JP2003173596A - 磁気テープ装置のカートリッジロック機構 - Google Patents

磁気テープ装置のカートリッジロック機構

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JP2003173596A
JP2003173596A JP2001368710A JP2001368710A JP2003173596A JP 2003173596 A JP2003173596 A JP 2003173596A JP 2001368710 A JP2001368710 A JP 2001368710A JP 2001368710 A JP2001368710 A JP 2001368710A JP 2003173596 A JP2003173596 A JP 2003173596A
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/675Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
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    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
    • G11B15/67547Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジの引き抜き力の変動を防いで、
カートリッジを円滑に取り出すことができるカートリッ
ジロック機構を提供すること。 【解決手段】 デッキベース15の両側の右側板13と
左側板14の内側に右案内板17、左案内板18を移動
自在に設け、この内側にカートリッジトレイ2を挿入す
る。このカートリッジトレイ2の両側の下部に設けたピ
ン2−4、2−5には、カートリッジ1をロックする右
ロックレバー3および右カムレバー7と左ロックレバー
4および右カムレバー6を、右カムレバーばね8および
左カムレバーばね9を介して揺動自在に設ける。また、
カートリッジトレイ2の側面に設けた案内ピン2−1、
ピン2−2、2−3を、右側板13、右案内板17と左
側板14、左案内板18の案内溝13−1、17−2、
14−1、14−2、18−2、18−3に挿通して、
カートリッジトレイ2を案内する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ装置に
おける磁気テープカートリッジのカートリッジロック機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特願平11−295878号公報に開示
された従来のカートリッジロック機構を図15および図
16並びに図17に示す。
【0003】これらの図において、カートリッジ1が挿
入されたカートリッジトレイ20の右側のロックレバー
19は、このカートリッジトレイ20の右側に縦設され
たピン20−1に軸支されており、ロックレバー19の
先端には、図16に示すフック19−1が内側に突設さ
れていて、その下部の先端の両側に傾斜部19−2、1
9−3を形成している。
【0004】このロックレバー19は、図15(b)に
示すように、下端に垂設されたばねフックピン19−4
と、カートリッジトレイ20の裏面側に垂設されたばね
フックピン20−2に端部を係止された引っ張りばね2
1の復帰力によって、カートリッジトレイ20の内側の
方向のトルクが付加されている。
【0005】ただし、カートリッジ1の挿入待機状態で
は、カートリッジトレイ20の図示しないベースに突設
されたピン22にロックレバー19の傾斜部19−3が
当接して、このロックレバー19は図15(a)、
(b)に示す開状態となる。
【0006】カートリッジ1が磁気テープ装置に挿入さ
れると、カートリッジトレイ20が押し込まれて、ロッ
クレバー19とピン22の位置関係は図17(b)に示
すデマウント位置になり、カートリッジ1の側面のロッ
ク穴1−1にフック19−1が嵌合して、このカートリ
ッジ1がロックされる。このとき、カートリッジトレイ
20には、図17(b)の矢印Fに示す方向の押圧力が
図示しないばねによって付加されていて、ロックレバー
19はピン22に押圧されている。
【0007】カートリッジ1が図17に示す状態から引
き抜かれると、ロックレバー19は、カートリッジ1と
ともに引き抜かれる。このとき、カートリッジトレイ2
0は、前述した図示しないばねによって図17(b)の
矢印Fで示す方向へ押圧されているために、ロックレバ
ー19の先端とピン22との接触部が傾斜部19−2か
ら傾斜部19−3へ移動し、ロックレバー19が押し開
