JP3581541B2 - ズームレンズ及びそれを有するカメラ - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明はレンズシャッターカメラ、ビデオカメラ等に好適な3つのレンズ群を有するズームレンズ及びそれを有するカメラに関し、特に各レンズ群のレンズ構成を適切に設定するとともに、適切なる形状の回折光学素子を用いることにより、収差補正を良好に行うるとともにレンズ全長(第1レンズ面から像面までの距離)の短縮化を図った広角端での撮影画角が60〜70度程度、変倍比3〜4程度のズームレンズ及びそれを有するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、レンズシャッターカメラ、ビデオカメラ等の小型化に伴い、高変倍でしかもレンズ全長の短い小型のズームレンズが要望されている。
【0003】
レンズシャッターカメラ用のズームレンズとして、物体側より順に正の屈折力の第1群と負の屈折力の第2群の2つのレンズ群で構成し、両レンズ群の間隔を変えて変倍する、所謂2群ズームレンズが、例えば特開昭57−201213 号公報、特開昭60−170816 号公報、特開昭60−191216 号公報、特開昭62−56917号公報等において提案されている。
【0004】
この2群ズームレンズは変倍時の移動機構が簡易であるという特長を有している。
【0005】
しかしながら、主に第2群のみで変倍を行っている為に、変倍比が1.6〜2倍程度であり、高変倍化を図ろうとするとレンズ系が大型化してくる傾向があった。
【0006】
これに対して、2群ズームレンズの正の屈折力の第1群を2つの正の屈折力のレンズ群に分割し、全体として正、正、そして負の屈折力のレンズ群の3つのレンズ群より構成し、第2群と第3群に変倍作用を持たせて高変倍化を図った3群ズームレンズが、例えば特開平3−282409号公報、特開平4−37810 号公報、特開平4−76511 号公報、特開平4−223419号公報、そして特開平5−264903号公報等で提案されている。
【0007】
一方、多くのレンズ系においては、レンズ系中に非球面を設けることによって諸収差を良好に補正しつつ、レンズ系全体の小型化を図り、かつ高い光学性能を得ている。
【0008】
又、諸収差のうち色収差については分散の異なる硝材を組み合わせて補正する方法の他にレンズ面、又は光学系の一部に回折作用を有する回折光学素子(回折型光学素子)を設けて補正した光学系が例えば、特開平4−213421号公報や特開平6−324262号公報、そして米国特許第5,268,790 号等で提案されている。
【0009】
このうち米国特許第5,268,790 号では正、負、正、そして正の屈折力のレンズ群の4つのレンズ群より成る4群ズームレンズにおいて変倍用の第2群、又は変倍に伴う像面変動を補正する為の第3群に回折光学素子を用いたズームレンズを提案している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
一般にズームレンズの小型化を図りつつ高変倍化を図るには、例えば各レンズ群の屈折力を強めたり、又変倍用の各レンズ群の移動量を増加させれば良い。
【0011】
しかしながら単にレンズ群の屈折力を強めたり、又変倍用の各レンズ群の移動量を増加させると、変倍に伴う収差変動、例えば色収差変動が増大し、全変倍範囲にわたり良好なる光学性能を得るのが難しくなってくる。
【0012】
先の特開平4−213421号公報や特開平6−324262号公報では単レンズに回折光学素子を応用しており、色収差の補正に対する言及はあるが、ズームレンズ特有の色収差のズーミングによる変動の除去等の考察、記載はなく、ズームレンズへの応用は行われていない。
【0013】
又、先の米国特許第5,268,790 号公報では、主変倍群である第2群もしくは補正群である第3群に回折光学素子を用いているが、第1群については従来通りのレンズ構成であり、このレンズ構成では第1群で発生する色収差はそのままであり、ズーミングに伴い、その色収差は第2群等の変倍群の移動により増倍あるいは変動することになり効率的ではなかった。
【0014】
本発明は全体として3つのレンズ群を有し、各レンズ群のレンズ構成を適切に設定するとともに適切なる形状の回折光学素子を利用することにより、変倍に伴う色収差の変動を良好に補正した広角端での撮影画角が60〜70度程度、変倍比3〜4程度の全変倍範囲にわたり良好なる光学性能を有したレンズ全長の短いコンパクトなズームレンズ及びそれを有するカメラの提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のズームレンズは、物体側より順に、正の屈折力の第1群、正の屈折力の第2群、そして負の屈折力の第3群より成り、広角端より望遠端へのズーミングに際し該第1群と該第2群の間隔が増大し、該第2群と該第3群の間隔が減少するようにレンズ群を移動させるズームレンズにおいて、
