JP4356098B2 - 圧電信号変換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧電磁器を用いることにより入力電気信号を弾性振動に変換し、その弾性振動を再び電気信号に変換して出力する圧電信号変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電信号変換装置の応用例の1つとしてスイッチング電源が挙げられる。スイッチング電源は通信機器や情報機器などの電子機器の電源として広く用いられている。従来のスイッチング電源は入力した直流電源を半導体の高速スイッチング作用を利用することにより高周波電力に変換し、さらに制御、整流して所定の直流を得るものであった。スイッチング電源を小型化するには高周波化技術の促進、各種の部品のダウンサイジング等の必要がある。スイッチング周波数の高周波化はスイッチング用半導体の損失と電磁トランスの損失の増加をもたらすことから、スイッチング電源の小型化は困難であった。スイッチング周波数が1MHzを越えると、スイッチング用半導体の損失と電磁トランスの損失が著しく増加するので、これ以上の小型化は困難な状況にある。スイッチング用半導体の損失を最少限に抑えるためにはスイッチング回路に発生するスイッチ動作の遅れを共振などの方法により改善する必要がある。電磁トランスの損失を最少限に抑えるためには材料を改善する必要があるが、大幅な改善は困難な状況にあった。
【0003】
圧電トランスをスイッチング電源の電源回路に応用するために様々な試みが行なわれてきた。従来の圧電トランスとしては圧電磁器による分極変化型圧電トランス、積層圧電磁器による縦振動型圧電トランスなどが主に挙げられる。これら従来の圧電トランスは、材料の弾性的な損失や電気的および弾性的なヒステリシスなどのために大振幅動作が困難であるという問題、電源回路に応用する際、負荷抵抗の小さな場合の電圧比を制御することが難しく、また大電力により破損しやすいという問題、基板の支持方法が難しく、電力増加とともに支持を強固にする必要もあって、素子の損失を増加させる原因になっているという問題等を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
スイッチング電源を小型化するには高周波化技術の促進、各種の部品のダウンサイジング等の必要がある。圧電トランスをスイッチング電源の電源回路に応用するために様々な型の圧電トランスが提案されている。しかし従来の圧電トランスでは、素子の支持方法が難しい、圧電トランスの内部損失抵抗が大きい等の問題点を有する。
【0005】
本発明の目的は、入力電気信号をその電圧とは異なる電圧の電気信号に高効率で変換して出力することができ、しかも互いに異なる電圧を有する電気信号を同時に出力することも可能で、入力用の電極に接続された回路と出力用の電極に接続された回路とを絶縁状態に保つことができ、小型軽量で、幅広い応用が可能で、たとえばスイッチング電源などへの応用も可能な圧電信号変換装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の圧電信号変換装置は、四角柱状の圧電磁器と、1組の入力用デバイスと、少なくとも1組の出力用デバイスから成る圧電信号変換装置であって、
前記圧電磁器の分極軸は前記圧電磁器の両端面に垂直で、
前記1組の入力用デバイスは電極P1およびP2から成り、
前記1組の出力用デバイスは電極Q1およびQ2と、負荷抵抗Rから成り、
前記電極P1およびP2は前記圧電磁器の側面Aに設けられ、
前記電極Q1およびQ2は前記圧電磁器の側面B,CおよびDのうちの1つに設けられ、
前記側面AおよびBは互いに平行で、
前記側面CおよびDは互いに平行で、
前記電極P1およびP2は、互いに電気的に絶縁されており、
前記電極Q1およびQ2は、互いに電気的に絶縁されており、
前記電極Q1およびQ2にはそれぞれ端子T0およびTNが設けられており、
前記負荷抵抗Rは、前記端子T0とTNの間に接続されていて、N個の部分Ri(i=1,2,……N)から成り、前記部分RiとR(i+1)の間には端子Ti{i=1,2,……(N−1)}が設けられており、
前記圧電磁器、前記電極P1,P2,Q1およびQ2から成る複合体は、前記電極P1とP2の間に前記圧電磁器の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧VINを印加されることにより励振されて弾性振動し、
前記圧電磁器の共振周波数は前記複合体の共振周波数とほぼ等しく、
前記電極Q1およびQ2は、前記複合体における弾性振動を電圧VOUTの電気信号に変換し、
前記電圧VOUTは、前記部分Riに対応する電圧Vi(i=1,2,……N)の合計と等しく、
前記端子T0,TiおよびTNのうちのどれか2つは1組の出力用端子を形成し、 前記端子T0,TiおよびTNの中の少なくとも1組の前記出力用端子は、前記出力用端子に含まれる2つの端子の間の電圧に対応する電気信号を出力する。
【0007】
請求項2に記載の圧電信号変換装置は、前記電極Q1およびQ2によって電圧VOUTの電気信号に変換される前記弾性振動が、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面に垂直な方向に振動する弾性振動で成る。
【0008】
