JP3581872B2 - 生ゴミ処理機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の台所等から排出される生ゴミをウッドチップ等の生ゴミ処理材を用いて分解処理するための生ゴミ処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、生ゴミ処理機は、処理槽内に生ゴミとウッドチップ等の生ゴミ処理材とを入れて、生ゴミ処理材によって生ゴミを分解処理する。処理槽内には、攪拌羽根が配置され、攪拌羽根を回転させることにより、生ゴミと生ゴミ処理材とを攪拌して生ゴミの分解処理を促進する。
【0003】
従来の生ゴミ処理機として、例えば特開2000−180059号公報には、室内に吸い込んだ外気をヒータ及びファンで温風にして、その温風を生ゴミに当てて生ゴミを乾燥させるとともに、生ゴミの分解処理時に発生するガスを脱臭触媒を入れた容器を通した後、外部に排出する装置が提案されている(以下、この技術を従来例1という)。
【0004】
また、他の従来の生ゴミ処理機として、例えば特開平8−217581号公報には、生ゴミ投入時、処理槽を約45度前側に傾けることができるとともに、生ゴミ排出時、処理槽を90度以上に回動することができる装置が提案されている(以下、この技術を従来例2という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1では、生ゴミの分解処理時に発生するガスを再利用することなく、そのまま外部に排出しているため、低温の外気をヒータで加熱する必要があり、電力消費量が大きくなってしまうという課題があった。
【0006】
また、従来例2では、処理槽を所望の角度に傾斜するように調整することができないので、使用環境等によっては生ゴミの投入や排出、処理槽内の清掃が不便になるという課題があった。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、電力の省エネ化を図ることができ、また、処理槽を所望の角度に傾斜できるように調整することができる生ゴミ処理機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の生ゴミ処理機は、本体と、その本体内に設けられ、生ゴミ及び生ゴミを分解処理する生ゴミ処理材を入れる処理槽と、その処理槽内の生ゴミ及び生ゴミ処理材を攪拌する攪拌手段と、前記処理槽内に温風を送入するとともに、処理槽内の生ゴミ分解処理によって発生したガスを循環させて再度処理槽内に送入する温風送入手段と、その温風送入手段によって循環されるガスの一部を排気通路に排出するガス排出手段と、そのガス排出手段によって排出された排気通路内のガスを消臭して外部に放出する消臭手段と、を有することを特徴とするものである。
【0009】
本体に形成された外気取込口と、その外気取込口からの外気取込量を調整するためのシャッタとを有してもよい。
【0010】
前記攪拌手段は、回転軸と、その回転軸の軸線方向に間隔を隔てて配置された複数の攪拌棒とを有し、前記攪拌棒は隣接する攪拌棒に対して90度を超える角度に開いて取り付けられていてもよい。
【0011】
前記消臭手段は、消臭液を入れた消臭タンクを備え、前記排気通路内のガスを前記消臭タンクに送り込み、泡状にして外部に放出してもよい。
【0012】
前記処理槽は、本体に回転可能に支持され、前記処理槽に設けられ、ガイド孔が形成されたガイド部と、前記本体に設けられた支軸を支点として回転可能に取り付けられるとともに、前記ガイド部のガイド孔に沿って摺動可能に取り付けられる連結杆と、前記本体と連結杆との間に設けられ、前記処理槽を所定角度以内の角度に傾けた場合には、前記処理槽を通常姿勢状態に戻るように、前記処理槽を所定角度を超えた角度に傾けている場合には、前記処理槽を傾斜姿勢状態になるように、前記連結杆を引っ張る付勢部材と、前記ガイド部に取り付けられ、前記連結杆の摺動位置を規制するストッパーと、を有してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す側面断面図、図2は本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す正面図、図3は消臭タンクの内部構造を示す説明図、図4(A)は、本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の本体内を示す平面断面図であり、(B)及び(C)はシャッタの動作を説明するための説明図、図5は本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の攪拌羽根の駆動手段を説明するための側面断面図、図6は本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の蓋部の内部を示す底面図、図7(A)〜(C)は本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の蓋部の開閉動作を説明するための説明図、図8乃至図10は処理槽の傾斜角度調整機構を説明するための説明図であり、図11(A)はガイド部を示す平面図であり、(B)はガイド部を示す側面図である。
