JPH09219545A - 圧電トランス - Google Patents

圧電トランス

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JPH09219545A
JPH09219545A JP8022301A JP2230196A JPH09219545A JP H09219545 A JPH09219545 A JP H09219545A JP 8022301 A JP8022301 A JP 8022301A JP 2230196 A JP2230196 A JP 2230196A JP H09219545 A JPH09219545 A JP H09219545A
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JP
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piezoelectric transformer
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width direction
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JP8022301A
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Inventor
Futoshi Shiotani
太志 塩谷
Katsunori Kumasaka
克典 熊坂
Tetsuo Yoshida
哲男 吉田
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの圧電トランスでもって複数の出力を得
られる圧電トランスを提供する。 【解決手段】 圧電性材料から成る矩形板11の長さ方
向の共振モードを利用した圧電トランスである。矩形板
11の長さ方向についておよそ3分の1である第1の領
域(L11)には、厚さ方向に対向する第1の電極対12
aおよび12bを形成している。残りのおよそ3分の2
である第2の領域(L12)には、さらにそのおよそ半分
である第2の一方および他方の領域(L121 、L122
にそれぞれ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に独立し
た第2の電極対13aおよび13bと第3の電極対14
aおよび14bを形成している。第1の領域を厚さ方向
に分極して1次側としている。第2の一方および他方の
領域を、各々幅方向に分極して互いに独立した2次側と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電セラミックス
から成る矩形板の長さ方向の共振モードを利用した圧電
トランスに関し、特に、液晶ディスプレイのバックライ
ト点灯用や複写機のトナー帯電用などの用途に適した圧
電トランスに関する。
【0002】
【従来の技術】圧電振動子を応用したデバイスとして圧
電トランスが知られている。現在、圧電トランスに用い
る振動子としてセラミックやニオブ酸リチウム単結晶を
用いることが多い。図7を参照すると、一般的な構造を
呈する従来の圧電トランス70では、圧電セラミックス
から成る矩形板(圧電振動子)71の表面に、それぞれ
電気的信号を入力、出力できる入力対向電極72aおよ
び72bと出力対向電極73aおよび73bとが形成さ
れている。また、圧電トランスとしての特性は、共振先
鋭度Qに大きく依存するが、例えばQの大きなニオブ酸
リチウム単結晶を用いた圧電トランスでは、500以上
の昇圧比を得ることが可能である。即ち、入力電圧2V
時の出力電圧は、1kV以上である。このため、この種
の圧電トランスは、大きな電流値は必要としないが1k
V程度の高電圧を必要とする液晶ディスプレイのバック
ライトや複写機のトナー帯電器などの機器に対して、有
用である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の圧電トランス
は、前述したように大きな昇圧比を実現可能であるとい
う利点を有している反面、一般にその入力と出力とが一
対一に対応しているため、複数の出力が必要な場合に
は、その出力電圧値の数だけ圧電トランスが必要であ
り、圧電トランスを適用する機器の構成の簡素化、小型
化、軽量化等に対して好ましくないという実情にある。
【0004】最近では、液晶ディスプレイのバックライ
トには、複数の冷陰極管を用いるタイプのものも多く、
このようなタイプにはインバータ回路が複数必要であ
る。仮に、1台のインバータで複数の冷陰極管を点灯さ