かれて、カートリッジロック機構が解錠される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気テープ
装置においては、まず、カートリッジをカートリッジト
レイに挿入したときには、このカートリッジトレイから
カートリッジが飛び出ないようにロックしておくことが
必要であり、一方、カートリッジを取り出す際には、こ
のロックが解除されてカートリッジがスムーズに取り出
せる必要があって、カートリッジロック機構には、この
二つの条件を満足することが要求される。ところが、前
述した従来のカートリッジロック機構では、特にオート
ローダで媒体を出し入れするピッカによってカートリッ
ジを取り出す場合に、必要な引き抜き力が増加して、カ
ートリッジが取り出せないときがあった。
【0009】すなわち、従来のカートリッジロック機構
では、片側だけのロックのために、カートリッジ1の引
き抜き時にフック19−1を支点としてモーメントが働
いて、カートリッジ1の引き抜き力が変動する。さら
に、衝撃等によってロックレバー19の傾斜部19−2
がピン22から外れてロックが解除され、カートリッジ
1がカートリッジトレイ20から飛び出すおそれがあ
る。
【0010】そこで、本発明の目的は、カートリッジの
引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジを円滑に取り出
すことのできる磁気テープ装置のカートリッジロック機
構を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に対応する磁気テープ装置のカー
トリッジロック機構は、トレイに挿入されたカートリッ
ジの脱出を鎖錠するとともに、このカートリッジの取り
出し操作で鎖錠を解除する磁気テープ装置のカートリッ
ジロック機構において、デッキベースの左右に相対置し
て立設された側板と、この側板の内側に前後に移動自在
に添設された案内板と、この案内板の内側に挿入され磁
気テープのカートリッジが挿入される門形のカートリッ
ジトレイとを備え、このカートリッジトレイには、この
カートリッジトレイに挿入されるカートリッジで押圧さ
れて一方に揺動するカムにより他方に揺動して、カート
リッジの係合部に係合しカートリッジの脱出を鎖錠する
ロックレバーを両側に備え、案内板には、カートリッジ
の取り出し操作によってカートリッジトレイをカートリ
ッジとともに上昇させてロックレバーのカートリッジの
係合部の係合を解除する案内部を両側に設けたことを特
徴とする。
【0012】なお、案内部は、カートリッジトレイの側
面に突設されたピンが挿通されカートリッジの取り出し
方向への案内板の駆動によりピンを介してカートリッジ
トレイを上昇させる溝としてもよく、また、案内板に
は、上端にラックが形成され、このラックは回転伝動具
で連結されていることが好ましい。
【0013】また、請求項4に対応する発明は、トレイ
に挿入されたカートリッジの脱出を鎖錠するとともに、
このカートリッジの取り出し操作で鎖錠を解除する磁気
テープ装置のカートリッジロック機構において、デッキ
ベースの左右に相対置して立設された側板と、この側板
の内側に挿入され磁気テープのカートリッジが挿入され
る門形のカートリッジトレイとを備え、このカートリッ
ジトレイには、ロックレバーを設けるとともに、トレイ
に挿入されたカートリッジの位置検出信号によりカート
リッジにロックレバーを係合させてカートリッジの脱出
を鎖錠するとともに、カートリッジの引き抜き位置の検
出信号により逆回転してロックレバーの係合を解除する
アクチュエータを設けたことを特徴とする。
【0014】なお、請求項1ないし請求項4に対応する
発明において、カートリッジトレイに挿入されるカート
リッジの先端が一方に当接し他方の鎖錠部が側板との係
止を解除するトレイロックレバーをカートリッジトレイ
に設けることが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気テープ装置の
カートリッジロック機構の一実施の形態を図面を参照し
て詳述する。この磁気テープ装置のカートリッジロック
する機構は、図1および図2並びに図3に示すように、
長方形のデッキベース15の左右に平行に立設された右
側面板13および左側面板14と、これらの間に前後方
向に移動自在に挿入される門形のカートリッジトレイ2
を骨組みとして構成されており、左右がほぼ対称形をな
していて、このカートリッジトレイ2に図4で示すカー
トリッジ1が挿脱される。
【0016】このうちカートリッジトレイ2は、図3に
示すように、右側面の中間上部にガイドピン2−1を突
設し、このガイドピン2−1の下部の内側に小形のピン
2−4を突設しており、また、左側面の前方にガイドピ
ン2−2を突設し、このガイドピン2−2の後方にガイ
