JP3468202B2 - 圧電トランス、圧電トランス駆動回路および液晶ディスプレイ - Google Patents

圧電トランス、圧電トランス駆動回路および液晶ディスプレイ

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JP3468202B2
JP3468202B2 JP2000123215A JP2000123215A JP3468202B2 JP 3468202 B2 JP3468202 B2 JP 3468202B2 JP 2000123215 A JP2000123215 A JP 2000123215A JP 2000123215 A JP2000123215 A JP 2000123215A JP 3468202 B2 JP3468202 B2 JP 3468202B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧電トランス、圧電
トランス駆動回路および液晶ディスプレイに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶ディスプレイのカラー表示装
置として、特開平11−174976号公報に記載のも
のが知られている。このカラー表示装置は、バックライ
トをR(赤)、G(緑)、B(青)の各色に点灯させる
のに、3台のインバータを必要としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カラー表示装置は、1色に対して1台のインバータを必
要としていたため、3台のインバータを必要としてい
た。従って、トランスについてもインバータ1台につき
1個必要であるので、合計3個必要であった。このた
め、カラー表示装置が大型かつ高コストになるという問
題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、低コストでかつ
小型化を図ることができる圧電トランス、圧電トランス
駆動回路および液晶ディスプレイを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段と作用】前記目的を達成す
るため、本発明に係る圧電トランスは、圧電体ユニット
の両端部から長手方向に延在する切込み溝によって分割
された複数の駆動部と発電部を備え、向かい合う1組の
前記駆動部と発電部にて構成されたトランス部を複数有
し、該トランス部の長さを互いに異ならせたことを特徴
とする。トランス部の長さを互いに異ならせることによ
り、それぞれのトランス部の共振周波数が異なることに
なる。
【0006】また、本発明に係る圧電トランス駆動回路
は、前述の特徴を有する圧電トランスと、該圧電トラン
スに、前記トランス部のそれぞれの長さ方向の固有共振
周波数と同じ周波数を有する駆動電圧を印加する高周波
発生器と、前記トランス部のそれぞれに対応して設けら
れた光源とを備えたことを特徴とする。以上の構成によ
り、共振しているトランス部に対応している光源のみが
点灯することになる。
【0007】また、本発明に係る液晶ディスプレイは、
前述の特徴を有する圧電トランス駆動回路を備えること
により、小型化、低コスト化が図れる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧電トラン
ス、圧電トランス駆動回路および液晶ディスプレイの実
施の形態について添付の図面を参照して説明する。
【0009】[第1実施形態、図1〜図8]本発明に係
る圧電トランスの一例を図1に示す。該圧電トランス1
はローゼン型圧電トランスであって、チタン酸ジルコン
酸鉛(PZT)系等のセラミックスのグリーンシートを
ドクタブレード法により製作し、このグリーンシート上
にそれぞれスクリーン印刷法等の手法を用いて図2〜図
4に示すホット側電極21やグランド側電極22を形成
し、これらグリーンシートを積層して圧着し、焼結した
ものを四角形状に切断して研磨し、P1,P2,P3の
方向に分極処理した圧電体ユニット10を有している。
圧電体ユニット10には、図2〜図4に示すように、入
力外部電極14およびグランド外部電極15が形成され
ている。これら外部電極14,15は銀焼付け等の手法
により形成される。入力外部電極14はホット側電極2
1に電気的に接続され、グランド外部電極15はグラン
ド側電極22に電気的に接続されている。
【0010】この圧電体ユニット10の略左側半分が1
次側駆動部となり、圧電体ユニット10の略右側半分が
2次側発電部となる。図1に示すように、圧電体ユニッ
ト10の左端から圧電体ユニット10の長手方向に延在
する切込み溝11を形成することにより、1次側駆動部
は二つの駆動部2,4に分割される。同様にして、圧電
体ユニット10の右側から圧電体ユニット10の長手方
向に延在する切込み溝12を形成することにより、2次
側発電部は二つの発電部3,5に分割される。
【0011】さらに、駆動部4および発電部5のそれぞ
れの開放端部を所定寸法だけカットする。この後、2次
側発電部3,5の開放端面にそれぞれ出力外部電極1
