JP3020769B2 - マルチモード設定可能圧電変換素子 - Google Patents
マルチモード設定可能圧電変換素子Info
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Description
より詳細には、種々の出力のための複数のモードの設定
が可能であり高出力効率を有する圧電変換素子の構造に
関する。
変換素子は、体積が小さく、構成が簡単であり、重さが
軽く、磁気芯と巻線からなる通常のトランスよりも有利
な高い変換効率を有する。しかし、モノリシックの圧電
変換素子は、トポグラフィと極性の設計において制限が
あり、大部分の変換素子は、1つの作動モード(λモー
ドとλ/2モード)のみを備え、そのため、変換素子
は、分極が困難であり、より低い作動周波数を有し、作
動において大量のノイズを発生し得る。
36,446号に、通常の圧電セラミック変換素子が開
示されている。ここに開示された強誘電体材料からなる
圧電セラミック素子は、変換素子に自己発振を可能にす
る第1組または第2組の複数の電極と結合する第3組の
複数の電極を備える。変換素子の基板は、共振電圧出力
を与える2つの分極方向を有する。そのような変換素子
は、同時にλ/2モードとλモード(λは波伝播方向で
測定された波長)とを有するが、希望のいずれかのモー
ドを効果的に発生可能に、または発生不能にできない。
さらに、変換素子のみが、負荷電圧出力端子を有するの
で、電圧または電流の変換利得は、圧電基板の長さ、幅
および厚さの制限のために小さい。さらに、大きな圧電
基板にとって、その分極は困難である。
分と出力部分とからなる圧電基板の特定の幅対厚さの比
を有する圧電セラミック変換素子を開示する。この特許
は、第1と第2の振動モード(λ/2モードとλモー
ド)を備え、その出力電圧は、圧電基板の長さ対幅の比
を変えることにより調整可能である。この場合、高い電
圧出力を得るために、基板の長さと幅は、基板の分極が
困難になるまで増加されるべきである。さらに、変換素
子は、ただ1つの負荷電圧出力を有するので、いずれか
の振動モードを発生可能にできないかまたは発生不能に
できない。
た圧電変換素子では、中央電極は、変換素子の基板の面
に垂直に分極され、残りの部分(中央部分の右と左の部
分)は、1つの方向に縦に分極される。この中央部分
は、さらに、2個の短絡回路円電極を備える。2個の円
電極の変換された電圧は、基板の2個の端子から出力さ
れる。この場合の右と左の部分の分極方向は矛盾しない
ので、希望の変換された電圧は、より大きくなり、圧電
基板の分極過程は、同じ寸法の基板を用いた本発明にく
らべて複雑になる。さらに、この特許は、λ/2モード
のみを備える。したがって、変換素子の作動周波数は、
より低くなり、ノイズはより大量になる。
電変換素子が開示されている。圧電変換素子は、H状で
あり、その中央部分は、垂直に分極され、他の部分は、
1つの方向に縦に分極される。変換された電圧は、H状
基板の2つの端子から出力される。この圧電変換素子
は、2以上の出力端子を有するが、H状の構成は、製造
が困難である。そのような変換素子は、同様に、作動周
波数が小さく、大量のノイズを有する。
とλ作動モードおよび複数の選択可能な電極を備え、所
望の種々の作動周波数と作動モードを有するように設定
可能である圧電変換素子を提供することである。本発明
の他の目的は、容易に分極され、入力端子と出力端子の
組み合わせを選択することにより種々の作動周波数を有
する圧電変換素子を提供することである。
マルチモード設定可能圧電変換素子において、圧電基板
の第1次元、第2次元および第3次元において、第1次
元が最も長く、第3次元が最も短く、上記の圧電基板
は、第1次元の2つの端部の近くで第1次元に平行に2
つの分極方向を有し、圧電基板の中央部分で第3次元に
平行な少なくとも2つの反対の分極方向を有し、第1次
元に垂直な面を有する2個の端子が、上記の圧電基板上
に、第1次元のそれぞれの端部に形成され、さらに、少
なくとも2つの電極が上記の圧電基板の第1次元に平行
な部分の上に備えられる。
電極の結合状況を変えることにより発生可能である。本
発明では、従来の欠点を解消しつつ、所望の作動モー
