JP3577031B2 - 磁気テープ装置のカートリッジロック機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気テープ装置における磁気テープカートリッジのカートリッジロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開2001−118305号公報に開示された従来のカートリッジロック機構を図15および図16並びに図17に示す。
【0003】
これらの図において、カートリッジ1が挿入されたカートリッジトレイ20の右側のロックレバー19は、このカートリッジトレイ20の右側に縦設されたピン20−1に軸支されており、ロックレバー19の先端には、図16に示すフック19−1が内側に突設されていて、その下部の先端の両側に傾斜部19−2、19−3を形成している。
【0004】
このロックレバー19は、図15(b)に示すように、下端に垂設されたばねフックピン19−4と、カートリッジトレイ20の裏面側に垂設されたばねフックピン20−2に端部を係止された引っ張りばね21の復帰力によって、カートリッジトレイ20の内側の方向のトルクが付加されている。
【0005】
ただし、カートリッジ1の挿入待機状態では、カートリッジトレイ20の図示しないベースに突設されたピン22にロックレバー19の傾斜部19−3が当接して、このロックレバー19は図15(a)、(b)に示す開状態となる。
【0006】
カートリッジ1が磁気テープ装置に挿入されると、カートリッジトレイ20が押し込まれて、ロックレバー19とピン22の位置関係は図17(b)に示すデマウント位置になり、カートリッジ1の側面のロック穴1−1にフック19−1が嵌合して、このカートリッジ1がロックされる。このとき、カートリッジトレイ20には、図17(b)の矢印Fに示す方向の押圧力が図示しないばねによって付加されていて、ロックレバー19はピン22に押圧されている。
【0007】
カートリッジ1が図17に示す状態から引き抜かれると、ロックレバー19は、カートリッジ1とともに引き抜かれる。このとき、カートリッジトレイ20は、前述した図示しないばねによって図17(b)の矢印Fで示す方向へ押圧されているために、ロックレバー19の先端とピン22との接触部が傾斜部19−2から傾斜部19−3へ移動し、ロックレバー19が押し開かれて、カートリッジロック機構が解錠される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、磁気テープ装置においては、まず、カートリッジをカートリッジトレイに挿入したときには、このカートリッジトレイからカートリッジが飛び出ないようにロックしておくことが必要であり、一方、カートリッジを取り出す際には、このロックが解除されてカートリッジがスムーズに取り出せる必要があって、カートリッジロック機構には、この二つの条件を満足することが要求される。ところが、前述した従来のカートリッジロック機構では、特にオートローダで媒体を出し入れするピッカによってカートリッジを取り出す場合に、必要な引き抜き力が増加して、カートリッジが取り出せないときがあった。
【0009】
すなわち、従来のカートリッジロック機構では、片側だけのロックのために、カートリッジ1の引き抜き時にフック19−1を支点としてモーメントが働いて、カートリッジ1の引き抜き力が変動する。さらに、衝撃等によってロックレバー19の傾斜部19−2がピン22から外れてロックが解除され、カートリッジ1がカートリッジトレイ20から飛び出すおそれがある。
【0010】
そこで、本発明の目的は、カートリッジの引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジを円滑に取り出すことのできる磁気テープ装置のカートリッジロック機構を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1に対応する磁気テープ装置のカートリッジロック機構は、トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を本体側に設けたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の請求項2に対応する磁気テープ装置のカートリッジロック機構は、トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、デッキベースの左右に相対置して立設された側板と、前記側板の内側に前後に移動自在に添設された案内板と、前記案内板の内側に挿入され磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイとを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記側板には、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を設けたことを特徴とする。
【0013】
なお、ロックレバーは、カートリッジトレイに対して長円孔を介して移動自在としてもよく、また、案内板には、上端にラックが形成され、このラックは回転伝動具で連結されていることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の一実施の形態を図面を参照して詳述する。
