JP4110385B2 - 電力制限器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディジタル無線通信システムの送信器に関し、特に送信電力増幅器の入力を制限する電力制限器に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線システムでは、電波資源の有効利用の観点から送信波が隣接する帯域に与える影響を最低限に抑える必要がある。特に、W−CDMA基地局などでは、送信波が隣接する帯域に与える影響を抑えるために、送信器の歪をできるだけ低減することが要求され、高度な線形性が追求される。送信機の中でも増幅器は線形性に最も密接である。一般的に増幅器は、その最大出力に近づくにしたがって出力が飽和するという特性を持っており、非線形な領域が存在する。そのような増幅器の特性において、高度な線形性を実現するために、線形領域の中でも非線形領域から十分に離れた領域に動作点を設定する。つまり、送信機の出力段に配置される電力増幅器には、所望する出力電力以上の出力能力(最大出力)のある増幅器を使用し、飽和出力電力から大きなバックオフをとって運用し、線形性を確保している。即ち、所望の定格電力の何倍もの能力を持つ電力増幅器が必要になる。例えば、所望の歪特性を得るためにバックオフが10dB必要とすると、所望する定格出力の10倍の出力が出せる増幅器が必要となるわけである。このことは機器のコストに大きく影響を与え、さらに、消費電力の増大を招くことになり好ましくない。従って、バックオフをできるだけ少なくして運用することが望まれている。
【0003】
一方、入力される信号の尖頭値電力が大きいとその尖頭値に見合ったダイナミックレンジが必要となる。送信電力増幅器の歪が少ない状態で使用する場合、定格電力での運用にはそのダイナミックレンジに見合うだけ更にバックオフを大きくとらなければならない。尖頭値電力が小さくなれば、その分ダイナミックレンジも狭くなり、バックオフを小さくすることができる。そのため、尖頭値電力を低く抑える電力制限器が送信電力増幅器の前段に備えられる。これまでは、この電力制限器としてリミッタを用いて尖頭値電力を制限する方法を採ってきたが、この方法ではリミッタによって電力制限を受けた電力増幅器への入力信号は大きく歪むため、電力増幅器の出力信号の側帯が大きくなるという不都合が生じていた。
【0004】
特開2001−86094号公報(特許文献1)では、増幅器の線形性を補償する領域が小さくてすみ、高効率、低消費電力の送信システムを構成するための技術として、CDMA方式におけるROF部の前段に、補正部を配設したものが知られていた。瞬時電力量を算出し、あらかじめ設定した上限値と比較し、この値を超えた場合に瞬時ピークとして検出し、上限値を超えた場合にのみ選択的に振幅補正を行うようにし、補正される領域近傍の歪を低減するようにしたものである。
【0005】
特開2000−106548号公報(特許文献2)では、CDMA送信機において、1シンボル分の送信データのピークを検出し、そのピーク値が送信増幅器の入力制限電力より大きい場合には検出されたピークを参照してこれを打ち消すようなダミーシンボルを生成し、送信データから差し引いてピークを低減するとともに、ダミーシンボル減算による電力変化分を補償するために電力補正値を計算し、電力補正するという技術が知られていた。
【0006】
特開2000−244452号公報(特許文献3)では、CDMA無線基地局で、キャリア数、多重数が多く、個別の送信電力が大きい変調信号を共通増幅器に入力した場合に発生する歪みを低減させるための以下の技術が記載されている。複数チャネルの多重化されたキャリア信号の入力からキャリア毎に瞬時電力と平均電力を求め、その瞬時電力と平均電力からリミットレベルを設定する。その設定されたリミットレベルで各キャリア毎にリミッタを制御して振幅補正することにより、各キャリアでの多重数が多い場合には共通増幅器で発生する歪のレベルを低減し、多重数が少ない場合には受信側の誤り率を抑えることができるというものである。
【0007】
特開2001−285088号公報(特許文献4)では、複数の信号を加算した加算出力を変調手段で一括変調し出力する送信機において、複数の信号を加算した加算信号出力を遅延させ、遅延した加算信号からピーク値を予測し、予測ピーク値を用いて遅延した加算信号の出力が所定のレベルとなるように制御するという技術が知られていた。
【0008】
特開2001−298409号公報(特許文献5)では、少なくとも2つのサービス(例えば音声通信とデータ通信)を含むセルラ通信において、各々のサービスに個別の電力レベルの最小値、最大値を設け、各々のサービス別に最小値、最大値によって電力制限し、異なるサービスの品質を個別に調節することが可能となるという技術が知られていた。
【0009】
特開2001−339361号公報(特許文献6)では、マルチキャリア通信において、伝送効率の低下を抑えつつ、ピーク電力を抑圧するための以下の技術が知られていた。一系列の情報信号を複数系列の情報信号に変換する。その複数系列の情報信号のそれぞれを系列固有の搬送波に対して重畳することによってマルチキャリア信号を生成する。このマルチキャリア信号のピーク電力を検出して閾値と比較する。ピーク電力が閾値を超えた場合にこれら搬送波のうち特定の搬送波に対して情報信号に代えてピーク電力を抑圧する信号を重畳し、マルチキャリア信号を再生成することによってピークを抑制するものである。
【0010】
