JPH06127756A - 連続シート供給装置および連続シート担持ロール - Google Patents

連続シート供給装置および連続シート担持ロール

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JPH06127756A
JPH06127756A JP27734592A JP27734592A JPH06127756A JP H06127756 A JPH06127756 A JP H06127756A JP 27734592 A JP27734592 A JP 27734592A JP 27734592 A JP27734592 A JP 27734592A JP H06127756 A JPH06127756 A JP H06127756A
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sheet carrying
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Takakuni Hasegawa
貴訓 長谷川
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Riso Kagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続シート担持ロールが使用途中にて別の機
械に装着されても残量検出を正しく行えるようにするこ
と。 【構成】 ロール支持部30に配置される連続シート担
持ロール33の連続シート支持体の芯管31等に情報を
感熱式に書き込むサーマルヘッド51を設け、これによ
り芯管31の感熱記録層35に残量情報を随時書き込
む。またロール支持部30に配置される連続シート担持
ロール33の芯管31の感熱記録層35に書き込まれた
残量情報を読み取る光電式読み取り装置55を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続シート供給装置お
よび連続シート担持ロールに関し、特に複写装置、プリ
ンタ、製版装置等の画像形成装置に、記録紙、原紙等の
画像形成シートを供給する連続シート供給装置、および
連続シート供給装置にて使用する連続シート担持ロール
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写装置、プリンタ、製版装置等に、記
録紙、原紙等の画像形成シートを供給する供給装置とし
て、連続シート状の画像形成シートを芯管の外周に巻き
付き装着された連続シート担持ロールを回転可能に且つ
交換可能に支持するロール支持部を有し、前記連続シー
ト担持ロールより画像形成シートを画像形成処理部に対
して繰り出し供給する連続シート供給装置が知られてお
り、これは連続シートを使用する各種画像形成装置にて
用いられている。
【0003】上述の如き連続シート供給装置を含む画像
形成装置に於いては、連続シート担持ロールの残量を連
続シート担持ロールの回転量等より検出し、連続シート
担持ロールの残量情報を画像形成装置のメモリに書き込
み、画像形成装置にて連続シート担持ロールの残量を認
識できるよう構成することが既に提案されており、これ
は例えば、特開昭62−262365号、特開昭63−
41344号の各公報に示されている。
【0004】また孔版製版装置の如き画像形成装置に於
いては、装置本体にICカードのリードライタを設け、
ICカードに画像形成装置のトラブル履歴情報、原紙等
の消耗品の使用頻度情報を書き込み、ICカードの読み
取りにより画像形成装置のトラブル履歴、原紙等の消耗
品の使用頻度がユーザ、サービスマンに随時把握され得
るよう構成することが既に提案されており、これは特開
平4−193580号公報に示されている。
【0005】また上述の如き連続シート供給装置を含む
画像形成装置に於いては、連続シート担持ロールの芯管
に、これが担持する画像形成シートの感度特性、巻き取
り長さ、シートサイズ等の示すバーコードを予め付与
し、ロール支持部にはバーコードリーダを設け、連続シ
ート担持ロールがロール支持部に装着されることによ
り、バーコードリーダによって芯管のバーコードを読み
取り、画像形成シートの感度特性、巻き取り長さ、シー
トサイズ等のシート情報を画像形成装置に自動的に取り
込むことが考えられており、これは特開平4−5111