ドピン2−3を突設している。また、ガイドピン2−2
の下部の内側に小形のピン2−5を突設し、ピン2−4
の前側に近接してフック部2−6が、同じく、ピン2−
5の前側に近接してフック部2−7が形成される。さら
に、このカートリッジトレイ2の上部の左後方に孔2−
8が形成されており、上面には、図3(a)、(b)に
示すように、このカートリッジトレイ2の曲げ剛性を上
げるための凸部2−9、2−10および凸部2−11が
形成されている。このうち右側面のガイドピン2−4に
は、図2(a)のX部の右ロックレバー3を拡大した図
5(a)、(b)、(c)で示すように、右ロックレバ
ー3が後部の長円孔3−5を介して揺動自在に軸支され
ており、この右ロックレバー3は、前端にかぎ状のフッ
ク部3−1を有し、その下部にボス3−2が、右側面の
中間部にフックピン3−3が、その下部に突起3−4が
突設される。また、フックピン3−3とフック部2−6
にロックレバーばね5(引っ張りばね)が係止される。
したがって、右ロックレバー3はピン2−4を軸として
揺動自在で、かつ、長円孔3−5を介して前後方向に移
動可能であり、さらに、ロックレバーばね5によって、
図5(c)の矢印A1で示す方向に引っ張られ、且つ、
ピン2−4を支点として矢印B1で示す上方へのモーメ
ントが常時付加されている。
【0017】右ロックレバー3の内面側には、ピン2−
4に中間部を軸支されたカムレバー6が添設されてお
り、このカムレバー6は、後部の上端に緩やかな傾斜部
6−1を形成し、この傾斜部6−1の基部側の上端にス
トッパ6−2を、前端にハンド6−3を有し、このハン
ド6−3の下面は突起3−4の上面に当接している。
【0018】さらに、これらの右ロックレバー3と右カ
ムレバー6の間には、右カムレバーばね8(トーション
ばね)がピン2−4を介して介挿され、この右カムレバ
ーばね8の一端は右カムレバー6の下端に係止され、他
端はカートリッジトレイ2の右側の下部(図示せず)に
係止される。
【0019】したがって、右ロックレバー3には、たと
え、矢印B1で示す方向のモーメントがロックレバーば
ね5で付加されていても、一方では、カムレバーばね8
の復帰力でハンド6−3が突起3−4の上面に接触して
いるので、図5で示す水平状態を維持している。
【0020】この結果、カートリッジ1をカートリッジ
トレイ2に後述するように挿入する場合にも、この右カ
ムレバー6は、右カムレバーばね8の復帰力によって、
図5(c)の矢印C1で示す方向へのモーメントがピン
2−4を支点として常時付加されている。
【0021】同様に、カートリッジトレイ2の左側面の
ピン2−5にも、図2(c)のY部の左ロックレバー4
の拡大図となる図5(a)、(b)、(c)で示すよう
に、右ロックレバー3と同形の左ロックレバー4が後部
の長円孔4−5を介して揺動自在に軸支されており、こ
の左ロックレバー4も、前端にフック部4−1を、その
下部にボス4−2を有し、左側面の中間部にフックピン
4−3を、その下部に突起4−4を突設している。
【0022】そのため、この右ロックレバー4も揺動自
在で、かつ、長円穴孔4−5を介して前後方向に移動可
能であり、さらに、フック部2−7とフックピン4−3
に両端が係止されたロックレバーばね5によって、図5
(f)の矢印A1で示す方向に引っ張られ、且つ、ピン
2−5を支点として図5(f)の矢印B3で示す上方へ
のモーメントが常時付加されている。
【0023】右ロックレバー4の内面側にも、ピン4−
4に中間部を軸支されたカムレバー7が添設されてお
り、このカムレバー7も後部の上端に傾斜部7−1を形
成し、この傾斜部7−1の基部側の上端にストッパ7−
2を、先端にハンド7−3を有し、このハンド7−3の
下面は突起4−4の上面に当接している。
【0024】これらの右ロックレバー4と右カムレバー
7の間にも、右カムレバーばね9(トーションばね)が
ピン2−5を介して介挿され、この右カムレバーばね9
の一端は右カムレバー7の下端に係止され、他端はカー
トリッジトレイ2の下部(図示せず)に係止される。
【0025】したがって、左ロックレバー4には、ロッ
クレバーばね5で矢印B3で示す方向のモーメントが常
時付加されているが、一方では、右カムレバー8の復帰
力でハンド7−3が突起4−4に接触しているので、図
5(f)で示す水平状態を維持する。
【0026】この結果、カートリッジ1をカートリッジ
トレイ2へ挿入する場合にも、この右カムレバー7は、
右カムレバーばね9の復帰力によって、矢印C3で示す
方向に常時トルクが付加されている。
【0027】一方、図2(b)のZ部および図3(a)
に示すように、カートリッジトレイ2の上面後部の左端
に垂設されたトレイロックレバー軸11の下部には、カ
ートリッジトレイ2を左側板14に後述するようにロッ
