JP2005305936A - 中間転写型熱転写印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録媒体の種別に応じた転写条件を確実に設定すること。
【解決手段】 この中間転写型熱転写印刷装置1は、画像が転写されたフィルムFをヒートローラ23で加熱させながら、ヒートローラ23と押圧ローラ24との協働によりカードSとフィルムFとを重ね合わせた状態で加圧搬送することによって、カードSの表面にフィルムF上の画像を再転写する中間転写型熱転写印刷装置において、ヒートローラ23を加熱するヒータ部25と、押圧ローラ24を駆動するモータ部Mと、カードSの種別に対応する識別コード27と、識別コード27の情報を読み取る光センサ28と、光センサ28により読み取られた識別コード27の情報に基づいて、ヒータ部25の温度を制御するとともに、モータ部Mの回転速度を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 この中間転写型熱転写印刷装置1は、画像が転写されたフィルムFをヒートローラ23で加熱させながら、ヒートローラ23と押圧ローラ24との協働によりカードSとフィルムFとを重ね合わせた状態で加圧搬送することによって、カードSの表面にフィルムF上の画像を再転写する中間転写型熱転写印刷装置において、ヒートローラ23を加熱するヒータ部25と、押圧ローラ24を駆動するモータ部Mと、カードSの種別に対応する識別コード27と、識別コード27の情報を読み取る光センサ28と、光センサ28により読み取られた識別コード27の情報に基づいて、ヒータ部25の温度を制御するとともに、モータ部Mの回転速度を制御する制御手段と、を備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、印刷画像をフィルム上に一旦転写した後、フィルム上の画像を記録媒体の表面に転写するための中間転写型熱転写印刷装置に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2000−127468号公報がある。この公報に記載された間接転写プリンタは、IDカード、パスポート、ラベルなどの表面に所望の文字・画像を印刷するための装置である。すなわち、この間接転写プリンタは、フィルム及びカラーインクリボンをサーマルヘッドとプラテンローラとで挟み込んで、カラーインクリボンによってフィルム上に画像を一旦転写し、その後、フィルム上の画像と被転写体の表面とを重ね合わせながら、ヒートローラでフィルムを加熱させている。このとき、フィルムをカードに押圧することによって、被転写体の表面にフィルム上の画像が再転写される。
特開2000−127468号公報
このような装置における被転写体としては、近年の情報技術やセキュリティ技術の進歩に伴い、磁気カード、ICカード等の様々な材質、厚さのものが使用されている。従って、このように多様な被転写体に対して再転写を行う際に、転写ムラや転写欠け等の転写不良の発生を防止するためには、被転写体の種類に適した再転写条件の設定を行うことが重要である。しかしながら、被転写体の種類毎にその都度動作条件を設定することは、使用者に過度の負担を強いることになるとともに、設定漏れ等による印刷不良カードの発生の原因ともなる。
そこで、本発明はかかる課題に鑑みて為されたものであり、記録媒体の種別に応じた転写条件を確実に設定することが可能な中間転写型熱転写印刷装置を提供することを目的とする。
本発明の中間転写型熱転写印刷装置は、画像が転写されたフィルムをヒートローラで加熱させながら、ヒートローラと押圧ローラとの協働により記録媒体とフィルムとを重ね合わせた状態で加圧搬送することによって、記録媒体の表面にフィルム上の画像を再転写する中間転写型熱転写印刷装置において、ヒートローラを加熱するヒータ部と、押圧ローラを駆動するモータ部と、記録媒体の種別に対応する外部種別情報部と、外部種別情報部の情報を読み取る読取部と、読取部により読み取られた外部種別情報部の情報に基づいて、ヒータ部の温度を制御するとともに、モータ部の回転速度を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような中間転写型熱転写印刷装置では、転写対象となる記録媒体の種別に対応する情報を読み取り、記録媒体の再転写時には、その情報に基づいて、記録媒体に対する転写温度が所定の転写温度に維持されると同時に、記録媒体が所定の搬送速度でフィルムと一緒に加圧搬送される。これにより、記録媒体の種別毎の異なる再転写条件の設定を確実に行うことができる。