特開平11−88257号公報(特許文献7)では、無線通信システムのピーク抑制装置において、送信直交ベースバンド信号のパワーを計算し、求めたパワー値によって送信直交ベースバンド信号のパワーを制限することにより、1チャネル送信に対して送信変調信号のピーク制限を行うという技術が知られていた。
【0011】
特開平11−136210号公報(特許文献8)では、リミッタ閾値が固定であると符号多重信号のレベルの変化に適合しない場合があるという問題点を解決し、符号多重信号のレベルの変化に対応した最適なリミッタ閾値でピークファクタを抑制し、安定した送信品質を保つ技術が知られていた。これは、送信する符号多重化信号に対してリミッタが作用して、与えられたリミッタ閾値のレベルの信号が出力された時間の割合(リミッタ率)をリミッタ率演算部が測定し、リミッタ閾値設定部は測定されたリミッタ率が予め定められた規定のリミッタ率に近づくようにリミッタ閾値を変動させてリミッタに与えるものである。
【0012】
特開平11−274983号公報(特許文献9)では、CDMA送信装置において、QPSKの拡散変調器の出力でI軸成分とQ軸成分をそれぞれチップ単位の変化パターンとして観測し、特定の変化パターンをもつ部分についてその特定パターンに該当する重みで振幅を減衰させることで、ナイキスト伝送条件を保ちつつ、波形整形後の包絡線ピークを予測して波形整形前に振幅制限することができるという技術が知られていた。
【0013】
【特許文献1】
特開2001−86094号公報
【特許文献2】
特開2000−106548号公報
【特許文献3】
特開2000−244452号公報
【特許文献4】
特開2001−285088号公報
【特許文献5】
特開2001−298409号公報
【特許文献6】
特開2001−339361号公報
【特許文献7】
特開平11−88257号公報
【特許文献8】
特開平11−136210号公報
【特許文献9】
特開平11−274983号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、電力増幅器の入力信号の尖頭値電力を制限する際に発生する歪を低減した電力制限器を提供することである。
【0015】
本発明の他の目的は、尖頭値電力を制限することによってダイナミックレンジを狭くし、バックオフを小さく抑える電力制限器を提供することである。
【0016】
本発明の他の目的は、送信機に要求される線形性を確保するためのバックオフを軽減した運用をする事によって、消費電力を低減し、安価な送信機を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0018】
本発明の観点では、無線通信システムの送信機に備えられる送信電力増幅器の入力信号に制限を加える電力制限器は、複素ベースバンド信号を入力とし、関数生成部(102a)と遅延演算部(102b)を備えている。関数生成部(102a)は、入力信号から電力計算値を計算し、計算した電力計算値から電力制限を行うための関数を生成する。遅延演算部(102b)は、入力信号を遅延させ、前記関数生成部(102a)で生成した関数を用いて遅延させた入力信号に電力制限演算を行う。
【0019】
本発明の電力制限器において、関数生成部(102a)は、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える重み付け関数を生成する。重み付け関数によって制限を加える区間(重み付け区間)は、入力信号の電力計算値が閾値を超えて極大となった位置を中心とし、前後一定区間とする。
【0020】
本発明の電力制限器において、関数生成部(102a)で生成する重み付け関数は、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数を備える。この減衰係数は、入力信号の電力計算値の極大値が電力制限後には閾値となり、極大以外の重み付け区間では閾値以下になるように決定する。
【0021】
本発明の電力制限器において、関数生成部(102a)で生成する重み付け関数は、入力信号の電力計算値が極大となった位置を中心(t=0)とした重み付け区間をTとし、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数をAとして次式で示す関数Fとする。
(関数F)
|t|≦T/2 のとき
F(t)=1−A・cos(π・t/T)
|t|>T/2 のとき
F(t)=1
【0022】
本発明の電力制限器において、関数生成部(102a)は、電力計算値を監視する区間(ウインドウ)内で入力信号の電力計算値から閾値を超える極大を複数箇所に検出した場合、各々の極大に対して重み付け区間を設定し、各々の極大値が閾値となるように減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成する。検出した極大の数をn、生成した複数の重み付け関数をF0(t)、F1(t)...Fn-1(t)とすると、遅延演算部(102b)へ出力する重み付け関数は、各々の重み付け関数の相乗により、
F(t)=F0(t)・F1(t)・...・Fn-1(t)
となる。
【0023】
本発明の電力制限器において、関数生成部(102a)は、電力計算回路(203)、ウインドウ生成回路(204)、閾値設定回路(205)、極大値検出回路(206)、重み付け関数生成回路(207)を備えている。電力計算回路(203)は、複素ベースバンド信号を入力信号として、電力計算値を計算する。ウインドウ生成回路(204)は、電力計算回路(203)の出力を監視する区間(ウインドウ)を決定する。閾値設定回路(205)は、電力制限を加える閾値を任意に設定する。極大値検出回路(206)は、ウインドウ生成回路(204)で生成したウインドウ内で電力計算回路(203)の出力を監視し、閾値設定回路(205)で設定した閾値を超え、かつ極大となる点を検出する。重み付け関数生成回路(207)は、極大値検出回路(206)の出力と閾値設定回路(205)で設定した閾値に基づいて、電力に制限を加える重み付け区間と減衰係数を決定し、重み付け関数を生成する。