この磁気テープ装置のカートリッジロックする機構は、図1および図2並びに図3に示すように、長方形のデッキベース15の左右に平行に立設された右側面板13および左側面板14と、これらの間に前後方向に移動自在に挿入される門形のカートリッジトレイ2を骨組みとして構成されており、左右がほぼ対称形をなしていて、このカートリッジトレイ2に図4で示すカートリッジ1が挿脱される。
【0016】
このうちカートリッジトレイ2は、図3に示すように、右側面の中間上部にガイドピン2−1を突設し、このガイドピン2−1の下部の内側に小形のピン2−4を突設しており、また、左側面の前方にガイドピン2−2を突設し、このガイドピン2−2の後方にガイドピン2−3を突設している。また、ガイドピン2−2の下部の内側に小形のピン2−5を突設し、ピン2−4の前側に近接してフック部2−6が、同じく、ピン2−5の前側に近接してフック部2−7が形成される。さらに、このカートリッジトレイ2の上部の左後方に孔2−8が形成されており、上面には、図3(a)、(b)に示すように、このカートリッジトレイ2の曲げ剛性を上げるための凸部2−9、2−10および凸部2−11が形成されている。このうち右側面のガイドピン2−4には、図2(a)のX部の右ロックレバー3を拡大した図5(a)、(b)、(c)で示すように、右ロックレバー3が後部の長円孔3−5を介して揺動自在に軸支されており、この右ロックレバー3は、前端にかぎ状のフック部3−1を有し、その下部にボス3−2が、右側面の中間部にフックピン3−3が、その下部に突起3−4が突設される。また、フックピン3−3とフック部2−6にロックレバーばね5(引っ張りばね)が係止される。したがって、右ロックレバー3はピン2−4を軸として揺動自在で、かつ、長円孔3−5を介して前後方向に移動可能であり、さらに、ロックレバーばね5によって、図5(c)の矢印A1で示す方向に引っ張られ、且つ、ピン2−4を支点として矢印B1で示す上方へのモーメントが常時付加されている。
【0017】
右ロックレバー3の内面側には、ピン2−4に中間部を軸支されたカムレバー6が添設されており、このカムレバー6は、後部の上端に緩やかな傾斜部6−1を形成し、この傾斜部6−1の基部側の上端にストッパ6−2を、前端にハンド6−3を有し、このハンド6−3の下面は突起3−4の上面に当接している。
【0018】
さらに、これらの右ロックレバー3と右カムレバー6の間には、右カムレバーばね8(トーションばね)がピン2−4を介して介挿され、この右カムレバーばね8の一端は右カムレバー6の下端に係止され、他端はカートリッジトレイ2の右側の下部(図示せず)に係止される。
【0019】
したがって、右ロックレバー3には、たとえ、矢印B1で示す方向のモーメントがロックレバーばね5で付加されていても、一方では、カムレバーばね8の復帰力でハンド6−3が突起3−4の上面に接触しているので、図5で示す水平状態を維持している。
【0020】
この結果、カートリッジ1をカートリッジトレイ2に後述するように挿入する場合にも、この右カムレバー6は、右カムレバーばね8の復帰力によって、図5(c)の矢印C1で示す方向へのモーメントがピン2−4を支点として常時付加されている。
【0021】
同様に、カートリッジトレイ2の左側面のピン2−5にも、図2(c)のY部の左ロックレバー4の拡大図となる図5(d)、(e)、(f)で示すように、右ロックレバー3と同形の左ロックレバー4が後部の長円孔4−5を介して揺動自在に軸支されており、この左ロックレバー4も、前端にフック部4−1を、その下部にボス4−2を有し、左側面の中間部にフックピン4−3を、その下部に突起4−4を突設している。
【0022】
そのため、この左ロックレバー4も揺動自在で、かつ、長円穴孔4−5を介して前後方向に移動可能であり、さらに、フック部2−7とフックピン4−3に両端が係止されたロックレバーばね5によって、図5(f)の矢印A1で示す方向に引っ張られ、且つ、ピン2−5を支点として図5(f)の矢印B3で示す上方へのモーメントが常時付加されている。
【0023】
左ロックレバー4の内面側にも、ピン4−4に中間部を軸支されたカムレバー7が添設されており、このカムレバー7も後部の上端に傾斜部7−1を形成し、この傾斜部7−1の基部側の上端にストッパ7−2を、先端にハンド7−3を有し、このハンド7−3の下面は突起4−4の上面に当接している。
【0024】
これらの左ロックレバー4と左カムレバー7の間にも、左カムレバーばね9(トーションばね)がピン2−5を介して介挿され、この左カムレバーばね9の一端は左カムレバー7の下端に係止され、他端はカートリッジトレイ2の下部(図示せず)に係止される。
【0025】
したがって、左ロックレバー4には、ロックレバーばね5で矢印B3で示す方向のモーメントが常時付加されているが、一方では、左カムレバーばね9の復帰力でハンド7−3が突起4−4に接触しているので、図5(f)で示す水平状態を維持する。
【0026】
この結果、カートリッジ1をカートリッジトレイ2へ挿入する場合にも、この右カムレバー7は、右カムレバーばね9の復帰力によって、矢印C3で示す方向に常時トルクが付加されている。
【0027】
一方、図2(b)のZ部および図3(a)に示すように、カートリッジトレイ2の上面後部の左端に垂設されたトレイロックレバー軸11の下部には、カートリッジトレイ2を左側板14に後述するようにロックする図6で示すトレイロックレバー10とトレイロックレバーばね12(トーションばね)が上下に軸支されている。