該第2群の物体側にズーミングに際して、該第2群と一体的に移動する絞りが設けられており、該第1群は物体側より順に負レンズと正レンズより成り、該第3群は回折光学素子を有し、該回折光学素子は、光軸に対し回転対称な回折格子より成り、回折格子の位相φ(h)が、波長をλ、非球面位相係数をCi(i=1、2…)、光軸からの高さをhとし、
φ(h)=2π/λ・(C1・h2+C2・h4+C3・h6+……+Ci・h2i)
で与えられるとき、
C1>0
なる条件を満足すると共に、該第3群中の回折光学素子の回折面の焦点距離をFbo、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
−40<Fbo/fw<−5
なる条件を満足することを特徴としている。
【0017】
本発明のカメラは、請求項1の発明のズームレンズを有していることを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1〜図3は各々本発明の後述する数値実施例1〜3のレンズ断面図、図4〜図6は本発明の数値実施例1の広角端、中間、望遠端の収差図、図7〜図9は本発明の数値実施例2の広角端、中間、望遠端の収差図、図10〜図12は本発明の数値実施例3の広角端、中間、望遠端の収差図である。レンズ断面図において、(A)は広角端、(B)は中間、(C)は望遠端である。
【0019】
図中、L1は正の屈折力の第1群、L2は正の屈折力の第2群、L3は負の屈折力の第3群、SPは絞り、IPは像面である。
【0020】
矢印は広角端から望遠端への変倍に際する各レンズ群の移動軌跡を示している。
【0021】
本実施例に係るズームレンズは広角端から望遠端へ変倍を行う際、各図に示すように第1群から第3群の屈折力を適切に設定し、第1群と第2群との空気間隔が増加し、第2群と第3群との空気間隔が減少するように第1群から第3群を何れも物体側へ移動させている。
【0022】
このとき第2群と第3群に各々変倍作用を持たせている。特に第3群に最も大きな変倍を分担させており、これにより所定の変倍比を容易に確保している。そして第2群、又は第2群と第3群のレンズ群に色収差を補正する為の回折光学素子を設けている。これにより変倍に伴う収差変動が少なく、高い光学性能のズームレンズを得ている。
【0023】
本実施形態では、第1群L1を物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズ11と物体側へ凸面を向けたメニスカス状の正レンズ12の2つのレンズより構成している。
【0024】
第2群L2を像面側へ凸面を向けたメニスカス状の負レンズ21と像面側へ凸面を向けた正レンズ22の2つのレンズより構成している。
【0025】
第3群L1を物体側に凹面を向けた単一の負レンズ31より構成している。
【0026】
そして図1、図2の数値実施例1、2では負レンズ21の物体側のレンズ面と負レンズ31の物体側のレンズ面に色収差補正用の回折光学素子を設けている。図3の数値実施例3では負レンズ31の物体側のレンズ面に色収差補正用の回折光学素子を設けている。
【0027】
第2群の物体側に絞りSPを設け、変倍に際して第2群とともに移動させている。
【0028】
本実施例では以上のようなズーム方式、及び各レンズ群のレンズ構成を特定することにより、変倍に伴う収差変動、特に色収差の変動を良好に補正し、全変倍範囲にわたり高い光学性能を得ている。
【0029】
尚、本実施例において、更に収差補正上、好ましくは次の諸条件のうちの少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0030】
(ア)第3群に回折光学素子を設けるときは、前記回折光学素子は、光軸に対し回転対象な回折格子より成り、回折格子の位相 φ(h)が、波長をλ、非球面位相係数をCi(i=1、2…)、光軸からの高さをhとし、
φ(h)= 2π/λ・(C1・ h2+C2・ h4+C3・ h6+…… +Ci・ h2i)
で与えられる時
C1>0……(1)
なる条件を満足することである。
【0031】
(1)式は第3群中に設ける回折光学素子面の屈折力が負であることを示している。(1)式の条件によって主に望遠域での軸上色収差を良好に補正している。
【0032】
(イ)(1)式を満足するもとで、前記非球面位相係数C2が
C2<0……(2)
なる条件を満足することを特徴としている。
【0033】
(2)式は回折光学素子の周辺にいくに従い負の屈折力が徐々に弱まっていくことを示している。(2)式の条件によって主に広角域における倍率色収差を良好に補正している。
【0034】
(ウ)前記第3群中の回折光学素子の回折面の焦点距離をFbo、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき
