JP3580421B2 - ピーク電力調整器および包絡線大きさ調整器、およびそのような調整器を使用したcdma送信器 - Google Patents

ピーク電力調整器および包絡線大きさ調整器、およびそのような調整器を使用したcdma送信器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に電力の制御に関し、より詳細には、ピーク電力調整に関する。
【0002】
【従来の技術】
符号分割多重アクセス(CDMA)技術の使用が、セルラ・システムおよびパーソナル・コミュニケーション・システム(PCS)などの無線応用分野で増加しつつある。CDMA技術が、現在画定中の第3世代(3G)直接拡散(DS)−CDMA通信システムなどの新しい規格に組み込まれているので、その利用は重要であり続ける。CDMA技術では、それぞれが異なる符号チャネルで情報を送信する複数のユーザおよび/または各ユーザの複数のデータストリームが、以下で搬送波と称する同じ周波数チャネルを共有する。さらに、CDMA送信器は、複数の搬送波を使用することもでき、したがって、複数のCDMA搬送波が、特定の送信器内の同じ電力増幅器および他の構成要素を共有する。このユーザ間の搬送波の共有および/または搬送波間の電力増幅器および他の構成要素の共有によって、合成された信号が、前記構成要素によって処理される高いピーク対平均電力比(PAPR)を有するようになる。3G DS−CDMA標準規格では、複数の符号チャネルが、3G移動局内で同じ搬送波を共有する。したがって、基地局の場合に類似して、潜在的に高いPAPRを有する合成された信号が、3G移動局の電力増幅器に入力される。
【0003】
帯域外放出要件を満たすために、この高PAPR入力を有する電力増幅器および他の構成要素が、より広いダイナミック・レンジでよい線形性を提供することが要求される。このため、電力増幅器が、通信システム内で最も高価な構成要素の1つになる。高PAPRは、電力増幅器の動作が低い電力効率を有することも意味する。3G DS−CDMAの場合を検討する時には、この低い電力効率が、3G移動局の電池寿命を減らす。
【0004】
したがって、電力増幅器に入力されるCDMA信号のPAPRを減らすことができる装置が必要である。そのような装置は、帯域外放出を完全に制御しながらより安価な電力増幅器を使用できるように、合成された入力信号のピークを低減しなければならない。この装置は、相対的に安価であることも必要であり、帯域内信号品質に関する劣化が、許容可能な範囲内でなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、従来技術の欠点を克服すること、具体的には、信号内のピーク対平均電力比(PAPR)を制御する装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の広義の態様によれば、本発明は、少なくとも1つの入力信号を入力され、入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器であって、入力信号に対応する遅延された信号を生成する遅延装置と、入力信号の使用によって、入力信号に対応する総入力電力推定値信号を生成する電力推定装置と、総入力電力推定値信号および最大許容可能電力信号の使用によってスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、スケーリング係数および遅延された信号を使用して、出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成する電力スケーリング装置と、スケーリングされた信号をフィルタリングして、出力信号を生成するフィルタリング装置とを含むピーク電力調整器を提供する。
【0007】
第2の広義の態様によれば、本発明は、少なくとも1つのIF入力信号を入力され、IF入力信号に対応する少なくとも1つのIF出力信号を出力する包絡線大きさ調整器であって、IF入力信号に対応する遅延されたIF信号を生成する遅延装置と、IF入力信号の使用によって、IF入力信号に対応する総入力包絡線大きさ推定値信号を生成する包絡線大きさ推定装置と、総入力包絡線大きさ推定値信号および最大許容可能包絡線大きさ信号の使用によってスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、スケーリング係数および遅延されたIF信号を使用して、IF出力信号に対応するスケーリングされたIF信号を生成する包絡線大きさスケーリング装置と、スケーリングされたIF信号をフィルタリングして、IF出力信号を生成するフィルタリング装置とを含む包絡線大きさ調整器を提供する。
【0008】
第3の広義の態様によれば、本発明は、少なくとも1つの入力信号を入力され、入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器において、出力電力を調整する方法であって、入力信号に対応する総入力電力レベルを推定するステップと、総入力電力レベルの推定値および最大許容可能入力電力信号の使用によってスケーリング係数を生成するステップと、入力信号を遅延させるステップと、スケーリング係数および遅延された入力信号の使用によって出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成するステップと、スケーリングされた信号をフィルタリングして、出力信号を生成するステップとを含む方法を提供する。
【0009】
次に、以下の図を参照しながら本発明について説明する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本明細書で説明する本発明の好ましい実施形態は、CDMA送信器内に組み込まれるが、本発明は、そのような実施形態に制限されるのではなく、たとえば、ピーク電力低減および帯域外放出の制御が必要なすべての送信器で使用することができる。
【0011】
本発明の好ましい実施形態によるベースバンド・ピーク電力低減(PPR)ブロックを使用する単一チャネルCDMA送信器を、図1に関して説明する。データ供給源(DS)102が、複数のユーザおよび/または各ユーザの複数のデータ・ストリームに対応する複数の符号チャネルでの送信のためのデータ・ストリーム104を生成する。DS102からのこれらのデータ・ストリーム104は、チャネル・エンコーダおよびスプレッダ(CES)106内で符号化され、拡散され、組み合わされ、CES106は、同相(I)ベースバンド信号108および直角(Q)ベースバンド信号110を出力する。Iベースバンド信号108およびQベースバンド信号110は、ベースバンド・パルス整形フィルタ(BPSF)112によってパルス整形され、BPSF112は、ベースバンドPPRブロック118にパルス整形されたIベースバンド信号114およびパルス整形されたQベースバンド信号116を出力する。ベースバンドPPRブロック118からの出力は、ピーク電力を低減されたベースバンド信号120および122であり、これらのベースバンド信号は、その後、直角変調器(QM)124内で変調される。QM124からの出力信号126は、アップコンバータ(UC)128に入力され、UC128は、信号の周波数を所望の送信周波数にシフトする。UC128から出力されるアップコンバージョンされた信号130は、電力増幅器(PA)132に入力される。PA132からの出力信号134は、無線周波フィルタ(RFF)136によってフィルタリングされた後に、アンテナ138を介して空中に送信される。
【0012】
UC128で複数段のアップコンバージョン動作を用いることができることが周知である。また、図1には、ディジタル・フォーマットからアナログ・フォーマットへのデータ情報の変換が図示されていない。この変換は、ベースバンドPPRブロック118とQM124の間、またはQM124とUC128の最終アップコンバージョン段の間のどこかのいずれかで行われることが好ましい。図5、図6、および図7に関して下記に詳細に説明する本発明の代替実施形態では、ベースバンドPPRブロック118が除去され、中間周波数(IF)PPRブロックが、QM124の後に含まれる。
【0013】
図2に、図1に示された単一搬送波送信器内で実施されるベースバンドPPRブロック118の好ましい実施形態を示す。このベースバンドPPRブロック118は、非線形ベースバンド処理を使用して、パルス整形されたI CDMAベースバンド信号114およびパルス整形されたQ CDMAベースバンド信号116を許容可能な閾値範囲内に瞬間的にスケーリングする。ベースバンド信号のスケーリングの結果、直角変調の後に、変調されたCDMA信号の包絡線が、事前に構成された大きさ閾値に同等にスケーリングされることになる。
【0014】
