JP3581172B2 - 車両用方向指示装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明はセルフキャンセル機能を有する車両用方向指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両、例えば自動車においては、従来、図9に示すごとく構成された方向指示装置が供されている。
すなわち、ボディ1のベース2に、図示しないステアリングホイールと一体に回転されるキャンセルカム3が取付けられると共に、このキャンセルカム3に並んでブラケット4が軸5により回動可能に取付けられ、このブラケット4の反キャンセルカム側である右側に方向指示操作レバー6が取付けられ、他方、キャンセルカム側である左側に、ブラケット4を中立位置及び左折,右折の両指示位置に選択的に保持する節度機構7がベース2との間で設けられている。
【0003】
そして、ブラケット4とキャンセルカム3との間には、ラチェット8が、自己の軸突部9とボディ1のカバー10に形成された長孔11とで回動可能且つ図中左右方向(キャンセルカム3に接離する方向)に移動可能に設けられ、このラチェット8の反キャンセルカム側である右側部8aがブラケット4のキャンセルカム側に形成された2つの被係合部12,13間に位置され、キャンセルカム側である左側部8bがキャンセルカム3に臨んでいる。
【0004】
更に、ブラケット4のキャンセルカム側にはプレート14が設けられ、このプレート14に形成された逆「く」字状の溝15に上記ラチェット8の軸突部9が嵌入されている。又、ボディ1には引張コイルスプリング16がラチェット8裏側の段部17に係合してほゞ逆「く」字状に張架されている。
【0005】
この構成で、ブラケット4ひいては方向指示操作レバー6が中立位置に保持された図9の状態から、方向指示操作レバー6が例えば図10に示すように右折指示位置に回動されると、ブラケット4もプレート14を伴い同位置に回動されるから、ラチェット8の軸突部9が相対的に溝15の下側にずれて、スプリング16の付勢力により、該溝15内をその下端部まで進み、同時に長孔11内をキャンセルカム側に進んで、ラチェット8の左側部8bをキャンセルカム3のカム凸部3aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0006】
この状態で、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向と同一の方向(この場合、時計回りの矢印A方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bがカム凸部3aの当たりによって二点鎖線で示すように振られることに伴い、右側部8aはブラケット4の2つの被係合部12,13のうちのこのとき近接した被係合部12から離間され、左側部8bにおけるカム凸部3aの通過を許容する。そして、そのカム凸部3aが通過すると、ラチェット8は傾いた段部17を元に戻すスプリング16の付勢力により復帰する。
【0007】
これに対して、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向とは反対の方向(この場合、反時計回りの矢印B方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bはカム凸部3aの当たりによって上述とは反対の方向(上方)に振られ、これに伴って、右側部8aはブラケット4の近接した被係合部12に係合し、この被係合部12を押してブラケット4を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。
【0008】
なお、図示はしないが、方向指示操作レバー6が左折指示位置に回動されると、ブラケット4もプレート14を伴い同位置に回動されて、ラチェット8の軸突部9が相対的に溝15の上側にずれ、スプリング16の付勢力により、該溝15内をその上端部まで進んで、同時に長孔11内をキャンセルカム側に進み、ラチェット8の左側部8bをキャンセルカム3のカム凸部3aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0009】
この状態で、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向と同一の方向(矢印B方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bがカム凸部3aの当たりによって振られることに伴い、右側部8aはブラケット4の2つの被係合部12,13のこのとき近接した被係合部13から離間され、左側部8bにおけるカム凸部3aの通過を許容する。そして、そのカム凸部3aが通過すると、ラチェット8は傾いた段部17を元に戻すスプリング16の付勢力によって復帰する。
【0010】
これに対して、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向とは反対の方向(矢印A方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bはカム凸部3aの当たりによって上述とは反対の方向(この場合、下方)に振られ、これに伴って、右側部8aはブラケット4の近接した被係合部13に係合し、この被係合部13を押してブラケット4を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のものの場合、ブラケット4の左折又は右折の指示位置で、ラチェット8がカム凸部3aの通過を許容してスプリング16の付勢力により復帰するときに、右側部8aが近接した被係合部12又は11に衝突し、衝突音を発生するという問題点を有していた。
