JP3585630B2 - シート後処理装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート後処理装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置から排出されたシートの仕分け、積載収容を行うシート後処理装置、およびそれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機、レーザープリンタ等の画像形成装置においては、シート綴じ等の後処理を行う後処理装置を備えたものがあり、このような後処理装置では、図46に示すように、昇降自在のトレイ移動台102にシートを積載するためのシート載置台であるトレイl03が配設される一方、上部の揺動ガイド88には、トレイl03に排出されたシートSの高さが一定値に達したことを検知するためのシートレベル検知センサl05が設けられている。
【0003】
ここで、このシートレベル検知センサ105は、上端部が軸支されると共にトレイl03に積載されたシートSに当接する回動自在のセンサーレバーl06とセンサーレバー106が所定角度回動するとシートSの高さが一定値に達したことを示す信号を出力するフォトセンサl07とを有したものである。なお、このセンサーレバーl06は、トレイl03に順次シートSが積載されると徐々に上方回動し、シートSの高さが一定値に達すると所定角度となるように構成されており、これによりシートレベル検知センサ105は積載シート高さが一定値に達したことを検知することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来装置にあっては、センサレバーとフォトセンサとを用いてトレイ上のシート高さを検出するようにしているので、シートの排出口とトレイ上のシート上面までの距離を任意に調整することができず、トレイを限られた位置にしか移動制御することができない。この結果、排出モードによっては、シートの積載性に限界があった。
【0005】
また、排出口からトレイ上に排出されるシートが姿勢正しくトレイ上に積載される場合には、上記従来装置によってもシートの高さを検出する分にはそれ程問題はない。しかし、排出されるシートの種類や排出速度の相違等に起因して、シートの後端部が排出部に引っかかったままとなるシートの腰折れ(以下、カールと称す)が発生する場合があり、このような場合には、上記従来装置では検出が不可能である。
【0006】
さらに、このようにカールの発生したシートは、後続するシートに押し出されてトレイから落下し散乱する等の事態にいたる虞があり、早急な対策が要望されている。
【0007】
本発明の目的は、上述の問題を解消し、カール等が発生した場合でも良好に積載収容が可能なシート後処理装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一形態のシート後処理装置は、画像形成装置から排出されたシートを処理収容するシート後処理装置において、画像形成装置から排出されたシートを受け取り、所定位置に搬送するシート搬送手段と、該シート搬送手段に搬送されたシートを排出部から所定速度で排出するシート排出手段と、該シート排出手段から排出されたシートを積載収容するシート収容手段と、該シート収容手段を上下方向に移動させる移動手段と、前記シート収容手段上に積載されたシートの積載状態を判別するシート積載状態判別手段と、該シート積載状態判別手段の判別の結果、積載状態が異常のとき、前記シート収容手段を前記移動手段により、一旦下降させた後上昇させるように移動制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、さらに、シート積載状態判別手段の判別の結果、積載状態が異常のとき、前記シート排出手段による次回からのシート排出速度を前記所定速度よりも増大するよう制御することを特徴とする。
【0009】
上記の形態によれば、シート積載状態判別手段により前記シート収容手段上に積載されたシートの積載状態が判別される。そして、シート積載状態判別手段の判別の結果、積載状態が異常のとき、制御手段は前記シート収容手段が一旦下降された後上昇されるように移動手段を移動制御するので、シートのカールが確実に解消される。
【0010】
従って、シートの異常状態がすぐ解消されるので、シートの良好な積載収容が可能である。また、上記形態によれば、一旦、積載状態の異常が判別されると、次回からのシート排出速度が所定速度よりも増大するよう制御されるので、排出速度不足によるカール発生の確率が減少する。
【0011】
本発明の好ましい形態では、前記シート積載状態判別手段は、前記シート収容手段に向かって光を照射する照射部と、照射部から照射された光の反射光を受光する受光部とを有する非接触型の測距センサを含むことを特徴とする。
【0012】
上記形態によれば、非接触状態で距離の測定が可能であるから、シートのカールの状態にかかわらず距離を計測することができる。
【0013】
本発明の好ましい形態では、前記測距センサの受光部はPSD受光素子を備え、前記照射部は前記排出手段の排出動作毎に光を照射するよう制御されることを特徴とする。
【0014】
上記形態によれば、受光部はPSD受光素子を備えているのでコストを低減でき、また、排出動作毎に光を照射するよう制御されているので外乱による影響を受け難い。
【0015】
本発明の好ましい形態では、前記シート積載状態判別手段は、計測結果が、新しく積載されたシートによる距離減少分を加えた予定の距離減少分より減少したとき、積載状態異常と判別することを特徴とする。
【0016】
上記形態によれば、新しく積載されたシート毎に積載状態異常が判別でき、それに対応して異常時処理を行うことができるので、制御が簡単となる。
【0021】
本発明の好ましい形態では、前記制御手段は、さらに、前記シート収容手段に所定枚数のシートが積載される毎に前記シート収容手段が所定量下降するよう前記移動手段を制御することを特徴とする。
【0022】
上記形態によれば、所定枚数のシートが積載される毎にシート収容手段が所定量下降されるので、移動手段を作動する頻度を減少することができ、エネルギ消費を低減することができる。
【0023】
本発明の好ましい形態では、さらに、シート綴じ手段を備え、前記シート積載状態判別手段は、状態判別結果が新しく積載されたシート束による距離減少分を加えた予定の距離減少分より大きく減少したとき、積載状態異常と判別することを特徴とする。
【0024】
上記形態によれば、新しく積載されたシート束毎に積載状態異常が判別でき、それに対応して異常時処理を行うことができるので、制御が簡単となる。
【0027】
本発明の他の形態の画像形成装置は、画像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシートを収容するシート後処理装置とを備えてなる画像形成装置において、前記シート後処理装置が上記のいずれかに記載のシート後処理装置であることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0029】
図lは、本発明が適用可能なシステム構成を示す図である。同図において、lは本発明におけるシート後処理装置、100は画像形成装置の一例である複写装置、200はサイズの異なる複数のシートを積載するカセット、300は原稿の自動給送を行う自動原稿給送装置(以下ADFと称す)である。
【0030】
まず、複写装置本体100において、l0lは原稿を載置する原稿台ガラス、l03、l04はそれぞれ原稿からのの反射光の光路を変更する走査用反射ミラー(走査ミラー)、l05は合焦および変倍機能を有するレンズ、l06はADF300より送られた原稿を読み取るための照明ランプおよびミラーを持つ第l走査ミラー台である。
【0031】
l07はレジストローラ、l08は感光ドラム、ll0は加圧ローラ、および11lは画像記録された記録シートを定着側へ搬送する搬送ベルト、ll2は搬送されてきた記録シートを熱圧着させる定着器、1l3およびll7は記録シートを搬送する搬送ローラ、ll4は搬送されてきた記録シートの搬送方向を切り換えるためのフラッパ、ll5は記録シートをシート後処理装置lの方向へ搬送する搬送ローラ、ll6は記録シートの表裏を反転する反転パス、ll8はカセット200および反転パス116からのシートを感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、ll9、l20、l21は手差しユニットからシートを搬送する、それぞれ、ローラ、トレイおよび分離パッドである。l22、l23およびl25は感光ドラム108上に画像を形成するためのレーザー光源、ポリゴンミラーおよび光路を変更するミラー、l24はポリゴンミラーl23を回動すためのモータである。
【0032】
また、カセット200において、20lはカセット200からシートを引き出す搬送ローラ、202はカセット200から引き出されたシートを上方へ受け渡す中間ローラである。
【0033】
