JPH07193293A - 圧電トランスおよびその駆動方法 - Google Patents

圧電トランスおよびその駆動方法

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JPH07193293A
JPH07193293A JP4027040A JP2704092A JPH07193293A JP H07193293 A JPH07193293 A JP H07193293A JP 4027040 A JP4027040 A JP 4027040A JP 2704092 A JP2704092 A JP 2704092A JP H07193293 A JPH07193293 A JP H07193293A
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淳 河合
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    • H10N30/40Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical input and electrical output, e.g. functioning as transformers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】特に、安心して使え、かつ使い安い圧電トラン
スを提供することが本発明の目的である。従来の圧電ト
ランスは作動するときのノイズが大きかったり、変成比
の選択に大きな制限があったり、信頼性、安全上大きな
問題点があった。 【構成】以下の構成を組み合わせて実現する。 機械振動の節点を含む両端部分に駆動部5を設ける。 駆動部の分極方向を変える。 両駆動部に逆相、あるいは同相の入力 機械振動の節点を含む中央部分に発電部6を設ける。 高次の振動モードを利用する。 発電電圧が加算されるように分極の向きを設定する。 駆動部、発電部の振動の節点に支持具7および9を兼
ねた電気端子を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の高電圧電源に用い
られる圧電トランスに係り、中でも高信頼度、小型化を
要求せれる小型・高電圧電源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は複写機や、液晶のバックライトに
用いられている高電圧発生用トランスは殆どの場合電磁
式の巻き線トランスであった。
【0003】一方、巻き線トランスとは全く動作原理の
異なる圧電トランスが、提案されている。この圧電トラ
ンスは図8に代表的な構造例を示す。図8において、1
は圧電体であり、この圧電体の上下面には電極2および
3が被着形成されている。さらに、駆動部の圧電体は厚
み方向に、発電部は長さ方向に分極処理をする。両電極
間4に入力の交流電圧が加えられる。この入力電圧が加
えられる部分5は駆動部と称する。
【0004】他方、駆動部以外の部分6は発電部と称す
る。この発電部の端面には電極7が被着形成されてい
る。この電極7と電極3間8から出力が得られる。ま
た、圧電トランスの固定方法として、長手方向の縦振動
の共振時の節点に支持具9を装着して、支持固定する。
【0005】この状態で、4に圧電体1の長手方向の縦
振動の共振周波数を有する交流電圧を印加すると、圧電
体は機械的な共振をする。この結果、発電部より、入力
電圧と同じ周波数の高電圧が出力される。
【0006】図8に示す圧電トランスは駆動部、発電部
もそれらの電極での接続は振動の節点でない。この為著
しく信頼性の低下を招いていることに鑑み、最近上記の
圧電トランスの欠点を大幅に改良する提案がある。図9
がこれを示す。図9に於いて、1は圧電体、2および3
は駆動部の電極、電極間4に入力電圧を加える。5、6
は各々駆動部、発電部である。7は発電部に設けられた
端子兼支持具である。電極3と電極7から出力8が得ら