請求項3に記載の圧電信号変換装置は、前記圧電磁器の前記両端面の形状が正四角形で成る。
【0009】
請求項4に記載の圧電信号変換装置は、前記側面A上における前記電極P1およびP2が、前記分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されており、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面上における前記電極Q1およびQ2は、前記分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されている。
【0010】
請求項5に記載の圧電信号変換装置は、前記側面A上における前記電極P1およびP2が、前記分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されており、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面上における前記電極Q1およびQ2は、前記分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の圧電信号変換装置は四角柱状の圧電磁器と、1組の入力用デバイスと、少なくとも1組の出力用デバイスから成る簡単な構造を有する。1組の入力用デバイスは電極P1およびP2から成り、1組の出力用デバイスは電極Q1およびQ2と、負荷抵抗Rから成る。圧電磁器の分極軸はその圧電磁器の両端面に垂直であり、電極P1およびP2は圧電磁器の側面Aに設けられている。電極Q1およびQ2は圧電磁器の側面B,CおよびDのうちの1つに設けられている。側面AおよびBは互いに平行で、側面CおよびDは互いに平行である。電極P1およびP2は互いに電気的に絶縁されており、電極Q1およびQ2は互いに電気的に絶縁されている。電極Q1およびQ2にはそれぞれ端子T0およびTNが設けられている。負荷抵抗Rは端子T0とTNの間に接続されている。圧電磁器、電極P1,P2,Q1およびQ2は複合体を形成する。負荷抵抗RはN個の部分Ri(i=1,2,……N)から成り、部分RiとR(i+1)との間には端子Ti{i=1,2,……(N−1)}が設けられている。もしも、電極P1とP2の間に圧電磁器の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧VINを印加すると、複合体は励振されて弾性振動をする。このとき、圧電磁器の共振周波数は複合体の共振周波数とほぼ等しい。複合体に励振された弾性振動のうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面に垂直な方向に振動する弾性振動が、電極Q1とQ2の間で電圧VOUTの電気信号に変換される。このとき、電圧VOUTは部分Riに対応する電圧Vi(i=1,2,……N)の合計と等しくなる。従って、端子T0,TiおよびTNのうちのどれか2つの間から、その2つの間の抵抗の大きさに対応した電圧の電気信号を出力することが可能になる。つまり、端子T0,TiおよびTNのうちのどれか2つで成る1組の出力用端子を用いることにより、その出力用端子に含まれる2つの端子の間の抵抗の大きさに対応した電圧の電気信号を出力することができ、しかも2組以上の出力用端子から、互いに異なった電気信号を出力することも可能である。たとえば、端子T0と端子T2の間からは、部分R1とR2の合計に等しい抵抗に対応する電圧、つまり、電圧V1とV2の合計に等しい電圧を有する電気信号が出力される。また、端子T0とT1の間から電圧V1を有する電気信号を同時に出力することもでき、端子T0とTNの間から電圧VOUTの電気信号を同時に出力することもできる。
【0012】
本発明の圧電信号変換装置では、圧電磁器の両端面の形状が正四角形で成る構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号を効率よく出力電気信号に変換することが可能となる。
【0013】
本発明の圧電信号変換装置では、側面A上における電極P1およびP2が圧電磁器の分極軸に平行な直線によってほぼ2等分され、電極Q1およびQ2もまた電極Q1およびQ2が設けられた側面上において分極軸に平行な直線によってほぼ2等分された構造が可能である。このような構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号を効率よく出力電気信号に変換することが可能となる。
【0014】
本発明の圧電信号変換装置では、側面A上における電極P1およびP2が圧電磁器の分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分され、電極Q1およびQ2もまた電極Q1およびQ2が設けられた側面上において分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分された構造が可能である。このような構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号を効率よく出力電気信号に変換することが可能となる。
【0015】
【実施例】