6,17を形成する。こうして、向かい合う1組の駆動
部2と発電部3にて第1トランス部TR1が構成され、
駆動部4と発電部5にて第2トランス部TR2が構成さ
れる。ここに、第1トランス部TR1の長さと第2トラ
ンス部TR2の長さは互いに異なっている。本第1実施
形態では、圧電体ユニット10として、セラミックグリ
ーンシートの積層枚数が13枚であり、長さが30m
m、幅が6mm、厚さが2.1mmで、1次側駆動部の
長さLtと2次側発電部の長さLsの比が6:4である
ものを用意した。そして、切込み溝11の長さを16m
mとし、切込み溝12の長さを10mmとし、駆動部4
および発電部5のそれぞれの開放端部のカット寸法X
1,X2を4mm、3mmとした。
【0012】次に、図5に示すように、以上の構成から
なる圧電トランス1に2個の冷陰極管34,35を接続
した場合を例にして、圧電トランス1の作用効果を説明
する。高周波発生器33は、圧電トランス1の入力外部
電極14とグランド外部電極15との間に接続されてい
る。また、2個の冷陰極管34,35は、それぞれ出力
外部電極16,17とグランド外部電極15との間に接
続されている。
【0013】そして、圧電トランス1の入力外部電極1
4とグランド外部電極15との間に、高周波発生器33
によって第1トランス部TR1の長手方向の固有共振周
波数と同じ周波数f1(本第1実施形態の場合、約58
kHz)を有する交流電圧を印加すると、第1トランス
部TR1は長手方向に1次の振動モードで振動する。図
6に、有限要素法による圧電トランス1の振動解析結果
を示す。第1トランス部TR1は大きな振幅で振動し、
第2トランス部TR2はあまり振動しないことがわか
る。なお、図6は、図5に示した圧電トランス1を裏面
側から見た図である。これにより、第1トランス部TR
1の2次側発電部3では、圧電効果により電荷が発生
し、出力外部電極16に高出力電圧が生じ、冷陰極管3
4が点灯する。
【0014】一方、第2トランス部TR2は、第1トラ
ンス部TR1と比較して長さが短いので、第2トランス
部TR2の長手方向の固有共振周波数は第1トランス部
TR1の長手方向の固有共振周波数より高くなる。従っ
て、第2トランス部TR2は殆ど振動しないため、出力
外部電極17に出力電圧が発生せず、冷陰極管35は点
灯しない。
【0015】また、入力外部電極14とグランド外部電
極15との間に、第2トランス部TR2の長手方向の固
有共振周波数と同じ周波数f2(本第1実施形態の場
合、約76kHz)を有する交流電圧を印加すると、第
2トランス部TR2は長手方向に1次の振動モードで振
動する。図7に、有限要素法による圧電トランス1の振
動解析結果を示す。第2トランス部TR2は大きな振幅
で振動し、第1トランス部TR1はあまり振動しないこ
とがわかる。これにより、第2トランス部TR2の2次
側発電部5では、圧電効果により電荷が発生し、出力外
部電極17に高出力電圧が生じ、冷陰極管35が点灯す
る。一方、第1トランス部TR1は殆ど振動しないた
め、出力外部電極16に出力電圧が発生せず、冷陰極管
34は点灯しない。
【0016】このように、圧電トランス1は、第1トラ
ンス部TR1と第2トランス部TR2の長手方向の長さ
を変えることにより、第1トランス部TR1と第2トラ
ンス部TR2の共振周波数を異ならせている。一般に、
圧電トランスの昇圧比は共振周波数で最大となる。この
ため、冷陰極管を点灯させる際には、共振周波数付近で
点灯させる。従って、第1トランス部TR1と第2トラ
ンス部TR2のそれぞれの共振周波数が異なるので、冷
陰極管34,35の点灯周波数も異なり、高周波発生器
33からの交流電圧の周波数を切替えることにより、点
灯させたい冷陰極管を切替えることができる。図8は、
第1トランス部TR1の昇圧比特性(実線38参照)と
第2トランス部TR2の昇圧比特性(点線39参照)を
示したグラフである。第1トランス部TR1は58kH
z付近で昇圧比が最大となり、第2トランス部TR2は
76kHz付近で昇圧比が最大となっていることがわか
る。
【0017】[第2実施形態、図9〜図11]第2実施
形態は、本発明に係る液晶ディスプレイの一実施形態に
ついて説明する。図9に示すように、カラー液晶ディス
プレイ50は、概略、多数の液晶セルがマトリックス状
に配置されている液晶パネル76と、バックライト77
と、高周波発生器74と、圧電トランス51と、RGB
切替え制御部75などから構成されている。
【0018】液晶パネル76は、2枚のガラス基板の間
に液晶(STN)を封入し、その液晶をマトリックス状
に配置した透明導電膜(ITO膜)を介してON−OF
Fする周知のものである。この液晶パネル76は、モノ
クロ用で、カラーフィルタや薄膜トランジスタが不要な
ため、構造が簡単である。
【0019】バックライト77は、3原色の緑色
(G)、青色(B)、赤色(R)をそれぞれ発光する冷
陰極管G,B,Rを有している。冷陰極管G,B,R
は、冷陰極管の内面に塗布した蛍光体自体が発光して3
原色の純色が表示されるもので、カラーフィルタが不要
である。また、この冷陰極管G,B,Rは液晶パネル7