【0014】
本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機は、箱状の本体1と、本体1に回転可能に支持され、生ゴミ及び生ゴミを分解処理するウッドチップ等の生ゴミ処理材を入れる中空の処理槽2と、処理槽2内の生ゴミ及び生ゴミ処理材を攪拌する攪拌羽根3と、を有する。
【0015】
本体1の正面側には、処理槽2の側壁に固定された前扉4が設けられている。前扉4には手前に引き出すための取っ手5が設けられている(図2参照)。また、前扉4の下部には開閉扉6が設けられている。開閉扉6は、本体1の底縁部に設けられた支軸6aを支点として回動することができる(図8参照)。前扉4を所定角度まで傾斜させると、開閉扉6に当たり、開閉扉6が傾斜する(図9、図10参照)。また、支軸6aには開閉扉6を閉鎖状態(垂直状態)に戻すように付勢する戻りばねが取り付けられている。なお、前扉4の下部には、前扉4が傾斜したときに開閉扉6との接触を円滑にするために傾斜部4aが形成されている。
【0016】
本体1の底部には、移動用のキャスタ7が4箇所取り付けられている。
【0017】
本体1の上部には、蓋部8が蝶番9(図7(C)参照)を介して開閉可能に取り付けられている。蓋部8の下部は、本体1の上部のブラケット10に枢着された折り畳み可能な支持具11に枢着されて支持されている(図7(A)及び(B)参照)。また、図2に示すように、蓋部8の先端部に取り付けられた掛け金12によって本体1に取り付けることができ、蓋部8の開放を防止することができる。なお、蓋部8は、メンテナンス時に開ける場合があるが、通常時には閉じている。
【0018】
蓋部8の内部には、処理槽2内に温風を送入して生ゴミを加熱するとともに、処理槽2内の生ゴミ分解処理によって発生したガスを循環させて再度処理槽2内に送入する温風送入手段として、ヒータ13及びファン14が設けられている。本体1内には処理槽2内の温度を検出する温度検出部(例えば、熱電対)が設けられ、検出された温度に基づいてヒータ13の設置温度やファン14の回転速度を制御する。
【0019】
さらに、蓋部8には本体1の処理槽2内を照明するためのランプ15が設けられている。ランプ15は、本体1の前扉4を開けたときに自動的に点灯するように制御されている。
【0020】
また、蓋部8にはファン14によって循環されるガスの一部を排気管16に排出するガス排出手段として排気ポンプ17が設けられている。排気管16には、排気ポンプ17によって排出された排気管16内のガスを消臭して外部に放出するための消臭部Sが接続されている。
【0021】
本体1の内部に設けられた消臭部Sは、図3に示すように、本体1の基台K(図1参照)上に設置された消臭液を入れた消臭タンク18と、消臭タンク18内に配置された筒状の中間容器19と、中間容器19内に入れられ、排気管16の端部に接続された軽石状のエアストーン20とを有する。消臭剤は、本体1の正面に形成された注入口21(図2参照)に注入器具22を差し込み、図示しない消臭剤を入れた容器から、注入口21、注入管23を介して消臭タンク18内に注入される。
【0022】
排気ポンプ17によって排出されたガスは、排気管16を介して消臭タンク18内にある中間容器19に送り込まれる。そして、排気管16の端部に接続されたエアストーン20から発生する泡に臭いを封じ込めた状態で上昇した後、放出管24を介して本体1に設けられた放出口25から外部に放出される。
【0023】
本体1には、外気を内部に取り入れるための外気取込口26が形成され、その外気取込口26を開閉するためのスライド可能なシャッタ27が設けられている(図4(A)参照)。シャッタ27には外気取込口26に対応する位置に開口部27aが形成され、シャッタ27の開口部27aと外気取込口26とが一致したときに外気を取り入れることができ(図4(B)参照)、シャッタ27によって外気取込口26を閉じたときに、外気を遮断することができる(図4(C)参照)。例えば、夏場のように外部環境が高温の場合には、新鮮な外気を取り入れるために外気取込口26を開放し、冬場のように外部環境が低温の場合には、外気取込口26を閉鎖する。このように、シャッタ27によって、外気取込量を調整することができ、処理槽2内の温度を調整することができる。