クする図6で示すトレイロックレバー10とトレイロッ
クレバーばね12(トーションばね)が上下に軸支され
ている。
【0028】このうち、トレイロックレバー10には、
長腕側の先端にフック10−1が、短腕側の先端にカム
10−2がそれぞれ付設されており、トレイロックレバ
ーばねの片側はカム10−2の前面側に係止され他側は
カートリッジトレイ2の前端(図示せず)に係止されて
いる。
【0029】したがって、このトレイロックレバー10
は、トレイロックレバーばね12の復帰力によって図6
(a)の矢印D2で示す時計方向のトルクが常時付加さ
れており、フック10−1は、カートリッジ1が挿入さ
れるまでは、図3に示すようにカートリッジトレイ2の
左端後部に形成された孔2−8から外側に突出してい
る。
【0030】また、図1および図2に示すように、カー
トリッジトレイ2をローディングする機構は、前述した
右側板13および左側板14と、これらの内側に移動自
在に添設された右案内板17および左案内板18並びに
ピニオンギア16などで構成されており、これらの右案
内板17および左案内板18の内側にカートリッジトレ
イ2の側板が挿入される。
【0031】このうち、右案内板17の上端にはラック
17−1が、左案内板18の上端にはラック18−1が
形成されており、これらのラック17−1、ラック18
−1には、ピニオンギア16がそれぞれ歯合していて、
これらのピニオンギア16は、軸16−1で互いに直結
されている。
【0032】さらに、右側板13には、図1(b)およ
び図2(a)に示すように、カートリッジ2のガイドピ
ン2−1が挿通するとともに水平部の先端が下方に僅か
に湾曲したガイド溝13−1が上部の中央に形成されて
おり、このガイド溝13−1の上部に図1(b)で示す
軸孔13−3を形成し、この軸孔13−3でギア軸16
−1の右端を支持している。
【0033】また、右側板13の前端下部の内側には、
後述するカートリッジ1の挿脱時に右ロックレバー3の
ボス3−2が内側の前面に接触して、この右ロックレバ
ー3を下向きに揺動させる傾斜部13−2を有する。
【0034】一方、左側板14には、図1(a)および
図2(c)で示すように、上部の前後に対して、ガイド
ピン2−2、2−3が挿通するとともに先端に下方に湾
曲部を形成したガイド溝14−1、14−2が横に形成
されており、これらの前後の溝の間にロック孔14−3
を形成していて、このロック孔14−3に図3(b)で
示す孔2−8から突き出たフック10−1が係合し、カ
ートリッジトレイ2のローディング時の誤作動を防いで
いる。
【0035】さらに、この左側板14には、図1(a)
で示すように、ギア軸16−1の端部を支える軸孔14
−5が軸孔13−3と対置して上部の中央に形成されて
おり、さらに、後述するカートリッジ1の挿脱時に左ロ
ックレバー4のボス4−2が内側の前面に接触して、こ
の左ロックレバー4を下向きに揺動させる傾斜部14−
4が左前端下部に形成されている。
【0036】一方、右案内板17には、図2(a)で示
すように、カートリッジ2のガイドピン2−1が挿通し
先端側が上向きに傾斜した弧状のガイド溝17−2が上
部に形成され、左案内板18にも図2(c)で示すよう
に、ガイドピン2−2が挿通する弧状のガイド溝18−
2と、ピン2−3が挿通する弧状のガイド溝18−3が
前後に形成される。
【0037】図1および図2に示すように、ローディン
グ動作前のカートリッジトレイ2と左右の案内板17、
18は、デッキベース15の前面側に位置しており、ロ
ックレバー3、4は、図2(a)、(c)に示すよう
に、カムレバー6、7のハンド6−3、7−3によって
下方に押圧された状態になっている。
【0038】また、トレイロックレバー10は、図2
(b)で示すように、フック10−1がロック孔14−
3に係合していることで、カートリッジトレイ2の移動
をロックしている。
【0039】図4は、本発明の磁気テープ装置のカート
リッジロック機構に挿入されてロック対象となるカート
リッジ1を示し、このカートリッジ1は、紙面において
前後側となる左右の側面の中間下部にロック機構の一方
となるロック穴1−1、1−2を形成し、矢印で示す挿
入方向の先端面1−3は平面となっている。次に、この
ように構成された磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の作用を説明する。
【0040】カートリッジ1をカートリッジトレイ2に
挿入すると、このカートリッジ1の先端面1−3の下端
が、左右のカムレバー6、7の傾斜部6−1、7−1の
上面にまず接触する。更にこのカートリッジ1を挿入す
ると、図7(a)、(c)に示すように、カートリッジ
1の底面がカムレバー6、7の上端面を押圧して、この