ド、たとえばλ/2作動モード、λ作動モード、または
λ/2とλの両作動モード、を自由に選択できる。した
がって、本発明の変換素子は、発振器、フィルタ、変換
手段などに使用するのに適している。
ついて説明する。図1と図2に示すように、本発明によ
る圧電セラミック変換素子1は、直方体の基板2の形状
である。基板2は、第1次元(長さ)、第2次元(幅)
および第3次元(厚さ)を有する。ここに、第1次元が
最も長く、第3次元が最も短い。この直方体の基板2
は、複数の電極を備える。たとえば、電極11、12
は、基板の両側の部分19、20の端に設けられる。ま
た、2組の対称的な電極13、14と15、16が、基
板2の中央部分の上部と底部にそれぞれ設けられる。こ
こに、電極13、15が上部に設けられ、電極14、1
6が底部に設けられる。各電極13、14、15、16
の長さは、基板2の長さの約1/4であり、2個の電極
13、15(および14、16)の間隔は基板2の厚さ
の約1/2である。
は、事実上2つの部分に分割される。1つの部分17
は、1組の電極13、14により被覆され、他方の部分
18は、1組の電極15、16により被覆される。両部
分17、18は、基板2の面に垂直に分極されるが、そ
れぞれ矢印3、4により示されるように分極方向が反対
である。残りの部分、すなわち、中央部分の左側の部分
19と中央部分の右側の部分20は、それぞれ、矢印
5、6により示される方向に縦に(圧電基板2の長手方
向に)分極される。両部分19、20の分極方向は、同
じかまたは反対であり、各部分19、20の長さは、基
板2の長さの約1/4である。
態を変えることにより種々の電圧または電流を供給でき
る。電流または電流の変換利得も、同様に調節可能であ
る。以下に本発明の特徴と機能を説明する。
ンピーダンス特性 λ/2作動モードを得るために、変換素子1の圧電基板
2では、図3に示すように、電極13と電極16を結合
し、電極14と電極15を結合し、この結合から出力電
圧または出力電流が得られる。このため、λ作動モード
が発生不能にされる。そのような結合の周波数−インピ
ーダンス特性は、図4に示される。ここで、インピーダ
ンスの測定範囲は、100Ωから5000Ωの範囲であ
り、周波数の測定範囲は20000.000Hzから8
0000.000Hzまでである。図4では、λ/2モ
ードのみが発生可能であり、〇で示した作動位置では、
周波数32300.000Hzであり、インピーダンス
は320.430Ωであった。
ーダンス特性 λ作動モードを得るために、変換素子1の基板2では、
図5に示すように、電極13と電極15を結合し、電極
14と電極16を結合する。ここで、結合可能な電極1
3と15、14と16の間に隙間を明ける必要はない。
このため、λ/2作動モードが発生不能にされる。その
ような結合の周波数−インピーダンス特性は、図6に示
される。ここで、インピーダンスの測定範囲は、500
Ωから50000Ωの範囲であり、周波数の測定範囲は
20000.000Hzから80000.000Hzま
でである。図6では、λモードのみが発生可能であり、
〇で示した作動位置では、周波数は67700.000
Hzであり、インピーダンスは99.2137Ωであっ
た。
ドとその周波数−インピーダンス特性λ/2作動モード
とλ作動モードとを得るために、変換素子1の基板2で
は、図7に示すように、電極13と電極14を端子Aと
Bに結合し、この結合から出力電圧または出力電流が得
られる。このため、λ/2作動モードとλ作動モードが
同時に存在する。そのような結合の周波数−インピーダ
ンス特性は、図8に示される。ここで、インピーダンス
の測定範囲は、500Ωから50000Ωの範囲であ
り、周波数の測定範囲は20000.000Hzから8
0000.000Hzまでである。〇で示した作動位置
では、周波数は65300.000Hzであり、インピ
ーダンスは547.087Ωであった。
電基板2では、複数の作動モードが、電極の結合状況を
変えることにより設定可能である。本発明では、従来の
欠点を解消しつつ、所望の作動モード、すなわちλ/2
作動モード、λ作動モード、またはλ/2とλの両作動
モード、を自由に選択できる。したがって、本発明の変
