JP3020769B2 - マルチモード設定可能圧電変換素子 - Google Patents

マルチモード設定可能圧電変換素子

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JP3020769B2 JP5159533A JP15953393A JP3020769B2 JP 3020769 B2 JP3020769 B2 JP 3020769B2 JP 5159533 A JP5159533 A JP 5159533A JP 15953393 A JP15953393 A JP 15953393A JP 3020769 B2 JP3020769 B2 JP 3020769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧電変換素子に関し、
より詳細には、種々の出力のための複数のモードの設定
が可能であり高出力効率を有する圧電変換素子の構造に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】圧電
変換素子は、体積が小さく、構成が簡単であり、重さが
軽く、磁気芯と巻線からなる通常のトランスよりも有利
な高い変換効率を有する。しかし、モノリシックの圧電
変換素子は、トポグラフィと極性の設計において制限が
あり、大部分の変換素子は、1つの作動モード(λモー
ドとλ/2モード)のみを備え、そのため、変換素子
は、分極が困難であり、より低い作動周波数を有し、作
動において大量のノイズを発生し得る。
【0003】ベルリンコートらによる米国特許第3,7
36,446号に、通常の圧電セラミック変換素子が開
示されている。ここに開示された強誘電体材料からなる
圧電セラミック素子は、変換素子に自己発振を可能にす
る第1組または第2組の複数の電極と結合する第3組の
複数の電極を備える。変換素子の基板は、共振電圧出力
を与える2つの分極方向を有する。そのような変換素子
は、同時にλ/2モードとλモード(λは波伝播方向で
測定された波長)とを有するが、希望のいずれかのモー
ドを効果的に発生可能に、または発生不能にできない。
さらに、変換素子のみが、負荷電圧出力端子を有するの
で、電圧または電流の変換利得は、圧電基板の長さ、幅
および厚さの制限のために小さい。さらに、大きな圧電
基板にとって、その分極は困難である。
【0004】米国特許第3,659,127号は、入力部
分と出力部分とからなる圧電基板の特定の幅対厚さの比
を有する圧電セラミック変換素子を開示する。この特許
は、第1と第2の振動モード(λ/2モードとλモー
ド)を備え、その出力電圧は、圧電基板の長さ対幅の比
を変えることにより調整可能である。この場合、高い電
圧出力を得るために、基板の長さと幅は、基板の分極が
困難になるまで増加されるべきである。さらに、変換素
子は、ただ1つの負荷電圧出力を有するので、いずれか
の振動モードを発生可能にできないかまたは発生不能に
できない。
【0005】米国特許第2,830,274号に開示され
た圧電変換素子では、中央電極は、変換素子の基板の面
に垂直に分極され、残りの部分(中央部分の右と左の部
分)は、1つの方向に縦に分極される。この中央部分
は、さらに、2個の短絡回路円電極を備える。2個の円
電極の変換された電圧は、基板の2個の端子から出力さ
れる。この場合の右と左の部分の分極方向は矛盾しない
ので、希望の変換された電圧は、より大きくなり、圧電
基板の分極過程は、同じ寸法の基板を用いた本発明にく
らべて複雑になる。さらに、この特許は、λ/2モード
のみを備える。したがって、変換素子の作動周波数は、
より低くなり、ノイズはより大量になる。
【0006】特開昭63−272084号公報にも、圧
電変換素子が開示されている。圧電変換素子は、H状で
あり、その中央部分は、垂直に分極され、他の部分は、
1つの方向に縦に分極される。変換された電圧は、H状
基板の2つの端子から出力される。この圧電変換素子
は、2以上の出力端子を有するが、H状の構成は、製造
が困難である。そのような変換素子は、同様に、作動周
波数が小さく、大量のノイズを有する
【0007】本発明の1つの目的は、λ/2作動モード
とλ作動モードおよび複数の選択可能な電極を備え、所
望の種々の作動周波数と作動モードを有するように設定
可能である圧電変換素子を提供することである。本発明
の他の目的は、容易に分極され、入力端子と出力端子の
組み合わせを選択することにより種々の作動周波数を有
する圧電変換素子を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明により提供される
マルチモード設定可能圧電変換素子において、圧電基板
の第1次元、第2次元および第3次元において、第1次
元が最も長く、第3次元が最も短く、上記の圧電基板
は、第1次元の2つの端部の近くで第1次元に平行に2
つの分極方向を有し、圧電基板の中央部分で第3次元に
平行な少なくとも2つの反対の分極方向を有し、第1次
元に垂直な面を有する2個の端子が、上記の圧電基板上
に、第1次元のそれぞれの端部に形成され、さらに、少
なくとも2つの電極が上記の圧電基板の第1次元に平行
な部分の上に備えられる。