ところで、感光ドラム108の表面は光導電体と導電体を用いたシームレス感光体から成り、このドラムl08は回動可能に軸支されて、複写開始キーの押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)により、同図の矢印の方向に回転を開始するようになっている。なお、ドラムl08の所定回転制御および電位制御処理(前処理)が終了すると、原稿台ガラスl0l上に置かれた原稿は第l走査ミラーl06と一体に構成された照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミラーl03、l04を経てレンズl05を通り、レンズユニット内部の受光素子にて結像するようになっている。
【0034】
ここで、この原稿からの反射光像は受光素子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せず)へ送られる。一方、この画像処理部においてユーザーより本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レーザー光源ll2へ送られるようになっている。そして、このデータ処理が行われた電気信号はレーザー部ll2で光に変換された後、ポリゴンミラーl23、ミラーl25を反射して感光ドラム108上で静電潜像となると共にトナーにより可視化されて後述するように転写シート上に転写されるようになっている。
【0035】
また、カセット200もしくは手差しトレイl20にセットされた転写シートは、給送ローラll8、ll9、20l、202により複写装置本体100内に送られ、レジストローラl09により、正確なタイミングをもって感光ドラムl08の方向へ送られ、潜像先端と転写シートの先端とが一致される。その後、感光ドラムl08とローラll0との間を転写シートが通過することにより、ドラムl08上のトナー像が転写シート上へ転写される。
【0036】
なお、この後、転写シートはドラムl08より分離され、搬送ベルトlllにより定着器ll2へ導かれ、加圧および加熱により定着される。そして、このようにして画像形成された転写シート(以下シートという)はフラッパll4により、l16に示すパス内に入り、シートの後端がフラッパll4を抜けた時点で搬送ローラ1l7は図示する矢印の逆の方向へ回転する。そこでシートは116に示すパスを逆方向へ進行し、その先端はフラッパll4により排出ローラll5の方向へ進行させられ、印字面を下向きにしてシート後処理装置本体lへ出力される。
【0037】
一方、ADF300において、30lは原稿束302を原稿下向きにセットする積載トレイであり、原稿束最下シートよりピックアップローラ304が1枚ずつ搬送する。305は原稿が複数枚束送り出されてきた場合にl枚ずつ最下シートを送り出す分離手段であり、306は分離された原稿の先端ぞろえを行うレジストローラ対である。なお、レジストローラ306を通過した原稿は、読み取り部307でミラー台l06を固定した状態で原稿を読み取る、いわゆる、流し読みが行われた後、排出ローラ308を経て排出トレイ309上へ積載されるようになっている。
【0038】
デジタル方式の複写機においては、原稿の画像を読みとる「スキャナ部」と画像を再現する「プリンタ部」とで構成されており、各々独自に動作することも可能である。
【0039】
スキャナ部では、原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で小さな点(画素)に分解すると同時に、原稿の濃淡に応じた電気信号に変換(光電変換)しており、また、プリンタ部では、スキャナ部より送られてきた電気信号を基に、レーザー光で感光ドラムを照射し、感光ドラム上に静電潜像を形成し、現像、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0040】
よって、デジタル複写機にインターフェース部500を接続することにより、スキャナ部で読み取った原稿の電気信号を他のファクシミリ501に転送したり、逆に、他のファクシミリ501から受けた電気信号をインターフェース部500を通してプリンタ部へ送り画像を転写シートに映し出すことも可能である。
【0041】
また、同様に、パソコン502のようなコンピュータ機器から受けた画像信号をインターフェース部500を通してプリンタ部へ送り、転写シートにプリントしたり、スキャナ部で読み取った画像をインターフェース部500を通じてパソコン502へ取り込んだりすることができるようになっている。
【0042】
上述のように、本実施の形態のデジタル複写機では、ADF300から送られてきた原稿や、プラテンガラス上に載置された原稿を読み取ってコピーするだけではなく、インターフェース部500を介在させることによって、ファクシミリ501またはパソコン502のプリンタとして使用することも可能である。
【0043】
ところで、シート後処理装置lの上部にはストッパ部材2が設けられており、複写装置本体l00に接続する際は、このストッパ部材2によって複写装置本体l00の側面に形成されているホールド部2Aに位置決め取り付けられている。また、シート後処理装置1の下部には、シート後処理装置lを支える折り機ユニットもしくは取付台70が配置され、これには移動可能なようにキャスタ80が取り付けられている。
【0044】
これにより、複写装置本体100の排出部付近でのジャム処理やシート後処理装置lと複写装置本体100の受け渡し部でのジャム処理を行う際は、まずストッパ部材2を解除し、次にシート後処理装置1を左方向へ水平移動することにより複写装置本体l00と離間させることで容易に行うことができる。
【0045】
一方、複写装置本体100の排出部より排出されたシートは、シート後処理装置l内で処理される場合は、図2において、フラッパ3の上流側端部が下方へ位置し、フラッパ4の上流側端部は上方へ位置して、ローラ対5を通して第l搬送パス6へ送られる。なお、折り装置70へシートを搬送する場合は、フラッパ3の上流側端部が上方へ位置し、第3搬送パス7を通って図示破線矢印方向へ送られるようになっている。
【0046】
なお、同図において、8は第1搬送パス6をバイパスする第2搬送パス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、l4、l5および16はバッファーコロ、l0、ll、l2a、12bおよびl3はシート検知センサであり、通過シートの検知および滞留シートの検知等を行う。
【0047】
17は第l排出ローラ、l8は第1排出ローラに接触して回転する押えコロ、l9は排出整合ベルトであり、第l排出ローラl7と押えコロl8との間に挟持されて回転し、かつ、ベルト外れ防止策としてベルト内側の中央部付近に設けられた不図示のエンドレスのリブが、第l排出ローラl7の周方向溝に係合して回転する構成である。
【0048】
また、20は後述するステイプル時、シートの後端に当接してシートの縦方向の整合を行う突き当て板であり、この突き当て板20はシートの後端を順次整合するホームポジションと、ステイプラ400の移動を妨げない退避位置をとることができるように構成されており、ステイプラ400が移動する際には、破線で示す退避位置へ回動してステイプラ400の移動を妨げないようにしている。
【0049】
一方、シートの幅方向の整合は、図3、図4に示すように幅よせガイド2lによって行われるようになっている。また、ステイプラ400は、図3の矢印で示す範囲を移動してシートの2ケ所綴じ、手前側lケ所綴じおよび奥側lケ所綴じを行うようになっている。なお、図3、図4において、29は整合基準板である。
【0050】
一方、図2において、23、24、25は排出口50から排出されたシートを積載収容するシート収容手段としての第l、第2、第3トレイ、26は第l、第2、第3トレイ23、24、25を保持した状態で上下方向に移動する載置台ユニットであるトレイユニットである。トレイユニット26の下部には、図5に示すように、移動手段としての駆動装置が形成されており、シフトモータ60lにて昇降ギア60laをトレイユニット26に形成されているラックギア26aに係合させながら回転させることにより、トレイユニット26を上下方向に移動するようになっている。
【0051】
また、図2において、3lは揺動ガイドであり、この揺動ガイド3lは、図6に示すように、移動排出ローラ33を回転自在に保持すると共に、シート排出時、図7に示すカム35が排紙モータ35aにて同図の矢印方向に回転することにより、図6に示すように回動軸3laを支点として下方に回動し、移動排出ローラ33を排出ローラ32に圧接させるためのものである。
【0052】
なお、この回動ガイド3lは、後述するステイプルモードの際には、図9に示すように移動排出ローラ33を排出ローラ32から離間させる位置に上方回動して移動排出ローラ33と排出ローラ32とからなるローラ対をシート排出可能状態からシート排出不能状態とするようになっている。
【0053】
