JPS639673B2 - - Google Patents

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JPS639673B2
JPS639673B2 JP55044315A JP4431580A JPS639673B2 JP S639673 B2 JPS639673 B2 JP S639673B2 JP 55044315 A JP55044315 A JP 55044315A JP 4431580 A JP4431580 A JP 4431580A JP S639673 B2 JPS639673 B2 JP S639673B2
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JP
Japan
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piezoelectric transformer
polarized
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piezoelectric
effect
Prior art date
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Expired
Application number
JP55044315A
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English (en)
Other versions
JPS56140683A (en
Inventor
Yoichi Myasaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP4431580A priority Critical patent/JPS56140683A/ja
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Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/40Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and electrical output, e.g. functioning as transformers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圧電トランスの構造に関するもので
あり、圧電トランスの低周波小型化を図ることを
目的とするものである。
圧電トランスは共振周波数で励振され、共振周
波数において最も昇圧比がとれるものである。そ
の共振周波数に着目した集中定数等価回路を第1
図に示す。図においてLは等価インダクタンス、
Cは等価容量、Rは等価共振抵抗、Cp1は駆動部
の並列容量、Cp2は発電部分の並列容量で、nは
変成比である。変成比を大きくとるために一般に
Cp1≫Cp2となつている。
このような圧電トランスは、巻線型トランスに
比較して (1) 小型化が図れる (2) 不燃化ができる (3) 電磁誘導がない など数多くの特長を備えており、さかんに実用化
が進められている。
第2図に従来の圧電トランスの代表的な構造を
示す。図について説明すると、右半分21は厚み
方向に分極された圧電トランスの駆動部で、その
上下面に電極23,24が設けられている。また
左半分22は長さ方向に分極された圧電トランス
の発電部分で、その右端に電極25が設けられて
いる。このような従来の圧電トランスは縦振動モ
ードの基本1次または2次共振を利用するもの
で、数十〜数百KHzで使用されているが、例え
ば、腕時計用にEL素子をを駆動する場合のよう
に数KHzまたはそれ以下の周波数で使用する小型
の圧電トランスの要求に対しては、従来の圧電ト
ランスで実現するには寸法が大きくなりすぎて要
求を満足することは不可能であつた。
本発明は上記欠点を除去し数百Hz〜数十KHzに
おいて小型の圧電トランスを提供せんとするもの
である。本発明は原理的に第3図に示すように厚
み方向に分極された磁器板で上下面に電極34,
35が形成されており長さ方向に伸び振動する横
効果低インピーダンス振動子31と、長さ方向に
分極された磁器板で片面端部に電極36,37が
形成されており長さ方向に伸び振動する縦効果高
インピーダンス振動子32とを第3図イまたは同
図ロに示すように硬質絶縁基板33に接着し、駆
動部を横効果振動子31、発電部を縦効果振動子
32として屈曲振動モードを利用することを特徴
とするものである。屈曲振動モードを利用する場
合、振動子として金属板を用いることもできる
が、発電部の電極配置から見て、金属板による電
界のもれが生じる可能性がある。しかし本発明の
ように硬質絶縁基板を用いれば、そのような電界
のもれはなく有効に出力をとり出せる。
以下に実施例を用いて具体的に説明する。
「実施例 1」 音片を利用した圧電トランスの例を第4図に示
す。第4図において硬質絶縁基板41の屈曲振動
モードの振動節点をワイヤー42で支持し、ワイ
ヤーの他端は金属枠43に固定されている。さら
に硬質絶縁基板41の表面に横効果低インピーダ
ンス磁器板44および縦効果高インピーダンス磁
器板45を接着し、前者を駆動部、後者を発電部
とした構造の屈曲モード圧電トランスである。こ
こで硬質絶縁基板41としてガラスを用い圧電磁
器板として東北金属製NEPEC21(k31=0.38,k33
=0.73,εT 11/ε0=1960,εT 33/ε0=1850)を用い
た。そして圧電トランスの共振周波数0を1.0K
Hz、入力電圧3.0V、入力電流500μAに設定した時
の昇圧比の周波数特性を第5図に示す。図から昇
圧比50以上が容易に得られることがわかり、EL
素子の駆動用などの応用が十分に可能である。
「実施例 2」 音叉を利用した圧電トランスの例を第6図に示
す。図において61はガラスからなる音叉であ
り、横効果低インピーダンス磁器板62および縦
効果高インピーダンス磁器板63を音叉61に接
着した圧電トランスを示す。64,65は駆動端
子、66,67は出力端子である。このような音
叉を利用しても実施例1とまつたく同様の特性が
得られ、また音片に比べて支持が容易であるとい
う長所がある。さらに第7図に示すような面垂直
振動をする平板音叉を利用した場合にも同様の特
性が得られる。
「実施例 3」 面垂直振動をするS字形振動子を利用した圧電
