JP2001096916A - 感熱印字媒体およびサーマルプリンタ - Google Patents

感熱印字媒体およびサーマルプリンタ

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JP2001096916A
JP2001096916A JP28127499A JP28127499A JP2001096916A JP 2001096916 A JP2001096916 A JP 2001096916A JP 28127499 A JP28127499 A JP 28127499A JP 28127499 A JP28127499 A JP 28127499A JP 2001096916 A JP2001096916 A JP 2001096916A
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thermal
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JP28127499A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Furuyama
浩之 古山
Katsumune Hayashi
克宗 林
Koichi Yamada
孝一 山田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健常者および視覚障害者の双方に対して、印
字内容を案内することができる感熱印字媒体を得る。 【解決手段】 一方の面に所定の印加エネルギーが印加
されることにより発色する感熱発色層4を有する感熱印
字媒体1において、他方の面に、所定の熱エネルギーが
印加されることにより発泡する発泡層7を形成した。こ
れによって、発泡層7に対して、熱エネルギーを所定の
パターンで印加して、発泡層7を点字のパターンで隆起
させることにより、健常者および視覚障害者の双方に対
して印字内容を案内することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の印加エネル
ギーが印加されることにより発色する感熱発色層を有す
る感熱印字媒体および感熱印字媒体を利用するサーマル
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の印加エネルギーが印加され
ることにより発色する感熱発色層を有する感熱印字媒体
(以下、感熱紙)がある。
【0003】このような感熱紙は、例えば、POS端末
等の商品販売登録データ処理装置にレシートプリンタと
して備えられているサーマルプリンタに用いられる。サ
ーマルプリンタは、感熱紙を連続的に案内する用紙案内
経路に、複数の発熱抵抗体を有するライン型のサーマル
ヘッドが設けられた構造をしている。サーマルプリンタ
は、サーマルヘッドを形成する複数の発熱抵抗体の配列
方向に直交する方向に感熱紙を順次送り出しながらドッ
ト印字を行う。このようなサーマルプリンタには、レシ
ートの他に、割引券あるいは領収書等を発行することが
できるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
感熱紙を利用するサーマルプリンタによって発行される
レシート等は、一般的に健常者を対象としているため、
視覚障害者に対して印字内容を案内することができない
という問題がある。
【0005】一方では、視覚障害者を対象として、点字
を形成するようにした点字形成方法や点字形成装置があ
る。例えば、発泡層を有する転写フィルムにレーザーを
照射して、目的とする用紙に発泡層を転写することで点
字を形成するようにした点字形成装置がある。
【0006】しかし、このような装置では、レーザーを
照射する機構を設けるため、装置が大型化してしまうと
いう問題がある。
【0007】また、トナーの中に発泡剤を含有させ、ト
ナーを用紙に加熱定着させる際の熱によって発泡剤を発
泡させることで点字を形成するようにした方法がある。
【0008】しかし、このような方法では、加熱機構や
トナー保持部を設けなくてはならず装置が大型化してし
まうという問題がある。また、印字した部分が全て隆起
するため、用途が限定されやすく、汎用性に劣るという
問題もある。
【0009】さらに、表面に発泡剤含有皮膜を有する用