−40<Fbo/fw<−5……(3)
なる条件を満足することである。
【0035】
(3)式は回折光学素子面の焦点距離Fboと、広角端での全系の焦点距離fwの比であり、主に変倍に伴う色収差の変動を有効に補正するものである。尚、(3)式の数値範囲を次の如く設定するのが更に収差補正上好ましい。
【0036】
−25<Fbo/fw<−8……(3a)
(エ)第2群と第3群に回折光学素子を設けるときは、前記回折光学素子は、光軸に対し回転対称な回折格子より成り、該第n群中の回折格子の位相φn(h)が、波長をλ、第n群中の非球面位相係数をCin(i=1,2…)、光軸からの高さをhとし
φn(h)=2π/λ・
(C1_ n・h2 +C2_ n・h4 +C3_ n・h6 +……)
で与えられる時
C1_ 2*C1_ 3<0……(4)
なる条件を満足することである。
【0037】
(4)式は第2群と、第3群共に回折光学素子面を有する場合の、回折光学素子面の屈折力の符号に関するものであり、第2群、第3群の回折光学素子面の符号が異なることを示している。
【0038】
第2群と、第3群に回折光学素子を有する場合は、両群の回折光学素子面の屈折力を共に強めることによって、両群で発生する色収差を共に押さえ、これにより良好なる収差補正を行っている。
【0039】
本実施形態で用いている回折光学素子の構成としては図13に示す1層のキノフォーム形状の1層構成のものや、図16に示すような格子厚の異なる(又は、同一の)2つの層を積層した2層構成のもの等が適用可能である。
【0040】
図14は図13に示す回折光学素子101の1次回折光の回折光率の波長依存特性である。実際の回折光学素子101の構成は、基材102の表面に紫外線硬化樹脂を塗布し、樹脂部に波長530nmで1次回折光の回折光率が100%となるような格子厚dの回折格子103を形成している。
【0041】
図14で明らかなように設計次数の回折光率は最適化した波長530nmから離れるに従って低下し、一方設計次数近傍の次数の0次回折光と2次回折光の回折効率が増大している。その設計次数以外の回折光の増加はフレアとなり、光学系の解像度の低下につながる。
【0042】
図15に図13の格子形状で数値実施例1を作成した場合の空間周波数に対するMTF特性を示す。その図で低周波数領域のMTFがやや低下している。
【0043】
図16に示す2つの回折格子104、105を積層した積層型の回折光学素子の1次回折光の回折効率の波長依存特性を図17に示す。
【0044】
図16では基材102上に紫外線硬化樹脂(nd=1.499,νd=54)からなる第1の回折格子104を形成し、その上に別の紫外線硬化樹脂(nd=1.598,νd=28)からなる第2の回折格子105を形成している。この材質の組み合わせでは、第1の回折格子104の格子厚d1はd1=13.8μm、第2の回折格子105の格子厚d2はd2=10.5μmとしている。
【0045】
図17からわかるように積層構造の回折光学素子にすることで、設計次数の回折効率は、使用波長全域で95%以上の高い回折効率を有している。
【0046】
図18に図16の格子形状で数値実施例1を作成した場合の空間周波数に対するMTF特性を示す。積層構造の回折光学素子を用いると、低周波数のMTFは改善され、所望のMTF特性が得られる。このように、本発明に係る回折光学素子として積層構造を用いれば、光学性能を更に改善することができる。
【0047】
尚、前述の積層構造の回折光学素子として、材質を紫外線硬化樹脂に限定するものではなく、他のプラスチック材等も使用できるし、基材によっては第1の回折格子104を直接基材に形成しても良い。また各格子厚が必ずしも異なる必要はなく、材料の組み合わせによっては図19に示すように2つの回折格子104と105の格子厚を等しくしても良い。
【0048】
この場合は、回折光学素子の表面に格子形状が形成されないので、防塵性に優れ、回折光学素子の組立作業性を向上させることができる。
【0049】
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてriは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、diは物体側より順に第i番目のレンズ厚、及び空気間隔、niとνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又、前述の各条件式と数値実施例の関係を表−1に示す。
【0050】
非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にY軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、K、B、C、D、E、Fを各々非球面係数としたとき
【0051】
【数1】
なる式で表している。又「D−0X」は「10−X 」を意味している。
【0052】
