JP3478496B2 - 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置 - Google Patents

送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置

Info

Publication number
JP3478496B2
JP3478496B2 JP2000357709A JP2000357709A JP3478496B2 JP 3478496 B2 JP3478496 B2 JP 3478496B2 JP 2000357709 A JP2000357709 A JP 2000357709A JP 2000357709 A JP2000357709 A JP 2000357709A JP 3478496 B2 JP3478496 B2 JP 3478496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maximum value
value
peak
correction
power control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000357709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002164799A (ja
Inventor
昭一 小林
弘紀 新出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000357709A priority Critical patent/JP3478496B2/ja
Priority to US09/985,742 priority patent/US6885850B2/en
Priority to DE2001626902 priority patent/DE60126902T2/de
Priority to EP20010127751 priority patent/EP1220445B1/en
Publication of JP2002164799A publication Critical patent/JP2002164799A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3478496B2 publication Critical patent/JP3478496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/52TPC using AGC [Automatic Gain Control] circuits or amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCDMA(Code Div
ision Multiple Access)方式を用いた携帯電話機等で
多数のユーザによる携帯電話機の使用が重なった時(ユ
ーザ多重時)における送信電力のピークを抑制する送信
電力制御技術に係り、特に、送信電力のピークが制限値
を越えることの無い送信電力制御方法及びその装置並び
に通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の送信電力制御装置が備え
る送信ピーク抑圧装置の構成図である。この送信ピーク
抑圧装置は、リミット部21と、帯域制限フィルタ部2
2とから成る。リミット部21では、各チャネル信号の
送信データとリミッタ閾値との比較を行ない、送信デー
タがリミッタ閾値を超える場合、リミッタ閾値を越えな
いレベルに送信データを制限するようにしている。この
従来技術の場合、送信データがリミッタ閾値を超えてい
るときの時間の割合を現行のリミッタ率として検出し、
この現行のリミッタ率が予め設定された規定のリミッタ
率に近づくようにリミッタ閾値を変更している。そし
て、リミット部21を通過した送信データを、帯域制限
フィルタ部22に通過させ、帯域制限処理を行ってい
る。
【0003】尚、従来技術に関連するものとして、例え
ば、特開平11―136210号公報記載のものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、帯域制限フィルタ部22の入力前に、送信データに
対して振幅値のリミット制限を行なってピークファクタ
を抑制している。このため、帯域制限フィルタ部22の
入力前においてはピークファクタを抑制することができ
るが、帯域制限フィルタ部22の持つ利得により、帯域
制限フィルタ部22から出力される送信信号にピークフ
ァクタが発生し、このピークファクタを抑圧しきれない
という問題が生じる。
【0005】本発明は、上述した問題を解決するために
為されたもので、ユーザ多重時のピークファクタの発生
を抑圧できる送信電力制御方法及びその装置並びに通信
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、帯域制限フ