トランスの例を第8図に示す。図において、81
はガラスからなるS字形屈曲振動子、82,83
はそれぞれ先の実施例で示した低インピーダンス
磁器板および高インピーダンス磁器板であり、8
4,85は駆動端子、86,87は出力端子であ
る。また図中の矢印は振動方向を示す。このよう
なS字形振動子を利用した圧電トランスは音片、
音叉よりさらに低周波化が可能であり、実施例1
と同様の特性が得られる。
以上の実施例では、駆動用に使用する横効果低
インピーダンス振動子を硬質絶縁基板の片面だけ
に接着していたが、この振動子を硬質絶縁基板の
両面に接着し、一方の横効果振動子が伸びた時、
他方の横効果振動子が縮むように結線すればさら
に昇圧特性のすぐれた屈曲振動モード圧電トラン
スが実現できる。両面駆動の一実施例を第9図に
示す。硬質絶縁基板91を挾んで、矢印の方向に
分極された横効果低インピーダンス磁器板92を
2枚接着し、それらを並列接続して駆動端子9
4,95をとり出し、発電部として縦効果高イン
ピーダンス磁器板93を接着して出力端子96,
97をとり出した構造である。このような構造を
用いることにより、第3図に示した構造の圧電ト
ランスよりさらに昇圧比の増大を図ることができ
るばかりか、屈曲振動モードより高周波側に出る
縦振動モードによるスプリアスを抑圧することも
可能となる。さらに第9図ロに示すように縦効果
高インピーダンス磁器板93を2枚用い、一方の
縦効果磁器板が伸び、他方が縮んだ時に同相の出
力がとり出せるように分極方向(矢印)を定め電
気的結線を行なうと、第9図イの構造よりさらに
出力インピーダンスが低下して負荷に対する安定
性が向上し、また第9図イの場合と同様に縦振動
モードによるスプリアスの抑圧も可能である。
なお、以上の実施例では縦効果振動子として第
10図イに示すように磁器板101の同一平面上
の端部に電極102,103を設けた構造を示し
たが、第10図ロに示すように磁器板104の端
面に電極105,106を設けた構造でも同様の
効果が得られる。また本発明はアース端子を共通
にして3端子の圧電トランスとしても実現可能で
ある。
以上の実施例から明らかなように、本発明に従
うと数百Hz〜数十KHzにおいて小形の圧電トラン
スが製造可能となり工業的価値も多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧電トランスの一般的な等価回路を示
し、Lは等価インダクタンス、Cは等価容量、R
は等価共振抵抗、Cp1は駆動部の並列容量、Cp2
発電部分の並列容量、nは変成比である。第2図
は従来の圧電トランスの構造を示す図であり、2
1は厚み方向に分極した圧電セラミツクからなる
駆動部、22は長さ方向に分極した圧電セラミツ
クからなる発電部、23,24,25は電極であ
る。第3図は本発明の圧電トランスの原理的な構
造を示す図であり、31は厚み方向に分極した圧
電セラミツクからなる駆動部、32は長さ方向に
分極した圧電セラミツクからなる発電部、33は
硬質絶縁基板、34,35,36,37は電極で
ある。第4図は本発明の実施例1の圧電トランス
の構造を示す図であり、41は硬質絶縁基板、4
2は支持ワイヤー、43は金属枠、44は厚み方
向に分極した圧電セラミツクからなる駆動部、4
5は長さ方向に分極した圧電セラミツクからなる
発電部である。第5図は、実施例1の圧電トラン
スの昇圧比周波数特性を示す図である。第6図は
本発明の実施例2の圧電トランスの構造を示す図
であり、61はガラス音叉、62は厚み方向に分
極した圧電セラミツクからなる駆動部、63は長
さ方向に分極した圧電セラミツクからなる発電
部、64,65は駆動端子、66,67は出力端
子である。第7図は平板音叉を用いた圧電トラン
スの構造を示す図であり、71はガラス平板音
叉、72は厚み方向に分極した圧電セラミツクか
らなる駆動部、73は長さ方向に分極した圧電セ
ラミツクからなる発電部、74,75は駆動端
子、76,77は出力端子である。第8図は本発
明の実施例4の圧電トランスの構造を示す図であ
り、81はS字形ガラス振動子、82は厚み方向
に分極した圧電セラミツクからなる駆動部、83
は長さ方向に分極した圧電セラミツクからなる発
電部、84,85は駆動端子、86,87は出力
端子、矢印は振動方向を示す。第9図イ、ロは縦
振動モードを抑圧した本発明の圧電トランスの構
造を示す図であり、91はガラス板、92は厚み
方向に分極した圧電セラミツクからなる駆動部、
93は長さ方向に分極した圧電セラミツクからな
る発電部、94,95は駆動端子、96,97は
出力端子、矢印は分極方向を示す。第10図イ
は、磁器板101の同一平面上の端部に電極10
2,103を設けた縦効果振動子、ロは磁器板1
04の端面に電極105,106を設けた縦効果
振動子を示し、矢印は分極方向を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 厚み方向に分極された磁器板の上下面に電極
    を有し、長さ方向に伸び振動する横効果低インピ
    ーダンス振動子と、長さ方向に分極された磁器板
    の片面端部に電極を有し、長さ方向に伸び振動す
    る縦効果高インピーダンス振動子とを硬質絶縁基
    板に接着し、駆動端子を前記横効果振動子から、
    また出力端子を前記縦効果振動子から取り出し、
    屈曲モードを利用することを特徴とする圧電トラ
    ンス。
JP4431580A 1980-04-04 1980-04-04 Piezoelectric transformer Granted JPS56140683A (en)

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JP4431580A JPS56140683A (en) 1980-04-04 1980-04-04 Piezoelectric transformer

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JP4431580A JPS56140683A (en) 1980-04-04 1980-04-04 Piezoelectric transformer

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JPS56140683A JPS56140683A (en) 1981-11-04
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