JP3577613B2 - 圧電トランス - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、圧電振動子を用いた圧電トランスに関し、特に1つの圧電振動子上の一対の入力用電極に対し、それぞれ独立した複数対の出力用電極を有することにより、同様の複数の出力が得られる他、出力用電極の形状を変えることにより、複数の様々な所望の出力電圧を容易に得ることができ、更に高集積化にも適した圧電トランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
圧電振動子の矩形板を応用したデバイスとして圧電トランスが知られている。現在、圧電トランスに用いる圧電振動子矩形板として圧電セラミックやニオブ酸リチウム単結晶を用いることが多く、一般的な構造としては、図8の概略図に示すように、圧電振動子矩形板11の表面に電気的信号を入力できる入力対向電極82a,82bと、電気的信号を出力できる出力対向電極83a,83bとがそれぞれ形成されている。また、圧電トランスとしての特性は、共振先鋭度Qに大きく依存するが、例えばQの大きなニオブ酸リチウム単結晶を用いた圧電トランスでは昇圧比500以上が可能である。ここで入力電圧2V時の出力電圧は1kV以上である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
液晶ディスプレイのバックライト点灯や複写機のトナー帯電用などに、大きな電流値は必要としないが1kV程度の高電圧を必要とする機器は数多くある。
【0004】
一般に従来の圧電トランスは入力と出力が1:1に対応しているため、複数の出力が必要な場合、所望の電圧の数だけ圧電トランスが必要であるという欠点があった。ここ数年周辺機器の小型化に伴い圧電トランスの小型化が進んでいるが、複数の所望の電圧が必要な場合、従来の方法では所望の電圧数だけ圧電トランスが必要であり膨大なスペースが必要となり小型化には十分対応出来ないという欠点があった。
【0005】
更に最近では、液晶カラーディスプレイのバックライトとして、1つの液晶ディスプレイに複数のバックライト用冷陰極管を用いるのものが多く、複数のインバータが必要となった。仮に1つのインバータのみを用いるためには、冷陰極管を直列或いは並列に複数接続する必要があるが、直列に接続した場合は、圧電トランスの出力電圧が、1つの冷陰極管の場合の複数倍必要となり、圧電トランスへと負担が大きくなる。さらに並列に接続した場合は、接続した冷陰極管のインピーダンスのバラツキにより、インピーダンスの最小の冷陰極管のみ明るく点灯してしまい、他の冷陰極管は暗いままになってしまうという欠点があった。
【0006】
以上のように、従来の圧電トランスでは、所望の電圧の数だけ圧電トランスが必要であったが、本発明の技術的課題は、1つの圧電トランスにおいて複数の所望の電圧の出力電圧を得ることにあり、それに伴い周辺機器の小形化、高集積化を容易に可能とする圧電トランスを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明によれば、圧電振動子矩形板と、該圧電振動子矩形板に電気的信号を入力するために前記圧電振動子矩形板に設けられた入力用電極と、前記圧電振動子矩形板から電気的信号を取り出すために前記圧電振動子矩形板に設けられた出力用電極とを含む圧電トランスにおいて、前記圧電振動子矩形板の長さ方向一端面からおよそ前記圧電振動子矩形板の長さの2分の1の領域に形成され、且つ前記圧電振動子矩形板の厚さ方向に対して直交し、更に互いに対向する第1の対向電極と、前記圧電振動子矩形板の残り2分の1の領域の両側面にそれぞれ形成され、且つ電気的に独立するように前記圧電振動子矩形板の長さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、更に互いに対向する複数対の第2の対向電極とを備え、前記第1の対向電極を前記入力用電極とし、前記複数の対の第2の対向電極を前記出力用電極としたことを特徴とする圧電トランスが得られる。
【0008】
請求項2記載の発明によれば、前記複数対の第2の対向電極の中で前記厚さ方向の両端に位置する第2の対向電極が、前記圧電振動子矩形板の厚さ方向端面にまでそれぞれ延在していることを特徴とする請求項1項記載の圧電トランスが得られる。
【0009】
請求項3記載の発明によれば、圧電振動子矩形板と、該圧電振動子矩形板に電気的信号を入力するために前記圧電振動子矩形板に設けられた入力用電極と、前記圧電振動子矩形板から電気的信号を取り出すために前記圧電振動子矩形板に設けられた出力用電極とを含む圧電トランスにおいて、前記圧電振動子矩形板の長さ方向一端面からおよそ前記圧電振動子矩形板の長さの2分の1の領域に形成され、且つ前記圧電振動子矩形板の厚さ方向に対して直交し、更に互いに対向する第1の対向電極と、前記圧電振動子矩形板の残り2分の1の領域の両側面にそれぞれ形成され、且つ電気的に独立するように前記圧電振動子矩形板の厚さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、更に互いに対向する複数対の第2の対向電極とを備え、前記第1の対向電極を前記入力用電極とし、前記複数の対の第2の対向電極を前記出力用電極としたことを特徴とする圧電トランスが得られる。
【0010】
請求項4記載の発明によれば、前記第2の対向電極の前記厚さ方向両端部が、前記圧電振動子矩形板の厚さ方向両端面にまでそれぞれ延在していることを特徴とする請求項3項記載の圧電トランスが得られる。
【0011】
請求項5記載の発明によれば、前記第2の対向電極が、前記圧電振動子矩形板の端面から長さ方向の4分の1或いは6分の1の位置を含む様にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4項記載の圧電トランスが得られる。
【0012】
【作用】
本発明においては、圧電トランスに複数の出力用電極を形成することにより、所望の複数の出力電圧を容易に得ることが可能となる。また、複数の出力電圧を1つの圧電トランスで得ることが可能なため、本発明の圧電トランスを用いれば、周辺機器のより一層の小型化、高集積化が可能となる。