ィルタに入力する前の送信データを分岐し、分岐した送
信データの一方を前記帯域制限フィルタと同一構成のピ
ーク検出用フィルタに通すことで送信データの電力ピー
クを抑圧する補正値を求め、前記分岐した送信データの
他方を前記補正値を求める時間だけ遅延させた後に前記
補正値で補正してから前記帯域制限フィルタに入力させ
る通信装置の送信電力制御において、前記ピーク検出用
フィルタを通した送信データの電力ピークの最大値を1
サンプリング時間毎に求めるに際し、前記1サンプリン
グ時間をオーバーサンプリングした時間毎に求めた電力
値のうちの最大値を前記1サンプリング時間の電力ピー
クの最大値にすると共に所定サンプリング期間中は前記
最大値が減少しても減少前の最大値を保持し、この最大
値をピーク抑圧用閾値と比較して前記補正値を求めるこ
とで、達成される。
【0007】好適には、上記において、前記最大値が1
サンプリング時間毎に増加したとき各最大値を前記ピー
ク抑圧用閾値と比較して前記補正値を求める。
【0008】更に好適には、前記最大値が減少した時点
から前記所定サンプリング期間を越えた時点で前記最大
値が減少した場合には、前記保持した最大値に代えて更
新した最大値を用い前記ピーク抑圧用閾値と比較し、ま
た、前記更新した最大値として、前記所定サンプリング
期間を越えた直後のサンプリング期間における最大値、
あるいはこの最大値と前記所定サンプリング期間を越え
る直前のサンプリング期間における最大値のうち大きい
方の最大値を採用する。
【0009】更に好適には、上記において、前記補正値
は、最大値が前記ピーク抑圧用閾値を越える場合にのみ
求め、越えない場合には前記補正を行なわず、また、前
記最大値と前記ピーク抑圧用閾値との除算値を前記補正
値とする。
【0010】本発明の送信電力制御では、帯域制限フィ
ルタ入力前の送信データのピーク電力を抑圧する補正値
を求めるに際し、ピーク抑圧用閾値と比較する送信電力
の最大値を常に(1サンプリング時間毎に)更新してい
るため、ユーザ多重時でも送信データに対し波形精度を
維持して通信品質を保つことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る送信電
力制御装置を搭載した通信装置の構成図である。この通
信装置は、有線伝搬路インタフェース部1と、このイン
タフェース部1の出力に接続された送信ベースバンド部
2と、この送信ベースバンド部2の出力に接続された無
線部3と、無線部3の出力を増幅する増幅器4と、増幅
された信号を空中に放射する送信アンテナ5とを備えて
成る。送信ベースバンド部2は、コード拡散・多重部6
と、ピーク抑圧装置7とを備えて成る。
【0013】この通信装置では、有線伝搬路インタフェ
ース部1から出力された送信データが送信ベースバンド
部2に入力され、この送信データに対して、コード拡散
・多重部6がコード拡散およびユーザ多重を行ない、コ
ード拡散・多重化された送信データのピークファクタが
送信ピーク抑圧装置7で抑圧される。そして、送信ベー
スバンド部2から出力された送信データは、無線部3に
てアナログ信号に変換され、増幅器4で増幅された後、
送信アンテナ5から出力される。
【0014】図2は、CDMA方式を採用した本発明の
一実施形態に係る通信装置(図1)に搭載される送信ピ
ーク抑圧装置(図1の符号7)の構成図である。この送
信ピーク抑圧装置7は、リミッタ装置8と、帯域制限フ
ィルタ部9とを備えて成る。
【0015】本実施形態に係るリミッタ装置8では、帯
域制限フィルタ部9への入力前の送信データを単に閾値
にて制限するのではなく、帯域制限フィルタ部9から出
力される信号のピークファクタを事前に抑圧する構成と
している。そのために、リミッタ装置8は、直交する2
つの座標軸上の2つの成分(IチャネルとQチャネル)
を持つ送信データの入力信号を、入力段にて分岐させる
信号分岐部81と、分岐された一方の2つのIチャネル
とQチャネルの成分に対して所定時間の遅延を与える送
信データ遅延部82と、遅延させた送信データに対して
補正を施してから帯域制限フィルタ部9に出力する補正
演算部83とを備えている。
【0016】この送信データ遅延部82にて信号を遅延
させる所定時間は、補正演算部83に与える補正値を算
出するのに要する時間であり、この補正値は、信号分岐
部81にて分岐させた他方の2つのIチャネルとQチャ
ネルの信号から求めている。この補正信号は、以下の構
成により生成される。
【0017】信号分岐部81にて分岐された他方のIチ
ャネル信号及びQチャネル信号を入力とし、前記の帯域
制限フィルタ部9と同一構成の送信ピーク検出用帯域制
限フィルタ部84を設けると共に、このフィルタ部84
の出力を入力としフィルタ部84の出力パワー瞬時値を
演算する瞬時パワー演算部85と、最大値更新監視部8
6と、この監視部86及び前記の演算部85で求められ
た瞬時パワー値とから最大値を更新する最大値更新部8
7と、ピークの上限値を決定する補正基準値(ピーク抑
圧用閾値)設定部88と、最大値更新部87の最大値と