一方、図6において、30はストッパであり、トレイ移動時には回動軸30aを支点として回動し、図8の実線にて示すように排出口50を塞ぐようになっている。そして、このように排出口50を塞ぐことにより、トレイが排出口50を通過する際、トレイに積載されているシートが排出口50に逆流するのを防ぐことができるようになっている。なお、同図において、27は上部スノコガイドである。
【0054】
さらに、このストッパ30は、シートを排出する場合には、図6に示す矢印Y方向に回動し、排出口50を解放するようになっている。さらに、このストッパ30は、後述するステイプルモードの際には、図9に示すように回動ガイド3lと同様に排出口50を解放する方向に回動するようになっている。
【0055】
また、図6において、34はローラガイドであり、下部スノコガイド27aと排出口50との間に下方部が軸支されて回動可能に設けられると共に、上端部には係止爪34a が外方に向かって突設されている。ここで、このローラガイド34は、回動ガイド3lが下方回動するとリンク36を介してバネ37を伸ばしながら回動し、係止爪34a の先端が少なくとも排出ローラ32の前端よりも本体lの内方に入り込んだ位置に退避するようになっている。
【0056】
そして、このようにローラガイド34が退避することにより、シート排出時、シートSがローラガイド34と排出ローラ32との間で引っかかるのを防ぐことができ、シートSを確実に排出することができるようになっている。また、図l0に示すように、下部スノコガイド27aとの間に斜線Iで示す逃げ面を形成することができ、これにより排出されたシートSをスムーズにトレイ24に案内することができるようになっている。
【0057】
ところで、このローラガイド34は、図6に示すようにバネ37により矢印A方向へ付勢されており、ステイプルモードの際には、このバネ37により図9に示すように下部スノコガイド27aと同一面を形成する位置に保持されるようになっている。
【0058】
そして、このように下部スノコガイド27aと同一面を形成することにより、ステイプルモードの際、トレイ24に積載されたシートSaの傾斜端が上方に湾曲(カール)した場合でも、その傾斜端が下部スノコガイド27aと排出ローラ32との間に引っかかることがないようにしている。
【0059】
また、ステイプルモードの際には、図9に示すように係止爪34aはトレイ24の上方に突出するようになっており、これによりシートSの傾斜端が上方に湾曲した場合でもその上端がG点を越えないようにすることができ、次のシートが出てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド2lが動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化するのを防ぐことができるようにしている。
【0060】
一方、図2において、60はトレイ23、24、25に向かって光を照射する照射部と、その照射光の反射光を受光する受光部とを有する非接触型の距離センサである。そして、後述する制御装置であるCPUは、例えば、排出動作毎または綴じ動作を行う毎に距離センサ60を作動させてトレイ23、24、25に向かって光を照射させると共に、反射光が受光される受光部上の位置から距離センサ60とトレイ23、24、25に積載されたシートとの距離を求めるようにしている。
【0061】
さらに、このCPUは、この求められた距離に基づきトレイ23、24、25のシート積載状態を判別すると共に、判別結果に応じてシフトモータ601を駆動制御して、後述のように、トレイユニット26を上下方向に移動させ、各トレイ23、24、25を移動させるようにしている。
【0062】
なお、図llはこの距離センサ60の簡単なブロック図であり、同図において6lは発光素子(LED)、62は発光素子6lを発光させるための信号を発生させるバースト波発生回路であり、発光素子6lと共に照射部を形成している。
【0063】
また、63は発光素子6lから第l、第2、第3トレイ23、24、25に向かて照射された後、シートに当たって反射した光を受光する受光部に備えられたPSD(Position−Sensitive−Detector )受光素子である。
【0064】
ここで、このPSD受光素子63は、アンプ63a、リミッター63b、バンド・パス・フィルター(B.P.S)63c、復調器63d、積分器63e、比較器63fからなるものであり、シート面からの反射光の受光距離に応じて異なる大きさの電流を発生させるものである。また、64はバースト波発生回路62にトリガー信号を出力すると共に、PSD受光素子63からの電流を電圧情報に変換する信号処理回路である。
【0065】
ところで、この距離センサ60は、既述したようにシート後処理装置lの内部に配置されて、図l2、図l3に示すようなブロック構成を有するCPU600に接続されており、CPU600からの信号が入力されると、バースト波発生回路62にトリガー信号を出力させて発光素子6lを発光させると共に、PSD受光素子63にて、反射光の受距離に対応した電圧情報をCPU600に出力するようにしている。
【0066】
なお、この距離センサ60は図l4に示すように、垂直方向に対して所定角度a、本実施例においては30゜でトレイ23(シートS)に向かって光を照射するようトレイ23の斜め上方に配置されている。
【0067】
一方、CPU600は、この距離センサ60からの電圧信号の大きさに基づいてまず距離センサ60からシート積載面までの距離Aを求めるようにしている。そして、このようにシート積載面までの距離Aを求めることにより、下記の式により距離センサ60からシート積載面までの垂直距離L2、L2′を求めることができる。なお、このL2′は、トレイ23がl枚目のシートを積載する位置にあるとき、すなわち、トレイにシートが積載されていないときの垂直距離を示している。
【0068】
【数1】
L2 =A*COS30゜ (l)
L2′=A*COS30゜ (2)
さらに、距離センサ60から排出口50までの距離Llは予め判っているのでトレイ23のシート積載面と排出口50との距離(L3′)もしくはシート上面と排出口50との距離(L3)は、それぞれ下記式により求めることができる。
【0069】
【数2】
L3 =L2 −Ll (3)
L3′=L2′−Ll (4)
ところで、この距離計測は、CPU600がシート排出やステイプル等の後処理を行う毎、図l5に示すような信号を断続的に信号処理回路64を介してバースト波発生回路62に入力することにより行うようにしている。
【0070】
ここで、同図において、Vinは発光素子6lを、例えば、l回のステイプル動作毎に発光させるための信号であり、7Omsec以上、L(Low)信号が続くと発光素子6lが発光を開始して計側開始となり、その後0.2msec以下のクロック信号を、例えば1msec以上の間で8個、バースト波発生回路62に入力させて距離を測定するようにしている。
【0071】
なお、この計測は、8個のクロック信号を入力した後、l.5msec以上のH(High)信号を与えることにより終了するようになっている。また、このような発光側の信号に対しPSD受光素子63側では受光した反射光を8bitの電圧情報としてCPU600に出力するようにしている。
【0072】
一方、CPU600ではあらかじめ実験等により求めた8bitの距離データをテーブル化し、これがCPU600が実行する制御手順を記憶している図l3に示すROM(リードオンリメモリ)6l0に記憶されており、このテーブルに基づき距離センサ60から送られてきたデータから距離センサ60とシート積載面までの距離Aを求めるようにしている。
【0073】
そして、この求められた距離が、トレイ23に所定高さ、例えばシートの排出を妨げるような高さだけシートが積載されたことを示す第l所定距離より短かくなった場合は、シートの排出を妨げないようシフトモータ60lを同図に示すドライバーD6を介して駆動制御し、トレイユニット26を下方に移動してトレイ23を降下させるようにする。
【0074】
なお、このようにトレイ23を順次降下させ、トレイ23が最も低い位置に達した後、求められる距離が第l所定距離より短くなった場合には、トレイ23に最大積載量のシートSが積載されたと判別し、トレイユニット26を移動させて他のトレイにシートを積載するようにする。
【0075】
このようにして、シートSの高さもしくはトレイ23のシート積載面と排出口50との距離を計測することでトレイ23の適切な移動量を演算することができる。なお、これらの演算結果は、各種データを記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)620に記憶されるようになっている。
【0076】
ところで、第l、第2、第3トレイ23、24、25には、距離センサ60の計測点に各々貫通穴23a、24a、25aが形成されている(図2、図l4参照)。ここで、このように各トレイ23、24、25に貫通穴23a、24a、25aを形成することにより、トレイ23、24、25上のシートの有無を判断できるようにしている。
【0077】