カムレバー6、7を図5(c)の矢印C2で示す下向き
に揺動させる。
【0041】すると、突起3−4、4−4にハンド6−
3、7−3が当接していた左右のロックレバー3、4が
図5の矢印B1に示す上方向へ揺動し、図8、図9に示
すように、フック3−1、4−1がカートリッジ1のロ
ック穴1−1、1−2にそれぞれ嵌合して、カートリッ
ジ1がカートリッジトレイ2にロックされる。したがっ
て、カートリッジトレイ2からのカートリッジ1の飛び
出しが阻止されて、発明が解決しようとする課題で述べ
たこのカートリッジロック機構に要求されるカートリッ
ジ挿入時の条件が満足される。
【0042】これと同時に、図13(a)、(b)に示
すように、カートリッジ1の先端面1−3でトレイロッ
クレバー10のカム10−2を図13(a)から(b)
の矢印D1に示すように押圧するとともにし、このトレ
イロックレバー10を図6の矢印D2および図13
(b)の矢印Dに示す反時計方向に揺動させる。する
と、図8(b)、図9(b)および図10(b)に示す
ように、フック10−1がロック孔14−3から脱出し
て、カートリッジトレイ2のロックが解除される。
【0043】このように、カートリッジ1がロックさ
れ、かつ、カートリッジトレイ2が解錠されると、電動
機27が駆動されて、図示しない減速ギア列を介して案
内板17が図9(c)の矢印Eで示す挿入方向へ駆動さ
れる。すると、この案内板17のラック17−1を介し
てピニオンギア16が回転し、ギア軸16−1および左
側のピニオンギア16とラック18−1を介して、図9
(c)の矢印Eで示すように左案内板18も挿入方向に
駆動されることで、左右の案内板17、18は同時に挿
入方向へ移動する。
【0044】このとき、カートリッジトレイ2は、右側
板13のガイド溝13−1と案内板7のガイド溝17−
2に挿通したガイドピン2−1とともに右側が移動する
とともに、左側でも、ガイド溝14−1、18−2に挿
通したガイドピン2−2とガイド溝14−2、18−3
に挿通したガイドピン2−3とともに移動する。
【0045】なお、この動作は、ギア軸6−1によって
左右が同期し、かつ、カートリッジトレイ2は、図9
(a)、(c)と図10(a)、(c)に示すように、
ピン2−1がガイド溝17−2に従って徐徐に下降し
て、ガイド溝13−1の先端の湾曲部の下端に達し、同
じく、ピン2−2とピン72−3もガイド溝18−2と
ガイド溝18−3に従って徐徐に下降し、ガイド溝14
―1とガイド溝14−2の先端の湾曲部の下端に達し
て、案内板17、18がローディング完了位置になると
停止する。
【0046】カートリッジ1のアンロード時は、ローデ
ィング時の動作の逆となるが、図8で示すデマウント位
置からの動作が異なる。このデマウント位置では、左右
のロックレバー3、4がカートリッジ1のロック溝1−
1、1−2を介してカートリッジ1をロックして、カー
トリッジトレイ2からの飛び出しを防いでいるので、カ
ートリッジ1は取り出すことができない。
【0047】しかし、左右のロックレバー3、4は、長
円孔3−5、4−5に挿通したピン2−4、2−5のス
トローク分は矢印A2で示す引き抜き方向にカートリッ
ジ1の引き抜き動作に従って移動する。
【0048】すると、左右のロックレバー3、4は、ボ
ス3−2が傾斜部13−2の上部に、ボス4−2が傾斜
部14−4の上部にそれぞれ接触するとともに、図11
および図12の矢印Aの先端部の状態の図に示すよう
に、引抜き方向へ移動しながら傾斜部13−2、14−
4の下面に沿って移動することによって、図5の矢印B
2で示す下向きに揺動する。
【0049】この左右のロックレバー3、4の下向きの
揺動によって、図11(a)、(c)に示すように、フ
ック部3−1、4−1がロック穴1−1、1−2から下
方へ脱出し、カートリッジ1のロックが解錠されこのカ
ートリッジ1が取り出し可能となって、発明が解決しよ
うとする課題で述べたこのカートリッジロック機構に要
求されるカートリッジ取り出し時の条件が満足される。
【0050】このカートリッジ1のロックを解錠したロ
ックレバー3、4は、ロックレバーばね5の復帰力によ
って、図5の矢印A1で示す後方と矢印B1、B3で示
す上方へ引っ張られるが、カートリッジ1が引き抜かれ
ることで、カムレバーばね8、9の復帰力によって、カ
ムレバー6、7が矢印C1で示す上向きに揺動する。
【0051】すると、ハンド6−3、7−3によって突
起3−4、4−4がそれぞれ押圧され、ロックレバー
3、4は図5に示す状態に維持されて、初期のカートリ
ッジ1の挿入待機状態に復帰する。
【0052】一方、カートリッジ1でカム10−2が押
圧されていたトレイロックレバー10は、カートリッジ
1の取り出しに伴うトレイロックレバーばね12の復帰
力によって、図6の矢印D2で示す時計方向に揺動し、