図2に示されたベースバンドPPRブロック118には、Iベースバンド信号114およびQベースバンド信号116を入力される自乗包絡線大きさ予測器202と、自乗包絡線大きさ予測器202からの出力および構成可能な閾値信号Tを入力される掛け算器204と、掛け算器204からの出力を入力されるマッピング・テーブル206と、マッピング・テーブル206の出力を入力される平均電力調整器208と、Iベースバンド信号114およびQベースバンド信号116を入力される遅延ブロック210と、遅延ブロック210からの出力および平均電力調整器208からの出力を入力される掛け算器212と、掛け算器212からの出力を入力される、後にQM124に入力されるベースバンドPPRブロック118へのベースバンド出力120および122を生成する低域フィルタ(LPF)ブロック214とが含まれる。LPFブロック214には、掛け算器212からの各出力につき1つ、計2つのLPFが含まれる。
【0015】
自乗包絡線大きさ予測器202は、電力推定装置と同等であるが、以下で自乗包絡線大きさと呼称する、直角変調の後のベースバンド信号114および116によって形成される変調されたCDMA波形包絡線の大きさの自乗を推定し、この自乗包絡線大きさを表す信号を出力する。本発明のこの好ましい実施形態による自乗包絡線大きさ予測器202には、Iベースバンド信号114にそれ自体をかける第1自乗器216と、Qベースバンド信号116にそれ自体をかける第2自乗器218と、第1自乗器216および第2自乗器218の出力を合計する加算器220とが含まれる。加算器220からの出力は、ベースバンド信号114および116に対応する自乗包絡線大きさである。
【0016】
掛け算器204は、スケーリング閾値を確立するのに使用される。構成可能な閾値Tには、1を、通信システムの設計者によって定義される最大許容可能包絡線大きさの自乗で割った値がセットされる。ベースバンド信号114および116に対応する実際の自乗包絡線大きさが、自乗包絡線大きさ予測器202内で作られ、掛け算器204に入力された後に、掛け算器204が、実際の包絡線大きさの自乗と最大許容可能包絡線大きさの自乗の比uを生成する。
【0017】
この比uが、マッピング・テーブル206に入力され、マッピング・テーブル206では、マッピング関数fの使用によって、スケーリング係数が生成され、このスケーリング係数によって、ベースバンド信号114および116の利得が、望ましくない電力ピークがないことを保証するように調節されなければならない。マッピング関数fは、次のように定義される。
【数1】
Figure 0003580421
比uが、1以下(実際の包絡線大きさが最大許容可能包絡線大きさ以下であることを示す)の場合には、マッピング関数fから出力されるスケーリング係数f(u)に、1がセットされる。比uが1を超える(実際の包絡線大きさが最大許容可能包絡線大きさを超えることを示す)の場合には、変調の後に生成される実際の包絡線大きさが最大許容可能包絡線大きさと等しくなるように、ベースバンド信号114および116に対応する電力を下げるのに十分な値が、マッピング関数fから出力されるスケーリング係数f(u)にセットされる。この場合、マッピング・テーブル206の出力は、比uの平方根の逆数をとることによって計算され、したがって、スケーリング係数f(u)は、最大許容可能包絡線大きさを実際の包絡線大きさの予測値で割った値に等しくなる。マッピング関数fは、好ましい実施形態では、ルックアップ・テーブルの使用を介して実施されるが、代替実施形態では、関数fが、論理回路を用いて実施される。
【0018】
平均電力調整器208は、本発明の好ましい実施形態の動作にとって重要ではないが、ピーク電力スパイクがスケール・ダウンされるにもかかわらず、ベースバンドPPRブロック118の平均出力電力が平均入力電力との一貫性を有するように維持するのに使用される任意選択のブロックである。これは、図2に示された本発明の好ましい実施形態に含まれるが、本発明のすべての実施形態に含まれるわけではない。平均電力調整器208には、平均値発生器223および平方根逆数ブロック224と直列に接続された自乗ブロック222が含まれ、平方根逆数ブロック224の出力は、マッピング・テーブル206の出力と共に掛け算器226に入力される。
【0019】
自乗ブロック222は、マッピング・テーブル206内で生成されたスケーリング係数f(u)を入力され、以下で自乗スケーリング係数(SSF)と称する、自乗された後のスケーリング係数に対応する出力f(u)を生成する。
【0020】
平均値発生器223は、自乗ブロック222で生成された平均SSFを判定するように機能する。平均値発生器223には、複数の可能な実施形態がある。図2に示された本発明の好ましい実施形態内では、平均値発生器223が、N個の生成されたSSFを合計し、その後、その結果をNで割る。ここで、Nは平均の期間である。本発明の実施形態によれば、通信システムの設計者が、平均値発生器223に平均期間設定(APS)信号を入力し、このAPSによって、Nの値が決定される。この平均値発生器223の例示的実施形態では、連続的な加算および除算アルゴリズムが進行できるようにする、次元Nの回転するウィンドウが使用される。このアルゴリズムでは、最も新しく生成されたSSFが、回転するウィンドウ内の最も古い生成されたSSFを置換し、したがって、ウィンドウの次元がNに維持され、平均SSF推定が十分に正確であることが保証される。他の実施形態は、さまざまなタイプのLPFの使用によって実施される平均値発生器223を有する。
【0021】
平均SSFを表す平均値発生器223からの出力信号は、平方根逆数ブロック224に入力される。平方根ブロック224は、以下で平方自乗平均(RMS)逆数スケーリング係数と称する、SSFの平均の逆数の平方根に対応する信号を出力する。
【0022】
平方根逆数ブロック224で生成されるRMS逆数スケーリング係数は、掛け算器226で、マッピング・テーブル206から出力される現在のスケーリング係数f(u)をかけられて、ベースバンド信号114および116をスケーリングするために掛け算器212のそれぞれに入力される瞬間利得値が作られる。瞬間利得値は、現在のスケーリング係数f(u)とRMSスケーリング係数の間の比であり、Iベースバンド信号114およびQベースバンド信号116の両方のスケーリングに使用される。掛け算器212からの結果は、この好ましい実施形態では、すべての電力ピークを低減し、平均出力電力が平均入力電力と一貫性を有するようにする。平均電力調整器208を使用しないと、電力ピークの期間中の電力が、電力ピークのない期間中の追加の電力を加算せずに低減されるので、ベースバンドPPRブロック118からの平均出力電力が、平均入力電力より小さくなるはずである。平均電力調整器208は、ピーク電力期間を含むすべての期間にわたって電力の平均低減だけすべての時間に瞬間利得値を増やし、したがって、平均電力の低減を完全に補償する。
【0023】
掛け算器212の出力に結合された、周知のLPFブロック214は、ベースバンドPPRブロック118内の処理によって引き起こされる帯域外放出を除去するのに使用される。ベースバンド信号114および116と掛け算器212の間に結合される遅延ブロック210は、ベースバンド信号114および116が、掛け算器226によって作られる瞬間利得値と正確に整列されるようにベースバンド信号を遅延させるのに使用される。
【0024】
掛け算器204を、マッピング・テーブル206と組み合わせ、場合によっては平均電力調整器208と組み合わせて、スケーリング係数発生器として見ることができることを、当業者は理解するであろう。同様に、掛け算器212およびLPFブロック214を、それぞれ電力スケーリング装置およびフィルタリング装置として見ることができることを理解されたい。
【0025】
図2に示された単一搬送波ベースバンドPPRブロック118の説明は、1つの好ましい実施形態との一貫性を有するが、この実施形態に変更を加えることができることを諒解されたい。たとえば、前に説明したように、一部の代替実施形態で、平均電力調整器208が除去される。これは、ベースバンドPPRブロック118からの平均出力電力が、必ずしも平均入力電力と等しくないという結果をもたらす。同様に、マッピング関数f内での平方根演算の位置に関して変更を行うことができる。一実施形態では、追加の平方根ブロックが、加算器220と掛け算器204の間に含まれる。この変更について調整するために、構成可能な閾値信号Tを、1を最大許容可能包絡線大きさで割ったものとして再定義し、マッピング・テーブル206内のマッピング関数fを、次のように調整する。
【数2】
Figure 0003580421
【0026】
もう1つの好ましい実施形態による、ベースバンドPPRブロックを使用する複数搬送波CDMA送信器を、図3に関して説明する。この複数搬送波送信器は、図1に示された単一搬送波送信器に類似するが、複数搬送波送信器には、複数の変調前搬送波経路が含まれる。図3に示された例では、3つの搬送波を有する送信器が示されているが、これは、本発明の範囲を制限することを意味しない。
【0027】