84号公報に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き連続シート
担持ロールの残量検出、記録に於いては、何れも残量情
報が画像形成装置側にて保有されるから、連続シート担
持ロールが単一の機械(画像形成装置)にて使用される
限り問題を生じることがないが、しかし使用途中にて連
続シート担持ロールが画像形成装置より取り外されてこ
れが別の画像形成装置に装着されると、この連続シート
担持ロールの残量検出が正しく行われなくなる。
【0007】ICカードによる画像形成装置のトラブル
履歴情報、原紙等の消耗品の使用頻度情報の記録は、メ
ンテナンスや消耗品の交換時期等を知る上で有意義なも
のであるが、しかしこれにあっては、装置本体にICカ
ードのリードライタを設ける必要があるばかりでなく、
高価なICカードが必要であり、経済性により実施され
難い場合がある。
【0008】また、ロール支持部に設けたバーコードリ
ーダにより連続シート担持ロールの芯管に予め付与され
たバーコードを読み取ることは、連続シート担持ロール
の種類等に応じた画像形成装置の初期設定を自動化する
ことに於いて有意義なものであるが、しかしこれにあっ
ては、連続シート担持ロールの初期情報の読み取りだけ
であり、連続シート担持ロールの残量等、使用過程にて
経時変化する情報を得ることはできない。
【0009】本発明は、従来の画像形成装置等に於ける
連続シート供給装置の上述の如き問題点に着目してなさ
れたものであり、連続シート担持ロールが使用途中にて
別の機械に装着されても残量検出を正しい行え、またト
ラブル履歴情報、消耗品の使用頻度情報等の記録をIC
カードの如き高価な記憶媒体を必要とすることなく行う
ことができる画像形成装置等のための連続シート供給装
置、およびその連続シート供給装置にて使用する連続シ
ート担持ロールを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、連続シートを連続シート支持体により巻き
付け支持した連続シート担持ロールを回転可能に且つ交
換可能に支持するロール支持部を有し、前記連続シート
担持ロールより連続シートを繰り出し供給する連続シー
ト供給装置に於いて、前記ロール支持部に設けられ、当
該ロール支持部に配置される連続シート担持ロールの連
続シート支持体に情報を書き込む情報書き込み手段と、
前記ロール支持部に設けられ、当該ロール支持部に配置
される連続シート担持ロールの連続シート支持体に書き
込まれた情報を読み取る情報読み取り手段とを有してい
ることを特徴とする連続シート供給装置によって達成さ
れる。
【0011】また上述の如き目的を達成するため、本発
明による連続シート担持ロールは、連続シートを連続シ
ート支持体により巻き付け支持した連続シート担持ロー
ルであって、前記連続シート支持体に情報を追記可能な
感熱記録層等よる情報記録部を有していることを特徴と
している。
【0012】
【作用】上述の如き構成によれば、情報書き込み手段に
よってロール支持部に装着された連続シート担持ロール
の連続シート支持体に連続シート担持ロールの使用過程
にて残量情報等が随時書き込まれ、残量情報等を連続シ
ート担持ロール自体が保有するようになり、この情報は
連続シート担持ロールがロール支持部に装着された状態
にて情報読み取り手段により随時読み取られる。
【0013】
【実施例】以下に添付の図を参照して本発明を実施例に
ついて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明による連続シート供給装置が
用いられた好適な製版機能付き孔版印刷装置の一例を示
している。
【0015】この孔版印刷装置は、イメージスキャナ1
を含み印刷すべき原稿の画像を読み取る原稿画像読み取
り部3と、原稿画像読み取り部3が読み取った原稿画像
データに応じて感熱性の孔版原紙Sに感熱式に穿孔画像
を複写形成するサーマルヘッド5とプラテンローラ7と
を含む製版部9と、製版部9により複写式に製版された
孔版原紙Sを外周面に巻き付け装着される円筒状の印刷
ドラム11と、プレスローラ13と、給紙台15の印刷
用紙Pを紙捌きローラ17により一枚ずつ捌き、これを
印刷ドラム11とプレスローラ13との間に給紙タイミ
ングローラ19により所定のタイミングにて供給する自