【0012】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ラチェットがカム凸部の通過を許容して復帰するときの衝突音の発生を低減することのできる車両用方向指示装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の車両用方向指示装置においては、外周部にカム凸部を有しステアリングホイールと一体に回転されるキャンセルカムと、このキャンセルカムに並んでボディに回動可能に設けられキャンセルカム側に2つの被係合部を有するブラケットと、このブラケットの反キャンセルカム側に該ブラケットを伴い左折指示方向及び右折指示方向に回動操作されるように設けられた方向指示操作レバーと、上記ブラケットを左折指示位置,右折指示位置及び中立位置に選択的に保持するように設けられた節度機構と、上記ボディに回動可能且つ上記キャンセルカムに接離する方向に移動可能に設けられ反キャンセルカム側が上記ブラケットの2つの被係合部間に位置しキャンセルカム側が該ブラケットの左折又は右折の指示位置への回動により上記キャンセルカムのカム凸部の回転軌跡内に侵入するラチェットとを具備し、上記ブラケットが左折又は右折の指示位置に回動された状態で、キャンセルカムがその指示方向と同方向に回転されたときに、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を該ブラケットの2つの被係合部のうちの近接した被係合部から離間させることによりカム凸部の通過を許容して復帰し、キャンセルカムがその指示方向とは反対の方向に回転されたときには、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を上記近接した被係合部に係合させてブラケットを中立位置に回動復帰させるようにしたものにおいて、上記ラチェットの反キャンセルカム側に突起を形成し、ボディに、上記ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットが上記カム凸部の通過を許容して復帰するときに上記突起が摩擦摺接する山部を形成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記手段によれば、ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットが上記カム凸部の通過を許容して復帰するときに、ラチェットの反キャンセルカム側に形成した突起が、ボディに形成した山部に摩擦摺接することで衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず図2にはボディ21を示しており、ベース22とこれに被合したカバー23とから成っている。ベース22は、中央部に図示しないステアリングシャフトが挿通する筒部24を有しており、この筒部24の外周にキャンセルカム25を回転自在に取付けている。このキャンセルカム25は、ステアリングシャフトに取付けるステアリングホイール(これも図示せず)に係合してそれと一体に回転されるもので、外周部にカム凸部25aを例えば2個突設している。
【0016】
キャンセルカム25に並んでベース22にはブラケット26を軸27により回動可能に取付けており、このブラケット26の反キャンセルカム側である右側に方向指示操作レバー28を取付けている。一方、ブラケット26のキャンセルカム側である左側には、2つの被係合部29,30を二股状に形成すると共に、プレート31を設け、更に、節度機構32を設けている。この節度機構32は、プレート31に図示しない圧縮コイルスプリングにより弾発付勢して設けた球面状の節度ピース33と、この節度ピース33がブラケット26の回動に伴って係脱する、ベース22に形成した節度壁34とから成っており、ブラケット26ひいては方向指示操作レバー28を中立位置及び左折,右折の両指示位置に選択的に保持するようになっている。
【0017】
そして、ブラケット26とキャンセルカム25との間には、ラチェット35を設けている。このラチェット35は中心部に軸突部36を有するもので、この軸突部36を、ボディ21のカバー23に左右方向(キャンセルカム25に接離する方向)に延びるように形成した長孔37に嵌入して、ボディ21に回動可能且つ移動可能に設けている。又、このラチェット35の軸突部36に対し、プレート31には逆「く」字状の溝38を形成しており、ラチェット35の軸突部36はこの溝38にも嵌入している。
【0018】
この状態で、ラチェット35は反キャンセルカム側である右側部35aをブラケット26の前記被係合部29,30間に位置させており、キャンセルカム側である左側部35bをキャンセルカム25に臨ませている。又、ラチェット35の裏側には段部39を形成しており、この段部39に係合させてボディ21には引張コイルスプリング40をほゞ逆「く」字状に張架している。
【0019】
そして更に、ラチェット35の右側部35aには突部41を形成している。この突部41は、詳細には、ラチェット35の右側部35aに形成した舌片42の先端部から上方へ突出させて上面が図3に示す球面状を成すように形成したもので、舌片42のたわみにより上下するようになっている。これに対して、ボディ21特にそのカバー23の下面には、ラチェット35が後述のごとくキャンセルカム側に進出したときに上記突部41と合致する部分に位置させて、図4に示すように下方へ突出する山部43を形成している。
【0020】