せるためには、冷陰極管を直列または並列に複数接続す
ることになる。直列に複数接続する場合には、圧電トラ
ンスの出力電圧値は1本の冷陰極管を点灯させるのに必
要な電圧の複数倍の電圧値が必要であり、圧電トランス
に過剰な負担がかかってしまうし、並列に複数接続する
場合には、接続した複数の冷陰極管間のインピーダンス
のばらつきにより、インピーダンスが最も低い冷陰極管
が他よりも明るく点灯してしまうので好ましくない。
【0005】即ち、実用を考慮すれば、単出力の圧電ト
ランスを用いたインバータ回路では、冷陰極管を1本し
か点灯できないという実情にある。
【0006】本発明の課題は、1つの圧電トランスで複
数の出力を得られるように、複数の出力部を持つ圧電ト
ランスを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧電性
材料から成る矩形板の長さ方向の共振モードを利用した
圧電トランスにおいて、前記矩形板の長さ方向について
およそ3分の1である第1の領域には、厚さ方向に対向
する第1の電極対を形成し、残りのおよそ3分の2であ
る第2の領域には、さらにそのおよそ半分である第2の
一方および他方の領域にそれぞれ、幅方向に対向し、か
つ各々電気的に独立した第2の電極対および第3の電極
対を形成し、前記第1の領域を厚さ方向に分極して1次
側とし、前記第2の一方および他方の領域を、各々幅方
向に分極して互いに独立した2次側としたことを特徴と
する圧電トランスが得られる。
【0008】本発明によればまた、圧電性材料から成る
矩形板の長さ方向の共振モードを利用した圧電トランス
において、前記矩形板の長さ方向についておよそ3分の
1である第1の領域には、厚さ方向に対向する第1の電
極対を形成し、残りのおよそ3分の2である第2の領域
の幅方向の一端面には、該第2の領域のおよそ半分であ
る第2の一方および他方の領域にそれぞれ、第2の電極
および第3の電極を形成すると共に、該第2の領域の幅
方向の他端面には、第2の一方および他方の領域にわた
って、共通電極を形成し、前記第1の領域を厚さ方向に
分極して1次側とし、前記第2の一方および他方の領域
を、各々幅方向に分極して2次側としたことを特徴とす
る圧電トランスが得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態による圧電トランスを説明する。
【0010】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1による圧電トランスの構成を示す斜視図である。
図1において、本形態による圧電トランス10は、圧電
セラミックスから成り、長さ(全長=L10)、幅、およ
び厚さを持つ矩形板11の長さ方向の共振モードを利用
した圧電トランスであり、矩形板11の長さ方向につい
ておよそ3分の1である第1の領域(長さL11)には、
厚さ方向に対向する第1の電極対12aおよび12bが
形成されている。残りのおよそ3分の2である第2の領
域(長さL12)には、さらにそのおよそ半分である第2
の一方(長さL121 )ならびに他方(長さL122 )の領
域にそれぞれ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に独立
した第2の電極対13aおよび13bならびに第3の電
極対14aおよび14bが形成されている。
【0011】さらに、第1の領域は、厚さ方向に分極
(矢印P11)され、1次側(入力電極)とされている。
第2の一方および他方の領域は、各々幅方向の同じ向き
に分極(矢印P121 、P122 )され、2次側(出力電
極)とされている。第2の電極対13aおよび13bと
第3の電極対14aおよび14bとは、互いに電気的に
独立しており、第2の電極対13aおよび13bが第1
の出力電極、第3の電極対14aおよび14bが第2の
出力電極である。
【0012】さて、以上説明した構造の圧電トランス1
0の1次側電極に矩形板11の3/2波長共振モードの
共振周波数にほぼ等しい周波数の電圧を印加すると、矩
形板11は長さ方向に振動する。この時、第1の出力電
極(第2の電極対13aおよび13b)、第2の出力電
極(第3の電極対14aおよび14b)には、圧電横効
果により高電圧を発生する。また、振動の節となる位置
は、矩形板11の長さ方向の端面から1/6、3/6お
よび5/6の3箇所に存在し、電極形成部分に振動の節
が存在するため、振動の節からのリード取出しが可能で
ある。振動の節からリードを取出した場合には、矩形板
11の振動によって接続箇所が破損等することがなく、
信頼性が高い。
