JP2002337445A - インクジェット記録媒体及びインクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録媒体及びインクジェット記録装置

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JP2002337445A
JP2002337445A JP2001146424A JP2001146424A JP2002337445A JP 2002337445 A JP2002337445 A JP 2002337445A JP 2001146424 A JP2001146424 A JP 2001146424A JP 2001146424 A JP2001146424 A JP 2001146424A JP 2002337445 A JP2002337445 A JP 2002337445A
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heating
ink jet
jet recording
pressurizing
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Toyoaki Sugaya
豊明 菅谷
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/502Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording characterised by structural details, e.g. multilayer materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/009Detecting type of paper, e.g. by automatic reading of a code that is printed on a paper package or on a paper roll or by sensing the grade of translucency of the paper

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  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表層に熱可塑性樹脂粒子を含有する複数の記
録媒体に対し、その特性に応じて加熱加圧処理を行い、
高品質の画像プリントを作成することを実現するインク
ジェット記録媒体及びインクジェット記録装置を提供す
る。 【解決手段】 表層に熱可塑性樹脂粒子を含有する記録
媒体1に対し、その特性に応じた加熱及び/又は加圧条
件を示す情報11を予め記録しておき、該記録媒体1に
対して記録を行うインクジェット記録装置において、前
記加熱及び/又は加圧条件を示す情報11を読取センサ
3から読み取り、加熱加圧部7において該加熱及び/又
は加圧条件に応じた定着処理を行うことで、複数種又は
使用途中の記録媒体1にも対応し高品質の画像プリント
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表層に熱可塑性樹
脂層を有する記録媒体と、この記録媒体にインクを吐出
することにより記録を行うインクジェット記録装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】記録媒体の記録面上に微小液滴状のイン
クを噴射させて画像記録を行うインクジェット記録は、
近年の技術進歩により銀塩写真に迫る高画質化並びに装
置の低コスト化が可能となるに及び、急速に普及するに
至っている。
【0003】かかるインクジェット記録装置において用
いられるインクは染料インクと顔料インクに大別され
る。染料インクは溶媒に可溶であり、高純度で鮮明な発
色を示し、また、粒子性が無いために散乱光及び反射光
等が発生しない為、透明性が高く、色相も鮮明である一
方、光化学反応等により色素分子が破壊されると、分子
数の減少がそのまま着色濃度に影響する為、耐光性が悪
いという問題がある。これに対し、顔料インクは、溶媒
に不溶であり、色素分子は粒子を形成して溶媒に分散し
た状態で着色に寄与しており、表面の分子が光化学反応
等により破壊されたとしても、その下部に新たな色素分
子層があるので、見かけ上の着色力低下が小さく、染料
インクに比べて画像保存性に優れるという利点がある。
【0004】しかし、顔料インクは粒子に起因する散乱
光、反射光の影響により光沢性に劣る問題が見られる。
このため、分散剤を含有する顔料インクを用いて画像を
記録形成した記録媒体表面に光沢を付与し、更に画像の
水との接触による滲みを防止すると共に耐擦過性を向上
させる目的で、表層(画像記録面側)に熱可塑性樹脂粒