【0009】
【作用】本発明の圧電基板では、複数の作動モードが、
電極の結合状況を変えることにより発生可能である。本
発明では、従来の欠点を解消しつつ、所望の作動モー
ド、たとえばλ/2作動モード、λ作動モード、または
λ/2とλの両作動モード、を自由に選択できる。した
がって、本発明の変換素子は、発振器、フィルタ、変換
手段などに使用するのに適している。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて説明する。図1と図2に示すように、本発明によ
る圧電セラミック変換素子1は、直方体の基板2の形状
である。基板2は、第1次元(長さ)、第2次元(幅)
および第3次元(厚さ)を有する。ここに、第1次元が
最も長く、第3次元が最も短い。この直方体の基板2
は、複数の電極を備える。たとえば、電極11、12
は、基板の両側の部分19、20の端に設けられる。ま
た、2組の対称的な電極13、14と15、16が、基
板2の中央部分の上部と底部にそれぞれ設けられる。こ
こに、電極13、15が上部に設けられ、電極14、1
6が底部に設けられる。各電極13、14、15、16
の長さは、基板2の長さの約1/4であり、2個の電極
13、15(および14、16)の間隔は基板2の厚さ
の約1/2である。
【0011】図2に示されるように、基板2の中央部分
は、事実上2つの部分に分割される。1つの部分17
は、1組の電極13、14により被覆され、他方の部分
18は、1組の電極15、16により被覆される。両部
分17、18は基板2の面に垂直に分極されるが、
れぞれ矢印3、4により示されるように分極方向が反対
である。残りの部分、すなわち、中央部分の左側の部分
19と中央部分の右側の部分20は、それぞれ、矢印
5、6により示される方向に縦に(圧電基板2の長手方
向に)分極される。両部分19、20の分極方向は、同
じかまたは反対であり、各部分19、20の長さは、基
板2の長さの約1/4である。
【0012】本発明による変換素子1は、電極の結合状
態を変えることにより種々の電圧または電流を供給でき
る。電流または電流の変換利得も、同様に調節可能であ
る。以下に本発明の特徴と機能を説明する。
【0013】(A)λ/2モード結合とその周波数−イ
ンピーダンス特性 λ/2作動モードを得るために、変換素子1の圧電基板
2では、図3に示すように、電極13と電極16を結合
し、電極14と電極15を結合し、この結合から出力電
圧または出力電流が得られる。このため、λ作動モード
が発生不能にされる。そのような結合の周波数−インピ
ーダンス特性は、図4に示される。ここで、インピーダ
ンスの測定範囲は、100Ωから5000Ωの範囲であ
り、周波数の測定範囲は20000.000Hzから8
0000.000Hzまでである。図4では、λ/2モ
ードのみが発生可能であり、〇で示した作動位置では、
周波数32300.000Hzであり、インピーダンス
は320.430Ωであった。
【0014】(B)λモード結合とその周波数−インピ
ーダンス特性 λ作動モードを得るために、変換素子1の基板2では、
図5に示すように、電極13と電極15を結合し、電極
14と電極16を結合する。ここで、結合可能な電極1
3と15、14と16の間に隙間を明ける必要はない。
このため、λ/2作動モードが発生不能にされる。その
ような結合の周波数−インピーダンス特性は、図6に示
される。ここで、インピーダンスの測定範囲は、500
Ωから50000Ωの範囲であり、周波数の測定範囲は
20000.000Hzから80000.000Hzま
でである。図6では、λモードのみが発生可能であり、
〇で示した作動位置では、周波数は67700.000
Hzであり、インピーダンスは99.2137Ωであっ
た。
【0015】(C)λ/2作動モードおよびλ作動モー
ドとその周波数−インピーダンス特性λ/2作動モード
とλ作動モードとを得るために、変換素子1の基板2で
は、図7に示すように、電極13と電極14を端子Aと
Bに結合し、この結合から出力電圧または出力電流が得
られる。このため、λ/2作動モードとλ作動モードが
同時に存在する。そのような結合の周波数−インピーダ
ンス特性は、図8に示される。ここで、インピーダンス
の測定範囲は、500Ωから50000Ωの範囲であ
り、周波数の測定範囲は20000.000Hzから8
0000.000Hzまでである。〇で示した作動位置
では、周波数は65300.000Hzであり、インピ
ーダンスは547.087Ωであった。
【0016】以上の説明から分かるように、本発明の圧
電基板2では、複数の作動モードが、電極の結合状況を
変えることにより設定可能である。本発明では、従来の
欠点を解消しつつ、所望の作動モード、すなわちλ/2
作動モード、λ作動モード、またはλ/2とλの両作動
モード、を自由に選択できる。したがって、本発明の変
換素子は、発振器、フィルタ、変換手段などに使用する
のに適している。以下に、この変換素子を理解するため
に、さらに本発明の電子出力特性を説明する。
【0017】(D)λ/2モード結合とその周波数−イ
ンピーダンス特性 図9に示されるように、圧電基板2での電極の結合にお
いて、電極13と16が第1端子Aに結合され、電極1