すなわち、トレイ23、24、25に向かって光を照射した際、トレイ23、24、25にシートが積載されていない場合には、照射光は貰通穴23a、24a、25aを通過して行き、例えば、下方のトレイのシートに当たって反射するようになる。そして、このように構成することにより、このとき求められる距離は通常トレイがl枚目のシートを積載する位置にあることを示す第2所定距離に比べて大きくなり、これによりCPU600はトレイ23、24、25上にシートが無いと判断することができるようになっている。
【0078】
なお、このようにトレイ23、24、25上にシートが無いと判断すると、CPU600はトレイ23、24、25がシート積載可能状態と判別し、トレイ23、24、25に1枚目のシートを積載するようにする。
【0079】
ところで、CPU600の入力側には、距離センサ60の他に、図12に示すようにシートがシート後処理装置l内に滞留していることを検知する手段であるバッファセンサSl0、複写装置l00から排出されてきたシートがシート後処理装置l内に入ってきたことを検知する入り口センサS30、シート後処理装置lの上部カバーが開けられたことを検知するUPカバーセンサS40、シート後処理装置l内からトレイ23、24、25上にシートを排出する際の排紙モータ35aの異常もしくは速度制御に関する情報をCPU600に促すための排紙モータクロックセンサS80、スティプルする際の突き当て板20のホームポジションを検知する整合HPセンサS90、および、スティプルトレイ38上のシートの有無を検出するステイプルトレイセンサSl00が電気的に接続されている。
【0080】
さらに、CPU600の入力側には、排出口50の上壁面および下壁面を形成する上部および下部スノコガイド27、27aの位置を検知する第lおよび第2スノコセンサSl30、Sl40、シート後処理装置l内からトレイ上へシートが排出されたことを検知する排紙センサSl50、シート後処理装置l内を移動可能なステイプラ400がホームポジションにあることを検知するステイプル移動HPセンサSl70、移動可能なトレイの上限を検知するUPリミット検知センサS200、シート後処理装置lのドアの開閉を検知するドア開閉検知SW、S2l0、シート後処理装置lと複写装置本体100が接続されていることを検知するJOINT SWセンサS220が電気的に接続されている。
【0081】
ところで、CPU600の入力側にはトレイHPセンサSl80およびシフトクロックセンサSl90が、電気的に接続されているが、このトレイHPセンサSl80は、図5に示すように、例えば、トレイユニット26が一番下がった位置にあることを検出するためのセンサであり、シフトクロックセンサSl90はシフトモータ60lのクロック数を計数してトレイユニッ卜26の移動量を計測するためのセンサである。
【0082】
そして、CPU600は、これら2つのセンサS180、S190からの信号によりトレイユニット26が一番下がった位置からどれだけ上昇したかを検出することができ、これによりトレイがホームポジションに移動したかどうかを判断することができるようになっている。
【0083】
一方、CPU600の出力側には、シフトモータ60lの他に、図l3に示すようにドライバーDl、D2、D3、D4、D5、D7、D8、D9、および、Dllを介してシート後処理装置l内にあるシートを搬送する搬送モータM230、排紙モータ35a、シートを整合する整合モータM250、ステイプラ400を移動させるステイプル部移動モータ(パルスモータ)452、シートの束を綴じるためのステイプラ400に綴じ動作を行わせるステイプラモータ406、複写装置本体l00より排出されたシートの搬送パスを切り替える入り口ソレノイドSL290、シート後処理装置l内から排出されるシートの排紙口を切り替える排紙口ソレノイドSL300、シート後処理装置l内のシートの搬送パスを切り替える切り替えソレノイドL3l0、シート積載面距離計測において積載オーバー等が検知された場合にオペレータに注意を促す表示手段650が電気的に接続されている。
【0084】
ところで、図2において、400Aはステイプル時、ステイプルトレイ38に積載されたシート束に対して綴じ動作を行うステイプラ400を備えたステイプルユニッ卜であり、後述するパルスモータにより図16に示すように矢印Y方向に移動し、ステイプルトレイ38上に積載されたシートに対する手前側lケ所綴じ(綴じ止め位置Hl)、2ケ所綴じ(綴じ止め位置H2、H3)、奥側lケ所綴じ(綴じ止め位置H4)を行うようになっている。なお、同図においては、綴じ止めるシートのサイズをA3、A4およびB4、B5としているが、本発明の主旨は特定のシートサイズに限定されるものではない。
【0085】
ここで、このステイプラ400は、図17に示すようにステイプラカバー430に固定され、移動台433に固設された支持部材43lにより、X方向に移動可能に支持されている。
【0086】
一方、この移動台433にはバネ部材439が固設されており、このバネ部材439によりステイプラカバー430は上方に付勢され、ストッパ430aにて位置決めされている。
【0087】
また、この移動台433には支軸44l、442および443が固設され、それぞれにプーリギア440、誘導支持部材434、435、436が回転可能に支持されている。さらに、この移動台433には、移動台433の平行移動を保つためのローラ444が回転可能に支持されており、また後述する突き当て部材20の退避手段を構成するストッパ規制部材438が固設されている。
【0088】
一方、ステイプルトレイ38に対向して設けられたステー432には、図18に示すように第l誘導支持部材434の移動規制をする長穴形状の溝447が設けられると共に第2、第3誘導支持部材435、436の移動規制をするレール437およびプーリギア440と噛み合うラックギア445が固設されている。
【0089】
ところで、同図において、446はステイプラユニット400Aがホームポジション(同図においては第l誘導支持部材434がAで示す点にあるとき)にあるか否かを検知するフォトインタラプタである。そして、本実施例においては、このフォトインタラプタ446により、ホームポジションを基点に後述するパルスモータの回転量をパルス数により規定することで、ステイプラユニット400Aの綴じ位置制御を行う構成をとっているが、本発明の主旨は、これに限定されるものではない。
【0090】
一方、移動台433には、図19に示すようにステイプラユニット400Aを矢印Y方向に移動させるためのパルスモータ452が固設され、このパルスモータ452にはベルトプーリ454が固設されている。ここで、このベルトプーリ454は、タイミングベルト455を介してプーリギア440と連結されており、モータ452の回転は、ベルトプーリ454およびタイミングベルト455を介してプーリギア440に伝わり、これによりステイプラユニット400Aが矢印Y方向に移動するようになっている。なお、453はパルスモータ452等の電機部品のカバーである。
【0091】
ところで、このステイプラユニット400Aが移動する場合において、第l誘導支持部材434はステー432に設けられた、長穴形状の溝447に沿って図18に示すA〜G間を移動する一方、第2誘導支持部材435は第l誘導支持部材434がA〜E間を移動する間だけレール437に沿って移動し、第3誘導支持部材436は第l誘導支持部材434がE〜G間を移動する間だけレール437に沿って移動するようになっている。
【0092】
例えば、図18において、第l誘導支持部材434がAの位置にある時、第2誘導支持部材435はレール437により位置規制され、第3誘導支持部材436はフリー状態となっており、このとき、図l6におけるHlの位置での斜め綴じ動作が可能となる。また、第l誘導支持部材434がAの位置からCの位置に移動するとき、Aの位置において所定角度傾いた状態にあったステイプラユニット400Aが第2誘導支持部材435がレール437に沿って移動することにより、徐々にシートの幅方向に対し平行になるように回動し、第1誘導支持部材434がC〜D問を移動する時、ステイプラユニット400Aは、シートの幅方向に対し平行状態を維持するように位置規制される。これにより、種々のシートサイズに応じた平行2ケ所綴じ(H2・H3)動作が可能となる。
【0093】
このように、ステイプラユニット400Aは、常に3つの誘導支持部材434435および436のうちの2つの誘導支持部材により、位置および角度が規制されながらY方向に移動自在に構成されていることにより、種々のシートサイズに応じた位置に手前側lケ所綴じ、2ケ所綴じ等が可能になっている。尚、第l誘導支持部材434の移動量は、既述したようにパルスモータ452の回転量により規定されている。
【0094】
また本実施例においては、図3に示すように、シートの整合基準板29を片側に設けることにより、手前側lケ所綴じ位置(Hl)を、種々のシートサイズについて共通にしているが、シートの整合基準をシートセンターにし、2ケ所綴じ位置(H2、H3)を種々のシートサイズについて共通にしてもよい。
【0095】