子を含むインク受容層と該インク受容層の内側に隣接し
た顔料インク溶媒吸収層を有する記録媒体を用いて画像
を記録形成し、その後、記録媒体を加熱加圧することに
より上記インク受容層中の熱可塑性樹脂粒子を溶融及び
平滑化させ、該インク受容層を透明化する技術が提案さ
れている(特願2000−164386号)。
【0005】かかる技術において、記録ヘッドにより画
像が記録形成された記録媒体は、インク受容層を透明化
するために搬送手段によって加熱加圧手段に搬送され、
加熱加圧されてインク受容層が透明化されるが、高品質
な画像プリントを作成するためには、このインク受容層
の透明化を適切に行うことが必要とされる。
【0006】そこで、従来のインクジェット記録装置に
おいては、予め記録を行う記録媒体を特定し、その記録
媒体の特性に合わせた最適の加熱加圧条件を前記インク
ジェット記録装置において設定しておくことで、高品質
な画像プリントを作成することを実現している。
【0007】しかし、近年では、この表層に熱可塑性樹
脂層を有する記録媒体にも多種多様のものが出現してき
ており、前記従来のインクジェット記録装置では、これ
ら記録媒体に対応するために、各々最適の加熱加圧条件
を設定していかなければならなかった。この設定は非常
に手間のかかる作業であり、誤設定等の問題を生じさせ
る原因にもなった。確かに、従来のインクジェット記録
装置の中には、記録媒体の特性に合わせ数通りの記録条
件下で記録を行うものも存在するが、これらは、あくま
でも記録媒体の紙質等の条件に対応するべく考案された
ものであり、上述の表層に熱可塑性樹脂層を有する記録
媒体の加熱加圧条件に対応するものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、表層に熱可塑性樹脂粒子を含有する記録媒体に対
し、その特性に応じた加熱及び/又は加圧条件を示す情
報を予め記録しておき、該記録媒体に対して記録を行う
インクジェット記録装置において、前記加熱及び/又は
加圧条件を示す情報を読み取り、該加熱及び/又は加圧
条件の下で加熱加圧処理を行うことで、複数種の記録媒
体にも対応し且つ高品質の画像プリントを作成すること
を実現するインクジェット記録媒体及びインクジェット
記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のインクジェット記録媒体は、表層に
熱可塑性樹脂含有層を有するインクジェット記録媒体に
おいて、加熱及び/又は加圧条件を示す情報が予め記録
されていることを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項2記載
のインクジェット記録媒体は請求項1記載のインクジェ
ット記録媒体であって、前記記録媒体はロール状に巻か
れており、該ロールの側面部には前記加熱及び/又は加
圧条件を示す情報が予め記録されていることを特徴とす
る。
【0011】上記目的を達成するために、請求項3記載
のインクジェット記録媒体は、表層に熱可塑性樹脂含有
層を有するインクジェット記録媒体において、前記記録
媒体は芯材に巻かれており、該芯材には加熱及び/又は
加圧条件を示す情報が予め記録されていることを特徴と
する。
【0012】上記目的を達成するために、請求項4記載
のインクジェット記録媒体は、表層に熱可塑性樹脂含有
層を有するインクジェット記録媒体において、前記記録
媒体は収納部材に収納されており、該収納部材には加熱
及び/又は加圧条件を示す情報が予め記録されているこ
とを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項5記載
のインクジェット記録装置は、表層に熱可塑性樹脂含有
層を有する記録媒体に対してインクを噴射して記録を行
う記録ヘッドと、該記録媒体を搬送する搬送手段と、記
録後の記録媒体に対して加熱加圧処理を行う加熱加圧部
とを有するインクジェット記録装置において、記録媒体
に予め記録された加熱及び/又は加圧条件を示す情報を
読み取るセンサと、該センサからの情報に基づき、加熱
及び/又は加圧条件を制御する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項6記載
のインクジェット記録装置は請求項5記載のインクジェ
ット記録装置であって、前記記録媒体はロール状に巻か
れており、前記加熱及び/又は加圧条件を示す情報は、
該ロールの側面部に予め記録されていることを特徴とす
る。
【0015】上記目的を達成するために、請求項7記載
のインクジェット記録装置は、芯材に巻かれた表層に熱
可塑性樹脂含有層を有する記録媒体に対してインクを噴
射して記録を行う記録ヘッドと、該記録媒体を搬送する
搬送手段と、記録後の記録媒体に対して加熱加圧処理を
行う加熱加圧部とを有するインクジェット記録装置にお
いて、前記芯材に予め記録された加熱及び/又は加圧条