補正基準値設定部88で設定されるピークの上限値とを
入力とし両者を比較して補正値を算出する比較・補正算
出部89とを備えて成る。
【0018】次に、上述したリミッタ装置8の動作につ
いて説明する。
【0019】IチャネルとQチャネルの送信データのピ
ークを検出するために、この送信データが帯域制限フィ
ルタ部9に入力されるより前に、この送信データを分岐
した送信データを送信ピーク検出用帯域制限フィルタ部
84に入力する。そして、送信ピーク検出用帯域制限フ
ィルタ部84の出力から、瞬時パワー演算部85で瞬時
パワー値を算出する。この瞬時パワー値の算出は、1サ
ンプリング時間中でオーバーサンプリング時間毎に行
う。図3は、1サンプリング時間A5中で、4倍オバー
サンプリング時間A1,A2,A3,A4毎に瞬時パワ
ー値(夫々の瞬時パワー値をa,b,c,dとし、この
場合には、a>b>c>dとする。)の算出を行う。
【0020】最大値更新部87は、瞬時パワー演算部8
5がオーバーサンプリング時間毎に求めた瞬時パワー値
(上記の例では、a,b,c,d)のうちサンプリング
時間中の最大値(上記の例では、aが最大値)を求め、
サンプリング時間中の最大値と、1サンプリング時間前
までの最大瞬時パワー値とを比較し、最大値の更新を行
なう。図3の例では、4つのオーバーサンプリング時間
(A1,A2,A3,A4)の中の各瞬時パワー値a,
b,c,dのうち、最大パワー値aがこの1サンプリン
グ中の最大値とされる。最大値更新監視部86は、最大
値更新部87の後述する最大値更新区間および更新状況
を監視する。
【0021】図4はリミッタ装置の最大値更新処理のア
ルゴリズムを示す図である。図2に示す瞬時パワー演算
部85は、送信ピーク検出用帯域制限フィルタ部84の
出力からオーバーサンプリング時間毎に瞬時パワー値を
求め(ステップS1)、最大値更新部87は、このオー
バーサンプリング時間毎の瞬時パワー値を取り込んでサ
ンプリングタイム中の最大値Anを検出する(ステップ
S2)。最大値更新部87は、この最大値Anと、1サ
ンプリングタイム前まで保持していた最大値An−1と
の大小を比較し(ステップS3)、今回の瞬時パワー値
Anの方が大きいと判断した場合にはステップS4に進
み、この値Anを最大値として保持する(ステップS
4)。
【0022】次のステップS5では、最大値更新区間
(後述の図5,図6で説明する。)用カウンタ値のリセ
ットを行ない、次のステップS6で、この最大値Anを
次回の最大値更新の判定値として使用するためにAn−
1とし、次のサンプリングタイムの最大値更新に移る
(ステップS1に戻る)。
【0023】ステップS3での比較結果が否定(NO)
すなわちAn−1≧Anの場合(電力値が下がった場
合)にはステップS3からステップS7に進み、最大値
更新監視部86が保持している最大値更新区間用カウン
タがカウント中であるか否かを判定する。カウント中で
あれば、ステップS7からステップS9に飛び、最大値
更新区間用カウンタのカウント値を+1だけインクリメ
ントする。カウント中でなければ、ステップS8に進ん
で最大値更新区間カウンタをスタートさせ、次にステッ
プS9に進み、最大値更新区間用カウンタのカウント値
を増加させる。
【0024】ステップS9の次にステップS10に進
み、最大値更新区間用カウンタのカウント値が最大値更
新区間を超えるか否かを判定する。カウント値が最大値
更新区間を超える場合には前記のステップS4に進み、
最大値として今回の最大値Anを保持する。ステップS
10の判定で、最大値更新区間用カウンタのカウント値
が最大値更新区間を超えないのであればステップS11
に進み、最大値としてAn−1を保持し、次のサンプリ
ングタイムの最大値更新に移る(ステップS1に戻
る)。
【0025】図5,図6は、最大値更新アルゴリズムの
最大値更新例を示す図である。図5の例では、最大値更
新区間を4サンプリング区間としている。本実施形態
で、最大値更新区間を設け、この区間内で瞬間的に瞬時
パワーの最大値が下がっても直ちにそれに追随して最大
値の値を下げることはせずに、この区間を越えた瞬時パ
ワーの最大値の下げだけを最大値の変動として反映させ
る。最大値更新区間を設けずに、瞬時パワーの最大値の
下げを直ちに最大値の下げとして反映させても、結果的
にピーク抑圧は可能である。しかし、瞬間瞬間の瞬時パ
ワーの値で最大値を更新すると、補正演算の処理負荷が
増大し、また、余計にピーク抑圧を行うことになってし
まう。このため、本実施形態では最大値更新区間を設け
ている。
【0026】図5の例では、各サンプリング時間B6,
B7,B8,B9,B10の各瞬時パワー最大値をL,
M,N,O,Pとしている。最大値更新区間中に最大値
の変化が増加傾向にあるとき(図5では、M<N<O<
Pとする。)は、最大値更新区間用カウンタの動作を行
なわない。この図5の例では、L>Mとしており、サン
プリング時間B7に入ると、L>M(最大値の下げ状
態)であるから、図4のステップS3からステップS