動給紙部21と、印刷済みの印刷用紙Pの排出、集積を
行う排紙部23と、印刷使用済みの孔版原紙Sを印刷ド
ラム11より剥ぎ取って廃棄処理する排版部25とを有
しており、印刷ドラム11内にはスキージ装置27が配
置されている。
【0016】この孔版印刷装置に於いては、印刷ドラム
11が図示されていない回転駆動手段により自身の中心
軸線の周りに図にて時計廻り方向に回転駆動され、印刷
ドラム11の回転に同期して所定のタイミングにて印刷
用紙Pが給紙タイミングローラ19により図にて右方よ
り左方へ移動する状態にて印刷ドラム11とプレスロー
ラ13との間に供給され、印刷用紙Pがプレスローラ1
3より印刷ドラム11の外周面の巻き付け装着されてい
る孔版原紙Sに対し押し付けられることにより、印刷用
紙Pに対して孔版印刷が行れる。
【0017】この孔版印刷装置は孔版原紙供給部として
ロール支持部30を有し、ロール支持部30は連続シー
ト状の孔版原紙Sを芯管31の外周に巻き付き装着され
た連続シート担持ロール33を回転可能に且つ交換可能
に支持している。
【0018】連続シート担持ロール33の孔版原紙S
は、製版部9のプラテンローラ7の回転により繰り出し
供給され、カッタ29により所定長さに切断されて印刷
ドラム11の外周面に巻き付け装着される。
【0019】連続シート担持ロール33の芯管31の内
周面には、図2に示されている如く、等間隔バーマーク
による基準パターン35が全周に亘って印刷、或いはそ
れを印刷されたシールが貼り付けられている。基準パタ
ーン35を構成する等間隔バーマークの一つは、符号3
5aにより示されている如く、他のものより線幅を太く
されて原点マークとされている。
【0020】また連続シート担持ロール33の芯管31
の内周面には情報記録部として感熱記録層37が所定幅
をもって全周に形成されている。
【0021】尚、感熱記録層37は芯管31の内周面の
全体に形成されていてもよく、この場合は基準パターン
35は感熱記録層37の一部を利用して形成されていも
よい。
【0022】図3、図4はロール支持部30の詳細構造
を示している。ロール支持部30は、固定フレーム39
に固定装着されたフランジ付き円筒状の固定支持部材4
1の外周にボール軸受け43により回転可能に装着され
た回転支持部材45を有し、回転支持部材45の外周に
連続シート担持ロール33の芯管31が抜き差し可能に
外接嵌合されることにより、連続シート担持ロール33
を回転可能に且つ交換可能に支持する。
【0023】固定フレーム39には読み書きユニットホ
ルダ47が固定装着されている。読み書きユニットホル
ダ47は、固定支持部材41の筒内部を軸線方向に貫通
して延在し、回転支持部材45より支持されている連続
シート担持ロール33の芯管31内に位置する。
【0024】読み書きユニットホルダ47には、ソレノ
イド装置49により情報書き込み手段としてのサーマル
ヘッド51が取り付けられ、また二つの光電式読み取り
装置53、55が取り付けられている。
【0025】サーマルヘッド51は軸線方向配置位置を
回転支持部材45より支持されている連続シート担持ロ
ール33の芯管31の感熱記録層37に整合する位置に
設定され、ソレノイド装置49により、図示されている
如く、芯管31の内周面より離間して連続シート担持ロ
ール33の回転を自由に許す後退位置と芯管31の内周
面の感熱記録層37に所定の書き込み圧力をもって接触
する前進位置との間に往復動する。
【0026】光電式読み取り装置53と55は、回転支
持部材43の軸線方向、換言すれば連続シート担持ロー
ル33の芯管31の軸線方向に互いに変位した位置に固
定配置され、このうち光電式読み取り装置53は軸線方
向配置位置を回転支持部材45より支持されている連続
シート担持ロール33の芯管31の基準パターン35に
整合する位置に設定されて基準パターン35の等間隔バ
ーマークの読み取りを行い、光電式読み取り装置53は
軸線方向配置位置を回転支持部材45より支持されてい
る連続シート担持ロール33の芯管31の感熱記録層3
7に整合する位置に設定されて感熱記録層37に書き込
まれたバーマーク、バーコード等の読み取りを行うよう
になっている。
【0027】尚、読み書きユニットホルダ47は、中空
構造とされ、内部にソレノイド装置49、サーマルヘッ
ド51、光電式読み取り装置53、55の電力線57、
信号線59を通されている。