この送信器の中で、3つのDS302が、データ・ストリーム304の3つの別々のグループを生成し、データ・ストリーム304のそれぞれによって、複数のユーザおよび/または各ユーザの複数のデータ・ストリームに対応する複数符号チャネル上での送信が可能になる。これらのデータ・ストリーム304は、3つのめいめいのCES306内で符号化され、拡散され、組み合わされ、CES306のそれぞれは、めいめいのIベースバンド信号308およびQベースバンド信号310を出力する。これらのベースバンド信号308および310は、3つのめいめいのBPSF312によってパルス整形され、BPSF312は、すべての出力を、図4aに関して下記に説明するように、複数搬送波ベースバンドPPRブロック318に入力する。複数搬送波ベースバンドPPRブロック318からの出力は、3対のピーク電力を低減されたIベースバンド信号320およびピーク電力を低減されたQベースバンド信号322である。その後、ベースバンド信号320および322の各対が、3つのめいめいのQM324内で別々に直角変調される。QM324からの出力信号326は、コンバイナ327に入力されて、UC328への単一の合成されたIF信号入力を生成し、UC328は、この信号の周波数を所望の送信周波数にシフトする。UC328からのアップコンバージョンされた信号330は、その後、複数搬送波電力増幅器(MCPA)332内で電力増幅され、MCPA332からの出力信号334は、RFF336によってフィルタリングされた後に、アンテナ338を介して空中に送信される。
【0028】
図1の単一搬送波送信器の実施形態に類似する、複数搬送波送信器の代替実施形態が可能であることを理解されたい。単一搬送波送信器の場合と同様に、複数搬送波送信器は、信号をディジタル・フォーマットからアナログ・フォーマットに変換する追加の段を有しなければならない。より簡単な遅延アライメントのために、図3の複数搬送波送信器の好ましい実施形態は、コンバイナ327と最後のアップコンバージョン段の間にディジタル・アナログ変換器を有する。
【0029】
図3に示された本発明の好ましい実施形態で使用される複数搬送波ベースバンドPPRブロック318を、図4aに関して下記に説明する。全体的な概念は、単一搬送波ベースバンドPPRブロック118と複数搬送波ベースバンドPPRブロック318の間で同じであるが、実施形態の変更が必要である。複数搬送波ベースバンドPPRブロック318には、例示的実施形態内で掛け算器404、マッピング・テーブル406、および平均電力調整器408と直列に結合された包絡線大きさ予測器402と、3つの遅延ブロック410と、6つの掛け算器412と、3つのLPFブロック414とが含まれ、各LPFブロックには2つのLPFが含まれる。
【0030】
包絡線大きさ予測器402は、入力として、BPSF312から出力される3対のベースバンド信号314および316をとる。ベースバンド信号314および316の各対は、自乗器416および418の対に入力され、自乗器416および418の出力は、めいめいの加算器419に入力される。自乗器416および418および加算器419の各組は、図2に示された自乗包絡線大きさ予測器202と同等である。図4a内の包絡線大きさ予測器402には、さらに、めいめいの加算器419に直列に接続される3つの平方根ブロック420が含まれる。平方根ブロック420からの出力は、信号が変調されている場合に、そのめいめいのベースバンド信号314および316に対応する包絡線大きさを表す。これらの出力は、加算器421内で組み合わされて、包絡線大きさ予測器402からの組み合わされた包絡線大きさ近似値出力が生成される。この近似値は、3つのベースバンド対のすべてが直角変調され、組み合わされた後に生成される包絡線のワースト・ケースの大きさを表す。自乗器416および418と加算器419と平方根ブロック420とによって生成されるベースバンド信号314および316の各対の大きさ予測値は、2次元推定値であるが、3つの個々の包絡線大きさ推定値の組合せは、個々の2次元推定値の位相が完全にそろっているかのように、線形に行われる。したがって、加算器421の出力で生成される最終的な推定値は、個々のベースバンド包絡線大きさがそろっているワースト・ケースである。
【0031】
包絡線大きさ予測器402の代替実施形態を、図4bに示す。この実施形態では、直角変調の後の組み合わされた信号の正確な包絡線大きさ予測値を得るために、相対周波数および相対位相の情報を考慮に入れる。この実施形態は、QM324からの知識を必要とし、この知識は、直角変調中に各搬送波に割り当てられる周波数および位相である。
【0032】
図4bからわかるように、1対のベースバンド信号314および316が、複素ミキサ428に入力され、もう1つの対のベースバンド信号314および316が、複素ミキサ430に入力され、もう1つの対のベースバンド信号314および316が、同相加算器432への同相信号入力および直角加算器434への直角信号入力を有する。3つの搬送波を有するこの例では、ミキサ428および430が、ベースバンド信号の周波数および位相をシフトし、その結果、ベースバンド信号が、めいめいのQM出力326で発生する同じ相対周波数および相対位相を有するようになる。
【0033】
複素ミキサ428および430によって出力される同相信号は、同相加算器432に入力され、複素ミキサ428および430によって出力される直角信号は、直角加算器434に入力される。加算器432および434からの出力は、それぞれ同相自乗器436および直角自乗器438に入力され、自乗器436および438からの出力は、加算器440に入力される。加算器440からの出力は、平方根ブロック442に入力され、平方根ブロック442は、図4bの代替包絡線大きさ予測器への出力を作る。この出力は、ベースバンド信号314および316が、複数搬送波ベースバンドPPRブロック318によってスケーリングされない場合にコンバイナ327の出力で作る包絡線大きさの正確な予測値である。この予測値は、この場合では、異なる搬送波の変調周波数および位相の差を考慮し、したがって、図4aに示されたものより正確である。図4bの包絡線大きさ予測器の短所は、複雑さが増すことである。
【0034】
搬送波の数が異なる他の実施形態では、図4bの包絡線大きさ予測器402に対する変更を企図することができる。変更の鍵は、信号間の相対周波数および相対位相を維持し、その結果、包絡線大きさ予測器402の出力が、ベースバンド信号314および316が複数搬送波ベースバンドPPRブロック318によってスケーリングされない場合にコンバイナ327の出力で作る包絡線大きさの正確な予測値になるようにすることである。一部の代替実施形態では、ベースバンド信号のすべての対に、複素ミキサが関連付けられる。同様に、一部の実施形態では、平方根ブロック442が除去され、平方根機能が、複数搬送波ベースバンドPPRブロック318内のより後方で実施される。
【0035】
もう一度図4aを参照すると、包絡線大きさ予測器402からの出力が、掛け算器404に入力される。図2に関して説明した単一搬送波PPRブロック118について行われたものに類似して、掛け算器404への他方の入力は、構成可能な閾値信号Tである。構成可能な閾値信号Tは、図4aでは、1を所定の最大許容可能包絡線大きさで割った値になるように設計され、掛け算器404から出力が、包絡線大きさの実際の近似値と最大許容可能包絡線大きさの間の比vになる。
【0036】
マッピング・テーブル406は、図2の単一搬送波PPRブロックのマッピング・テーブルと事実上同じであるが、図2のマッピング関数fで定義された平方根演算が、包絡線大きさ予測器402内に移動されている。マッピング・テーブル406は、比vを入力としてとり、マッピング・テーブル406には、次式の関数gが含まれる。
【数3】
Figure 0003580421
したがって、比vが1以下(近似された包絡線大きさが最大許容可能包絡線大きさ以下であることを示す)の場合には、マッピング・テーブル406から出力されるスケーリング係数g(v)が、1になる。比vが1を超える(近似値が最大許容可能包絡線大きさを超えることを表す)場合には、ベースバンド信号114および116に対応する電力を、ベースバンド信号320および322の変調および組合せの後に生成される実際の包絡線大きさが最大許容可能包絡線大きさと等しくなる電力レベルまで低下させるのに十分な値が、スケーリング係数g(v)にセットされる。この場合、マッピング・テーブル406からの出力は、1を比vで割った値になり、これによって、スケーリング係数g(v)が、図2のスケーリング係数f(u)に類似して、最大許容可能包絡線大きさを実際の包絡線大きさの予測値で割った値に等しくなる。同様に、マッピング・テーブル406を、類似する結果を有する論理回路の使用によって実施することもできる。
【0037】
図2について説明したものに類似する平均電力調整器は、図4aに関して説明している、本発明の好ましい実施形態の任意選択の構成要素である。図2について説明したものに類似して、マッピング・テーブル406から出力されるスケーリング係数g(v)が、APS信号と共に平均電力調整器408に入力される。平均電力調整器408には、平均値発生器423および平方根逆数ブロック424と直列の、スケーリング係数g(v)を入力される自乗ブロック422が含まれ、これらの3つのブロックのすべてが、図4aに示された好ましい実施形態では、単一搬送波PPRブロック118内の平均電力調整器208について上記で説明したように機能する。平方根逆数ブロック424からの出力は、RMS逆数スケーリング係数に対応する。平均電力調整器408内には、さらに、図2の掛け算器226に類似する掛け算器426があり、この掛け算器426は、平方根逆数ブロック424からのRMS逆数スケーリング係数およびマッピング・テーブル406からの現在のスケーリング係数g(v)を入力される。掛け算器426は、6つの掛け算器412のそれぞれに入力される、図2の掛け算器226によって生成されるものに類似する瞬間利得値を生成する。
