4)、印字指令として図7に示したような印字データが伝送された場合には(ステップS4のY)、ステップS5に進む。ステップS5においては、伝送された印字データを一時的に受信バッファ18bに格納した後、キャラクタジェネレータ用ROM19を参照して印字データの1行印字データ21を編集バッファ18cにドット展開する。
【0022】
次に、印字データの印字色が二色発色感熱紙であるレシート用紙7の黒色であるか青色であるかについて、印字データ中の文字属性コード23に基づいて判別する(ステップS6)。
【0023】
編集バッファ18cにドット展開された1行印字データ21の印字色が黒色である場合には(ステップS6のY)、ステップS7に進み黒色印字処理を実行する。次に、黒色印字処理について図9を参照して説明する。図9に示すように、黒色印字処理は、まず、サーマルヘッド9のヘッド基板に取り付けられたサーミスタ15によってヘッド温度を検出し(ステップS11)、RAM18のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル展開エリア18aに設定されているサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cを参照してサーミスタ15によって検出したヘッド温度が含まれている温度ランクに対応した黒色の通電パルス幅を読み込み(ステップS12)、その通電パルス幅をヘッドストローブ時間として印字ドットに対応するサーマルヘッド9の抵抗発熱体を駆動する(ステップS13)。これにより、レシート用紙7への黒色印字が行われ、黒色印字処理が終了する。
【0024】
一方、編集バッファ18cにドット展開された1行印字データ21の印字色が青色である場合には(ステップS6のN)、ステップS8に進み青色印字処理を実行する。次に、青色印字処理について図10を参照して説明する。図10に示すように、青色印字処理は、まず、プレヒート処理を実行する(ステップS21)。プレヒート処理は、具体的には、レシート用紙7が発色しない程度、つまり、レシート用紙7の発色温度よりは低い温度にサーマルヘッド9の抵抗発熱体を発熱させることにより実行される。このプレヒート処理におけるサーマルヘッド9のヘッド温度は、サーマルヘッド9のヘッド基板に取り付けられたサーミスタ15によって検出され、制御される。所定の温度に達した後、サーマルヘッド9のヘッド基板に取り付けられたサーミスタ15によってヘッド温度を検出し(ステップS22)、RAM18のサーミスタ値別ヘッド通電テーブル展開エリア18aに設定されているサーミスタ値別ヘッド通電テーブル17cを参照してサーミスタ15によって検出したヘッド温度が含まれている温度ランクに対応した青色の通電パルス幅を読み込み(ステップS23)、その通電パルス幅をヘッドストローブ時間として印字ドットに対応するサーマルヘッド9の抵抗発熱体を駆動する(ステップS24)。これにより、レシート用紙7への青色印字が行われ、青色印字処理が終了する。
【0025】
以上のように、1行印字データ21のレシート用紙7への印字が終了すると、編集バッファ18cがクリアされるとともにレシート用紙7がレシートモータ25の駆動によって1行紙送りされ(ステップS9)、ステップS4に戻って印字指令の伝送に再び待機する。
【0026】
ここに、黒色に比べて小さな印字エネルギーの印加で発色する青色のドット印字を行う際には、サーマルヘッド9の各抵抗発熱体を駆動させることにより二色発色感熱紙であるレシート用紙7を発色させない程度の印字エネルギーを一時的に印加して温めた後、印字エネルギーE1(約0.20(mj/dot))に達するまで上乗せして二色発色感熱紙であるレシート用紙7に対してエネルギーを印加させる。これにより、青色の印字の際には、印字エネルギーを徐々に印加させることが可能になるので、青色の発色を鮮明にすることができる。また、黒色については、従来通り印字エネルギーを急激に印加することができ、鮮明に発色させることができる。
【0027】
なお、本実施の形態においては、二色発色感熱紙が発色する色を青色と黒色との組み合わせとしたが、これに限るものではなく、赤色と黒色との組み合わせ等であっても良い。
【0028】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、第二の色に比べて小さな印字エネルギーの印加で発色する第一の色のドット印字を行う際には、サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動することにより二色発色感熱印字媒体が発色しない程度の印字エネルギーを一時的に印加して温めた後、第一の印字エネルギーに達するまで上乗せしてエネルギーを印加することにより、二色発色感熱印字媒体に対して印字エネルギーを徐々に印加することができるので、第一の色を鮮明に発色させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のレシートプリンタの構造を概略的に示す縦断側面図である。
【図2】その外観斜視図である。
【図3】レシートプリンタに内蔵された各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図4】ROM中の記憶エリアを示す説明図である。
【図5】ヘッド抵抗値ランクテーブルを示す説明図である。
【図6】RAM中の記憶エリアを示す説明図である。
【図7】印字データのデータ構造を示す説明図である。
【図8】印字処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図9】黒色印字処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図10】青色印字処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図11】二色発色感熱紙の発色特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 サーマルプリンタ
7 二色発色感熱印字媒体
9 サーマルヘッド
E1 第一の印字エネルギー
E2 第二の印字エネルギー
Claims (1)
- 第一の色を発色させる第一の印字エネルギーと第二の色を発色させる前記第一の印字エネルギーより大きい第二の印字エネルギーとの印加により二色の発色特性を有する二色発色感熱印字媒体に対し、サーマルヘッドの各抵抗発熱体を選択的に駆動して前記第一または第二の印字エネルギーを印加することでドット印字を行うサーマルプリンタにおいて、
前記第一の色のドット印字を行う際には、前記サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動することにより前記二色発色感熱印字媒体を発色させない程度に印字エネルギーを一時的に印加するプレヒート処理を実行した後、前記二色発色感熱印字媒体に対して前記第一の印字エネルギーに達するまで上乗せしてエネルギー印加し、
前記第二の色のドット印字を行う際には、前記プレヒート処理を実行することなく、前記サーマルヘッドの各抵抗発熱体を駆動することにより前記二色発色感熱印字媒体に対して前記第二の印字エネルギーを印加する、
ことを特徴とするサーマルプリンタ。
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JP3586584B2 true JP3586584B2 (ja) | 2004-11-10 |
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ID=15125693
Family Applications (1)
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JP13432599A Expired - Fee Related JP3586584B2 (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | サーマルプリンタ |
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-
1999
- 1999-05-14 JP JP13432599A patent/JP3586584B2/ja not_active Expired - Fee Related
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