図1は本発明の圧電信号変換装置の一実施例を示す構成図である。本実施例は圧電磁器2、1組の入力用デバイスおよび3組の出力用デバイスから成る。入力用デバイスは電極P1およびP2から成る。各出力用デバイスは電極Q1およびQ2と、負荷抵抗Rから成る。圧電磁器2は縦および横がともに5mmで、高さが6mmの直方体で成る。電極P1およびP2は、圧電磁器2の側面Aに設けられており、互いに電気的に絶縁されている。圧電磁器2の側面B,CおよびDにはそれぞれ電極Q1とQ2が設けられ、電極Q1とQ2は互いに電気的に絶縁されている。圧電磁器2と、電極P1およびP2と、3組の電極Q1およびQ2は複合体1を形成する。図1における複合体1は、それを上方から見たときの平面図として描かれている。また、図1では各電極の厚さは誇張して描かれている。電極P1およびP2にはそれぞれ端子Z1およびZ2が設けられている。電極Q1およびQ2にはそれぞれ端子T0およびT3が設けられており、負荷抵抗Rは端子T0とT3の間に接続されている。負荷抵抗Rは3個の部分R1,R2およびR3から成り、部分R1とR2の間には端子T1が、部分R2とR3の間には端子T2が設けられている。但し、図1では側面BおよびDに関する端子T0,T1,T2およびT3と負荷抵抗Rは省いて描かれている。
【0016】
図2は図1の複合体1の斜視図である。上述した通り、圧電磁器2は縦および横がともに5mmで、高さが6mmの直方体で成る。圧電磁器2の共振周波数は約277kHzであり、圧電磁器2の分極軸は、圧電磁器2の互いに平行な2つの端面に垂直、つまり高さ方向に平行である。電極P1およびP2は、互いに電気的に絶縁された状態で、圧電磁器2の分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されている。電極Q1およびQ2も、互いに電気的に絶縁された状態で、圧電磁器2の分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されている。
【0017】
図1の圧電信号変換装置において、もしも電極P1とP2の間に圧電磁器2の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧VINを印加すると、複合体1は励振されて弾性振動をする。この弾性振動は電極Q1とQ2の間で電圧VOUTの電気信号に再び変換される。このとき、電圧VOUTは部分R1に対応する電圧V1と、部分R2に対応する電圧V2と、部分R3に対応する電圧V3の合計と等しくなる(VOUT=V1+V2+V3)。従って、端子T0とT3の間から電圧VOUTの電気信号、端子T1とT3の間から電圧(V2+V3)の電気信号、または端子T2とT3の間から電圧V3の電気信号を出力することが可能となる。このようにして、本発明の圧電信号変換装置は変圧機能を有する。
【0018】
図1の圧電信号変換装置では3組の出力用デバイスが用いられたが、その3組の出力用デバイスのうち1組または2組のみを使用することも可能である。このようにして、用途に応じて数種類の電圧を有する電気信号を同時に出力することが可能である。
【0019】
図3は図1の圧電信号変換装置における負荷抵抗Rの大きさと、変圧比(VOUT/VIN)との関係の一実施例を示す特性図である。但し、図3は入力電圧VINが12Vの場合の特性を示す。負荷抵抗Rの値を調整することにより、出力電圧VOUTを降圧または昇圧させることが可能であることが分かる。
【0020】
図4は図1の複合体1の替わりに用いられる複合体3の斜視図である。複合体3は圧電磁器2と、電極P1およびP2と、3組の電極Q1およびQ2から成り、各電極の配置が複合体1とは異なる。すなわち、電極P1およびP2は、互いに電気的に絶縁された状態で、圧電磁器2の分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されている。電極Q1およびQ2も、互いに電気的に絶縁された状態で、圧電磁器2の分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されている。このような複合体3は、複合体1と同様な機能を有する。
【0021】
【発明の効果】
本発明の圧電信号変換装置は圧電磁器と、1組の入力用デバイスと、少なくとも1組の出力用デバイスから成る。1組の入力用デバイスは電極P1およびP2から成り、1組の出力用デバイスは電極Q1,Q2および負荷抵抗Rから成る。圧電磁器の分極軸はその圧電磁器の両端面に垂直である。電極P1およびP2は圧電磁器の側面Aに設けられている。電極Q1およびQ2は圧電磁器の側面B,CおよびDのうちの1つに設けられている。電極Q1およびQ2にはそれぞれ端子T0およびTNが設けられている。負荷抵抗Rは端子T0とTNの間に接続されている。圧電磁器、電極P1,P2,Q1およびQ2は複合体を形成する。負荷抵抗RはN個の部分Ri(i=1,2,……N)から成り、部分RiとR(i+1)との間には端子Ti{i=1,2,……(N−1)}が設けられている。もしも、電極P1とP2の間に電圧VINの電気信号を印加すると、複合体は励振されて弾性振動をする。この弾性振動のうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面に垂直な方向に振動する弾性振動が、電極Q1とQ2の間で電圧VOUTの電気信号に変換される。このとき、電圧VOUTは部分Riに対応する電圧Vi(i=1,2,……N)の合計と等しくなる。従って、端子T0,TiおよびTNのうちのどれか2つの間から、その2つの間の抵抗の大きさに対応した電圧の電気信号を出力することが可能になる。たとえば、端子T0と端子T2の間からは、電圧V1とV2の合計に等しい電圧を有する電気信号が出力される。