れる。9、10はそれぞれ駆動部に設けた下部、上部電
極端子である。この図に於いて、上向き、右向き、左向
きの矢印が前側面に示されている。これらの矢印が示す
ように発電部は厚さ方向で同じ向きに、発電部は長さ方
向で中心面で二分し、互いに逆向き分極されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8、および図9に示
すような圧電トランスは小型で、高電圧が発生でき、小
型化の要求の大きい液晶のバックライト用インバータ等
には極めて魅力的である。しかしながら、図9に示すよ
うな大幅に改善された圧電トランスでも以下のような大
きな問題点があった。
【0008】両端の駆動部を同位相で駆動するため、
直流電源からの駆動時には電源に対する負荷の時間変動
が大である。
【0009】入力電圧を比較的大きくとる必要があ
り、選択に自由度が小さい。
【0010】出力電圧についても変成比の選択の自由
度が小さい。
【0011】端子、支持点が少なく使用状態での振動
衝撃に不安があった。
【0012】以上の問題点を解決することが本発明の課
題である。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では前記の問題点
を解決するため、 機械振動の節点を含む両端部分に駆動部を設ける。
【0014】駆動部の分極方向を変える。
【0015】両駆動部に逆相、あるいは同相の入力 機械振動の節点を含む中央部分に発電部を設ける。
【0016】高次の振動モードを利用する。
【0017】発電電圧が加算されるように分極の向き
を設定する。
【0018】駆動部、発電部の振動の節点に支持具を
兼ねた電気端子を設ける。 以上の諸手段を巧みに組み合わせることで、初めて可能
となる。
【0019】
【実施例】以下実施例を用いて本発明を詳細に説明す
る。ここで、以下の実施例で共通の事項をまとめて説明
する。
【0020】圧電トランス用素板 電気機械結合係数k31が小さく、k33が大きい圧電材料
として、NEPEC8(商品名、トーキン製)の焼結体
を用いた。この焼結体を所要の形状に切削加工をして、
長板状にした。
【0021】電極の形成 銀75%,パラジウム25%の銀−パラジウムペースト
を通常の厚膜スクリーン印刷法でパターン形成し、60
0℃で焼き付けた。
【0022】分極処理 150℃に加熱した絶縁油中で約1.5KV/mmの直
流電界を加えて15分間保持した。
【0023】支持具取り付け 駆動部の支持具は厚さ0.1mmの銅板を打ち抜いて作
製した。その長さは圧電トランス素板上に形成した電極
の幅とした。その幅は0.3mmとした。この打ち抜き
銅板を振動の節点に相当する下面に電気溶接した。
【0024】発電部の支持具は厚さ0.1mmの銅板に
圧電トランス素板の長手方向の断面の形状より僅かに大
きい穴を打ち抜きで形成した。この打ち抜き銅板を支持
具とした。圧電トランス素板を前記の穴に差し込み、長
さ方向の縦振動の節点に相当する位置に被着形成された
銀−パラジウム電極に支持板を電気溶接で固定した。
【0025】端子取り付け 駆動部の上面の振動の節点に相当する位置の中央に厚さ
0.1mmの銅板を0.3mm角に打ち抜き点溶接で固
定した。
【0026】
【実施例1】図1に示すようなλ/2の3倍モードの圧
電トランスを作製した。図1に於いて、1は圧電体、2
および3は駆動部の電極、電極間4に入力電圧を加え
る。5、6は各々駆動部、発電部である。7は発電部に
設けられた出力電極上に電気溶接された端子兼支持具で
ある。電極3と電極7から出力8が得られる。9、10
はそれぞれ駆動部に設けた下部、上部電極端子である。
この図に於いて、上向き、右向き、左向きの矢印が前側
面に示されている。これらの矢印が示すように発電部は
厚さ方向で逆向きに、発電部は長さ方向で中心面で二分
し、互いに逆向き分極処理をした。
【0027】この図に示す両端の駆動部5、発電部6の
長さは何れもλ/2とし、全長72.7mm、幅22.