7,S8と進み、最大値更新区間用カウンタがスタート
され、更にステップS9,ステップS10,ステップS
11と進み、瞬時パワー最大値として、サンプリング時
間B7の値Mではなく、値Lが保持されたままとなる。
【0027】しかし、次のサンプリング時間B8に入る
と、その最大値N>Lであるから、図4のステップS3
からステップS4,S5と進み、瞬時パワー最大値とし
ては値Nが保持されると共に、最大値更新区間用カウン
タはリセットされ、最大値更新区間の計数は中止する。
以後のこの図5の例では、瞬時パワーの最大値は増加傾
向となるため、夫々、算出された瞬時パワー最大値O,
P,Qが最大値(図5の下段)として保持される。
【0028】図6の例では(この例でも最大更新区間を
4サンプリングとしている。)、サンプリング時間B1
3,B14,B15,B16,B17の最大値をL,
M,N,O,P,Qとしている。この例での大小関係
は、図5の場合と異なり、M>L,M>N,M>O,M
>P,M>Qとしている。この図6の例では、最大値更
新区間カウンタがスタートされてからこの最大値更新区
間内の全範囲で最大値の変化が減少傾向にある。このた
め、この区間内での最大値は値Mで固定され、カウンタ
は4サンプリング時間をカウントするとカウントアップ
する。
【0029】この最大値更新区間カウンタがカウントア
ップした後の最大値の値(図6の値R)は、図4のフロ
ーチャートのステップS10からステップS4に進むこ
とで、最大値更新区間の切り替わり直後の瞬時パワー最
大値(図6の例では、サンプリング時間B18の値)が
更新区間終了後の最大値Rとして保持される。尚、最大
値更新区間カウンタがカウントアップした後の最大値の
値Rとして、最大値更新区間の切り替わり前(図6のB
17)後(図6のB18)の各瞬時パワー最大値を比較
し、大きい方を最大値Rとして用いることでもよい。
【0030】図2の比較・補正値算出部89は、補正基
準値設定部88で設定された任意のパワー基準値(送信
電力のピーク抑圧用閾値)と、最大値更新部87が保持
した最大値(図5,図6の各下段で示した最大値)との
大小比較を行なう。そして、最大値更新部87の保持し
た最大値が前記のパワー基準値を超える場合には、最大
値更新部87の最大値と前記パワー基準値との除算結果
を補正値として算出する。逆に、最大値更新部87の最
大値がパワー基準値を超えない場合には、等倍の補正値
とする。
【0031】これらの補正値は、補正演算部83に与え
られ、送信データ遅延部82で補正タイミング調整され
た(遅延された)送信データのIチャネル,Qチャネル
の送信データに乗算され、帯域制限フィルタ部9に入力
される。
【0032】このように、帯域制限フィルタ部9と同一
構成の送信ピーク検出用帯域制限フィルタ部84に事前
に送信データを入力してピークファクタを抑圧する補正
値を求め、この補正値で、帯域制限フィルタ部9に入力
する送信データを補正するため、帯域制限フィルタ部9
から出力される送信データのピークを良好に抑圧するこ
とが可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、帯域制限フィルタ部出
力での送信ピークを抑圧することができ、送信データに
対し波形精度を維持し、通信品質を保つ様に補正を行う
ことができ、ユーザ多重と通信品質を保ち、周波数特性
を維持してデータを送信することができると共に、増幅
器の線形性を補償する領域を小さくできるためシステム
の小型化・低消費化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る送信電力制御装置を
搭載した通信装置の構成図である。
【図2】図1に示すピーク抑圧装置の詳細構成図であ
る。
【図3】4倍オーバーサンプリングされたデータにおけ
る1サンプリング中の最大値を検出する説明図である。
【図4】最大値更新アルゴリズムを示すフローチャート
である。
【図5】瞬時パワー最大値が増加傾向にある場合の図2
に示す最大値更新部が保持する最大値の説明図である。
【図6】瞬時パワー最大値が減少傾向にある場合の最大
値更新部が保持する最大値と最大値更新区間終了後の最
大値を説明する図である。
【図7】従来のピーク抑圧装置の構成図である。
【符号の説明】
1 有線伝搬路インタフェース部 2 送信ベースバンド部 3 無線部 4 増幅器 5 送信アンテナ 6 コード拡散・多重部 7 ピーク抑圧装置 8 リミッタ装置 9 帯域制限フィルタ部 81 信号分岐部 82 送信データ遅延部 83 補正演算部 84 送信ピーク検出用帯域制限フィルタ部 85 瞬時パワー演算部 86 最大値更新監視部 87 最大値更新部 88 補正基準値設定部 89 比較・補正値算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/04 H04J 13/04

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯域制限フィルタに入力する前の送信デ