紙に点字原形用紙を重合し、赤外線を含む光線を照射し
て発泡剤を発泡させることで用紙の表面に点字を形成す
る方法がある。
【0010】しかし、このような方法では、点字原形用
紙や、赤外線を含む光線を照射する機構を必要とするた
め、装置が複雑化してしまうという問題がある。
【0011】また、一般的に点字を形成する場合には、
健常者と視覚障害者とに対して同じ内容を2度印字する
ことが多いため、使用する用紙量が多くなってしまうと
いう問題もある。
【0012】またさらに、近年、サーマルプリンタによ
って印字したレシートや、割引券あるいは領収書といっ
た換金性のある印字物が、複写等により偽造されてしま
うことがあるという問題がある。
【0013】本発明は、健常者および視覚障害者の双方
に対して、印字内容を案内することができ、汎用性の高
い感熱印字媒体およびサーマルプリンタを得ることを目
的とする。
【0014】本発明は、装置を大型化せずに、視覚障害
者に対して、印字内容を案内することができる感熱印字
媒体およびサーマルプリンタを得ることを目的とする。
【0015】本発明は、装置を複雑化せずに、視覚障害
者に対して、印字内容を案内することができる感熱印字
媒体およびサーマルプリンタを得ることを目的とする。
【0016】本発明は、感熱印字媒体の使用量を最小限
に抑えることができるサーマルプリンタを得ることを目
的とする。
【0017】本発明は、印字後に高いセキュリティー性
を得ることができる感熱印字媒体およびサーマルプリン
タを得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の感
熱印字媒体は、一方の面に所定の熱エネルギーが印加さ
れることにより発色する感熱発色層を有する感熱印字媒
体において、他方の面に、所定の熱エネルギーが印加さ
れることにより発泡する発泡層が形成されている。
【0019】したがって、感熱印字媒体は、感熱発色層
に所定の熱エネルギーが印加されることにより発色し、
発泡層に所定の熱エネルギーが印加されることにより発
泡して発泡した部分が感熱印字媒体から隆起する。ここ
で、例えば、発泡層に点字のパターンで熱エネルギーが
印加されると点字が隆起形成され、所定のマークのパタ
ーンで熱エネルギーが印加されると所定のマークが隆起
形成される。
【0020】請求項2記載の発明は、所定の熱エネルギ
ーが印加されることにより発色する感熱発色層を両面に
有する感熱印字媒体において、少なくとも一方の面に、
所定の熱エネルギーが印加されることにより発泡する発
泡層が形成されている。
【0021】したがって、感熱印字媒体は、感熱発色層
に所定の熱エネルギーが印加されることにより発色し、
発泡層に所定の熱エネルギーが印加されることにより発
泡して感熱印字媒体から隆起する。ここで、発泡層が形
成されている面には感熱発色層が形成されているため、
発泡層が形成されている面に印加する熱エネルギーによ
り、発色した部分を感熱印字媒体から隆起させることが
可能になる。
【0022】請求項3記載の発明のサーマルプリンタ
は、請求項1または2記載の感熱印字媒体を連続的に案
内する用紙案内経路と、前記用紙案内経路中に位置させ
て複数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択
的に駆動することにより前記感熱印字媒体の感熱発色層
を有する側に所定パターンの熱エネルギーを印加する第
1のサーマルヘッドと、前記用紙案内経路中に位置させ
て複数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択
的に駆動することにより前記感熱印字媒体の発泡層が形
成されている側に所定パターンの熱エネルギーを印加す
る第2のサーマルヘッドと、所定の印字データに基づい
て前記第1のサーマルヘッドを駆動制御することにより
前記感熱印字媒体の感熱発色層を有する側に前記印字デ
ータに基づく印字を行う印字手段と、前記印字データを
点字データに変換する点字変換手段と、前記点字変換手
段によって変換した前記点字データに基づいて前記第2
のサーマルヘッドを駆動制御することにより前記感熱印
字媒体の発泡層が形成されている側に印字データに基づ
く点字を形成する点字形成手段と、を備える。
【0023】したがって、用紙案内経路中を請求項1ま