一方、このような綴じ動作を行う場合には、シートの後端に当接してシート束を整える規制部材が必要であり、このため図20に示すようにステイプルトレイ38の後端には突き当て板20が設けられている。
【0096】
ここで、この突き当て板20はステイプルトレイ38に固設された軸部材457に回転可能に保持される一方、軸部材457に巻装されているバネ部材448により反時計方向に付勢されて、一端部に形成された規制部20aをステイプルトレイ38の後端より上方に突出させるようになっている。そして、この状態となっているときにステイプルトレイ38上にシートが積載されると、シートの後端が突き当て板20に当接し、シート束Saの後端が整えられるようになる。
【0097】
ところで、この突き当て板20とステイプラ400とはオーバーラップする位置関係にあるため、ステイプラユニット400Aが移動する場合や、針綴じ動作を行う場合には、この突き当て板20が邪魔になる。このため、突き当て板20には、ステイプラユニット400Aが移動する際、この突き当て板20をステイプラユニット400Aの移動を妨げない位置に退避させるための退避手段449が設けられている。
【0098】
ここで、この退避手段449は、突き当て板20に固設されると共に、軸部材457に取り付けられているギヤ部450と、下端部が軸支されると共に、突き当て板20のギア部450と噛合する回動可能な扇形ギヤ45lと、移動台433に固設され、ステイプラユニット400Aが移動する際、扇形ギヤ45lに当接して扇形ギヤ45lを軸部456を支点として回動させるストッパ規制部材438とから構成されている。
【0099】
なお、この扇形ギヤ45lには当接部45laが設けられており、ステイプラユニット400Aが移動する際には、この当接部45laにストッパ規制部材438が当接するようになっている。そして、このようにストッパ規制部材438が当接すると、扇形ギヤ45lがステイプラユニット400Aの移動方向と直交する方向に押されて、同図に示す破線位置まで回動するようになる。
【0100】
そこで、このように扇形ギヤ45が回動すると、扇形ギヤ45に噛合しているギア部450が回転し、これに伴って突き当て板20がバネ部材448を縮めながらステイプルトレイ38の下方のステイプラユニット400Aの移動を妨げない退避位置まで軸部材457を支点として下方回動するようになっている。
【0101】
なお、ステイプラユニット400Aがさらに移動すると、ストッパ規制部材438が扇形ギヤ45lの当接部45laから外れるようになるので、突き当て板20は扇形ギヤ45lと共にバネ部材448の復帰力により同図に示すシート束Saの後端を規制する位置に復帰回動するようになっている。
【0102】
ところで、この突き当て板20は、図21に示すようにシートの幅方向に複数設けられており、これら各突き当て板20a、20b、20c、20d、20eには、それぞれに退避手段449が設けられている。これにより各突き当て板20a、20b、20C、20d、20eはそれぞれ独立に回動可能に構成されている。
【0103】
なお、同図においては、ステイプラユニット400Aの位置に応じて、3つの突き当て板20a、20b、20cがシート束の後端を整える位置にあり、他の2つの突き当て板20d、20eがステイプラユニット400Aの移動を妨げない位置にある状態を示している。
【0104】
次に、ステイプラ400の具体的な構成および基本的な動作について説明する。ステイプラ400は、図22に示すようにワニ口形状を有すると共に、上側のフォーミング部40lおよび下側のステイプルテーブル402とからなる針打ち部400aを備えている。そして、このフォーミング部40lには針カートリッジ403が着脱自在に取り付けられており、この針カートリッジ403内には板状に連結された針Hが約5000本装填されている。
【0105】
ここで、この針カートリッジ403に装填された板状針Hは、針カートリッジ403の最上側に設けられたバネ404によって下方に付勢されており、最下側に配置された送りローラ405に搬送力を付与する構成になっている。そして、送りローラ405により送り出された針Hは、フォーミング部40lを揺動させることによりl本ずつコ字状に成形されるようになっている。
【0106】
また、このフォーミング部40lは、ステイプルモータ406が起動すると、ギヤ列407を介して偏心カムギヤ408が回転することによって、偏心カムギヤ408と一体に取付けられている偏心カムの作用により、矢印に示すようにステイプルテーブル402側へ揺動してクリンチ動作(針綴じ動作)を行うようになっている。
【0107】
なお、このステイプラ400には、針カートリッジ403に装填されたステイプル用針Hの針無し状態を検出するため、針カートリッジ403の下部に反射型センサ409が設けられているが、本実施例においてはこの反射型センサ409にて針カートリッジ403より送り出されるステイプル用針Hの針ジャム(針詰まり)を検知するようにしている。
【0108】
次に、このステイプル用針Hの針ジャム検知について説明する。図23はステイプラ400の平面図であり、ステイプルモータ406には駆動電流を流すコード406aが接続されており、このコード406aには流れる電流値を検知する負荷検知手段としての電流センサ(異常検知手段)406bが装備されている。
【0109】
一方、図24は、電流センサ406bにより検知した針打ちl行程におけるステイプルモータ406に流れる電流値の波形を表示したものである。同図において、Wlは正常に針Hが出てシート束Saを貫通して曲げ止めが行なわれた時の波形であり、W2は空打ち(ステイプラ56は作動しても針Hが出ない)時の波形である。空打ちの時は針Hがシート束Saを貫通する時の負荷や針曲げ時の負荷がないため、電流値のレベルは小さくなる。
【0110】
また、W3は針打ち不良、針ジャム等が発生した時の波形である。このときは、一般に過負荷が生じ、電流値のレベルは極端に上昇する。従って、電流レベルがI 値(初期設定値)付近の時は正常に針打ちが行なわれていると判断でき、I>I +C(Cはばらつき)の時は針ジャム、針打ち不良、またはステイプラ機構の異常等が考えられ、I<I −Cの時は空打ちであると判断できる。なお、このステイプラ400に生じた針無し状態もしくは針ジャム状態は、LED等を用いた表示部を介して操作者に知らせることができる。
【0111】
次に、このように構成されたステイプラ400のステイプル動作について説明する。
【0112】
針力一トリッジ403に収納された板状のステイプラ針Hは送りローラ405により最下側よりl枚ずつ送り出された後、図25に示すように針曲げブロック4l5に送られてその最先端の針Hlが、その中央部を針曲げブロック415の保持溝4l5aに保持されるようになる。
【0113】
この後、偏心カムギヤ408が回転してフォーミング部40lが下方の動作位置に移動すると、図示しない駆動機構により図26に示すようにドライバ4l6が押し下げられてプランジャ4l6aが押し下げられる。このとき、プランジャ4l6aの一部に形成された押し爪4l6bによりコ字状曲げブロック4l7が押されて針曲げブロック4l5上に押圧される。これにより、針曲げブロック4l5の保持構4l5aに保持されたステイプラ針Hは、図25に示すように、コ字状に折り曲げられる。
【0114】
一方、この後、プランジャ4l6aは更に押し下げられ、押し爪416bがコ字状曲げブロック4l7から外れる。そして、プランジャ4l6aだけがさらに押し下げられて針曲げブロック4l5のテーパ部に到達し、針曲げブロック415を図26の一点鎖線に示す位置に押し退けながらコ字状に曲げられた最先端の針Hlのみを針切断部材4l8との間で剪断して針HlをシートSに打ち込んでいき、更にステイプルテーブル402側に押し付けてシートSを綴じ止める。
【0115】
なお、この後、偏心カムギヤ408の回転が進行してフォーミング部40lが上方の待機位置に移動すると、ドライバ4l6およびプランジャ4l6aが上方に移動して待機位置に復帰し、ステイプル動作のl行程が終了する。
【0116】
次に、このようなステイプラユニット400Aを備えたシート後処理装置のシー卜後処理動作について説明する。
【0117】
例えば、ステイプルを行なわずにシートを排出する際には、第l、第2、第3トレイ23、24、25に直接排出する、いわゆる、後述のシート排出制御1が行われる。図27には、第2トレイ24にコピーシートを排出する場合を示す。
【0118】
ところで、ユーザによってノンソートモードが選択されると、図7に示すカム35が排紙モータ35aにより矢印方向に回転することにより、揺動ガイド3lが、図6に示すように揺動軸3laを支点として排出ローラ32、33が圧接される位置まで揺動する。なお、このとき排出口50を塞ぐためのストッパ30は、揺動ガイド3lに対して矢印方向に回動した位置で停止している。
【0119】