【0028】図5は上述の如き構成よりなる孔版印刷装
置の制御系を示している。この制御系は、CPU61
と、ROM63と、RAM65と、I/Oポート67
と、これらを相互に接続するバス69とを含むマイクロ
コンピュータにより構成され、I/Oポート67には、
原稿画像読み取り部3の制御部71と、製版部9の制御
部73と、カッタ29の駆動部75と、印刷ドラム11
とプレスローラ13と自動給紙部21と排紙部23とス
キージ装置27とを含む印刷部77の制御部79と、孔
版原紙供給部のソレノイド装置49とサーマルヘッド5
1の制御部81と光電式読み取り装置53および55
と、操作パネル部83と、表示部85の制御部87とが
接続されている。
【0029】CPU61は、I/Oポート67を介して
操作パネル83より操作指令信号を、図示されていない
各種検出スイッチ、センサより信号を各々取り入れてR
OM63に格納されているシステムプログラムを実行
し、それら取り入れ信号に応じて原稿画像読み取り制御
部71、製版制御部73、カッタ駆動部75、印刷制御
部79、表示制御部87の各々へ制御指令信号を出力
し、原稿画像読み取り部3、製版部9、印刷部77、表
示部85の動作を所定のシステムプログラムに従って動
作させる。
【0030】またCPU61は、光電式読み取り装置5
3より基準パターン35の等間隔バーマークの読み取り
信号を入力してソレノイド装置49へ動作指令信号を出
力すると共にサーマルヘッド制御部81へ書き込み信号
を出力する。これにより連続シート担持ロール33の芯
管31の感熱記録層37の所定の周方向位置に、シート
担持ロール33の原紙残量、トラブル履歴、印刷インキ
等の消耗品の使用頻度、機械番号等の各種情報の書き込
みがバーマーク、バーコード等により行われる。
【0031】またCPU61は、光電式読み取り装置5
3より基準パターン35の等間隔バーマークの読み取り
信号を入力する共に光電式読み取り装置53より連続シ
ート担持ロール33の芯管31の感熱記録層37に書き
込まれているバーマーク、バーコード等の読み取り信号
を取り込み、これを解析して表示が必要なものを選び出
し、これの表示のために表示制御部87へ表示制御信号
を出力する。
【0032】これにより表示器85にシート担持ロール
33の原紙残量が表示され、またメンテナンスサービス
時には、トラブル履歴、印刷インキ等の消耗品の使用頻
度、機械番号等のメンテナンス情報が表示される。
【0033】次に芯管31の感熱記録層37の所定の周
方向位置に各種情報の書き込みを行う要領例を説明す
る。
【0034】先ず機械番号の書き込みは、連続シート担
持ロール33がロール支持部30に新たに装填されたこ
とを図示されていないセンサが検出し、この後に製版部
9のプラテンローラ7の回転によって孔版原紙Sが繰り
出し供給されることに応じて連続シート担持ロール33
が回転している状態下にて行われる。この機械番号の書
き込みは、I/Oポート67を介して孔版原紙供給部の
光電式読み取り装置53より基準パターン35の等間隔
バーマークの読み取り信号を入力し、基準パターン35
の原点マーク35aを原点として等間隔バーマークのカ
ウントにより連続シート担持ロール33が所定の機械番
号書き込み回転角位置にあることを検出した時に、ソレ
ノイド装置49によりサーマルヘッド51を前進位置に
位置させ、サーマルヘッド51を書き込み動作させるこ
とにより行われ、これにより芯管31の感熱記録層37
の所定の機械番号記録位置に機械番号がバーコード等に
より書き込まれる。
【0035】連続シート担持ロール33の原紙残量の書
き込みは、CPU61がカッタ駆動部75へカッタ駆動
指令信号を出力する度に、或いはカッタ駆動指令信号の
出力回数のカウントによりこれが所定値に達した時に、
製版部9のプラテンローラ7の回転によって孔版原紙S
が繰り出し供給されることに応じて連続シート担持ロー
ル33が回転している状態下にて行われる。この原紙残
量の書き込みは、I/Oポート67を介して孔版原紙供
給部の光電式読み取り装置53より基準パターン35の
等間隔バーマークの読み取り信号を入力し、基準パター
ン35の原点マーク35aを原点として等間隔バーマー
クのカウントにより連続シート担持ロール33が所定の
原紙残量書き込み回転角位置にあることを検出した時
に、ソレノイド装置49によりサーマルヘッド51を前