たは2記載の感熱印字媒体が連続的に案内される際に、
印字手段によって所定の印字データに基づいて第1のサ
ーマルヘッドを駆動制御することにより感熱印字媒体の
感熱発色層を有する側に印字データに基づく印字を行
い、点字変換手段によって印字データを点字データに変
換し、点字形成手段によって点字変換手段により変換し
た点字データに基づいて第2のサーマルヘッドを駆動制
御することにより感熱印字媒体の発泡層が形成されてい
る側に印字データに基づく点字を形成する。これによっ
て、感熱印字媒体の感熱発色層を有する側あるいは発泡
層が形成されている側にだけ熱エネルギーを印加するこ
とで、文字あるいは点字によって健常者あるいは視覚障
害者のそれぞれに対して印字内容を案内することが可能
になる。また、感熱紙の両面に熱エネルギーを印加して
感熱印字媒体の両面にそれぞれ文字あるいは点字を形成
することで、健常者および視覚障害者の双方に対して印
字内容を一度に案内することが可能になる。
【0024】請求項4記載の発明のサーマルプリンタ
は、請求項1または2記載の感熱印字媒体を連続的に案
内する用紙案内経路と、前記用紙案内経路中に位置させ
て複数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択
的に駆動することにより前記感熱印字媒体の感熱発色層
を有する側に所定パターンの熱エネルギーを印加する第
1のサーマルヘッドと、前記用紙案内経路中に位置させ
て複数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択
的に駆動することにより前記感熱印字媒体の発泡層が形
成されている側に所定パターンの熱エネルギーを印加す
る第2のサーマルヘッドと、所定の印字データに基づい
て前記第1のサーマルヘッドを駆動制御することにより
前記感熱印字媒体の感熱発色層を有する側に前記印字デ
ータに基づく印字を行う印字手段と、所定の形状データ
に基づいて前記第2のサーマルヘッドを駆動制御するこ
とにより前記感熱印字媒体の発泡層が形成されている側
に前記所定の形状データに基づく画像を形成する画像形
成手段と、を備える。
【0025】したがって、用紙案内経路中を請求項1ま
たは2記載の感熱印字媒体が連続的に案内される際に、
印字手段によって所定の印字データに基づいて第1のサ
ーマルヘッドを駆動制御することにより感熱印字媒体の
感熱発色層を有する側に前記印字データに基づく印字を
行い、画像形成手段によって所定の形状データに基づい
て第2のサーマルヘッドを駆動制御することにより感熱
印字媒体の発泡層が形成されている側に別の印字データ
に基づく画像を形成する。これによって、感熱印字媒体
の感熱発色層を有する側にだけ熱エネルギーを印加する
ことで印字内容を視覚的に案内し、感熱印字媒体の発泡
層が形成されている側にも熱エネルギーを印加して感熱
印字媒体の発泡層が形成されている側を所定の形状で隆
起させることで、複写等では偽造することができない感
熱印字媒体を得ることが可能になる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
ないし図4に基づいて説明する。
【0027】図1は、感熱紙を一部切り欠いて示す斜視
図である。感熱印字媒体としての感熱紙1は、平面状の
ベース2の一方の面に形成されたアンダー層3の上に、
所定の印加エネルギーが印加されることによって発色す
る感熱発色層としてのサーマル層4と、サーマル層4を
保護するオーバーコート層5とが形成されており、他方
の面に所定の熱エネルギーが印加されることによって発
泡する発泡剤6が塗布された発泡層7が形成されてい
る。
【0028】図2は、サーマルプリンタの概略を示す側
面図である。本実施の形態のサーマルプリンタは、PO
S端末やECRに内蔵されるレシートプリンタ等に適用
され、図1に示した感熱紙1が使用される。サーマルプ
リンタには、図1に示した感熱紙1が、被印字面を外周
側として長さ方向の一端側からロール状に巻き上げたロ
ール体形状で保持される用紙保持部8から、感熱紙1の
被印字面に所定事項を印字する印字部9、感熱紙の被印
字面の裏面側に点字を形成する点字形成部10および所
定事項が印字された感熱紙を切断するカッタ機構11を
経由して、所定事項が印字された感熱紙1が排紙される