【0038】
掛け算器412は、さらに、ベースバンド信号314および316の遅延されたものを入力され、各対が個々のLPFブロック414に入力される、3対のピーク電力を低減されたベースバンド信号を出力する。LPFブロック414は、ベースバンドPPRブロック318内での処理によって引き起こされる帯域外放出を除去するように設計される。遅延ブロック410は、ベースバンド信号314および316に対応する、掛け算器412に入力される遅延されたベースバンド信号を生成する。図2の遅延ブロック210と同様に、遅延ブロック410は、ベースバンド信号314および316を、掛け算器426によって作られるめいめいの瞬間利得値と正確に整列させるのに使用される。
【0039】
図4aに示された複数搬送波ベースバンドPPRブロック318は、異なる数の搬送波を扱うように適合させることができ、図示され、上記で説明した3つの搬送波の場合に制限されない。単一の搬送波だけを扱うように変更される場合には、その実施形態は、図2に関して説明したものとわずかに異なるが、どちらの実施形態も正しく機能することに留意されたい。
【0040】
上記で説明した本発明の2つの好ましい実施形態は、情報信号の変調の前に実施されるベースバンドPPRブロックに関するが、送信器内の直角変調段の後の中間周波数(IF)PPRブロックの実施形態を有する代替実施形態が可能である。そのようなIF PPRブロックを使用する複数搬送波送信器の一実施形態を、図5、図6、および図7に関して説明する。
【0041】
図5に、図3に示されたものに類似する3つの搬送波を有するが、ベースバンドPPRブロック318を除去され、IF PPRブロック504を、図6に関して下記に詳細に説明するようにQM324の後に追加された、送信器を示す。当業者は、IF PPRブロック504を、包絡線大きさ調整器と呼ぶこともできることを理解するであろう。PPRブロックの変更によって、送信器の機能がわずかに変更される。図3でベースバンドPPRブロック318に入力されていた、パルス整形されたベースバンド信号314および316が、ここではQM324に直接に入力される。QM324からの変調されたIF出力502が、IF PPRブロック504に入力され、IF PPRブロック504は、その後コンバイナ327に、包絡線大きさを制限された信号506を出力する。図示の実施形態では、図5の残りの構成要素が、図3に関して説明した構成要素と同じである。図1および図3と同様に、図5に図示されていない、ディジタル形式からアナログ形式へのデータ情報信号の変換が必要である。この変換は、IF PPRブロック504の後、UC328の最終アップコンバージョン段の前で行われることが好ましい。
【0042】
図5に示されたIF PPRブロック504の実施形態を、図6に関して説明する。このIF PPRブロック504には、加算器601、包絡線検出器602、掛け算器604、マッピング・テーブル606、例示的実施形態内の平均電力調整器608、3つの遅延ブロック610、3つの掛け算器612、および3つの帯域フィルタ(BPF)614が含まれる。加算器601は、各IF出力502を入力され、組み合わされたIF信号を包絡線検出器602に出力するが、包絡線検出器602を、図7に関して詳細に説明する。
【0043】
包絡線検出器602の出力は、IF出力502の組合せに対応する包絡線大きさの推定値であり、構成可能な閾値信号Tと共に掛け算器604に入力される。構成可能な閾値信号Tは、1を最大許容可能包絡線大きさで割った値に等しい。したがって、掛け算器604の出力は、最大許容可能包絡線大きさに対する推定された総包絡線大きさの比vである。
【0044】
この比vが、図4a内のマッピング・テーブル406と同じマッピング・テーブル606に入力される。このマッピング・テーブル606には、マッピング関数gが含まれ、マッピング・テーブル406から出力されるようにスケーリング係数g(v)が出力される。
【0045】
この代替実施形態の例示的実施形態では、平均電力調整器608が、図4aの平均電力調整器408について説明したものに類似する形で使用される。平均電力調整器608には、スケーリング係数g(v)を入力される自乗ブロック622と、自乗ブロック622からの出力およびAPS信号を入力される平均値発生器623と、平均値発生器623からの出力を入力される平方根逆数ブロック624と、マッピング・テーブル606からの現在のスケーリング係数g(v)および平方根逆数ブロック624からのRMS逆数スケーリング係数を入力される掛け算器626とが含まれる。平均電力調整器608内のこれらの構成要素のすべてが、図4aの平均電力調整器408内の構成要素と同じ形で動作する。
【0046】
掛け算器626からの出力は、変調されたIF出力502をスケーリングするために掛け算器612に入力される瞬間利得値である。掛け算器612は、IF信号502の遅延されたものを入力され、高い包絡線大きさを減らされるが平均電力が変化しない信号を出力する。掛け算器612からの出力のそれぞれは、BPF614の1つに入力され、BPF614は、その後、IF PPRブロック504内の処理を介して生成された帯域外放出をフィルタリングする。遅延ブロック610は、図2および図4と同様に、IF PPRブロック504への入力信号、この場合にはIF信号502を遅延させるのに使用され、掛け算器612への入力が、掛け算器626で生成される対応する瞬間利得値と正確に整列されるようになっている。
【0047】
図5および図6に示された代替実施形態は、IF PPRブロックを使用する送信器の可能な実施形態の1つにすぎないことに留意されたい。QM324とMCPA332の間のどこかにIF PPRブロックを有する、IF PPRブロック504内のわずかな変更だけしか必要としない他の実施形態が可能である。同様に、図示されていないが、図5のコンバイナ327および図6のコンバイナ601を除去し、図5および図6を単一搬送波に単純にスケーリングすることによる、単一搬送波IF PPRブロックを使用する単一搬送波送信器が可能である。
【0048】
図6の包絡線検出器602について、多数の実施形態がある。図7に関して説明する、包絡線検出器602の1つの例の実施形態には、絶対値ブロック704および経時的最大値(MVOT)ブロック706と直列に結合された任意選択のアップサンプリングおよび補間(USI)ブロック702が含まれる。図6に記載のディジタル実施形態では、任意選択のUSIブロック702を、包絡線検出器602の精度を高めるために包絡線検出器602の実施形態に含めることができる。この精度の向上は、搬送波周波数に対するサンプリング速度に依存する。
【0049】
絶対値ブロック704では、整流器を使用して、USIブロック702からの両極性IF信号入力の絶対値をとる。整流器は、ディジタル実施形態では、次の関数を実行する論理回路である。
【数4】
Figure 0003580421
ここで、xは入力であり、yは出力である。MVOTブロック706は、所定の時間期間Taにわたって絶対値ブロック704からの最大値出力を測定する周知のブロックである。精度を高めるために、Taは、IF信号502の1サイクルより長くしなければならず、MVOTブロック706のサンプリング速度よりかなり大きく、1/Wよりかなり小さいことが好ましい。ここで、Wは、信号502の信号帯域幅である。
【0050】
本発明の代替実施形態の1つは、図2、図4、および図6の1つに図示されたようなPPRブロックを有し、このブロックは同じ図面に図示されたような、少なくとも1つの他のPPRブロックと直列に接続されている。このカスケード式の複数のPPRブロックの結合は、めいめいのPPRブロック内のフィルタによって再構築される新しいピークをさらに除去するのに役立つ。
【0051】
上に示した本発明の異なる実施形態は、包絡線大きさ予測器の異なる実施形態を有するが、包絡線大きさ予測器からの出力信号(以下では総入力電力推定値信号と呼称する)が、それに組み込まれた総入力電力レベルの大きさ推定値を有することを理解されたい。これは、総入力電力推定値信号が、総入力電力推定レベルと等しいことを必ず意味するわけではなく、総入力電力推定値信号は、おそらくは、総電力推定レベルの、単調関数を使用して操作されたものである。たとえば、図2に、総入力電力推定値信号が、推定された総入力電力レベルの自乗である場合が示されている。同様に、最大許容可能電力信号に、前に最大許容可能包絡線大きさとして説明した最大許容可能電力レベルが組み込まれるが、これは、最大許容可能電力信号が最大許容可能電力レベルと等しいことを必ず意味するわけではない。
【0052】