    ータを分岐し、分岐した送信データの一方を前記帯域制
    限フィルタと同一構成のピーク検出用フィルタに通すこ
    とで送信データの電力ピークを抑圧する補正値を求め、
    前記分岐した送信データの他方を前記補正値を求める時
    間だけ遅延させた後に前記補正値で補正してから前記帯
    域制限フィルタに入力させる通信装置の送信電力制御方
    法において、前記ピーク検出用フィルタを通した送信デ
    ータの電力ピークの最大値を1サンプリング時間毎に求
    るに際し、前記1サンプリング時間をオーバーサンプ
    リングした時間毎に求めた電力値のうちの最大値を前記
    1サンプリング時間の電力ピークの最大値にすると共に
    所定サンプリング期間中は前記最大値が減少しても減少
    前の最大値を保持し、この最大値をピーク抑圧用閾値と
    比較して前記補正値を求めることを特徴とする送信電力
    制御方法。
  2. 【請求項2】記最大値が1サンプリング時間毎に増
    加したとき各最大値を前記ピーク抑圧用閾値と比較して
    前記補正値を求めることを特徴とする請求項1に記載の
    送信電力制御方法。
  3. 【請求項3】記最大値が減少した時点から前記所定
    サンプリング期間を越えた時点で前記最大値が減少した
    場合には、前記保持した最大値に代えて更新した最大値
    を用い前記ピーク抑圧用閾値と比較することを特徴とす
    請求項1または請求項2に記載の送信電力制御方法。
  4. 【請求項4】記更新した最大値として、前記所定サ
    ンプリング期間を越えた直後のサンプリング期間におけ
    る最大値、あるいはこの最大値と前記所定サンプリング
    期間を越える直前のサンプリング期間における最大値の
    うち大きい方の最大値を採用することを特徴とする請求
    項3に記載の送信電力制御方法。
  5. 【請求項5】記補正値は、最大値が前記ピーク抑圧
    用閾値を越える場合にのみ求め、越えない場合には前記
    補正を行わないことを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の送信電力制御方法。
  6. 【請求項6】記最大値と前記ピーク抑圧用閾値との
    除算値を前記補正値とすることを特徴とする請求項5に
    記載の送信電力制御方法。
  7. 【請求項7】 帯域制限フィルタに入力する前の送信デ
    ータを分岐する分岐手段と、この分岐手段で分岐した送
    信データの一方を入力とする前記帯域制限フィルタと同
    一構成のピーク検出用フィルタと、このピーク検出用フ
    ィルタを通すことで前記送信データの電力ピークを抑圧
    する補正値を求める手段と、前記分岐した送信データの
    他方を前記補正値を求める時間だけ遅延させる遅延手段
    と、この遅延手段で遅延させた前記送信データを前記補
    正値で補正してから前記帯域制限フィルタに入力させる
    補正手段とを備える送信電力制御装置において、前記補
    正値を求める手段は、前記ピーク検出用フィルタを通し
    た送信データの電力ピークの最大値を1サンプリング時
    間毎に求めるに際し、前記1サンプリング時間をオーバ
    ーサンプリングした時間毎に求めた電力値のうちの最大
    値を前記1サンプリング時間の電力ピークの最大値にす
    ると共に所定サンプリング期間中は前記最大値が減少し
    ても減少前の最大値を保持し、この最大値をピーク抑圧
    用閾値と比較して前記補正値を求めることを特徴とする
    送信電力制御装置。
  8. 【請求項8】記最大値が1サンプリング時間毎に増
    加したとき各最大値を前記ピーク抑圧用閾値と比較して
    前記補正値を求めることを特徴とする請求項7に記載の
    送信電力制御装置。
  9. 【請求項9】記最大値が減少した時点から前記所定
    サンプリング期間を越えた時点で前記最大値が減少した
    場合には、前記保持した最大値に代えて更新した最大値
    を用い前記ピーク抑圧用閾値と比較することを特徴とす
    請求項8に記載の送信電力制御装置。
  10. 【請求項10】記更新した最大値として、前記所定
    サンプリング期間を越えた直後のサンプリング期間にお
    ける最大値、あるいはこの最大値と前記所定サンプリン
    グ期間を越える直前のサンプリング期間における最大値
    のうち大きい方の最大値を採用することを特徴とする
    求項9に記載の送信電力制御装置。
  11. 【請求項11】記補正値は、最大値が前記ピーク抑
    圧用閾値を越える場合にのみ求め、越えない場合には前
    記補正を行わないことを特徴とする請求項7乃至請求項
    10のいずれかに記載の送信電力制御装置。
  12. 【請求項12】記最大値と前記ピーク抑圧用閾値と
    の除算値を前記補正値とすることを特徴とする請求項1