【0024】
攪拌羽根3は、図1、図4及び図5に示すように、本体1内に支持された回転軸3aと、その回転軸3aの軸線方向に間隔を隔てて配置された複数の攪拌棒3bとを有する。攪拌棒3bは隣接する攪拌棒3bに対して90度を超える角度(好ましくは略120度)に開いて取り付けられている。従って、攪拌棒3bによってすくい上げれる途中で落下した生ゴミや生ゴミ処理材を、隣接する攪拌棒3bによって再度すくい上げることができるので、均等に攪拌することができ、攪拌効率を高めることができる。
【0025】
攪拌羽根3の回転軸3aの端部には支持ロール28が取り付けられており(図5参照)、本体1の底部には駆動モータ29が設けられており、駆動モータ29の駆動ロール29a及び支持ロール28にはベルトBが巻き掛けられている。駆動モータ29を駆動させると、駆動ロール29aの回転力がベルトBを介して支持ロール28に伝達され、攪拌羽根3を回転させることができる。
【0026】
次に、処理槽2の角度調整機構について図8乃至図11に基づいて説明する。処理槽2の角度調整機構は、処理槽2に設けられ、細長状のガイド孔30aが形成されたガイド部30と、本体1に設けられた支軸31を支点として回転可能に取り付けられるとともに、ガイド部30のガイド孔30aに沿って摺動可能に取り付けられる連結杆32と、本体1と連結杆32との間に設けられ、連結杆32を引っ張る引張バネ33(付勢部材)と、ガイド部30のガイド孔30aに取り付けられ、連結杆32の摺動位置を規制するストッパー34と、を有する。
【0027】
ストッパー34は、図11に示すように、ガイド部30のガイド孔30aに沿って摺動することができ、ガイド孔30aの所望の位置にネジ35によって固定することができる。
【0028】
処理槽2が通常姿勢状態のときは、連結杆32の先端部はガイド部30のガイド孔30aの上端部に位置している(図8参照)。
【0029】
前扉4を開けて傾斜させると、処理槽2も一緒に傾斜する。処理槽2の傾斜角度が所定角度以内の場合には、引張バネ33は、処理槽2を通常姿勢状態に戻るように連結杆32を付勢する。
【0030】
処理槽2の傾斜角度が所定角度を超えた場合には、引張バネ33は、処理槽2を傾斜姿勢状態になるように連結杆32を付勢する(図9、図10参照)。
【0031】
処理槽2は、連結杆32の先端部がガイド部30のガイド孔30aの下端部に位置するまで、傾斜することができるが、ストッパー34の位置を変えることにより、連結杆32の摺動位置を規制することができる。これによって、処理槽2を所望の角度に傾斜した状態を維持するように調整することができる。
【0032】
なお、上記の処理槽2の角度調整機構は、処理槽2の側壁の両側に設けるのが動作の安定性の観点から好ましい。
【0033】
次に、本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の動作を説明する。まず、取っ手5を使って前扉4を手前に引き出し処理槽2を傾斜させる。処理槽2の傾斜角度は、ストッパー34を移動させることにより調整する。
【0034】
次いで、処理槽2内に生ゴミ及び生ゴミ処理材を入れて、再度、前扉4を閉じる。
【0035】
次いで、駆動モータ29を駆動させて、処理槽2内の攪拌羽根3を回転させ、生ゴミと生ゴミ処理材とを攪拌して生ゴミの分解処理を促進する。また、ヒータ13及びファン14によって、処理槽2内に温風を送入して、生ゴミ処理温度を調整する。ファン14は、処理槽2内の生ゴミ分解処理によって発生したガスを循環させて再度処理槽2内に送入する。
【0036】
また、ファン14によって循環されるガスの一部は、排気ポンプ17によって排気管16に排出される。排気ポンプ17によって排出されたガスは、排気管16を介して消臭タンク18内にある中間容器19に送り込まれる。そして、排気管16の端部に接続されたエアストーン20から発生する泡に臭いを封じ込めた状態で上昇した後、放出管24を介して本体1に設けられた放出口25から外部に放出される。
【0037】
次いで、取っ手5を使って前扉4を手前に引き出し処理槽2を傾斜させ、生ゴミの分解処理が終了した後の堆肥を外部に排出する。また、処理槽2内を適宜清掃する。
【0038】
本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機によれば、生ゴミの分解処理時に発生するガスを循環させて再利用するので、電力消費量を低減でき、省エネ化を図ることができる。
【0039】