この状態で複写装置本体100から排出されてきたシートは、搬送手段の一部を構成する、図2に示す搬送パス6を通り、ローラ対5、l7に渡され、ローラ対5、l7によりさらに下流側へ排出された後、揺動ガイド3lによってトレイ24の方向へ向けられ、排出ローラ32、33を経て排出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載される。
【0120】
一方、通常のシートSを大量に積載収容する場合は、まず図27に示す距離センサ60により第2トレイ24上にシートが残っていないことを確認する。このため、CPU600は既述したように距離センサ60により第2トレイ24に向かって光を照射させ、反射光を受光する時間を計測するが、この場合の計測時問は第2所定時間に比べて大きくなるのでCPU600はトレイ24上にシートが無いと判断する。
【0121】
そして、このようにトレイ24上にシートが残っていないことを確認した後、現在のトレイ高さからシートを積載するようトレイ24をl枚目のシートを積載する位置に移動させる。
【0122】
さらに、シートの積載枚数が一定数になると、トレイユニット26を積載済のシートの上面がl枚目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた位置まで下降させる。上記動作をくり返して、トレイ内に最大積載量のシートが積載されたことを検知すると、複写装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一時停止する。
【0123】
次に、第3トレイ25でシートを積載するため、トレイユニット26を第3トレイ25のl枚目のシートを積載するよう定められた位置まで下降させる。この後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シートの積載を再閉する。この後、前述と同じ動作をトレイ25が満載になるまでくり返す。なお、第1トレイ23にシートを積載する場合も、第2トレイ24から第3トレイ25へ移動する場合と同様である。
【0124】
ところで、本実施例において、複写装置本体100は、既述したようにデジタル方式のものであり、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラスl00上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけではなく、インターフェース500を介在することにより、ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタとして使用することも可能である。
【0125】
ところで、このように本体l00を使用するためには、シートを別々のトレイに分類して積載したり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号付けを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載する必要がある。
【0126】
このため、本実施例においては、例えば、第lトレイ23にはファクシミリの出力シート、第2トレイ24にはパソコンからの出力シート、第3トレイ25にはコピーモード時の出力シートを積載するようにしている。そして、次にこのように各トレイにシートを排出する場合について説明する。
【0127】
まず、図28に示す第2トレイ24にパソコンからの出力シートをある枚数受けた状態からコピーモードのシートを積載する場合、すなわち第3トレイ25にシートを積載する場合について説明する。
【0128】
この場合、まずCPU600は、シート後処理装置lに電源が投入されると、I/Oポートおよびメモリー(RAM)のイニシャライズ(初期化)を行い、続いてFAX、プリンター、複写機との通信モードの設定を行う。
【0129】
この後、第2トレイ24にパソコンからの出力シートをある枚数受けた状態から第3トレイ25にシートを積載する場合は、トレイユニット26が下降して第3トレイ25のl枚目のシートを受ける位置へ移動するが、この動作はコピーモード時の動作において、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくとも下降する点を除くと同一である。
【0130】
次に、第2トレイ24にパソコンの出力シートをある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力シートを積載する場合、すなわち第lトレイ23にシートを積識する場合について説明する。
【0131】
この場合は、第2トレイ24にシートを積載したまま、第lトレイ23にシートを積載するためにトレイユニット26を上昇させる。この際、図6の斜線で示す空間FにシートSが入り込むことのないよう、図8に示すように、ストッパ30を回動軸30aを支点として同図の破線位置から実線位置へ回動させ、空間Fを塞ぐので、トレイ24がシートSを積載したままで上方へ移動することが可能となる。
【0132】
これにより、シートSを積載したトレイが排出口50を横切ることが可能となるため、インターフェースをもつ複写装置本体100の性能を十分に生かすことができる。
【0133】
次に、シート後処理装置のステイプル動作について説明する。
【0134】
まず、ステイプルを行ってコピーをとるステイプルソート時には、トレイ2324、25に直接積載せず、まず図2におけるステイプルトレイ38に積載する。
【0135】
なお、ユーザによってステイプルソートモードが選択されると、揺動ガイド3lが、図9に示すように、排出口50を解放すると共に排出ローラ32、33を離間させるよう上方に揺動する。このように揺動ガイド3lが揺動すると、ローラガイド34は、既述したようにバネ37により下部スノコガイド27aと同一面となる位置に保持され、シートストッパ部35aはトレイ24に載置されているシート束Saの上方へ突出する。
【0136】
この状態で、複写装置本体100から排出されてきたシートは、搬送パス6を通り、ローラ対l7、l8に渡された後、このローラ対l7、l8により排出されるようになるが、揺動ガイド3lが上方に揺動しているため、シートは排出されずステイプルトレイ38上に積載される。この際、トレイ24はノンステイプルモード時より上方に位置され、図29に示すように、シートSの先端をささえて排出方向上流側へ戻るのを補助している。
【0137】
一方、同図に示すようにステイプルトレイ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ38の傾斜およびトレイ24のシート落下位置を高めにとる(トレイ移動制御2)ことにより、排出方向上流側へ自重により滑落するのを補助されているが、さらに排出ローラl7と同期して矢印方向へ回転する排出整合ベルトl9によりステイプルトレイ38上の上流側方向へ付勢されている。
【0138】
これにより、シートSは突き当て板20に突き当たって排出方向に対して平行する方向において整合される。またシートの幅方向の整合は、図3、図4における幅よせガイド2lが、シートSがステイプルトレイ38に滑落して突き当て板20に突き当たる所定の時間内に動作を開始し、シートSの幅寸法に対し所定の寸法だけ本体奥側から手前側へ動作することにより、シートSは手前方向に整合される。以下、2枚目以降のシートについては、ユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38上に全て積載されるまで上記動作がくり返される、いわゆる、後述のシート排出制御2が行われる。
【0139】
そして、図30に示すようにユーザが設定した枚数がステイプルトレイ38上に整合されると、ステイプルが動作し、前述のように、ユーザの設定した位置にステイプルする動作を行う。なお、ステイプルが終了すれば図31に示すように、揺動ガイド3lが降下し、排出ローラ32が矢印方向へ回転することで、図32に示すようにトレイ38上のステイプル済のシート束Saがトレイ24上に排出される、いわゆる、後述のシート排出制御3が行われる。
【0140】
ところで、ステイプル動作時には、順次、シートが複写装置本体100から排出されてくるため、次のジョブの排出シートの先頭のl枚目を本体l内に滞留させ2枚目のシートを重ねて排出するという動作を行う。
【0141】
その動作を図33から図36を用いて説明する。図33はシートSが本装置内へ侵入し始めた状態を示す。
【0142】
複写装置本体100から排出されたl枚目のシートSlは、フラッパ3、4の上流側端部が下方へ位置することで、バッファーパス8へ送られる。バッファーパス8へ送られたシートSlはバッファーローラ9に巻き付く形態で図示矢印方向へ送られる。ここでフラッパ39はシートがローラl5の方向へ送られるように回動し、センサl1でシートSlの先端を検知して図34に示すような状態で停止する。そして、同図に示すように2枚目のシートS2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転を開始し、図35に示すようにl枚目と2枚目のシートSl、S2を重ねて搬送する。さらに、l枚目のシートSlの後端がフラッパ39の位置を過ぎると、図36に示すようにフラッパ39は、排出ローラ17、l8の方へシートSが送られるように回動し、2枚重ねたままステイプルトレイ38上へ排出される。以上の動作を行うことで、ステイプラがステイプル動作を行っている間は排出ローラl7、l8からシートは排出されず、ステイプル動作を実行することが可能であり、かつ複写装置本体100も停止することがない。