排紙口(図示せず)へ至る用紙案内経路12が形成され
ている。
【0029】印字部9は、感熱紙1の被印字面の裏面側
に設けられたプラテン13と、用紙案内経路12を介し
てプラテン13に対向接触するライン型のサーマルヘッ
ド14とにより形成されている。
【0030】点字形成部10は、印字部9と同様の構造
をしており、感熱紙1の被印字面側に設けられたプラテ
ン15と、用紙案内経路12を介してプラテン15に対
向接触するライン型のサーマルヘッド16とにより形成
されている。
【0031】本実施の形態では、サーマルヘッド14が
第1のサーマルヘッドとされ、サーマルヘッド16が第
2のサーマルヘッドとされている。
【0032】印字部9および点字形成部10に設けられ
ているサーマルヘッド14、16は、プラテン13、1
5にそれぞれ所定の加圧力で当接するように配設されて
おり、プラテン13、15に対向接触する部分に複数の
発熱抵抗体(図示せず)をライン方向(感熱紙の長手方
向に対して直行する方向)に一列に配列した状態で備え
ている。印字部9では、例えば、POS端末等から伝送
された印字データを受信した場合等に、これらの発熱抵
抗体のうち印字ドットに対応する発熱抵抗体を駆動す
る。点字形成部10では、後述する点字データに基づい
て点字ドットに対応する発熱抵抗体を駆動する。
【0033】カッタ機構11は、ともに平板長板状の固
定刃17と可動刃18とを組み合わせてなり、固定刃1
7に対して可動刃18が摺動することにより用紙案内経
路12を搬送される感熱紙1を切断する構造のものであ
る。固定刃17は、用紙案内経路12の感熱紙1の被印
字面側に設けられ、可動刃18は、感熱紙1の被印字面
の裏面側に設けられ、非可動時には両刃が離間した分離
型構造とされている。このようなカッタ機構11の中の
可動刃18は、カッタモータ(図3参照)19を駆動源
として駆動される。
【0034】図3は、サーマルプリンタに内蔵された各
部の電気的接続を示すブロック図である。サーマルプリ
ンタには、各部を集中的に駆動制御するCPU20に、
制御プログラム等の固定的データを格納するROM2
1、印字データ等の可変的なデータを書き換え自在に格
納するRAM22がデータバス、アドレスバス等のバス
ラインを介して接続された構造をしている。CPU20
のI/Oポートには印字部9および点字形成部10のサ
ーマルヘッド14、16が接続されている。これらのサ
ーマルヘッド14、16は、CPU20からのクロック
(CLK)、データ(DATA)およびストローブ(S
TROBE)の各信号に基づき駆動される。サーマルヘ
ッド14、16の基板(図示せず)には、それぞれサー
ミスタ23、24が取り付けられており、このサーミス
タ23、24によって検出したヘッド温度データは、各
A/D変換器25、26を介してデジタル値としてCP
U20のI/Oポートに取り込まれる。また、CPU2
0には、キャラクタジェネレータ27、点字キャラクタ
ジェネレータ(図示せず)がバスラインを介して接続さ
れている。さらに、CPU20には、プラテン13、1
5を駆動して感熱紙1を搬送するための搬送モータ28
がドライバIC29を介して接続され、カッタ機構11
の可動刃18を駆動して感熱紙1を所定の長さで切断す
るためのカッタモータ19がドライバIC30を介して
接続されている。またさらに、CPU20には、POS
端末等から送信された印字データを受信する通信I/F
37が接続されている。
【0035】特に図示しないが、RAM22には、通信
I/F37により受信した印字データを一時格納する受
信バッファ、この受信バッファに格納した印字データを
ドット展開する編集バッファ等のための領域が確保され
ている。POS端末等から送信されて受信バッファに一
時格納される印字データは、文字コード等からなる印字
データ、印字データが文字コードであることを特定する
印字コマンド等によって構成されている。
【0036】このような構成において、上述したサーマ
ルプリンタによって感熱紙1に印字を行う際の動作につ
いて説明する。まず、POS端末より送信された印字デ
ータを通信I/F37で受信すると、受信した印字デー
タを受信バッファに一時格納する。受信バッファに一時
格納した印字データは、キャラクタジェネレータ27を
参照して編集バッファにドット展開し、CPU20から