また、処理槽2を所望の角度に傾斜するように調整することができるので、生ゴミの投入や排出、処理槽2内の清掃を容易に行うことができる。
【0040】
図12は本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す側面断面図、図13は本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す背面断面図、図14は本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す正面図、図15は本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す平面図である。
【0041】
本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機は、箱状の本体1と、本体1に固定して支持され、生ゴミ及び生ゴミを分解処理するウッドチップ等の生ゴミ処理材を入れる処理槽2と、処理槽2内の生ゴミ及び生ゴミ処理材を攪拌する攪拌羽根3と、を有する。
【0042】
本体1の正面側の両端部には、支軸4bを支点として開閉する一対の前扉4が設けられている(図15参照)。
【0043】
本体1の底部には、移動用のキャスタ7が4箇所取り付けられている。
【0044】
本体1の上部には、蓋部8が支軸8aを支点として開閉可能に取り付けられている。蓋部8の下部は、本体1に設けられたブラケット10に枢着されたダンパー36に枢着されて支持されているので、蓋部8の開閉を容易に行うことができる。
【0045】
本体1の内部には、本体1の処理槽2内を照明するためのランプ15が設けられている(図14参照)。ランプ15は、本体1の前扉4を開けたときに自動的に点灯するように制御されている。
【0046】
本体1の内部の下部には、使用済みのウッドチップ等の生ゴミ処理材を溜めるトレー37が設置されている。トレー37には、引出し用の取っ手37a(図14参照)が設けられており、取っ手37aを用いて手前に引き出すことにより、使用済みの生ゴミ処理材を廃棄することができる。
【0047】
攪拌羽根3の構造及び攪拌羽根3の駆動手段については、第1の実施形態例と同様である。
【0048】
本体1の背面側の内部には、図13に示すように、処理槽2内に送入管38を介して温風を送入するとともに、処理槽2内の生ゴミ分解処理によって発生したガスを送出管39を介して循環させて、再度処理槽2内に送入する温風送入手段として、ヒータ13及びファン14が設けられている。本体1内には処理槽2内の温度を検出する温度検出部(例えば、熱電対)が設けられ、検出された温度に基づいてヒータ13の設置温度やファン14の回転速度を制御する。
【0049】
また、本体1の背面側の内部にはファン14によって循環されるガスの一部を排気管16に排出するガス排出手段として排気ポンプ17が設けられている。排気管16には、排気ポンプ17によって排出された排気管16内のガスを消臭して外部に放出するための消臭部Sが接続されている。この消臭部Sは、第1の実施形態例で説明されたものと同様である。
【0050】
排気ポンプ17によって排出されたガスは、消臭部Sを通って消臭された後、放出管24を介して本体1に形成された放出口25から外部に放出される。
【0051】
また、本体1には、外気を内部に取り入れるための外気取込口26が形成され、外気取込口26とファン14との間に外気取込管40が接続されている。外気取込口26には第1の実施形態例で説明されたスライド可能なシャッタ27が設けられている。このシャッタ27によって、外気取込量を調整することができ、処理槽2内の温度を調整することができる。
【0052】
本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機によれば、生ゴミの分解処理時に発生するガスを循環させて再利用するので、電力消費量を低減でき、省エネ化を図ることができる。
【0053】
本発明は、上記実施の形態に限定されることはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、種々の変更が可能である。
【発明の効果】
本発明によれば、生ゴミの分解処理時に発生するガスを循環させて再利用するので、電力消費量を低減でき、省エネ化を図ることができる。
【0054】
また、処理槽を所望の角度に傾斜するように調整することができるので、生ゴミの投入や排出、処理槽内の清掃を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す側面断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す正面図である。