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、ブラケット26ひいては方向指示操作レバー28が図2に示す中立位置に保持された状態から、方向指示操作レバー28を図5に示す右折指示位置に回動させると、ブラケット26もプレート31を伴い同位置に回動し、これによってラチェット35の軸突部36が相対的に溝38の下側にずれるから、該軸突部36はスプリング40の付勢力により、該溝38内をその下端部まで進み、同時に長孔37内をキャンセルカム側に進んで、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0021】
この状態で、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向と同一の方向(この場合、時計回りの矢印A方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bがカム凸部25aの当たりによって二点鎖線で示すように振られ、これによって、ラチェット35の右側部35aはブラケット26の2つの被係合部29,30のうちのこのとき近接した被係合部29から離間され、左側部35bにおけるカム凸部25aの通過を許容する。そして、そのカム凸部25aが通過すると、ラチェット35は傾いた段部39を元に戻すスプリング40の付勢力により復帰する。このとき、ラチェット35の突部41は図1に示すように山部43の図中右側に位置してそこから二点鎖線及び矢印F,Gで示すように離間して戻り、山部43に摩擦摺接するもので、これにより、それらの衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0022】
これに対して、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向とは反対の方向(この場合、反時計回りの矢印B方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bはカム凸部25aの当たりによって上述とは反対の方向(上方)に振られ、これによって、右側部35aはブラケット26の近接した被係合部29に係合し、この被係合部29を押してブラケット26を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。又、このようにブラケット26が復帰すれば、プレート31も復帰するから、ラチェット35の軸突部36はスプリング40の付勢力に抗して溝38内をその中央部まで戻され、同時に長孔37内をも反キャンセルカム側に戻されて、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内から脱出させる。
【0023】
なお、図示はしないが、方向指示操作レバー28を左折指示位置に回動させると、ブラケット26もプレート31を伴い同位置に回動されて、ラチェット35の軸突部36が相対的に溝38の上側にずれ、スプリング40の付勢力により、該溝38内をその上端部まで進んで、同時に長孔37内をキャンセルカム側に進み、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0024】
この状態で、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向と同一の方向(矢印B方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bがカム凸部25aの当たりによって振られることに伴い、右側部35aはブラケット26の2つの被係合部29,30のこのとき近接した被係合部30から離間され、左側部35bにおけるカム凸部25aの通過を許容する。そして、そのカム凸部25aが通過すると、ラチェット35は傾いた段部39を元に戻すスプリング40の付勢力により復帰し、この復帰時に、ラチェット35の突部41が山部43の前述とは反対側に位置してそこから前述とは対称的に離間して戻り、山部43に摩擦摺接するから、それらの衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0025】
これに対して、キャンセルカム25が方向指示操作レバー28の指示方向とは反対の方向(矢印A方向)に回転されると、ラチェット35の左側部35bはカム凸部25aの当たりによって上述とは反対の方向(この場合、下方)に振られ、これに伴って、右側部35aはブラケット26の近接した被係合部30に係合し、この被係合部30を押してブラケット26を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。又、このようにブラケット26が復帰すれば、プレート31も復帰するから、ラチェット35の軸突部36はスプリング40の付勢力に抗して溝38内をその中央部まで戻され、同時に長孔37内をも反キャンセルカム側に戻されて、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内から脱出させる。
【0026】
以上に対して、図6は本発明の第2実施例を示すもので、上述の突部41に代わる突部44をラチェット35の右側部35aに単に突出させて形成したものを示しており、このようにしても、ラチェット35はその取付状態に不可避的に遊びを有し、その分、突部44を伴い上下するから、突部41を舌片42のたわみで上下させる第1実施例同様の作用効果を得ることができる。
【0027】
図7は本発明の第3実施例を示すもので、上述の突部44とも代え、ラチェット35の右側部35aに板ばね45で突部46を設けたものを示しており、このようにしても、突部46は板ばね45のたわみで上下するから、やはり第1実施例同様の作用効果を得ることができる。なお、これらはボールとこれを押上げるスプリングとにより構成するようにしても良い。