    1に記載の送信電力制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項7乃至請求項12のいずれかに
    記載の送信電力制御装置を備えることを特徴とする通信
    装置。
JP2000357709A 2000-11-24 2000-11-24 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置 Expired - Lifetime JP3478496B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357709A JP3478496B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置
US09/985,742 US6885850B2 (en) 2000-11-24 2001-11-06 Transmission power control method and apparatus, and communication apparatus
DE2001626902 DE60126902T2 (de) 2000-11-24 2001-11-21 Vorrichtung und Verfahren zur Sendeleistungssteuerung zur Unterdrückung von Spitzenleistung der Datenübertragung
EP20010127751 EP1220445B1 (en) 2000-11-24 2001-11-21 Transmission power control apparatus and method for suppressing the peak power of the transmission data

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000357709A JP3478496B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002164799A JP2002164799A (ja) 2002-06-07
JP3478496B2 true JP3478496B2 (ja) 2003-12-15

Family

ID=18829726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000357709A Expired - Lifetime JP3478496B2 (ja) 2000-11-24 2000-11-24 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6885850B2 (ja)
EP (1) EP1220445B1 (ja)
JP (1) JP3478496B2 (ja)
DE (1) DE60126902T2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3796204B2 (ja) 2002-07-31 2006-07-12 松下電器産業株式会社 マルチキャリア送信信号のピーク抑圧方法およびピーク抑圧機能をもつマルチキャリア送信信号生成回路
CN1695335B (zh) * 2002-10-23 2011-06-22 株式会社日立国际电气 发射机
US20080056504A1 (en) * 2003-06-18 2008-03-06 Frederik Gorges Dynamic Range Control Of An Audio Signal And Method Of Its Operation
US7149482B2 (en) * 2003-09-16 2006-12-12 Andrew Corporation Compensation of filters in radio transmitters
JP2006042050A (ja) 2004-07-28 2006-02-09 Nec Corp 送信装置およびピーク低減方法
WO2006049140A1 (ja) * 2004-11-01 2006-05-11 Hitachi Kokusai Electric Inc. 送信機
US8107900B2 (en) * 2005-10-06 2012-01-31 Panasonic Corporation Multi-carrier transmission device
JP4750592B2 (ja) * 2006-03-17 2011-08-17 富士通株式会社 ピーク抑圧方法、ピーク抑圧装置、無線送信装置
JP4629611B2 (ja) * 2006-05-17 2011-02-09 ソフトバンクBb株式会社 ピーク電力低減システム及び方法
FR2910748B1 (fr) * 2006-12-22 2009-03-06 Thales Sa Procede et dispositif de limitation de puissance optimise.