【0024】
本発明の電力制限器において、遅延演算部(102b)は、遅延回路(208)と乗算回路(209)を備えている。遅延回路(208)は、入力信号をウインドウ生成部(204)で生成したウインドウで監視する時間分遅延させる。乗算回路(209)は、遅延回路(208)から出力される遅延した入力信号と、重み付け関数生成回路(207)で生成した重み付け関数F(t)とを乗算して重み付けし、電力制限器(102)から出力する。
【0025】
本発明の電力制限器は、ディジタル無線送信機に備えられる。
【0026】
本発明の電力制限器を備えたディジタル無線送信機は、ディジタル無線基地局に備えられる。
【0027】
本発明の電力制限器を備えたディジタル無線送信機は、ディジタル無線移動局に備えられる。
【0028】
また、本発明の観点では、無線通信システムの送信機に備えられる送信電力増幅器の入力信号に制限を加える電力制限器は、中間周波信号を入力とし、関数生成部(402a)と遅延演算部(402b)を備えている。関数生成部(402a)は、入力信号から電力計算値を計算し、計算した電力計算値から電力制限を行うための関数を生成する。遅延演算部(402b)は、入力信号を遅延させ、前記関数生成部(402a)で生成した関数を用いて遅延させた入力信号に電力制限演算を行う。
【0029】
本発明の電力制限器において、関数生成部(402a)は、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える重み付け関数を生成する。重み付け関数によって制限を加える区間(重み付け区間)は、入力信号の電力計算値が閾値を超えて極大となった位置を中心とし、前後一定区間とする。
【0030】
本発明の電力制限器において、関数生成部(402a)で生成する重み付け関数は、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数を備える。この減衰係数は、入力信号の電力計算値の極大値が電力制限後には閾値となり、極大以外の重み付け区間では閾値以下になるように決定する。
【0031】
本発明の電力制限器において、関数生成部(402a)で生成する重み付け関数は、入力信号の電力計算値が極大となった位置を中心(t=0)とした重み付け区間をTとし、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数をAとして、前記関数Fに示す式により生成する。
【0032】
本発明の電力制限器において、関数生成部(402a)は、電力計算値を監視する区間(ウインドウ)内で入力信号の電力計算値から閾値を超える極大を複数箇所に検出した場合、各々の極大に対して重み付け区間を設定し、各々の極大値が閾値となるように減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成する。検出した極大の数をn、生成した複数の重み付け関数をF0(t)、F1(t)...Fn-1(t)とすると、遅延演算部(402b)へ出力する重み付け関数は、各々の重み付け関数の相乗により、
F(t)=F0(t)・F1(t)・...・Fn-1(t)
となる。
【0033】
本発明の電力制限器において、関数生成部(402a)は、電力計算回路(503)、ウインドウ生成回路(204)、閾値設定回路(205)、極大値検出回路(206)、重み付け関数生成回路(207)を備えている。電力計算回路(503)は、中間周波信号を入力信号として、電力計算値を計算する。ここで、電力として計算する値は、厳密な意味での電力の代わりに信号の最大振幅値、平均値など電力に相当する尺度の値であってもよい。ウインドウ生成回路(204)は、電力計算回路(503)の出力を監視する区間(ウインドウ)を決定する。閾値設定回路(205)は、電力制限を加える閾値を任意に設定する。極大値検出回路(206)は、ウインドウ生成回路(204)で生成したウインドウ内で電力計算回路(503)の出力を監視し、閾値設定回路(205)で設定した閾値を超え、かつ極大となる点を検出する。重み付け関数生成回路(207)は、極大値検出回路(206)の出力と閾値設定回路(205)で設定した閾値に基づいて、電力に制限を加える重み付け区間と減衰係数を決定し、重み付け関数を生成する。
【0034】
本発明の電力制限器において、遅延演算部(402b)は、遅延回路(508)と乗算回路(509)を備えている。遅延回路(508)は、入力信号をウインドウ生成部(204)で生成したウインドウで監視する時間分遅延させる。乗算回路(509)は、遅延回路(508)から出力される遅延した入力信号と、重み付け関数生成回路(207)で生成した重み付け関数F(t)とを乗算して重み付けし、電力制限器(402)から出力する。
【0035】
本発明の電力制限器は、ディジタル無線送信機に備えられる。
【0036】
本発明の電力制限器を備えたディジタル無線送信機は、ディジタル無線基地局に備えられる。
【0037】
本発明の電力制限器を備えたディジタル無線送信機は、ディジタル無線移動局に備えられる。
【0038】