【0022】
本発明の圧電信号変換装置では、圧電磁器の両端面の形状が正四角形で成る構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号が効率よく出力電気信号に変換される。
【0023】
本発明の圧電信号変換装置では、側面A上における電極P1およびP2が圧電磁器の分極軸に平行な直線によってほぼ2等分され、電極Q1およびQ2もまた電極Q1およびQ2が設けられた側面上において分極軸に平行な直線によってほぼ2等分された構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号を効率よく出力電気信号に変換することが可能となる。また、側面A上における電極P1およびP2が圧電磁器の分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分され、電極Q1およびQ2もまた電極Q1およびQ2が設けられた側面上において分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分された構造を採用することにより、複合体の結合振動が増強され、入力電気信号を効率よく出力電気信号に変換することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧電信号変換装置の一実施例を示す構成図。
【図2】図1の複合体1の斜視図。
【図3】図1の圧電信号変換装置における負荷抵抗Rの大きさと、変圧比(VOUT/VIN)との関係の一実施例を示す特性図。
【図4】図1の複合体1の替わりに用いられる複合体3の斜視図。
【符号の説明】
1 複合体
2 圧電磁器
3 複合体
P1,P2,Q1,Q2 電極
R 負荷抵抗
Z1,Z2,T0,T1,T2,T3 端子
Claims (5)
- 四角柱状の圧電磁器と、1組の入力用デバイスと、少なくとも1組の出力用デバイスから成る圧電信号変換装置であって、
前記圧電磁器の分極軸は前記圧電磁器の両端面に垂直で、
前記1組の入力用デバイスは電極P1およびP2から成り、
前記1組の出力用デバイスは電極Q1およびQ2と、負荷抵抗Rから成り、
前記電極P1およびP2は前記圧電磁器の側面Aに設けられ、
前記電極Q1およびQ2は前記圧電磁器の側面B,CおよびDのうちの1つに設けられ、
前記側面AおよびBは互いに平行で、
前記側面CおよびDは互いに平行で、
前記電極P1およびP2は、互いに電気的に絶縁されており、
前記電極Q1およびQ2は、互いに電気的に絶縁されており、
前記電極Q1およびQ2にはそれぞれ端子T0およびTNが設けられており、
前記負荷抵抗Rは、前記端子T0とTNの間に接続されていて、N個の部分Ri(i=1,2,……N)から成り、前記部分RiとR(i+1)の間には端子Ti{i=1,2,……(N−1)}が設けられており、
前記圧電磁器、前記電極P1,P2,Q1およびQ2から成る複合体は、前記電極P1とP2の間に前記圧電磁器の共振周波数とほぼ等しい周波数の電圧VINを印加されることにより励振されて弾性振動し、
前記圧電磁器の共振周波数は前記複合体の共振周波数とほぼ等しく、
前記電極Q1およびQ2は、前記複合体における弾性振動を電圧VOUTの電気信号に変換し、
前記電圧VOUTは、前記部分Riに対応する電圧Vi(i=1,2,……N)の合計と等しく、
前記端子T0,TiおよびTNのうちのどれか2つは1組の出力用端子を形成し、 前記端子T0,TiおよびTNの中の少なくとも1組の前記出力用端子は、前記出力用端子に含まれる2つの端子の間の電圧に対応する電気信号を出力する圧電信号変換装置。 - 前記電極Q1およびQ2によって電圧VOUTの電気信号に変換される前記弾性振動は、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面に垂直な方向に振動する弾性振動で成る請求項1に記載の圧電信号変換装置。
- 前記圧電磁器は、前記圧電磁器の前記両端面の形状が正四角形で成る請求項1または2に記載の圧電信号変換装置。
- 前記側面A上における前記電極P1およびP2は、前記分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されており、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面上における前記電極Q1およびQ2は、前記分極軸に平行な直線によってほぼ2等分されている請求項1,2または3に記載の圧電信号変換装置。
- 前記側面A上における前記電極P1およびP2は、前記分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されており、前記側面B,CおよびDのうち前記電極Q1およびQ2が設けられた側面上における前記電極Q1およびQ2は、前記分極軸に垂直な直線によってほぼ2等分されている請求項1,2または3に記載の圧電信号変換装置。
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