JP4927585B2 (ja) * 2007-02-15 2012-05-09 株式会社日立国際電気 送信機
JP4941261B2 (ja) 2007-12-04 2012-05-30 富士通株式会社 歪補償増幅装置および歪補償方法
US9236899B2 (en) * 2013-06-05 2016-01-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Crest factor reduction of inter-band carrier aggregated signals
WO2016001781A1 (en) * 2014-06-30 2016-01-07 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Crest factor reduction of carrier aggregated signals
JP7043419B2 (ja) * 2016-12-15 2022-03-29 株式会社Nttドコモ 端末、無線通信方法及びシステム

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2877248B2 (ja) 1994-05-20 1999-03-31 エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社 Cdmaシステムにおける送信電力制御方法および装置
US5638403A (en) 1995-04-28 1997-06-10 Motorola, Inc. Low-splatter peak-to-average signal reduction with interpolation
JPH09139679A (ja) 1995-11-16 1997-05-27 N T T Ido Tsushinmo Kk ピーク電力低減回路
JP3548657B2 (ja) 1996-10-17 2004-07-28 株式会社日立製作所 多重信号の送信装置
JPH11136210A (ja) 1997-10-31 1999-05-21 Kokusai Electric Co Ltd 送信ピークファクタ抑制回路
US6356606B1 (en) 1998-07-31 2002-03-12 Lucent Technologies Inc. Device and method for limiting peaks of a signal
JP2988522B1 (ja) 1998-09-28 1999-12-13 日本電気株式会社 Cdma送信機
US6236864B1 (en) 1998-11-27 2001-05-22 Nortel Networks Limited CDMA transmit peak power reduction
US6687238B1 (en) 1999-03-10 2004-02-03 Qualcomm Incorporated CDMA signal transmission control
US6504862B1 (en) * 1999-06-02 2003-01-07 Nortel Networks Limited Method and apparatus for reducing the ratio of peak to average power in a Gaussian signal including a CDMA signal

Also Published As

Publication number Publication date
DE60126902T2 (de) 2007-06-14
EP1220445B1 (en) 2007-02-28
DE60126902D1 (de) 2007-04-12
EP1220445A3 (en) 2003-05-21
US20020065095A1 (en) 2002-05-30
US6885850B2 (en) 2005-04-26
JP2002164799A (ja) 2002-06-07
EP1220445A2 (en) 2002-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3478496B2 (ja) 送信電力制御方法及びその装置並びに通信装置
EP1290804B1 (en) Digitized automatic gain control system and methods for a controlled gain receiver
JP4227900B2 (ja) 飽和検出および修正を行う無線周波送信機およびそのための方法
US20030083031A1 (en) Method and apparatus for reducing the effect of AGC switching transients
JP5554769B2 (ja) 自動フィルタ制御
CN1674451B (zh) 动态均衡装置和方法
US20080008311A1 (en) Methods and apparatus for improving voice quality in an environment with noise
JP4163531B2 (ja) 自動利得制御装置
JP2003529958A (ja) 隣接チャネル・パワー・リジェクションのために一定のマージンを維持するために最大送信パワーを調整するための方法及びシステム
EP1061643B1 (en) Receiver and gain control method of the same
US20080147387A1 (en) Audio signal processing device and noise suppression processing method in automatic gain control device
JP2019169861A (ja) 受信機及びプログラム
US20050124310A1 (en) Receiver
JP2718710B2 (ja) ディジタル伝送装置
KR101159851B1 (ko) 자동 이득 제어장치
JP2004134917A (ja) 自動利得制御装置、無線受信装置及び自動利得制御方法
JP2001057513A (ja) Agc回路及びその利得制御方法
JP2003318679A (ja) 受信装置及び通信装置
KR100724947B1 (ko) 불연속 전송 시스템의 수신기를 위한 자동 이득 제어장치및 방법
JP4292655B2 (ja) サンプリング装置
JP4467753B2 (ja) 歪補償増幅装置
JP2004304568A (ja) 受信回路およびこれを用いた移動無線受信機
JP2002314357A (ja) 利得制御装置及び利得制御方法
JP4050212B2 (ja) 信号受信装置
JP2005210357A (ja) ソフトウェア無線機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 9