【0143】
またステイプル動作を行う時間をさらにかせぐために、バッファーローラ9に3枚目以上のシートを巻きつけることも可能である。
【0144】
以上の動作をくり返すことで、複数のステイプルコピー束Saを作成するが、図9に示すように、トレイ24上に既にステイプルしたコピー束Saが有る際には、コピー束Saのたわみやふくらみが大きい場合に既に積載されているコピー束Saの上端がG点を上側へ越えてしまうと、次シートが出てくる際に引っ掛かってジャムしたり、幅よせガイド2lが動作して整合する際の負荷となって整合性が悪化することがある。
【0145】
しかし、この際、既述したようにローラガイド34は下部スノコガイド27aと同一面をなす位置にあり、またストッパ部材35がトレイ24上のシート束Saの上側端面を押えるようトレイ24の上方に突出しているので積載されているコピー束Saの上端がG点を上側へ越えてしまうことはない。
【0146】
次に、このように構成されたデジタル複写機と伴に用いられるシート後処理装置lのCPU600のシート積載時の制御動作について、図37ないし45に示すフローチャー卜を用いて説明する。
【0147】
まず、シート後処理装置lの全体の制御手順を示すフローチャートである図37において、ステップS100において、初期化のためのイニシャル制御が行われる。この詳細を図38のフローチャートで説明するに、ステップS110でシート後処理装置lに電源が投入されると、ステップS120に進みI/Oポートおよびメモリー(RAM)のイニシャライズ(初期化)を行う。続いて、ステップSl30に進み、ファクシミリ、プリンター、複写機との通信モードの設定を行い、ステップSl40で複写機本体の通信が確立されたか否かを判断する。そして、本体の通信が確立されたならばステップSl50に進み、初期化用の初期化通信データ(シート後処理装置lのスタンバイ信号等)をシート後処理装置lから送信する。
【0148】
一方、このように初期化通信データを送信した後は、シート後処理装置1は動作待ち状態になり、ステップS200に進み、複写機本体からの動作開始信号待ちの状態になる。
【0149】
そして、ステップS200において、動作開始信号を受信するとシート後処理装置1は、ステップS300に進みシート排出口に指定のトレイが位置されているか判断し、指定トレイが所定位置になければ、ステップS400に進みトレイ移動制御を行い、指定トレイが所定位置になるようにする。
【0150】
このトレイ移動制御は、まず、トレイ位置が確定されているか判断し、確定されていなければ、トレイをホームポジションに移動する。そして、トレイのホームポジションへの移動が完了したら、所定量移動させればよい。
【0151】
そして、ステップS300において、指定トレイであれば、ステップS500に進み、ノンソートモードであるか否かを判断し、ノンソートモードであれば、ステップS600に進み、後述のシート排出制御を行う。
【0152】
一方、ステップS500で、ノンソートモードでないと判断されたら、ステップS800に進み、ここで、ステイプルモードか否かを判断する。ステイプルモードであるときは、ステップS900に進み、前述したステイプルトレイ38上へのシート排出であるシート排出制御2を行い、また、これに伴いステップS1000において、前述したトレイの移動制御2を行う。そして、ステップS1100にて、予定枚数のシートが排出されたことが判断されると、ステップS1200に進み、前述のステイプル制御が行われ、その後、ステップS1300に進み、シート束を排出する制御であるシート排出制御3が行われる。さらに、ステップS1400に進み、シート束が予定部数になるまで、ステップS900以下を繰り返す。
【0153】
また、ステップS800で、ステイプルモードでないと判断されたら、ステップS1500に進み、以下、ステップS1600、1700と、上記ステップS900、1000および1100と同様に行った後、ステップS1800に進み、ステップS1300と同様に、シート束を排出する。但し、これはステイプルされていないことはいうまでもない。そして、ステップS1900に進み、シート束が予定部数になるまで、ステップS1600以下を繰り返す。
【0154】
次に、上述したシート排出制御1の詳細につき、図39以下を参照しつつ説明する。
【0155】
シート排出制御1においては、まず、ここのノンソートモードでは、前述の説明から明らかなように、排出口50からシートを1枚づつトレイ上に排出する排シート処理がステップS2000で行われる。
【0156】
そして、シートの排出が完了すると、ステップS3000に進み、シート面検知ルーチンが行われる。すなわち、図40に示すフローチャートにおいて、ステップS3100でシートがトレイに排出されたか否かが判断される。これは前述の測距センサ60からの計測データに基づき行われること前述の通りである。シートが排出されたと判断されると、ステップS3200に進み、シートの排出枚数を表すnが1つインクリメントされる。なお、このときの測距データ(排出口50とシート上面との距離)はHnである。
【0157】
ここで、図39に戻り、ステップS3000のシート面検知ルーチンの後、ステップS3500に進み、H−n・α≦Hnか否かが判断される。(ここで、Hはトレイの初期位置におけるトレイ積載面(シート無し)と排出口との距離(L3′(図33参照)に相当する)、αはシート1枚の厚み(積載高さ)を表す。)なお、、「H−n・α」はトレイ上へのシート積載により予定される排出口50とシート上面との距離を意味し、実際の測距データHn(L3(図33参照)に相当する)よりも小さいか、等しいということは、シートが正常に積載されているということを意味する。
【0158】
従って、この場合は、ステップS5000に進み、カール無し処理ルーチンが実行される。カール無し処理ルーチンのステップS5000では、図41に示すように、ステップS5100において積載量判断処理ルーチンが行われる。
【0159】
積載量判断処理ルーチンのフローチャートを図42に示す。このルーチンは所定枚数のシートが排出されたかを判断するルーチンであり、ステップS5110において、シートの排出枚数のカウント値であるnl(本実施例では10枚でクリアされる)が1つインクリメントされる。そして、ステップS5120において、nl<10か否かが判断され、10に満たないときにはステップS5150に進み、後述するダウンフラグをリセットする。一方、10枚以上のときにはステップS5130に進みnlを0にクリアし、次いで、ステップS5140でダウンフラグをセットする。
【0160】
そこで、図41のカール無し処理ルーチンに戻り、ステップS5100の積載量判断処理ルーチンに続きステップS5200において、ダウンフラグがセットされているか否かが判断される。ここで、ダウンフラグがセットされておれば、上述のようにトレイ上に10枚のシートが積載されていることを意味するから、ステップS5300に進み、トレイダウン処理を行う。このトレイダウン処理とは、例えば、シートの10枚分の積載高さに相当する距離トレイを下降させることである。これにより排出口50とシート上面との距離を充分に確保し、シートのジャム等を防止することができる。一方、ステップS5200において、ダウンフラグがセットされていなければ、カール無し処理ルーチンはそのまま終了する。
【0161】
さらに、図39のステップS3500での判断で、トレイ上へのシート積載により予定される排出口50とシート上面との距離よりも実際の測距データHnが小さいときは、図10に示すように、積載されたシートの後端部が排出口50等に引っかかり、シートにカールが発生していると想定されるので、ステップS4000のカール有り処理ルーチンに進む。
【0162】
カール有り処理ルーチンでは、まず、ステップS4100において、トレイのダウンアップ処理が行われる。このダウンアップ処理は、図10に示す状態にあるトレイを、一旦、下降し、そして元の位置に上昇移動させる処理である。すなわち、図44に示すように、ステップS4110においてトレイを下方向に移動させ、ステップS4120で所定位置までダウンさせ、ステップS4130でその位置に停止させる。さらに、ステップS4140においてトレイを上方向に移動させ、ステップS4150で所定位置までアップさせ、ステップS4160でその位置に停止させる。
【0163】
このようにすることにより、排出口50に引っかかっていたシートの後端部が外れ、シートは正常な状態で積載されるようになる。そして、このダウンアップ処理の後は、ステップS4200に進み、前に、カール無し処理ルーチンで説明したのと同じ図42の積載量判断処理ルーチン(ステップS5100)が実行される。さらに、ステップS4300のダウンフラグがセットされているか否か、およびステップS4400のトレイダウン処理は、前述のカール無し処理ルーチンで説明したステップS5200およびステップS5300と同じであるから重複する説明を避ける。