のクロック、データおよびストローブの各信号に基づい
てサーマルヘッド14の各発熱抵抗体を駆動すること
で、用紙案内経路12の中を連続的に搬送される感熱紙
1の被印字面に対して、所定の印加エネルギーを印加す
る。感熱紙1の被印字面は、所定の印加エネルギーが印
加されることにより、エネルギーが印加された部分がド
ット単位で発色した文字が形成される。ここに、印字手
段としての機能が実行される。
【0037】一方、通信I/F37で受信した印字デー
タのうち、合計金額、預かり金額および取引日付等のデ
ータは、点字キャラクタジェネレータを参照して点字デ
ータに変換し、変換した点字データも編集バッファにド
ット展開してサーマルヘッド16に出力する。ここに、
点字変換手段としての機能が実行される。ここで、点字
データとは、文字の形で表記されるデータを点字で表記
されるデータに置き換えたものである。そして、点字デ
ータに基づいてサーマルヘッド16の各発熱抵抗体を駆
動することにより感熱紙1の被印字面の裏面に対して所
定の印加エネルギーを印加する。感熱紙1の被印字面の
裏面側には、発泡層7が形成されているため、所定の印
加エネルギーが印加されることにより、図4(b)に示
すように、所定の印加エネルギーが印加された部分の発
泡剤6がドット単位で発泡し、感熱紙1の表面より隆起
した点字が形成される。ここに、点字形成手段としての
機能が実行される。これによって、健常者および視覚障
害者の双方に対して、印字内容を案内することができる
レシートを発行することができる。また、感熱紙1の両
面にデータを印字することで、感熱紙1の片面に、健常
者および視覚障害者に対して同じ内容のデータを2度印
字することがなくなり、感熱紙1の使用量を最小限に抑
えることができる。
【0038】本実施の形態のサーマルプリンタは、従来
のサーマルプリンタと比較して、印字部と同様のプラテ
ン15とサーマルヘッド16とにより形成される点字形
成部10を設けるだけの構造であるため、装置を複雑化
あるいは大型化せずに、感熱紙1の裏面側に点字を形成
することができる。
【0039】なお、通常のレシートに印字されているデ
ータを全て点字によって案内すると、印字された点字量
がとても多くなってしまうため、本実施の形態では、C
PU20からサーマルヘッド14に送信する印字データ
のうち、合計金額、釣り銭金額および取引日付等の限定
したデータのみを点字データに変換することで、感熱紙
1の使用量を必要最小限に抑えることができる。
【0040】また、本実施の形態では、感熱紙1の裏面
に、点字による売上内容を印字したが、これに限るもの
ではなく、例えば、レシート発行店のロゴ等を隆起形成
することにより、複写では偽造することができない、セ
キュリティー性の高いレシートを発行することができ
る。
【0041】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
基づいて説明する。第1の実施の形態と同一部分は、同
一符号で示し、説明も省略する。
【0042】図5は、第2の実施の形態の感熱紙を一部
切り欠いて示す斜視図である。感熱印字媒体としての感
熱紙31は、平面状のベース32の両面に形成されたア
ンダー層33の上に、所定の印加エネルギーが印加され
ることによって発色する感熱発色層としてのサーマル層
34がそれぞれ形成されている。ベース32の一方の面
に形成されたサーマル層34aには、所定の熱エネルギ
ーが印加されることによって発泡する発泡剤6が塗布さ
れた発泡層35が重ねて形成されている。ベース32の
他方の面に形成されたサーマル層34bの上には、オー
バーコート層36が形成されている。
【0043】特に図示しないが、第2の実施の形態のサ
ーマルプリンタは、POS端末等から送信される所定の
形状データを展開する画像メモリを備えている。ここ
で、形状データは、文字とは異なり、例えば、レシート
を発行する店舗のロゴマーク等の図形、セキュリティー
性を向上させるための所定のパターンあるいは点字等を
示すデータである。
【0044】このような構造において、図2および図3
に示したサーマルプリンタを参照して、印字を行う動作
について説明する。通信I/F37によって受信したデ
ータのうち、形状データは画像メモリに展開し、サーマ
ルヘッド16に出力する。そして、出力された形状デー