【0013】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の
形態2による圧電トランスの構成を示す斜視図である。
図2において、本形態による圧電トランス20は、圧電
トランス10と同様に、圧電セラミックスから成る矩形
板21(全長=L20)の長さ方向の共振モードを利用し
た圧電トランスであり、矩形板21の長さ方向について
およそ3分の1である第1の領域(長さL21)には、厚
さ方向に対向する第1の電極対22aおよび22bが形
成されている。残りのおよそ3分の2である第2の領域
(長さL22)には、さらにそのおよそ半分である第2の
一方(長さL221 )ならびに他方(長さL222 )の領域
にそれぞれ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に独立し
た第2の電極対23aおよび23bならびに第3の電極
対24aおよび24bが形成されている。さらに、第1
の領域は、厚さ方向に分極(矢印P21)され、1次側
(入力電極)とされている。本形態では、第2の一方お
よび他方の領域は、各々幅方向の互いに逆向きに分極
(矢印P221 、P222 )され、2次側(入力電極)とさ
れている。第2の電極対23aおよび23bと第3の電
極対24aおよび24bとは、互いに電気的に独立して
おり、第2の電極対23aおよび23bが第1の出力電
極、第3の電極対24aおよび24bが第2の出力電極
である。
【0014】[実施の形態3]本発明においては、第2
の一方の領域と第2の他方の領域とが、第3および4に
示した実施の形態3および4のごとく、長さ方向に連続
していなくともよい。即ち、これら実施の形態では、第
2の一方の領域と第2の他方の領域との間に、第1の領
域が存在している。
【0015】図3において、実施の形態3による圧電ト
ランス30は、圧電セラミックスから成る矩形板31
(全長=L30)の長さ方向についておよそ3分の1であ
り、かつほぼ中央の第1の領域(長さL31)には、厚さ
方向に対向する第1の電極対32aおよび32bが形成
されている。残りの第2の一方(長さL321 )ならびに
他方(長さL322 )の領域にそれぞれ、幅方向に対向
し、かつ各々電気的に独立した第2の電極対33aおよ
び33bならびに第3の電極対34aおよび34bが形
成されている。即ち、第2の一方の領域と第2の他方の
領域はどちらも、第1の領域の残りであり、全長L30
およそ3分の1であり、両者を合わせて第2の領域と考
える。そして、第1の領域は厚さ方向に分極(矢印
31)され、1次側(入力電極)とされている。一方、
第2の一方および他方の領域は、圧電トランス10と同
様に、各々幅方向の同じ向きに分極(矢印P321 、P
322 )され、2次側(出力電極)とされている。第2の
電極対33aおよび33bと第3の電極対34aおよび
34bとは、互いに電気的に独立しており、第2の電極
対33aおよび33bが第1の出力電極、第3の電極対
34aおよび34bが第2の出力電極である。
【0016】[実施の形態4]図4において、実施の形
態4による圧電トランス40は、圧電セラミックスから
成る矩形板41(全長=L40)の長さ方向についておよ
そ3分の1であり、かつほぼ中央の第1の領域(長さL
41)には、厚さ方向に対向する第1の電極対42aおよ
び42bが形成されている。残りの第2の一方の領域
(長さL421 )ならびに他方(長さL422 )の領域にそ
れぞれ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に独立した第
2の電極対43aおよび43bならびに第3の電極対4
4aおよび44bが形成されている。即ち、第2の一方
の領域と第2の他方の領域はどちらも、第1の領域の残
りであり、全長L40のおよそ3分の1であり、両者を合
わせて第2の領域と考える。そして、第1の領域は厚さ
方向に分極(矢印P41)され、1次側(入力電極)とさ
れている。第2の一方および他方の領域は、圧電トラン
ス20と同様に、各々幅方向の互いに逆向きに分極(矢
印P421 、P422 )され、2次側(出力電極)とされて
いる。第2の電極対43aおよび43bと第3の電極対
44aおよび44bとは、互いに電気的に独立してお
り、第2の電極対43aおよび43bが第1の出力電
極、第3の電極対44aおよび44bが第2の出力電極
である。
【0017】[実施の形態5]図5は、本発明の実施の
形態5による圧電トランスの構成を示す斜視図である。
【0018】図5において、本形態による圧電トランス
50は、圧電セラミックスから成り、長さ(全長=
50)、幅、および厚さを持つ矩形板51の長さ方向の