【0028】
このうち、トレイロックレバー10には、長腕側の先端にフック10−1が、短腕側の先端にカム10−2がそれぞれ付設されており、トレイロックレバーばねの片側はカム10−2の前面側に係止され他側はカートリッジトレイ2の前端(図示せず)に係止されている。
【0029】
したがって、このトレイロックレバー10は、トレイロックレバーばね12の復帰力によって図6(a)の矢印D2で示す時計方向のトルクが常時付加されており、フック10−1は、カートリッジ1が挿入されるまでは、図3に示すようにカートリッジトレイ2の左端後部に形成された孔2−8から外側に突出している。
【0030】
また、図1および図2に示すように、カートリッジトレイ2をローディングする機構は、前述した右側板13および左側板14と、これらの内側に移動自在に添設された右案内板17および左案内板18並びにピニオンギア16などで構成されており、これらの右案内板17および左案内板18の内側にカートリッジトレイ2の側板が挿入される。
【0031】
このうち、右案内板17の上端にはラック17−1が、左案内板18の上端にはラック18−1が形成されており、これらのラック17−1、ラック18−1には、ピニオンギア16がそれぞれ歯合していて、これらのピニオンギア16は、軸16−1で互いに直結されている。
【0032】
さらに、右側板13には、図1(b)および図2(a)に示すように、カートリッジトレイ2のガイドピン2−1が挿通するとともに水平部の先端が下方に僅かに湾曲したガイド溝13−1が上部の中央に形成されており、このガイド溝13−1の上部に図1(b)で示す軸孔13−3を形成し、この軸孔13−3でギア軸16−1の右端を支持している。
【0033】
また、右側板13の前端下部の内側には、後述するカートリッジ1の挿脱時に右ロックレバー3のボス3−2が内側の前面に接触して、この右ロックレバー3を下向きに揺動させる傾斜部13−2を有する。
【0034】
一方、左側板14には、図1(a)および図2(c)で示すように、上部の前後に対して、ガイドピン2−2、2−3が挿通するとともに先端に下方に湾曲部を形成したガイド溝14−1、14−2が横に形成されており、これらの前後の溝の間にロック孔14−3を形成していて、このロック孔14−3に図3(b)で示す孔2−8から突き出たフック10−1が係合し、カートリッジトレイ2のローディング時の誤作動を防いでいる。
【0035】
さらに、この左側板14には、図1(a)で示すように、ギア軸16−1の端部を支える軸孔14−5が軸孔13−3と対置して上部の中央に形成されており、さらに、後述するカートリッジ1の挿脱時に左ロックレバー4のボス4−2が内側の前面に接触して、この左ロックレバー4を下向きに揺動させる傾斜部14−4が左前端下部に形成されている。
【0036】
一方、右案内板17には、図2(a)で示すように、カートリッジ2のガイドピン2−1が挿通し先端側が上向きに傾斜した弧状のガイド溝17−2が上部に形成され、左案内板18にも図2(c)で示すように、ガイドピン2−2が挿通する弧状のガイド溝18−2と、ピン2−3が挿通する弧状のガイド溝18−3が前後に形成される。
【0037】
図1および図2に示すように、ローディング動作前のカートリッジトレイ2と左右の案内板17、18は、デッキベース15の前面側に位置しており、ロックレバー3、4は、図2(a)、(c)に示すように、カムレバー6、7のハンド6−3、7−3によって下方に押圧された状態になっている。
【0038】
また、トレイロックレバー10は、図2(b)で示すように、フック10−1がロック孔14−3に係合していることで、カートリッジトレイ2の移動をロックしている。
【0039】
図4は、本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構に挿入されてロック対象となるカートリッジ1を示し、このカートリッジ1は、紙面において前後側となる左右の側面の中間下部にロック機構の一方となるロック穴1−1、1−2を形成し、矢印で示す挿入方向の先端面1−3は平面となっている。
次に、このように構成された磁気テープ装置のカートリッジロック機構の作用を説明する。
【0040】
カートリッジ1をカートリッジトレイ2に挿入すると、このカートリッジ1の先端面1−3の下端が、左右のカムレバー6、7の傾斜部6−1、7−1の上面にまず接触する。更にこのカートリッジ1を挿入すると、図7(a)、(c)に示すように、カートリッジ1の底面がカムレバー6、7の上端面を押圧して、このカムレバー6、7を図5(c)の矢印C2で示す下向きに揺動させる。
【0041】
すると、突起3−4、4−4にハンド6−3、7−3が当接していた左右のロックレバー3、4が図5の矢印B1に示す上方向へ揺動し、図8、図9に示すように、フック3−1、4−1がカートリッジ1のロック穴1−1、1−2にそれぞれ嵌合して、カートリッジ1がカートリッジトレイ2にロックされる。
したがって、カートリッジトレイ2からのカートリッジ1の飛び出しが阻止されて、発明が解決しようとする課題で述べたこのカートリッジロック機構に要求されるカートリッジ挿入時の条件が満足される。
【0042】