タに基づくCPU20からクロック、データおよびスト
ローブの各信号に基づいてサーマルヘッド16の各発熱
抵抗体を駆動することにより、感熱紙31の被印字面の
裏面に対して所定の印加エネルギーを印加する。感熱紙
31の一方の面には、サーマル層34と発泡層35とが
形成されているため、サーマルヘッド16の発熱抵抗体
から所定の印加エネルギーが印加されることにより、エ
ネルギーが印加された部分がドット単位で発色するとと
もに発色した部分の発泡剤6が発泡し、感熱紙31の表
面から隆起した画像が形成される。ここに、画像形成手
段としての機能が実行される。
【0045】近年、レシートを発行するサーマルプリン
タにおいて、割引券や領収書等を発行することが可能に
なっているが、本実施の形態では、感熱紙の被印字面の
裏面側に、レシートを発行する店のロゴ等の図形を感熱
紙1の表面から隆起させて形成しているため、複写等で
は偽造することができない、高いセキュリティー性を有
するレシートを発行することができる。
【0046】なお、本実施の形態では、印字部9および
点字形成部10の両方を駆動したが、これに限るもので
はなく、点字形成部10を選択的に駆動して、平常時は
通常のレシートを発行し、例えば、視覚障害者に対して
のみ点字形成部10を駆動して点字が形成されたレシー
トを発行するようにする選択キーを設けて、必要に応じ
て選択キーを押し下げるようにしてもよい。これによっ
て、サーマルプリンタの使用電力を最小限に抑えること
ができる。また、例えば、領収書や割引券等を発行する
際に、点字形成部10を駆動する選択キーを設けて、必
要に応じて発行店のロゴマーク等を隆起形成するように
してもよい。これによって、複写等では偽造することが
できないセキュリティー性の高い領収書や割引券等を発
行することができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明の感熱印字媒体によ
れば、一方の面に所定の熱エネルギーが印加されること
により発色する感熱発色層を有する感熱印字媒体におい
て、他方の面に、所定の熱エネルギーが印加されること
により発泡する発泡層が形成されているので、発泡層を
点字のパターンで隆起させることにより、健常者および
視覚障害者の双方に対して印字内容を案内することがで
き、発泡層を所定のマーク等のパターンで隆起させるこ
とにより、複写等による偽造を防止できるセキュリティ
ー性の高い感熱印字媒体を得ることができる。また、一
方の面に所定の印加エネルギーが印加されることにより
発色する感熱発色層が形成されているため、通常のサー
マルプリンタで使用することができる汎用性の高い感熱
印字媒体を得ることができる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、所定の熱エ
ネルギーが印加されることにより発色する感熱発色層を
両面に有する感熱印字媒体において、少なくとも一方の
面に、所定の熱エネルギーが印加されることにより発泡
する発泡層が形成されているので、感熱発色層に所定の
熱エネルギーが印加されることにより一方の面が発色し
た感熱印字媒体の発泡層に印加する熱エネルギーによ
り、発色した部分を感熱印字媒体から隆起させることが
可能になり、例えば、所定のマーク等のパターンで隆起
させることにより、複写等による偽造を防止できるセキ
ュリティー性の高い感熱印字媒を体得ることができる。
また、感熱発色層を両面に有しているため、通常のサー
マルプリンタで使用することもでき、汎用性の高い感熱
印字媒体を得ることができる。
【0049】請求項3記載の発明のサーマルプリンタに
よれば、請求項1または2記載の感熱印字媒体を連続的
に案内する用紙案内経路と、用紙案内経路中に位置させ
て複数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択
的に駆動することにより感熱印字媒体の一方の面に所定
パターンの熱エネルギーを印加する第1のサーマルヘッ
ドと、用紙案内経路中に位置させて複数の発熱抵抗体を
有し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動することによ
り感熱印字媒体の他方の面に所定パターンの熱エネルギ
ーを印加する第2のサーマルヘッドと、所定の印字デー