また、本発明の観点では、電力計算ステップ、ウインドウ生成ステップ、閾値設定ステップ、極大値検出ステップ、重み付け関数生成ステップ、遅延ステップ、乗算ステップを備え、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える。電力計算ステップは、入力の複素ベースバンド信号または中間周波信号から電力計算値を計算する。ウインドウ生成ステップは、電力計算ステップの出力を監視する区間(ウインドウ)を決定する。閾値設定ステップは、電力制限を加える閾値を任意に設定する。極大値検出ステップは、ウインドウ生成ステップで生成したウインドウ内で電力計算ステップの出力を監視し、閾値設定ステップで設定された閾値を超え、かつ極大となる点を検出する。重み付け関数生成ステップは、極大値検出ステップの出力と閾値設定ステップで設定した閾値に基づいて、電力に制限を加える重み付け区間と減衰係数を決定し、重み付け関数F(t)を生成する。遅延ステップは、入力信号をウインドウ生成ステップで生成したウインドウで監視する時間分遅延させて出力する。乗算ステップは、重み付け関数生成ステップで生成した重み付け関数F(t)と遅延ステップで遅延させた入力信号とを乗算する。
【0039】
本発明の送信電力増幅器の入力信号に制限を加える方法において、重み付け関数生成ステップは、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える重み付け関数を生成する。重み付け関数によって制限を加える区間(重み付け区間)は、入力信号の電力計算値が閾値を超えて極大となった位置を中心とし、前後一定区間とする。
【0040】
本発明の送信電力増幅器の入力信号に制限を加える方法において、重み付け関数生成ステップで生成する重み付け関数は、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数を備える。この減衰係数は、入力信号の電力計算値の極大値が電力制限後には閾値となり、極大以外の重み付け区間では閾値以下になるように決定する。
【0041】
本発明の送信電力増幅器の入力信号に制限を加える方法において、重み付け関数生成ステップで生成する重み付け関数は、入力信号の電力計算値が極大となった位置を中心(t=0)とした重み付け区間をTとし、送信電力増幅器の入力信号に制限を加える度合いを示す減衰係数をAとして、前記関数Fに示す式により生成する。
【0042】
本発明の送信電力増幅器の入力信号に制限を加える方法において、重み付け関数生成ステップは、極大値検出ステップにおいて監視するウインドウ内で入力信号の電力計算値から閾値を超える極大を複数箇所に検出した場合、各々の極大に対して重み付け区間を設定し、各々の極大値が閾値となるように減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成する。検出した極大の数をn、生成した複数の重み付け関数をF0(t)、F1(t)...Fn-1(t)とすると、乗算ステップへ出力する重み付け関数は、各々の重み付け関数の相乗により、
F(t)=F0(t)・F1(t)・...・Fn-1(t)
となる。
【0043】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係わるディジタル無線通信システムにおける送信機の構成を示す図である。送信機は、送信波形整形フィルタ101、関数生成部102aと遅延演算部102bからなる電力制限器102、直交変調器103、周波数変換器104、送信電力増幅器105、送信アンテナ106を備えている。
【0044】
送信データ100は、同相信号(一般にIchと呼ばれる)と直交信号(一般にQchと呼ばれる)で構成される複素ベースバンド信号であり、送信波形整形フィルタ101に入力される。送信波形整形フィルタ101は、送信データを波形整形し、電力制限器102へ出力する。電力制限器102は、関数生成部102aで送信波形整形フィルタ101から出力された複素信号の電力計算値から電力制限の重み付け関数を生成し、遅延演算部102bで遅延された入力に対して重み付け関数を用いた電力制限演算で電力制限を行い、電力制限をした複素信号を直交変換器103へ出力する。直交変調器103は、電力制限した複素信号の同相信号と直交信号から中間周波信号に直交変調し、周波数変換器104へ送る。周波数変換器104は、高周波信号へ周波数変換を行い、周波数変換された高周波信号は、送信電力増幅器105で電力増幅され、アンテナ106から電波として発射される。
【0045】
図1の構成における本発明の電力制限器の一実施例を図2に示す。電力制限器102は、関数生成部102aを構成しているウインドウ生成回路204、閾値設定回路205、電力計算回路203、極大値検出回路206、重み付け関数生成回路207の各回路と、遅延演算部102bを構成している遅延回路208、乗算回路209の各回路とを備えている。
【0046】
複素信号である入力信号201は、予め定めておいたウインドウの固定時間分(Tw)遅延させる遅延回路208に入力されると同時に、電力を計算する電力計算回路203に入力される。電力計算回路203は、入力信号の電力を複素信号のベクトル和として計算し、計算した電力計算値を極大値検出回路206へ出力する。
【0047】
電力制限を加える基準となる閾値Pthは、外部から任意の値に設定でき、閾値設定回路205は状況に応じた値を設定、保持し、極大値検出回路206と重み付け関数生成回路207へ通知する。
【0048】
電力計算回路203から電力計算値を受けた極大値検出回路206は、ウインドウ生成回路204によって生成されたウインドウ内を観測し、閾値設定回路205から通知された閾値Pthを超える前記電力計算値の極大となる点を検出する。検出した極大値Ppと極大となったウインドウ内の時刻tp、閾値を超えていた区間のウインドウ内の時刻(ts〜te)を重み付け関数生成回路207へ送る。