件を示す情報を読み取るセンサと、該センサからの情報
に基づき、加熱及び/又は加圧条件を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項8記載
のインクジェット記録装置は、収納部材に収納された表
層に熱可塑性樹脂含有層を有する記録媒体に対してイン
クを噴射して記録を行う記録ヘッドと、該記録媒体を搬
送する搬送手段と、記録後の記録媒体に対して加熱加圧
処理を行う加熱加圧部とを有するインクジェット記録装
置において、前記収納部材に予め記録された加熱及び/
又は加圧条件を示す情報を読み取るセンサと、該センサ
からの情報に基づき、加熱及び/又は加圧条件を制御す
る制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の請求項6
にかかるインクジェット記録装置の基本構成を表す全体
図である。図2は、図1に示すインクジェット記録装置
に用いる記録媒体を示す図である。図3は、本発明の請
求項6乃至8にかかるインクジェット記録装置の制御構
成を表す制御説明図である。図4は、本発明の請求項6
にかかるインクジェット記録装置の他例を示す図であ
る。
【0018】図1に示すように、本発明の請求項6にか
かるインクジェット記録装置は、主に、記録媒体1の元
巻2を支持するための記録媒体支持部21と、その近傍
に設けられた読取センサ3と、駆動ローラ41及び従動
ローラ42からなる記録媒体1を搬送する手段である記
録媒体搬送手段4と、記録ヘッド51及びガイド52か
らなる記録部5と、カッター61及びガイド62からな
る裁断部6と、発熱体73を具備する加熱ローラ71と
加圧ローラ72からなる加熱加圧部7等により構成され
ている。前記記録ヘッド51は、インクタンクを内蔵す
るように構成しても良いし、例えば、外部インクタンク
よりインクを供給されるように構成しても良い。
【0019】記録媒体1は、記録媒体搬送手段4により
元巻2から引き出され、読取センサ3により加熱及び/
加圧条件を示す情報11を読み取られた後、記録部5に
おいて記録ヘッド51により記録される。この記録ヘッ
ド51は、ガイド52に沿って記録媒体1上を往復移動
可能に構成されている。記録後の記録媒体1は、その搬
送方向下流に設けられた裁断部6において、カッター6
1により所定の大きさに裁断される。このカッター61
は、ガイド62に沿って記録媒体1上を往復移動可能に
構成されている。裁断部6において所望の大きさに裁断
された記録媒体1は、さらに加熱加圧部7へと搬送さ
れ、該加熱加圧部7において加熱ローラ71及び加圧ロ
ーラ72により、加熱加圧処理をほどこされる。該加熱
加圧部7において加熱加圧処理を施された記録媒体1
は、インクジェット記録装置の外部に設けられた図示省
略のトレーへと排出される。
【0020】図2に示すように、前記記録媒体1の端部
付近には定着時の加熱及び/加圧条件を示す情報11
が、例えばバーコード等を用い記録されており、記録媒
体搬送手段4により元巻2から引き出された記録媒体1
が、その近傍に設けられた、例えば反射フォトセンサ等
を用いた読取センサ3の近くを通過する際に、該情報が
読み取られる仕組みになっている。この加熱及び/加圧
条件を示す情報11は、図4に示すように、元巻2の側
面部に記録しても良い。尚、同図に示すように、その近
傍には読取センサ3を設けることとする。
【0021】また、前記加熱及び/加圧条件を示す情報
11は、上記バーコード等の光学的なパターンに代わり
磁気パターン等を用いても良い。尚、この際の読取セン
サ3には磁気ヘッド等が用いられることになる。
【0022】図3に示すように、前記読取センサ3より
読み取られた加熱及び/加圧条件を示す情報11は、加
熱制御部81及び加圧制御部82へと伝達される。
【0023】該情報11を受けた加熱制御部81は、前
記加熱ローラ71内に具備された発熱体73の発熱量を
制御し、記録媒体1に対する加熱温度の調整を行う。例
えば、前記発熱体73は、電熱ヒーターであり、前記加
熱制御部81は、該発熱体73に供給する電流値や通電
時間を制御することにより、加熱温度の調整を行う。加
熱ローラ71の温度は、図示省略のセンサにより検出さ
れ、その値が加熱制御部81へとフィードバックされ
る。これを受けた前記加熱制御部81では、この値を基
に再び記録媒体1に対する加熱温度の調整を行う。
【0024】該情報11を受けた加圧制御部82は、前
記加圧ローラ72に連結された加圧手段74の加圧圧力
を制御し、記録媒体1に対する加圧圧力の調整を行う。
同図に示すように、例えば、前記加圧手段74は、スプ
リングであり、その下端に配置された偏心カム75の回
転位置をモータ76の回転制御により制御し、記録媒体
1に対する加圧圧力の調整を行う。
【0025】このように、記録媒体に対し、その特性に
応じた加熱及び/又は加圧条件を示す情報を予め記録し
ておき、該記録媒体に対して記録を行うインクジェット