4と15が第2端子Bに結合され、電極11と12が第
3端子Cに結合される。さらに、端子A,Bを入力ポー
トとし、端子B,Cを出力ポートとする。そのようにし
て、変換素子のλ作動モードが発生不能にされ、λ/2
作動モードが発生可能にされる。矢印は分極方向を示
す。したがって、変換電圧−周波数特性は、図10に示
されるようになる。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対
して、30.850kHz(バンド幅108.04H
z)で25.62Vの出力が得られた。
【0018】(E)λモード結合とその周波数−インピ
ーダンス特性 図11に示されるように、圧電基板2での電極の結合に
おいて、電極13と15が第1端子Aに結合され、電極
14と16が第2端子Bに結合され、電極11が第3端
子Cに結合され、電極12が第4端子Dに結合される。
ここで、結合可能な電極13と15、14と16の間に
隙間を明ける必要はない。さらに、端子A,Bを入力ポ
ートとし、端子C,Dを出力ポートとする。そのように
して、変換素子のλ/2作動モードが発生不能にされ、
λ作動モードが発生可能にされる。矢印は分極方向を示
す。したがって、変換電圧−周波数特性は、図12に示
されるようになる。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対
して、61.337kHz(バンド幅183.89H
z)で26.39Vの出力が得られた。
【0019】(F)λ/2作動モードおよびλ作動モー
ドとその周波数−インピーダンス特性 図13と図15に示される電極11〜16の結合におい
て、λ/2作動モードおよびλ作動モードが変換素子の
作動において同時に存在する。図13に示されるよう
に、圧電基板2での電極の結合において、電極13と1
5が第1端子Aに結合され、電極14と16が接地さ
れ、電極12が第2端子Bに結合される。さらに、端子
Bを入力ポートとし、端子A,Bを出力ポートとする。
矢印は分極方向を示す。この場合、λ/2作動モードお
よびλ作動モードが同時に存在する一方、λ作動モード
での電圧の大きさはλ/2作動モードでの電圧の大きさ
より大きい。図14は、変換電圧−周波数特性を示す。
すなわち、1Vrmsの入力電圧に対して、66.154
kHz(バンド幅201.88Hz)で12.532V
の出力が得られた。
【0020】図15に示されるように、電極の結合にお
いて、電極14と15がそれぞれ第2端子Bと第1端子
Aに結合され、電極12が接地され、さらに、端子Aを
入力ポートとし、端子Bを出力ポートとする。矢印は分
極方向を示す。この場合、λ/2作動モードおよびλ作
動モードが変換素子の作動において同時に存在する一
方、λ/2作動モードでの電圧の大きさはλ作動モード
での電圧の大きさより大きい。図16は、変換電圧−周
波数特性を示す。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対し
て、31.670kHz(バンド幅118.04Hz)
で2.32Vの出力が得られた。他にもλ/2作動モー
ドおよびλ作動モードを同時に存在させる多くの電極結
合状態が存在する。しかし、本発明は、電極の結合が主
な特徴ではないので、これ以上の説明はしない。
【0021】以上の説明より明らかなように、本発明の
圧電変換素子は、種々の変換特性および作動モードを備
えるように設定可能である。複数の電極の結合状態を変
えることにより、本発明の変換素子は、複数の入力/出
力の組み合わせを提供する。したがって、本発明は多く
の用途に使用できる。
【0022】実験結果によれば、同じ寸法の基板に対し
て、本発明において分極に必要な電圧は、従来技術、た
とえば、米国特許第3,736,446号や同第2,8
30,274号に開示された変換素子において必要な電
圧の1/2だけである。さらに、本発明は、従来技術よ
り高い作動周波数を有するので、作動において発生され
たノイズは、大きく減少される。たとえば、もし基板が
110mm×25mm×1.5mmの同じ寸法を有する
ならば、米国特許第2,830,274号の変換素子の
作動周波数は、14.66kHzであり、人の耳で感じ
られる。これに対し、本発明では、作動周波数は、超音
波領域の29.07kHzであり、人の耳で感じること
がない。したがって、従来技術の低作動周波数と大量の
ノイズの欠点は本発明により克服される。
【0023】本発明の基板2の電極は、負荷(M,R)
と並列に(図17参照)または直列に(図18参照)結
合されるように、または、単一の側面の出力を有するよ
うに(図19参照)、結合される。図20と図21は、
本発明を通常のROSEN型の圧電変換素子と比較する
図である。図20は、変換利得(出力電圧VOの入力電
圧VIに対する比)と負荷インピーダンス(Z)の関係
の図であり、図21は、出力パワーと負荷インピーダン
ス(Z)の関係の図である。これらの図において、カー
ブAは、本発明の変換素子が直列に結合されたとき(図
18)の測定データを表し、カーブBは、本発明の変換
素子が並列に結合されたとき(図17)の測定データを
表し、カーブCは、本発明の変換素子がただ1つの側面