図3(a)および図7(b)で示すように、フック10
−1がロック孔14−3に係合して、カートリッジトレ
イ2がロックされる。
【0053】このように、本発明では、左右のロックレ
バー3、4などによるカートリッジロック機構を左右の
両側に設け、且つ、飛び出しロックレバーとしてのトレ
イロックレバー10とカムレバー6、7などの機構によ
り、カートリッジ挿入待機状態とデマウント位置間のカ
ートリッジトレイの移動を防いだので、発明が解決しよ
うとする課題で挙げたカートリッジロック機構のカート
リッジ挿入時と取り出し時のロック機構に要求される二
つの条件を満たし、かつ、カートリッジの引き抜き力が
安定するのみならず、衝撃等による予期しないカートリ
ッジロックの解除のおそれも解消することができる。
【0054】次に、本発明の磁気テープ装置のカートリ
ッジロック機構の第2の実施の形態を図14を参照して
説明する。
【0055】この実施の形態では、左右のロックレバー
3、4をモータで駆動したことが前述した第1の実施の
形態と異なっており、カートリッジを検出するセンサ2
3がカートリッジトレイ2の後方に設置され、モータ2
4がカートリッジトレイ2の側面の片側の下部に設置さ
れる。
【0056】図14(b)で示すモータ24の軸24−
1には、この軸24−1に直交する軸25が取り付けら
れており、この軸25がロックレバー4(注.ここで
は、便宜上左側のロックレバーで説明する。)に設けら
れた穴4−6に挿入されていて、図中矢印G1−G2の
方向に摺動可能である。
【0057】また、軸24−1とロックレバー4の間に
圧縮コイルばね26が軸25を介して挿着され、ロック
レバー4を矢印G2の方向に押圧している。
【0058】次に、このカートリッジロック機構の動作
を説明する。カートリッジ1がカートリッジトレイ2に
挿入されると、端面1−3がセンサ23に接触してカー
トリッジを検知する。すると、モータ24が起動しロッ
クレバー4が揺動して、カートリッジ1がロックされ
る。
【0059】カートリッジ1が取り出されるときは、こ
のカートリッジ1を引き抜くとロックレバー4が矢印G
2の方向に引っ張られる。これと同時に、先端面1−3
がセンサ23から離れて、このモータの電源側の図示し
ないスイッチが遮断される。すると、電源回路が切り替
えられてモータ24が逆回転しカートリッジのロックが
解除され、ロックレバー4は、圧縮コイルばね26によ
って矢印G1の方向へ押圧され、カートリッジ挿入待機
状態に復帰する。なお、モータ24の軸にエンコーダ等
を連結することで、ロックレバー4の回転角を制御すれ
ば、確実にロックとアンロックが可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の請求項
1ないし請求項3に対応する磁気テープ装置のカートリ
ッジロック機構によれば、トレイに挿入されたカートリ
ッジの脱出を鎖錠するとともに、このカートリッジの取
り出し操作で鎖錠を解除する磁気テープ装置のカートリ
ッジロック機構において、デッキベースの左右に相対置
して立設された側板と、この側板の内側に前後に移動自
在に添設された案内板と、この案内板の内側に挿入され
磁気テープのカートリッジが挿入される門形のカートリ
ッジトレイとを備え、このカートリッジトレイには、こ
のカートリッジトレイに挿入されるカートリッジで押圧
されて一方に揺動するカムにより他方に揺動して、カー
トリッジの係合部に係合しカートリッジの脱出を鎖錠す
るロックレバーを両側に備え、案内板には、カートリッ
ジの取り出し操作によってカートリッジトレイをカート
リッジとともに上昇させてロックレバーのカートリッジ
の係合部の係合を解除する案内部を左右に設けたので、
カートリッジの引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジ
を円滑に取り出すことのできる磁気テープ装置のカート
リッジロック機構を提供することができる。
【0061】また、本発明の請求項4に対応する発明に
よれば、トレイに挿入されたカートリッジの脱出を鎖錠
するとともに、このカートリッジの取り出し操作で前記
鎖錠を解除する磁気テープ装置のカートリッジロック機
構において、デッキベースの左右に相対置して立設され
た側板と、この側板の内側に挿入され磁気テープのカー
トリッジが挿入される門形のカートリッジトレイとを備
え、このカートリッジトレイには、カートリッジレバー
を両側に設けるとともに、トレイに挿入されたカートリ
ッジの位置検出信号によりカートリッジにロックレバー
を係合させてカートリッジの脱出を鎖錠し、カートリッ
ジの引き抜き位置の検出信号により逆回転してロックレ
バーの係合を解除するアクチュエータを設けたので、カ
ートリッジの引き抜き力の変動を防ぎ、カートリッジを