タに基づいて第1のサーマルヘッドを駆動制御すること
により感熱印字媒体の感熱発色層を有する側に印字デー
タに基づく印字を行う印字手段と、印字データを点字デ
ータに変換する点字変換手段と、点字変換手段によって
変換した点字データに基づいて第2のサーマルヘッドを
駆動制御することにより感熱印字媒体の発泡層が形成さ
れている側に印字データに基づく点字を形成する点字形
成手段と、を備えるので、用紙案内経路中を請求項1ま
たは2記載の感熱印字媒体が連続的に案内される際に、
印字手段によって所定の印字データに基づいて第1のサ
ーマルヘッドを駆動制御することにより感熱印字媒体の
感熱発色層を有する側に印字データに基づく印字を行
い、点字変換手段によって印字データを点字データに変
換し、点字形成手段によって点字変換手段により変換し
た点字データに基づいて第2のサーマルヘッドを駆動制
御することにより感熱印字媒体の発泡層が形成されてい
る側に印字データに基づく点字を形成し、感熱印字媒体
の感熱発色層を有する側あるいは発泡層が形成されてい
る側にだけ熱エネルギーを印加することで、文字あるい
は点字によって健常者あるいは視覚障害者のそれぞれに
対して印字内容を案内することができる。また、感熱紙
の両面に熱エネルギーを印加して感熱印字媒体の両面に
それぞれ文字あるいは点字を形成することで、健常者お
よび視覚障害者の双方に対して印字内容を一度に案内す
ることが可能になり、感熱印字媒体の使用量を最小限に
抑え、健常者および視覚障害者の双方に対して印字内容
を案内することができる。また、第2のサーマルヘッド
を設けるだけの構造であるため、装置を大型化あるいは
複雑化せずに、視覚障害者に対して印字内容を案内する
ことができる。
【0050】請求項4記載のサーマルプリンタによれ
ば、請求項1または2記載の感熱印字媒体を連続的に案
内する用紙案内経路と、用紙案内経路中に位置させて複
数の発熱抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択的に
駆動することにより感熱印字媒体の感熱発色層を有する
側に所定パターンの熱エネルギーを印加する第1のサー
マルヘッドと、用紙案内経路中に位置させて複数の発熱
抵抗体を有し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動する
ことにより感熱印字媒体の発泡層が形成されている側に
所定パターンの熱エネルギーを印加する第2のサーマル
ヘッドと、所定の印字データに基づいて第1のサーマル
ヘッドを駆動制御することにより感熱印字媒体の感熱発
色層を有する側に印字データに基づく印字を行う印字手
段と、所定の形状データに基づいて第2のサーマルヘッ
ドを駆動制御することにより感熱印字媒体の発泡層が形
成されている側に所定の形状データに基づく画像を形成
する画像形成手段と、を備えるので、用紙案内経路中を
請求項1または2記載の感熱印字媒体が連続的に案内さ
れる際に、印字手段によって所定の印字データに基づい
て第1のサーマルヘッドを駆動制御することにより感熱
印字媒体の感熱発色層を有する側に印字データに基づく
印字を行い、画像形成手段によって所定の形状データに
基づいて第2のサーマルヘッドを駆動制御することによ
り感熱印字媒体の発泡層が形成されている側に別の印字
データに基づく画像を形成し、感熱印字媒体の感熱発色
層を有する側にだけ熱エネルギーを印加することで印字
内容を視覚的に案内し、感熱印字媒体の発泡層が形成さ
れている側にも熱エネルギーを印加して感熱印字媒体の
他方の面を、例えば、発泡層をレシートを発行する店舗
のロゴ等の形状で隆起させることで、複写等では偽造す
ることができない感熱印字媒体を得ることが可能にな
り、印字後に高いセキュリティー性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の感熱紙を一部切り
欠いて示す斜視図である。
【図2】第1の実施の形態のサーマルプリンタの概略を
示す側面図である。
【図3】サーマルプリンタに内蔵された各部の電気的接
続を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態の感熱紙の概略を示す断面図
であり、(a)は発泡剤が発泡する前、(b)は発泡層
が発泡した後の状態を示す。