【0049】
重み付け関数生成回路207は、極大値検出回路206から送られてきた極大値と、閾値設定回路205で設定されている閾値Pthに基づいて減衰係数Aを計算する。また、ウインドウ生成回路204によって生成されたウインドウの時刻を基準として、極大値検出回路206から送られてきた極大の時刻、閾値を超えていた区間の時刻から重み付け区間Tを設定する。さらに、減衰係数Aと重み付け区間Tと極大の時刻tpとの重み付け関数を生成し、乗算回路209へ送る。
【0050】
一方、遅延回路208は、入力信号201をウインドウ時間Tw分遅延させた後、乗算回路209へ出力する。乗算回路209では、遅延回路208で遅延させた複素信号の送信データと、それに対応する重み付け関数を乗算し、電力制限した送信データとして電力制限器から出力する。
【0051】
図3の入出力電力波形の例を用いてウインドウ内に単一の極大を含む場合の電力制限器の動作例を示す。送信データは、複素ベースバンド信号として図2の電力制限器102へ入力される。入力信号201は、電力計算回路203で複素信号のベクトル和として電力計算されると共に、遅延回路208によって遅延を受ける。電力計算回路203の出力が図3(a)の入力電力Pi(t)に相当する。
【0052】
ウインドウ生成回路で生成されたウインドウTwの区間において、極大値検出回路206は、入力電力Piの閾値Pthを超える極大の有無を観測する。図3(a)では、閾値Pthを超えた極大値は、ウインドウ内相対時刻tpにおいて極大値Ppであり、極大値検出回路206は、時刻tpと極大値Ppおよび閾値Pthを超えていた区間ts〜teを重み付け関数生成回路207へ送る。
【0053】
重み付け関数生成回路207は、極大値検出回路206で検出した極大点のウインドウ内相対時刻tp、極大値Ppと閾値Pthを超えていた区間ts〜te、閾値設定回路に設定されている閾値Pthに基づいて重み付け関数F(t)を生成する。減衰係数Aは、極大値Ppと閾値Pthから
A=1−Pth/Pp
となる。重み付け区間Tは、極大点を中心として設定する。また、重み付け区間内で重み付け後の出力が閾値を超えないようにするため、少なくとも区間ts〜teを含む区間に設定する。
【0054】
重み付け区間の設定の方法としては、例えば、極大点tpと区間の端点ts、teのうち離れている方の端点txを求め、その2倍の区間を極大点から重み付け区間の端点とする。つまり、極大点tpを中心として前後±(tp−tx)×2 の範囲内を重み付け区間とすることになるので、重み付け区間Tは、
T=Max(tp−ts ,te−tp)×4
となる。
【0055】
また、別の重み付け区間の設定の方法としては、入力電力を制限する基準となる閾値の他に、重み付け区間を設定するための閾値(区間設定閾値)を定めておき、区間設定閾値を超える電力計算値となっていた区間を用いる方法もある。例えば、区間設定閾値を超える電力計算値となっていた区間の端点をts、teとすると、極大点tpと区間の端点ts、teのうち離れている方の端点txを求め、その2倍の区間を重み付け区間とするのである。つまり、
T=Max(tp−ts ,te−tp)×2
とすると、極大点tpを中心として前後±(tp−tx)に重み付け区間が設定できる。
【0056】
減衰係数Aと重み付け区間Tが定まると、重み付け関数F(t)は、
|t−tp|≦T/2 のとき
F(t)=1−A・cos(π・(t−tp)/T)
|t−tp|>T/2 のとき
F(t)=1
となり、電力制限後の極大値は閾値Pthと同じ値になるように設定されることになる。
【0057】
重み付け関数生成回路207は、ウインドウ生成回路204で生成されたウインドウのタイミングに従い、乗算回路209のもう一方の入力である遅延された入力信号に同期させて、生成した重み付け関数F(t)を出力する。乗算回路209は、遅延回路208でウインドウ時間分(Tw)遅延された複素信号の入力信号と重み付け関数生成回路207で生成された重み付け関数を乗算し、電力制限された複素信号として出力する。遅延した入力信号の電力計算値をPi'(t)とすると、出力信号の電力計算値Po(t)は、
Po(t)=Pi'(t)・F(t−tp)
となり、図3(b)出力電力Po(t)で示すように、極大値Pp'は閾値Pthと同じ値(Pp'=Pth)に電力制限された信号となる。出力における極大点の時刻tpは、ウインドウ内の相対時刻であるため、絶対時刻としては入力時点のウインドウ内の相対時刻tpに対してTwだけ遅延している。
以上により、電力制限器102は、閾値を越えていた入力電力を閾値以下に制限し、直交変調器103へ出力することになる。
【0058】
(第2の実施の形態)
図4は本発明の第2の実施の形態に係わるデジタル無線通信システムにおける送信機の構成を示す図である。第1の実施の形態の要素と同一又は対応する要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。送信機は、送信波形整形フィルタ101、直交変調器103、関数生成部402aと遅延演算部402bからなる電力制限器402、周波数変換器104、送信電力増幅器105、送信アンテナ106を備えている。
【0059】
送信データ100は、送信波形整形フィルタ101を通して直交変調器103で中間周波信号に変換され、電力制限器402に送られる。電力制限器402は、関数生成部402aによって生成された重み付け関数を用いて、遅延演算部402bの電力制限演算によって電力制限を行い、電力制限した中間周波信号を周波数変換器104へ送る。周波数変換器104は高周波信号への変換を行い、送信電力増幅器105は電力増幅を行い、アンテナ106から発射される。