記録装置において、前記加熱及び/又は加圧条件を示す
情報を読み取り、該加熱及び/又は加圧条件の下で加熱
加圧処理を行うことで、常に適切な定着処理を施すこと
ができ高品質の画像プリントを作成することができる。
また、記録媒体取付け毎に、前記加熱及び/又は加圧条
件を示す情報を自動的に読み取るので、複数種又は使用
途中の記録媒体にも対応することができる。また、記録
媒体取付け毎に前記加熱及び/又は加圧条件を入力する
必要もなく、手間を省くことができる。また、これに伴
い、該加熱及び/又は加圧条件を誤った条件で設定して
しまうようなことも無くなる。
【0026】尚、図1に示すインクジェット記録装置
は、ロール状に巻かれた記録媒体を使用する場合を例に
示しているが、この他にも、例えば、前記加熱及び/又
は加圧条件を示す情報が記録された、シート状にカット
された記録媒体を使用する場合もある。
【0027】次に、本発明の請求項7にかかるインクジ
ェット記録装置及びこれに用いられるインクジェット記
録媒体を図5に示し説明する。
【0028】図5に示すように、本実施の形態における
インクジェット記録装置に用いられる記録媒体1は芯材
12に巻かれており、該芯材12の端部には加熱及び/
又は加圧条件を示す情報11が記録されている。また、
その近傍には該情報11を読み取るための読取センサ3
が設けられている。尚、同図において省略されている部
分については図1に示すインクジェット記録装置のもの
を準用することとし、また、その制御構成についても、
図3に示すものを準用するものとする。
【0029】このように、記録媒体を巻く芯材の端部
に、加熱及び/又は加圧条件を示す情報を記録すること
で、記録媒体の記録面を無駄にすることもなく且つ使用
途中の記録媒体であっても情報を読み取り使用すること
ができる。
【0030】尚、前記加熱及び/又は加圧条件を示す情
報11は、バーコード等の光学的なパターンの代わりに
磁気パターン等を用い、これに対応する読取センサを設
けることとしても良い。また、前記加熱及び/又は加圧
条件を示す情報11に半導体メモリ等を用いることも可
能である。
【0031】次に、本発明の請求項8にかかるインクジ
ェット記録装置及びこれに用いられるインクジェット記
録媒体を図6に示し説明する。
【0032】図6に示すように、本実施の形態における
インクジェット記録装置に用いられる記録媒体1は収納
部材13に収納されており、前記加熱及び/又は加圧条
件を示す情報11は該収納部材13の外壁に予め記録さ
れている。また、その近傍には該情報11を読み取るた
めの読取センサ3が設けられている。尚、同図において
省略されている部分については図1に示すインクジェッ
ト記録装置のものを準用することとし、また、その制御
構成についても、図3に示すものを準用するものとす
る。
【0033】このように、記録媒体を収納する収納部材
の外壁に、加熱及び/又は加圧条件を示す情報を記録す
ることで、記録媒体の記録面を無駄にすることなく且つ
使用途中の記録媒体であっても情報を読み取り使用する
ことができる。
【0034】尚、前記加熱及び/又は加圧条件を示す情
報11は、バーコード等の光学的なパターンの代わりに
磁気パターン等を用い、これに対応する読取センサを設
けることとしても良い。また、前記加熱及び/又は加圧
条件を示す情報11に半導体メモリ等を用いることも可
能である。
【0035】また、図6に示すインクジェット記録装置
は、前記収納部材13にロール状に巻かれた記録媒体が
収納される場合を例に示しているが、この他にも、例え
ば、前記収納部材13にシート状にカットされた記録媒
体が収納される場合もある。
【0036】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明にかかるイ
ンクジェット記録媒体及びインクジェット記録装置は、
記録媒体に対し、その特性に応じた加熱及び/又は加圧
条件を示す情報を予め記録しておき、該記録媒体に対し
て記録を行うインクジェット記録装置において、前記加
熱及び/又は加圧条件を示す情報を読み取り、該加熱及
び/又は加圧条件の下で加熱加圧処理を行うことで、常
に適切な定着処理を施すことが可能で、高品質の画像プ
リントを作成することができる。また、記録媒体取付け
毎に、加熱及び/又は加圧条件を示す情報を自動的に読
み取るので、複数種又は使用途中の記録媒体にも対応す
ることができる。また、記録媒体取付け毎に、前記加熱
及び/又は加圧条件を入力する必要もなく、手間を省く
ことができる。また、前記加熱及び/又は加圧条件を誤
った条件で設定してしまうようなことを無くすことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項6にかかるインクジェット記録
装置の基本構成を表す全体図である。
【図2】図1に示すインクジェット記録装置に用いられ
る記録媒体1を示す図である。