本発明の主要な長所の1つは、ピーク電力低減が、ハード・リミッタではなく利得スケーラの使用によって行われることである。利得スケーラとハード・リミッタの間の相違を、図8a、図8b、および図8cに関して説明する。図8aに、通常のIF信号806を、包絡線大きさに適用される上限の線802および下限の線804と共に示す。図8bに、IF信号806に対応する、上限の線802および下限の線804までにリミッティングされたハード・リミッティングされたIF信号808を示す。図8bからわかるように、変調された正弦波が、その曲がったピークを切り落とされ、曲線内に平らな頂部がつくられている。図8cに、上限の線802および下限の線804までにリミッティングされた、利得スケーリングされたIF信号810を示す。ハード・リミッティングされた信号808と異なって、利得スケーリングされた信号810は、正弦波との一貫性を有する、曲がったピークを有するが、上限の線802の上および下限の線804の下の電力の期間中に電力を単純にスケール・ダウンされている。
【0053】
図1から図7に関して前に説明した本発明のスケーリング実施形態ではなく、ハード・リミッタが使用されるPPRブロックのディジタル実施形態の場合、ハード・リミッタが、電力を制限する間に強い高調波を作る。この強い高調波は、ナイキスト帯域にフォール・バックし、大きいひずみを引き起こす。同様に、ハード・リミッタは、組み合わされた複数搬送波信号と共に動作しなければならない。したがって、ハード・リミッタ動作の後には、IF信号を個別にフィルタリングすることができず、ハード・リミッタによって引き起こされる搬送波間ひずみが除去されない結果になる。
【0054】
本発明によるPPRブロックを使用する送信器内で得られる多数の利点がある。PPRブロックは、好ましい実施形態では、平均電力レベルを維持しながらピーク電力期間をスケール・ダウンし、したがって、CDMAピーク対平均電力比(PAPR)が低減される。この低減されたPAPRは、本発明の最も重要な利点であり、これによって、送信器内で、帯域外放出要件を満足しながらより高い平均電力レベルで動作できるPAがもたらされる。
【0055】
本発明のもう1つの重要な利点は、さまざまな数のアクティブ搬送波のサポートに関してこの実施形態が有する柔軟性である。図4aに示された3搬送波の例では、3つの搬送波のどれでも、それらの間の任意の相対送信電力でアクティブまたはインアクティブにすることができる。
【0056】
構成可能閾値信号Tおよびアナログ電力増幅器ドライバ・レベルの設計者の選択に応じて、PPRブロックを、複数の異なる目的に使用することができる。PPRブロックを使用するための4つの異なるセットアップを説明するが、これらのセットアップを、本明細書ではモードAからDと呼称する。
【0057】
モードAでは、PPRブロックを追加し、帯域内波形品質を劣化させずに帯域外放出を単純に減らして、電力増幅器の平均出力電力が、一定のままになる。このモードでは、PPRブロックが、構成可能な閾値信号Tを使用してセットされて、PPRブロックが使用されない場合に電力増幅器がクリッピングするはずの電力を超えないように情報信号をクリッピングする。クリッピングの位置だけが、前の段に変更される。PPRブロック内のLPFが、PPRスケーリングによって引き起こされる帯域外放出を除去し、より少ない帯域外放出が、PPRブロックのゆえに電力増幅器によって生成され、総帯域外放出が低減される。
【0058】
モードBでは、帯域外放出がモードAの帯域外放出からさらに改善されると同時に、同じ平均出力電力レベルが使用され、帯域内波形品質のわずかな劣化がもたらされる。このモードでは、PPRブロック・クリッピング深さが、PPRブロックなしで電力増幅器によって元々クリッピングされていた深さを超えて増やされる。これは、構成可能な閾値信号Tに組み込まれる最大許容可能包絡線大きさを減らすことによって行われる。PPRブロックからこの設定によって実行されるクリッピングおよび電力増幅器によって実行されるクリッピングの組み合わされた量は、電力増幅器だけによって実行される量より多い。この帯域外放出の低減は、帯域内波形品質を犠牲にして行われる。
【0059】
モードCでは、帯域外放出が減らされると同時に、電力増幅器からの平均出力電力が増やされ、帯域内波形品質の劣化が最小の許容可能なレベルにされる。このモードでは、平均出力電力レベルが、モードBより高いが、PPRブロックの追加によって引き起こされる帯域外放出改善が失われる結果になる電力レベルより低い。したがって、平均出力電力と帯域外放出性能の両方が、PPRブロックなしで実施される送信器と比較して改善されると同時に、帯域内波形品質の劣化が許容可能なレベルである。
【0060】
モードDでは、電力増幅器の平均出力電力が最大にされると同時に、帯域外放出および帯域内波形品質が、めいめいの最悪の許容可能な限度に達する。このモードでは、構成可能な閾値信号Tおよび電力増幅器駆動レベルが、一緒に、帯域外放出がその最大許容可能限度に達し、帯域内波形品質がその最少許容可能限度に達し、どちらも障害を発生しないように最適化される。この結果、PPRブロックを用いて実施される送信器が、最大の許容可能な平均出力電力に達する。
【0061】
この4つのモードを説明したが、当業者は、本発明のPPRブロックを有する送信器の他のセットアップを企図することができる。主な考慮点は、帯域外放出、帯域内波形品質、および平均出力電力の間のトレード・オフである。
【0062】
上記で説明したものに類似する装置を使用して、データ信号内のピーク電力期間を低減する代替実施形態および変形形態が可能であることと、上の実施形態が、本発明のこの実施形態の例示にすぎないことを、当業者は諒解するであろう。したがって、本発明の範囲は、本明細書に記載の特許請求の範囲のみによって制限される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態による信号搬送波送信器のブロック図である。
【図2】図1の送信器で使用される信号搬送波ベースバンド・ピーク電力低減(PPR)ブロックの機能ブロック図である。
【図3】本発明のもう1つの好ましい実施形態による複数搬送波送信器のブロック図である。
【図4a】図3の送信器で使用される複数搬送波ベースバンドPPRブロックの機能ブロック図である。
【図4b】図4aの複数搬送波ベースバンドPPRブロックで使用される包絡線大きさ予測器の代替実施形態である。
【図5】本発明の代替実施形態による複数搬送波送信器のブロック図である。
【図6】図5の送信器で使用される複数搬送波中間周波数(IF)PPRブロックの機能ブロック図である。
【図7】図6のIF PPRブロックで使用される包絡線検出器の機能ブロック図である。
【図8a】複数搬送波IF信号を示すプロットである。
【図8b】ハード・リミッティングの後の複数搬送波IF信号を示すプロットである。
【図8c】PPRスケーリングの後、フィルタリングの前の複数搬送波IF信号を示すプロットである。
【符号の説明】
114 パルス整形されたIベースバンド信号
116 パルス整形されたQベースバンド信号
118 ベースバンドPPRブロック
120、122 ピーク電力を低減されたベースバンド信号
202 自乗包絡線大きさ予測器
204、212、226 掛け算器
206 マッピング・テーブル
208 平均電力調整器
210 遅延ブロック
214 低域フィルタ(LPF)ブロック
216 第1自乗器
218 第2自乗器
220 加算器
222 自乗ブロック
223 平均値発生器
224 平方根逆数ブロック

Claims (38)

  1. 少なくとも1つの入力信号を入力され、該入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器であって、
    該入力信号の使用によって、該入力信号に対応する総入力電力推定値信号を生成する電力推定装置と、
    該総入力電力推定値信号および最大許容可能電力信号の使用によって瞬間値を有するスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、
    該入力信号に対応し、スケーリング係数の瞬間値と整列された遅延された信号を生成する遅延装置と、
    該スケーリング係数および該遅延された信号を使用して、該出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成する電力スケーリング装置と、
    該スケーリングされた信号をフィルタリングして、該出力信号を生成するフィルタリング装置と
    を含むピーク電力調整器。
  2. 該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しい
    請求項1に記載のピーク電力調整器。
  3. 該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい
    請求項1に記載のピーク電力調整器。
  4. 該電力スケーリング装置が、該遅延された信号に該スケーリング係数を掛けて、該スケーリングされた信号を生成するのに使用される掛け算器を含み、該フィルタリング装置が、該スケーリングされた信号をフィルタリングするのに使用される低域フィルタを含み、該低域フィルタからの出力が、該出力信号に対応する、請求項1から3のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  5. 該ピーク電力調整器が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号を入力され、同相ベースバンド出力信号および直角ベースバンド出力信号を出力し、