【図3】消臭タンクの内部構造を示す説明図である。
【図4】(A)は、本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の本体内を示す平面断面図であり、(B)及び(C)はシャッタの動作を説明するための説明図である。
【図5】本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の攪拌羽根の駆動手段を説明するための側面断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の蓋部の内部を示す底面図である。
【図7】(A)〜(C)は本発明の第1の実施形態例に係る生ゴミ処理機の蓋部の開閉動作を説明するための説明図である。
【図8】処理槽の傾斜角度調整機構を説明するための説明図であり、通常姿勢状態にある処理槽を示す。
【図9】処理槽の傾斜角度調整機構を説明するための説明図であり、約45度傾斜した状態の処理槽を示す。
【図10】処理槽の傾斜角度調整機構を説明するための説明図であり、約90度傾斜した状態の処理槽を示す。
【図11】(A)はガイド部を示す平面図であり、(B)はガイド部を示す側面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す側面断面図である。
【図13】本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す背面断面図である。
【図14】本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す正面図である。
【図15】本発明の第2の実施形態例に係る生ゴミ処理機を示す平面図である。
【符号の説明】
1:本体
2:処理槽
3:攪拌羽根
3a:回転軸
3b:攪拌棒
4:前扉
5:取っ手
6:開閉扉
7:キャスタ
8:蓋部
9;蝶番
10:ブラケット
11:支持具
12:掛け金
13:ヒータ
14:ファン
15:ランプ
16:排気管
17:排気ポンプ
18:消臭タンク
19:中間容器
20:エアストーン
21:注入口
22:注入器具
23:注入管
24:放出管
25:放出口
26:外気取込口
27:シャッタ
28:支持ロール
29:駆動モータ
30:ガイド部
31:支軸
32:連結杆
33:引張バネ
34:ストッパー
35:ネジ
36:ダンパー
37:トレー
38:送入管
39:送出管
40:外気取込管
B:ベルト
S:消臭部
K:基台
Claims (4)
- 本体と、
その本体内に回転可能に支持され、生ゴミ及び生ゴミを分解処理する生ゴミ処理材を入れる処理槽と、
その処理槽内の生ゴミ及び生ゴミ処理材を攪拌する攪拌手段と、
前記処理槽内に温風を送入するとともに、処理槽内の生ゴミ分解処理によって発生したガスを循環させて再度処理槽内に送入する温風送入手段と、
その温風送入手段によって循環されるガスの一部を排気通路に排出するガス排出手段と、
そのガス排出手段によって排出された排気通路内のガスを消臭して外部に放出する消臭手段と、
前記処理槽に設けられ、ガイド孔が形成されたガイド部と、
前記本体に設けられた支軸を支点として回転可能に取り付けられるとともに、前記ガイド部のガイド孔に沿って摺動可能に取り付けられる連結杆と、
前記本体と連結杆との間に設けられ、前記処理槽を所定角度以内の角度に傾けた場合には、前記処理槽を通常姿勢状態に戻るように、前記処理槽を所定角度を超えた角度に傾けている場合には、前記処理槽を傾斜姿勢状態になるように、前記連結杆を引っ張る付勢部材と、
前記ガイド部に取り付けられ、前記連結杆の摺動位置を規制するストッパーと、
を有することを特徴とする生ゴミ処理機。 - 本体に形成された外気取込口と、その外気取込口からの外気取込量を調整するためのシャッタとを有することを特徴とする請求項1に記載の生ゴミ処理機。
- 前記攪拌手段は、回転軸と、その回転軸の軸線方向に間隔を隔てて配置された複数の攪拌棒とを有し、前記攪拌棒は隣接する攪拌棒に対して90度を超える角度に開いて取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生ゴミ処理機。
- 前記消臭手段は、消臭液を入れた消臭タンクを備え、前記排気通路内のガスを前記消臭タンクに送り込み、泡状にして外部に放出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つの項に記載の生ゴミ処理機。
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