進位置に位置させ、サーマルヘッド51を書き込み動作
させることにより行われ、これにより芯管31の感熱記
録層37の所定の原紙残量記録位置にバーマーク等が書
き込まれる。
【0036】従って、光電式読み取り装置55により読
み取られる感熱記録層37の原紙残量記録位置にあるバ
ーマークの個数をカウントすることにより、連続シート
担持ロール33の原紙残量の検出され、この原紙残量が
表示器85に表示される。
【0037】この原紙残量の情報は装填状態にある連続
シート担持ロール33の芯管31の感熱記録層37よ
り、即ち連続シート担持ロール33自体より取り込むか
ら、使用途中の連続シート担持ロール33が装填されて
も、その連続シート担持ロール33の芯管31の感熱記
録層37に既使用時に原紙残量情報が既に書き込まれて
いることにより、各連続シート担持ロール固有の原紙残
量の検出が適切に行われ、正しい原紙残量の表示が行わ
れる。
【0038】尚、連続シート担持ロール33の原紙残量
の書き込みは、製版完了信号、サーマルヘッド5による
書き込みの完了信号等をトリガ信号として行われてもよ
い。また上述の実施例では、孔版印刷の特性上、カッタ
27による一回の孔版原紙Sの切断長さは常に一定であ
ることから、カッタ27による孔版原紙Sの切断回数、
製版回数より感熱記録層37の原紙残量を検出できる
が、ファクシミリに於ける如く、カッタ27による一回
の連続シート(孔版原紙S)の切断長さが、切断の都
度、変化する場合は、プラテンローラ7の回転量検出、
連続シートの直接的な繰り出し長さ検出等により連続シ
ートの残量書き込みタイミングが設定されればよい。
【0039】またトラブル履歴、印刷インキ等の消耗品
の使用頻度等を示すバーコード、バーマーク等の書き込
みは、それらの書き込みが必要になった後、好ましくは
直後に連続シート担持ロール33が回転している状態下
にて上述の如き書き込みと同様の要領にて芯管31の感
熱記録層37の所定の記録位置に対して行われればよ
い。
【0040】尚、芯管31の感熱記録層37に書き込む
情報が原紙残量だけである場合は、必ずしも基準パター
ン35、およびこれの読み取りを行う光電式読み取り装
置53は必要ではなく、原紙残量を示すバーマークの書
き込みが感熱記録層37の任意の周方向位置より開始さ
れてもよく、以降のバーマークの書き込み位置の設定は
感熱記録層37に書き込まれたバーマークを光電式読み
取り装置55が読み込むことに基づいて行われればよ
い。
【0041】また芯管31の感熱記録層37に書き込む
情報が多い場合は、図6に示されている如く、読み書き
ユニットホルダ47に軸線方向のガイド部材91を取り
付けてこれにソレノイド装置49とサーマルヘッド51
とを軸線方向に移動可能に装着し、ソレノイド装置等に
よる駆動装置93によりソレノイド装置49とサーマル
ヘッド51とを軸線方向に移動させ、また芯管31の感
熱記録層37の幅を広くして感熱記録層37の書き込み
トラックを複数化し、その各書き込みトラックに情報の
書き込みが行われるようにすればよい。尚、これ場合、
書き込み情報の読み取りを行う光電式読み取り装置55
は感熱記録層37の各書き込みトラックに対応して複数
個設けられればよい。
【0042】また以外に芯管31の感熱記録層37は芯
管31の内周面に螺旋状の書き込みトラックを形成する
ようになっていてもよい。
【0043】図7、図8は本発明による連続シート供給
装置および連続シート担持ロールの他の実施例を示して
いる。
【0044】この実施例に於いては、連続シート担持ロ
ール33の連続シート支持体が芯管31の両端部にフラ
ンジ32を一体的に有するボビン状をなしており、一方
のフランジ32の外側面に基準パターン35と感熱記録
層37とが各々ボビン中心と同心に円環状に形成されて
いる。
【0045】このことに応じてサーマルヘッド51、光
電式読み取り装置53、55は各々フランジ32の外側
面に対向すべく配置され、サーマルヘッド51は感熱記
録層37にバーマーク等の書き込みを行い、光電式読み
取り装置53は感熱記録層37に書き込まれたバーマー
ク等の読み込みを行い、光電式読み取り装置55は基準
パターン35の読み込みを行うようになっている。従っ
て、この実施例に於いても上述の実施例と同様の作用効
果が得られる。
【0046】尚、本発明による連続シート供給装置は、
上述の如き孔版印刷装置に限定されるものではなく、こ
