JPH10144484A - 冷陰極管点灯装置 - Google Patents

冷陰極管点灯装置

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Publication number
JPH10144484A
JPH10144484A JP8294089A JP29408996A JPH10144484A JP H10144484 A JPH10144484 A JP H10144484A JP 8294089 A JP8294089 A JP 8294089A JP 29408996 A JP29408996 A JP 29408996A JP H10144484 A JPH10144484 A JP H10144484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric transformer
cold cathode
cathode tube
cold
ray tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP8294089A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Asada
隆昭 浅田
Takeshi Takakura
健 高倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8294089A priority Critical patent/JPH10144484A/ja
Publication of JPH10144484A publication Critical patent/JPH10144484A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷陰極管の管電流の異常発振を防止することが
でき、よって、安定な管電流を得ることができる冷陰極
管点灯装置を提供する。 【解決手段】圧電トランス10の出力側(出力電極3)
にコンデンサ素子30が直列に接続され、このコンデン
サ30に冷陰極管20が直列に接続されて構成され、圧
電トランス10の入力電極2a,2b間に入力電圧が印
加され、出力電極3に生じた昇圧された出力電圧がコン
デンサ素子30を介して冷陰極管20に印加されるよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
のバックライト等の冷陰極管を圧電トランスにより駆動
させる冷陰極管点灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイのバックライト用の光
源に使用されている冷陰極管は、点灯時にはインピーダ
ンスが数MΩと高く、1kV以上の高電圧を必要とし、
点灯している時にはインピーダンスが50kΩ〜100
kΩ程度に下がり、数百V程度の電圧が必要である。圧
電トランスは、小型化、省電力化に対応できるととも
に、その出力の負荷特性が冷陰極管の点灯前後のインピ
ーダンス及び所要印加電圧に好適な特性を有しており、
冷陰極管の駆動(点灯)用の小型高圧電源として注目さ
れている。
【0003】図5は従来の圧電トランスを用いた冷陰極
管点灯装置の基本構成図である。従来の冷陰極管点灯装
置は、図5に示すように、圧電トランス10の出力側に
冷陰極管20を直列接続して構成され、圧電トランス1
0の入力電極2a,2b間に入力電圧Viを印加し、圧
電効果と逆圧電効果の作用により、出力電極3に生じた
昇圧された出力電圧が冷陰極管20の両端に印加される
ように構成されている。
【0004】そして、冷陰極管の輝度の調整や安定化
は、入力電圧や圧電トランスの駆動周波数を変化させる
ことにより行われる。実際の回路においては、一般に出
力側から入力側への帰還回路を設け、管電流または出力
電圧を周波数に変換した信号を制御して入力側へ帰還さ
せて、入力電圧や圧電トランスの駆動周波数を変化させ
ることにより行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の冷陰極管点灯装置においては、冷陰極管の輝度の調
整を行う場合すなわち入力電圧や圧電トランスの駆動周
波数を変化させた場合、図6に示すように、冷陰極管の
管電流が発振するという現象が起こることがあった。こ
のように管電流が発振状態となると、制御回路が正常に
動作せず、輝度の安定化や適正な輝度調整を行うことが
できないという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、冷陰極管の管電
流の異常発振を防止することができ、よって、安定な管
電流を得ることができる冷陰極管点灯装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る冷陰極管点灯装置は、圧電トランスの
出力側に冷陰極管を接続し、圧電トランスにより冷陰極
管を駆動する冷陰極管点灯装置において、冷陰極管にコ
ンデンサ素子を直列に接続したことを特徴とするもので
ある。
【0008】上記の構成によれば、圧電トランスの負荷
となる冷陰極管にコンデンサ素子が直列に接続されてお
り、圧電トランスの出力インピーダンスを実効的に変え
る(上げる)ことができ、圧電トランスと冷陰極管との
適正な整合を得ることができるので、広範囲の輝度調整
範囲において、冷陰極管の管電流の異常発振を防止する
ことができる。すなわち、冷陰極管に直列に接続される
コンデンサ素子の容量値を適正な値に設定することによ
り、輝度調整等の管電流の調整、制御時においても、管
電流が異常発振を起こすことがなく、常に安定な管電流
を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施例を示す
図面に基づいて説明する。
【0010】本発明の一実施例に係る冷陰極管点灯装置
の構成を図1に示す。本実施例の冷陰極管点灯装置は、
図1に示すように、圧電トランス10の出力側(出力電
極3)にコンデンサ素子30が直列に接続され、このコ
ンデンサ30に冷陰極管20が直列に接続されて構成さ
れ、圧電トランス10の入力電極2a,2b間に入力電
圧Viが印加され、出力電極3に生じた昇圧された出力
電圧がコンデンサ素子30を介して冷陰極管20に印加
されるように構成されている。
【0011】すなわち、本実施例の冷陰極管点灯装置に
おいては、圧電トランス10の負荷となる冷陰極管20
にコンデンサ素子30が直列に接続されている。
【0012】本実施例の冷陰極管点灯装置において、輝
度の調整や制御を行った場合、図2に示すように、常に