また、外部種別情報部は、画像再転写前の記録媒体を積載状態でセッティングするためのカードカセットに付された識別コードであり、読取部は、識別コードを読み取る光センサであることが好ましい。カードカセットが識別コードをもつことで、カードカセットを装置に装着するだけで記録媒体の種別を読み取ることができる。また、記録媒体の種別毎にカードカセットを使い分けるだけで、記録媒体とその種別情報との関連づけを容易にする。
本発明の中間転写型熱転写印刷装置によれば、記録媒体の種別に応じた転写条件を確実に設定することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る中間転写型熱転写印刷装置の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、中間転写型熱転写印刷装置1は、カードプリンタとも呼ばれ、印刷画像を厚さ約20μm程度の透明なフィルムFに一旦転写した後、このフィルムFから記録媒体(例えばプラスチック製のキャッシュカード、クレジットカード、プリペードカード、ICカードなど)Sに再転写する装置である。このような熱転写印刷装置1は、カードSを発行する際に利用され、高品位な画像をカードSの表面に印刷することできる。従って、セキュリティを高める目的で顔写真の入ったカードSの発行をも可能にする。
このような中間転写型熱転写印刷装置1は、画像再転写前のプラスチック製カードSを積層状態で着脱可能にセッティングするためのカードカセット2を有する。カードSは、送出し爪3の進退運動によってカードカセット2の一番下から一枚ずつ繰り出され、カードカセット2から繰り出されたカードSは、反転部4内に一旦装填される。反転部4が水平状態から90度回転した後、送りローラ6によってカードSが上昇すると、カードSは磁気読み/書き部7内に送り込まれる。そして、この磁気読み/書き部7で、カードSの磁気ストライプ内に所定の情報を書き込んだり、磁気ストライプ内の所定の情報を読み取る。
これに対して、送りローラ6によってカードSが下降すると、カードSは、非接触IC読み/書き部8内に送り込まれる。そして、この非接触IC読み/書き部8で、カードSのIC内に所定の情報を書き込んだり、IC内の所定の情報を読み取る。その後、反転部4から送り出されたカードSは、着脱自在なクリーニングローラ10を通過した後、ガイド溝12で両側を支持されながら、搬送ローラ11によりカードSは画像印刷される直前まで移動する。
なお、磁気エンコードや非接触ICエンコードが必要ない場合には、反転部4は水平に維持される。また、磁気読み/書き部7又は非接触IC読み/書き部8で不適切と判断されたカードSは、反転部4の回転後、送りローラ6によってイジェクトボックス9内に排出される。
次に、カードSへの画像転写を可能にするために、この熱転写印刷装置1は、フィルムFに画像を熱転写する記録部(一次転写部)Aと、フィルムFに転写された画像とカードSとを対向させて、カードSに画像を熱転写する再転写部(二次転写部)Bと、画像転写後のカードSの反りを矯正する反り矯正部Cとを備えている。
さらに、この熱転写印刷装置1は、抜き差しにより交換可能なフィルムカートリッジ13とリボンカートリッジ14とを有している。このフィルムカートリッジ13では、フィルムFが上下一対のボビン15,16に巻かれ、リボンカートリッジ14では、カラーインクリボンRが上下一対のボビン17,18に巻かれている。そして、リボンカートリッジ14内のカラーインクリボンRには、溶融性又は昇華性のイエロー・マゼンタ・シアンの3色(またはブラックを加えた4色)のインクを1フレームとして周期的にインクが塗布されている。
ここで、前述した記録部Aでは、プラテンローラ(通称「プラテン」)20の略半周にフィルムFが巻き付けられ、サーマルヘッド21によって、プラテンローラ20上のフィルムFにカラーインクリボンRが押し当てられる。そして、フィルムFとカラーインクリボンRとを同期させながら下方に送ることで、加熱状態のサーマルヘッド21によって、カラーインクリボンRの第1色目(シアン)がフィルムF上に熱転写される。
次に、ラック・ピニオン駆動機構22によってサーマルヘッド21を後退させて、フィルムFとカラーインクリボンRとを離間させた状態で、プラテンローラ20を逆転させながらフィルムFを上昇させて元の位置に復帰させる。その後、前述の転写動作を繰り返しながら、フィルムF上にマゼンタ、イエロー、ブラックの順に色を重層させて、所望のカラー画像をフィルムF上に作り出す。
その後、巻取り側ボビン16等の回転によってフィルムF上の記録画像をヒートローラ23の手前まで移動させる。このとき、カードSの先端は、フィルムF上の記録画像の先端と位置合わせされ、カードSとフィルムFとは、重ね合わされた状態で再転写部Bに送り込まれる。
