JPS592577Y2 - 車両用レバ−操作装置 - Google Patents

車両用レバ−操作装置

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JPS592577Y2
JPS592577Y2 JP10105178U JP10105178U JPS592577Y2 JP S592577 Y2 JPS592577 Y2 JP S592577Y2 JP 10105178 U JP10105178 U JP 10105178U JP 10105178 U JP10105178 U JP 10105178U JP S592577 Y2 JPS592577 Y2 JP S592577Y2
Authority
JP
Japan
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lever
neutral position
holder
recess
operated
Prior art date
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Expired
Application number
JP10105178U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5516993U (ja
Inventor
正義 岩田
幸男 水田
治美 道家
Original Assignee
株式会社東海理化電機製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社東海理化電機製作所 filed Critical 株式会社東海理化電機製作所
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Publication of JPS5516993U publication Critical patent/JPS5516993U/ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は消音並びに中立位置保持のための改良を施した
車両用レバー操作装置に関する。
この種車両用レバー操作装置としては、例えば自動車の
ステアリングホイール付近に設けたレバーをターン時に
中立位置から上に或いは下にと操作してターン方向のウ
ィンカを点滅させる様にしたものが一般によく知られて
いる。
然しなからこのものに於いては、従来より上記レバーの
中立位置からの操作に伴ってカチツという打撃音が聞こ
え不審な思いをすることが度々あり、又、操作したレバ
ーが中立位置に戻されるとキ勢いその中立位置を越えて
この越えた側の位置にまで変位される不具合もあり、更
には中立位置でレバーががたつく問題もあった。
本考案は上述の如き事情に鑑みてなされたものであり、
従ってその目的は、レバー操作時での消音と戻り時及び
常態時での確実な中立位置保持とを図り、以て使用者に
不審感を抱かせず且つ戻り過ぎ及びがたつきの不具合を
も解消し得る極めて実用的な車両用レバー操作装置を提
供するにある。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説明するに
、先ず第1図に於いて、1は中央部に図示しないステア
リングシャフトが通る孔2を有する例えば合成樹脂型の
コラムボディで、その孔2の周囲には上記ステアリング
シャフトに連結したステアリングホイール(図示せず)
によって回動せられる円筒状のキャンセルカム3を配設
しており、4は該キャンセルカム3の上記ステアリング
ホイールとの連結のためのピン、5は同キャンセルカム
3周囲面のカム突起である。
6はキャンセルカム3を囲繞して軸7により上記コラム
ボディ1に上下回動可能に枢設した例えば合成樹脂型の
ターンブラケットで、これには更にその軸7上の部分に
レバー8を軸ピン9によって手前側及びこれとは反対側
方向に回動可能に枢設している。
一方、10.11はターンブラケット6の上記レバー8
とは反対側の箇所の上下に夫々突設したストッパで、こ
れにはターンブラケット6上に置いて前記キャンセルカ
ム3に臨ませたラチェット12の両端部を宛がっており
、13.14は該ラチェット12の爪である。
而して上記ターンブラケット6には第2図に示す様な横
向き筒状のホルダ15を一体に形成していて、これの延
長した上壁15 aにより前記ラチェット12を上方か
ら抑え、又、ホルダ15には球体16をスプリング17
と共に収め、該スプリング17により球体16及びラチ
ェット12を相互に弾発付勢している。
これに対し、18は上記ホルダ15や球体16及びスプ
リング17等と共に保持機構19を構成すべく前記コラ
ムボディ1上に一体に突設した衝立壁で、上下及び中間
部の三箇所に上記球体16が係合する谷状の凹部20.
21.22を有し、又、それら各凹部20.21.22
間の部位には球体16が越えるべき山状の凸部23.2
4を有しており、而して上下の両端には前記ホルダ15
を衝止するストッパ25.26を有している。
そして27は上記衝立壁18の両ストッパ25.26間
に載置跨着した例えば合成樹脂製の橋架板で、これの中
央部下面にマグネット28を収め、これに対して前記ホ
ルダ15の上面には上記マグネット28と異極性のマグ
ネット29を収めている。
又、第3図に示す様に前記衝立壁18の両ストッパ25
.26の各内面にはマグネツ) 30.31を夫々収め
ていて、これに対しホルダ15の両側面には上記マグネ
ツ) 30.31と同極性のマグネツ) 32.33を
収めている。
尚、本実施例の場合殊更図示はしないが、レバーBはそ
の上下への操作によってターン方向のウィンカを点滅さ
せるべく構成され、手前及びこれとは反対側方向への操
作によってヘッドライトのパッシング表示及びビーム切
換えを行なうべく構成されている。
次に作用を述べるに、先ずスプリング17の弾発力を受
けた球体16が凹部21と係合した図示の状態ではレバ
ー8は中立位置に保持せられ、そこで今、該レバー8を
上記中立位置からその一方側たる上方向へ操作すると、
ターンブラケット6は軸7を中心に逆に下方へ回動され
、これによって球体16は上記凹部21からスプリング
17を縮ませつつ凸部24を越えて凹部22へと転移し
転移後はやはりスプリング17の弾発力を受けて凹部2
2と保合即ち弾性係合してレバー8を上側(一方側)位
置に保持する。
この折りホルダ15にはレバーBに加えた操作力と凸部
24を越えたスプリング17の弾発力とが相乗して加わ
り、それらの力によってホルダ15はストッパ26側に
急速に変位せられるものであるから、該ホルダ15を衝
止するストッパ26はそれによってレバー8の上方向へ
の変位量を規制するとはいうもののホルダ15が上述の
力のまま当たれば、従来同様に高い打撃音を発してしま
う。
然るに本実施例に於いては上記ストッパ26の内面とこ
れに当たる側のホルダ15の側面とに同極性のマグネツ
) 31.33を収めていて、それら同極性のマグネツ
)31,33が呈す反発力により上記ホルダ15とスト
ッパ26との激しい衝突を避けることができるので、上
述の如き打撃音も発せられることはない。