【0164】
上記ステップS4300およびステップS4400の後は、ステップS4500に進み、排出速度処理ルーチンが実行される。すなわち、図45に示すように、この排出速度処理ルーチンではステップS4510において、排出ローラ32、33によるシートの排出速度ESPEEDを所定の増加率を乗ずることによりESPEEDaとする。かくて、図39のフローチャートから明らかなように、カール有り処理ルーチンにおいて増大された排出速度でもって、次回からの排シート処理が実行される。
【0165】
このようにすることにより、シートは増大された排出速度でもってトレイ上に排出されることになるので、排出口50に引っかかる確率が減少し、迅速にシートの積載収容を行うことができるのである。
【0166】
なお、ノンソートモードでないときのシート排出制御3においては、上述したシート排出制御1の1枚のシート毎の制御を、シート束毎に行えばよい。すなわち、上述の説明において、「シート」を「シート束」と読み替え、nをシート束の部数、αをシート束の厚みに読み替えればよいので、重複する説明を避ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したシート後処理装置と複写装置の側面断面図である。
【図2】上記シート後処理装置の側面断面図である。
【図3】上記シート後処理装置のステイプルトレイ部の平面図である。
【図4】上記ステイプルトレイ部の側面断面図である。
【図5】上記シート後処理装置のトレイユニットの要部側面図である。
【図6】上記シート後処理装置の要部拡大側面図である。
【図7】上記シート後処理装置の揺動ガイドが揺動する様子を示す斜視図である。
【図8】上記シート後処理装置のストッパが排出口を塞いだ様子を示す側面図である。
【図9】上記揺動ガイドが上方に揺動した様子を示す側面図である。
【図10】上記シート後処理装置のローラガイドが逃げ部を形成する位置にある様子を示す側面図である。
【図11】上記シート後処理装置の測距センサのブロック図である。
【図12】上記シート後処理装置の制御回路の一部を示すブロック図である。
【図13】上記シート後処理装置の制御回路の一部を示すブロック図である。
【図14】上記距離計測センサの距離計側の原理を示す説明図である。
【図15】上記CPUから距離計測センサに対して出力される信号と、距離計測センサからCPUへ入力される信号を表す図である。
【図16】ステイプラユニットによる針綴じ位置の説明図である。
【図17】上記ステイプラユニット側面部分断面図である。
【図18】上記ステイプラユニットの移動経路を示す模式上視図である。
【図19】上記ステイプラユニットの右側面部分断面図である。
【図20】上記ステイプラユニットの退避手段の動作を示す側面図である。
【図21】上記ステイプラユニットおよび突き当て板の動作を示す平面図である。
【図22】上記ステイプラユニットのステイプラの構造を示す模式図である。
【図23】上記ステイプラの平面図である。
【図24】上記ステイプラによる針打ち行程においてステイプルモータに流れる電流値を示す波形図である。
【図25】最先端の針が中央部を針曲げブロックの保持構に保持される様子を示す斜視図である。
【図26】上記ステイプラのフォーミング部の針打ち行程を示す側面図である。
【図27】上記シート後処理装置の第2トレイにシートを排出する状態を示す側面図である。
【図28】上記シート後処理装置の第2トレイにシートが排出された様子を示す側面図である。
【図29】ステイプルソート時における上記第2トレイの状態を示す側面図である。
【図30】ユーザが設定した枚数がステイプルトレイ上に整合された状態を示す側面図である。
【図31】ステイプル済のシートが排出される様子を示す側面図である。
【図32】ステイプル済シートが排出された様子を示す側面図である。
【図33】上記シート後処理装置内へシートが侵入し始めた状態を示す側面図である。
【図34】l枚目のシートをバッファーローラに巻き付けた様子を示す側面図である。
【図35】l枚目と2枚目のシートSl、S2を重ねて搬送する様子を示す側面図である。
【図36】2枚のシートが重ねられた状態で排出される様子を示す側面図である。
【図37】本発明のシート後処理装置の制御手順の一例を示すフローチャートである。
【図38】上記制御手順のうちイニシャル制御の手順の一例を示すフローチャートである。
【図39】上記制御手順のうちシート排出制御の手順の一例を示すフローチャートである。
【図40】上記制御手順のうちシート面検知ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図41】上記制御手順のうちカール無し処理ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図42】上記制御手順のうち積載量判断処理ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図43】上記制御手順のうちカール有り処理ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図44】上記制御手順のうちトレイのダウンアップ処理ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図45】上記制御手順のうち排出速度処理ルーチンの手順の一例を示すフローチャートである。
【図46】従来のシート後処理装置の要部側面図である。
【符号の説明】
l シート後処理装置
23、24、25 トレイ
26 トレイユニット
50 排出口
60 測距センサ
63 PSD受光素子
600 CPU
60l シフトモータ

Claims (7)

  1. 画像形成装置から排出されたシートを処理収容するシート後処理装置において、
    画像形成装置から排出されたシートを受け取り、所定位置に搬送するシート搬送手段と、
    該シート搬送手段に搬送されたシートを排出部から所定速度で排出するシート排出手段と、
    該シート排出手段から排出されたシートを積載収容するシート収容手段と、
    該シート収容手段を上下方向に移動させる移動手段と、
    前記シート収容手段上に積載されたシートの積載状態を判別するシート積載状態判別手段と、
    該シート積載状態判別手段の判別の結果、積載状態が異常のとき、前記シート収容手段を前記移動手段により、一旦下降させた後上昇させるように移動制御する制御手段と、を備え
    前記制御手段は、さらに、シート積載状態判別手段の判別の結果、積載状態が異常のとき、前記シート排出手段による次回からのシート排出速度を前記所定速度よりも増大するよう制御することを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記シート積載状態判別手段は、前記シート収容手段に向かって光を照射する照射部と、照射部から照射された光の反射光を受光する受光部とを有する非接触型の測距センサを含むことを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記測距センサの受光部はPSD受光素子を備え、前記照射部は前記排出手段の排出動作毎に光を照射するよう制御されることを特徴とする請求項1または2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記シート積載状態判別手段は、計測結果が、新しく積載されたシートによる距離減少分を加えた予定の距離減少分より大きく減少したとき、積載状態異常と判別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシート後処理装置。
  5. 前記制御手段は、さらに、前記シート収容手段に所定枚数のシートが積載される毎に前記シート収容手段が所定量下降するよう前記移動手段を制御することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載のシート後処理装置。
  6. さらに、シート綴じ手段を備え、前記シート積載状態判別手段は、状態判別結果が新しく積載されたシート束による距離減少分を加えた予定の距離減少分より減少したとき、積載状態異常と判別することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシート後処理装置。
  7. 画像形成部と、この画像形成部にて画像形成されたシートを収容するシート後処理装置とを備えてなる画像形成装置において、
    前記シート後処理装置が請求項1ないしのいずれかに記載のシート後処理装置であることを特徴とする画像形成装置。
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