安定な管電流を得ることができ、従来の構成において見
られた図6に示すような管電流の異常発振の発生を防止
することができた。
【0013】つまり、本実施例の構成においては、圧電
トランス10の負荷となる冷陰極管20にコンデンサ素
子30が直列に接続された構成となっており、圧電トラ
ンス10の出力インピーダンスが高くなり、圧電トラン
ス10と冷陰極管20との適正な整合が得られ、広範囲
の輝度調整範囲において、管電流の異常発振が起こるこ
となく、常に安定な管電流を得ることができる。
【0014】コンデンサ素子30の容量値は、圧電トラ
ンス10の特性及び冷陰極管20の特性に応じて適宜設
定される。圧電セラミックからなる共振周波数約100
KHzの圧電トランスを用い、液晶ディスプレイのバッ
クライト用の一般的な冷陰極管を用いた場合、上記コン
デンサ素子30として容量値30pF〜60pFのもの
が用いられる。
【0015】なお、上記実施例では、コンデンサ素子3
0が圧電トランス10の出力側と冷陰極管20の間に直
列に接続された構成のもので説明したが、コンデンサ素
子30の接続箇所はこれに限るものではなく、図3に示
すように、コンデンサ素子30を冷陰極管20の他端側
(圧電トランス10側の反対側)に接続するようにして
もよく、あるいは冷陰極管20の両側に接続するように
してもよい。
【0016】また、上記実施例の構成は本発明の基本構
成を示すものであり、例えば直流電源を交流に変換する
インバータ回路、管電流(出力)の情報を入力側へ帰還
する帰還回路等を含む冷陰極管点灯装置にも本発明を適
用できることはいうまでもない。
【0017】次に、本実施例で用いられる圧電トランス
の構造の一例を図4に示す。本実施例に用いられる圧電
トランス10は、1次または2次振動モードのローゼン
型圧電トランスであり、圧電セラミックからなる矩形平
板状の圧電板1の長さ方向の片側半部の両主面に入力電
極2a,2bが対向して形成され、他方側の長さ方向の
端面に出力電極3が形成され、入力側となる入力電極2
a,2bが形成された部分は厚み方向に分極され、出力
側となる他方側は長さ方向に分極されている。
【0018】なお、本発明に適用される圧電トランス
は、1次または2次縦振動モードに限るものではなく、
3次以上の振動モードを利用したものでもよく、また、
単板構成あるいは積層構成のいずれの構成の圧電トラン
スであってもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る冷陰
極管点灯装置によれば、圧電トランスの負荷となる冷陰
極管にコンデンサ素子が直列に接続されており、圧電ト
ランスの出力インピーダンスを変えることができ、圧電
トランスと冷陰極管との適正な整合を得ることができる
ので、広範囲の輝度調整範囲において、冷陰極管の管電
流の異常発振を防止することができる。
【0020】したがって、本発明によれば、冷陰極管に
直列に接続されるコンデンサ素子の容量値を適正な値に
設定することにより、輝度調整等の管電流の調整、制御
時においても、管電流が異常発振を起こすことがなく、
常に安定な管電流を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷陰極管点灯装置の構
成図である。
【図2】本発明の一実施例に係る冷陰極管点灯装置の管
電流波形を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例に係る冷陰極管点灯装置の
構成図である。
【図4】本発明の一実施例に係る圧電トランスの斜視図
である。
【図5】従来の冷陰極管点灯装置の構成図である。
【図6】従来の冷陰極管点灯装置の管電流波形を示す図
である。
【符号の説明】
10 圧電トランス 20 冷陰極管 30 コンデンサ素子 1 圧電板 2a,2b 入力電極 3 出力電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電トランスの出力側に冷陰極管を接続
    し、圧電トランスにより冷陰極管を駆動する冷陰極管点
    灯装置において、 冷陰極管にコンデンサ素子を直列に接続したことを特徴
    とする冷陰極管点灯装置。
JP8294089A 1996-11-06 1996-11-06 冷陰極管点灯装置 Pending JPH10144484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8294089A JPH10144484A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 冷陰極管点灯装置

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JP8294089A JPH10144484A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 冷陰極管点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10144484A true JPH10144484A (ja) 1998-05-29

Family

ID=17803150

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8294089A Pending JPH10144484A (ja) 1996-11-06 1996-11-06 冷陰極管点灯装置

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JP (1) JPH10144484A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6281637B1 (en) 1999-04-22 2001-08-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric transformer and discharge lamp device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6281637B1 (en) 1999-04-22 2001-08-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric transformer and discharge lamp device

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