これと同時に、図13(a)、(b)に示すように、カートリッジ1の先端面1−3でトレイロックレバー10のカム10−2を図13(a)から(b)の矢印D1に示すように押圧するとともにし、このトレイロックレバー10を図6の矢印D2および図13(b)の矢印Dに示す反時計方向に揺動させる。すると、図8(b)、図9(b)および図10(b)に示すように、フック10−1がロック孔14−3から脱出して、カートリッジトレイ2のロックが解除される。
【0043】
このように、カートリッジ1がロックされ、かつ、カートリッジトレイ2が解錠されると、電動機27が駆動されて、図示しない減速ギア列を介して案内板17が図9(c)の矢印Eで示す挿入方向へ駆動される。すると、この案内板17のラック17−1を介してピニオンギア16が回転し、ギア軸16−1および左側のピニオンギア16とラック18−1を介して、図9(c)の矢印Eで示すように左案内板18も挿入方向に駆動されることで、左右の案内板17、18は同時に挿入方向へ移動する。
【0044】
このとき、カートリッジトレイ2は、右側板13のガイド溝13−1と案内板7のガイド溝17−2に挿通したガイドピン2−1とともに右側が移動するとともに、左側でも、ガイド溝14−1、18−2に挿通したガイドピン2−2とガイド溝14−2、18−3に挿通したガイドピン2−3とともに移動する。
【0045】
なお、この動作は、ギア軸6−1によって左右が同期し、かつ、カートリッジトレイ2は、図9(a)、(c)と図10(a)、(c)に示すように、ピン2−1がガイド溝17−2に従って徐徐に下降して、ガイド溝13−1の先端の湾曲部の下端に達し、同じく、ピン2−2とピン72−3もガイド溝18−2とガイド溝18−3に従って徐徐に下降し、ガイド溝14―1とガイド溝14−2の先端の湾曲部の下端に達して、案内板17、18がローディング完了位置になると停止する。
【0046】
カートリッジ1のアンロード時は、ローディング時の動作の逆となるが、図8で示すデマウント位置からの動作が異なる。このデマウント位置では、左右のロックレバー3、4がカートリッジ1のロック溝1−1、1−2を介してカートリッジ1をロックして、カートリッジトレイ2からの飛び出しを防いでいるので、カートリッジ1は取り出すことができない。
【0047】
しかし、左右のロックレバー3、4は、長円孔3−5、4−5に挿通したピン2−4、2−5のストローク分は矢印A2で示す引き抜き方向にカートリッジ1の引き抜き動作に従って移動する。
【0048】
すると、左右のロックレバー3、4は、ボス3−2が傾斜部13−2の上部に、ボス4−2が傾斜部14−4の上部にそれぞれ接触するとともに、図11および図12の矢印Aの先端部の状態の図に示すように、引抜き方向へ移動しながら傾斜部13−2、14−4の下面に沿って移動することによって、図5の矢印B2で示す下向きに揺動する。
【0049】
この左右のロックレバー3、4の下向きの揺動によって、図11(a)、(c)に示すように、フック部3−1、4−1がロック穴1−1、1−2から下方へ脱出し、カートリッジ1のロックが解錠されこのカートリッジ1が取り出し可能となって、発明が解決しようとする課題で述べたこのカートリッジロック機構に要求されるカートリッジ取り出し時の条件が満足される。
【0050】
このカートリッジ1のロックを解錠したロックレバー3、4は、ロックレバーばね5の復帰力によって、図5の矢印A1で示す後方と矢印B1、B3で示す上方へ引っ張られるが、カートリッジ1が引き抜かれることで、カムレバーばね8、9の復帰力によって、カムレバー6、7が矢印C1で示す上向きに揺動する。
【0051】
すると、ハンド6−3、7−3によって突起3−4、4−4がそれぞれ押圧され、ロックレバー3、4は図5に示す状態に維持されて、初期のカートリッジ1の挿入待機状態に復帰する。
【0052】
一方、カートリッジ1でカム10−2が押圧されていたトレイロックレバー10は、カートリッジ1の取り出しに伴うトレイロックレバーばね12の復帰力によって、図6の矢印D2で示す時計方向に揺動し、図3(a)および図7(b)で示すように、フック10−1がロック孔14−3に係合して、カートリッジトレイ2がロックされる。
【0053】
このように、本発明では、左右のロックレバー3、4などによるカートリッジロック機構を左右の両側に設け、且つ、飛び出しロックレバーとしてのトレイロックレバー10とカムレバー6、7などの機構により、カートリッジ挿入待機状態とデマウント位置間のカートリッジトレイの移動を防いだので、発明が解決しようとする課題で挙げたカートリッジロック機構のカートリッジ挿入時と取り出し時のロック機構に要求される二つの条件を満たし、かつ、カートリッジの引き抜き力が安定するのみならず、衝撃等による予期しないカートリッジロックの解除のおそれも解消することができる。
【0054】
次に、本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の参考例を図14を参照して説明する。
【0055】
この参考例では、左右のロックレバー3、4をモータで駆動したことが前述した実施の形態と異なっており、カートリッジを検出するセンサ23がカートリッジトレイ2の後方に設置され、モータ24がカートリッジトレイ2の側面の片側の下部に設置される。
【0056】
図14(b)で示すモータ24の軸24−1には、この軸24−1に直交する軸25が取り付けられており、この軸25がロックレバー4(注.ここでは、便宜上左側のロックレバーで説明する。)に設けられた穴4−6に挿入されていて、図中矢印G1−G2の方向に摺動可能である。
【0057】