【0013】
【実施例】
本発明の圧電トランスの実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1は請求項1記載の発明の第1の実施例に係る圧電トランスの斜視図であり、図2は図1に示す圧電トランスを図1に示すa方向から見た側面図である。図1及び図2に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板(圧電振動子矩形板)11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極12a,12bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面(圧電セラミック矩形板11の幅方向両端面)に、圧電セラミック矩形板11の長さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立した平行な対向する3対の第2の対向電極13a,13b,14a,14b,15a,15bを形成し、1対の第1の対向電極12a,12bを1次側(入力側)、3対の第2の対向電極13a,13b,14a,14b,15a,15bを2次側(出力側)とした。圧電セラミック矩形板11の寸法は40mm×10mm×1mmである。
【0015】
以下に、本実施例による圧電トランスの特性を示す。
【0016】
ここで負荷抵抗は、ほぼ冷陰極管のインピーダンスである50kΩとし、入力電圧を変化した場合の出力電圧特性を表1に示す。各々の出力用電極とも出力電圧がほぼ一致していることがわかる。さらに、入力電圧を20Vにすることによりφ2.6×130mmの冷陰極管を3個並列に点灯することができた。
【0017】
【表1】
Figure 0003577613
【0018】
図3は請求項1記載の発明の第2の実施例に係る圧電トランスの斜視図であり、図3に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極32a,32bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面に、圧電セラミック矩形板11の長さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立し、各々長さの異なる平行な対向する3対の第2の対向電極33a,33b,34a,34b,35a,35bを形成し、1対の第1の対向電極32a,32bを1次側、3対の第2の対向電極33a,33b,34a,34b,35a,35bを2次側とした。
【0019】
圧電セラミック矩形板11の寸法は40mm×10mm×1mmである。
【0020】
以下に、本実施例による圧電トランスの特性を示す。
【0021】
ここで負荷抵抗は、100kΩとし、入力電圧を変化させた場合の出力電圧特性を表2に示す。
【0022】
【表2】
Figure 0003577613
【0023】
上記表2に示すように、入力電圧の変化に対しても、3つ各々が独立した出力電圧が得られることが分かる。また、この時の出力電圧は電極形状の設計等によりいかようにも変えることが出来る。
【0024】
図4は請求項2記載の発明に係る圧電トランスの一実施例を示す斜視図であり、図4に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極42a,42bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面に、圧電セラミック矩形板11の長さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立した平行な対向する3対の第2の対向電極43a,43b,44a,44b,45a,45bを形成し、これらの中で圧電セラミック矩形板11の厚さ方向の両端に位置する第2の対向電極43a,43b,45a,45bは、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向両端面(圧電セラミック矩形板11の上面及び下面)の側縁部まで延在しており、1対の第1の対向電極42a,42bを1次側、2対の第2の対向電極43a,43b,44a,44b,45a,45bを2次側としてある。
【0025】
図5は請求項3記載の発明に係る圧電トランスの一実施例を示す斜視図であり、図5に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極52a,52bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面に、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立した平行な対向する2対の第2の対向電極53a,53b,54a,54bを形成し、1対の第1の第1の対向電極52a,52bを1次側、2対の第2の対向電極53a,53b,54a,54bを2次側としてある。
【0026】
図6は請求項4記載の発明に係る圧電トランスの一実施例を示す斜視図であり、図6に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極62a,62bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面に、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立した平行な対向する2対の第2の対向電極63a,63,64a,64bを形成し、これら第2の対向電極63a,63,64a,64bの上記厚さ方向の両端部は、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向両端面の側縁部までそれぞれ延在しており、第1の対向電極62a,62bを1次側、第2の対向電極63a,63b,64a,64bを2次側としてある。
【0027】