共振モードを利用した圧電トランスであり、矩形板51
の長さ方向についておよそ3分の1である第1の領域
(長さL51)には、厚さ方向に対向する第1の電極対5
2aおよび52bが形成されている。残りのおよそ3分
の2である第2の領域(長さL52)の幅方向の一端面に
は、第2の領域のおよそ半分である第2の一方(長さL
521 )および他方(長さL522 )の領域にそれぞれ、第
2の電極53および第3の電極54が形成されている。
これと共に、第2の領域の幅方向の他端面には、第2の
一方および他方の領域にわたって、共通電極55が形成
されている。
【0019】さらに、第1の領域は、厚さ方向に分極
(矢印P51)され、1次側(入力電極)とされている。
第2の一方および他方の領域は、各々幅方向の同じ向き
に分極(矢印P521 、P522 )され、2次側(出力電
極)とされている。第2の電極53と共通電極55との
対は第1の出力電極、第3の電極54と共通電極55と
の対は第2の出力電極である。
【0020】さて、以上説明した構造の圧電トランス5
0の1次側電極に矩形板51の3/2波長共振モードの
共振周波数にほぼ等しい周波数の電圧を印加すると、矩
形板51は長さ方向に振動する。この時、第1の出力電
極(第2の電極53と共通電極55との対)、第2の出
力電極(第3の電極54と共通電極55との対)には、
圧電横効果により高電圧を発生する。また、振動の節と
なる位置は、矩形板51の長さ方向の端面から1/6、
3/6、5/6の3箇所に存在し、電極形成部分に振動
の節が存在するため振動の節からのリード取り出しが可
能である。
【0021】圧電トランス50は、実施の形態1等と同
様に複数の2次側(出力電極)を持つ構造であるもの
の、共通電極を有する形態であるため、実施の形態1等
に比べて配線が簡略化される。
【0022】次に、実施の形態1および5の圧電トラン
ス10および50について、出力電圧特性を測定した。
尚、圧電トランス10および50の具体的な寸法は、い
ずれも、長さ40mm(L10およびL50)×幅10mm
×厚さ1mmとした。測定した圧電トランス10および
50の出力電圧特性を以下の表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】表1において、負荷抵抗は、ほぼ冷陰極管
のインピーダンスである80kΩとし、入力電圧を変化
させた場合の出力電圧特性を示している。圧電トランス
10および50どちらの出力電圧特性共に、ほぼ同等の
特性が得られている。
【0025】[実施の形態6]図6は、本発明の実施の
形態6による圧電トランスの構成を示す斜視図である。
【0026】図6において、本形態による圧電トランス
60は、圧電トランス50と同様に、圧電セラミックス
から成る矩形板61(全長=L60)の長さ方向の共振モ
ードを利用した圧電トランスであり、矩形板61の長さ
方向についておよそ3分の1である第1の領域(長さL
61)には、厚さ方向に対向する第1の電極対62aおよ
び62bが形成されている。残りのおよそ3分の2であ
る第2の領域(長さL62)の幅方向の一端面には、第2
の領域の幅方向の他端面には、第2の一方(長さ
621 )および他方(長さL622 )の領域にわたって、
共通電極65が形成されている。これと共に、第2の領
域のおよそ半分である第2の一方および他方の領域にそ
れぞれ、第2の電極63および第3の電極64が形成さ
れている。第1の領域は、厚さ方向に分極(矢印P61
され、1次側(入力電極)とされている。第2の一方お
よび他方の領域は、各々幅方向の互いに逆向きに分極
(矢印P62 1 、P622 )され、2次側(出力電極)とさ
れている。第2の電極63と共通電極65との対は第1
の出力電極、第3の電極64と共通電極65との対は第
2の出力電極である。
【0027】圧電トランス60も、実施の形態1等と同
様に複数の2次側(出力電極)を持つ構造であるもの
の、共通電極を有する形態であるため、実施の形態1等
に比べて配線が簡略化される。
【0028】尚、以上説明した本発明の実施の形態1〜
6においては、圧電トランスの矩形板として圧電セラミ
ックスから成るものを例にあげたが、本発明における矩
形板は、圧電性材料から成るものであればよい。例え
ば、LiNbO3 単結晶から成る矩形板を用いれば、圧
電セラミックスによるものに比べて同等以上の圧電トラ
ンスとしての特性が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明による圧電トランスは、圧電性材
料から成る矩形板の長さ方向についておよそ3分の1で
ある第1の領域には、厚さ方向に対向する第1の電極対