換素子は、発振器、フィルタ、変換手段などに使用する
のに適している。以下に、この変換素子を理解するため
に、さらに本発明の電子出力特性を説明する。
ンピーダンス特性 図9に示されるように、圧電基板2での電極の結合にお
いて、電極13と16が第1端子Aに結合され、電極1
4と15が第2端子Bに結合され、電極11と12が第
3端子Cに結合される。さらに、端子A,Bを入力ポー
トとし、端子B,Cを出力ポートとする。そのようにし
て、変換素子のλ作動モードが発生不能にされ、λ/2
作動モードが発生可能にされる。矢印は分極方向を示
す。したがって、変換電圧−周波数特性は、図10に示
されるようになる。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対
して、30.850kHz(バンド幅108.04H
z)で25.62Vの出力が得られた。
ーダンス特性 図11に示されるように、圧電基板2での電極の結合に
おいて、電極13と15が第1端子Aに結合され、電極
14と16が第2端子Bに結合され、電極11が第3端
子Cに結合され、電極12が第4端子Dに結合される。
ここで、結合可能な電極13と15、14と16の間に
隙間を明ける必要はない。さらに、端子A,Bを入力ポ
ートとし、端子C,Dを出力ポートとする。そのように
して、変換素子のλ/2作動モードが発生不能にされ、
λ作動モードが発生可能にされる。矢印は分極方向を示
す。したがって、変換電圧−周波数特性は、図12に示
されるようになる。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対
して、61.337kHz(バンド幅183.89H
z)で26.39Vの出力が得られた。
ドとその周波数−インピーダンス特性 図13と図15に示される電極11〜16の結合におい
て、λ/2作動モードおよびλ作動モードが変換素子の
作動において同時に存在する。図13に示されるよう
に、圧電基板2での電極の結合において、電極13と1
5が第1端子Aに結合され、電極14と16が接地さ
れ、電極12が第2端子Bに結合される。さらに、端子
Bを入力ポートとし、端子A,Bを出力ポートとする。
矢印は分極方向を示す。この場合、λ/2作動モードお
よびλ作動モードが同時に存在する一方、λ作動モード
での電圧の大きさはλ/2作動モードでの電圧の大きさ
より大きい。図14は、変換電圧−周波数特性を示す。
すなわち、1Vrmsの入力電圧に対して、66.154
kHz(バンド幅201.88Hz)で12.532V
の出力が得られた。
いて、電極14と15がそれぞれ第2端子Bと第1端子
Aに結合され、電極12が接地され、さらに、端子Aを
入力ポートとし、端子Bを出力ポートとする。矢印は分
極方向を示す。この場合、λ/2作動モードおよびλ作
動モードが変換素子の作動において同時に存在する一
方、λ/2作動モードでの電圧の大きさはλ作動モード
での電圧の大きさより大きい。図16は、変換電圧−周
波数特性を示す。すなわち、1Vrmsの入力電圧に対し
て、31.670kHz(バンド幅118.04Hz)
で2.32Vの出力が得られた。他にもλ/2作動モー
ドおよびλ作動モードを同時に存在させる多くの電極結
合状態が存在する。しかし、本発明は、電極の結合が主
な特徴ではないので、これ以上の説明はしない。
圧電変換素子は、種々の変換特性および作動モードを備
えるように設定可能である。複数の電極の結合状態を変
えることにより、本発明の変換素子は、複数の入力/出
力の組み合わせを提供する。したがって、本発明は多く
の用途に使用できる。
て、本発明において分極に必要な電圧は、従来技術、た
とえば、米国特許第3,736,446号や同第2,8
30,274号に開示された変換素子において必要な電
圧の1/2だけである。さらに、本発明は、従来技術よ
り高い作動周波数を有するので、作動において発生され
たノイズは、大きく減少される。たとえば、もし基板が
110mm×25mm×1.5mmの同じ寸法を有する
ならば、米国特許第2,830,274号の変換素子の
作動周波数は、14.66kHzであり、人の耳で感じ
られる。これに対し、本発明では、作動周波数は、超音