【0028】
図8は本発明の第4実施例を示すもので、前述の山部43に代わる山部47を二山状に形成したものを示しており、このものの場合、その各一山で突部41(44,46)を制止し切れなかったときに次の山で突部41(44,46)を制止できる効果を有する。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0029】
【発明の効果】
以上の記述で明らかなように、本発明の車両用方向指示装置は、ラチェットの反キャンセルカム側に突起を形成し、ボディには山部を形成して、ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットがカム凸部の通過を許容して復帰するときに上記突起が山部に摩擦摺接することにより、衝突を和らげるようにしたことを特徴とするもので、それにより、ラチェットの復帰衝突音の発生を低減できて、快適に使用できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図5のC−C線に沿う断面図
【図2】全体の中立状態での正面図
【図3】図2のD−D線に沿う断面図
【図4】図2のE−E線に沿う断面図
【図5】全体の右折指示状態での正面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図3部分相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図3部分相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】従来例を示す図2相当図
【図10】図5相当図
【符号の説明】
21はボディ、23はボディのカバー、25はキャンセルカム、25aはカム凸部、26はブラケット、28は方向指示操作レバー、29,30は被係合部、31はプレート、32は節度機構、35はラチェット、35aは右側部(反キャンセルカム側)、35bは左側部(キャンセルカム側)、36は軸突部、37は長孔、38は溝、40は引張コイルスプリング、41は突部、43は山部、44,46は突部、47は山部を示す。
【産業上の利用分野】
本発明はセルフキャンセル機能を有する車両用方向指示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両、例えば自動車においては、従来、図9に示すごとく構成された方向指示装置が供されている。
すなわち、ボディ1のベース2に、図示しないステアリングホイールと一体に回転されるキャンセルカム3が取付けられると共に、このキャンセルカム3に並んでブラケット4が軸5により回動可能に取付けられ、このブラケット4の反キャンセルカム側である右側に方向指示操作レバー6が取付けられ、他方、キャンセルカム側である左側に、ブラケット4を中立位置及び左折,右折の両指示位置に選択的に保持する節度機構7がベース2との間で設けられている。
【0003】
そして、ブラケット4とキャンセルカム3との間には、ラチェット8が、自己の軸突部9とボディ1のカバー10に形成された長孔11とで回動可能且つ図中左右方向(キャンセルカム3に接離する方向)に移動可能に設けられ、このラチェット8の反キャンセルカム側である右側部8aがブラケット4のキャンセルカム側に形成された2つの被係合部12,13間に位置され、キャンセルカム側である左側部8bがキャンセルカム3に臨んでいる。
【0004】
更に、ブラケット4のキャンセルカム側にはプレート14が設けられ、このプレート14に形成された逆「く」字状の溝15に上記ラチェット8の軸突部9が嵌入されている。又、ボディ1には引張コイルスプリング16がラチェット8裏側の段部17に係合してほゞ逆「く」字状に張架されている。
【0005】
この構成で、ブラケット4ひいては方向指示操作レバー6が中立位置に保持された図9の状態から、方向指示操作レバー6が例えば図10に示すように右折指示位置に回動されると、ブラケット4もプレート14を伴い同位置に回動されるから、ラチェット8の軸突部9が相対的に溝15の下側にずれて、スプリング16の付勢力により、該溝15内をその下端部まで進み、同時に長孔11内をキャンセルカム側に進んで、ラチェット8の左側部8bをキャンセルカム3のカム凸部3aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0006】
この状態で、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向と同一の方向(この場合、時計回りの矢印A方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bがカム凸部3aの当たりによって二点鎖線で示すように振られることに伴い、右側部8aはブラケット4の2つの被係合部12,13のうちのこのとき近接した被係合部12から離間され、左側部8bにおけるカム凸部3aの通過を許容する。そして、そのカム凸部3aが通過すると、ラチェット8は傾いた段部17を元に戻すスプリング16の付勢力により復帰する。
【0007】
これに対して、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向とは反対の方向(この場合、反時計回りの矢印B方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bはカム凸部3aの当たりによって上述とは反対の方向(上方)に振られ、これに伴って、右側部8aはブラケット4の近接した被係合部12に係合し、この被係合部12を押してブラケット4を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。