6mm、厚さ1.4mmとした。
【0028】2つの入力端4は互いに逆相で交流を入力
し、両出力端8は並列い出力した。この時の3次モード
の共振周波数は64.4kHzで、出力インピーダンス
211kΩの時、入力48Vに対して出力1300Vで
あった。すなわち、8Wの出力を得た。
【0029】また、直流電源のスイッチングによる圧電
トランスの駆動時に発生する電源ノイズを実測した。す
なわち、本実施例の圧電トランスは図6、従来の図9に
示すものは図7の構成で実測した。図6、図7におい
て、21は直流電源、22は平滑用の電解コンデンサ、
23はチャークコイル、24は電源保護用のバリスタ、
25は電子式スイッチ、26は圧電トランス、27は負
荷抵抗である。
【0030】繰り返しパルス周波数がこれらの共振周波
数で、デューティが50%となるように電子式スイッチ
をスイッチングした。この時、図6と、図7では駆動部
で消費する電極が等しくなるように電源電圧を調整し
た。
【0031】図6では両端の駆動部は互いに180°位
相がずれて、図7では両端駆動部は同時に同位相で電界
が加わっている。
【0032】この結果、出力は何れも殆ど同じであるこ
とが認められた。一方、直流電源1の出力変動を計測し
た。その結果、本実施例による場合の方が1桁以上軽減
されることが観測できた。
【0033】この実施例による圧電トランスの信頼性試
験として、相対性湿度85%温度80℃の雰囲気中で連
続稼働試験を2万時間行った。その結果、250個の試
験体で特性に異状の認められるものは1個も認められな
かった。
【0034】
【実施例2】図2に示すようなλ/2の5倍モードの圧
電トランスを作製した。この図に示す番号は何れも実施
例1と同様である。この図で前側面に矢印が示すように
駆動部は厚さ方向で逆向きに分極処理をした。また、発
電部は中心面から距離λ/4の2領域とそれらに隣接す
るλ/2の領域の4領域に分割し、互いに隣接する領域
内の分極の向きが長さ方向で互いに逆向きとなるように
分極処理を施した。
【0035】この図に示す両端の駆動部5の長さはそれ
ぞれλ/2、全発電部6の長さは1.5λとし、全長1
21.2mm、幅22.6mm、厚さ1.4mmとし
た。
【0036】入力部には逆相で交流を入力し、出力端は
両端子9と端子7とを並列に出力した。この時の5次モ
ードの共振周波数は64.4kHzで、出力インピーダ
ンス211kΩの時、入力16Vに対して出力1300
Vであった。すなわち、8Wの出力を得た。
【0037】この実施例による圧電トランスの信頼性試
験として、相対性湿度85%温度80℃の雰囲気中で連
続稼働試験を2万時間行った。その結果、200個の試
験体で特性に異状の認められるものは1個も認められな
かった。
【0038】
【実施例3】図3に示すようなλ/2の7倍モードの圧
電トランスを作製した。この図に示す番号は何れも実施
例1と同様である。この図で前側面に矢印が示すように
発電部は厚さ方向で逆向きに分極処理をした。また、発
電部は中心面から距離λ/4の2領域とそれらに隣接す
る距離λ/2領域と、さらにそれらに隣接する距離λ/
2領域の6領域に分割し、互いに隣接する領域内の分極
の向きが長さ方向で互いに逆向きとなるように分極処理
を施した。
【0039】この図に示す両端の駆動部5の長さはλ/
2、全発電部6の長さは2.5λとし、全長169.6
mm、幅22.6mm、厚さ1.4mmとした。
【0040】入力部には逆相で交流を入力し、出力端は
両端子9と端子7とを並列に出力した。この時の7次モ
ードの共振周波数は64.4kHzで、出力インピーダ
ンス211kΩの時、入力9.6Vに対して出力130
0Vであった。すなわち、8Wの出力を得た。
【0041】この実施例による圧電トランスの信頼性試
験として、相対性湿度85%温度80℃の雰囲気中で連
続稼働試験を2万時間行った。その結果、200個の試
験体で特性に異状の認められるものは1個も認められな
かった。
【0042】標準的なプリント配線基板に本実施例の圧
電トランスの2個の端子9と端子7の底部を半田付けで
実装して、長さ・幅・厚さ方法の3方向について衝撃試
験を実施した。その結果、500Gまでの衝撃に耐える
ことが明確になった。
【0043】
【実施例4】図4に示すようなλ/2の9倍モードの圧