また、軸24−1とロックレバー4の間に圧縮コイルばね26が軸25を介して挿着され、ロックレバー4を矢印G2の方向に押圧している。
【0058】
次に、このカートリッジロック機構の動作を説明する。カートリッジ1がカートリッジトレイ2に挿入されると、端面1−3がセンサ23に接触してカートリッジを検知する。すると、モータ24が起動しロックレバー4が揺動して、カートリッジ1がロックされる。
【0059】
カートリッジ1が取り出されるときは、このカートリッジ1を引き抜くとロックレバー4が矢印G2の方向に引っ張られる。これと同時に、先端面1−3がセンサ23から離れて、このモータの電源側の図示しないスイッチが遮断される。すると、電源回路が切り替えられてモータ24が逆回転しカートリッジのロックが解除され、ロックレバー4は、圧縮コイルばね26によって矢印G1の方向へ押圧され、カートリッジ挿入待機状態に復帰する。なお、モータ24の軸にエンコーダ等を連結することで、ロックレバー4の回転角を制御すれば、確実にロックとアンロックが可能となる。
【0060】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明の請求項1に対応する磁気テープ装置のカートリッジロック機構によれば、トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を本体側に設けたので、カートリッジの引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジを円滑に取り出すことのできる磁気テープ装置のカートリッジロック機構を提供することができる。
【0061】
また、本発明の請求項2に対応する磁気テープ装置のカートリッジロック機構によれば、トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、デッキベースの左右に相対置して立設された側板と、前記側板の内側に前後に移動自在に添設された案内板と、前記案内板の内側に挿入され磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイとを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記側板には、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を設けたので、カートリッジの引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジを円滑に取り出すことのできる磁気テープ装置のカートリッジロック機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態を示す斜視図で、(a)は前側左上方から見た図、(b)は前側右上方から見た図である。
【図2】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジトレイとトレイロック機構及びカートリッジロック機構の構成を示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は前面図である。
【図3】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジトレイに組み込まれるロックレバー及びトレイロックレバーのカートリッジ挿入前の動作を示す斜視図で、(a)は前側左上方から見た図、(b)は前側右上方から見た図である。
【図4】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジトレイに挿脱されるカートリッジの外観を示し、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図5】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジ挿入前の左右のロックレバーを示す部分拡大図を示し、(b)、(e)は平面図、(a)は(b)、(d)は(e)の背面図、(c)は(b)、(f)は(e)の前面図である。
【図6】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジ挿入前のトレイロックレバーを示す部分拡大図を示し、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図である。
【図7】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジ挿入直後のロックレバー、カムレバー及びトレイロックレバーの動作を示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図8】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジのロック時(デマウント状態)のロックレバーの動作を示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図9】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジローディングの動作を示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図10】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジの挿入完了(マウント)状態を説明する図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図11】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のカートリッジをカートリッジトレイから引き抜くときのロックレバー及びカムレバーの状態を示し、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図である。