【0008】
なお、図示はしないが、方向指示操作レバー6が左折指示位置に回動されると、ブラケット4もプレート14を伴い同位置に回動されて、ラチェット8の軸突部9が相対的に溝15の上側にずれ、スプリング16の付勢力により、該溝15内をその上端部まで進んで、同時に長孔11内をキャンセルカム側に進み、ラチェット8の左側部8bをキャンセルカム3のカム凸部3aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0009】
この状態で、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向と同一の方向(矢印B方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bがカム凸部3aの当たりによって振られることに伴い、右側部8aはブラケット4の2つの被係合部12,13のこのとき近接した被係合部13から離間され、左側部8bにおけるカム凸部3aの通過を許容する。そして、そのカム凸部3aが通過すると、ラチェット8は傾いた段部17を元に戻すスプリング16の付勢力によって復帰する。
【0010】
これに対して、キャンセルカム3が方向指示操作レバー6の指示方向とは反対の方向(矢印A方向)に回転されると、ラチェット8の左側部8bはカム凸部3aの当たりによって上述とは反対の方向(この場合、下方)に振られ、これに伴って、右側部8aはブラケット4の近接した被係合部13に係合し、この被係合部13を押してブラケット4を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のものの場合、ブラケット4の左折又は右折の指示位置で、ラチェット8がカム凸部3aの通過を許容してスプリング16の付勢力により復帰するときに、右側部8aが近接した被係合部12又は11に衝突し、衝突音を発生するという問題点を有していた。
【0012】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、ラチェットがカム凸部の通過を許容して復帰するときの衝突音の発生を低減することのできる車両用方向指示装置を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の車両用方向指示装置においては、外周部にカム凸部を有しステアリングホイールと一体に回転されるキャンセルカムと、このキャンセルカムに並んでボディに回動可能に設けられキャンセルカム側に2つの被係合部を有するブラケットと、このブラケットの反キャンセルカム側に該ブラケットを伴い左折指示方向及び右折指示方向に回動操作されるように設けられた方向指示操作レバーと、上記ブラケットを左折指示位置,右折指示位置及び中立位置に選択的に保持するように設けられた節度機構と、上記ボディに回動可能且つ上記キャンセルカムに接離する方向に移動可能に設けられ反キャンセルカム側が上記ブラケットの2つの被係合部間に位置しキャンセルカム側が該ブラケットの左折又は右折の指示位置への回動により上記キャンセルカムのカム凸部の回転軌跡内に侵入するラチェットとを具備し、上記ブラケットが左折又は右折の指示位置に回動された状態で、キャンセルカムがその指示方向と同方向に回転されたときに、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を該ブラケットの2つの被係合部のうちの近接した被係合部から離間させることによりカム凸部の通過を許容して復帰し、キャンセルカムがその指示方向とは反対の方向に回転されたときには、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を上記近接した被係合部に係合させてブラケットを中立位置に回動復帰させるようにしたものにおいて、上記ラチェットの反キャンセルカム側に突起を形成し、ボディに、上記ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットが上記カム凸部の通過を許容して復帰するときに上記突起が摩擦摺接する山部を形成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
上記手段によれば、ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットが上記カム凸部の通過を許容して復帰するときに、ラチェットの反キャンセルカム側に形成した突起が、ボディに形成した山部に摩擦摺接することで衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の第1実施例につき、図1ないし図5を参照して説明する。
まず図2にはボディ21を示しており、ベース22とこれに被合したカバー23とから成っている。ベース22は、中央部に図示しないステアリングシャフトが挿通する筒部24を有しており、この筒部24の外周にキャンセルカム25を回転自在に取付けている。このキャンセルカム25は、ステアリングシャフトに取付けるステアリングホイール(これも図示せず)に係合してそれと一体に回転されるもので、外周部にカム凸部25aを例えば2個突設している。
【0016】
キャンセルカム25に並んでベース22にはブラケット26を軸27により回動可能に取付けており、このブラケット26の反キャンセルカム側である右側に方向指示操作レバー28を取付けている。一方、ブラケット26のキャンセルカム側である左側には、2つの被係合部29,30を二股状に形成すると共に、プレート31を設け、更に、節度機構32を設けている。この節度機構32は、プレート31に図示しない圧縮コイルスプリングにより弾発付勢して設けた球面状の節度ピース33と、この節度ピース33がブラケット26の回動に伴って係脱する、ベース22に形成した節度壁34とから成っており、ブラケット26ひいては方向指示操作レバー28を中立位置及び左折,右折の両指示位置に選択的に保持するようになっている。