端子を備えるように結合されたとき(図19)の測定デ
ータを表し、カーブDは、通常のROSEN型の変換素
子の測定データを表す。図20と図21より明らかに、
本発明の変換素子は、通常の変換素子(カーブD)より
もよい変換利得と出力パワーを有する。なお、本発明
は、以上に説明された実施例に限定されず、特許請求の
範囲に記載された発明の範囲内で変化できる。上述の実
施例では、変換素子としてセラミック材料が用いられた
が、本発明は圧電材料の種類には依存しない。また、電
極11−16も、適当な電気伝導性材料を用いればよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明の圧電セラミック変換素子は、従
来の圧電セラミック変換素子より高い作動周波数を有す
る。また、従来の圧電セラミック変換素子より大きな出
力パワー効率と小さなノイズ干渉を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施例の圧電セラミック変
換素子の斜視図である。
【図2】 図1の変換素子の分極方向と電極の位置を示
す図式的な図である。
【図3】 図1の変換素子のλ/2作動モードでの結合
を示す1例の図である。
【図4】 図1の変換素子のλ/2作動モードでの周波
数−インピーダンス特性の図である。
【図5】 図1の変換素子のλ作動モードでの結合を示
す1例の図である。
【図6】 図1の変換素子のλ作動モードでの周波数−
インピーダンス特性の図である。
【図7】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作動
モードとでの結合を示す1例の図である。
【図8】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作動
モードとでの周波数−インピーダンス特性の図である。
【図9】 図1の変換素子のλ/2作動モードでの結合
を示す1例の図である。
【図10】 図1の変換素子のλ/2作動モードでの周
波数−インピーダンス特性の図である。
【図11】 図1の変換素子のλ作動モードでの結合を
示す1例の図である。
【図12】 図1の変換素子のλ作動モードでの周波数
−インピーダンス特性の図である。
【図13】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作
動モードとでの結合を示す1例の図である。
【図14】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作
動モードとでの周波数−インピーダンス特性の図であ
る。λ振動モードでの電圧強度はより大きな値を有す
る。
【図15】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作
動モードとでの結合を示す1例の図である。
【図16】 図1の変換素子のλ作動モードとλ/2作
動モードとでの周波数−インピーダンス特性の図であ
る。λ/2作動モードでの電圧強度はより大きな値を有
する。
【図17】 圧電変換素子が負荷と並列に結合されてい
る他の好ましい実施例の圧電変換素子の図である。
【図18】 圧電変換素子が負荷と直列に結合されてい
る他の好ましい実施例の圧電変換素子の図である。
【図19】 1つの端子出力を有する図17の圧電変換
素子の結合の図である。
【図20】 本発明の図17の圧電変換素子による種々
の変換素子の出力変換比と負荷インピーダンスの関係の
図である。
【図21】 本発明の図17の圧電変換素子による種々
の変換素子の出力パワーと負荷インピーダンスの関係の
図である。
【符号の説明】
1:圧電セラミック変換素子、 11、12、13、14、15、16:電極、 17、18、19、20:圧電セラミック変換素子の部
分。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェン・シ−ユ 台湾タイチュエン、チン−ワ・ロード 156番 (72)発明者 チェン・ユン−ティエン 台湾シンチュ、イェン−ピン・ロード、 セクション1、レイン214、アレイ31、 1番 (72)発明者 リアオ・シュ−フェン 台湾タオユアン、アン−チュエン・スト リート48番 (72)発明者 エ・ウェン−チン 台湾タイペイ、インコ、イン−タオ・ロ ード87番 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 41/00 - 41/26

Claims (20)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板を備えたマルチモード設定可能
    圧電変換素子において、圧電基板の第1次元、第2次元
    および第3次元において、第1次元が最も長く、第3次
    元が最も短く、上記の圧電基板は、第1次元の2つの端
    部の近くで第1次元に平行に2つの分極方向を有し、圧
    電基板の中央部分で第3次元に平行な少なくとも2つの
    反対の分極方向を有し、第1次元に垂直な面を有する2
    個の端子が、上記の圧電基板上に、第1次元のそれぞれ
    の端部に形成され、さらに、少なくとも2つの電極が上