6の駆動タイミングに同期したパルス周期で連続点灯す
るものである。
【0020】高周波発生器74は、所定の周波数の交流
電圧を発生させるための発振回路部72と、該発振回路
部72から出力された交流電圧を増幅するための駆動回
路部73とを備えている。
【0021】圧電トランス51は、ローゼン型圧電トラ
ンスであって、図1に示した前記第1実施形態の圧電ト
ランス1と同様の方法により製作される。つまり、ホッ
ト側電極21やグランド側電極22を表面に形成したセ
ラミックスグリーンシートを積層して圧着した後、焼成
して圧電体ユニット62を形成する。この圧電体ユニッ
ト62の左側から圧電体ユニット62の長手方向に延在
する2本の切込み溝58,59を形成することにより、
1次側駆動部は三つの駆動部52,54,56に分割さ
れる。また、圧電体ユニット62の右側から長手方向に
延在する2本の切込み溝60,61を形成することによ
り、2次側発電部は三つの発電部53,55,57に分
割される。
【0022】さらに、駆動部54,56および発電部5
5,57のそれぞれの開放端部を所定寸法だけカットす
る。入力外部電極64およびグランド外部電極65は、
それぞれ圧電体ユニット62の奥側および手前側の側面
に形成され、出力外部電極66,67,68は2次側発
電部53,55,57の開放端面にそれぞれ形成されて
いる。
【0023】こうして、向かい合う駆動部52と発電部
53にて第1トランス部TR1が構成され、駆動部54
と発電部55にて第2トランス部TR2が構成され、駆
動部56と発電部57にて第3トランス部TR3が構成
される。ここに、第1、第2および第3トランス部TR
1,TR2,TR3のそれぞれの長手方向の長さは互い
に異なっている。従って、第1〜第3トランス部TR1
〜TR3のそれぞれの共振周波数は互いに異なってい
る。
【0024】この圧電トランス51は、入力外部電極6
4に高周波発生器74が電気的に接続している。また、
グランド外部電極65は接地され、出力外部電極66,
67,68はそれぞれバックライト77の冷陰極管G,
B,Rに電気的に接続している。
【0025】次に、このカラー液晶ディスプレイ50の
作用効果を説明する。液晶パネル76の駆動タイミング
に同期して、RGB切替え制御部75から、図11
(A)に示すように、入力レベルの異なる三つの信号を
繰り返し発生させる。制御回路部71は、RGB切替え
制御部75からの信号の入力レベルV1,V2,V3に
対応する周波数の交流電圧を高周波発生器74から発生
させるための制御信号を出力する。すなわち、制御回路
部71は、入力レベルV1の信号が入力されると、第3
トランス部TR3の長手方向の固有共振周波数と同じ周
波数f1を有する交流電圧を高周波発生器74から発生
させる制御信号を出力する。また、入力レベルV2の信
号が入力されると、第1トランス部TR1の長手方向の
固有共振周波数と同じ周波数f2を有する交流電圧を高
周波発生器74から発生させる制御信号を出力する。さ
らに、入力レベルV3の信号が入力されると、第2トラ
ンス部TR2の長手方向の固有共振周波数と同じ周波数
f3を有する交流電圧を高周波発生器74から発生させ
る制御信号を出力する。
【0026】高周波発生器74は、制御回路部71から
の制御信号により、3種類の周波数の交流電圧を繰り返
し発生させる。これらの交流電圧は圧電トランス51に
順次印加される。圧電トランス51に、第3トランス部
TR3の長手方向の固有共振周波数と同じ周波数f1を
有する交流電圧が印加されると、出力外部電極68に高
出力電圧が生じ、冷陰極管Rが点灯する(図11(B)
参照)。一方、第1および第2トランス部TR1,TR
2の共振周波数は周波数f1とは異なるので、冷陰極管
G,Bは点灯しない(図11(C),(D)参照)。
【0027】次に、圧電トランス51に、第1トランス
部TR1の長手方向の固有共振周波数と同じ周波数f2
を有する交流電圧が印加されると、出力外部電極66に
高出力電圧が生じ、冷陰極管Gが点灯する(図11
(C)参照)。一方、第2および第3トランス部TR
2,TR3の共振周波数は周波数f2とは異なるので、
冷陰極管R,Bは点灯しない(図11(B),(D)参
照)。
【0028】次に、圧電トランス51に、第2トランス
部TR2の長手方向の固有共振周波数と同じ周波数f3
を有する交流電圧が印加されると、出力外部電極67に
高出力電圧が生じ、冷陰極管Bが点灯する(図11
(D)参照)。一方、第1および第3トランス部TR
1,TR3の共振周波数は周波数f3とは異なるので、
冷陰極管R,Gは点灯しない(図11(B),(C)参
照)。
【0029】このように、冷陰極管R,G,Bの点灯を
1/3周期ずつずらすようにして、冷陰極管R,G,B
の同時点灯を避けている(混色にしないようにしてい
る)。
【0030】そして、バックライト77の冷陰極管R,
G,Bが前述のように高速で順次パルス発光している一
方で、液晶パネル76は発光する色と同じタイミングで
液晶セルが開くようになっている。液晶セルが開いたタ
イミングの色が液晶セルを透過し、その色が表示され
る。混色は他の色のタイミングで液晶セルを開くことに