一方、前述の中立位置にあるレバー8を他方側たる下方
向に操作したときも上述同様であって、球体16が凹部
21から凸部23を越え凹部20と係合する。
換言すればレバー8を下側(他方側)位置に保持するに
至っても、この折りホルダ15とストッパ25との激し
い衝突は該ストッパ25の内面とこれに当たる側のホル
ダ15の側面とに収めた同極性のマグネツ)30,32
が呈す反発力により避けられ、よってこの場合も前述の
如き打撃音が発せられることはない。
さて、上述の様に中立位置から上方向に或いは下方向に
と操作せられたレバー8はそれによってラチェット12
をもターンブラケット6と一体的に動かし、上方向に操
作せられたときには爪13を、又、下方向に操作せられ
たときには爪14を夫々キャンセルカム3のカム突起5
の回動軌跡中に位置せしめる。
ここで、キャンセルカム3は図示しないステアリングホ
イールと一体的に回動されるもので、そのステアリング
ホイールがレバー8を操作したと同じ方向に回動せられ
ているときにはカム突起5がその回動軌跡中に位置した
爪13又は14に当たることがあってもスプリング17
の弾発力を受けたラチェット12はそのスプリング11
の弾性の範囲で逃げ、よってレバー8が戻されることも
ないが、上記ステアリングホイールがレバー8を操作し
たと逆の方向に回動されると、カム突起5は爪13又は
14と掛合してラチェット12を延いてはターンブラケ
ット6及びレバー8を戻す。
斯くしてターンブラケット6及びレバー8が戻されれば
、球体16は凸部23又は24を越えて凹部21へと復
帰するが、この折りホルダ15が上記キャンセルカム3
によるステアリングホイールからの操作力とやはりスプ
リング17の弾発力とを相乗して受け、これによって球
体16を凹部21に戻してから猶も行き過ぎ凹部20か
らは凹部22へ、又、凹部22からは凹部20へといわ
ゆるオーパンランすることが従来同様に心配されるとこ
ろであるが、然し本実施例に於いては、球体16が凹部
21に戻されたところでの橋架板27の中央部下面とそ
の直下のホルダ15の上面とに夫々異極性のマグネツ1
〜2B、 29を収めていて、これら異極性のマグネッ
ト28.29が呈す吸引力によりホルダ15を延いては
ターンブラケツl−6を球体16を凹部21に戻した位
置に留め置くことができるので、上述の如き戻り過ぎの
問題をも起こさず、又、戻してからは上記異極部のマグ
ネツ1−28.29が呈す吸引力にてレバー8をがたつ
くことなく保持し得、これらによって確実な中立位置保
持を達成できるものである。
尚、レバー8の操作対象は前述の如きウィンカ等に限ら
れるものではない。
又、操作したレバー8を戻す力もステアリングホイール
からキャンセルカム3を介して与えられるものに限らず
、使用者が手動にて操作時同様に与えるものであっても
良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内での種
々の変更が可能なものである。
以上要するに本考案は、中立位置からその一方側及び他
方側へと操作せられるレバーと、このレバーの前記−前
側及び他方側への変位量を規制するストッパを有して該
レバーを前記中立位置並びに前記−前側及び他方側の両
側位置に夫々弾性係合保持する保持機構とを具備した車
両用レバー操作装置に於いて、その保持機構に、前記レ
バーを前記−前側及び他方側の両側位置に保持する箇所
にあっては反発力を呈すマグネットを、中立位置に保持
する箇所にあっては吸引力を呈すマグネットを夫々組込
んだことを特徴とするものであり、これにてレバー操作
時での消音と戻り時及び常態時での確実な中立位置保持
とを達成できて、使用者に不審感を抱かせず且つ戻り過
ぎ及びがたつきの不具合をも解消し得るという優えれた
実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第1図は正
面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は
第1図のIII−III線断面図である。 図中、3はキャンセルカム、6はターンフ゛ラケット、
8はレバー、12はラチェット、15はホルダ、16は
球体、17はスプリング、18は衝立壁、19は保持機
構、20.21及び22は夫々凹部、25及び26は夫
々ストッパ、2B乃至33は夫々マグネットである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中立位置からその一方側及び他方側へと操作せられるレ
    バーと、このレバーの前記−吉例及び他方側への変位量
    を規制するストッパを有して該レバーを前記中立位置並
    びに前記−吉例及び他方側の両側位置に夫々弾性係合保
    持する保持機構とを具備したものに於いて、前記保持機
    構に、前記レバーを前記−吉例及び他方側の両側位置に
    保持する箇所にあっては反発力を呈すマグネットを、中
    立位置に保持する箇所にあっては吸引力を呈すマグネッ
    トを夫々組込んで成る車両用レバー操作装置。
JP10105178U 1978-07-21 1978-07-21 車両用レバ−操作装置 Expired JPS592577Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10105178U JPS592577Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 車両用レバ−操作装置

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JP10105178U JPS592577Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 車両用レバ−操作装置

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Publication Number Publication Date
JPS5516993U JPS5516993U (ja) 1980-02-02
JPS592577Y2 true JPS592577Y2 (ja) 1984-01-24

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ID=29039329

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JP10105178U Expired JPS592577Y2 (ja) 1978-07-21 1978-07-21 車両用レバ−操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019013048A1 (ja) * 2017-07-11 2019-01-17 アルプス電気株式会社 シフト装置

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JPS5516993U (ja) 1980-02-02

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