    記の圧電基板の第1次元に平行な部分の上に備えられる
    マルチモード設定可能圧電変換素子。
  2. 【請求項2】 上記の第1次元、第2次元および第3次
    元がそれぞれ上記の圧電基板の長さ、幅および厚さであ
    ることを特徴とする請求項1に記載されたマルチモード
    設定可能圧電変換素子。
  3. 【請求項3】 上記の圧電基板上記の2つの端部の一
    方に少なくとも1つの電極を設けることを特徴とする請
    求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
    子。
  4. 【請求項4】 上記の2つの反対の分極方向は、上記の
    第2次元と垂直方向に直交していることを特徴とする請
    求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
    子。
  5. 【請求項5】 上記の圧電基板が長方形であることを特
    徴とする請求項1に記載されたマルチモード設定可能圧
    電変換素子。
  6. 【請求項6】 上記の圧電基板は、圧電基板上記の2
    つの端部にそれぞれ設けられた2つの電極を備えること
    を特徴とする請求項1に記載されたマルチモード設定可
    能圧電変換素子。
  7. 【請求項7】 上記の圧電基板は、圧電基板の上記の中
    央部分の上部と底部に設けた2組の複数の中央電極を備
    えることを特徴とする請求項3に記載されたマルチモー
    ド設定可能圧電変換素子。
  8. 【請求項8】 上記の圧電基板の中央電極が備えられて
    いない部分の長さが圧電基板の長さの実質的に1/2で
    あることを特徴とする請求項7に記載されたマルチモー
    ド設定可能圧電変換素子。
  9. 【請求項9】 上記の圧電基板の上部に設けた上記の複
    数の中央電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の電極
    であることを特徴とする請求項7に記載されたマルチモ
    ード設定可能圧電変換素子。
  10. 【請求項10】 上記の圧電基板の底部に設けた上記の
    複数の中央電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の電
    極であることを特徴とする請求項7に記載されたマルチ
    モード設定可能圧電変換素子。
  11. 【請求項11】 上記の圧電基板が少なくとも6個の電
    極を備えることを特徴とする請求項7に記載されたマル
    チモード設定可能圧電変換素子。
  12. 【請求項12】 上記の圧電基板の上記の2つの端部で
    のそれぞれの分極方向が同一であることを特徴とする請
    求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
    子。
  13. 【請求項13】 上記の圧電基板の上記の2つの端部で
    のそれぞれの分極方向が互いに反対であることを特徴と
    する請求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変
    換素子。
  14. 【請求項14】 上記の中央部分の上記の電極の各々の
    長さが上記の圧電基板の長さの1/4であることを特徴
    とする請求項7に記載されたマルチモード設定可能圧電
    変換素子。
  15. 【請求項15】 上記の基板の上記の中央部分上記の
    各端部との間の部分の各々の長さがそれぞれ圧電基板の
    全長の1/4であることを特徴とする請求項6に記載さ
    れたマルチモード設定可能圧電変換素子。
  16. 【請求項16】 上記の圧電基板は、圧電基板の中央部
    分の上記の上部と底部に2個の電極を備えることを特徴
    とする請求項6に記載されたマルチモード設定可能圧電
    変換素子。
  17. 【請求項17】 上記の圧電基板の電極が備えられて
    ない上記の部分の長さが圧電基板の長さの実質的に1/
    2であることを特徴とする請求項16に記載されたマル
    チモード設定可能圧電変換素子。
  18. 【請求項18】 上記の圧電基板の上部と底部に設けた
    上記の2個の電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の
    電極であることを特徴とする請求項16に記載されたマ
    ルチモード設定可能圧電変換素子。
  19. 【請求項19】 上記の圧電基板が少なくとも6個の電
    極を備えることを特徴とする請求項16に記載されたマ
    ルチモード設定可能圧電変換素子。
  20. 【請求項20】 上記の中央電極の各々の長さが上記の
    圧電基板の長さの1/4であることを特徴とする請求項
    16に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素子。
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