【0060】
図4の構成における本発明の電力制限器の一実施例を図5に示す。電力制限器402は、関数生成部402aを構成しているウインドウ生成回路204、閾値設定回路205、電力計算回路503、極大値検出回路206、重み付け関数生成回路207の各回路と、遅延演算部402bを構成している遅延回路508、乗算回路509の各回路とを備えている。図4の構成では、電力制限器402は直交変調器103と周波数変換器104の間に備えられ、電力制限器402の入出力信号は中間周波信号となる。
【0061】
入力信号である中間周波信号501は、予め定めておいたウインドウの固定時間分(Tw)遅延させる遅延回路508に入力されると同時に、電力を計算する電力計算回路503に入力される。
【0062】
電力計算回路503は、入力信号の電力を計算し、計算した電力計算値を極大値検出回路206へ出力する。電力として計算する値は、厳密な意味での電力の代わりに信号の最大振幅値、平均値など電力に相当する尺度の値であってもよい。その場合、判定の基準となる閾値を設定する閾値設定回路205の出力値、電力計算回路203の出力を使用する極大値検出回路206、重み付け関数発生回路207における電力も同じ尺度によるものとなる。
【0063】
一方、閾値設定回路205は、電力制限を加える基準となる閾値Pthを設定し、設定した閾値Pthを極大値検出回路206と重み付け関数生成回路207へ通知する。
【0064】
電力計算回路503から電力計算値を受けた極大値検出回路206は、ウインドウ生成回路204によって生成されたウインドウ内を観測し、閾値設定回路205から通知された閾値Pthを超える電力計算値の極大となる点を検出し、検出した極大値と極大の時刻、閾値を超えていた区間を重み付け関数生成回路207へ送る。
【0065】
重み付け関数生成回路207は、極大値検出回路206から送られてきた極大値、極大の時刻、閾値を超えていた区間と、閾値設定回路205で設定されている閾値からウインドウの時刻を基準として重み付け関数を生成し、乗算回路509へ送る。
【0066】
一方、遅延回路508は、入力信号501をウインドウ時間Tw分遅延させた後、乗算回路509へ出力する。乗算回路509では、遅延回路508で遅延させた中間周波信号の送信データと、それに対応する重み付け関数を乗算し、電力制限した送信データとして電力制限器から出力する。
【0067】
図6の入出力電力波形の例を用いてウインドウ内に複数の極大を含む場合の電力制限器の動作例を示す。送信データは、中間周波信号として図5の電力制限器402へ入力される。入力信号501は、電力計算回路503で電力計算されると共に、遅延回路508によって遅延を受ける。電力計算回路503の出力が図6(a)の入力電力Pi(t)に相当する。
【0068】
極大値検出回路206は、ウインドウTwの区間で入力電力Piを観測し、閾値Pthを超えた極大値を検出する。図6(a)では、極大P0と極大P1の2箇所に極大が存在する。極大P0はウインドウ内相対時刻tp0において極大値Pp0、極大P1はウインドウ内相対時刻tp1において極大値Pp1とする。極大値検出回路206は、極大値の情報(極大P0に対して時刻tp0と極大値Pp0、極大P1に対して時刻tp1と極大値Pp1)と、閾値を超えていた区間の情報(極大P0に対して端点時刻ts0とte0、極大P1に対して端点時刻ts1とte1)を重み付け関数生成回路207へ送る。
【0069】
重み付け関数生成回路207は、まずウインドウ内の極大P0、P1の各々について重み付け関数を求める。極大P0に対して、極大値の情報(時刻tp0、極大値Pp0)と閾値を超えていた区間の情報(ts0、te0)を用いて、重み付け関数F0(t)を求める。減衰係数A0は、極大値Pp0と閾値Pthから
0=1−Pth/Pp0
となる。重み付け区間T0は、実施の形態1と同様に極大点を中心とし、その区間内で重み付け後の出力が閾値を超えないように設定される。減衰係数A0と重み付け区間T0とから、極大P0に対しての重み付け関数F0(t)は、
|t−tp0|≦T0/2 のとき
0(t)=1−A0・cos(π・(t−tp0)/T0)
|t−tp0|>T0/2 のとき
0(t)=1
0=1−Pth/Pp0
となり、極大P0の電力制限後の極大値Pp0'は、閾値Pthと同じ値(Pp0'=Pth)になる重み付けができる。
【0070】
同様に、極大P1に対しての重み付け関数F1(t)は、
|t−tp1|≦T1/2のとき
1(t)=1−A1・cos(π・(t−tp1)/T1)
|t−tp1|>T1/2のとき
1(t)=1
1=1−Pth/Pp1
となり、極大P1の電力制限後の極大値Pp1'も、閾値Pthと同じ値(Pp1'=Pth)になる重み付けができる。
【0071】
ウインドウ内に複数の極大が含まれる場合には、重み付け関数は各々の極大に対する重み付け関数の相乗で求めるため、重み付け関数生成回路207で生成する重み付け関数F(t)は、
F(t)=F0(t−tp0)・F1(t−tp1)
となる。
【0072】
重み付け関数生成回路207は、ウインドウ生成回路204で生成されたウインドウのタイミングに従い、乗算回路509のもう一方の入力である遅延された入力信号に同期させて、生成した重み付け関数F(t)を出力する。乗算回路509は、遅延回路508でウインドウ時間分(Tw)遅延された中間周波信号の入力信号と重み付け関数生成回路207で生成された重み付け関数を乗算し、電力制限された中間周波信号として出力する。遅延した入力信号の電力計算値をPi'(t)とすると、出力信号の電力計算値Po(t)は、