【0017】
そして、ブラケット26とキャンセルカム25との間には、ラチェット35を設けている。このラチェット35は中心部に軸突部36を有するもので、この軸突部36を、ボディ21のカバー23に左右方向(キャンセルカム25に接離する方向)に延びるように形成した長孔37に嵌入して、ボディ21に回動可能且つ移動可能に設けている。又、このラチェット35の軸突部36に対し、プレート31には逆「く」字状の溝38を形成しており、ラチェット35の軸突部36はこの溝38にも嵌入している。
【0018】
この状態で、ラチェット35は反キャンセルカム側である右側部35aをブラケット26の前記被係合部29,30間に位置させており、キャンセルカム側である左側部35bをキャンセルカム25に臨ませている。又、ラチェット35の裏側には段部39を形成しており、この段部39に係合させてボディ21には引張コイルスプリング40をほゞ逆「く」字状に張架している。
【0019】
そして更に、ラチェット35の右側部35aには突部41を形成している。この突部41は、詳細には、ラチェット35の右側部35aに形成した舌片42の先端部から上方へ突出させて上面が図3に示す球面状を成すように形成したもので、舌片42のたわみにより上下するようになっている。これに対して、ボディ21特にそのカバー23の下面には、ラチェット35が後述のごとくキャンセルカム側に進出したときに上記突部41と合致する部分に位置させて、図4に示すように下方へ突出する山部43を形成している。
【0020】
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、ブラケット26ひいては方向指示操作レバー28が図2に示す中立位置に保持された状態から、方向指示操作レバー28を図5に示す右折指示位置に回動させると、ブラケット26もプレート31を伴い同位置に回動し、これによってラチェット35の軸突部36が相対的に溝38の下側にずれるから、該軸突部36はスプリング40の付勢力により、該溝38内をその下端部まで進み、同時に長孔37内をキャンセルカム側に進んで、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0021】
この状態で、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向と同一の方向(この場合、時計回りの矢印A方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bがカム凸部25aの当たりによって二点鎖線で示すように振られ、これによって、ラチェット35の右側部35aはブラケット26の2つの被係合部29,30のうちのこのとき近接した被係合部29から離間され、左側部35bにおけるカム凸部25aの通過を許容する。そして、そのカム凸部25aが通過すると、ラチェット35は傾いた段部39を元に戻すスプリング40の付勢力により復帰する。このとき、ラチェット35の突部41は図1に示すように山部43の図中右側に位置してそこから二点鎖線及び矢印F,Gで示すように離間して戻り、山部43に摩擦摺接するもので、これにより、それらの衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0022】
これに対して、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向とは反対の方向(この場合、反時計回りの矢印B方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bはカム凸部25aの当たりによって上述とは反対の方向(上方)に振られ、これによって、右側部35aはブラケット26の近接した被係合部29に係合し、この被係合部29を押してブラケット26を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。又、このようにブラケット26が復帰すれば、プレート31も復帰するから、ラチェット35の軸突部36はスプリング40の付勢力に抗して溝38内をその中央部まで戻され、同時に長孔37内をも反キャンセルカム側に戻されて、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内から脱出させる。
【0023】
なお、図示はしないが、方向指示操作レバー28を左折指示位置に回動させると、ブラケット26もプレート31を伴い同位置に回動されて、ラチェット35の軸突部36が相対的に溝38の上側にずれ、スプリング40の付勢力により、該溝38内をその上端部まで進んで、同時に長孔37内をキャンセルカム側に進み、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内に侵入させる。
【0024】
この状態で、キャンセルカム25を方向指示操作レバー28の指示方向と同一の方向(矢印B方向)に回転させると、ラチェット35の左側部35bがカム凸部25aの当たりによって振られることに伴い、右側部35aはブラケット26の2つの被係合部29,30のこのとき近接した被係合部30から離間され、左側部35bにおけるカム凸部25aの通過を許容する。そして、そのカム凸部25aが通過すると、ラチェット35は傾いた段部39を元に戻すスプリング40の付勢力により復帰し、この復帰時に、ラチェット35の突部41が山部43の前述とは反対側に位置してそこから前述とは対称的に離間して戻り、山部43に摩擦摺接するから、それらの衝突が和らげられ、衝突音の発生が抑制される。