円滑に取り出すことのできる磁気テープ装置のカートリ
ッジロック機構を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態を示す斜視図で、(a)は前側
左上方から見た図、(b)は前側右上方から見た図であ
る。
【図2】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジトレイとトレイ
ロック機構及びカートリッジロック機構の構成を示す図
で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)
は前面図である。
【図3】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジトレイに組み込
まれるロックレバー及びトレイロックレバーのカートリ
ッジ挿入前の動作を示す斜視図で、(a)は前側左上方
から見た図、(b)は前側右上方から見た図である。
【図4】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジトレイに挿脱さ
れるカートリッジの外観を示し、(b)は平面図、
(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図であ
る。
【図5】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジ挿入前の左右の
ロックレバーを示す部分拡大図を示し、(b)、(e)
は平面図、(a)は(b)、(d)は(e)の背面図、
(c)は(b)、(f)は(e)の前面図である。
【図6】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジ挿入前のトレイ
ロックレバーを示す部分拡大図を示し、(b)は平面
図、(a)は(b)の背面図である。
【図7】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジ挿入直後のロッ
クレバー、カムレバー及びトレイロックレバーの動作を
示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、
(c)は(b)の前面図である。
【図8】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジのロック時(デ
マウント状態)のロックレバーの動作を示す図で、
(b)は平面図、(a)は(b)の背面図、(c)は
(b)の前面図である。
【図9】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の第1の実施の形態のカートリッジローディングの
動作を示す図で、(b)は平面図、(a)は(b)の背
面図、(c)は(b)の前面図である。
【図10】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロッ
ク機構の第1の実施の形態のカートリッジの挿入完了
(マウント)状態を説明する図で、(b)は平面図、
(a)は(b)の背面図、(c)は(b)の前面図であ
る。
【図11】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロッ
ク機構の第1の実施の形態のカートリッジをカートリッ
ジトレイから引き抜くときのロックレバー及びカムレバ
ーの状態を示し、(b)は平面図、(a)は(b)の背
面図、(c)は(b)の前面図である。
【図12】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロッ
ク機構の第1の実施の形態の左ロックレバー及び左カム
レバーのカートリッジロックからアンロックまでの一連
の動作経過を示す説明図である。
【図13】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロッ
ク機構の第1の実施の形態のトレイロックレバーの動作
を示す説明図で、(a)はカートリッジの先端が接触す
る直前を、(b)は接触した状態を示す。
【図14】本発明の磁気テープ装置のカートリッジロッ
ク機構の第2の実施の形態を示す図で、(a)はカート
リッジトレイの斜視図、(b)は(a)の部分拡大平面
図である。
【図15】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構に組み込まれるカートレッジトレイとカートリッジ
を示す図で、(a)は全体斜視図、(b)はロックレバ
ー周辺の拡大平面図。
【図16】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構に組み込まれたロックレバーを示す拡大斜視図であ