Po(t)=Pi'(t)・F(t−tp)
=Pi'(t)・F0(t−tp0)・F1(t−tp1)
となり、図6(b)出力電力Po(t)で示すように、それぞれの極大値は、電力制限器によって閾値Pthと同じ値に電力制限された信号となる。
【0073】
図6ではウインドウ内で2個の極大を持つ場合について示したが、3個以上の極大が検出された場合も全く同様に各々の極大に対する重み付け関数の相乗が重み付け関数生成回路で生成する重み付け関数として乗算回路に送られることになる。n個の極大が検出された場合、重み付け関数は次式となる。
F(t)=F0(t−tp0)・F1(t−tp1)・・・Fi(t−tpi)・・・Fn-1(t−tpn-1)
i(t)は、|t−tpi|≦Ti/2 のとき
i(t)=1−Ai・cos(π・(t−tpi)/Ti)
|t−tpi|>Ti/2 のとき
i(t)=1
i=1−Pth/Ppi
ただし、i= 0, 1,・・・, n-1
以上により電力制限器402は、複数の極大点を含む閾値を越えていた入力電力を閾値以下に制限し、周波数変換器104へ出力することになる。
【0074】
【発明の効果】
本発明の実施により、電力増幅器の入力信号の尖頭値電力を制限する際に発生する歪を低減することができる。
また、本発明の実施により、尖頭値を制限することによってダイナミックレンジを狭くし、バックオフを小さく抑えることができる。
また、本発明の実施により、送信機に要求される線形性を確保したバックオフの軽減運用をする事によって、消費電力を低減し、安価な送信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディジタル無線通信システムの送信機の構成を示す図である。
【図2】同電力制限器の構成を示す図である。
【図3】同入出力電力波形の例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るディジタル無線通信システムの送信機の構成を示す図である。
【図5】同電力制限器の構成を示す図である。
【図6】同入出力電力波形の例を示す図である。
【符号の説明】
100 送信データ
101 送信波形整形フィルタ
102 電力制限器
102a 関数生成部
102b 遅延演算部
103 直交変調器
104 周波数変換器
105 送信電力増幅器
106 送信アンテナ
201 入力信号
202 出力信号
203 電力計算回路
204 ウインドウ生成回路
205 閾値設定回路
206 極大値検出回路
207 重み付け関数生成回路
208 遅延回路
209 乗算回路
402 電力制限器
402a 関数生成部
402b 遅延演算部
501 入力信号
502 出力信号
503 電力計算回路
508 遅延回路
509 乗算回路

Claims (23)

  1. 無線通信システムの送信機に備えられる送信電力増幅器の入力信号に制限を加える電力制限器であって、
    複素ベースバンド信号である入力信号から電力計算値を計算し、前記電力計算値から電力制限を行うための関数を生成する関数生成部と、
    前記入力信号を遅延させ、前記関数生成部で生成した関数を用いて、遅延させた前記入力信号に電力制限演算を行う遅延演算部と
    を具備する電力制限器。
  2. 前記関数生成部は、前記電力計算値が閾値を超えて極大となった位置を中心とし、前後一定区間を重み付け区間とする重み付け関数を生成する請求項1に記載の電力制限器。
  3. 前記重み付け関数は、前記電力計算値の極大値が電力制限後には前記閾値となり、前記極大以外の前記重み付け区間では前記閾値以下になるように決定した減衰係数を有する請求項2に記載の電力制限器。
  4. 前記重み付け関数は、前記電力計算値が極大となった位置を中心に前記重み付け区間をT、前記減衰係数をAとして、次式の関数Fとする請求項3に記載の電力制限器。
    (関数F)
    |t|≦T/2 のとき
    F(t)=1−A・cos(π・t/T)
    |t|>T/2 のとき
    F(t)=1
  5. 前記関数生成部は、前記電力計算値を監視する区間(ウインドウ)内において、前記電力計算値から前記閾値を超える複数の極大を検出し、各々の前記極大に対して前記重み付け区間を設定し、各々の前記極大の極大値が前記閾値となるように前記減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成し、各々の前記重み付け関数の相乗によって重み付け関数を生成する請求項3に記載の電力制限器。
  6. 前記関数生成部は、
    前記電力計算値を計算する電力計算回路と、
    前記電力計算回路の出力を監視する区間(ウインドウ)を決定するウインドウ生成回路と、
    電力制限を加える前記閾値を任意に設定できる閾値設定回路と、
    前記ウインドウ生成回路で生成されたウインドウ内で前記電力計算回路の出力を監視し、前記閾値設定回路で設定された閾値を超える前記電力計算回路の出力の極大を検出する極大値検出回路と、
    電力に制限を加える前記重み付け区間と前記減衰係数を決定し、重み付け関数を生成する重み付け関数生成回路と
    からなり、
    前記遅延演算部は、
    前記入力信号を前記ウインドウで監視する時間分遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路で遅延させた入力信号に前記重み付け関数生成回路で生成した重み付け関数で重み付けする乗算回路と