この再転写部Bにおいて、位置合わせされたカードSとフィルムFとは、重ね合わされた状態でヒートローラ23と押圧ローラ24とで挟み込まれ、160〜210°Cに加熱されたヒートローラ23と押圧ローラ24との協働により、カードSとフィルムFとを加圧搬送させながら、フィルムF上の記録画像をカードSの表面に徐々に転写させる。なお、ヒートローラ23の表面は、ヒートローラ23の内部に設けられたハロゲンランプ(ヒータ部)25により加熱されるとともに、カードS及びフィルムFの搬送は、ステッピングモータで構成されるモータ部Mによる押圧ローラ24の回転駆動によって行われる。このとき、フィルムFは、カードSから剥離しながらボビン16に巻き取られていく。また、ヒートローラ23によって加熱されたカードSには反りが発生するので、カードSは、反り矯正部Cに送り込まれて加圧処理された後、真っ直ぐな状態で装置1外に排出される。
このような中間転写型熱転写印刷装置1では、記録媒体Sとして上述した様々な種類の媒体が用いられる。この場合、記録媒体Sに所望の画像を適切に転写させるためには、再転写部Bにおいて、記録媒体Sの厚さ、記録媒体Sの転写面の材質、記録媒体Sの弾性等の種別に応じた動作条件を設定することが必要である。この動作条件としては、ヒートローラ23の表面温度である転写温度、転写時の記録媒体Sの搬送速度、転写時に記録媒体Sに加えられる圧力の大きさ、及び反り矯正部Cにおいて記録媒体Sに加えられる圧力の大きさ等が挙げられる。このような動作条件のなかでも、記録媒体Sに再転写される画像の転写ムラや転写欠けを防止するために重要な条件は、転写時の転写温度及び搬送速度である。
そこで、まず、カードカセット2の外面には、前面の上端に識別コード(外部種別情報部)27が付されている。この識別コード27は、カードSの種別に対応する白黒のマークで構成される識別コードである。この識別コード27としては、所定の情報の識別が可能な「■■」、「□■」、「■□」、「□□」等の白黒のマークの組合せを利用する。ここでは、これらの2種類のマークの組合せが、カードSが属する種別に対応している。
また、種々の機構が組み込まれている装置本体40において、識別コード27に対向する位置には、この識別コード27を読み取る光センサ(読取部)28が取り付けられている。光センサ28は、白黒のマークの組合せを読み取るためのものであり、各マークに対向する位置に設けられた2個の反射型フォトセンサ28a,28bである。この反射型フォトセンサ28a,28bは、識別コード27を構成する各マークに光を照射した後に反射された光を検出することにより、各マークの読み取り結果を出力信号として出力する。
また、上述した光センサ28による読み取り結果に基づいて転写条件を制御するために、中間転写型熱転写印刷装置1には、図2に示すような再転写部Bにおける動作条件を設定するための制御手段29が内蔵されている。この制御手段29は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を有する中央処理部30と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュROM等のデータ書き換え可能なROM(Read Only Memory)であるメモリ部31とを含んで構成されている。
中央処理部30には、光センサ28と、ヒートローラ23の表面温度を測定するためのサーミスタ等からなる温度センサ32とが接続されている。そして、中央処理部30では、光センサ28の各反射型フォトセンサ28a,28bから識別コード27を読み取った結果である出力信号を受信すると同時に、温度センサ32からヒートローラ23の表面温度に関する温度データをも受信する。また、中央処理部30には、ハロゲンランプ25のオン−オフを行うスイッチ33と、押圧ローラ24を駆動させるモータ部Mの回転速度を制御するモータ制御回路34とが接続されている。
中央処理部30では、反射型フォトセンサ28a,28bにより出力された出力信号に基づいて、メモリ部31において予め設定されたデータを参照して再転写部Bの動作条件を決定する。図3には、メモリ部31に格納されたデータの一例を示す。同図に示すように、メモリ部31には、カードカセット2に付される識別コード27に対応する外部種別番号と、その外部種別番号に対応する種別に属するカードSの画像再転写動作条件である転写温度及び搬送速度の組合せと、が関連づけて格納されている。例えば、識別コード「□□」に対応する外部種別番号「00」に対しては、転写温度「190°C」と搬送速度「58mm/sec」とが予め設定されている。
このメモリ部31に格納されるデータは、図示しない操作パネル等の入力手段によって入力されるものである。一方、これらのデータは、USB(Universal Serial Bus)等の外部接続用のインタフェース部35を介して中央処理部30と接続される外部PC36からの入力も可能である。