を形成し、残りのおよそ3分の2である第2の領域に
は、さらにそのおよそ半分である第2の一方および他方
の領域にそれぞれ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に
独立した第2の電極対および第3の電極対を形成し、第
1の領域を厚さ方向に分極して1次側とし、第2の一方
および他方の領域を、各々幅方向に分極して互いに独立
した2次側としたため、1つの圧電トランスで複数の出
力が得られる。これにより、複数の出力が必要な機器に
対し、本圧電トランスを1つまたは可及的少ない数だけ
用いればよく、その機器の構成の簡素化、小型化、軽量
化等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態2による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態3による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態4による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態5による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態6による圧電トランスを示
す斜視図である。
【図7】従来例による圧電トランスを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60、70 圧電ト
ランス 11、21、31、41、51、61、71 矩形板 12a、22a、32a、42a、52a、62a、7
2a 1次側の電極 12b、22b、32b、42b、52b、62b、7
2b 1次側の電極 13a、23a、33a、43a、73a 2次側の電
極 13b、23b、33b、43b、73b 2次側の電
極 14a、24a、34a、44a 2次側の電極 14b、24b、34b、44b 2次側の電極 53、63 2次側の電極 54、64 2次側の電極 55、65 2次側の共通電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電性材料から成る矩形板の長さ方向の
    共振モードを利用した圧電トランスにおいて、前記矩形
    板の長さ方向についておよそ3分の1である第1の領域
    には、厚さ方向に対向する第1の電極対を形成し、残り
    のおよそ3分の2である第2の領域には、さらにそのお
    よそ半分である第2の一方および他方の領域にそれぞ
    れ、幅方向に対向し、かつ各々電気的に独立した第2の
    電極対および第3の電極対を形成し、前記第1の領域を
    厚さ方向に分極して1次側とし、前記第2の一方および
    他方の領域を、各々幅方向に分極して互いに独立した2
    次側としたことを特徴とする圧電トランス。
  2. 【請求項2】 圧電性材料から成る矩形板の長さ方向の
    共振モードを利用した圧電トランスにおいて、前記矩形
    板の長さ方向についておよそ3分の1である第1の領域
    には、厚さ方向に対向する第1の電極対を形成し、残り
    のおよそ3分の2である第2の領域の幅方向の一端面に
    は、該第2の領域のおよそ半分である第2の一方および
    他方の領域にそれぞれ、第2の電極および第3の電極を
    形成すると共に、該第2の領域の幅方向の他端面には、
    第2の一方および他方の領域にわたって、共振電極を形
    成し、前記第1の領域を厚さ方向に分極して1次側と
    し、前記第2の一方および他方の領域を、各々幅方向に
    分極して2次側としたことを特徴とする圧電トランス。
JP8022301A 1996-02-08 1996-02-08 圧電トランス Withdrawn JPH09219545A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142453A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Tokin Corp 圧電トランス及びそれを用いた電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142453A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Tokin Corp 圧電トランス及びそれを用いた電源装置

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