より行われる。例えば、赤色発光の冷陰極管Rと緑色発
光の冷陰極管Gの両方のタイミングで液晶セルを開け
ば、赤色と緑色の混色である黄色が表示され、液晶セル
を開き放しにして赤色と緑色と青色の3色を混色すれ
ば、白色が表示される。これは、冷陰極管R,G,Bの
発光パルスが残像時間よりも十分に速いために起きる残
像混色を利用したものである。なお、白色調整は、冷陰
極管R,G,Bの出力電流を電流検出部70(図9参
照)にて検出し、この出力電流のデータに基づいて制御
回路部71にて各冷陰極管R,G,Bの光量(輝度)比
率を調整して行われる。
【0031】以上の構成からなるカラー液晶ディスプレ
イ50は、従来3台必要であったインバータを1台のイ
ンバータに置き換えることができるので、小型化、低コ
スト化を図ることができる。
【0032】[他の実施形態]なお、本発明は前記実施
形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。例えば、前記第1実施形態で
は、圧電トランス1は外部電極15をグランド外部電極
としているが、必ずしもこれに限るものではなく、外部
電極14をグランド外部電極とし、外部電極15を入力
外部電極として用いてもよい。さらに、圧電トランス1
の2次側発電部3,5の分極方向を前記第1実施形態と
は逆方向にしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、一つの圧電体ユニットに、長さが互いに異な
る複数のトランス部を設けたので、共振周波数が異なる
複数のトランス部を一つの圧電体ユニットに内蔵するこ
とができ、小型で低コストのトランスが得られる。従っ
て、従来は複数個のトランスを必要としていたものを1
個のトランスで置き換えることができる。この結果、小
型で低コストの圧電トランス駆動回路や液晶ディスプレ
イが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧電トランスの一実施形態を示す
外観斜視図。
【図2】図1に示した圧電トランスの製造手順を示す斜
視図。
【図3】図2のIII−III断面図。
【図4】図2のIV−IV断面図。
【図5】図1に示した圧電トランスの作用を説明するた
めの電気回路図。
【図6】図1に示した圧電トランスに、第1トランス部
TR1の共振周波数と同じ周波数を有する駆動電圧を印
加した場合の振動解析結果を示す説明図。
【図7】図1に示した圧電トランスに、第2トランス部
TR2の共振周波数と同じ周波数を有する駆動電圧を印
加した場合の振動解析結果を示す説明図。
【図8】図1に示した圧電トランスの昇圧比−周波数特
性を示すグラフ。
【図9】本発明に係る液晶ディスプレイの一実施形態を
示す電気回路ブロック図。
【図10】図9に示した圧電トランスの外観斜視図。
【図11】図9に示した液晶ディスプレイのタイミング
チャート図。
【符号の説明】
1…圧電トランス 2,4…1次側駆動部 3,5…2次側発電部 10…圧電体ユニット 11,12…切込み溝 33…高周波発生器 34,35…冷陰極管 50…カラー液晶ディスプレイ 51…圧電トランス 52,54,56…1次側駆動部 53,55,57…2次側発電部 62…圧電体ユニット 58〜61…切込み溝 71…制御回路部 74…高周波発生器 75…RGB切替え制御部 76…液晶パネル 77…バックライト TR1〜TR3…トランス部 R,G,B…冷陰極管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 41/09 H01L 41/08 U (56)参考文献 特開 昭48−70024(JP,A) 特開 平8−116105(JP,A) 特開 平10−94263(JP,A) 実開 昭53−57778(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/107

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電体ユニットの両端部から長手方向に
    延在する切込み溝によって分割された複数の駆動部と発
    電部を備え、向かい合う1組の前記駆動部と発電部にて
    構成されたトランス部を複数有し、該トランス部の長さ
    を互いに異ならせたことを特徴とする圧電トランス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の圧電トランスと、前記
    圧電トランスに、前記トランス部のそれぞれの長さ方向
    の固有共振周波数と同じ周波数を有する駆動電圧を印加
    する高周波発生器と、前記トランス部のそれぞれに対応
    して設けられた光源とを備えたことを特徴とする圧電ト
    ランス駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の圧電トランス駆動回路
    を備えたことを特徴とする液晶ディスプレイ。
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