【図3】本発明にかかるインクジェット記録装置の制御
構成を表す制御説明図である。
【図4】本発明の請求項6にかかるインクジェット記録
装置及びこれに用いられるインクジェット記録媒体の他
例を示す図である。
【図5】本発明の請求項7にかかるインクジェット記録
装置及びこれに用いられるインクジェット記録媒体の基
本構成を表す部分拡大図である。
【図6】本発明の請求項8にかかるインクジェット記録
装置及びこれに用いられるインクジェット記録媒体の基
本構成を表す部分拡大図である。
【符号の説明】
1…記録媒体 11…加熱及び/加圧条件を示す情報 12…芯材 13…収納部材 2…元巻 21…記録媒体保持部 3…読取センサ 4…記録媒体搬送部 41…駆動ローラ 42…従動ローラ 5…記録部 51…記録ヘッド 52…ガイド 6…裁断部 61…カッター 62…ガイド 7…加熱加圧部 71…加熱ローラ 72…加圧ローラ 73…発熱体 74…加圧手段 75…偏心カム 76…モータ 81…加熱制御部 82…加圧制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 15/00 B41J 3/04 103A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表層に熱可塑性樹脂含有層を有するイン
    クジェット記録媒体において、加熱及び/又は加圧条件
    を示す情報が予め記録されていることを特徴とするイン
    クジェット記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体はロール状に巻かれてお
    り、該ロールの端部又は側面部に前記加熱及び/又は加
    圧条件を示す情報が予め記録されていることを特徴とす
    る請求項1記載のインクジェット記録媒体。
  3. 【請求項3】 表層に熱可塑性樹脂含有層を有するイン
    クジェット記録媒体において、前記記録媒体は芯材に巻
    かれており、該芯材には加熱及び/又は加圧条件を示す
    情報が予め記録されていることを特徴とするインクジェ
    ット記録媒体。
  4. 【請求項4】 表層に熱可塑性樹脂含有層を有するイン
    クジェット記録媒体において、前記記録媒体は収納部材
    に収納されており、該収納部材には加熱及び/又は加圧
    条件を示す情報が予め記録されていることを特徴とする
    インクジェット記録媒体。
  5. 【請求項5】 表層に熱可塑性樹脂含有層を有する記録
    媒体に対してインクを噴射して記録を行う記録ヘッド
    と、該記録媒体を搬送する搬送手段と、記録後の記録媒
    体に対して加熱加圧処理を行う加熱加圧部とを有するイ
    ンクジェット記録装置において、記録媒体に予め記録さ
    れた加熱及び/又は加圧条件を示す情報を読み取るセン
    サと、該センサからの情報に基づき、加熱及び/又は加
    圧条件を制御する制御手段とを有することを特徴とする
    インクジェット記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録媒体はロール状に巻かれてお
    り、前記加熱及び/又は加圧条件を示す情報は、該ロー
    ルの端部又は側面部に予め記録されていることを特徴と
    する請求項5記載のインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】 芯材に巻かれた表層に熱可塑性樹脂含有
    層を有する記録媒体に対してインクを噴射して記録を行
    う記録ヘッドと、該記録媒体を搬送する搬送手段と、記
    録後の記録媒体に対して加熱加圧処理を行う加熱加圧部
    とを有するインクジェット記録装置において、前記芯材
    に予め記録された加熱及び/又は加圧条件を示す情報を
    読み取るセンサと、該センサからの情報に基づき、加熱
    及び/又は加圧条件を制御する制御手段とを有すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  8. 【請求項8】 収納部材に収納された表層に熱可塑性樹
    脂含有層を有する記録媒体に対してインクを噴射して記
    録を行う記録ヘッドと、該記録媒体を搬送する搬送手段
    と、記録後の記録媒体に対して加熱加圧処理を行う加熱
    加圧部とを有するインクジェット記録装置において、前
    記収納部材に予め記録された加熱及び/又は加圧条件を
    示す情報を読み取るセンサと、該センサからの情報に基
    づき、加熱及び/又は加圧条件を制御する制御手段とを
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。
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