図7は請求項5記載の発明に係る圧電トランスの一実施例を示す斜視図であり、図7に示すように、この圧電トランスは、圧電セラミック矩形板11を用いており、この圧電セラミック矩形板11の長さ方向一端面からおよそ圧電セラミック矩形板11の長さの2分の1の領域に、この圧電セラミック矩形板11の厚さ方向に対して直交する1対の第1の対向電極72a,72bを形成し、この圧電セラミック矩形板11の残り2分の1の領域の両側面に、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、且つ電気的に独立した平行な対向する2対の第2の対向電極73a,73b,74a,74bを形成し、これら第2の対向電極73a,73b,74a,74bの上記厚さ方向の両端部は、圧電セラミック矩形板11の厚さ方向両端面の側縁部までそれぞれ延在しており、1対の第1の対向電極72a,72bを1次側、2対の第2の対向電極73a,73b,74a,74bを2次側としてある。
【0028】
ここで、1波長の長さ振動モードの節は、長さ方向の各々の端面から4分の1の点であり、3/2波長の長さ振動モードの振動の節は、長さ方向の各々の端面から6分の1と長さの中点であり、第2の対向電極74,a74bが、この長さ方向の4分の1及び6分の1の位置を含む様に、略L字に形成され、これに対応させて第2の対向電極73a,73bは、逆L字状に形成されている
最後に圧電振動子矩形板としては、圧電セラミック以外にLiNbO単結晶を用いても、同様の効果が得られたこと、更に入力用電極を積層構造とすることにより、共振抵抗を小さくし、各々の出力用電極の昇圧比を大きく出来たことをつけ加えておく。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の圧電トランスは1つの入力用電極に対し複数の出力用電極を有することにより、所望の複数の出力電圧を容易に得ることができ、特性に優れた小型化、高集積化が可能な圧電トランスを得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の第1の実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図2】図1に示す圧電トランスを図1に示すa方向から見た側面図である。
【図3】請求項1記載の発明の第2の実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図5】請求項3記載の発明の一実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図6】請求項4記載の発明の一実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図7】請求項5記載の発明の一実施例に係る圧電トランスの斜視図である。
【図8】従来の圧電トランスの一例の斜視図である。
【符号の説明】
11 圧電セラミック矩形板
12a,12b 第1の対向電極
13a,13b 第2の対向電極
14a,14b 第2の対向電極
15a,15b 第2の対向電極
32a,32b 第1の対向電極
33a,33b 第2の対向電極
34a,34b 第2の対向電極
35a,35b 第2の対向電極
42a,42b 第1の対向電極
43a,43b 第2の対向電極
44a,44b 第2の対向電極
45a,45b 第2の対向電極
52a,52b 第1の対向電極
53a,53b 第2の対向電極
54a,54b 第2の対向電極
62a,62b 第1の対向電極
63a,63b 第2の対向電極
64a,64b 第2の対向電極
72a,72b 第1の対向電極
73a,73b 第2の対向電極
74a,74b 第2の対向電極

Claims (5)

  1. 圧電振動子矩形板と、該圧電振動子矩形板に電気的信号を入力するために前記圧電振動子矩形板に設けられた入力用電極と、前記圧電振動子矩形板から電気的信号を取り出すために前記圧電振動子矩形板に設けられた出力用電極とを含む圧電トランスにおいて、
    前記圧電振動子矩形板の長さ方向一端面からおよそ前記圧電振動子矩形板の長さの2分の1の領域に形成され、且つ前記圧電振動子矩形板の厚さ方向に対して直交し、更に互いに対向する第1の対向電極と、
    前記圧電振動子矩形板の残り2分の1の領域の両側面にそれぞれ形成され、且つ電気的に独立するように前記圧電振動子矩形板の長さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、更に互いに対向する複数対の第2の対向電極とを備え、
    前記第1の対向電極を前記入力用電極とし、前記複数の対の第2の対向電極を前記出力用電極としたことを特徴とする圧電トランス。
  2. 前記複数対の第2の対向電極の中で前記厚さ方向の両端に位置する第2の対向電極が、前記圧電振動子矩形板の厚さ方向端面にまでそれぞれ延在していることを特徴とする請求項1項記載の圧電トランス。
  3. 圧電振動子矩形板と、該圧電振動子矩形板に電気的信号を入力するために前記圧電振動子矩形板に設けられた入力用電極と、前記圧電振動子矩形板から電気的信号を取り出すために前記圧電振動子矩形板に設けられた出力用電極とを含む圧電トランスにおいて、
    前記圧電振動子矩形板の長さ方向一端面からおよそ前記圧電振動子矩形板の長さの2分の1の領域に形成され、且つ前記圧電振動子矩形板の厚さ方向に対して直交し、更に互いに対向する第1の対向電極と、
    前記圧電振動子矩形板の残り2分の1の領域の両側面にそれぞれ形成され、且つ電気的に独立するように前記圧電振動子矩形板の厚さ方向と平行な線分に沿って複数に分割され、更に互いに対向する複数対の第2の対向電極とを備え、
    前記第1の対向電極を前記入力用電極とし、前記複数の対の第2の対向電極を前記出力用電極としたことを特徴とする圧電トランス。
  4. 前記第2の対向電極の前記厚さ方向両端部が、前記圧電振動子矩形板の厚さ方向両端面にまでそれぞれ延在していることを特徴とする請求項3項記載の圧電トランス。
  5. 前記第2の対向電極が、前記圧電振動子矩形板の端面から長さ方向の4分の1或いは6分の1の位置を含む様にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4項記載の圧電トランス。
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