そこで、中央処理部30は、光センサ28から出力された出力信号を2ビットの読取データに変換する。例えば、識別コード27が「■□」のマークの組合せである場合、この各マークに対応して出力された出力信号の大小をビット列に対応させることにより読取データ「10」に変換する。中央処理部30では、変換した読取データに基づいてメモリ部31を参照し、外部種別番号が読取データに一致するレコードから転写温度及び搬送速度の組合せを読み出す。図3の例によれば、光センサ28によって識別コード27が読み取られると、中央処理部30は、読取データ「10」に変換した後、転写温度「180°C」及び搬送速度「18mm/sec」の組合せを読み出す。
このようにして転写温度及び搬送速度の組合せを読み出した後、中央処理部30は、ヒートローラ23が上記転写温度に維持されるように予熱を行う為、スイッチ33に制御信号を送信してハロゲンランプ25のオン−オフを制御する。
より詳細には、中央処理部30は、メモリ部31から転写温度としてTAを読み出した場合には、温度センサ32において検知される温度データを参照しながら以下のようにしてスイッチ33の制御を行う。以下の説明において、ΔT1は、スイッチ33の切断タイミングを決定するために予め設定された温度差パラメータ、ΔT2は、スイッチ33の投入タイミングを決定するために予め設定された温度差パラメータを示している。まず、ハロゲンランプ25の通電開始後においてヒートローラ23の表面温度が上昇してTA−ΔT1に到達すると、スイッチ33のオン状態を一定時間維持させてから、スイッチ33をオフ状態に切り替える。その後、中央処理部30は、ヒートローラ23の表面温度を監視し、その表面温度がTA−ΔT2まで下降した時点で、再度スイッチ33をオン状態に切り替える。このようにして、スイッチ33のオン状態とオフ状態とが交互に断続的に繰り返されることにより、それと同期してハロゲンランプ25に対する通電がオン/オフし、ヒートローラ23の表面温度が概ね転写温度TAに維持される。
さらに、中央処理部30は、上記の温度制御と並行して、以下のようにして、モータ部Mの回転速度の制御を行う。つまり、中央処理部30は、メモリ部31から搬送速度としてVAを読み出した場合には、その搬送速度VAに対応する回転速度RAを制御信号としてモータ制御回路34に出力する。これに対して、モータ制御回路34は、制御信号に応じて、モータ部Mにパルスを出力する。その給電の際、モータ制御回路34では、モータ部Mに取り付けられた光学式センサ等を利用してモータ部Mの回転速度を検出し、検出した回転速度が回転速度RAに一致するようにモータ部Mに供給するパルスを調整する。
次に、中間転写型熱転写印刷装置1における制御手段29の動作について説明する。図4は、制御手段29の動作を示すフローチャートである。
まず、中間転写型熱転写印刷装置1へのカードカセット2の装着が行われた後(ステップS01)、以下のようにして再転写部Bにおける動作条件の設定が行われる。
まず、光センサ28は、装着されているカードカセット2に付された識別コード27を読み取って出力信号を生成し、中央処理部30に出力する(ステップS02)。中央処理部30は、光センサ28から出力された出力信号を2ビットの読取データに変換する(ステップS03)。次いで、中央処理部30は、変換した読取データに基づいて、メモリ部31を参照して、読取データに対応する転写温度及び搬送速度を読み出す(ステップS04)。その後、中央処理部30は、操作パネル等からのカードSに対する印刷指令を待つ(ステップS05)。また、転写温度を読み出すと、中央処理部30は、スイッチ33のオン−オフを交互に切り替えることにより、ヒートローラ23の表面温度を読み出した転写温度に維持するようにハロゲンランプ25の通電を制御する(ステップS06)。
その後、操作パネルや外部PC等から印刷指令を受け付けると、中央処理部30は、モータ制御回路34を介してモータ部Mに供給されるパルスを調整することにより、読み出した搬送速度で押圧ローラ24が回転するように制御を行う(ステップS07)。その後、カードカセット2から繰り出されたカードSは、読み出された動作条件で画像が再転写され(ステップS08)、中間転写型熱転写印刷装置1の外部に排出される。
上述した中間転写型熱転写印刷装置1によれば、カードカセット2から転写対象のカードSの種別に対応する識別コード27が読み込まれる。カードSの再転写時には、その識別コード27の読み取り結果に基づいて、カードSに対する転写温度が所定の転写温度に維持されるとともに、カードSが所定の搬送速度でフィルムFとともに加圧搬送される。特に、カードSの種別に対応する動作条件が格納されたメモリ部31はデータ書き換え可能なROMであり、随時の動作条件の更新が可能である。これにより、カードカセット2の入れ替えだけでカードSの種別毎に異なる再転写条件が確実に設定される。
