JP2546049Y2 - 車両用コンビネーションスイッチ - Google Patents

車両用コンビネーションスイッチ

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JP2546049Y2
JP2546049Y2 JP1990079025U JP7902590U JP2546049Y2 JP 2546049 Y2 JP2546049 Y2 JP 2546049Y2 JP 1990079025 U JP1990079025 U JP 1990079025U JP 7902590 U JP7902590 U JP 7902590U JP 2546049 Y2 JP2546049 Y2 JP 2546049Y2
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JP
Japan
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moderation
ball
angle
switch
operation lever
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JP1990079025U
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義幸 中出
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は車両用コンビネーションスイッチに関するも
のである。
従来の技術 車両用コンビネーションスイッチは、ディマ・パッシ
ングスイッチ、ターンシグナルスイッチ、レーンチェン
ジスイッチ、コーナリングランプスイッチ等を制御する
もので、操作レバーを中点位置から揺動させて、前照灯
の上目、下目の切換え及びターンシグナルランプの右方
向、左方向のスイッチの切換えを行うものである。
従来のこのような車両用コンビネーションスイッチを
第5図〜第11図により説明する。
同図において、1は中央部にハンドル軸が貫通する軸
穴2が設けられた本体であり、3はこの本体1の上に揺
動自在に取付けられた操作レバーであり、4はこの操作
レバー3によって切換えられるディマ・パッシングスイ
ッチであり、上記操作レバー3は、作動枠5に支点ピン
6で支持するとともに先端に節度バネ7、節度ボール8
を装着し、節度アングル9をタッピンネジ10により固定
することで作動枠5に装着されている。なお節度ボール
8には予めグリスを塗布している。
次にこのディマ・パッシングスイッチの動作について
説明すると、まず支点ピン6を支点にして操作レバー3
を上下動させることにより、操作レバー3の下方に取付
けられた絶縁軸11が移動し、ディマ・パッシングスイッ
チ4を動かし、上前照灯と、下前照灯を切換えるもので
ある。
なお、第9図は上前照灯への切換え状態を示してい
る。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の車両用コンビネーションスイ
ッチでは、ディマ・パッシングスイッチの節度機構部を
組立てる際に、節度バネの荷重が大きいために節度ボー
ル8が第10図のように節度アングル9の上部9aに逃げて
しまい、うまく、節度ボール8が操作レバー3の中に入
らず、一度失敗して操作レバー3の中に入らなければ、
再度、節度ボール8の位置を節度アングル9の中央部9b
に、グリスで保持して再び節度バネ7の入った操作レバ
ー3を組込む作業をしなければならないという組立て作
業ロスが生ずるという課題があった。
これは、第11図のように組立時、節度ボール8が突出
するため発生するものであった。
本考案はこのような従来の課題を解決するものであ
り、ディマ・パッシングスイッチの節度機構部が容易に
組立てできる車両用コンビネーションスイッチを提供す
るものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するために、少なくとも本体
と、この本体に揺動可能に装着された作動枠と、この作
動枠に装着された節度アングルと、この節度アングルと
当接するボールと、このボールを一端に節度バネを介し
て装着した操作レバーの上下動によって開閉される本体
に装着されたスイッチ部とから構成され、前記節度アン
グル内部に前記ボールの逃げ防止用の切起し部または突
起を設けたものである。
作用 上記のように、節度アングルに切起し部を設けたの
で、組立時にボールが節度アングルの上部に逃げるのを
防止し、組立て作業を容易にするものである。
実施例 本考案の一実施例の車両用コンビネーションスイッチ
を第1図〜第4図により説明する。
同図によると、12は中央部にハンドル軸(図示せず)
が貫通する軸穴13が設けられた本体であり、14は作動枠
であり、操作レバー15は支点ピン16で支持するとともに
先端に節度バネ17、ボール18を装着し、節度アングル19
をタッピンネジ20により、作動枠14に固定され、これに
キャンセリングラチェット21、バネ22、ターン節度ピン
23を組込んで、これを本体12に挿入している。なお19a
は節度アングル19の内側に設けられた切起し部である。
次に、上記実施例の組立てについて説明すると、操作
レバー15に支点ピン16を圧入により固定し、次に節度バ
ネ17を操作レバー15内に挿入し、支点ピン16を作動枠14
の支点ピン止メ部14aにはめ込んで、予めグリスを塗布
したボール18を節度アングル19上に乗せ、この状態で、
節度バネ17を挿入した操作レバー15を押し込む。この
時、仮にボール18が、うまく節度バネ17に乗らずに操作
レバー15内に入らず上部に逃げようとしても、第4図の
ごとく節度アングル19に設けた切起し部19aによりボー
ル18は第4図の破線の位置には逃げず、実線の18の位置
に固定されるため、ボール18は容易に節度バネ17の上に
乗り、第3図のごとく操作レバー15の中に入り込むこと
になる。この状態で、タッピンネジ20を締付けて組立て
を完了させることになる。
このように節度アングル19に切起し部19aを設けるこ
とにより、ディマ・パッシングスイッチの節度機構部の
組立てが容易に行えるという利点を有する。
なお、上記実施例においては節度アングル19に切起し
部19aを設けたが、この節度アングル19内に切起し部19a
に代えてボール18の逃げを防止する突起を形成しても良
いものである。
考案の効果 本考案は上記実施例からも明らかなように、節度アン
グルにボールの逃げ防止用の切起し部または突起を設け
たため、組立作業においてボールが節度アングル内での
移動を制限し、組込みが極めて容易に行えるという効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における車両用コンビネーシ
ョンスイッチの分解斜視図、第2図は同要部である節度
アングルの拡大分解斜視図、第3図は同要部である節度
アングルと操作レバーの関係を説明する部分側断面図、
第4図は同要部であるボールの逃げを防ぐ状態を説明す
る部分側断面図、第5図は従来の車両用コンビネーショ
ンスイッチの分解斜視図、第6図は同部分側断面図、第
7図は同要部である節度アングルの拡大斜視図、第8図
は同節度アングルと操作レバーの関係を説明する部分側
断面図、第9図は同操作レバーを上前照灯に切換えた時
の部分側断面図、第10図はボールが外れた状態を説明す
る部分側断面図、第11図は操作レバーを組立る状態を説
明する部分側断面図である。 12……本体、14……作動枠、15……操作レバー、17……
節度バネ、18……ボール、19……節度アングル、19a…
…切起し部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも本体と、この本体に揺動可能に
    装着された作動枠と、この作動枠に装着された節度アン
    グルと、この節度アングルと当接するボールと、このボ
    ールを一端に節度バネを介して装着した操作レバーの上
    下動によって開閉される本体に装着されたスイッチ部と
    から構成され、前記節度アングル内側に、前記ボールの
    逃げ防止用の切起し部または突起を形成した車両用コン
    ビネーションスイッチ。
JP1990079025U 1990-07-25 1990-07-25 車両用コンビネーションスイッチ Expired - Lifetime JP2546049Y2 (ja)

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JPH0436741U JPH0436741U (ja) 1992-03-27
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JPS55108630U (ja) * 1979-01-24 1980-07-30

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