【0025】
これに対して、キャンセルカム25が方向指示操作レバー28の指示方向とは反対の方向(矢印A方向)に回転されると、ラチェット35の左側部35bはカム凸部25aの当たりによって上述とは反対の方向(この場合、下方)に振られ、これに伴って、右側部35aはブラケット26の近接した被係合部30に係合し、この被係合部30を押してブラケット26を中立位置に回動復帰(キャンセル)させる。又、このようにブラケット26が復帰すれば、プレート31も復帰するから、ラチェット35の軸突部36はスプリング40の付勢力に抗して溝38内をその中央部まで戻され、同時に長孔37内をも反キャンセルカム側に戻されて、ラチェット35の左側部35bをキャンセルカム25のカム凸部25aの回転軌跡R内から脱出させる。
【0026】
以上に対して、図6は本発明の第2実施例を示すもので、上述の突部41に代わる突部44をラチェット35の右側部35aに単に突出させて形成したものを示しており、このようにしても、ラチェット35はその取付状態に不可避的に遊びを有し、その分、突部44を伴い上下するから、突部41を舌片42のたわみで上下させる第1実施例同様の作用効果を得ることができる。
【0027】
図7は本発明の第3実施例を示すもので、上述の突部44とも代え、ラチェット35の右側部35aに板ばね45で突部46を設けたものを示しており、このようにしても、突部46は板ばね45のたわみで上下するから、やはり第1実施例同様の作用効果を得ることができる。なお、これらはボールとこれを押上げるスプリングとにより構成するようにしても良い。
【0028】
図8は本発明の第4実施例を示すもので、前述の山部43に代わる山部47を二山状に形成したものを示しており、このものの場合、その各一山で突部41(44,46)を制止し切れなかったときに次の山で突部41(44,46)を制止できる効果を有する。
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0029】
【発明の効果】
以上の記述で明らかなように、本発明の車両用方向指示装置は、ラチェットの反キャンセルカム側に突起を形成し、ボディには山部を形成して、ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットがカム凸部の通過を許容して復帰するときに上記突起が山部に摩擦摺接することにより、衝突を和らげるようにしたことを特徴とするもので、それにより、ラチェットの復帰衝突音の発生を低減できて、快適に使用できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図5のC−C線に沿う断面図
【図2】全体の中立状態での正面図
【図3】図2のD−D線に沿う断面図
【図4】図2のE−E線に沿う断面図
【図5】全体の右折指示状態での正面図
【図6】本発明の第2実施例を示す図3部分相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図3部分相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】従来例を示す図2相当図
【図10】図5相当図
【符号の説明】
21はボディ、23はボディのカバー、25はキャンセルカム、25aはカム凸部、26はブラケット、28は方向指示操作レバー、29,30は被係合部、31はプレート、32は節度機構、35はラチェット、35aは右側部(反キャンセルカム側)、35bは左側部(キャンセルカム側)、36は軸突部、37は長孔、38は溝、40は引張コイルスプリング、41は突部、43は山部、44,46は突部、47は山部を示す。
Claims (1)
- 外周部にカム凸部を有しステアリングホイールと一体に回転されるキャンセルカムと、このキャンセルカムに並んでボディに回動可能に設けられキャンセルカム側に2つの被係合部を有するブラケットと、このブラケットの反キャンセルカム側に該ブラケットを伴い左折指示方向及び右折指示方向に回動操作されるように設けられた方向指示操作レバーと、前記ブラケットを左折指示位置,右折指示位置及び中立位置に選択的に保持するように設けられた節度機構と、前記ボディに回動可能且つ前記キャンセルカムに接離する方向に移動可能に設けられ反キャンセルカム側が前記ブラケットの2つの被係合部間に位置しキャンセルカム側が該ブラケットの左折又は右折の指示位置への回動により前記キャンセルカムのカム凸部の回転軌跡内に侵入するラチェットとを具備し、
前記ブラケットが左折又は右折の指示位置に回動された状態で、キャンセルカムがその指示方向と同方向に回転されたときに、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を該ブラケットの2つの被係合部のうちの近接した被係合部から離間させることによりカム凸部の通過を許容して復帰し、キャンセルカムがその指示方向とは反対の方向に回転されたときには、ラチェットがキャンセルカム側をカム凸部に振られることに伴い反キャンセルカム側を前記近接した被係合部に係合させてブラケットを中立位置に回動復帰させるようにしたものにおいて、
前記ラチェットの反キャンセルカム側に突起を形成し、ボディに、前記ブラケットの左折又は右折の指示位置でラチェットが前記カム凸部の通過を許容して復帰するときに前記突起が摩擦摺接する山部を形成したことを特徴とする車両用方向指示装置。
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