波領域の29.07kHzであり、人の耳で感じること
がない。したがって、従来技術の低作動周波数と大量の
ノイズの欠点は本発明により克服される。
と並列に(図17参照)または直列に(図18参照)結
合されるように、または、単一の側面の出力を有するよ
うに(図19参照)、結合される。図20と図21は、
本発明を通常のROSEN型の圧電変換素子と比較する
図である。図20は、変換利得(出力電圧VOの入力電
圧VIに対する比)と負荷インピーダンス(Z)の関係
の図であり、図21は、出力パワーと負荷インピーダン
ス(Z)の関係の図である。これらの図において、カー
ブAは、本発明の変換素子が直列に結合されたとき(図
18)の測定データを表し、カーブBは、本発明の変換
素子が並列に結合されたとき(図17)の測定データを
表し、カーブCは、本発明の変換素子がただ1つの側面
端子を備えるように結合されたとき(図19)の測定デ
ータを表し、カーブDは、通常のROSEN型の変換素
子の測定データを表す。図20と図21より明らかに、
本発明の変換素子は、通常の変換素子(カーブD)より
もよい変換利得と出力パワーを有する。なお、本発明
は、以上に説明された実施例に限定されず、特許請求の
範囲に記載された発明の範囲内で変化できる。上述の実
施例では、変換素子としてセラミック材料が用いられた
が、本発明は圧電材料の種類には依存しない。また、電
極11−16も、適当な電気伝導性材料を用いればよ
い。
来の圧電セラミック変換素子より高い作動周波数を有す
る。また、従来の圧電セラミック変換素子より大きな出
力パワー効率と小さなノイズ干渉を有する。
換素子の斜視図である。
す図式的な図である。
を示す1例の図である。
数−インピーダンス特性の図である。
す1例の図である。
インピーダンス特性の図である。
モードとでの結合を示す1例の図である。
モードとでの周波数−インピーダンス特性の図である。
を示す1例の図である。
波数−インピーダンス特性の図である。
示す1例の図である。
−インピーダンス特性の図である。
動モードとでの結合を示す1例の図である。
動モードとでの周波数−インピーダンス特性の図であ
る。λ振動モードでの電圧強度はより大きな値を有す
る。
動モードとでの結合を示す1例の図である。
動モードとでの周波数−インピーダンス特性の図であ
る。λ/2作動モードでの電圧強度はより大きな値を有
する。
る他の好ましい実施例の圧電変換素子の図である。
る他の好ましい実施例の圧電変換素子の図である。
素子の結合の図である。
の変換素子の出力変換比と負荷インピーダンスの関係の
図である。
の変換素子の出力パワーと負荷インピーダンスの関係の
図である。
分。
Claims (20)
- 【請求項1】 圧電基板を備えたマルチモード設定可能
圧電変換素子において、圧電基板の第1次元、第2次元
および第3次元において、第1次元が最も長く、第3次
元が最も短く、上記の圧電基板は、第1次元の2つの端
部の近くで第1次元に平行に2つの分極方向を有し、圧
電基板の中央部分で第3次元に平行な少なくとも2つの
反対の分極方向を有し、第1次元に垂直な面を有する2
個の端子が、上記の圧電基板上に、第1次元のそれぞれ
の端部に形成され、さらに、少なくとも2つの電極が上
記の圧電基板の第1次元に平行な部分の上に備えられる
マルチモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項2】 上記の第1次元、第2次元および第3次
元がそれぞれ上記の圧電基板の長さ、幅および厚さであ
ることを特徴とする請求項1に記載されたマルチモード
設定可能圧電変換素子。 - 【請求項3】 上記の圧電基板の上記の2つの端部の一
方に少なくとも1つの電極を設けることを特徴とする請
求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
子。 - 【請求項4】 上記の2つの反対の分極方向は、上記の
第2次元と垂直方向に直交していることを特徴とする請
求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
子。 - 【請求項5】 上記の圧電基板が長方形であることを特