る。
【図17】従来の磁気テープ装置のカートリッジロック
機構の作用を説明するための図で、(a)は全体斜視
図、(b)は(a)のロックレバー周辺の拡大平面図で
ある。
【符号の説明】
1 カートリッジ 1−1、1−2 ロック溝 1−3 先端面 2 カートリッジトレイ 2−1、2−2、2−3 ガイドピン 2−4、2−5 ピン 2−8 孔 3 右ロックレバー 3−1 フック部 3−2 ボス 3−3 フックピン 3−4 突起 3−5 長円孔 4 左ロックレバー 4−1 フック部 4−2 ボス 4−3 フックピン 4−4 突起 4−5 長円孔 5 ロックレバーばね 6 右カムレバー 6−1 傾斜部 6−2 ストッパ 6−3 ハンド 7 左カムレバー 7−1 傾斜部 7−2 ストッパ 7−3 ハンド 8 右カムレバーばね 9 左カムレバーばね 10 トレイロックレバー 10−1 フック部 10−2 カム 11 トレイロックレバー軸 12 トレイロックレバーばね 13 右側板 13−1 ガイド溝 13−2 傾斜部 13−3 孔 14 左側板 14−1、14−2 ガイド溝 14−3 ロック孔 14−4 傾斜部 14−5 孔 15 デッキベース 16 ピニオンギア 16−1 ギア軸 17 右案内板 17−1 ラック 17−2 ガイド溝 18 左案内板 8−1 ラック 18−2、18−3 ガイド溝 19 ロックレバー 20 カートリッジトレイ 21 引っ張りばね 22 ピン 23 センサ 24 モータ 25 軸 26 圧縮コイルばね 27 電動機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイに挿入されたカートリッジの脱出を
    鎖錠するとともに、このカートリッジの取り出し操作で
    前記鎖錠を解除する磁気テープ装置のカートリッジロッ
    ク機構において、前記デッキベースの左右に相対置して
    立設された側板と、この側板の内側に前後に移動自在に
    添設された案内板と、この案内板の内側に挿入され磁気
    テープのカートリッジが挿入される門形のカートリッジ
    トレイとを備え、このカートリッジトレイには、このカ
    ートリッジトレイに挿入される前記カートリッジで押圧
    されて一方に揺動するカムにより他方に揺動して、前記
    カートリッジの係合部に係合し前記カートリッジの前記
    脱出を鎖錠するロックレバーを両側に備え、前記案内板
    には、前記カートリッジの取り出し操作によって前記カ
    ートリッジトレイを前記カートリッジとともに上昇させ
    て前記ロックレバーの前記カートリッジの係合部の係合
    を解除する案内部を両側に設けたことを特徴とする磁気
    テープ装置のカートリッジロック機構。
  2. 【請求項2】前記案内部は、前記カートリッジトレイの
    側面に突設されたピンが挿通され前記カートリッジの取
    り出し方向への前記案内板の駆動により前記ピンを介し
    て前記カートリッジトレイを上昇させる溝であることを
    特徴とする請求項1記載の磁気テープ装置のカートリッ
    ジロック機構。
  3. 【請求項3】前記案内板には、上端にラックが形成さ
    れ、このラックは回転伝動具で連結されていることを特
    徴とする請求項1ないし請求項3記載の磁気テープ装置
    のカートリッジロック機構。
  4. 【請求項4】トレイに挿入されたカートリッジの脱出を
    鎖錠するとともに、このカートリッジの取り出し操作で
    前記鎖錠を解除する磁気テープ装置のカートリッジロッ
    ク機構において、前記デッキベースの左右に相対置して
    立設された側板と、この側板の内側に挿入され磁気テー
    プのカートリッジが挿入される門形のカートリッジトレ
    イとを備え、このカートリッジトレイには、ロックレバ
    ーを設けるとともに、前記トレイに挿入された前記カー
    トリッジの位置検出信号により前記カートリッジにロッ
    クレバーを係合させて前記カートリッジの脱出を鎖錠
    し、前記カートリッジの引き抜き位置の検出信号により
    逆回転して前記ロックレバーの係合を解除するアクチュ
    エータを設けたことを特徴とする磁気テープ装置のカー
    トリッジロック機構。
  5. 【請求項5】前記カートリッジトレイに挿入される前記
    カートリッジの先端が一方に当接し他方の鎖錠部が前記
    側板との係止を解除するトレイロックレバーを前記カー
    トリッジトレイに設けたことを特徴とする請求項1ない
    し請求項4に記載の磁気テープ装置のカートリッジロッ
    ク機構。
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