れは、複写装置、プリンタ、ファクシミリ製版装置、そ
の他、連続シートを使用する装置に於いて、連続シート
が芯管に巻き付け装着された連続シート担持ロールを使
用するものであれば、上述の実施例と同様に適用され
る。
【0047】また連続シート担持ロールの芯管に情報を
書き込む方式は、感熱式が最も簡便であるが、本発明に
よる連続シート供給装置はこれに限定されることはな
く、この情報書き込みは、インキ塗布式、インキスタン
プ式、磁気式等、適宜の方式によりおこなわれてもよ
い。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による連続シート供給装置および連続シート担持ロール
によれば、サーマルヘッド等による情報書き込み手段に
より、ロール支持部にある連続シート担持ロールの連続
シート支持体にこれの使用過程にて残量情報等が随時書
き込まれ、残量情報等を連続シート担持ロール自体が保
有するようになり、この情報は連続シート担持ロールが
ロール支持部に装着された状態にて情報読み取り手段に
より随時読み取られるから、連続シート担持ロールが使
用途中にて別の機械に装着されても、その連続シート担
持ロールの残量検出が正しい行われ得るようになり、ま
たトラブル履歴情報、消耗品の使用頻度情報等の記録も
連続シート担持ロールの連続シート支持体に行われて芯
管が記憶媒体になり、トラブル履歴情報、消耗品の使用
頻度情報等の記録にICカードの如き高価な記憶媒体が
必要でなくなり、ロギング等が安価に行われ得るように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続シート供給装置が用いられた
好適な製版機能付き孔版印刷装置の一例を示す概略構成
図。
【図2】本発明による連続シート担持ロールの一実施例
を示す斜視図。
【図3】本発明による連続シート供給装置の一実施例を
その要部について示す縦断面図。
【図4】本発明による連続シート供給装置の一実施例を
その要部について示す側面図。
【図5】本発明による連続シート供給装置が用いられた
製版機能付き孔版印刷装置の制御系の一実施例を示すブ
ロック線図。
【図6】本発明による連続シート供給装置の他の実施例
をその要部について示す縦断面図。
【図7】本発明による連続シート供給装置の他の実施例
をその要部について示す縦断面図。
【図8】本発明による連続シート担持ロールの他の実施
例を示す斜視図。
【符号の説明】
3 原稿画像読み取り部 9 製版部 11 印刷ドラム 13 プレスローラ 29 カッタ 30 ロール支持部 31 芯管 33 連続シート担持ロール 35 基準パターン 37 感熱記録層 47 読み書きユニットホルダ 51 サーマルヘッド 53 光電式読み取り装置 55 光電式読み取り装置 S 孔版原紙

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続シートを連続シート支持体により巻
    き付け支持した連続シート担持ロールを回転可能に且つ
    交換可能に支持するロール支持部を有し、前記連続シー
    ト担持ロールより連続シートを繰り出し供給する連続シ
    ート供給装置に於いて、 前記ロール支持部に設けられ、当該ロール支持部に配置
    される連続シート担持ロールの連続シート支持体に情報
    を書き込む情報書き込み手段と、 前記ロール支持部に設けられ、当該ロール支持部に配置
    される連続シート担持ロールの連続シート支持体に書き
    込まれた情報を読み取る情報読み取り手段と、 を有していることを特徴とする連続シート供給装置。
  2. 【請求項2】 前記情報書き込み手段は感熱式情報書き
    込み手段であることを特徴とする請求項1に記載の連続
    シート供給装置。
  3. 【請求項3】 連続シートを連続シート支持体により巻
    き付け支持した連続シート担持ロールに於いて、前記連
    続シート支持体に情報を追記可能な情報記録部を有して
    いることを特徴とする連続シート担持ロール。
  4. 【請求項4】 前記情報記録部は前記連続シート支持体
    に形成された感熱記録層であることを特徴とする請求項
    3に記載の連続シート担持ロール。
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