電トランスを作製した。この図に示す番号は何れも実施
例1と同様である。この図で前側面に矢印が示すように
発電部は厚さ方向で逆向きに分極処理をした。また、発
電部は中心面から距離λ/4の2領域とそれらに隣接す
る距離λ/2領域と、さらにそれらに隣接する距離λ/
2領域の8領域に分割し、互いに隣接する領域内の分極
の向きが長さ方向で互いに逆向きとなるように分極処理
を施した。
【0044】この図に示す駆動部5の長さはλ/2、全
発電部6の長さは3.5λとし、全長218.1mm、
幅22.6mm、厚さ1.4mmとした。
【0045】入力部には逆相で交流を入力し、出力端は
中央の端子7と両端の2個の端子9とを並列に出力し
た。この時の9次モードの共振周波数は64.4kHz
で、出力インピーダンス211kΩの時、入力6.9V
に対して出力1300Vであった。すなわち、8Wの出
力を得た。
【0046】この実施例による圧電トランスの信頼性試
験として、相対性湿度85%温度80℃の雰囲気中で連
続稼働試験を2万時間行った。その結果、100個の試
験体で特性に異状の認められるものは1個も認められな
かった。
【0047】標準的なプリント配線基板に本実施例の圧
電トランスを実装して、長さ・幅・厚さ方法の3方向に
ついて衝撃試験を実施した。その結果、500Gまでの
衝撃に耐えることが明確になった。
【0048】
【実施例5】図5に示すようなλ/2の5倍モードの圧
電トランスを作製した。この図に示す番号は何れも実施
例1と同様である。この図で前側面に矢印が示すように
駆動部は厚さ方向で同じ向きに分極処理をした。また、
発電部は中心面から距離λ/4の2領域とそれらに隣接
するλ/2の領域の4領域に分割し、互いに隣接する領
域内の分極の向きが長さ方向で互いに逆向きとなるよう
に分極処理を施した。
【0049】この図に示す両端の駆動部5の長さはそれ
ぞれλ/2、全発電部6の長さは1.5λとし、全長1
21.2mm、幅22.6mm、厚さ1.4mmとし
た。
【0050】入力部には同相で交流を入力し、出力端は
両端子9と端子7とを並列に出力した。この時の5次モ
ードの共振周波数は64.4kHzで、出力インピーダ
ンス211kΩの時、入力16Vに対して出力1300
Vであった。すなわち、8Wの出力を得た。
【0051】この実施例による圧電トランスの信頼性試
験として、相対性湿度85%温度80℃の雰囲気中で連
続稼働試験を2万時間行った。その結果、150個の試
験体で特性に異状の認められるものは1個も認められな
かった。
【0052】
【発明の効果】多くの場合、小型トランスは静電複写機
や液晶のバックライト等の機器に組み込まれ、本体機器
から直流電源を供給される。この場合、本体機器は多く
のサブシステムに同様の電源を供給している。従って、
電源を通じたノイズによる干渉が起きては大変面倒なこ
とになる。本発明の第1の効果は前記のノイズを従来の
圧電トランスに比べて1桁以上軽減されることにある。
【0053】さらに、高次の振動モードを必要に応じて
用いることで、共振周波数を変えることなく、変成比の
選択範囲が広いことである。すなわち、前記のように本
体機器から供給を受ける電圧には大きな制限がある。こ
の制限を解消しようとするときには極めて有効である。
さらにまた、入力電圧を一定とした時には、出力電圧を
振動モードの次数に従って大きくすることができ、この
点も極めて大きな利点となる。
【0054】加えて、実施例から本発明が極めて高信頼
性の昇圧トランスを提供するものであることは明白であ
る。従来の巻線型の電磁トランスは高湿高温中では必ず
短絡故障を生ずることは公知であった。しかし、本発明
は前記実施例からも明かな様に短絡故障を始め如何なる
故障も生じていない。これは本発明の圧電トランスの構
造が簡単なことと振動の次数個ある節点で必要箇所だけ
電気的接続が実施できる構造になっていることに起因し
ている。
【0055】従来、優れた構造の圧電トランスが提案さ
れているにも拘らず工業的に広く利用されていないのは
電気的接続が不安定な機械振動の腹点で実施されていな
いことによる。さらに本発明では支持を機械振動の多箇
所の節点で確実に施すことができる点が安定性の向上に
役立っている。これらの難点を完全に克服したものが本