徴とする請求項1に記載されたマルチモード設定可能圧
電変換素子。 - 【請求項6】 上記の圧電基板は、圧電基板の上記の2
つの端部にそれぞれ設けられた2つの電極を備えること
を特徴とする請求項1に記載されたマルチモード設定可
能圧電変換素子。 - 【請求項7】 上記の圧電基板は、圧電基板の上記の中
央部分の上部と底部に設けた2組の複数の中央電極を備
えることを特徴とする請求項3に記載されたマルチモー
ド設定可能圧電変換素子。 - 【請求項8】 上記の圧電基板の中央電極が備えられて
いない部分の長さが圧電基板の長さの実質的に1/2で
あることを特徴とする請求項7に記載されたマルチモー
ド設定可能圧電変換素子。 - 【請求項9】 上記の圧電基板の上部に設けた上記の複
数の中央電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の電極
であることを特徴とする請求項7に記載されたマルチモ
ード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項10】 上記の圧電基板の底部に設けた上記の
複数の中央電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の電
極であることを特徴とする請求項7に記載されたマルチ
モード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項11】 上記の圧電基板が少なくとも6個の電
極を備えることを特徴とする請求項7に記載されたマル
チモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項12】 上記の圧電基板の上記の2つの端部で
のそれぞれの分極方向が同一であることを特徴とする請
求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素
子。 - 【請求項13】 上記の圧電基板の上記の2つの端部で
のそれぞれの分極方向が互いに反対であることを特徴と
する請求項1に記載されたマルチモード設定可能圧電変
換素子。 - 【請求項14】 上記の中央部分の上記の電極の各々の
長さが上記の圧電基板の長さの1/4であることを特徴
とする請求項7に記載されたマルチモード設定可能圧電
変換素子。 - 【請求項15】 上記の基板の上記の中央部分と上記の
各端部との間の部分の各々の長さがそれぞれ圧電基板の
全長の1/4であることを特徴とする請求項6に記載さ
れたマルチモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項16】 上記の圧電基板は、圧電基板の中央部
分の上記の上部と底部に2個の電極を備えることを特徴
とする請求項6に記載されたマルチモード設定可能圧電
変換素子。 - 【請求項17】 上記の圧電基板の電極が備えられてい
ない上記の部分の長さが圧電基板の長さの実質的に1/
2であることを特徴とする請求項16に記載されたマル
チモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項18】 上記の圧電基板の上部と底部に設けた
上記の2個の電極が2組の対称的な実質的に同じ面積の
電極であることを特徴とする請求項16に記載されたマ
ルチモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項19】 上記の圧電基板が少なくとも6個の電
極を備えることを特徴とする請求項16に記載されたマ
ルチモード設定可能圧電変換素子。 - 【請求項20】 上記の中央電極の各々の長さが上記の
圧電基板の長さの1/4であることを特徴とする請求項
16に記載されたマルチモード設定可能圧電変換素子。
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- 1993-06-29 JP JP5159533A patent/JP3020769B2/ja not_active Expired - Fee Related
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