    該遅延装置が、遅延された同相ベースバンド信号および遅延された直角ベースバンド信号を生成し、
    該電力推定装置が、該同相および直角ベースバンド入力信号の使用によって、該該同相および直角ベースバンド入力信号に対応する該総入力電力推定値信号を生成し、
    該電力スケーリング装置が、該スケーリング係数、該遅延された同相ベースバンド信号、および該遅延された直角ベースバンド信号を使用して、スケーリングされた同相ベースバンド信号およびスケーリングされた直角ベースバンド信号を生成し、
    該フィルタリング装置が、該スケーリングされた同相ベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号をフィルタリングして、該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号を生成する
    請求項1に記載のピーク電力調整器。
  6. 該電力推定装置が、
    該同相ベースバンド入力信号を入力され、自乗同相ベースバンド信号を出力する同相ベースバンド自乗装置と、
    該直角ベースバンド入力信号を入力され、自乗直角ベースバンド信号を出力する直角ベースバンド自乗装置と、
    該自乗同相ベースバンド信号および該自乗直角ベースバンド信号を入力され、該自乗同相ベースバンド信号および該自乗直角ベースバンド信号を合計することによって該総入力電力推定値信号を生成する加算器と、
    を含み、
    該総入力電力推定値信号が、該組み合わされた同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号に関する総入力電力レベルの自乗に対応し、該最大許容可能電力信号が、最大許容可能電力レベルの自乗に対応する
    請求項5に記載のピーク電力調整器。
  7. 該総入力電力推定値信号が、該最大許容可能電力信号以下であると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が、該最大許容可能電力信号を超えると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しい
    請求項5および6のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  8. 該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい
    請求項5および6のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  9. 該電力スケーリング装置が、該遅延された同相ベースバンド信号および該遅延された直角ベースバンド信号の両方に該スケーリング係数を掛けて、該スケーリングされた同相ベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号を生成するのに使用される2つの掛け算器を含み、該フィルタリング装置が、該スケーリングされた同相ベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号をフィルタリングするのに使用される2つの低域フィルタを含み、該低域フィルタの出力が、該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号に対応する、請求項5から8のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  10. チャネル・エンコーダおよびスプレッダとベースバンド・パルス整形フィルタとに直列に結合されたデータ供給源と、
    該ベースバンド・パルス整形フィルタからの出力を入力される、請求項5から9のいずれか一項に記載のピーク電力調整器であって、該ベースバンド・パルス整形フィルタからの該出力が、該同相ベースバンド入力信号および該直角ベースバンド入力信号に対応する、ピーク電力調整器と、
    該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号を入力され、アップコンバータ、電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナと直列に結合された、直角変調器と
    を含むCDMA送信器。
  11. チャネル・エンコーダおよびスプレッダとベースバンド・パルス整形フィルタとに直列に結合されたデータ供給源と、
    直列に結合された複数の請求項5から9のいずれか一項に記載のピーク電力調整器であって、最初のピーク電力調整器が、該ベースバンド・パルス整形フィルタからの出力を入力され、該ベースバンド・パルス整形フィルタからの該出力が、該同相ベースバンド入力信号および該直角ベースバンド入力信号に対応する、複数のピーク電力調整器と、
    最後のピーク電力調整器から該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号を入力され、アップコンバータ、電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナと直列に結合された、直角変調器と
    を含むCDMA送信器。
  12. 該ピーク電力調整器が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の複数の対を入力され、同相ベースバンド出力信号および直角ベースバンド出力信号の複数の対を出力し、
    該遅延装置が、遅延された同相ベースバンド信号および遅延された直角ベースバンド信号の複数の対を生成し、
    該電力推定装置が、ベースバンド入力信号の該対の使用によって、ベースバンド入力信号の該対に対応する該総入力電力推定値信号を生成し、
    該電力スケーリング装置が、該スケーリング係数、該遅延された同相ベースバンド信号、および該遅延された直角ベースバンド信号を使用して、スケーリングされた同相ベースバンド信号およびスケーリングされた直角ベースバンド信号の複数の対を生成し、
    該フィルタリング装置が、該スケーリングされた同相ベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号をフィルタリングして、該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号を生成する
    請求項1に記載のピーク電力調整器。
  13. 該電力推定装置が、
    それぞれが該同相ベースバンド入力信号の1つを入力され、複数の自乗同相ベースバンド信号を出力する複数の同相ベースバンド自乗装置と、
    それぞれが該直角ベースバンド入力信号の1つを入力され、複数の自乗直角ベースバンド信号を出力する複数の直角ベースバンド自乗装置と、
    それぞれが自乗同相ベースバンド信号および自乗直角ベースバンド信号の対の1つを入力され、自乗同相ベースバンド信号および自乗直角ベースバンド信号の各対を合計して、複数の第1合計を生成する複数の第1加算器と、
    それぞれが該第1合計の1つを入力され、該第1合計の平方根をとって、複数のベースバンド対入力電力推定値信号を生成する複数の平方根装置と、
    該ベースバンド対入力電力推定値信号を入力され、該ベースバンド対電力推定値信号を合計して、該総入力電力推定値信号を生成する第2加算器と
    を含む、請求項12に記載のピーク電力調整器。
  14. 該電力推定装置が、
    同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の1つの対を入力され、ミキシングされた同相ベースバンド信号およびミキシングされた直角ベースバンド信号の対を出力する少なくとも1つのミキシング装置と
    該ミキシングされた同相ベースバンド信号および少なくとも1つの同相ベースバンド入力信号を入力され、同相合計を出力する同相加算器と、
    該ミキシングされた直角ベースバンド信号および少なくとも1つの直角ベースバンド入力信号を入力され、直角合計を出力する直角加算器と、
    それぞれ該同相合計および該直角合計を入力され、それぞれ自乗同相合計および自乗直角合計を出力する同相自乗装置および直角自乗装置と、
    該自乗同相合計および該自乗直角合計を入力され、該総入力電力推定値信号を生成する最終加算器と
    を含む、請求項12に記載のピーク電力調整器。
  15. 該電力推定装置が、
    同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の1つの対を入力され、ミキシングされた同相ベースバンド信号およびミキシングされた直角ベースバンド信号の対を出力する少なくとも1つのミキシング装置と、
    該ミキシングされた同相ベースバンド信号および少なくとも1つの同相ベースバンド入力信号を入力され、同相合計を出力する同相加算器と、