また、カードカセット2にカードSの種別を表すコードを付する構成とされているので、カードカセット2を装置1に装着するだけでカードの種別を読み取ることができる。従って、カードSの種別毎にカードカセット2を使い分けるだけで、カードSとその種別との関連づけを容易にする。さらに、カードカセット2に付される識別コード27は、白黒のコードであるので、光センサ28の構成をより単純化することが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、カードカセット2に付された外部種別情報部としては、白黒のマーク以外の識別コードとして、任意のマークやバーコード等を使用しても良いし、3個以上のマークの組合せで構成しても良い。
また、外部種別情報部の取付位置は、カードカセット2の上端に限定されるものではなく、カードカセット2の前面の下端に付されていても良い。
さらに、外部種別情報部として、カードカセット2にICタグ等の通信手段を用いることにより、外部種別情報部から情報を読み取るようにしても良い。
1…中間転写型熱転写印刷装置、F…フィルム、S…カード(記録媒体)、M…モータ部、2…カードカセット、23…ヒートローラ、24…押圧ローラ、25…ハロゲンランプ(ヒータ部)、27…識別コード(外部種別情報部)、28…光センサ(読取部)、28a,28b…反射型フォトセンサ、29…制御手段、30…中央処理部、31…メモリ部、32…温度センサ、33…スイッチ、34…モータ制御回路。
Claims (2)
- 画像が転写されたフィルムをヒートローラで加熱させながら、前記ヒートローラと押圧ローラとの協働により記録媒体と前記フィルムとを重ね合わせた状態で加圧搬送することによって、前記記録媒体の表面にフィルム上の画像を再転写する中間転写型熱転写印刷装置において、
前記ヒートローラを加熱するヒータ部と、
前記押圧ローラを駆動するモータ部と、
前記記録媒体の種別に対応する外部種別情報部と、
前記外部種別情報部の情報を読み取る読取部と、
前記読取部により読み取られた外部種別情報部の情報に基づいて、前記ヒータ部の温度を制御するとともに、前記モータ部の回転速度を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする中間転写型熱転写印刷装置。 - 前記外部種別情報部は、画像再転写前の前記記録媒体を積載状態でセッティングするためのカードカセットに付された識別コードであり、
前記読取部は、前記識別コードを読み取る光センサである、
ことを特徴とする請求項1記載の中間転写型熱転写印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004128868A JP2005305936A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 中間転写型熱転写印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=35435226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004128868A Pending JP2005305936A (ja) | 2004-04-23 | 2004-04-23 | 中間転写型熱転写印刷装置 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20180297376A1 (en) * | 2015-11-02 | 2018-10-18 | Espera-Werke Gmbh | Device and method for printing labels by means of thermal printing |
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WO2020003816A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | 大日本印刷株式会社 | ボビン、熱転写シートリボン及び熱転写印画装置 |
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2004
- 2004-04-23 JP JP2004128868A patent/JP2005305936A/ja active Pending
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