発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧電トランスの斜視図である。λ
/2の3倍モードの圧電トランスの図である。
【図2】本発明による圧電トランスの斜視図である。λ
/2の5倍モードの圧電トランスの図である。
【図3】本発明による圧電トランスの斜視図である。λ
/2の7倍モードの圧電トランスの図である。
【図4】本発明による圧電トランスの斜視図である。λ
/2の9倍モードの圧電トランスの図である。
【図5】本発明による圧電トランスの斜視図である。λ
/2の5倍モードの圧電トランスの図である。
【図6】圧電トランスの評価・駆動法の1例を示すもの
である。
【図7】圧電トランスの評価・駆動法の1例を示すもの
である。
【図8】従来の圧電トランス
【図9】従来の圧電トランス、λ/2の3倍モードの圧
電トランスの図である。
【符号の説明】
1 圧電体 2 駆動部電極 3 駆動部の下部電極 4 2電極と3電極間に加える入力 5 駆動部 6 発電部 7 発電部電極上の端子兼支持具 8 発電電極間出力 9 駆動電極下部端子 10 駆動電極上部端子 21 直流電源 22 平滑用の電解コンデンサ 23 チョークコイル 24 電源保護用のバリスタ 25 電子式スイッチ 26 圧電トランス 27 負荷抵抗

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長板状の圧電体と表面に形成した電極よ
    りなる圧電トランスにおいて、圧電体の長さ方向の縦振
    動の機械共振の波長λの1/2の3倍の振動モードで、
    圧電体の駆動部を機械共振の節点を含む両端領域に、発
    電部を機械共振の節点を含む中央領域に設け、かつ圧電
    体の両端面より距離λ/2の二領域を厚さ方向の異なる
    向きに分極した駆動部を有することを特徴とする圧電ト
    ランス。
  2. 【請求項2】 長板状の圧電体と表面に形成した電極よ
    りなる圧電トランスにおいて、圧電体の長さ方向の縦振
    動の機械共振の波長λの1/2の5以上の奇数倍の振動
    モードで、圧電体の駆動部を機械共振の節点を含む両端
    領域に、発電部を機械共振の節点を含む中央部領域に設
    けたことを特徴とする圧電トランス。
  3. 【請求項3】 請求項2の圧電トランスにおいて、端面
    より距離λ/2毎の領域に区分し、かつ中央の領域をλ
    /4で2領域に細分する。両端の駆動部を除く領域内の
    分極の方向を圧電体の長さ方向で隣接する領域内の分極
    の向きを異なる向きとする発電部を有することを特徴と
    する圧電トランス。
  4. 【請求項4】 請求項2の圧電トランスにおいて、圧電
    体の両端面より距離λ/2の二領域を厚さ方向の異なる
    向きに分極した駆動部を有することを特徴とする圧電ト
    ランス。
  5. 【請求項5】 請求項2の圧電トランスにおいて、圧電
    体の両端面より距離λ/2の二領域を厚さ方向の同じ向
    きに分極した駆動部を有することを特徴とする圧電トラ
    ンス。
  6. 【請求項6】 請求項1および2の圧電トランスにおい
    て、駆動部および発電部共に圧電体の長さ方向の縦振動
    の機械共振の節点に支持と電気的端子を兼ねた支持具を
    取り付けることを特徴とする圧電トランス。
  7. 【請求項7】 請求項5の圧電トランスにおいて、長板
    状の圧電トランスの裏面側を駆動部と発電部の同電位電
    極とし、上面側の両端の電極を駆動電極、中心部の電極
    を発電部の電極とし、両駆動電極に同相の駆動電圧を印
    加することを特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  8. 【請求項8】 請求項1および請求項4の圧電トランス
    において、長板状の圧電トランスの裏面側を駆動部と発
    電部の同電位電極とし、上面側の両端の電極を駆動電
    極、中心部の電極を発電部の電極とし、両駆動電極間に
    逆相の電圧を印加することを特徴とする圧電トランスの
    駆動方法。
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