    該ミキシングされた直角ベースバンド信号および少なくとも1つの直角ベースバンド入力信号を入力され、直角合計を出力する直角加算器と、
    それぞれ該同相合計および該直角合計を入力され、それぞれ自乗同相合計および自乗直角合計を出力する同相自乗装置および直角自乗装置と、
    該自乗同相合計および該自乗直角合計を入力され、最終合計を出力する最終加算器と、
    該最終合計を入力され、該最終合計の平方根をとって、該総入力電力推定値信号を生成する平方根装置と
    を含む、請求項12に記載のピーク電力調整器。
  16. 該電力推定装置が、
    複数のミキシング装置であって、各ミキシング装置が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の1つの対を入力され、ミキシングされた同相ベースバンド信号およびミキシングされた直角ベースバンド信号の対を出力する複数のミキシング装置と、
    該ミキシングされた同相ベースバンド信号を入力され、同相合計を出力する同相加算器と、
    該ミキシングされた直角ベースバンド信号を入力され、直角合計を出力する直角加算器と、
    それぞれ該同相合計および該直角合計を入力され、それぞれ自乗同相合計および自乗直角合計を出力する同相自乗装置および直角自乗装置と、
    該自乗同相合計および該自乗直角合計を入力され、該総入力電力推定値信号を生成する最終加算器と
    を含む、請求項12に記載のピーク電力調整器。
  17. 該電力推定装置が、
    複数のミキシング装置であって、各ミキシング装置が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の1つの対を入力され、ミキシングされた同相ベースバンド信号およびミキシングされた直角ベースバンド信号の対を出力する複数のミキシング装置と、
    該ミキシングされた同相ベースバンド信号を入力され、同相合計を出力する同相加算器と、
    該ミキシングされた直角ベースバンド信号を入力され、直角合計を出力する直角加算器と、
    それぞれ該同相合計および該直角合計を入力され、それぞれ自乗同相合計および自乗直角合計を出力する同相自乗装置および直角自乗装置と、
    該自乗同相合計および該自乗直角合計を入力され、最終合計を出力する最終加算器と、
    該最終合計を入力され、該最終合計の平方根をとって、該総入力電力推定値信号を生成する平方根装置と
    を含む、請求項12に記載のピーク電力調整器。
  18. 該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しい
    請求項12から17のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  19. 該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい
    請求項12から17のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  20. 該電力スケーリング装置が、各遅延された同相ベースバンド信号および各遅延された直角ベースバンド信号に該スケーリング係数を掛けて、該スケーリングされた同相ベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号を生成するのに使用される複数の掛け算器の対を含み、該フィルタリング装置が、該スケーリングされたベースバンド信号および該スケーリングされた直角ベースバンド信号をフィルタリングするのに使用される複数の低域フィルタを含み、該低域フィルタからの出力が、同相ベースバンド出力信号および直角ベースバンド出力信号の対に対応する、請求項12から19のいずれか一項に記載のピーク電力調整器。
  21. 複数のチャネル・エンコーダおよびスプレッダと、複数のベースバンド・パルス整形フィルタとに直列に結合された複数のデータ供給源と、
    該ベースバンド・パルス整形フィルタからの出力を入力される、請求項12から20のいずれか一項に記載のピーク電力調整器であって、該ベースバンド・パルス整形フィルタの各々からの該出力が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の該対の1つに対応する、ピーク電力調整器と、
    それぞれが該同相ベースバンド出力信号および該直角ベースバンド出力信号の対の1つを入力される、複数の直角変調器と、
    該直角変調器からの出力を組み合わせる、アップコンバータ、複数搬送波電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナと直列に結合された、コンバイナと
    を含むCDMA送信器。
  22. 複数のチャネル・エンコーダおよびスプレッダと、複数のベースバンド・パルス整形フィルタとに直列に結合された複数のデータ供給源と、
    直列に結合された、複数の請求項12から20のいずれか一項に記載のピーク電力調整器であって、第1ピーク電力調整器が、該ベースバンド・パルス整形フィルタからの出力を入力され、各ベースバンド・パルス整形フィルタからの該出力が、同相ベースバンド入力信号および直角ベースバンド入力信号の該対の1つに対応する、複数のピーク電力調整器と、
    それぞれが最後のピーク電力調整器から同相ベースバンド出力信号および直角ベースバンド出力信号の該対の1つを入力される、複数の直角変調器と、
    該直角変調器からの出力を組み合わせる、アップコンバータ、複数搬送波電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナと直列に結合された、コンバイナと
    を含むCDMA送信器。
  23. 少なくとも1つのIF入力信号を入力され、該IF入力信号に対応する少なくとも1つのIF出力信号を出力する包絡線大きさ調整器であって、
    該IF入力信号の使用によって、該IF入力信号に対応する総入力包絡線大きさ推定値信号を生成する包絡線大きさ推定装置と、
    該総包絡線大きさ推定値信号および最大許容可能包絡線大きさ信号の使用によって瞬間値を有するスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、
    該IF入力信号に対応し、スケーリング係数の瞬間値と整列された遅延されたIF信号を生成する遅延装置と、
    該スケーリング係数および該遅延されたIF信号を使用して、該IF出力信号に対応するスケーリングされたIF信号を生成する包絡線大きさスケーリング装置と、
    該スケーリングされたIF信号をフィルタリングして、該IF出力信号を生成するフィルタリング装置と
    を含む、包絡線大きさ調整器。
  24. チャネル・エンコーダおよびスプレッダと、ベースバンド・パルス整形フィルタと、直角変調器とに直列に結合されたデータ供給源と、
    該直角変調器からの出力を入力される、請求項23に記載の包絡線大きさ調整器であって、該直角変調器からの該出力が、該IF入力信号に対応する、包絡線大きさ調整器と、
    該IF出力信号を入力され、電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナに直列に結合される、アップコンバータと
    を含む、CDMA送信器。
  25. 複数のチャネル・エンコーダおよびスプレッダと、複数のベースバンド・パルス整形フィルタと、複数の直角変調器とに直列に結合された、複数のデータ供給源と、
    該直角変調器からの出力を組み合わせるコンバイナと、
    該コンバイナからの出力を入力される、請求項23に記載の包絡線大きさ調整器であって、該コンバイナからの該出力が、該IF入力信号に対応する、包絡線大きさ調整器と、
    該IF出力信号を入力され、複数搬送波電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナに直列に結合される、アップコンバータと
    を含むCDMA送信器。
  26. 包絡線大きさ調整器が、複数のIF入力信号を入力され、複数のIF出力信号を出力する請求項23に記載の包絡線大きさ調整器であって、
    該遅延装置が、複数の遅延されたIF信号を生成し、
    該包絡線大きさ推定装置が、該IF入力信号の使用によって、該IF入力信号に対応する該総入力包絡線大きさ推定値信号を生成し、
    該包絡線大きさスケーリング装置が、該スケーリング係数および該遅延されたIF信号を使用して、複数のスケーリングされたIF信号を生成し、
    該フィルタリング装置が、該スケーリングされたIF信号をフィルタリングして、該IF出力信号を生成する
    包絡線大きさ調整器。
  27. 該包絡線大きさ推定装置が、
    該IF入力信号を入力され、該IF入力信号を合計して、第1合計を生成する加算器と、
    該第1合計を入力され、該総入力包絡線大きさ推定値信号を生成する包絡線検出器と
    を含む、請求項26に記載の包絡線大きさ調整器。
  28. 該包絡線検出器が、
    該第1合計の使用によって絶対値IF信号を生成する絶対値装置と、