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば以上のように、全体として3つのレンズ群を有し、各レンズ群のレンズ構成を適切に設定するとともに適切なる形状の回折光学素子を利用することにより、変倍に伴う色収差の変動を良好に補正した広角端での撮影画角が60〜70度程度、変倍比3〜4程度の全変倍範囲にわたり良好なる光学性能を有したレンズ全長の短いコンパクトなズームレンズ及びそれを有するカメラを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図3】本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図4】本発明の数値実施例1の広角端の収差図
【図5】本発明の数値実施例1の中間の収差図
【図6】本発明の数値実施例1の望遠端の収差図
【図7】本発明の数値実施例2の広角端の収差図
【図8】本発明の数値実施例2の中間の収差図
【図9】本発明の数値実施例2の望遠端の収差図
【図10】本発明の数値実施例3の広角端の収差図
【図11】本発明の数値実施例3の中間の収差図
【図12】本発明の数値実施例3の望遠端の収差図
【図13】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図14】本発明に係る回折光学素子の波長依存特性の説明図
【図15】本発明に係る回折光学素子MTF特性図
【図16】本発明に係る回折光学素子の説明図
【図17】本発明に係る回折光学素子の波長依存特性の説明図
【図18】本発明に係る回折光学素子のMTF特性図
【図19】本発明に係る回折光学素子の説明図
【符号の説明】
L1 第1群
L2 第2群
L3 第3群
SP 絞り
IP 像面
d d線
g g線
S サジタル像面
M メリディオナル像面
Claims (10)
- 物体側より順に、正の屈折力の第1群、正の屈折力の第2群、そして負の屈折力の第3群より成り、広角端より望遠端へのズーミングに際し該第1群と該第2群の間隔が増大し、該第2群と該第3群の間隔が減少するようにレンズ群を移動させるズームレンズにおいて、
該第2群の物体側にズーミングに際して、該第2群と一体的に移動する絞りが設けられており、該第1群は物体側より順に負レンズと正レンズより成り、該第3群は回折光学素子を有し、該回折光学素子は、光軸に対し回転対称な回折格子より成り、回折格子の位相φ(h)が、波長をλ、非球面位相係数をCi(i=1、2…)、光軸からの高さをhとし、
φ(h)=2π/λ・(C1・h2+C2・h4+C3・h6+……+Ci・h2i)
で与えられるとき、
C1>0
なる条件を満足すると共に、該第3群中の回折光学素子の回折面の焦点距離をFbo、広角端における全系の焦点距離をfwとするとき、
−40<Fbo/fw<−5
なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 前記第2群は色収差を補正する為の回折光学素子を有していることを特徴とする請求項1のズームレンズ。
- 前記第3群は単一のレンズより成っていることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
- 前記非球面位相係数C2が
C2<0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1のズームレンズ。 - 前記第3群はレンズ群中最も大きな変倍を分担していることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
- 前記第2群は物体側に凹面を向けたメニスカス状の負レンズと、正レンズの2つのレンズより成っていることを特徴とする請求項1又が2のズームレンズ。
- 前記回折光学素子は、光軸に対し回転対称な回折格子より成り、該第n群中の回折格子の位相φn(h)が、波長をλ、第n群中の非球面位相係数をCin(
i=1、2…)、光軸からの高さをhとし
φn(h)=2π/λ・(C1_n・h2+C2_n・h4+C3_n・h6+……)
で与えられる時
C1_2×C1_3<0
なる条件を満足することを特徴とする請求項1、2又は3のズームレンズ。 - 前記第1、第2、第3群は広角端から望遠端への変倍に際して、いずれも物体側へ移動していることを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
- 前記回折光学素子は1層又は2層の回折格子より成ることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項記載のズームレンズ。
- 請求項1から9のいずれか1項のズームレンズを有していることを特徴とするカメラ。
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