    からなる請求項1から請求項5のいずれかに記載の電力制限器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の電力制限器を備えるディジタル無線送信機。
  8. 請求項7に記載のディジタル無線送信機を備えるディジタル無線基地局。
  9. 請求項7に記載のディジタル無線送信機を備えるディジタル無線移動局。
  10. 無線通信システムの送信機に備えられる送信電力増幅器の入力信号に制限を加える電力制限器であって、
    中間周波信号である入力信号から電力計算値を計算し、前記電力計算値から電力制限を行うための関数を生成する関数生成部と、
    前記入力信号を遅延させ、前記関数生成部で生成した関数を用いて、遅延させた前記入力信号に電力制限演算を行う遅延演算部と
    を具備する電力制限器。
  11. 前記関数生成部は、前記電力計算値が閾値を超えて極大となった位置を中心とし、前後一定区間を重み付け区間とする重み付け関数を生成する請求項10に記載の電力制限器。
  12. 前記重み付け関数は、前記電力計算値の極大値が電力制限後には前記閾値となり、前記極大以外の前記重み付け区間では前記閾値以下になるように決定した減衰係数を有する請求項11に記載の電力制限器。
  13. 前記重み付け関数は、前記電力計算値が極大となった位置を中心に前記重み付け区間をT、前記減衰係数をAとして、前記関数Fに示す式とする請求項12に記載の電力制限器。
  14. 前記関数生成部は、前記電力計算値を監視する区間(ウインドウ)内において、前記電力計算値から前記閾値を超える複数の極大を検出し、各々の前記極大に対して前記重み付け区間を設定し、各々の前記極大の極大値が前記閾値となるように前記減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成し、各々の前記重み付け関数の相乗によって重み付け関数を生成する請求項12に記載の電力制限器。
  15. 前記関数生成部は、
    前記電力計算値を計算する電力計算回路と、
    前記電力計算回路の出力を監視する区間(ウインドウ)を決定するウインドウ生成回路と、
    電力制限を加える前記閾値を任意に設定できる閾値設定回路と、
    前記ウインドウ生成回路で生成されたウインドウ内で前記電力計算回路の出力を監視し、前記閾値設定回路で設定された閾値を超える前記電力計算回路の出力の極大を検出する極大値検出回路と、
    電力に制限を加える前記重み付け区間と前記減衰係数を決定し、重み付け関数を生成する重み付け関数生成回路と
    からなり、
    前記遅延演算部は、
    前記入力信号を前記ウインドウで監視する時間分遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路で遅延させた入力信号に前記重み付け関数生成回路で生成した重み付け関数で重み付けする乗算回路と
    からなる請求項10から請求項14のいずれかに記載の電力制限器。
  16. 請求項10から請求項15のいずれかに記載の電力制限器を備えるディジタル無線送信機。
  17. 請求項16に記載のディジタル無線送信機を備えるディジタル無線基地局。
  18. 請求項16に記載のディジタル無線送信機を備えるディジタル無線移動局。
  19. 複素ベースバンド信号または中間周波信号である入力信号から電力計算値を計算する電力計算ステップと、
    前記電力計算ステップの出力を監視する区間(ウインドウ)を決定するウインドウ生成ステップと、
    電力制限を加える閾値を設定する閾値設定ステップと、
    前記ウインドウ生成ステップで生成されたウインドウ内で前記電力計算ステップの出力を監視し、前記閾値設定ステップで設定された閾値を超える前記電力計算ステップの出力の極大を検出する極大値検出ステップと、
    電力に制限を加える重み付け区間と減衰係数を決定し、重み付け関数を生成する重み付け関数生成ステップと、
    前記入力信号を前記ウインドウ生成ステップで生成したウインドウで監視する時間分遅延させる遅延ステップと、
    前記重み付け関数生成ステップで生成した重み付け関数と前記遅延ステップで遅延させた入力信号とを乗算するステップと
    からなり、電力制限を行う方法。
  20. 前記重み付け関数生成ステップは、前記電力計算値の極大となった位置を中心とし、前後一定区間を重み付け区間とする重み付け関数を生成する請求項19に記載の電力制限を行う方法。
  21. 前記重み付け関数生成ステップで生成する重み付け関数は、前記電力計算値の極大値が電力制限後には前記閾値となり、前記極大以外の重み付け区間では前記閾値以下になるように決定した減衰係数を有する請求項20に記載の電力制限を行う方法。
  22. 前記重み付け関数生成ステップで生成する重み付け関数は、前記電力計算値が極大となった位置を中心に前記重み付け区間をT、前記減衰係数をAとして、前記関数Fに示す式とする請求項21に記載の電力制限を行う方法。
  23. 前記極大値検出ステップは、前記電力計算値を監視するウインドウ内において、前記電力計算値から前記閾値を超える複数の極大を検出し、前記重み付け関数生成ステップは、前記極大値検出ステップによって検出された複数の極大の各々に対して前記重み付け区間を設定し、各々の前記極大値が前記閾値となるように前記減衰係数を決定した重み付け関数を前記関数Fに示す式により生成し、各々の前記重み付け関数の相乗によって重み付け関数を生成する請求項21に記載の電力制限を行う方法。
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