    該絶対値IF信号を入力され、所定の時間にわたる最大入力値を判定する最大値検出器であって、この最大入力値が、該総入力包絡線大きさ推定値信号に対応する、最大値検出器と
    を含む、請求項27に記載の包絡線大きさ調整器。
  29. 該包絡線検出器が、
    該第1合計の使用によって補間されたIF信号を生成するアップサンプリングおよび補間装置と、
    該補間されたIF信号の使用によって絶対値IF信号を生成する絶対値装置と、
    該絶対値IF信号を入力され、所定の時間にわたる最大入力値を判定する最大値検出器であって、この最大入力値が、該総入力包絡線大きさ推定値信号に対応する、最大値検出器と
    を含む、請求項27に記載の包絡線大きさ調整器。
  30. 該総入力包絡線大きさ推定値信号が該最大許容可能包絡線大きさ信号以下であると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が1に等しく、
    該総入力包絡線大きさ推定値信号が該最大許容可能包絡線大きさ信号を超えると該スケーリング係数発生器が判定した場合に、該スケーリング係数が、該最大許容可能包絡線大きさ信号を該総入力包絡線大きさ推定値信号で割った値に等しい
    請求項26から29のいずれか一項に記載の包絡線大きさ調整器。
  31. 該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力包絡線大きさ推定値信号が該最大許容可能包絡線大きさ信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力包絡線大きさ推定値信号が該最大許容可能包絡線大きさ信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能包絡線大きさ信号を該総入力包絡線大きさ推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい
    請求項26から29のいずれか一項に記載の包絡線大きさ調整器。
  32. 該包絡線大きさスケーリング装置が、各遅延されたIF信号に該スケーリング係数を掛けて、該スケーリングされたIF信号を生成するのに使用される複数の掛け算器を含み、該フィルタリング装置が、該スケーリングされたIF信号をフィルタリングするのに使用される複数の帯域フィルタを含み、該帯域フィルタの出力が、該IF出力信号に対応する、請求項26から31のいずれか一項に記載の包絡線大きさ調整器。
  33. 複数のチャネル・エンコーダおよびスプレッダと、複数のベースバンド・パルス整形フィルタと、複数の直角変調器とに直列に結合される複数のデータ供給源と、
    該直角変調器の出力を入力される、請求項26から32のいずれか一項に記載の包絡線大きさ調整器であって、各直角変調器からの出力が、該IF入力信号の1つに対応する、包絡線大きさ調整器と、
    該包絡線大きさ調整器からの該IF出力信号を組み合わせる、アップコンバータ、複数搬送波電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナに直列に結合される、コンバイナと
    を含む、CMDA送信器。
  34. 複数のチャネル・エンコーダおよびスプレッダと、複数のベースバンド・パルス整形フィルタと、複数の直角変調器とに直列に結合される複数のデータ供給源と、
    直列に接続された、複数の請求項26から32のいずれか一項に記載の包絡線大きさ調整器であって、最初の包絡線大きさ調整器が、該直角変調器からの出力を入力され、各直角変調器の該出力が、該IF入力信号の1つに対応する、複数の包絡線大きさ調整器と、
    最後の包絡線大きさ調整器からの該IF出力信号を組み合わせる、アップコンバータ、複数搬送波電力増幅器、無線周波数フィルタ、およびアンテナに直列に結合される、コンバイナと
    を含む、CMDA送信器。
  35. 少なくとも1つの入力信号を入力され、該入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器において、出力電力を調整する方法であって、
    該入力信号に対応する総入力電力レベルを推定するステップと、
    該総入力電力レベルの該推定値および最大許容可能入力電力信号の使用によって瞬間値を有するスケーリング係数を生成するステップと、
    スケーリング係数の瞬間値と整列された遅延された信号を生成するように、該入力信号を遅延させるステップと、
    該スケーリング係数および該遅延された入力信号の使用によって、該出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成するステップと、
    該スケーリングされた信号をフィルタリングして、該出力信号を生成するステップと
    を含む方法。
  36. 少なくとも1つの入力信号を入力され、該入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器であって、
    該入力信号に対応する遅延された信号を生成する遅延装置と、
    該入力信号の使用によって、該入力信号に対応する総入力電力推定値信号を生成する電力推定装置と、
    該総入力電力推定値信号および最大許容可能電力信号の使用によってスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、
    該スケーリング係数および該遅延された信号を使用して、該出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成する電力スケーリング装置と、
    該スケーリングされた信号をフィルタリングして、該出力信号を生成するフィルタリング装置と
    を含み、
    該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい
    ピーク電力調整器。
  37. 少なくとも1つのIF入力信号を入力され、該IF入力信号に対応する少なくとも1つのIF出力信号を出力する包絡線大きさ調整器であって、
    該IF入力信号に対応する遅延されたIF信号を生成する遅延装置と、
    該IF入力信号の使用によって、該IF入力信号に対応する総入力包絡線大きさ推定値信号を生成する包絡線大きさ推定装置と、
    該総包絡線大きさ推定値信号および最大許容可能包絡線大きさ信号の使用によってスケーリング係数を生成するスケーリング係数発生器と、
    該スケーリング係数および該遅延されたIF信号を使用して、該IF出力信号に対応するスケーリングされたIF信号を生成する包絡線大きさスケーリング装置と、
    該スケーリングされたIF信号をフィルタリングして、該IF出力信号を生成するフィルタリング装置と
    含み、
    該スケーリング係数発生器が、第1段装置および第2段装置を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段装置が判定した場合に、該第1段装置の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段装置の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段装置からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段装置からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい、包絡線大きさ調整器。
  38. 少なくとも1つの入力信号を入力され、該入力信号に対応する少なくとも1つの出力信号を出力するピーク電力調整器において、出力電力を調整する方法であって、
    該入力信号に対応する総入力電力レベルを推定するステップと、
    該総入力電力レベルの該推定値および最大許容可能入力電力信号の使用によってスケーリング係数を生成するステップと、
    該入力信号を遅延させるステップと、
    該スケーリング係数および該遅延された入力信号の使用によって、該出力信号に対応するスケーリングされた信号を生成するステップと、
    該スケーリングされた信号をフィルタリングして、該出力信号を生成するステップと
    を含み、
    該スケーリング係数を生成するステップが、第1段および第2段を含み、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号以下であると該第1段において判定された場合に、該第1段の出力が1に等しく、
    該総入力電力推定値信号が該最大許容可能電力信号を超えると該第1段において判定された場合に、該第1段の該出力が、該最大許容可能電力信号を該総入力電力推定値信号で割った値に等しく、
    該第2段の出力が、該スケーリング係数であり、該スケーリング係数が、該第1段からの該出力を、所定の期間にわたる該第1段からの出力の平方自乗平均(RMS)で割った値に等しい方法。
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