【図12】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態の左ロックレバー及び左カムレバーのカートリッジロックからアンロックまでの一連の動作経過を示す説明図である。
【図13】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の実施の形態のトレイロックレバーの動作を示す説明図で、(a)はカートリッジの先端が接触する直前を、(b)は接触した状態を示す。
【図14】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の参考例を示す図で、(a)はカートリッジトレイの斜視図、(b)は(a)の部分拡大平面図である。
【図15】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック機構に組み込まれるカートレッジトレイとカートリッジを示す図で、(a)は全体斜視図、(b)はロックレバー周辺の拡大平面図。
【図16】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック機構に組み込まれたロックレバーを示す拡大斜視図である。
【図17】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック機構の作用を説明するための図で、(a)は全体斜視図、(b)は(a)のロックレバー周辺の拡大平面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ
1−1、1−2 ロック溝
1−3 先端面
2 カートリッジトレイ
2−1、2−2、2−3 ガイドピン
2−4、2−5 ピン
2−8 孔
3 右ロックレバー
3−1 フック部
3−2 ボス
3−3 フックピン
3−4 突起
3−5 長円孔
4 左ロックレバー
4−1 フック部
4−2 ボス
4−3 フックピン
4−4 突起
4−5 長円孔
5 ロックレバーばね
6 右カムレバー
6−1 傾斜部
6−2 ストッパ
6−3 ハンド
7 左カムレバー
7−1 傾斜部
7−2 ストッパ
7−3 ハンド
8 右カムレバーばね
9 左カムレバーばね
10 トレイロックレバー
10−1 フック部
10−2 カム
11 トレイロックレバー軸
12 トレイロックレバーばね
13 右側板
13−1 ガイド溝
13−2 傾斜部
13−3 孔
14 左側板
14−1、14−2 ガイド溝
14−3 ロック孔
14−4 傾斜部
14−5 孔
15 デッキベース
16 ピニオンギア
16−1 ギア軸
17 右案内板
17−1 ラック
17−2 ガイド溝
18 左案内板
8−1 ラック
18−2、18−3 ガイド溝
19 ロックレバー
20 カートリッジトレイ
21 引っ張りばね
22 ピン
23 センサ
24 モータ
25 軸
26 圧縮コイルばね
27 電動機
Claims (4)
- トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を本体側に設けたことを特徴とする磁気テープ装置のカートリッジロック機構。
- トレイに挿入されたカートリッジを係合するとともに、前記カートリッジの取り出し操作で前記係合を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機構において、デッキベースの左右に相対置して立設された側板と、前記側板の内側に前後に移動自在に添設された案内板と、前記案内板の内側に挿入され磁気テープのカートリッジが挿入されるカートリッジトレイとを備え、前記カートリッジトレイには、前記カートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧されて一方に揺動するカムレバーと、前記カムレバーに連動してカートリッジ面に付勢され、前記カートリッジの係合部に係合するロックレバーと、前記カムレバーと前記ロックレバーの相対位置を維持するばねとを備え、前記側板には、前記カートリッジの取り出し操作によって前記ロックレバーをカートリッジ面とは反対方向に案内して、前記カートリッジの係合部との係合を解除する傾斜部を設けたことを特徴とする磁気テープ装置のカートリッジロック機構。
- 前記ロックレバーは、前記カートリッジトレイに対して長円孔を介して移動自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載の磁気テープ装置のカートリッジロック機構。
- 前記案内板には、上端にラックが形成され、前記ラックは回転伝動具で連結されていることを特徴とする請求項2に記載の磁気テープ装置のカートリッジロック機構。
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