【図5】第2の実施の形態の感熱紙を一部切り欠いて示
す斜視図である。
【符号の説明】
1、31 感熱印字媒体(感熱紙) 4、34 感熱発色層 7、35 発泡層 12 用紙案内経路 14 第1のサーマルヘッド 16 第2のサーマルヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 孝一 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東芝テ ック株式会社大仁事業所内 Fターム(参考) 2C055 BB00 BB11 2H026 AA07 AA28 FF01 FF17 FF24 2H113 AA05 AA06 BA29 BB02 CA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に所定の熱エネルギーが印加さ
    れることにより発色する感熱発色層を有する感熱印字媒
    体において、 他方の面に、所定の熱エネルギーが印加されることによ
    り発泡する発泡層が形成されていることを特徴とする感
    熱印字媒体。
  2. 【請求項2】 所定の熱エネルギーが印加されることに
    より発色する感熱発色層を両面に有する感熱印字媒体に
    おいて、 少なくとも一方の面に、所定の熱エネルギーが印加され
    ることにより発泡する発泡層が形成されていることを特
    徴とする感熱印字媒体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の感熱印字媒体を
    連続的に案内する用紙案内経路と、 前記用紙案内経路中に位置させて複数の発熱抵抗体を有
    し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動することにより
    前記感熱印字媒体の感熱発色層を有する側に所定パター
    ンの熱エネルギーを印加する第1のサーマルヘッドと、 前記用紙案内経路中に位置させて複数の発熱抵抗体を有
    し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動することにより
    前記感熱印字媒体の発泡層が形成されている側に所定パ
    ターンの熱エネルギーを印加する第2のサーマルヘッド
    と、 所定の印字データに基づいて前記第1のサーマルヘッド
    を駆動制御することにより前記感熱印字媒体の感熱発色
    層を有する側に前記印字データに基づく印字を行う印字
    手段と、 前記印字データを点字データに変換する点字変換手段
    と、 前記点字変換手段によって変換した前記点字データに基
    づいて前記第2のサーマルヘッドを駆動制御することに
    より前記感熱印字媒体の発泡層が形成されている側に印
    字データに基づく点字を形成する点字形成手段と、を備
    えるサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の感熱印字媒体を
    連続的に案内する用紙案内経路と、 前記用紙案内経路中に位置させて複数の発熱抵抗体を有
    し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動することにより
    前記感熱印字媒体の感熱発色層を有する側に所定パター
    ンの熱エネルギーを印加する第1のサーマルヘッドと、 前記用紙案内経路中に位置させて複数の発熱抵抗体を有
    し、これらの発熱抵抗体を選択的に駆動することにより
    前記感熱印字媒体の発泡層が形成されている側に所定パ
    ターンの熱エネルギーを印加する第2のサーマルヘッド
    と、 所定の印字データに基づいて前記第1のサーマルヘッド
    を駆動制御することにより前記感熱印字媒体の感熱発色
    層を有する側に前記印字データに基づく印字を行う印字
    手段と、 所定の形状データに基づいて前記第2のサーマルヘッド
    を駆動制御することにより前記感熱印字媒体の発泡層が
    形成されている側に前記形状データに基づく画像を形成
    する画像形成手段と、を備えるサーマルプリンタ。
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